JPH04124387U - 流体制御用電磁弁 - Google Patents

流体制御用電磁弁

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JPH04124387U
JPH04124387U JP3911591U JP3911591U JPH04124387U JP H04124387 U JPH04124387 U JP H04124387U JP 3911591 U JP3911591 U JP 3911591U JP 3911591 U JP3911591 U JP 3911591U JP H04124387 U JPH04124387 U JP H04124387U
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JP
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compressed fluid
port
valve body
fluid
arrow
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Application number
JP3911591U
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English (en)
Inventor
繁 平山
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁操作系統と非常用の圧縮流体操作系統と
の2系統の操作系統を持ち、万一電磁操作系統に異常が
生じても圧縮流体操作系統による操作を可能として電磁
弁としての作動を保証し、ギヤチェンジ等の車輛の機能
を確保する。 【構成】 電磁コイルにより作動されて圧縮流体が供給
されるポートに対して当接又は離脱して圧縮流体を遮断
又は供給する弁体を、流体圧シリンダに非常用の圧縮流
体を供給することにより該弁体を押圧して作動させるよ
うにした電磁操作系統と非常用の圧縮流体操作系統との
2系統の操作系統を持つことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流体制御用電磁弁に係り、特に電磁操作系統と非常用の圧縮流体操 作系統との2系統の操作系統を持ち、電磁操作系統に異常が生じても圧縮流体操 作系統による操作が可能とされ、極めて安全性の高い流体制御用電磁弁に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁弁は、圧縮流体が供給されるポートを電磁コイルにより駆動される 弁体により開閉して圧縮流体を供給又は遮断するものが提供されており、車輛に 使用される機器への圧縮流体の供給又は遮断にも該従来の電磁弁が採用されてい た。しかし該従来の電磁弁の作動は、電気によってのみ行われるので万一電気系 統に故障が生じると全く不可能となる欠点があった。そして該故障を修理するま でギヤチェンジ等ができないことになるため、車輛を動かせないことが生ずるお それがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本考案は,上記した従来技術の不具合を除くためになされたものであって、そ の目的とするところは、電磁弁の弁体を非常用の圧縮流体で作動させるための流 体圧シリンダを備えることにより、万一電気系統に故障が生じたときには流体圧 シリンダにより電磁弁を作動させてギヤチェンジ等の車輛の機能を確保できるよ うにして車輛の信頼性を向上させることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
要するに本考案は、圧縮流体が供給されるポートと、該ポートに当接すること により前記ポートを閉鎖して前記圧縮流体の流れを遮断し、また前記ポートから 離脱することにより該ポートを開放して前記圧縮流体の流れを許容する弁体と、 該弁体を前記ポートに対して接近又は離脱する方向に移動させる電磁コイルとを 備えた電磁弁において、非常用の圧縮流体を供給することにより前記弁体を押圧 して前記ポートから離脱させて該ポートを開放する方向に移動させ前記圧縮流体 の流れを許容するように構成された流体圧シリンダとを備えたことを特徴とする ものである。
【0005】
【実施例】
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。図1から図3において、本 考案に係る流体制御用電磁弁1は、ポート2と、弁体3と、電磁コイル4と、流 体圧シリンダ5とを備えている。
【0006】 ポート2は、弁体3をポート2に当接させ又は該ポートから離脱させることに より、矢印A方向に図示しない圧縮流体供給供給源から供給される圧縮流体を遮 断又は供給するためのものであって、電磁弁本体6に形成された圧縮流体の供給 通路6aの一端として形成されており、その端面は弁体3が当接した時、完全に 圧縮流体を遮断するように平面度が良好に製作されている。
【0007】 弁体3は、ポート2に当接し又は該ポートから離脱して該ポート2からの圧縮 流体の流れを制御するためのものであって、透磁率の良好な材質、例えば軟鉄で 製作されたコアムービング8と該コアムービング8の中心部に装着された、例え ばゴム等の弾性材により製作されたバルブシート9とから構成されている。そし て、電磁弁本体6に形成された弁室6bに嵌合して装着されたガイドパイプ10 の内部に図において上下方向に摺動自在に嵌合し、バルブシート9の上端部9a はポート2に対向して配設されており、上端部9aをポート2に当接させて該ポ ートを閉鎖するようになっている。
【0008】 また、ガイドパイプ10のバルブシート9の下方には圧縮流体の漏れを防止す るOリング12を介して中心に排気用の通路13aが形成された排気ポート体1 3が装着され、その上端に形成された排気ポート13bはバルブシート9の下端 部9bに対向して配設され、該下端部9bを排気ポート13bに当接させて閉鎖 するようになっている。排気ポート体13と弁体3との間には圧縮ばね14が装 着されていて、弁体3を常に上方(矢印L方向)に付勢してバルブシート9の上 端部9aとポート2とを当接させて圧縮流体を遮断するように構成されている。
【0009】 電磁コイル4は、電磁力により弁体3を下方向(矢印J方向)に駆動するため のものであって、コイルボビン15に銅線が多数回巻かれた公知のコイルがガイ ドパイプ10の外部に嵌合して装着され、該銅線に電気コード16から給電して 磁力を発生させ、該磁力をガイドパイプ10を介してコアムービング8に作用さ せ、弁体3を矢印J方向に移動させるようになっている。
