JPH04123828A - 熱交換器用フィンの製造金型 - Google Patents

熱交換器用フィンの製造金型

Info

Publication number
JPH04123828A
JPH04123828A JP2243005A JP24300590A JPH04123828A JP H04123828 A JPH04123828 A JP H04123828A JP 2243005 A JP2243005 A JP 2243005A JP 24300590 A JP24300590 A JP 24300590A JP H04123828 A JPH04123828 A JP H04123828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
punch
protruding piece
tapered
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2243005A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0557048B2 (ja
Inventor
Toshiki Miyazawa
宮沢 俊喜
Masahide Sakaguchi
坂口 正秀
Hideki Okabe
英樹 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hidaka Seiki KK
Original Assignee
Hidaka Seiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hidaka Seiki KK filed Critical Hidaka Seiki KK
Priority to JP2243005A priority Critical patent/JPH04123828A/ja
Priority to US07/728,734 priority patent/US5159826A/en
Priority to KR1019910012394A priority patent/KR930011518B1/ko
Publication of JPH04123828A publication Critical patent/JPH04123828A/ja
Publication of JPH0557048B2 publication Critical patent/JPH0557048B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱交換器用フィンの製造金型に関し、更に詳細
には金属製プレートの穿設孔の周縁に突出加工して形成
された突出片をポンチとダイスとでプレス加工し、所定
高さのカラーに形成する熱交換器用フィンの製造金型に
関する。
(従来の技術) ラジェター等の自動車用熱交換器或いはルームクーラー
等の家庭用熱交換器を構成する熱交換部には、方形のア
ルミニウム薄板等の金属製プレトに複数個のカラー(=
I透孔が恵投されている熱交換フィンが1吏用されてい
る。
かかるフィンによって構成される熱交換部は、フィンの
複数枚が各フィンのカラー付透孔の各々を合致させて重
合され、これらの透孔に亘ってり1」等の熱伝導度の高
い金属から成る導管が挿入されて一体化されている。
この様な熱交換器用フィンの製造方法としては、特公昭
/19−103808号公報等において提案されている
、下記に示す工程から成る第9図に示す方法が採用され
ている。
第9図に示す方法においては、先ず、金属製プレー1〜
体100に穿設加工及び突出加工(バーリング加工)を
行ない、突出片102によって周縁が囲まれる穿設孔1
01を形成、する[(a)の工程]。
次いて、穿設孔101の開孔径を拡大しつつ突出片10
2をしこき、所定の高さのカラー104とするしごき加
工(以下、アイアニング加工と称することかある)を行
なう[(b)(c)の工程]。
第7図においては、アイアニング加工を二段階で行なっ
ており、各段階で使用されるポンチ及びダイスの径は異
なるものである。
この様にして得られる所定高さのカラー104は、その
先端部が折り曲げられて鍔105が形成される[(d)
の工程]。
かかる製造工程のアイアニング加工は、第10図に示ず
ポンチとダイ′スとが使用される。
第10図において、金属製プレート100をダイス11
0とス1〜リソバーブl/−1へ112とによって挟持
して穿設孔101をダイス110の中空部内に挿入する
