JPH04123967A - 握索機 - Google Patents

握索機

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JPH04123967A
JPH04123967A JP24788890A JP24788890A JPH04123967A JP H04123967 A JPH04123967 A JP H04123967A JP 24788890 A JP24788890 A JP 24788890A JP 24788890 A JP24788890 A JP 24788890A JP H04123967 A JPH04123967 A JP H04123967A
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JP
Japan
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grip
cylinder
rope
bearing
side grip
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JP24788890A
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Taro Nakanishi
太郎 中西
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SANTETSUKU KK
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SANTETSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鋼索により牽引される鋼索鉄道、索道、その他
エアスライダー、ウォータースライダー等の台枠に取り
付(握索機に関するものである。
(従来の技術) 自動循環式索道は、両端のターミナルに配設された滑車
と滑車との間に鋼索を張架循環させ、この鋼索を搬器に
設けた握索機により握索し、鋼索の移動と共に搬器を移
動させるもので、搬器はこの握索機により一端のターミ
ナルで鋼索を握索して出発し、他端のターミナルに到着
するとこれを放索して停留できるものである。
かかる自動循環式索道に用いられる従来の握索機として
は、例えば実公平1−9729号公報第3図a、bにそ
の構造が開示されている。
この握索機の構造は、皿ばねの圧縮力を用いてグリップ
により鋼索を常時握索し、放索するときにはスプリング
ロッドにより皿ばねを更に圧縮してグリップを開口させ
るようになっている。
しかし皿ばねには、余り多く重ねると圧縮時に皿ばねの
中心線が蛇行し皿ばねの内径とスプリングロッドとの間
に接触カジリを生し圧縮反力が不安定になるという性質
があり、そのため積重ね枚数が制限されて圧縮ストロー
クを余り多くとれない弱点がある。従って、上記従来の
握索機では、スプリングロッドのスl−ロークも短くな
り、数案時のグリップの開口寸法を余り大きくとること
ができない。
一例によれば、グリップ開[」のための皿ばね圧縮スト
ローク20m、それによるグリップの開口寸法は鋼索径
φ45mmのとき56−5 mmでグリップの余裕とな
るべき鋼索との間隙は1.1.5mmシかなく、これ塩
4−大きな開口寸法は得られなかった。
(発明が解決しようとする課題) ところが例えば車両の下部にグリップの開閉可能な握索
機を具えた牽引軌道走行式車両の場合、軌道に平行に沿
っζ走る鋼索を握索時に開放したグリップに下から鋼索
を押し込む際に、車両の左右方向の停止誤差、鋼索押込
機の左右方向作動誤差、更に鋼索の直径誤差等が加わっ
て更に多くの±7貢l ±5 mm 開口寸法が必要となってきた。
一例によれば、 車両が停止した時の左右方向の停止誤差鋼索押込機の左
