JP2530041Y2 - ユニットバスルーム - Google Patents

ユニットバスルーム

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JP2530041Y2
JP2530041Y2 JP1990090367U JP9036790U JP2530041Y2 JP 2530041 Y2 JP2530041 Y2 JP 2530041Y2 JP 1990090367 U JP1990090367 U JP 1990090367U JP 9036790 U JP9036790 U JP 9036790U JP 2530041 Y2 JP2530041 Y2 JP 2530041Y2
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JP
Japan
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bathtub
ceiling
room
light source
bathroom
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JPH0447057U (ja
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英和 村林
賢一 塚田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はユニットバスルームに関する。
〔従来の技術および問題点〕
近年は各戸毎に風呂があるといっても過言でなく、ユ
ニットバスルームは手軽に風呂が実現できるため特に集
合住宅向け等に多く用いられている。
しかしながら、ユニットバスルームの場合、ルーム内
が狭い目であったり窓の無いことが多くて解放感に乏し
く十分に寛げなかったり、また、壁面に取着された照明
灯が狭いルーム内に出張ったり光源が目立ったりして目
障りであるために、デザインを損ねたり心理的な圧迫感
を感じさせるという問題がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は、上記事情に鑑み、使用者が心理的な圧迫
感を受けずに済み、十分な解放感があって、しかも、ル
ーム内デザインに優れたユニットバスルームを提供する
ことを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この考案にかかるユニット
バスルームでは、ルーム内には、その一側に片寄せて浴
槽が設けられ、この浴槽に隣接して洗い場が設けられて
いるとともにルーム内を照らす照明灯が天井に取り付け
られているユニットバスルームにおいて、前記浴槽は、
その底面が前記洗い場の床面よりも低く配置され、前記
天井は、前記洗い場上方に配置された水平な部分と、こ
の水平な部分に隣接して前記浴槽の上方に配置され、前
記水平な部分と隣接する側から遠ざかるにつれて低くな
る傾斜した部分とを備え、前記照明灯は、前記浴槽上方
の傾斜した天井部分に配置された光源を有し、さらに、
前記光源を隠し、浴槽上方の傾斜した天井部分にほぼ一
杯に広がる程度の大きさで、傾斜した天井部分に沿って
傾斜した状態で設けられた光透過性の板体を備える構成
をとるようにしている。
この考案のユニットバスルーム(以下、「バスルー
ム」と言う)に使われる照明灯の光源としては、例え
ば、蛍光灯などが例示される。また、光源を隠すための
光透過性の板体としては、樹脂製やガラス製であって、
乳白色や低透明性により光源が直接見えない程度の範囲
で光を通すことのできる乳白色板や半透明板が挙げられ
る。より具体的な板体としては、アクリル樹脂製乳白色
板が例示される。
そして、この光透過性の板体は、浴槽手前側から浴槽
奥側に向かって下に傾くように設けられていることが好
ましい。
この考案のバスルームは、集合住宅に限らず、戸建住
宅にも用いることができる。
〔作用〕
この考案のバスルームでは、照明灯は目障りにならず
素晴らしい照明効果を発揮する。ルーム内の浴槽上方の
天井にある略浴槽面積ほどの大きな光透過性板体全面か
ら照明用の光が一杯に注がれトップライトのような雰囲
気が醸し出されており、ルーム内は解放感に溢れるもの
になっているのである。
照明灯はルーム壁面に出張ることはないため、ルーム
内はすっきりとしてデザイン的に優れたものとなってい
る。
それに使用者は心理的な圧迫感を受けずにすむ。
ひとつは、ルーム内は天井高さが十分に確保されてい
るからである。
浴槽の所は照明灯がある分だけ天井が低くなる勘定で
あるが、普通、浴槽の底が洗い場よりも低くなっている
ため、十分な天井高さが確保される。洗い場の所は照明
灯が無いために十分な天井高さがある。これに対し、第
4図にみるように、裏に光源30が多数設置された光透過
性板体31が、浴槽32外の洗い場33の天井部分にもあるよ
うだと、洗い場33では天井がぐっと低くなってしまい、
使用者は強い圧迫感を受けることになる。
もうひとつは、光源が直接目立たないからである。光
源は光透過性の板体の裏にあり透視されないため、光源
が視覚的な圧迫感を使用者に与えることはなくなる。
〔実施例〕
以下、この考案にかかるバスルームの実施例を図面を
参照しながら詳しく説明する。
第1図は、実施例のバスルームをルーム内の構成が分