[第10図(a)]。
次いで、穿設孔101の下方から」1昇し穿設孔102
を拡径しつつダイス110の中空部内に進入するポンチ
114によって、突出片102をしごき、所定高さのカ
ラー103を形成する[第10図(b)]。
かかる突出片102のしごきは、ポンチ114がダイス
1101/旧、二進入したとき、ポンチ114の先端部
に形成されている角部110と前記角部11Gに対向す
るダイス110の内壁面との間で行われる。
従って、角部11Gはボンデ1,14のしごき部であり
、以下、しごき部と称することかある。
ところで、第10図に示すポンチとダイスとを用いるア
イアニング加工においては、加工油を使用しつつ加工を
行うことが必要であり、通常、前記加工油として不揮発
性加工油が採用される。
この様にアイアニング加工の加工油として、不揮発性加
工油を使用すると、得られる熱交換器用フィン(以下、
フィンと称することがある)に不揮発性加工油か111
着するため、従来、フレオン(商標)を使用しフィンに
(=I着する不揮発性加工油を除去する洗浄が施されて
いる。
しかし、最近の地球環境保全を目的とするフレオンカス
の使用規制のため、フレオンを溶媒として使用できなく
なりつつある。
このため、本発明者等は、)l/オンを使用することな
くフィンを製造すべく、揮発性加工油を使用してアイア
ニング加工することを試みた。
(発明か解決しようとする課題) 前述した様に、アイアニング加工の際に、揮発性加重[
油を使用することによって、得られるフィンのフレオン
による洗浄を不要にできる。
しかしながら、揮発性加工油を使用してアイアニング加
工すると、不揮発性加工油を使用した場合に比較して、
しこきによって金属製プレー1・を伸長できる割合を示
ずしこきヰが低下するため、得られるカラー(=I透孔
のカラーの最高高さも低下することが判明した。
特に、最近においては、薄く且つ高硬度の金属製プレー
1・を用いてフィンを形成することも多くなりつつあり
、揮発性加工油の使用と相俟ってしこき率が著しく低下
するため、所定の高さのカラ了(1透孔の形成が困グイ
tとなることがある。
また、最近は、熱交換器の熱交換性能を向上すへく、親
水剤から成る親水性コ−1・がアルミニウム等の金属板
の両面に形成されている親水性金属プレートが使用され
つつある。
この親水性金属プレー1・に第10図に示ずダイスとポ
ンチとによって、通常採用されているしごき率でアイア
ニング加工を施すと、しごき面となるカラーの内側面の
親水性コ−1〜が剥離することがあることも判明した。
かかる親水性コー1−が利^ftしたカラーイτ1透孔
から成るフィンを用いた熱交換器は、当初予定していた
熱交換性能を発揮できないことがある。
この様な親水性コートの剥離は、実質的なしごき加工を
施すことなく突出片を展延することができれば防止でき
る。
そこで、本発明の目的は、実質的なしごき加工を施すこ
となく突出片を展延して所定の高さのカラー付透孔が容
易に得られる熱交換器用フィンの製造金型を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、第10図に示す従来のポンチとダイスと
を用いてアイアニング加工を行う場合を観察したところ
、カラー103を高くするために角部116のみを利用
しているに過ぎないことを知った。
このなめ、本発明者等は、ポンチの外壁面とダイスの内
壁面との圧縮に因る展延を利用することができれば、実
質的なしごき加工を施すことなく突出片を展延して所定
高さのカラー付透孔を形成できるものと考えて鋭意検討
した結果、本発明に到達した。
即ち、本発明は、金属製プレートの穿設孔の周縁を突出
加工して形成された突出片をポンチとダイスとでプl/
ス加工し、所定高さのカラーに形成する熱交換器用フィ
ンの製造金型において、該ダイスの中空部に進入するポ
ンチの先端部が先端方向に次第に縮径するテーパ部に形
成され、前記テパ部の先端径d、前記突出片がダイス中
空部に挿入されたとき、突出片が存在する範囲内におけ
るダイス中空部の最小内径D、及び突出片の板厚をが下
記式[1]を満足し、且つポンチ先端部がダイス中空部
に進入したとき、前記テーパ部の外壁面とダイス内壁面
とが突出片と接触する領域内の両壁面の全面、或いは前
記両壁面の少なくとも一部において、両壁面間の距離が
ポンチのダイス中への進入に伴い前記突出片の板厚を以
下に短縮されるように、テーパ部の後端径φ、前記最小
内径D、及び突出片の板厚をが式[2]を満足すること
を特徴とする熱交換器用フィンの製造金型にある。
