JPH04122753U - 土工車両の作業用アタツチメント装着装置 - Google Patents
土工車両の作業用アタツチメント装着装置Info
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- JPH04122753U JPH04122753U JP2599191U JP2599191U JPH04122753U JP H04122753 U JPH04122753 U JP H04122753U JP 2599191 U JP2599191 U JP 2599191U JP 2599191 U JP2599191 U JP 2599191U JP H04122753 U JPH04122753 U JP H04122753U
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims abstract description 16
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Landscapes
- Shovels (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 土工車両のアタッチメント装着装置に設けら
れたリンク機構に、異物が噛み込まれたり付着するのを
防止する。 【構成】 本体30側に、楔部材34と、楔部材34を左右反
対方向に同時に出退動させるリンク機構35とを有し、バ
ケット7に形成された左右一対の楔孔50に、楔部材34を
嵌入してバケット7を土工車両の荷役リンクに装着する
アタッチメント装着装置8において、本体30にリンク機
構35を覆うチャンネル材の保護カバー40を設けた。アタ
ッチメント装着装置8にバケット7を取り付けるには、
係止柱31に被係止部46を係合させて、楔孔50に楔部材34
を嵌入させればよい。これにより、リンク機構35は、上
下および後方を保護カバー40で覆われ、前方をバケット
7の背面45で覆われ、両側を係止柱31の側板32で覆われ
るため、異物の侵入を防止できる。
れたリンク機構に、異物が噛み込まれたり付着するのを
防止する。 【構成】 本体30側に、楔部材34と、楔部材34を左右反
対方向に同時に出退動させるリンク機構35とを有し、バ
ケット7に形成された左右一対の楔孔50に、楔部材34を
嵌入してバケット7を土工車両の荷役リンクに装着する
アタッチメント装着装置8において、本体30にリンク機
構35を覆うチャンネル材の保護カバー40を設けた。アタ
ッチメント装着装置8にバケット7を取り付けるには、
係止柱31に被係止部46を係合させて、楔孔50に楔部材34
を嵌入させればよい。これにより、リンク機構35は、上
下および後方を保護カバー40で覆われ、前方をバケット
7の背面45で覆われ、両側を係止柱31の側板32で覆われ
るため、異物の侵入を防止できる。
Description
【0001】
本考案は、前面部にたとえばバケットやフォーク等の作業用装置(作業用アタ
ッチメント)が脱着可能に取り付けられて、土木作業や農作業あるいは運搬作業
を行う土工車両の作業用アタッチメント装着装置に関するものである。
【0002】
従来、前面部に多種の作業用アタッチメントが取り付け可能な土工車両は、た
とえば図4に示すように、車両本体1と、この車両本体1の上部に設けられた運
転部2と、車両本体1の両側部に配設されて後端部を支軸3に揺動自在に支持さ
れた一対の荷役リンク4と、この荷役リンク4を揺動させる荷役シリンダ5と、
荷役リンク4の先端部に横ピン6を介して揺動自在に取り付けられて前面に各種
作業用アタッチメント(この場合はバケット7)を着脱可能な作業用アタッチメ
ント装着装置8とを備えている。
【0003】
9はバケット7を横ピン6を中心に揺動させるシリンダ装置であって、シリン
ダ本体10が荷役リンク4間の支持部材に取り付けられるとともに作動ロッド11の
先端部が作業用アタッチメント装着装置8に連結される。
【0004】
従来の作業用アタッチメント装着装置8は、図5,図6に示すように、板をコ
字状に折り曲げた左右一対の係止柱13で構成されている。上記係止柱13にはそれ
ぞれ左右方向に出退動自在な楔部材14が水平状に貫通して設けられ、これら楔部
材14を左右反対方向に同時に出退動させるリンク機構15が上記係止柱13間に設け
られている。
【0005】
バケット7の背面16には、板をコ字状に折り曲げた左右一対の被係止部17が設
けられ、上記係止柱13はこれら被係止部17に係脱自在となっている。各被係止部
17の外方の側面18には楔孔19が形成されている。
【0006】
バケット7を車両本体1の荷役リンク4に装着するには、バケット7の被係止
部17を作業用アタッチメント装着装置8の係止柱13に係合させて、操作レバー20
を図5の仮想線(ハ)の位置から実線(ニ)の位置へ切り替える。これにより、
それぞれの楔部材14が係止柱13から左右反対方向に同時に突出動して、楔部材14
の先端部14aが被係止部17の楔孔19に嵌入されるため、バケット7は作業用アタ
ッチメント装着装置8に固定される。
【0007】
しかし、上記した従来の作業用アタッチメント装着装置8は、リンク機構15が
外部に露出しているため、このリンク機構15に異物(糞などの有機物や土砂)が
噛み込まれたり付着して、リンク機構15が作動不能となったり腐食した。
【0008】
本考案は、異物がリンク機構などの操作機構に噛み込まれたり付着するのを防
止できる土工車両の作業用アタッチメント装着装置を提供することを目的とする
。
【0009】