右方向作動誤差 鋼索の標準径 鋼索の寸法誤差(新品時の太り) 直径の約3% 45X0.03−±1.35 合計必要な開口寸法 71.7曹l これ以」二の開口寸法を備えていない鋼索をグリップに
押込む時に鋼索とグリップが当たって挿入することがで
きないと云うことが起こる。先に述べた従来のグリップ
の開口寸法例の56.5mmでは全く不足しているため
そのまま使用することは不適当であり、可動側グリップ
の移動ストロークを更に長くとれる構造のグリップが必
要となって来た。
一方、上述したようなばねを用いた握索機においては、
鋼索径が変わると握索力も変化する性質があり、鋼索径
が太(なると皿ばねの圧縮量が増えこれによって握索力
、牽引力が増加し、反面鋼索が占くなって径が細くなる
と皿ばねの圧縮量が減って握索力、牽引力が減少すると
という特性を有している。このため、従来の握索機では
、上記鋼索が細まった時でも保証牽引力が得られるよう
握索力を設定しているが、これによればばねの大型化を
招きかつ鋼索の太い時と細い時とでは握索力に差が生じ
るとい・う問題点を有している。
本発明は叙−ヒの如き実情に対処し、特に握索機構に新
規な構成を見出すことにより、グリップに充分な開口寸
法を得ると共に、鋼索の径寸法の変化によっζも握索力
を一定として、安全かつ確実に車両や搬器等を牽引しう
る握索機を捉供することを目的とするものである。
(課題を解決するだめの手段) 即ち、本発明握索機の特徴とするところは、被牽引台枠
に固定されるグリップブロックに固定側グリップを設け
、可動側グリップとで握索する握索機において、上記グ
リップブロックに反力受げ軸受と、該反力受は軸受と所
要間陥をおいて対向する支え軸受とを設け、この2つの
軸受の間にそのシリシダー筒が存するように、パイロソ
トニ1ントロールチエツクバルブを備えた流体圧シリン
ダーを配してなり、該シリンダーは上記反力受は軸受に
ピストン軸の一端側を挿通させてその端部を可動側グリ
ップに接続すると共に、上記支え軸受にピストン軸の他
端側を支え軸受に対し摺動自在なシリンダー筒を介して
挿通させ、このピストン軸他端側に雄ねじを螺刻してロ
ックナツトを螺合し、かつ上記シリンダー筒と反力受は
軸受の間にばねを挿入したことにある。
また、請求項2に記載の発明は、上記握索機の流体圧シ
リンダーを省略することにより握索機構を簡素化したも
のであり、反力受げ軸受に摺動軸をその一端側を挿通さ
せて可動側グリップに接続すると共に、支え軸受に該摺
動軸の他端側を支え軸受に対し摺動自在なスリーブを介
して挿通させ、この摺動軸他端側に雄ねじを螺刻してロ
ックナツトを螺合し、かつ上記スリーブと反力受は軸受
の間にばねを挿入したことを特徴とする。
更に請求項3に記載の発明は上記2つの発明の握索機に
おいてグリップを並列に複数設けて多連型とし、実施例
で詳述するシステム上の要求から、上記並列グリップと
でり、字を形成するよう流体圧シリンダーあるいは摺動
軸を配置し、可動グリップとシリンダーのピストン軸あ
るいは摺動軸との接続をL字型レバーを介して行うよう
にしたものである。
(作用) 請求項1の構造によれば、シリンダーのグリップ側の作
動室に流体圧を供給すると、ピストン軸が摺動して可動
側グリップは固定側グリップに接触し鋼索をつかむ。更
に流体圧を供給すれば、シリンダー内の圧力が上昇し、
今度はシリンダー筒がグリップの方向に移動して該シリ
ンダー筒と反力受は軸受の間のばねを圧縮し、その反力
が可動側グリップと固定側グリップの握索力となって表
れる。シリンダーにはパイロットコントロールチエツク
バルブを設ctでいるので、この状態で流体圧の供給を
止めてもシリンダーの圧力は保たれ、握索力は上記ばね
の圧縮力により機械的に保持される。そして、この状態
でピストンロッド他端のロックナツトを廻してピストン
軸の動きを固定すれば、その後において圧力系統に洩れ
や故障が生じても、握索力は上記状態で機械的に保持さ
れ完全な安全性が確保される。
一方、放索する時は、ロックナツトを反対方向に廻して