(D−d)/2≧し・・・■ (D−φ)/2<t・・・■ (作用) 本発明の金型においては、ポンチがダイスの中空部内に
進入すると、ボンデのしごき部となる角部等(例えば第
10図の116)が金属製プレートの穿設孔の周縁に形
成されている突出片と接触してダイス内壁面との間で実
質的に突出片をしごくことなく通過する。
その後、更にポンチをダイス中に進入させると、突出片
はテーパ部の外壁面と当接し、対応するダイス内壁面と
の間で展延され、その高さを高くすることができる。
つまり、ダイス内壁面と対向し且つ突出片と当接してい
るポンチの外壁面がテーパ面に形成されているため、両
壁面の全面、或いは前記両壁面の少なくとも一部におい
て、両壁面間の距離がポンチのダイス中への進入に伴い
突出片の板厚以下に短縮されるため、突出片は圧縮され
て展延されるのである。
この様に、本発明の金型によれば、突出片に実質的なし
ごき加工を施すことなく突出片を展延して所定高さのカ
ラー付透孔を得ることができる。
(実施例) 本発明を図面によって更に詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図であり、ダイス
210とストリッパープレート212とによって金属製
プレート100が挟持されている。
ダイス210の中空部内には、穿設孔101を囲む突出
片102が、その外壁面がダイス中空部の内壁面近傍に
位置するように、挿入される。
更に、穿設孔101の下方には、ストリッパープレート
212の孔中にポンチ314が上下動自在に挿入されて
いる。
このボンデ314は、その外壁面において、先端部に形
成されている第1テーパ面322に連続して第2テーパ
面318が形成されているものである。
かかる第2テーパ面318の傾斜角θは1〜4度(1〜
3度、特に1.5〜2度が好ましい)であり、第1テー
パ面322よりも小角である。
このため、第2テーパ面318を形成する第2テパ部の
先端径d(第1テーパ面322を形成する第1テーパ部
の後端径)、先端径d、突出片102か挿入されたとき
、突出片102が存在する範囲内にお4−Jるダイス中
空部の最小内径D、及び突出片の板厚l、が下記式[1
]を満足する。
(I)−d)/2≧1.・・・■ また、前記第2テーパ部の後端径φは、第2テパ部の先
端径dよりも大径であり、且つ下記式[2]を満足する
ものである。
(D−φ) / 2 < t・ ・■ 本実施例においては、かかるポンチ314が進入するダ
イス214の中空部の内壁面にも、第1テパ面224と
第2デーパ面220との二つのテーパ面が形成されてい
る。
第1テーパ面224はダイス210の入口部に形成され
、第2テーパ面220は第1テーパ面224に連続して
形成されている。
この第2テーパ面220の傾斜角θ′はポンチ314の
第2テーパ面318の傾斜角θと等しく1〜4度(1〜
3度、特に15〜2度が好ましい)であり、第]テーパ
面224よりも小角である。
かかるボンデ314の第1デーパ面322及びダイス2
10の第1テーパ面224は、ポンチ314或いは突出
片102を案内するために形成されているものである。
第1図の如く、突出片102が挿入されているダイス中
空部にポンチ314の先端部を進入せしめると、ポンチ
314の第2テーパ部の先端径dは式[1]を’t+:
6足するため、第1テーパ面322と第2テーパ面31
8との境界である角部31Gは、ダイス210の内壁面
との間で突出片102に実質的なしごき加工を施すこと
なく突出片102の上端」一方に突出する。
本実施例で用いるポンチ314の先端径dは、式[1]
を満足し且つ突出片102の最小内径よりも小径である
ため、ポンチ314の外壁面と突出片102の内側面と
は、第2図(a)に示す様に、角部31Gの−F方の第
2テーパ面318の途中において初めて当接する。
本実施例においては、第2テーパ部の後端径φが式[2
]を満足するため、第2図に示す状態から更にポンチ3
14をダイス210の中空部中に進入させることによっ
て、第2図(b)に示す如く、ダイス210の第2デー
パ面220とポンチ314の第2テパ面318との距離
を全面に亘ってポンチ314のダイス210中への進入
に伴い突出片102の板厚り以下に短縮できる。
このため、第2デーパ面220.318に挟まれている
突出片102は、前記テーパ面によって圧縮され展延さ
れるのである。
このことを第3図を用いて説明する。
第3図は、角部316が突出片102の上端よりも上方
に位置するポンチ314をボンデ314′の位置にダイ
ス210中を」1昇させた場合を示す。
