JP2000104276A - 掘削機のバケット取付け構造 - Google Patents
掘削機のバケット取付け構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】バケットの脱着を容易かつ迅速にでき、バケッ
トが抜け落ちたり操作に違和感が生じたりする虞れがな
いとともに、掘削アームの格納時の全高が高くなるのを
抑制することができ、安価に製造できるバケット取付け
構造を提供する。 【解決手段】バケット3の凹溝13に、掘削アーム4及
びバケットリンク5の先端に取付けた平板部21を嵌合
した。平板部21に設けたテーパ部21aを、凹溝13
に設けたテーパ部13aに対して、バケット3側の係止
部材14に取付けたボルトにより増し締め可能に締付け
た。
トが抜け落ちたり操作に違和感が生じたりする虞れがな
いとともに、掘削アームの格納時の全高が高くなるのを
抑制することができ、安価に製造できるバケット取付け
構造を提供する。 【解決手段】バケット3の凹溝13に、掘削アーム4及
びバケットリンク5の先端に取付けた平板部21を嵌合
した。平板部21に設けたテーパ部21aを、凹溝13
に設けたテーパ部13aに対して、バケット3側の係止
部材14に取付けたボルトにより増し締め可能に締付け
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掘削機のバケット
取付け構造に関する。
取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】掘削機においては、作業目的に応じて幅
広バケットや水切りバケット等の種々のバケットを使い
分けたり、古くなったバケットを交換したりするため
に、バケットが掘削アーム及びバケットリンクの先端部
から脱着可能になっている。従来の掘削機は、一対の板
状のブラケットをバケットの背面に立設しており、この
ブラケットに掘削アーム及びバケットリンクの先端部を
それぞれピン止めすることにより、アーム及びバケット
リンクの先端部にバケットを取付けていた。しかし、こ
の従来のバケットの取付け構造では、ブラケット側のピ
ン孔と掘削アーム及びバケットリンク側のピン孔との孔
心合わせ等に手間取ることから、バケットの交換に多大
な時間と労力を必要とするという欠点があった。そこ
で、実開昭57−101160号公報や実公平4−14
517号公報に開示されたバケットの取付け構造が開発
された。
広バケットや水切りバケット等の種々のバケットを使い
分けたり、古くなったバケットを交換したりするため
に、バケットが掘削アーム及びバケットリンクの先端部
から脱着可能になっている。従来の掘削機は、一対の板
状のブラケットをバケットの背面に立設しており、この
ブラケットに掘削アーム及びバケットリンクの先端部を
それぞれピン止めすることにより、アーム及びバケット
リンクの先端部にバケットを取付けていた。しかし、こ
の従来のバケットの取付け構造では、ブラケット側のピ
ン孔と掘削アーム及びバケットリンク側のピン孔との孔
心合わせ等に手間取ることから、バケットの交換に多大
な時間と労力を必要とするという欠点があった。そこ
で、実開昭57−101160号公報や実公平4−14
517号公報に開示されたバケットの取付け構造が開発
された。
【0003】前者のバケット取付け構造を図5に示す。
この構造においては、掘削アーム86及びバケットリン
ク87の先端部に対して、下端にテーパ状の嵌合部82
を、上端にテーパ状の係止部81をそれぞれ形成した取
付け板80が取付けられている。一方、バケット88の
背面には、一対の板状のブラケット83が設けられてお
り、この一対のブラケット83の相互間の下部には、受
け板84が架け渡されている。この構造によれば、受け
板84の内側に取付け板80の嵌合部82を嵌合した状
態で、各ブラケット83の上部に設けられたピン孔83
aにロックピンPを通し、このロックピンPで係止部8
1を係止することにより、掘削アーム86及びバケット
リンク87の先端部にバケット88を取付けることがで
きる。また、ロックピンPの先端部に止め輪89を取付
けることにより、当該ロックピンPがブラケット83の
