JPH04123622U - トランジスタ−トランジスタ論理回路 - Google Patents

トランジスタ−トランジスタ論理回路

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JPH04123622U
JPH04123622U JP1992004898U JP489892U JPH04123622U JP H04123622 U JPH04123622 U JP H04123622U JP 1992004898 U JP1992004898 U JP 1992004898U JP 489892 U JP489892 U JP 489892U JP H04123622 U JPH04123622 U JP H04123622U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1バイポーラトランジスタと、これと同じ
極性の第2バイポーラトランジスタとを有し、雑音に対
する保護を行なうヒステリシス特性を呈するTTL回路
を提供する。 【構成】 一対の電流原(R1/VCC, R2/VCC)と、標準T
TL入力/反転構造に配置した一対のトランジスタ(Q
1,Q2)を有し、雑音に対する保護の為に入力信号(
VX )中にヒステリシスを与えるTTL回路に、反転ト
ランジスタ(Q2)のベースに結合した他の電流原(R3/V
CC)と、反転トランジスタ(Q2)のコレクタと入力トラ
ンジスタ(Q1)のベースに結合された電流原(R1/VCC
との間に結合された整流器(12)とを有するヒステリシ
ス回路(10)を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、第1電流源と,入力信号を受けるエミッタ、前記の第1電流源に結 合したベースおよびコレクタを有する第1バイポーラトランジスタと、第2電流 源と、制御電圧にするエミッタ、前記の第1バイポーラトランジスタのコレクタ に結合したベースおよび前記の第2電流源に結合したコレクタを有する同じ極性 の第2バイポーラトランジスタとを具え、入力信号が第1電圧上昇/降下方向に おいて第1しきい値電圧に達した際に第2バイポーラトランジスタがターン・オ ンするようにしたヒステリシス特性を呈するトランジスタ- トランジスタ論理回 路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このようなトランジスタ・トランジスタ論理(TTL)回路は“Philips Sign etics Data Handbook ”,1975, TTL Logic (第24頁) に記載されている。この ようなTTL回路は一般的なNAND論理回路から成っており、そのうちの入力 /反転部の通常の回路構成を図1に示す。このTTL論理回路部においては、N 個の論理入力電圧信号 VX1 , VX2 ,--- および VXNがマルチエミッタNPNトラ ンジスタQ1のN個のエミッタにそれぞれ与えられ、このトランジスタQ1のコレク タは分相用のNPNトランジスタQ2のベースに接続されている。トランジスタQ2 のエミッタは制御電圧 VE にあり、そのコレクタは論理電圧信号 VY を生じる。 トランジスタQ1のベースは、電源電圧 VCCの点に接続された抵抗R1より成る電流 源に接続されている。トランジスタQ2のコレクタは、電源電圧 VCCの点に接続さ れた抵抗R2より成る他の電流源に接続されている。
【0003】 図1のTTL回路部の基本的な反転作動は、入力電圧 VX1〜 VXNの1つを除い た他のすべてが公称の高電圧値 V1 (この高電圧値を以後通常論理値“1”で示 す)にあるものとすることにより理解しうる。例えば電圧 VX2〜 VXNの各々が高 電圧値 V1 にあるものとする。従って、トランジスタQ1の関連の(N-1) 個のエミ ッタが開放し、実質的に存在していないのと同じであり、トランジスタQ1は電圧 VX1によって制御される単一のエミッタのトランジスタとして作用する。
【0004】 次に、まず最初電圧 VX1が公称の低電圧値 V0 (この低電圧値を以後通常論理 値“0”で示す)にあり、この低電圧値はトランジスタQ1がターン・オン(完全 に導通)するのに充分低いものとする。電流源R1からの電流はトランジスタQ1の ベースに流れ込み、電圧 VX1により制御されたそのエミッタを経て流れ出る。ト ランジスタQ1のベース- エミッタ間電圧は1VBEである(ここに VBEはベース- エ ミッタ接合が丁度順方向にバイアスされた際にNPNトランジスタに対する標準 のベース- エミッタ電圧である)。トランジスタQ1のコレクタには殆んど電流が 流れない。その理由は、トランジスタQ2がトランジスタQ1に対する電流源として 作用しない為である。それにもかかわらず、トランジスタQ1は飽和する。トラン ジスタQ1のコレクタ- エミッタ電圧は0ボルト付近の VSAT1である。トランジス タQ2はターン・オフ(非導通)となる。そのベース- エミッタ電圧は1VBEよりも 小さい。電圧 VY は VCC付近の“1”レベルにある。