本実施例におりる第2テーパ面220.318は、その
傾斜角θ、θ′か共に等しいために平行である。このた
め、両テーパ面間の最短距離は、両テパ面に垂直となる
直線距^Iしてある。
ここで、ボンデ314におりる第2テーパ面220とダ
イス210にお(する第2テーパ面318との間の最短
距離をり8、突出片102の高さをhlとすると、ポン
チ314をボンデ314′の位置まで移動したとき、両
テーパ面は平行状態をilU持しつつ両デパ面間の最短
距離はり、から1,2に短縮される。
このため、両テーバ面間に挟まれている突出片102は
、ポンチ314の移動に11−い両デーパ面によって圧
縮されて展延され、突出片の厚さかり、からり、と薄く
なると共に、高さも1]、からl]、と高くなる。
この様に第1〜3図に示す本実施例のポンチ314とダ
イス210とによれば、ボンデ314のダイス210中
への進入によって突出片102に圧縮成形のみを施して
突出片102を伸長することができる。
かかる圧縮成形においては、突出片+02の両面に実質
的なしごき加工が施されず、親水性金属プ1/ −1□
を使用する場合であっても、しごき加工に因る親木性コ
ー1−の!’J mlfを防止することかできる。
また、ダイス210中に進入するポンチ314の進入量
を調整することによって、金属製プレー1〜100の厚
さを一定に保ちつつ突出片102の高さを容易に訓1整
をすることかてきる。
この点、第10図に示す従来の金型においては、金属製
プI、−]へ100の厚さを一定に保ちつつ突j11片
102の高さを調整するためには、ダイス110の内径
及びボンデ114の外径を変更して調整しなければなら
ず、ダイス110及びポンチ114の交換を必要とする
この様な第1〜3図に示ず金型において、ポンチ314
の第2テーパ部の先端径dが突出片102の最小内径よ
りも小径であるが、式[1]を満足する限り、前記最小
内径よりも第2テーパ部の先端径dが大径であってもよ
い。
この場合、ポンチ314の先端部をダイス中空部に進入
させると、透孔101の内径を拡径しつつ突出片1()
2に実質的なしごき加工を施すことなく突出片102を
ダイス中空部の壁面に押し付けるまた、第1〜3図に示
す金型において、展延加工を終了した突出片102を強
制的にダイス210の中空部中から押し出ずため、第4
図に示ず様に、ポンチ314の上部にノックアウト30
0を設けてもよい。このノックアウト300はポンチ3
14によって押し上げられ、展延加工の終了後にダイス
210の中空部の内壁面に沿って降下するものである9
かかるノックアラl−300及びポンチ314には、加
工油がミスト状態で混合されている空気によって、突出
片に加工油を供給するための加工油供給孔302,30
4が穿設されている。
これら加工油供給孔302 、30/Iはどちらか一方
が穿設されているだけでもよく、加工油の供給は展延加
工が施されている間のみでよい。
勿論、第1〜3図に示す金型においては、加工油供給孔
をポンチ314に穿設することができる。
尚、本実施例の金型においては、加工油として不揮発性
加工油及び揮発性加工油を共に使用することができるが
、得られるフィンに14着した加工油除去のためのフレ
オン洗浄を必要としない揮発性加工油を使用することが
好ましい9 ところで、第1〜4図に示ずダイス210とポンチ31
4とにおいて、第1テーパ面224,322に続く第2
テーパ面220,318の傾斜角θ、θ′が等しいが、
第2テーパ面220.318の各傾斜角θ、θ′が互い
に異なるの角度であってもよい。
また、ダイス210の第2テーパ面220が、第5図に
示す様に、垂直面であってもよい。
第5図において、突出片102と接触している第2テー
パ面316,420の両壁面間の距離が最短距離となる
部分は、ダイス410の入口部に在る第1テパ面424
と垂直面424との境界となる角部428の位置に在る
ここで、第5図において、ポンチ314の位置にあると
き、両壁面間の最短距離、即ち角部428と角部428
に対向するポンチの第2テーパ面318との間の距離を
tlとする。
この場合、ポンチ314をポンチ314′の位置にまで
ダイス410中に進入させると、前記最短距離はし、か
らL2まで短縮されるため、両壁面間に挟まれている突
出片102は圧縮され展延することができるのである。
これに対して、第6図に示す如く、ポンチの先端部に在
る第1テーパ面522に続く面が垂直面526であると
き、ダイス210に第1テーパ面224と第2テーパ面
220とが形成されていても、ポンチ514の第1テー
パ面522と垂直面526との角部516が突出片10