ピン孔83aから抜脱するのが阻止されている。
この構造においては、掘削アーム86及びバケットリン
ク87の先端部に対して、下端にテーパ状の嵌合部82
を、上端にテーパ状の係止部81をそれぞれ形成した取
付け板80が取付けられている。一方、バケット88の
背面には、一対の板状のブラケット83が設けられてお
り、この一対のブラケット83の相互間の下部には、受
け板84が架け渡されている。この構造によれば、受け
板84の内側に取付け板80の嵌合部82を嵌合した状
態で、各ブラケット83の上部に設けられたピン孔83
aにロックピンPを通し、このロックピンPで係止部8
1を係止することにより、掘削アーム86及びバケット
リンク87の先端部にバケット88を取付けることがで
きる。また、ロックピンPの先端部に止め輪89を取付
けることにより、当該ロックピンPがブラケット83の
ピン孔83aから抜脱するのが阻止されている。
【0004】後者のバケット取付け構造を図6に示す。
この構造は、バケットと掘削アーム及びバケットリンク
との間にアタッチメント90を介在したものであり、こ
のアタッチメント90は、一対の取付け孔92を貫通形
成した主体部91を備えており、この主体部91は、前
記取付け孔92にピン95を嵌入することにより、掘削
アーム及びバケットリンクの先端部に取付けられてい
る。前記主体部91の一端側には、係合あご93が不動
状に設けられており、他端側には可動係合あご体94が
ピン95により回動可能に枢着されている。係合あご9
3及び可動係合あご体94にはそれぞれ外向きに開口し
たU字状の嵌合部96,97が形成されており、この嵌
合部96,97にはバケット側に設けられた一対の固定
杆98がそれぞれ嵌合されている。主体部91の底部中
央には回転螺杆99が設けられており、この回転螺杆9
9には移動子90が螺合され、移動子90の両側には可
動係合あご体94の内側基部に接触可能な円形接触部1
00が設けられている。このバケット取付け構造におい
ては、回転螺杆99を回すと、移動子90が図6におい
て左側に進行して可動係合あご体94を円形接触部10
0を介して押圧し、可動係合あご体94に内蔵された図
示しないコイルばねのばね力に抗して可動係合あご体9
4をピン95を中心に図6において時計回り方向に回動
させる。これにより、嵌合部96,97が一対の固定杆
98に食い込み、バケットがアタッチメント90に掴ま
れた状態で支持される。
この構造は、バケットと掘削アーム及びバケットリンク
との間にアタッチメント90を介在したものであり、こ
のアタッチメント90は、一対の取付け孔92を貫通形
成した主体部91を備えており、この主体部91は、前
記取付け孔92にピン95を嵌入することにより、掘削
アーム及びバケットリンクの先端部に取付けられてい
る。前記主体部91の一端側には、係合あご93が不動
状に設けられており、他端側には可動係合あご体94が
ピン95により回動可能に枢着されている。係合あご9
3及び可動係合あご体94にはそれぞれ外向きに開口し
たU字状の嵌合部96,97が形成されており、この嵌
合部96,97にはバケット側に設けられた一対の固定
杆98がそれぞれ嵌合されている。主体部91の底部中
央には回転螺杆99が設けられており、この回転螺杆9
9には移動子90が螺合され、移動子90の両側には可
動係合あご体94の内側基部に接触可能な円形接触部1
00が設けられている。このバケット取付け構造におい
ては、回転螺杆99を回すと、移動子90が図6におい
て左側に進行して可動係合あご体94を円形接触部10
0を介して押圧し、可動係合あご体94に内蔵された図
示しないコイルばねのばね力に抗して可動係合あご体9
4をピン95を中心に図6において時計回り方向に回動
させる。これにより、嵌合部96,97が一対の固定杆
98に食い込み、バケットがアタッチメント90に掴ま
れた状態で支持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者のバケ
ット取付け構造では、掘削時の荷重や衝撃により取付け
板80の係止部81とロックピンPのそれぞれの接触部
が摩耗してバケット88がガタつく、バケット88背面