【0005】 今、電圧 VX1が上昇し、トランジスタQ1に対するベースおよびコレクタ電圧を 上昇せしめ、 VSAT1のコレクタ- エミッタ電圧でこのトランジスタの導通を維持 せしめるものとする。電圧 VE も通常上昇する。トランジスタQ2のベース電圧も このトランジスタのベース- エミッタ電圧が1VBEに達するまで同様に上昇する。 トランジスタQ2のベース- エミッタ電圧が1VBEに達するこの点で、トランジスタ Q1のベース- コレクタ接合は導通的な順方向バイアス状態となり、電流源R1から トランジスタQ2のベースに電流を流し、このトランジスタQ2をターン・オンさせ このトランジスタQ2を飽和させる。電圧 VE は上限 VEMに達し、通常トランジス タQ2がオン状態にある間この上限にある。トランジスタQ1はそのベース- エミッ タ電圧が1VBEよりも低い値に降下するとターン・オフする。従って、トランジス タQ2がターン・オンする電圧 VX1のしきい値 VTRは VEM + VBE- VSAT1である。 トランジスタQ2は飽和している為、そのコレクタ- エミッタ電圧は0ボルトに近 い VSAT2となる。電圧 VY は VEM + VSTA2で“0”レベルに降下する。電圧 VX1 はV1まで上昇し続ける。
【0006】 電圧 VX1がV0まで降下する際には上述したのとほぼ反対の作動が行なわれる。 電圧 VX1が VXM + VBE - VSAT1まで降下すると、トランジスタQ2がターン・オフ し、トランジスタQ1がターン・オンする。従って、トランジスタQ2がターン・オ フするしきい値電圧 VTFは VTRに等しい。電圧 VY は“1”レベルに戻る。従っ て、高レベルの降下入力の雑音余裕度 V1- VTFは高レベルの上昇入力の雑音余裕 度 V1- VTRに等しい。同様に、低レベル入力の雑音余裕度 VTF- V0および VTR- V0も互いに等しい。
【0007】 上述した回路の場合、入力電圧 VX1がゆっくり変化している際にこの電圧 VX1 における雑音により時々回路状態を2度以上切換えてしまうおそれがあるという 欠点がある。例えば、電圧 VX1がゆっくり上昇している際の雑音によりトランジ スタQ2をターン・オンさせ、ターン・オフさせ、再びターン・オンさせるおそれ がある。この欠点は、切換え点で回路中にヒステリシス特性を導入し、電圧 VTR が電圧 VX1における代表的な雑音量以上に電圧 VTFを越えるようにすることによ り殆んど除去することができる。このようなヒステリシス特性によれば更に入力 雑音余裕度を改善することができる。その理由は、この場合高レベルの降下入力 の雑音余裕度が高レベルの上昇入力の雑音余裕度を越え、低レベル入力の雑音余 裕度に対してはこの逆が成り立つ為である。電圧 VX1がV1にある場合、電圧 VX1 が偶発的に VTRよりも低い値に瞬間的に降下してもこの電圧 Vx1が VTFよりも低 い値に降下しない限りトランジスタQ2をオフ状態に切換えない。同様に、電圧 V X1 がV0から VTFに瞬間的に増大しても、この電圧 VX1が VTRよりも高い値に上昇 しない限り回路状態を切換えない。要するに、図1に示すTTL回路部中にこの ようなヒステリシス特性を導入することにより追加の雑音余裕度が得られる。
【0008】 B. T. Murphy氏等はヒステリシス特性を有するこのようなTTL回路を、“ T ransistor- Transistor Logic with High Packig Density and Optimum Perform ance at High Inverse Gain ”,1968 ISSCC Digest of Technical Papers , 15 Feb. 1968, pp. 38-39に記載している。この回路においては、ヒステリシス特性 を得る為にトランジスタQ2に追加のエミッタが形成されている。この追加のエミ ッタは、トランジスタQ1のベースおよびコレクタ間に接続された抵抗分圧器に接 続されている。この回路は容易に構成しうるも、エミッタ対エミッタ利得を調整 するに当っての製造上の困難性が生じる。