2の先端を越えた場合、最早突出片102を圧縮して展
延を図ることはできない。
つまり、第6図に示ずダイス210とポンチ514との
間の最短距離は、ボンデ先端部に在る角部516と角部
516に対応するダイス210の内壁面との間の距離で
あるためである。
従って、第6図に示ずダイス210とボンデ514とに
おいて、角部51Gが突出片102の先端を越えた場合
には、ポンチ514をポンチ514′の位置に移動させ
ても、最早突出片102と接触する領域の両壁面間の距
離は短縮されず、突出片102に両壁面の圧縮に因る展
延を施すことができない。
以上、述へてきた第1〜5図に示す本実施例のダイスと
ポンチとから構成される金型は、バーリング加工に使用
する専用金型等と共に、第9図に示す工程順に直列に並
べて使用してもよいが、第7図に示す金型中に組入れて
用いることが好適である。
第7図に示す金型は、上型を構成する」二型基台Xに筒
状のブツシュ2が垂直下向きに固定されており、このブ
ツシュ2内には、先端部よりも後端部の内径が大径の段
イ・1中空部が形成されている。
このブツシュ2の先端部は、展延加工の際に使用される
ダイスであり、その中空部の内壁面には、第1〜5図に
示ず第1テーパ面224と傾斜角θ′が2度の第2テー
パ面とが形成されている。
尚、先端部の中空部の主たる部分の内径は、形成するカ
ラー付透孔のカラーの外径と等しい。
この様なブッシュ2先端部の中空部に、外周面が前記中
空部の内壁面に摺接しつつ」1下方向に移動可能で且つ
」1端にフランジ5有する筒状のノックアラ1へブツシ
ュ3が挿入されている。
前記フランジ5は、ブツシュ2の先端部の中空部よりも
大径の内径に形成されている後端部の中空部壁面に沿っ
て」重下動する9 また、ノックアラI・ブツシュ3は、その内壁面が」二
を基台Xに垂直下向きに固定されている棒状のピアスポ
ンチ1の先端部外周面と摺接して」1下方向に移動可能
である。
かかるピアスポンチ1は、切歯部12を含む先端部の外
径が形成されるカラー付透孔よりも小径である。
但し、切歯部12の外径は前記先端部の外径よりも、カ
ラーイ・1透孔を形成するプl/−1〜の板厚の約5〜
10%程小径である。これはプl/−トに小孔を穿設す
る際に発生ずるパリを防止ぜんとするなめである。
更に、ノックアラ1〜ブツシユ3のフランジ5の−に面
、ブツシュ2の壁面、及びピアスボンデ1の外周面によ
って囲まれている空間部は、導管9から圧縮空気が供給
されて一定の圧力に保たれている圧縮空気室4である。
この圧縮空気室4はノックアウトフッシュ3を下方に常
に付勢し、下死点でブツシュ2の先端よりも下方にノッ
クアラI・フッシュ3の先端を位置するようにしている
この様な上型において、上型基台Xはプレス装置(図示
せず)によって−に下方向に移動可能に設けられている
かかる上型に対する下型には、固定下型基台Yに筒状の
ポンチ6か垂直」二向きに固定されている。
かかるポンチ6は、第1〜5図に示すポンチ314に相
当し、その外周面には、第1テーパ面322(第7図に
おいて、13のテーパ面に相当)と傾斜角θが2度の第
2テーパ面318が形成されている。
かかるポンチ6の先端部の中空部8は、その下方に位置
する中空部11の内径よりも小径の内径を有し、且つ上
型基台Xが降下するとき、ピアスボンデ1の先端部が外
周面を中空部8の内壁面と摺接しつつ降下する。
この様なボンデ6は、スプリング等のイ;1勢部材(図
示ぜず)によって」二方向にイ・1勢されている付勢台
7に遊嵌され、ポンチ6のテーパ状先端が付勢台7の上
面に突出している。
尚、第7図において、第1〜5図に示ずボンデ及びダイ
スの第2テーパ面は、傾斜角θ、θ′が2度と小角であ
るために図示しなかった。
かかる第7図に示す金型を用いてカラー付透孔を成形す
る際の動作を第81”lを用いて説明する。
先ず、第8図(A)に示す様に、金属製プレ1i0をポ
ンチ6に対して略直角になる様に置き、」二型基台Xを
プレス装置等(図示せず)によって降下させる。
この際に、ノックアラ1へフッシュ3は圧縮空気室4に
導管9を介して供給される圧縮空気によって下方1旧・
こイ・1勢されており、ノックアウトブツシュ3のフラ
ンジ5か圧縮空気室4の最下位置に位置する。
かかる状態に在るノックアウトブツシュ3は、その先端
面が金属製プl/−ト10を介してボンデ6の先端面と
当接し、小孔を穿設する部分の金属板状体を圧縮空気室
4の圧力によって固定する[第8図(A)]。
この様にポンチ6の先端面と当接したノックアラ)ヘフ
ッシュ3は、」二型基台Xと共に降下せず一定の位置で