上記問題点を解決するために本考案は、本体側に、左右方向に出退動自在な左
右一対の楔部材と、これら楔部材を左右反対方向に同時に出退動させる操作機構
とを有し、作業用アタッチメントの両側部に形成された左右一対の楔孔に、上記
楔部材をそれぞれ嵌入して作業用アタッチメントを土工車両の荷役リンクに装着
する作業用アタッチメント装着装置において、上記本体に、上記操作機構を覆う
保護カバーを設けたものである。
【0010】
上記構成により、操作機構は保護カバーで覆われているため、異物が保護カバ
ーの内部に侵入することは阻止される。したがって、操作機構に異物が噛み込ま
れたり付着するのを防止できる。
【0011】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。なお、従来例と同
一の部材には同一の符号を付して説明する。
【0012】
作業用アタッチメント装着装置8の本体30は、図1,図2に示すように、左右
一対の係止柱31から構成されており、これらの係止柱31は板をコ字状に折り曲げ
て形成され、その両側板32,33 の上端のコーナー部は斜め下方に切断されている
。
【0013】
各係止柱31には、それぞれ左右方向に出退動自在な楔部材34が両側板32,33 を
貫通して水平状に設けられ、これら楔部材34を左右反対方向に同時に出退動させ
る操作機構の一例であるリンク機構35が、両係止柱31間に設置されている。上記
リンク機構35は、揺動板36と、この揺動板36の中心に前後方向に取り付けられた
回転軸37と、一端を上記揺動板36の上下端部に回動自在に連結された左右一対の
連結杆38とから構成されている。上記楔部材34はこれら連結杆38の他端に回動自
在に連結されている。上記連結杆38の中間部には引っ張りコイルバネ39の一端が
取り付けられ、他端が係止柱31の内方の側板32に取り付けられている。
【0014】
係止柱31間には、上記リンク機構35を覆う保護カバー40が設けられている。こ
の保護カバー40は、C字状のチャンネル材であり、内部にリンク機構35が収納さ
れるように開口部を前方にして側板32間に連結されている。図3に示すように、
保護カバー40の前端面40aは係止柱31の前面31aと面一である。
【0015】
上記リンク機構35の回転軸37は、保護カバー40の縦板部41に回転自在に支持さ
れるとともに、縦板部41の後方へ貫通している。そして、保護カバー40の後方に
設けられた操作レバー43の基端が上記回転軸37の後端に取り付けられている。44
は操作レバー43をロックするロック装置である。
【0016】
バケット7の背面45には、左右一対の被係止部46が設けられ、上記係止柱31は
これら被係止部46に係脱自在となっている。すなわち、被係止部46は縦方向に並
設された両側板47,48 とこれら両側板47,48 の上端部間に設けられた上板49とか
ら構成されている。上記両側板47,48 は、上記係止柱31が両側板47,48 間に嵌入
されるため、係止柱31の幅より僅かに広く設置されている。上記上板49は係止柱
31の両側板32,33 上端の傾斜面に沿うように傾斜させて設けられている。各被係
止部46の外方の側板48下部には楔孔50が形成され、これら楔孔50に楔部材34の先
端部34aが抜脱自在に嵌入されている。
【0017】
以下、上記構成における作用を説明する。
バケット7を車両本体1の荷役リンク4から取り外す場合は、操作レバー43を
図2の仮想線(イ)の位置に切り替え、ロック装置44でロックする。これによっ
て、揺動板36が一方向に揺動して楔部材34を退入動させ、楔部材34の先端部34a
が被係止部46の楔孔50から抜脱される。その後、バケット7を上方へ吊り上げる
ことにより、被係止部46が係止柱31から脱抜されて、図1に示すようにバケット
7が作業用アタッチメント装着装置8から取り外される。
【0018】
バケット7を車両本体1の荷役リンク4に取り付ける場合は、図1に示すよう
に、被係止部46の両側板47,48 を係止柱31の外側に嵌め込み、被係止部46の上板
49を係止柱31上端の傾斜面に上方から差し込んで係合させる。そして、ロック装
置44のロックを解除して、操作レバー43を図2の実線(ロ)の位置に切り替える
。これにより、揺動板36が他方向に揺動して楔部材34を突出動させて、楔部材34
の先端部34aが被係止部46の楔孔50に嵌入される。このため、バケット7は、楔
部材34によって固定されて、作業用アタッチメント装着装置8に取り着けられる
。
【0019】
このとき、引っ張りコイルバネ39はリンク機構35の連結杆38を外方へ引っ張っ
ているため、楔部材34は突出方向に付勢されている。したがって、作業中の振動
などにより楔部材34が退入動するといった不具合は防止できる。
【0020】
上記のようにしてバケット7を車両本体1の荷役リンク4に取り付けた後、こ
の土工車両を運転して糞などの有機物や土砂の掘削、運搬、排出作業を行う。こ
の際、図3に示すように、保護カバー40の前端面40aは係止柱31の前面31aと面
一であるためバケット7の背面45に当接しており、これによってリンク機構35は
上下および後方を保護カバー40で覆われ、かつ前方をバケット7の背面45で覆わ
れ、かつ両側を係止柱31の側板32で覆われた操作機構室51内に収納される。した
がって、異物が操作機構室51内に侵入して、リンク機構35に噛み込まれたり付着
して、リンク機構35が作動不能となったり腐食することは防止できる。
【0021】
上記実施例では、保護カバー40としてチャンネル材を用い、このチャンネル材
で係止柱31間を連結したことによって、上記チャンネル材を作業用アタッチメン