【0009】 図1の基本的なTTL回路部のスイッチング速度は、適当なクランピング回路 を用いてトランジスタQ2が飽和しないようにすることにより改善することができ る。このようにクランピングを行なうTTL回路は特開昭54−134548号 明細書に記載されている。この回路においては、トランジスタQ1のベース- エミ ッタ接合に対し対向する構成で配置したショットキーダイオードをトランジスタ Q1のベースとトランジスタQ2のコレクタとの間に接続し、トランジスタQ2が完全 に飽和しないようにしている。しかしこの回路は、追加の雑音余裕度を生じるヒ ステリシス特性を有していない。
【0010】 ヒステリシス手段を有するTTL回路自体は実公昭47−28421号公報に 記載されており既知であることに注意すべきである。このヒステリシス手段は、 第1電流源と第2トランジスタのコレクタとの間で単一の電流方向で電流を供給 するダイオードを有している。しかし、このTTL回路における第1および第2 トランジスタは互いに逆の極性となっている。これらの第1および第2トランジ スタが互いに同じ極性であるものとすると、このTTL回路は満足に動作しない 。その理由は、この場合、第1トランジスタがターン・オフした際に第2トラン ジスタがターン・オンしなくなってしまう為である。第1トランジスタがターン ・オンした際に第2トランジスタをターン・オンさせることはこのTTL回路を 正しく動作させる上で必要なことである。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、第1バイボーラトランジスタと、これと同じ極性の第2バイ ボーラトランジスタとを有し、雑音に対する保護を行なうヒステリシス特性を呈 するTTL回路を提供せんとするにある。このTTL回路は第1および第2トラ ンジスタとして構成した一対の同じ極性のバイボーラトランジスタを有している 。第1トランジスタのエミッタには入力信号が与えられ、この第1トランジスタ のベースは電子回路中の第1電流源に結合されている。第1トランジスタのコレ クタは第2トランジスタのベースに結合され、第2トランジスタのエミッタには 制御電圧が加えられ、第2トランジスタのコレクタは電子回路中の第2電流源に 結合されている。第2トランジスタは、入力信号が1つの電圧上昇/降下方向に おいて第1しきい値電圧に達するとターン・オンする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案によるかかるTTL回路は、ヒステリシス回路装置を第2トランジスタ のベースに結合するとともに第2トランジスタのコレクタと第1電流源との間に 結合し、入力信号が第1電圧上昇/降下方向とは逆の第2電圧上昇/降下方向に おいて第2しきい値電圧に達した際に第2トランジスタをターン・オフさせ、第 2トランジスタがターン・オンする際の第1しきい値電圧と制御電圧との間の差 の絶対値が、第2トランジスタがターン・オフする際の第2しきい値電圧と制御 電圧との間の差の絶対値を越えるようにし、前記のヒステリシス回路装置が、第 1トランジスタのベース−エミッタ接合に対し対向する構成で配置され、第1電 流源と第2トランジスタのコレクタとの間で単一の電流方向で電流を供給するよ うにする整流装置と、第2トランジスタのベースに電流を供給する第3電流源と を有するようにしたことを特徴とする。
【0013】 第2トランジスタのベースに結合され、且つ第2トランジスタのコレクタと第 1電流源との間に結合されたヒステリシス回路によれば、入力信号が第1の電圧 上昇/降下方向とは逆の第2の電圧上昇/降下方向において第1のしきい値電圧 とは異なる第2のしきい値電圧に達した際に、第2トランジスタをターン・オフ せしめる。特に、第2トランジスタがターン・オンする際の第1しきい値電圧お よび制御電圧間の差の絶対値は、第2トランジスタがターン・オフする際の第2 しきい値電圧および制御電圧間の差の絶対値を越える。
【0014】 ヒステリシス回路は整流器と第3電流源とを有する。この整流器は第1トラン ジスタのベース−エミッタ接合に対し対向する構成で配置され、第1電流源と第 2トランジスタのコレクタとの間で単一の電流方向で電流を流すようになってい る。この整流器の端子間の電圧降下は、この整流器が丁度導通するように順方向 にバイアスされた際に、0VBEと2VBEとの間にある。第3電流源は第2トランジス タのベースに電流を供給する。第1および第2電流源と同様に、第3電流源は電 源に結合した抵抗を以って構成するのが好ましい。