かるように一側を破断してあらわしたものである。
バスルーム1は、ドア2を入って洗い場(エプロン)
3があり、その後に浴槽(バスタブ)4が設けられてい
る。浴槽4はドア2から遠い側に片寄せて設けられてい
るのである。この浴槽4は底4aが洗い場3より一段と低
くなっている。
一方、ルーム内を照らす照明灯は天井側にある。すな
わち、浴槽4上方の天井部分にほぼ一杯に広がる大きな
アクリル樹脂製乳白色板(光透過性の板体)10が設けら
れ、その裏側に蛍光灯15…が6本配置されていて、ルー
ム内が照明される。乳白色板10は縦・横の寸法が浴槽4
の縦・横寸法とほぼ同じで両者はほぼ等面積である。こ
のような照明構造であるため、照明灯が目障りにならず
素晴らしい照明効果を発揮するため、使用者が露天風呂
に浸かっているような寛いだ気分で入浴できることは前
述の通りである。
乳白色板10は、周囲に防湿ゴムパッキン付補強枠11が
取り付けられており、手前側(上側)が蝶番13により天
井面1aに止められていて、奥側(下側)が止め金具14で
壁面1bに止められている。
乳白色板10は浴槽4手前側から奥側に向け下方に傾い
ている。このため、特にルーム中央付近では十分な天井
高さが確保されており、光源の光も洗い場の方にも十分
に注がれる。また、乳白色板表面に生じた水滴は落ちず
に奥側に移動し易くて入浴中の使用者の上には落ち難
い。
止め金具14としては、例えば、第2図にみるように、
摘み14aの操作で前後に前部筒14c内を移動する止め棒14
bを備え、前に移動させた状態で壁面1bの孔21に止め棒1
4b先端が侵入し、後に移動させた状態で壁面1bの孔21か
ら止め棒14b先端が抜け出るようになっているものが使
われる。止め棒14bを前後に移動させる場合は、摘み14a
を立て前後に動かし、前後の移動状態を保持する場合
は、第2図にみるように、摘み14aを横倒しにして動か
ないようにしておく。なお、後部筒14d内には止め棒14b
を後から押し孔21から抜けないようにするためのバネ14
eも設けられている。
また、中央寄りの補強枠1fにはスリット22が明けられ
ており、第1図に一点鎖線で図示するように、ルーム内
空気は換気扇23の働きで、スリット22から壁面1aの孔
(図示省略)を抜けダクト24を通り排気され、ルーム内
換気が出来るようになっている。乳白色板10裏側の空間
も通気孔25を介してルーム外に通じていて湿気が籠もら
ないようになっている。なお、スリットを補強枠に設け
ず、補強枠と天井面の間に隙間を明けるようにし、同隙
間を換気用のスリットに用いるようにしてもよい。
なお、バスルーム1で蛍光灯15の交換・点検等の保守
作業を行う場合は、第3図にみるように、止め金具14を
外して乳白色板10を開き、蛍光灯15を照明器具16から外
したり、新たな蛍光灯を取り付けたりすることができ
る。
〔考案の効果〕 以上に述べたこの考案のバスルームは、照明灯は目障
りにならずに素晴らしい照明効果を発揮するため、ルー
ム内は解放感に溢れ、照明灯はルーム壁面に出張ること
がないため、ルーム内デザインが向上し、しかも、光源
が直接目立たないために、視覚的な圧迫感もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例のバスルームをルーム内の
構成が分かるように一側で破断してあらわす斜視図、第
2図は、同バスルームの乳白色板の止め金具の一例をあ
らわす斜視図、第3図は、実施例のバスルームの照明灯
の交換・点検作業時の様子をあらわす斜視図、第4図
は、参考例のバスルームを模式的にあらわす説明図であ
る。 1……バスルーム、4……浴槽、10……乳白色板(光透
過性の板体)、15……蛍光灯(光源)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーム内には、その一側に片寄せて浴槽が
    設けられ、この浴槽に隣接して洗い場が設けられている
    とともにルーム内を照らす照明灯が天井に取り付けられ
    ているユニットバスルームにおいて、 前記浴槽は、その底面が前記洗い場の床面よりも低く配
    置され、 前記天井は、前記洗い場上方に配置された水平な部分
    と、この水平な部分に隣接して前記浴槽の上方に配置さ
    れ、前記水平な部分と隣接する側から遠ざかるにつれて
    低くなる傾斜した部分とを備え、 前記照明灯は、前記浴槽上方の傾斜した天井部分に配置
    された光源を有し、 さらに、前記光源を隠し、浴槽上方の傾斜した天井部分
    にほぼ一杯に広がる程度の大きさで、傾斜した天井部分
    に沿って傾斜した状態で設けられた光透過性の板体を備
    える ことを特徴とするユニットバスルーム。
JP1990090367U 1990-08-28 1990-08-28 ユニットバスルーム Expired - Fee Related JP2530041Y2 (ja)

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JP2021070973A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 日東工業株式会社 作業用ボックス及び作業用ボックスの組み立て方法

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