の取付け板80の嵌合部82を受け入れる部分が袋構造
であるので、この部分に土砂が溜まってバケット88交
換時に前記嵌合部82が入りにくくなる、止め輪89が
石や岩等に当たってロックピンPから外れ、ブラケット
83からロックピンPが抜脱してバケット88が脱落し
易い等の問題があった。後者のバケット取付け構造で
は、掘削アームの先端部とバケットとの間に嵩の高いア
タッチメント90が介在するので、バケットの動きが従
来の掘削機のバケットの動きと変わってしまい、その操
作に違和感が生じる、掘削アームを格納した状態で、そ
の全高がアタッチメント90の影響により高くなるの
で、車両により掘削機を運搬する時に、高架下を通過で
きなくなる場合がある、アタッチメント90が高価であ
る等の問題があった。
ット取付け構造では、掘削時の荷重や衝撃により取付け
板80の係止部81とロックピンPのそれぞれの接触部
が摩耗してバケット88がガタつく、バケット88背面
の取付け板80の嵌合部82を受け入れる部分が袋構造
であるので、この部分に土砂が溜まってバケット88交
換時に前記嵌合部82が入りにくくなる、止め輪89が
石や岩等に当たってロックピンPから外れ、ブラケット
83からロックピンPが抜脱してバケット88が脱落し
易い等の問題があった。後者のバケット取付け構造で
は、掘削アームの先端部とバケットとの間に嵩の高いア
タッチメント90が介在するので、バケットの動きが従
来の掘削機のバケットの動きと変わってしまい、その操
作に違和感が生じる、掘削アームを格納した状態で、そ
の全高がアタッチメント90の影響により高くなるの
で、車両により掘削機を運搬する時に、高架下を通過で
きなくなる場合がある、アタッチメント90が高価であ
る等の問題があった。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、バケットの脱着が容易かつ迅速にでき、バケッ
トが抜け落ちたり操作に違和感が生じたりする虞れがな
いとともに、掘削アームの格納時の全高が高くなるのを
抑制することができ、安価に製造できるバケット取付け
構造を提供することを目的とする。
であり、バケットの脱着が容易かつ迅速にでき、バケッ
トが抜け落ちたり操作に違和感が生じたりする虞れがな
いとともに、掘削アームの格納時の全高が高くなるのを
抑制することができ、安価に製造できるバケット取付け
構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明のバケット取付け構造は、バケットの背面に設
けたブラケットに、掘削アーム及びバケットリンクに取
付けた取付け部材を着脱自在に取付ける掘削機のバケッ
ト取付け構造において、前記取付け部材が、バケットの
開口側に向かって漸次幅が狭くなるように少なくとも一
側縁にテーパ部を有する平板部を備え、前記ブラケット
が、前記平板部の平面を沿わせる基板を備えるととも
に、前記テーパ部に合致するテーパ部を有しかつ前記平
板部を基板に沿って抜き差し自在に嵌合する嵌合部を備
え、前記平板部をブラケットの嵌合部に嵌合した状態
で、当該平板部のテーパ部を締付け部材によって嵌合部
のテーパ部に対して増し締め可能に締付けていることを
特徴とする(請求項1)。
の本発明のバケット取付け構造は、バケットの背面に設
けたブラケットに、掘削アーム及びバケットリンクに取
付けた取付け部材を着脱自在に取付ける掘削機のバケッ
ト取付け構造において、前記取付け部材が、バケットの
開口側に向かって漸次幅が狭くなるように少なくとも一
側縁にテーパ部を有する平板部を備え、前記ブラケット
が、前記平板部の平面を沿わせる基板を備えるととも
に、前記テーパ部に合致するテーパ部を有しかつ前記平
板部を基板に沿って抜き差し自在に嵌合する嵌合部を備
え、前記平板部をブラケットの嵌合部に嵌合した状態
で、当該平板部のテーパ部を締付け部材によって嵌合部
のテーパ部に対して増し締め可能に締付けていることを
特徴とする(請求項1)。
【0008】前記のバケット取付け構造によれば、取付
け部材の平板部を、ブラケットの嵌合部に嵌合し、当該
平板部のテーパ部を締付け部材によって嵌合部のテーパ
部に締付けるだけで、バケットを掘削アーム及びバケッ