【0015】 本考案によるTTL回路は、トランジスタに対してはNPN装置を、整流器に 対してはショットキーダイオードを用いて構成するのが好ましい。この場合、得 られる追加の雑音余裕度は、第1および第2トランジスタがショットキーダイオ ードによってクランプされているかに依存して約0.4 〜0.8 ボルトであり、ショ ットキーダイオードでクランプされた場合代表的に0.5 ボルトである。入力信号 中の雑音が0.5 ボルト以下であり、入力信号がゆっくり変化している場合には、 TTL回路の状態は1度だけ切換わる。本考案においても入力雑音余裕度は前述 したようにして改善される。本考案によるこれらの利点は、TTL回路における 設計上のパラメータを調整するに当ってのいかなる重大な製造上の困難を伴なう ことなく得ることができる。
【0016】
【実施例】
陽極がNPNトランジスタのベースに接続され、陰極がこのトランジスタのコ レクタに接続され、このトランジスタを完全に飽和しないようにクランプする各 ショットキーダイオードは図示しない。その代り、ショットキーダイオードでク ランプされたこのような各NPNトランジスタのベースを、クランプ用のショッ トキーダイオードを表わす細長のS字状で示した。
【0017】 図面において、また好適例の説明において、同じ或いは極めて類似した素子を 表わすのに同じ符号を用いた。
【0018】 図2は、雑音に対する保護を行なう為のヒステリシス特性を有する本考案によ るTTL回路の1例を示す。代表的にTTLゲートの入力/反転部に用いられる このTTL回路は、NPN入力トランジスタQ1の単一のエミッタに供給される論 理入力電圧信号 VX を論理電圧信号 VY に変換し、この信号 VY はベースがトラ ンジスタQ1のコレクタに接続された反転用NPNトランジスタQ2のコレクタから 取出される。電圧 VY は電圧 VX に対して論理的に反転される。トランジスタQ2 のエミッタは図1の従来回路におけるように、トランジスタQ2が導通している際 に VEMに等しい制御電圧 VE の点に接続されている。同様に電流源R1はトランジ スタQ1に対するベース電流を生じ、電流源R2はトランジスタQ2のコレクタに電流 を供給する。
【0019】 ヒステリシス回路10は、電圧 VX が降下する時にトランジスタQ2がターン・オ フする電圧 VX のしきい値 VTFよりも電圧 VX が大きく上昇する際に、トランジ スタQ2がターン・オンする電圧 VX のしきい値 VTRを生じる。このヒステリシス 回路10は整流器12と、トランジスタQ2のベースに接続された源流源とより成る。 この電流源は VCC電源に接続された抵抗R3を以って構成する。整流器12はトラン ジスタQ1のベース- エミッタ接合に対し対向する構成で配置し、整流器12が導通 した際に電流(正)が電流源R1側からのみトランジスタQ2のコレクタに流れるよ うにする。整流器12が丁度導通した際のこの整流器の両端間の電圧降下 VD は0V BE と2VBE- VSAT1- VSAT2との間にある。 VSAT1および VSAT2の各々が0ボルト 付近にある場合には、電圧降下 VD に対する上限は2VBEである。電圧降下 VD に 対するこの範囲は、整流器12を形成するのに1個のダイオード或いは直列接続し た1組のダイオードを用いることにより得る。電圧降下 VD はできるだけ0VBE付 近にするのが好ましい。この点は整流器12をショットキーダイオードとして構成 することにより達成される。
【0020】 図2のTTL回路の作動は、電圧 VX が時間とともに変化する際の回路の状態 変化を示す図3を用いることにより容易に理解しうる。電圧 VX がまず最初 VEM + VBE - VSAT1よりも小さな低い値V0にあるものとする。トランジスタQ1はは、 図1の回路の場合と同様に、源流源R1がそのベースに電流を供給する際のそのベ ース- エミッタ電圧が1VBEになるとターン・オンする。従って、そのベース電圧 は VCCよりも低く選択した VEM + 2VBE- VSAT1よりも小さくなる。トランジス タQ2はオフ状態にある為、電圧 VY は VCC付近の“1”レベルにある。従って、 整流器12は逆バイアスされており、非導通である。電流源R3はトランジスタQ1に 電流を供給する。この点は特に重要なことではない。その理由は、トランジスタ Q1はそのコレクタ- エミッタ電圧が VSAT1となると飽和している為である。