【0010】 流体圧シリンダ5は、弁体3を圧縮流体によって矢印J方向に作動させてポー ト2を開放し、圧縮流体の流れを許容するためのものであって、弁体3の上方に 配設されており、電磁弁本体6に形成されたシリンダ室6cと該シリンダ室内に 上下方向(矢印I又はK方向)摺動自在に嵌合されたピストン18とから構成さ れている。そしてシリンダ室6cの上方と下方には夫々圧縮流体を供給又は排気 するための空気通路6d,6eが形成されている。ピストン18には、圧縮流体 の漏れを防止するためのOリング19が装着されてシリンダ室6cに摺動自在( 矢印I又はK方向)に嵌合され、その端部18aは弁体3の上方に配置されてお り、ピストン18が矢印I方向に作動したとき、弁体3を下方(矢印J方向)に 押し下げるようになっている。シリンダ室6c内にはピストン18との間に圧縮 ばね20が装着され、ピストン18を常に上方(矢印K方向)に付勢している。
【0011】 本考案は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図 1及び図2において、通常の状態であるシリンダ室6cに圧縮流体が供給されて いないときには、ピストン18は圧縮ばね20の作用により矢印K方向に移動し ており、端部18aは弁体3から離脱して該弁体3に何ら作用していない。また 弁体3は、圧縮ばね14の作用により矢印L方向に付勢されてバルブシート9の 上端部9aがポート2に当接して該ポートを閉鎖し、供給通路6aに供給されて いる(矢印A方向)圧縮流体を遮断している。
【0012】 この状態において、電磁コイル4に給電すると、電磁コイル4に磁力が発生し 、該磁力がコアムービング8に作用して弁体3を矢印J方向に移動させるので、 供給通路6aに供給されている(矢印A方向)圧縮流体をポート2から排気ポー ト21に流出(矢印B方向)させて該排気ポートに連通して配設された図示しな い流体圧シリンダを作動させる。
【0013】 そして電磁コイル4への通電を遮断すると、電磁コイル4の磁力が消失するの で、弁体3は圧縮ばね14の作用により矢印L方向に移動して再びバルブシート 9の上端部9aがポート2に当接して該ポートを閉鎖する。このとき排気ポート 21に連通して配設された図示しない流体圧シリンダから排気された圧縮流体は 、矢印C方向から排気ポート21に流入し、更に、排気用の通路13aを通り矢 印D方向に排気される。
【0014】 通常は、上記した如く電磁コイル4に通電することにより弁体3を作動させて 排気ポート21への圧縮流体を遮断又は供給するが、万一電磁操作系統に異常が 生じたときは、図3も参照して、空気通路6dに非常用の圧縮流体を矢印E方向 に供給して圧縮ばね20の作用に抗してピストン18を矢印I方向に作動させる 。このときシリンダ室6c内のピストン18の下側の空気は空気通路6eから矢 印Fの如く排気される。そしてピストン18の端部18aは弁体3に当接して該 弁体を矢印J方向に押し下げるので、バルブシート9の上端部9aにより閉鎖さ れていたポート2が開放されて圧縮流体をポート2から排気ポート21に流出( 矢印B方向)させて該排気ポートに連通して配設される図示しない流体圧シリン ダを作動させる。
【0015】 そして空気通路6dへの非常用の圧縮流体の供給が遮断されると、ピストン1 8は圧縮ばね20の作用により矢印K方向に移動し、このときピストン18の上 側のシリンダ室6c内の空気は矢印Gの如く空気通路6dを通って排気され、下 側のシリンダ室6cには外部から空気通路6eを通って矢印Hの如く空気が流入 し、ピストン18の上昇移動を可能とする。そしてピストン18の一端18aは 弁体3から離脱し、従って弁体3は、圧縮ばね14により矢印L方向に移動して 再びポート2を閉鎖して圧縮流体の供給を遮断する。本考案の流体制御用電磁弁 1は、上記した如く電磁操作系統と非常用の圧縮流体操作系統との2系統の操作 系統を持ち、どちらの操作系統を用いても同じように操作することができ、極め て信頼性の高い電磁弁を提供することができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上記のように電磁弁の弁体を非常用の圧縮流体で作動させるための 流体圧シリンダを備えたので、万一電気系統に故障が生じたときには流体圧シリ ンダにより電磁弁を作動させてギヤチェンジ等の車輛の機能を確保できる効果が 得られ、この結果車輛の信頼性を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体制御用電磁弁の縦断面図である。
【図2】圧縮流体が遮断された場合の流体制御用電磁弁
の作動状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図3】非常時において圧縮流体が供給された場合の流
体制御用電磁弁の作動状態を示す要部拡大縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 流体制御用電磁弁 2 ポート 3 弁体 4 電磁コイル 5 流体圧シリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項】 圧縮流体が供給されるポートと、該ポート
    に当接することにより前記ポートを閉鎖して前記圧縮流
    体の流れを遮断し、また前記ポートから離脱することに
    より該ポートを開放して前記圧縮流体の流れを許容する
    弁体と、該弁体を前記ポートに対して接近又は離脱する
    方向に移動させる電磁コイルとを備えた電磁弁におい
    て、非常用の圧縮流体を供給することにより前記弁体を
    押圧して前記ポートから離脱させて該ポートを開放する
    方向に移動させ前記圧縮流体の流れを許容するように構
    成された流体圧シリンダとを備えたことを特徴とする流
    体制御用電磁弁。
JP3911591U 1991-04-27 1991-04-27 流体制御用電磁弁 Pending JPH04124387U (ja)

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Cited By (2)

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JP2004263871A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Linde Ag 液圧式の制御弁
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