停止状態となる。
一方、ノックアウトフッシュ3のフランジ5は圧縮空気
室4内の圧力に抗して」−型基台X0′)降下と共に圧
縮空気室4の上方に移動することができるため、」―型
基台Xはノックアラ1〜ブツシユ3の停止状態を保らつ
つピアスポンチ1及びブツシュ2と共に降下する。
このため、ピアスポンチ1はポンチ6をダイスとして小
孔を穿設することかてきる。
更に、ブツシュ2の先端面が金属製プl/−1”10を
イ・1勢台7の」二面に押し付け、穿設されている小孔
をボンデ6のテーバ面13によってバーリングして小孔
の周縁に突出部を形成する。この時、ノックアウトブツ
シュ3の先端面とポンチ6の先端面とが直接当接する[
第8図(1B>]。
引続き、」二型基台Xは、ブツシュ2の金属製プ1/ 
−1へ10及び(=1勢台7を押し下けつつ降下し、ブ
ツシュ2の内壁面とボンデ6の先端部外周面とでバーリ
ンクによって形成された突出部102を、第2U21(
b)及び第3図に示す様に、展延加工を施して所定の高
さのカラーを形成する。
この際に、ピアスポンチ1が」二型基台Xと共に降下し
、ピアスポンチ1の先端部はその外周面がボンデ6の先
端部内壁面と摺接しつつ降下する[第8図(C)]。
かかるピアスポンチ1の先端部は、ボンデ6の先端部を
内側から支承し、展延加工時にポンチ6に加えられる外
力に因るボンデ6の外径の縮径を防止しているのである
次いで、所定の高さのカラーが得られたとき、」二型基
台Xの降下か停止し、」二型基台Xは上昇するようにな
る。
上型基台Xの上昇の開始と共にピアスポンチ1及びブツ
シュ2は上昇する。
一方、ノックアウトブツシュ3はフランジ5が圧縮空気
室4の最下位置に達するまでポンチ6の先端面に当接し
た状態を保ち、ブツシュ2の下端面にイ・1着して上昇
する金属製プレー1・10を分離する[第8図(D)]
かかるノックアウトブツシュ3は、上型基台Xが」1昇
してフランジ5が圧縮空気室4の最下位置に達した後、
」二型基台Xと共に所定の位置まで上昇する。
この様にして得られるカラーイ蒐1透孔に、カラの高さ
を更に高くずべく、更に展延加工を施してもよく、所定
の高さのカラーか得られた後、必要に応じてカラーの先
端を折り曲げて鍔105を形成する[第9図(d)の工
程]。
かかる第7〜8図の金型においては、ノックアウトブツ
シュ3が圧縮空気の圧力によって付勢されているが、ス
プリング等のイマ1勢部材であってもよい。
また、ピアスポンチ1の中央部に空気孔を設の、前記空
気孔から空気を吹き出して加工中に発生ずる金属粉や熱
を除去しつつ加工を行なってもよい9(発明の効果) 本発明によれば、実質的なしごき加工を施すことなく突
出片を展延して所定の高さのカラー伺透孔を得ることが
できる。
このため、しごき加]二に起因する不利益を解消し、加
工後に特別な洗浄を必要としない揮発性加工油、及び親
水性コートが両面に形成され熱交換性能に優れている親
水性金属製プレート等の工業的使用を可能とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す金型の断面1りL第2
図は第1図に示す金型の動作を説明するための説明図、
第3図は第1〜,2図に示す金型の作用を説明するため
の説明図、第4図及び第5図は他の実施例を示す断面図
、第6図は比較例を示す断面図、第7図は第1〜5図に
示す金型を使用した熱交換器用フィンの製造金型の一例
を示す断面図、第8図は第7図に示す製造金型の動作を
説明する説明図、第9図は熱交換器用フィンの製造工程
を説明する工程図、及び第10図は従来のアイアニング
金型の断面図を各々示す。 図において、 100・ ・金属製プl/−ト、101    穿設孔
、102  ・ 突出片、110,210,410  
  ダイス、220・・ ダイスの第2テーバ面、 224・ ・ダイスの第]デーパ面、 114、314.514 、・ ボンデ、116、31
6.510    ボンデの角部、318、   ポン
チの第2テーバ面、322    ポンチの第]テーバ
面 θ、θ′   第2テーバ面の傾斜角、・ダイス中空部
径、 ・テーパの先端径、 ・デーパの後端径。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属製プレートの穿設孔の周縁を突出加工して形成
    された突出片をポンチとダイスとでプレス加工し、所定
    高さのカラーに形成する熱交換器用フィンの製造金型に
    おいて、 該ダイスの中空部に進入するポンチの先端部が先端方向