ピストン軸のスI・ローフ分ゆるめ、次にシリンダーの
放棄側作動室へ圧力を供給すればよい。
また、請求項2の構造によれば、摺動軸のロックナツト
を廻し、スリーブ及びばねを介して摺動軸を移動させ可
動側グリップを固定側グリップに接触させる。この状態
から更にロソトナソl”を回転させると、今度はスリー
ブがグリップの方向に移動して該スリーブと反力受は軸
受の間のばねを圧縮し、この反力がグリップの握索力と
なる。この際、上記ロックナンドは摺動軸の移動止もな
し、完全に安全性を確保する。
なお、放索する時は、ロソクナソ1〜を逆回転させれば
よい。
(実施例) 以下、更に添付図面を参照し本発明に係る握索機の実施
例について詳述する。
第1図、第2図は木握索機の第1実施例を示す縦断面図
であって、第1図は成案時、第2図は握索時の状態を示
し、第1図に於いて(1)は固定側グリップ、(2)は
可動側グリップ、(3)は放索された鋼索である(鋼索
(3)は放索直後、下方矢印の方向に落下する)。
図示の如く固定側グリップ(1)はグリノプゾロソク(
4)及び反力受は軸受(5)と一体に連った構造となっ
ており、可動側グリップ(2)は油圧シリンダー(6)
内を摺動するピストン(7)にイ]属して反力受げ軸受
(5)を挿通ずるピストン軸(8)の先端に固着されて
いる。
反力受は軸受(5)には案内棒(9)が取り付けられ、
可動側グリップ(2)の上部穴に摺動可能なよう挿入さ
れて該グリップ(2)の旋回移動を止めている。
一方、ピストン軸(8)の後端はシリンダー筒(6a)
を貫通してその後方へ突出し、その部分にはセルフロッ
クが可能な雄ねじが刻設され、ギャーロソクナソト0の
が螺合されている。そして油圧シリンダー(6)のシリ
ンダー筒(6a)と反力受は軸受(5)の間には図示の
如く複数の皿ばね0υ−・・OI)が挿入されて組立て
られている(このばねはコイルスプリング等の他のばね
でもよい)。
また、油圧シリンダー(6)のシリンダー筒(6a)の
後部はグリソプブロソク(4)へボルト■により取り付
けられた支え軸受θjにより支えられ、シリンダー筒(
6a)は2つの軸受(5)、 Q3)の間で左右摺動が
可能な状態となっている。特にシリンダー筒(6a)の
後部は小径部となされ、支え軸受03)に摺動自在に挿
通されている。この小径部は、この実施例ではシリンダ
ー筒(6a)一体であるが、別体であっ“ζもシリンダ
ー筒の一部と解する。なお、油圧シリンダー(6)の作
動室の両端には油圧配管041. Q5)が接続し、そ
のうちグリップ側配管αaにはパイロットコントロール
チエツクバルブ(16a) 、アキュムレータ(1,6
b) 、及び圧力スイッチ07)が付属し、更に油圧シ
リンダー(6)のシリンダー筒(6a)と反力受げ軸受
(5)との間には1組のりミントスイッチ0θが取着さ
れている。
また、ギヤーロックナツトθ0)にはこれと噛合うビニ
オン091が設けられ、該ビニオンαωはグリソブブロ
ソク(4)に取り付けられたギヤートモ−ター(21)
とギヤー〇のを介して歯合している。
ビニオン09)は固定側グリソブブロソクに取り付く2
個の軸受(22)により回動自在に支承されている。な
お、(23) 、 (24)はシールバッキングである
次いで第2図を参照して鋼索(3)が固定側グリップ(
1)と可動側グリップ(2)の開口部に押し」二げられ
握索に至る動作を説明する。油圧配管Oaに作動油を供
給するとピストン(7)は図に於いて左方に動き固定側
グリップ(1)と可動側グリップ(2)は閉じ鋼索(3
)を掴む。更に油圧を」=げていくとピストン(7)は
動かないが今度は逆にシリンダー筒(6a)が支え軸受
0勇内を図示右方向に摺動して皿ばね00を圧縮する。
この際発生したばねの圧縮力はピストン(7)に反力と
なって働き可動側グリップ(2)に伝わり鋼索(3)に
握索力を及ぼす。所期の握索力が発生すると圧力スイッ
チ07)がONとなり、一方皿ばねが規定ストローク圧