トリンクの先端部に確実に取付けることができる。ま
た、前記テーパ部の締付け状態を解除して平板部を前記
嵌合部から引き抜くだけで、バケットを掘削アーム及び
バケットリンクの先端部から取外すことができる。ま
た、掘削時の荷重等により平板部のテーパ部が摩耗した
場合でも、平板部のテーパ部を嵌合部のテーパ部に対し
て増し締めすることにより、ブラケットと取付け部材と
の間でガタツキが生じるのを防止することができる。さ
らに、取付け部材の平板部をブラケットの嵌合部に嵌合
する構造であるので、バケットの動きに変化が生じた
り、掘削アームの格納時の全高が高くなったりするのを
抑制することができるとともに、平板部及び嵌合部自体
に締付け用のテーパ部を形成している点と相まって、構
造簡素にすることができる。
け部材の平板部を、ブラケットの嵌合部に嵌合し、当該
平板部のテーパ部を締付け部材によって嵌合部のテーパ
部に締付けるだけで、バケットを掘削アーム及びバケッ
トリンクの先端部に確実に取付けることができる。ま
た、前記テーパ部の締付け状態を解除して平板部を前記
嵌合部から引き抜くだけで、バケットを掘削アーム及び
バケットリンクの先端部から取外すことができる。ま
た、掘削時の荷重等により平板部のテーパ部が摩耗した
場合でも、平板部のテーパ部を嵌合部のテーパ部に対し
て増し締めすることにより、ブラケットと取付け部材と
の間でガタツキが生じるのを防止することができる。さ
らに、取付け部材の平板部をブラケットの嵌合部に嵌合
する構造であるので、バケットの動きに変化が生じた
り、掘削アームの格納時の全高が高くなったりするのを
抑制することができるとともに、平板部及び嵌合部自体
に締付け用のテーパ部を形成している点と相まって、構
造簡素にすることができる。
【0009】前記平板部のテーパ部は、嵌合部への挿入
方向先端側に設けられているのが好ましく(請求項
2)、この場合には、平板部が先細り形状となるので、
平板部を嵌合部に挿入し易い。前記締付け部材は、バケ
ット又はブラケットと取付け部材との間に架設したボル
トであってもよく(請求項3)、この場合には、締付け
部材の構造を簡素にすることができる。前記嵌合部は、
基板の側縁に沿って設けられた凹溝であってもよく(請
求項4)、この場合には、嵌合部を簡単に構成できる。
方向先端側に設けられているのが好ましく(請求項
2)、この場合には、平板部が先細り形状となるので、
平板部を嵌合部に挿入し易い。前記締付け部材は、バケ
ット又はブラケットと取付け部材との間に架設したボル
トであってもよく(請求項3)、この場合には、締付け
部材の構造を簡素にすることができる。前記嵌合部は、
基板の側縁に沿って設けられた凹溝であってもよく(請
求項4)、この場合には、嵌合部を簡単に構成できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら詳述する。図1は本発明の
一実施形態に係る掘削機のバケット取付け構造を示す一
部破断斜視図である。同図において、バケット3の背面
には鋼製のブラケット1が設けられており、このブラケ
ット1に、鋼製の取付け部材2が着脱可能に取付けられ
ているとともに、この取付け部材2が、締付け部材とし
てのボルト7によって前記ブラケット1に対して締付け
られている。
て、添付図面を参照しながら詳述する。図1は本発明の
一実施形態に係る掘削機のバケット取付け構造を示す一
部破断斜視図である。同図において、バケット3の背面
には鋼製のブラケット1が設けられており、このブラケ
ット1に、鋼製の取付け部材2が着脱可能に取付けられ
ているとともに、この取付け部材2が、締付け部材とし
てのボルト7によって前記ブラケット1に対して締付け
られている。
【0011】取付け部材2は、前記ブラケット1に嵌合
された平板部21と、この平板部21に立設された一対
の起立板22と、ボルト7をねじ込むナット部材23と
を備えている。前記平板部21は平坦な鋼板からなるも
のであり、その先端側(バケット3開口側)の両縁部に
は、当該先端側に向かって漸次幅が狭くなるようにテー
パ部21aが形成されている(図4参照)。また、平板
部21の先端には、後述する係止部材14を導入するた