    に次第に縮径するテーパ部に形成され、前記テーパ部の
    先端径d、前記突出片がダイス中空部に挿入されたとき
    、突出片が存在する範囲内におけるダイス中空部の最小
    内径D、及び突出片の板厚Lが下記式[1]を満足し、
    (D−d)/2≧t・・・[1] 且つポンチ先端部がダイス中空部に進入したとき、前記
    テーパ部の外壁面とダイス内壁面とが突出片と接触する
    領域内の両壁面の全面、或いは前記両壁面の少なくとも
    一部において、両壁面間の距離がポンチのダイス中への
    進入に伴い前記突出片の板厚t以下に短縮されるように
    、テーパ部の後端径φ、前記最小内径D、及び突出片の
    板厚をが下記式[2]を満足することを特徴とする熱交
    換器用フィンの製造金型。 (D−φ)/2<t・・・[2]
JP2243005A 1990-07-19 1990-09-13 熱交換器用フィンの製造金型 Granted JPH04123828A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2243005A JPH04123828A (ja) 1990-09-13 1990-09-13 熱交換器用フィンの製造金型
US07/728,734 US5159826A (en) 1990-07-19 1991-07-11 Die set for manufacturing fins of heat exchangers and a manufacturing device using the same
KR1019910012394A KR930011518B1 (ko) 1990-07-19 1991-07-19 열교환기용 핀의 제조금형 및 그 금형을 사용한 열교환기용 핀의 제조장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2243005A JPH04123828A (ja) 1990-09-13 1990-09-13 熱交換器用フィンの製造金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04123828A true JPH04123828A (ja) 1992-04-23
JPH0557048B2 JPH0557048B2 (ja) 1993-08-23

Family

ID=17097474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2243005A Granted JPH04123828A (ja) 1990-07-19 1990-09-13 熱交換器用フィンの製造金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04123828A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003329385A (ja) * 2002-05-07 2003-11-19 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器フィンおよび熱交換器フィン形成金型
KR100479917B1 (ko) * 1997-11-25 2005-05-16 삼성테크윈 주식회사 포밍및피어싱공정동시성형금형및이를이용한열교환기용냉각판제조방법
JP2007010121A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Hosei Brake Ind Ltd ドラムブレーキのバッキングプレート構造
WO2011023318A1 (de) * 2009-08-26 2011-03-03 Tox Pressotechnik Gmbh & Co. Kg Vorrichtung, verfahren und werkzeug zur herstellung eines kragendurchzuges in einem bauteil
WO2012117440A1 (ja) * 2011-03-01 2012-09-07 三菱電機株式会社 熱交換器及びこの熱交換器を備えた冷蔵庫、空気調和機
EP2186580A3 (en) * 2008-11-18 2013-07-17 Scania CV AB (PUBL) Method and device for pressing a collar in a metal plate and collar and plate element.