縮されリミットスイッチ0陽がONとなる。
この2個のスイッチのAND回路の成立により握索が正
常に行われたことをチエツクする。
一方、油圧配管00の系統中のパイロットコン1〜ロー
ルヂエソクバルブ(16a)及びアキュムレータ(16
b)が作用し、供給した作動油が逃げないようにしてピ
ストン(7)の位置を維持し油圧を保つから握索力が失
われることはない。
次にピストン軸(8)の後端に螺合するギヤーロックナ
ツト001について述べる。このナンドの目的は、上述
の油圧シンリダー(6)と皿ばね0υの作動により握索
操作が完了した後、電磁ブレーキ付ギヤーlζモーター
(21)によりギヤーQO+、ビニオン09)を介して
回転され、図示右方向に移動してピストン軸(8)を軽
く締め込んで、万一油圧装置が故障し油圧が低下した場
合でもピストン軸(8)の動きを拘束して絶対に数案が
起こらないようにするものである。
従って単なる安全装置であってねじの引張り強度は、こ
の実施例では皿ばねODの圧縮反力に耐える程度であれ
ばよい。
成案に当たっては先ずギヤートモ−ター(21)を逆転
してギャーロックナソ1−〇〇)をピストン軸(8)の
動きを制限しない丈ゆるめ、次に電磁弁(図示−1ず)
を切りかえて油圧配管05)より給油して油圧シリンダ
ー(6)を作動させグリップを開放すると云った制御手
順を行えばよい。
なお、電磁ブレーキ付ギヤートモ−ター(21)は内部
にスリッピングクラッチ、ワンウェイクラッチ(図示せ
ず)を蔵していて、ギヤーロックナツトθωを締め込む
ときはスリッピングクラッチで締付トルクを制限しショ
ックを緩和し、同ナツトをゆるめるときはその方向にの
みモーター軸と直結するようにワンウェイクラッチを組
み込んでいて強力なトルクを発揮する(この機構につい
ては他に如何なる方式を採用するも自由である)。
以上、本発明第1実施例の構造作用を説明したが、また
第2の実施例として第3図の様な構造とすることができ
る。油圧シリンダー(6)、ピストン(7)、ピストン
軸(8)1皿ばね。at+、反力受は軸受(5)。
ギヤーロックナツトθ0)及び関連部品の構造配;6は
第1図と全く同じであるが、可動グリップ(2)とピス
トン軸(8)との間にI、型レバーク25)と2ケのリ
ンク(26) 、 (27)を入れ、ビン(28) 、
 (29) 、 (30) 、 (31,)により接続
し固定側グリップロック(4)に取り付く軸(32)に
よりL型レバー(25)を支承し、更に軸り32)のと
ころで固定側グリソブブロソク(4)を直角に曲げ、ビ
ス]・ン軸(8)の運動方向をグリップの開閉方向に直
角に変換せしめる構造としている。
(なお第3図は鋼索(3)を握索した時の状態を示して
いる。) 更に、固定側グリップは第3,4図に示す如く平行なる
グリップ(la) 、 (+、b) 、 (lc)から
成り (2グリツプの場合もあり得る)グリソブブロソ
ク(4)から延びる2木の連結部材(33)に連ってい
る。可動側グリップも同じく平行なグリップ(2a) 
、 (2b) 、 (2C)から成り、リンク(27)
、  ピン(31)により引張られる軸受(35)をも
つ連結部材(34)に結合されている。而して第3,5
図に示すように可動側グリップの連結部材(34)は固
定側グリップの2木の連結部材(33)の間に組み込ま
れ、ポル) (36)によりガイド板(37)が取り付
いてグリップとして互いに摺動し開閉可能な状態に組み
立られる。
第3図の様にL字型に機構を配置したのは鋼索を案内誘
導するための受索輪をグリップの左右上下に配置するシ
ステJ、−1−の要求から来たものであり、また、多連
グリップにしたのも鋼索を掴みかえをするためのシステ
ム−1−の別の要求から生まれたものであって、握索の
作動原理について第1図のものと同じである。
次に第6図、第7図を参照して第3の実施例を説明する
なお、図において先の実施例と同一部材は同一・符号で