ト装着装置8の補強材としても兼用できる。しかし、作業用アタッチメント装着
装置8の補強材として兼用できない保護カバー40であってもよい。
【0022】
上記実施例では、操作機構の一例としてリンク機構35を設けたが、これは歯車
にラックを歯合させ、歯車を回動させることによってラックに連結した楔部材を
左右反対方向に同時に出退動させるものであってもよい。また、ねじ棒にナット
体を螺合させ、ねじ棒を回動させることによってナット体に連結した楔部材を左
右反対方向に同時に出退動させるものであってもよい。
【0023】
上記実施例では、作業用アタッチメントの一例としてバケット7を用いたが、
これはフォークなどでもよい。
【0024】
以上述べたように、本考案によれば、土工車両の作業用アタッチメント装着装
置の操作機構を覆う保護カバーを設けたことによって、操作機構に異物が噛み込
まれたり付着することを防止できる。したがって、操作機構が作動不能となった
り腐食することを防止できるため、作業用アタッチメント装着装置が確実に作動
し、その使用寿命を延ばすことができる。
【図1】本考案の一実施例を示す作業用アタッチメント
装着装置とこれに取り付けられる作業用アタッチメント
の斜視図である。
装着装置とこれに取り付けられる作業用アタッチメント
の斜視図である。
【図2】同作業用アタッチメントを取り付けた作業用ア
タッチメント装着装置の背面図である。
タッチメント装着装置の背面図である。
【図3】図2におけるA−A矢視図である。
【図4】従来の土工車両の側面図である。
【図5】従来の、作業用アタッチメントを取り付けた作
業用アタッチメント装着装置の背面図である。
業用アタッチメント装着装置の背面図である。
【図6】従来の、作業用アタッチメントを取り付けた作
業用アタッチメント装着装置の斜視図である。
業用アタッチメント装着装置の斜視図である。
1 車両本体
4 荷役リンク
7 バケット(作業用アタッチメント)
8 作業用アタッチメント装着装置
30 本体
34 楔部材
35 リンク機構(操作機構)
40 保護カバー
50 楔孔
Claims (1)
- 【請求項1】 本体側に、左右方向に出退動自在な左右
一対の楔部材と、これら楔部材を左右反対方向に同時に
出退動させる操作機構とを有し、作業用アタッチメント
の両側部に形成された左右一対の楔孔に、上記楔部材を
それぞれ嵌入して作業用アタッチメントを土工車両の荷
役リンクに装着する作業用アタッチメント装着装置にお
いて、上記本体に、上記操作機構を覆う保護カバーを設
けたことを特徴とする土工車両の作業用アタッチメント
装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2599191U JPH04122753U (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 土工車両の作業用アタツチメント装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2599191U JPH04122753U (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 土工車両の作業用アタツチメント装着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04122753U true JPH04122753U (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=31910581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2599191U Pending JPH04122753U (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 土工車両の作業用アタツチメント装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04122753U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004108099A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Kubota Corp | フロントローダのアタッチメント装着装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS639350B2 (ja) * | 1982-04-23 | 1988-02-27 | Sekisui Chemical Co Ltd |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP2599191U patent/JPH04122753U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS639350B2 (ja) * | 1982-04-23 | 1988-02-27 | Sekisui Chemical Co Ltd |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004108099A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Kubota Corp | フロントローダのアタッチメント装着装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970114 |