JP2015123458A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 ダイキン工業株式会社 熱交換器用フィンのリフレア加工装置、熱交換器用フィン及び熱交換器

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100479917B1 (ko) * 1997-11-25 2005-05-16 삼성테크윈 주식회사 포밍및피어싱공정동시성형금형및이를이용한열교환기용냉각판제조방법
JP2003329385A (ja) * 2002-05-07 2003-11-19 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器フィンおよび熱交換器フィン形成金型
JP2007010121A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Hosei Brake Ind Ltd ドラムブレーキのバッキングプレート構造
EP2186580A3 (en) * 2008-11-18 2013-07-17 Scania CV AB (PUBL) Method and device for pressing a collar in a metal plate and collar and plate element.
WO2011023318A1 (de) * 2009-08-26 2011-03-03 Tox Pressotechnik Gmbh & Co. Kg Vorrichtung, verfahren und werkzeug zur herstellung eines kragendurchzuges in einem bauteil
WO2012117440A1 (ja) * 2011-03-01 2012-09-07 三菱電機株式会社 熱交換器及びこの熱交換器を備えた冷蔵庫、空気調和機
JP5649715B2 (ja) * 2011-03-01 2015-01-07 三菱電機株式会社 熱交換器及びこの熱交換器を備えた冷蔵庫、空気調和機
US9279624B2 (en) 2011-03-01 2016-03-08 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger tube with collared fins for enhanced heat transfer
JP2015123458A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 ダイキン工業株式会社 熱交換器用フィンのリフレア加工装置、熱交換器用フィン及び熱交換器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0557048B2 (ja) 1993-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930011518B1 (ko) 열교환기용 핀의 제조금형 및 그 금형을 사용한 열교환기용 핀의 제조장치
US5237849A (en) Method of manufacturing fins for heat exchangers
JP3222808B2 (ja) 段付き板金製プレス成形品におけるスプライン歯形のしごき成形方法および同方法によりしごき成形された板金製クラッチドラム
JP3462996B2 (ja) 熱交換器用フィンの製造方法及び熱交換器フィン用金型
JPH04123828A (ja) 熱交換器用フィンの製造金型
CN107252846A (zh) 一种电脑扣板加工模具
RU2371276C1 (ru) Способ объемной горячей штамповки деталей типа стакана или чаши
WO2023071376A1 (zh) 用于锻造大型曲拐的组合砧模及工艺
JP3592758B2 (ja) 熱交換器用フィンの製造金型
JP2589384B2 (ja) 熱交換器用フィンの製造方法
JP2006346703A (ja) プレス加工方法
JP2511183B2 (ja) 熱交換器用フィンの製造金型
JP4374694B2 (ja) バーリング加工用金型
JPH01180728A (ja) ボス付部材の成形方法
JP6588312B2 (ja) 孔付き鍛造製品の成形方法、孔付き鍛造製品の成形用金型および孔付き製品の成形方法
JP3537291B2 (ja) ボス付き部材を得るための成形方法
JPH01266922A (ja) 放熱用等の金属部材の製造方法
JPH06328172A (ja) 伝熱フィンカラー成形方法
JP2001293524A (ja) 外周ビードのプレス成形金型及び成形方法
JPH04370492A (ja) マニフォールド並びにその製造方法
JP2016533899A (ja) 平坦なシート材を製造するための押出しプレス
JP2790933B2 (ja) 熱交換器用フィンの製造法
JP2844275B2 (ja) 等速ジョイントの内輪の成形方法
CN214557081U (zh) 一种温挤压工装件
JPH07112227A (ja) 金型装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 17

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 18

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 18