【0021】 トランジスタQ2のベース- エミッタ電圧は図1の場合と同様に、電圧 VX がそ の上昇中に VEM + VBE - VSAT1に達すると1VBEになる。すると電流源R3はトラン ジスタQ2のベースに電流を供給し始める。トランジスタQ2は図3に示す点14でタ ーン・オンする。従って、電圧 VX が上昇している際にトランジスタQ2がターン ・オンするこの電圧 VX のしきい値 VTRは VEM + VBE - VSAT1となる。トランジ スタQ2がターン・オンする直前では、トランジスタQ2のベース電圧は VEM + VBE - VSAT1よりもわずかに低いだけである。トランジスタQ2がターン・オンすると 、電圧 VY は VEM + VSAT2に降下する。従って、整流器12における電圧降下は、 2VBE- VSAT1-VSAT2よりも低いその導通時の電圧降下 VD よりも瞬間的に大きく なる。これにより整流器12を強制的にターン・オンさせ、電流源R1からの電流を トランジスタQ2のコレクタに供給する。すると、整流器12における電圧降下は急 激に VD となり、これによりトランジスタQ1のベース電圧を VEM + VSAT2 + VD に降下させる。整流器12が導通状態となる際のトランジスタQ1のベース電圧のこ の降下によりヒステリシス特性が得られ、このヒステリシス特性によりTTL回 路の追加の雑音余裕度が得られる。トランジスタQ1は、そのベース- エミッタ電 圧が1VBEよりも低い値に降下するとターン・オフする。電圧 VX は高い値 V1 ま で上昇し続ける。
【0022】 トランジスタQ1のベース電圧は VEM + VSAT2 + VD に降下する為、そのベース - コレクタ接合は導通的な順方向バイアス状態とならず、電流源R1からトランジ スタQ2のベースに電流が供給されない。従って、トランジスタQ2をターン・オン させるのに必要な電流は独立の電流源、本例の場合電流源R3により供給する必要 がある。
【0023】 電圧 VX が V0 に向って降下する際には、電圧 VX が VEM + VSAT2 + VD - V BE に降下するまでオフ状態に維持される。この降下が達成される点で、トランジ スタQ1のベース電圧が電圧 VX よりも1VBEだけ高くなり、トランジスタQ1が再び ターン・オンし、これによりトランジスタQ2を図3に点16で示すように再びター ン・オフせしめる。従って、トランジスタQ2がターン・オフするしきい値 VTFは VEM + VSAT2 + VD -VBEとなる。これにより電圧 VY は“1”レベルに戻り、整 流器12をターン・オフせしめる。
【0024】 電圧 VTRは VTFよりも2VBE - VD -VSAT1-VSAT2だけ大きくなる。従って、高レ ベルの降下入力の雑音余裕度 V1- VTFは高レベルの上昇入力の雑音余裕度 V1- V TR よりも上記と同じ量だけ大きくなる。これと逆のことが低レベルの上昇および 降下入力の雑音余裕度に対して成り立つ。
【0025】 一般的な場合には、トランジスタQ1およびQ2は同じ極性とする必要があるも、 これらの双方はPNP装置としてもNPN装置としてもよい。この回路における 一般的な関係は、トランジスタQ2がターン・オンする際の電圧 VTRおよび VE 間 の差が、トランジスタQ2がターン・オフする際の電圧 VTFおよび VE 間の差を越 えるということである。これらの2つの絶対値間の差は2VBE-VD -VSAT1-VSAT2と なり、その値は VBEが正となるNPN装置の場合に正となり、 VBEが負となるP NP装置の場合に負となる。
【0026】 図4はトランジスタ入力部を有するTTL反転バッファゲートを示し、このバ ッファゲートには図2のTTL回路が用いられている。このバッファゲートのヒ ステリシス回路10においては、整流器12をショットキーダイオードD1とする。こ の場合、電圧 VD は1VS となる。ここに VS は、丁度導通するように順方向にバ イアスされた際の標準のショットキーダイオードの電圧降下分である。代表的な ショットキーダイオードの場合、この電圧降下分 VS は温度に応じて0.4 〜0.65 ボルトの範囲で変化し、室温で約0.55ボルトである。
【0027】 このバッファゲートにおいては、トランジスタQ1およびQ2の各々がショットキ ーダイオードによってクランプされてる。ショットキーダイオードによってクラ ンプされたNPNトランジスタの場合、その飽和電圧 VSAT は1VBE- 1VS に等し い。電圧 VBEは代表的なNPNトランジスタの場合温度に応じて0.6 〜1.0 ボル トの範囲で変化し、室温で約0.75ボルトである。この場合電圧 VSAT1および VSA T2 の各々は約0.2 ボルトである。従って、このバッファ回路は、しきい値電圧 V TR および VTF間の差による約0.5 ボルトの追加の雑音余裕度を有する。