めの切り欠き21bが形成されている。
された平板部21と、この平板部21に立設された一対
の起立板22と、ボルト7をねじ込むナット部材23と
を備えている。前記平板部21は平坦な鋼板からなるも
のであり、その先端側(バケット3開口側)の両縁部に
は、当該先端側に向かって漸次幅が狭くなるようにテー
パ部21aが形成されている(図4参照)。また、平板
部21の先端には、後述する係止部材14を導入するた
めの切り欠き21bが形成されている。
【0012】一対の起立板22は、平板部21の両側縁
の近傍であって前記テーパ部21aの最先端位置よりも
内側に立設されている。この一対の起立板22のそれぞ
れには、2つのピン挿通孔22aが所定間隔離して形成
されており、各ピン挿通孔22aには、ピン8,9がそ
れぞれ挿通されている。各起立板22は一方のピン8を
介して掘削アーム4の先端部に取付けられており、他方
のピン9を介してバケットリンク5の先端部に取付けら
れている(図4参照)。なお、バケットリンク5の上方
にはバケット駆動用シリンダ6が連結されている。
の近傍であって前記テーパ部21aの最先端位置よりも
内側に立設されている。この一対の起立板22のそれぞ
れには、2つのピン挿通孔22aが所定間隔離して形成
されており、各ピン挿通孔22aには、ピン8,9がそ
れぞれ挿通されている。各起立板22は一方のピン8を
介して掘削アーム4の先端部に取付けられており、他方
のピン9を介してバケットリンク5の先端部に取付けら
れている(図4参照)。なお、バケットリンク5の上方
にはバケット駆動用シリンダ6が連結されている。
【0013】ブラケット1は、平板部21の下面を沿わ
せる基板11と、この基板11の両側縁に沿って立設さ
れた起立板12と、この起立板12の内側に設けられ、
前記取付け部材2の平板部21を抜き差し自在に嵌合す
る嵌合部としての凹溝13と、基板11のバケット3開
口側端部に設けられ、前記ボルト7を係止する係止部材
14とを備えている。基板11の両側縁は前記起立板1
2に溶接されているとともに、その先端側と後端とに設
けられた脚部11cを介してバケット3の背面に溶接さ
れている(図2参照)。この基板11の先端側の両側縁
には、平板部21のテーパ部21aに合致するテーパ部
11aが形成されている(図3参照)。なお、前記脚部
11cの両端部は起立板12に溶接されている。
せる基板11と、この基板11の両側縁に沿って立設さ
れた起立板12と、この起立板12の内側に設けられ、
前記取付け部材2の平板部21を抜き差し自在に嵌合す
る嵌合部としての凹溝13と、基板11のバケット3開
口側端部に設けられ、前記ボルト7を係止する係止部材
14とを備えている。基板11の両側縁は前記起立板1
2に溶接されているとともに、その先端側と後端とに設
けられた脚部11cを介してバケット3の背面に溶接さ
れている(図2参照)。この基板11の先端側の両側縁
には、平板部21のテーパ部21aに合致するテーパ部
11aが形成されている(図3参照)。なお、前記脚部
11cの両端部は起立板12に溶接されている。
【0014】起立板12は、その先端側が基板11のテ
ーパ部11aに沿って屈折しているとともに、その底部
がバケット3の背面に沿って湾曲しているものであり、
当該底部はバケット3に溶接されている。凹溝13は、
基板11の両側縁の上面、起立板12の内側面、及びこ
の内側面に沿って溶接された角材15によって囲まれる
空間により構成されており、その先端側には、平板部2
1のテーパ部21aに合致するテーパ部13aが形成さ
れている。係止部材14は、ボルト7を挿通させるスリ
ーブ14aと、このスリーブ14aを支持する脚部14
bとにより構成されている(図2参照)。前記スリーブ
14aは、その軸線を前後方向に向けた状態で、脚部1
4bに溶接されている。また、脚部14bは、逆L字型
のものであり、その底部は基板11に溶接されている。
但し、この脚部14の底部はバケット3に溶接されてい
てもよい。
ーパ部11aに沿って屈折しているとともに、その底部
がバケット3の背面に沿って湾曲しているものであり、
当該底部はバケット3に溶接されている。凹溝13は、
基板11の両側縁の上面、起立板12の内側面、及びこ
