JPH04123833U - テーブルを備えたバス用座席 - Google Patents

テーブルを備えたバス用座席

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Publication number
JPH04123833U
JPH04123833U JP3802891U JP3802891U JPH04123833U JP H04123833 U JPH04123833 U JP H04123833U JP 3802891 U JP3802891 U JP 3802891U JP 3802891 U JP3802891 U JP 3802891U JP H04123833 U JPH04123833 U JP H04123833U
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JP
Japan
Prior art keywords
seat
table board
tilted
seat back
maximum
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Pending
Application number
JP3802891U
Other languages
English (en)
Inventor
清 齋藤
Original Assignee
つばさ観光バス株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 前方座席のシートバック1に後方座席の着座
者用のテーブル板6をリクライニング装置の操作により
最大に後傾した際に水平状態を維持し、その他の後傾状
態の時には手前側が上傾した状態になるように停止部材
を設けて、回動自在に枢着したテーブルを備えたバス用
座席。 【効果】 複雑な装置を設けず、シートバックに設けた
テーブル板収納用凹部を有効に利用して、テーブルを手
前に引くと、シートバックを最大に後傾した時にテーブ
ル板が水平状態を維持できるようにテーブル板収納用凹
部の下端形状を形成するだけで良く、テーブル板に載せ
た飲物がこぼれにくい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、前方座席のシートバックに後方座席の着座者用のテーブルを備えた バス用座席に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より自動車用座席の前方座席のシートバックに後方座席の着座者用の足載 台並びにテーブルを備えた自動車用座席において、前記シートバック後面の開口 上辺にテーブル板の一端を水平状態に保持するように回動自在に枢着し、足載台 の両側とテーブル板の他端両側とを屈伸可能なリンクによって連結したものが存 在している(実公平1−26514号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の従来技術において、足載台とテーブルが屈伸可能なリン クによって連結されていて、しかも、テーブル板は水平方向に回動したときに、 リンクによって足載台を後方に回動して水平方向に位置させ、上下位置で平行す るテーブル板と足載台との間で傾斜直線に伸張するリンクによりテーブル板を水 平状態に保持されるものであるが、リクライニング装置を操作して、後傾させる とテーブル板は手前下がりに傾斜してしまい、例えばテーブル板上に飲物を載せ るとこぼれてしまうという問題点があった。 本考案は、この点に鑑み、簡単な構成で、バス用座席に設けたテーブルが、リ クライニング装置を操作して、最も後傾した時、水平状態になるように、その他 の後傾状態の場合は、手前上がりの状態に係合するようにしたテーブルを備えた バス用座席を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記の課題の解決を図ったもので、テーブルを備えたバス用座席に おいて、前方座席のシートバックに後方座席の着座者用のテーブルをリクライニ ング装置の操作により最大に後傾した際に水平状態を維持し、その他の後傾状態 の時には手前側が上傾した状態になるように停止部材を設けて、回動自在に枢着 するという技術的手段を採用した。
【0005】
【作用】
本考案は、以上の技術的手段を採用することにより、簡単な構成で、テーブル 上に飲物を載せた際こぼれることが、従来のものに比べて大変少なくなるという 優れた作用を奏する。これは実際に何度も何度も繰り返し実験してみた結果、手 前上がりの状態になっているものがこぼれにくいことを確認したものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面で詳細に説明するが、それらは例示に過ぎず 、本考案の枠を越えることなしにいろいろな変形や改良があり得ることは勿論で ある。図1、図2に示すように、リクライニング装置を具備したバス用座席にお いて、前方座席のシートバック1に後方座席の着座者用のテーブルを備えたもの で、2は肘掛部、3は座席の側体、4はシート、5はリクライニング装置用レバ ー、6はテーブル板である。 次に、テーブル板6の具体的な一実施例について説明をすると、シートバック 1の後面上部にはテーブル板6を収容できるテーブル板収納用凹部7を設け、該 テーブル板収納用凹部7の下端側部に、該テーブル板6を回動自在に係止する係 止部材8が設けられている。そして、テーブル板収納用凹部7の下端形状はテー ブル板6をテーブルとしての機能を発揮するように、手前に引き下ろすと、手前 上がりの状態で停止するように凹部の底部9が形成されている。なお、凹部の底 部9の形状だけでなく、停止ピンを設けるとか、あるいはリンクを利用して常時 テーブル板6が手前上がりになるように長さを設計して、リクライニング装置を 操作して最大に後傾した時にテーブル板6が水平状態になるようにしたので、当 然その他の後傾状態の時は手前上がりになるものである。しかも特別複雑なリン ク機構あるいは装置を設けることなく、単にシートバック1のテーブル板収納用 凹部7を利用して停止部とする、あるいは別個の停止部材を設けるだけで良いも のである。テーブル板6のシートバック1のテーブル板収納用凹部7に格納する 時、係止具等により、ガタツキ、落下防止の対策が施されている。そして、テー ブル板6を係止具を外して、手前に引くとテーブル板6の下端側部に設けた係止 部材8をヒンジとして、後傾旋回してシートバック1の後方に引き出される。こ の際シートバック1の後面上部に設けたテーブル板収納用凹部7の下端部が、ス トッパ機能をして手前上がりの状態で保持される。この状態によりリクライニン グ装置でシートバック1を最大に後傾させても、テーブル板6は水平状態を維持 するものである。
【0007】
【考案の効果】
本考案は、以上の構成に基づき、次の効果を得ることができる。 (1) バス、特に観光バス等の座席にテーブルを備えたもので、従来の水平状 態のものに比べて飲物がこぼれにくい。 (2) 複雑な装置を設けず、シートバックに設けたテーブル板収納用凹部を有 効に利用して、テーブルを手前に引くと、シートバックを最大に後傾した時にテ ーブル板が水平状態を維持できるようにテーブル板収納用凹部の下端形状を形成 するだけで良いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すもので、座席の側面図
である。
【図2】前記実施例における座席を示し、右側は正面
を、左側は背面を示す正面図である。
【符号の説明】
1‥‥シートバック 2‥‥肘掛部 3‥‥座席の側体 4‥‥シート 5‥‥リクライニング装置用レバー 6‥‥テーブル板 7‥‥テーブル板収納用凹部 8‥‥係止部材 9‥‥凹部の底部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方座席のシートバックに後方座席の着
    座者用のテーブルをリクライニング装置の操作により最
    大に後傾した際に水平状態を維持し、その他の後傾状態
    の時には手前側が上傾した状態になるように停止部材を
    設けて、回動自在に枢着したことを特徴とするテーブル
    を備えたバス用座席。
JP3802891U 1991-04-25 1991-04-25 テーブルを備えたバス用座席 Pending JPH04123833U (ja)

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JPH04123833U true JPH04123833U (ja) 1992-11-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5993374A (ja) * 1982-11-19 1984-05-29 Canon Inc 印字方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5993374A (ja) * 1982-11-19 1984-05-29 Canon Inc 印字方式

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