【0028】 このバッファゲートの入力側にはトランジスタ入力部が設けられおり、この入 力部において論理入力電圧 VW がNPNトランジスタQ3のベースに供給され、こ のトランジスタのエミッタはショットキーダイオードD2を経てトランジスタQ1の エミッタに結合されている。ダイオードD2は、電圧 VW における正のサージ電圧 によってトランジスタQ1のエミッタ- ベース接合が降服しないようにする作用を する。トランジスタQ3のエミッタは電流源I1を経て電源電圧 VEEを生じる電源に も結合されている。電流源I1は通常の電流ミラー回路として構成するのが好まし い。トランジスタQ3のベースと電圧 VEEの電源との間に接続したショットキーダ イオードD3は入力電圧 VW の値を VEEよりも低い値にクランプする。電圧 VCCの 電源とトランジスタQ1のコレクタとの間に接続したショットキーダイオードD4は 、入力電圧 VW 中の正のサージ電圧が電圧 VCCの電源に電流を供給するのを防止 する作用をする。トランジスタQ3およびQ1は基本的に通常のエミッタ結合の作動 をする。電圧 VW を“1”にすることによりトランジスタQ3がターン・オンされ 、トランジスタQ1がターン・オフされる。またその逆も成り立つ。入力電圧 VW の論理値はトランジスタQ1のエミッタに電圧 VX として現われる。
【0029】 上記のバッファゲートの出力側には、高レベルドライバと低レベルドライバと より成る出力段が設けられている。高レベルドライバは一対のNPNトランジス タQ4およびQ5を有し、これらトランジスタはこれらのコレクタが低抵抗R4を経て 電圧 VCCの電源に結合されたダーリントン構造に配置されている。ベースに電圧 VY が供給され、エミッタがこのエミッタと電圧 VEEの電源との間に接続された 抵抗R5と相俟ってトランジスタQ5のベースを駆動するトランジスタQ4はレベルシ フタとして作用する。トランジスタQ4およびQ5の双方はトランジスタQ2がオフ状 態となった際にオン状態となる。その逆も成り立つ。論理出力電圧 VZ はトラン ジスタQ5のエミッタから取り出される。トランジスタQ2がターン・オフして電圧 VY が“1”の値となると、トランジスタQ5がターン・オンして電圧 VZ を電圧 VCCに近い“1”まで引き上げる。トランジスタQ2のコレクタとトランジスタQ5 のベースとの間に接続されたショットキーダイオードD5はダーリントントランジ スタ対Q4およびQ5をターン・オフさせる際に役立つものである。
【0030】 低レベルドライバは、ベースが抵抗R6を経てトランジスタQ2のエミッタにより 駆動されるNPNトランジスタQ6と、トランジスタQ2のエミッタおよび電圧 VEE の電源間に結合されたショットキーダイオードD6とを有する。トランジスタQ6の コレクタはトランジスタQ5のエミッタに接続されており、電圧 VZ を生じる。ト ランジスタQ6のエミッタは電圧 VEEの電源に接続されている為、電圧 VEMはトラ ンジスタQ6がターン・オンした際に生じる1VBEとなる。トランジスタQ6は電圧 V Y が“1”の値になるとターン・オフされる。トランジスタQ2がターン・オンし て電圧 VY を“0”の値にすると、トランジスタQ6がターン・オンして電圧 VZ を電圧 VEEよりも1VBE−1VS だけ高い“0”の値に引き下げる。トランジスタQ6 のコレクタと電圧 VEEの電源との間に接続されたショットキーダイオードD7は電 圧 VZ の値を電圧 VEEよりも低い値にクランプする。
【0031】 図5は図2の回路を用いたTLL NANDゲートを示す。このNANDゲー トにおいても、整流器12をショットキーダイオードD1とする。また本例の場合も トランジスタQ1およびQ2をショットキーダイオードによりクランプして追加の雑 音余裕度が約0.5 ボルトとなるようにする。
【0032】 このNANDゲートにおいては、トランジスタQ1をN個の入力電圧 VX1〜 VXN をそれぞれ受けるN個のエミッタを有するマルチエミッタ装置とする。更に、ト ランジスタQ1のN個のエミッタと電圧 VEEの電源との間にN個のショットキーダ イオードDX1 ,DX2,--- およびDXN をそれぞれ接続する。
【0033】 出力段はNANDゲートの出力側に電圧 VZ を生じる。この出力段は図4の出 力段と同様に構成され同様に作動する高レベルドライバおよび低レベルドライバ を有する。
【0034】 電圧 VX1〜 VXNの1つ以上が電圧 V0 にある際にはトランジスタQ1がターン・ オンし、これによりトランジスタQ2が非導通とされ、電圧 VY およ VZ の各々が “1”のレベルとなる。トランジスタQ1は最初電圧 V0 にあった電圧 VX1〜 VXN の最後のものが電圧 VTRまであるいはそれ以上に上昇するとターン・オフする。 この点でトランジスタQ2がターン・オンし、電圧 VY および VZ を“0”の値に 降下させる。トランジスタQ1のベースにおける電圧は約0.5 ボルトである2VBE− VD − VSAT1− VSAT2に極めて迅速に降下し、前述しようにヒステリシス特性を 生ぜしめる。トランジスタQ2は電圧 VX1〜 VXNの1つが VTFまで或いはそれ以下 に減少するまでオン状態に維持され、この減少が達成されるとトランジスタQ2が 再びターン・オフされ、トランジスタQ1が再びターン・オンされる。