示している。
この実施例の握索機は、基本的には第1,2図で説明し
た第1の実施例の油圧シリンダーを省略したものであり
、グリップロック(4)に設けられた反力受は軸受(5
)に摺動軸(38)の先端側を挿通さ−Uてその端部に
可動側グリップ(2)を取着すると共に、支え軸受0■
に該摺動軸(38)の後端側を、この支え軸受に対し摺
動自在なスリーブ(39)を介して挿通させている。更
に、摺動軸(38)後端側には雄ねじが設けられ、該雄
ねじにはギャーロソクナ71□ 0O)が、グリップロ
ック(4)後端に設けられたナツト止(40)と」二記
支え軸受03)との間に位置するよう螺合されている。
また、上記スリーブ(39)のグリップ側は抜は止め用
の大径部(39a)が設けられ、この大径部(39a)
と上記反力受は軸受(])の間には皿ばね0υ・・・0
υが摺動軸(38)に嵌挿させて挿入されている。
なお、f]Jは固定側グリップ、aa>はリミットスイ
ッチ、(9)は案内棒、(21)はギヤートモ−ター、
0口)はギヤー、(19)はピニオンで、何れも第1の
実施例と同じ役割をなすものである。
以上の構成を有するこの握索機は、まず鋼索(3)を握
索する際は第6図の状態からギヤートモ−ター (21
)を駆動させてギャーロソクナソI−(IO+を回転さ
せて、図示右方向にスリーブ(39)に当接するまで移
動させ、続いて摺動軸(38)を図示左方に移動させる
これにより、可動グリップ(2)が固定グリップ(1)
と合わさって閉じ、更にギャーロソクナソl□ QO)
を回転させることにより、今度はスリーブ(39)が図
示右方に移動して皿ばね0υを圧縮し、この皿ばね0υ
の圧縮反力をもって第7図に示すように、鋼索(3)は
握索される。なお、ギヤーロックナツト(1υの回転ば
リミットスイッチ08)により自動的に止められるが、
このリミットスイッチの調節により握索力の調整を行う
ことができる。また、ギヤーロックナツト00)は不意
の成案を起こさないための安全装置の役もなしている。
一方、数案する際は、逆にギャーロソクナソ]・00)
を回転させると、まず該ナソl−(10)が皿ばね0υ
の圧縮力を解放し、次に第6図に示ずようにリーソト止
(40)に当接しなから摺動軸(38)を図示右方に移
動させてグリップを開く。
以上、第3の実施例を説明したが、この実施例において
も第2の実施例のようにグリップを並列多連にし、この
並列グリップとで17字を示すよう摺動軸を配すように
構成することも可能である。
また、何れの実施例も本発明を例示的に説明したもので
あり、目的を逸脱しない範囲においてこれら実施例を適
宜変更しうろことは言うまでもない。
(発明の効果) 本発明は以−トのように固定側グリップと可動側グリッ
プ、それらを駆動する油圧シリンダー、握索力を発生保
持するばね、および握索状態を機械的に維持するロック
ナンドにより構成された握索機、又は、該握索機におい
て油圧シリンダーの代わりにロックナツトにより摺動す
る摺動軸を備えた握索機を基本とするものであって下記
の如き多くの優れた効果を発揮する。
(1)数案時のグリップの開口寸法は油圧シリンダーの
ビストンストロ−ク によって自由に決められるので希望通りの広い開口寸法
が得られる。
(2)油圧シリンダー又は摺動軸により握索する丈でな
く加圧後もばねを圧縮した反力が握索力として作用する
ので、油圧の供給又は摺動軸の摺動を止めた後も、安定
して確実な握索力を保持するごとができる。
(3)握索後、ビス1ヘン軸又は摺動軸後端側のセルフ
ロック用ねじと1コックナツトにより、−1−記載の動
きを完全に止め、ばねの圧縮力を機構内にt.1じ込め
るので万一、油圧系統等に故障が生しても数案するよう
なことはなく安全を確保することができる。
(4)鋼索径に新品時と8晶になった時とで変化が生じ
ても、油圧シリンダーあるいは摺動軸の圧力とばねの圧
縮力を一定に保つように制御できるので握索力は常に一
定で安定した牽引力が得られる。