の内側面に沿って溶接された角材15によって囲まれる
空間により構成されており、その先端側には、平板部2
1のテーパ部21aに合致するテーパ部13aが形成さ
れている。係止部材14は、ボルト7を挿通させるスリ
ーブ14aと、このスリーブ14aを支持する脚部14
bとにより構成されている(図2参照)。前記スリーブ
14aは、その軸線を前後方向に向けた状態で、脚部1
4bに溶接されている。また、脚部14bは、逆L字型
のものであり、その底部は基板11に溶接されている。
但し、この脚部14の底部はバケット3に溶接されてい
てもよい。
【0015】ボルト7は、頭部を前記スリーブ14aの
先端面に係止させた状態で、当該スリーブ14aを軸方
向へ移動自在に挿通させてあり、その挿通先端側は、平
板部21のナット部材23にねじ込まれている。前記平
板部21はボルト7を回動させることによりに、バケッ
ト3の開口側へ引き寄せられており、これにより、平板
部21のテーパ部21aが凹溝13のテーパ部13aに
締付けられている。ただし、この締付け状態において、
平板部21を増し締めできるように、当該平板部21の
切り欠き21bの内奥部と係止部材14の脚部14bと
の間には所定の隙間Sが設けられている(図2参照)。
先端面に係止させた状態で、当該スリーブ14aを軸方
向へ移動自在に挿通させてあり、その挿通先端側は、平
板部21のナット部材23にねじ込まれている。前記平
板部21はボルト7を回動させることによりに、バケッ
ト3の開口側へ引き寄せられており、これにより、平板
部21のテーパ部21aが凹溝13のテーパ部13aに
締付けられている。ただし、この締付け状態において、
平板部21を増し締めできるように、当該平板部21の
切り欠き21bの内奥部と係止部材14の脚部14bと
の間には所定の隙間Sが設けられている(図2参照)。
【0016】以上の構成のバケット取付け構造によれ
ば、図4に示すように、バケット3を、掘削機の運転席
(図示せず)に開口部を向けた状態で配置し、バケット
3の背面側からバケット3を掬うようにして、取付け部
材2を基板11に沿わせながらブラケット1の凹溝13
に嵌合した後、ボルト7にて平板部21を締付けること
により、掘削アーム4及びバケットリンク5の先端にバ
ケット3を取付けることができる。従って、取付け部材
2をブラケット1に容易且つ迅速に取付けることがで
き、例えば、従来の構造では取付け時間が20〜30分
かかっていたのに対し、本願発明によれば数分まで短縮
することができる。また、平板部21の先端側にテーパ
部21aが設けられているので、つまり平板部21が先
細形状になっているので、平板部21を凹溝13に挿入
し易い。
ば、図4に示すように、バケット3を、掘削機の運転席
(図示せず)に開口部を向けた状態で配置し、バケット
3の背面側からバケット3を掬うようにして、取付け部
材2を基板11に沿わせながらブラケット1の凹溝13
に嵌合した後、ボルト7にて平板部21を締付けること
により、掘削アーム4及びバケットリンク5の先端にバ
ケット3を取付けることができる。従って、取付け部材
2をブラケット1に容易且つ迅速に取付けることがで
き、例えば、従来の構造では取付け時間が20〜30分
かかっていたのに対し、本願発明によれば数分まで短縮
することができる。また、平板部21の先端側にテーパ
部21aが設けられているので、つまり平板部21が先
細形状になっているので、平板部21を凹溝13に挿入
し易い。
【0017】さらに、ボルト7により平板部21のテー
パ部21aを、凹溝13のテーパ部13aに対して締付
ける構造であるので、取付け部材2をブラケット1に確
実に取付けることができ、バケット3が取付け部材2か
ら不意に外れるのを防止することができる。また、掘削
時の荷重や衝撃により平板部21のテーパ部21aが摩
耗しても、当該テーパ部21aをボルト7によって凹溝
13のテーパ部13aに増し締めすることができるの
で、ブラケット1と取付け部材2の間でガタツキを生じ
るのを防止することができる。
パ部21aを、凹溝13のテーパ部13aに対して締付
ける構造であるので、取付け部材2をブラケット1に確