【0035】 図4のバッファゲートおよび図5のNANDゲートの双方で電源電圧 VCCおよ び VEEをそれぞれ5.0 ボルトおよび0ボルト(接地基準電位)とする。論理レベ ルV1およびV0は通常それぞれ3.0 ボルトおよび0ボルトである。抵抗R1, R2, R3 , R4, R5およびR6はそれぞれ約25000 オーム、800 オーム、7500オーム、30オー ム、5000オームおよび500 オームとするのが好ましい。バッファゲートにおいて は、電流源I1が約0.6 アンペアの電流を流す。
【0036】 図4および図5に示すゲートを有するTTL回路の種々の素子を製造する方法 は半導体分野において周知である。これらの素子は、半導体ウェファ上の活性領 域を分離するのに酸化物分離技術を用いる通常のプレーナ処理技術によりモノシ リック集積回路形態に製造するのが好ましい。またショットキーダイオードは標 準のショットキー処理技術により形成する。
【0037】 本考案は上述した例にのみ限定されず、幾多の変更を加えうること勿論である 。例えば前述した極性とは反対の極性の半導体素子を用いて、ショットキーダイ オードの大部分が省略されるか分離された活性半導体領域内に形成されるという 点を除いて上述したのと同じ結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のTTL NANDゲートの入力/反転部
を示す回路図である。
【図2】本考案によるヒステリシス特性を有するTTL
回路の1例を示す回路図である。
【図3】図2の回路の作動を説明する為の波形図であ
る。
【図4】図2の回路を用いたトランジスタ入力部を有す
るバッファゲートの1例を示す回路図である。
【図5】図2の回路を用いたNANDゲートの1例を示
す回路図である。
【符号の説明】 Q1, Q2 トランジスタ R1, R2, R3 電流源 10 ヒステリシス回路 12 整流器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 トーマス デイル フレツチヤー オランダ国ネイメゲン ヘルストウエツヒ 2

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電流源と、入力信号を受けるエミッ
    タ、前記の第1電流源に結合したベースおよびコレクタ
    を有する第1バイポーラトランジスタと、第2電流源
    と、制御電圧にするエミッタ、前記の第1バイポーラト
    ランジスタのコレクタに結合したベースおよび前記の第
    2電流源に結合したコレクタを有する同じ極性の第2バ
    イポーラトランジスタとを具え、入力信号が第1電圧上
    昇/降下方向において第1しきい値電圧に達した際に第
    2バイポーラトランジスタがターン・オンするようにし
    たヒステリシス特性を呈するトランジスタ−トランジス
    タ論理回路において、ヒステリシス回路装置を第2トラ
    ンジスタのベースに結合するとともに第2トランジスタ
    のコレクタと第1電流源との間に結合し、入力信号が第
    1電圧上昇/降下方向とは逆の第2電圧上昇/降下方向
    において第2しきい値電圧に達した際に第2トランジス
    タをターン・オフさせ、第2トランジスタがターン・オ
    ンする際の第1しきい値電圧と制御電圧との間の差の絶
    対値が、第2トランジスタがターン・オフする際の第2
    しきい値電圧と制御電圧との間の差の絶対値を越えるよ
    うにし、前記のヒステリシス回路装置が、第1トランジ
    スタのベース−エミッタ結合に対し対向する構成で配置
    され、第1電流源と第2トランジスタのコレクタとの間
    で単一の電流方向で電流を供給するようにする整流装置
    と、第2トランジスタのベースに電流を供給する第3電
    流源とを有するようにしたことを特徴とするトランジス
    タ−トランジスタ論理回路。
  2. 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    トランジスタ−トランジスタ論理回路において、トラン
    ジスタのベース−エミッタ結合が丁度導通するように順
    方向にバイアスされた際のこれらトランジスタの平均ベ
    ース−エミッタ電圧を VBEとした場合に、前記の整流装