(5)皿ばねの圧縮スI・ローフで短くてすむから、皿
ばねの積み重ね枚数が少なくてよく、斉一・な皿ばね性
能が得られる。
更に、請求項3に記載の握索機は、グリップを多連とす
ると共に、油圧シリンター又は摺動軸をこれと1,字を
形成するよう配設したものであり、鋼索を案内するため
の受索輪の配置スペースを有効に作り、しかも多重鋼索
システムにおける鋼索の掴みかえを容易にする等、今後
の鋼索鉄道等においてその実効が大いに期待されるもの
である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例に係り、第1図は第1実施例の成案
状態を、第2図ば同握索状態を夫々示す縦断面図、第3
図は第2実施例の握索状態を示す縦断面図、第4図は第
3図のA−A矢視図、第5図は第4図のB矢視図、第6
図は第3実施例の成案状態を、第7図ば同握索状態を夫
々示す縦断面図である。 fl)、 (la)、(lb)、(1cL=固定側グリ
ツプ、(21 、 (2a) 、 (2b) 、 (2
c)−可動側グリップ、(3)・・・鋼索、 (5)・・・反力受は軸受、 (6)・・・油圧シリンダー (6a)・・・シリンダー筒、 (力・・・ピストン、 (8)・・・ピストンロンド、 00)・・・ギヤーロックナツト、 00・・・皿ばね、 03)・・・支え軸受、 (25)・・・■、型レバー (26) 、 (27)  ・・・リンク、(38)・
・・摺動軸、 (39)・・・スリーン。 区 Cつ 派 区 く“ 派

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被牽引台枠に固定されるグリップブロックに固定側
    グリップを設け、駆動する鋼索を可動側グリップとで握
    索する牽引用握索機において、上記グリップブロックに
    反力受け軸受と、該反力受け軸受と所要間隔をあけて対
    向する支え軸受とを設け、この2つの軸受けの間にその
    シリンダー筒が存するように、パイロットコントロール
    チェックバルブを備えた流体圧シリンダーを配してなり
    、該流体圧シリンダーは上記反力受け軸受にピストン軸
    の一端側を挿通させてその端部を可動側グリップに接続
    すると共に、上記支え軸受にピストン軸の他端側を支え
    軸受に対し摺動自在なシリンダー筒を介して挿通させ、
    該ピストン軸他端側に雄ねじを螺刻してシリンダーの動
    きをロックするロックナットを螺合し、かつ上記シリン
    ダー筒と反力受け軸受の間にばねを挿入したことを特徴
    とする握索機。 2、被牽引台枠に固定されるグリップブロックに固定側
    グリップを設け、駆動する鋼索を可動側グリップとで握
    索する牽引用握索機において、上記グリップブロックに
    反力受け軸受と、該反力受け軸受と所要間隔をあけて対
    向する支え軸受とを設け、上記反力受け軸受に摺動軸を
    その一端側を挿通させてその端部を可動側グリップに接
    続すると共に、上記支え軸受に該摺動軸の他端側を支え
    軸受に対し摺動自在なスリーブを介して挿通させ、この
    摺動軸他端側に雄ねじを螺刻してロックナットを螺合し
    、かつ上記スリーブと反力受け軸受の間にばねを挿入し
    たことを特徴とする握索機。 3、請求項1又は2記載の握索機において、グリップを
    複数並列に設けて多連型となし、この並列グリップとで
    L字を形成するよう上記流体圧シリンダーあるいは摺動
    軸を配置し、シリンダーのピストン軸あるいは摺動軸と
    可動側グリップの接続にL字型レバーを介したことを特
    徴とする握索機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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