JPH0740079Y2 - 浴室用ブラインド - Google Patents

浴室用ブラインド

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Publication number
JPH0740079Y2
JPH0740079Y2 JP1989028368U JP2836889U JPH0740079Y2 JP H0740079 Y2 JPH0740079 Y2 JP H0740079Y2 JP 1989028368 U JP1989028368 U JP 1989028368U JP 2836889 U JP2836889 U JP 2836889U JP H0740079 Y2 JPH0740079 Y2 JP H0740079Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
louver
blind
ceiling
mirror
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989028368U
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English (en)
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JPH02122887U (ja
Inventor
省三 櫻井
規子 吉井
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は多数のルーバから構成され、且つルーバを回転
することで開閉するようにした浴室用ブラインドに関す
る。
(従来の技術) 多数のルーバを上下方向に連続してなるブラインドは、
ルーバ状に垂れ下がった操作紐の一方を引くことで各ル
ーバが略垂直方向となってその一部が重なり合って室内
を外部から遮閉し、操作紐の他方を引くことで各ルーバ
が略水平方向となって室内へ外部から光を採り入れるよ
うにし、更に操作紐を引くことで各ルーバを重ねつつ巻
き上げるようにしている。
(考案が解決しようとする課題) ところで最近の浴室にあっては、全面ガラス貼りとか、
窓を比較的壁の下方に取付けて開放感を求めることが多
い。
しかしながら、上述した従来のブラインドのルーバとし
ては塗装を施した金属板又はプラスチック板を用いてい
るため、浴室等のように十分な採光を要求する部屋に取
付けた場合、ルーバを水平状態としたときの採光が十分
とは言えなかった。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、浴室の窓部内側に設け
た多数のルーバからなる浴室用ブラインドにおいて、ル
ーバを天井部に向かって凸状に湾曲した硬質のバックア
ップ材で構成し、このバックアップ材の湾曲部の表面に
は、浴室外部からの光を浴室天井部方向に反射させる鏡
面層を形成し、この鏡面層は室内側の寸法を窓側の寸法
よりも大きくした。
(作用) ブラインドを下げた状態でルーバを略水平とすると、外
部からの光の一部はルーバの鏡面層で反射して室内に入
って天井部を照し、またルーバを垂直としてその一部が
重なるようにすれば、室内側面が一枚の大きな鏡とな
る。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係るブラインドを適用した浴室の斜視
図であり、浴室内は浴槽1と洗い場2に区画され、正面
の壁3には鏡4及び照明5が取付けられ、更に洗い場4
には湯水混合栓6及びシャワー7が設けられている。
また浴室の浴槽1側の壁面にはスライド式のウインドガ
ラス8が嵌め付けられ、このウインドガラス8の内側に
ブラインド9が設けられている。ブラインド9は上下方
向に連結した多数のルーバ10…からなり、このルーバ10
は第2図に示すようにプラスチック或いは金属板等の軽
く且つ硬い材質からなり、天井部15に向かって凸状に湾
曲形成されたバックアップ材11の一面、つまりルーバ10
を水平状態としたときに上面となる面には浴室外からの
光を天井部15方向に反射させる鏡面層12を設けている。
この鏡面層12はメッキや鏡面仕上げによって形成する
か、或いはバックアップ材11にミラーテープを貼着して
もよい。
而して、第3図に示すように操作紐等を引くことでルー
バ10を略水平方向にすると外部から矢印で示すよう光が
反射して室内に入り、内部を明るくする。また、第2図
に示すようにルーバ10が天井部15に向かって凸状に湾曲
しているので、外部からの光はルーバ10表面で天井部15
方向に反射し、天井部15に黴が発生するのを防止するこ
とができる。又、ルーバ10が天井部15に向かって凸状に
湾曲しているので、湿度の高い浴室において、ルーバ10
に結露等による水滴が溜まる虞が無く、ルーバ10が汚れ
難い。更にルーバ10を天井部15に向かって凸状に湾曲形
成する際、ウインドガラス8側を短く、浴室側をながく
しておけば、結露等による水滴はウインドガラス8側よ
りも浴室側に落下する率が高くなるから、窓枠が濡れて
水浸しになる虞が少ない。そして各ルーバ10…を回転さ
せて一部が重なるようにした場合に室内側の面が垂直状
態となり鏡面層12…の部分が連続し、あたかも一枚の大
型鏡を設けたと同様になる。
(考案の効果) 以上に説明した如く本考案によれば、浴室の窓部内側に
設けた多数のルーバからなる浴室用ブラインドにおい
て、ルーバを天井部に向かって凸状に湾曲した硬質のバ
ックアップ材で構成し、このバックアップ材の湾曲部の
表面には、浴室外部からの光を浴室天井部方向に反射さ
せる鏡面層を形成し、この鏡面層は室内側の寸法を窓側
の寸法よりも大きくしたので、ブラインドを下げた状態
でルーバを略水平とすると、従来室内に入ってこなかっ
た光が鏡面層で反射して室内に入ってくるため採光性が
大幅に向上し、その光の一部は通常は採光出来ない天井
や壁の高い部分に当てることが出来るので、防黴効果が
ある。そして入浴時ブラインドを下げた状態では暗くな
ってしまう浴室内を、鏡面層を設けることで明るくする
ことが可能と成る。更にルーバが天井部に向かって凸状
に湾曲し、ルーバの表面の鏡面層は室内側の寸法を窓側
の寸法よりも大きくしたので、湿度の高い浴室において
結露等による水滴はルーバの窓側よりも浴室側に落下す
る率が高くなるから、窓枠が濡れて水浸しに成る虞は少
ない。又、ルーバにも結露等による水滴が溜まる虞が無
く、ルーバが汚れ難い。またルーバを略垂直にすれば鏡
面層が連続し、大型の鏡として作用し、且つ室内を広く
見せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るブラインドを適用した浴室の斜視
図、第2図はルーバの要部拡大斜視図、第3図はルーバ
を水平状態とした状態のブラインドの断面図である。 尚、図面中1は浴槽、8はウインドガラス、9はブライ
ンド、10はルーバ、11はバックアップ材、12は鏡面層で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室の窓部内側に設けた多数のルーバから
    なる浴室用ブラインドにおいて、 前記ルーバを天井部に向かって凸状に湾曲した硬質のバ
    ックアップ材で構成し、このバックアップ材の湾曲部の
    表面には、浴室外部から透光される光を浴室天井部方向
    に反射させる鏡面層を形成し、この鏡面層は室内側の寸
    法を窓側の寸法よりも大きくしたことを特徴とする浴室
    用ブラインド。
JP1989028368U 1989-03-13 1989-03-13 浴室用ブラインド Expired - Lifetime JPH0740079Y2 (ja)

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JP1989028368U JPH0740079Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 浴室用ブラインド

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JP1989028368U JPH0740079Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 浴室用ブラインド

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Publication Number Publication Date
JPH02122887U JPH02122887U (ja) 1990-10-09
JPH0740079Y2 true JPH0740079Y2 (ja) 1995-09-13

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ID=31251675

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JP1989028368U Expired - Lifetime JPH0740079Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 浴室用ブラインド

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742099U (ja) * 1980-08-20 1982-03-06
JPS6022695U (ja) * 1983-07-23 1985-02-16 三菱重工業株式会社 採光ブラインド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02122887U (ja) 1990-10-09

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