    置が丁度導通するように順方向にバイアスされた際にこ
    の整流装置がOVBEよりも大きく 2 VBEよりも小さな電圧
    降下分VD を有するようにしたことを特徴とするトラン
    ジスタ−トランジスタ論理回路。
  3. 【請求項3】 実用新案登録請求の範囲第2項に記載の
    トランジスタ−トランジスタ論理回路において、整流装
    置が少なくとも1つのダイオードを有するようにしたこ
    とを特徴とするトランジスタ−トランジスタ論理回路。
  4. 【請求項4】 実用新案登録請求の範囲第2項に記載の
    トランジスタ−トランジスタ論理回路において、整流装
    置がショットキーダイオードを有するようにしたことを
    特徴とするトランジスタ−トランジスタ論理回路。
  5. 【請求項5】 第1および第2電流源の各々が電源に結
    合された抵抗を有するようにした実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載のトランジスタ−トランジスタ論理回路
    において、第3電流源が電源に結合された抵抗を有する
    ようにしたことを特徴とするトランジスタ−トランジス
    タ論理回路。
  6. 【請求項6】 実用新案登録請求の範囲第5項に記載の
    トランジスタ−トランジスタ論理回路において、前記の
    電源を1個の電源としたことを特徴とするトランジスタ
    −トランジスタ論理回路。
  7. 【請求項7】 入力信号が第1電圧上昇/降下方向にお
    いて第1しきい値電圧に達した際に第1トランジスタが
    ターン・オフするようにした実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載のトランジスタ−トランジスタ論理回路にお
    いて、入力信号が第2電圧上昇/降下方向において第2
    しきい値電圧に達した際に第1トランジスタがターン・
    オフするようにしたことを特徴とするトランジスタ−ト
    ランジスタ論理回路。
  8. 【請求項8】 実用新案登録請求の範囲第2項に記載の
    トランジスタ−トランジスタ論理回路において、第1お
    よび第2トランジスタのコレクタ−エミッタ飽和電圧を
    それぞれ VSAT1および VSAT2とした場合に、第1 および
    第2 しきい値電圧間の差を約 2 VBE− VD − VSAT1− V
    SAT2としたことを特徴とするトランジスタ−トランジス
    タ論理回路。
  9. 【請求項9】 各トランジスタをNPN トランジスタと
    し、入力信号が第1しきい値電圧に上昇した際に第2ト
    ランジスタがターン・オンするようにした実用新案登録
    請求の範囲第1〜8項のいずれか一項に記載のトランジ
    スタ−トランジスタ論理回路において、入力信号が第2
    しきい値電圧に降下した際に第2トランジスタがターン
    ・オフするようにしたことを特徴とするトランジスタ−
    トランジスタ論理回路。
  10. 【請求項10】 実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    のトランジスタ−トランジスタ論理回路において、第2
    トランジスタのコレクタが入力信号とは反対の論理信号
    を発生するようにしたことを特徴とするトランジスタ−
    トランジスタ論理回路。
  11. 【請求項11】 実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    のトランジスタ−トランジスタ論理回路において、第1
    トランジスタが少なくとも1つの追加のエミッタを有
    し、その各エミッタに対応する入力信号が供給されるよ
    うにしたことを特徴とするトランジスタ−トランジスタ
    論理回路。
JP1992004898U 1982-09-07 1992-02-10 トランジスタ−トランジスタ論理回路 Expired - Lifetime JPH0633715Y2 (ja)

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JPH0633715Y2 JPH0633715Y2 (ja) 1994-08-31

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EP0102675A2 (en) 1984-03-14
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