実に取付けることができ、バケット3が取付け部材2か
ら不意に外れるのを防止することができる。また、掘削
時の荷重や衝撃により平板部21のテーパ部21aが摩
耗しても、当該テーパ部21aをボルト7によって凹溝
13のテーパ部13aに増し締めすることができるの
で、ブラケット1と取付け部材2の間でガタツキを生じ
るのを防止することができる。
【0018】しかも、ブラケット1に対して取付け部材
2を嵌合させる構造であるので、バケット3の動きを、
従来と同様に維持することができ、操作に違和感が生じ
るのを防止することができるとともに、従来のアタッチ
メントのように嵩高くないので、掘削機の運搬を支障な
く行うことができる。また、平板部21及び凹溝13自
体に締付け用のテーパ部21a,13aを形成している
点と相まって、構造を簡素にすることができるととも
に、製造コストを安くすることができる。さらに、袋構
造部分がないので、土砂が付着しにくく、取付け部材2
がブラケット1に取付けにくくなる虞れがない。また、
平板部21の両側縁にテーパ部21aを設け、これに対
応させて両凹溝13にテーパ部13aを設けているの
で、その受圧面積を広くすることができる。このため、
テーパ部21a,13aに作用する掘削荷重の面圧を小
さくすることができ、その耐久性を良好に確保すること
ができる。
2を嵌合させる構造であるので、バケット3の動きを、
従来と同様に維持することができ、操作に違和感が生じ
るのを防止することができるとともに、従来のアタッチ
メントのように嵩高くないので、掘削機の運搬を支障な
く行うことができる。また、平板部21及び凹溝13自
体に締付け用のテーパ部21a,13aを形成している
点と相まって、構造を簡素にすることができるととも
に、製造コストを安くすることができる。さらに、袋構
造部分がないので、土砂が付着しにくく、取付け部材2
がブラケット1に取付けにくくなる虞れがない。また、
平板部21の両側縁にテーパ部21aを設け、これに対
応させて両凹溝13にテーパ部13aを設けているの
で、その受圧面積を広くすることができる。このため、
テーパ部21a,13aに作用する掘削荷重の面圧を小
さくすることができ、その耐久性を良好に確保すること
ができる。
【0019】なお、締付け部材としては、前記ボルト7
以外に楔等を用いてもよい。また、前記実施形態におい
ては、前記平板部21のテーパ部21aを平板部21の
両側縁の中途部から先端にかけて設けているが、これに
限定されるものではなく、例えば、平板部21の両側縁
全体に形成したり、平板部21の後端側から途中部にか
けて形成したり、平板部21の一方縁のみに形成したり
してもよく、何れにおいても、凹溝13のテーパ部13
aは平板部21のテーパ部21aに対応させて形成すれ
ばよい。
以外に楔等を用いてもよい。また、前記実施形態におい
ては、前記平板部21のテーパ部21aを平板部21の
両側縁の中途部から先端にかけて設けているが、これに
限定されるものではなく、例えば、平板部21の両側縁
全体に形成したり、平板部21の後端側から途中部にか
けて形成したり、平板部21の一方縁のみに形成したり
してもよく、何れにおいても、凹溝13のテーパ部13
aは平板部21のテーパ部21aに対応させて形成すれ
ばよい。
【0020】さらに、前記実施形態においては、ブラケ
ット1の嵌合部を凹溝13で構成しているが、これを凸
条で構成し、この凸条に嵌合可能な凹溝を平板部21側
に形成してもよい。但し、ブラケット1側を凹溝13と
するのが、平板部21側に加工を施す必要がないので好
ましい。
ット1の嵌合部を凹溝13で構成しているが、これを凸
条で構成し、この凸条に嵌合可能な凹溝を平板部21側
に形成してもよい。但し、ブラケット1側を凹溝13と
するのが、平板部21側に加工を施す必要がないので好
ましい。
【0021】
【発明の効果】以上のように構成された本発明は、以下
の効果を奏する。請求項1記載のバケット取付け構造に
よれば、 (1) 取付け部材の平板部を、ブラケットの嵌合部に嵌合
し、当該平板部のテーパ部を締付け部材によって嵌合部
のテーパ部に締付けるだけで、バケットを掘削アーム及
びバケットリンクの先端部に確実に取付けることができ
る。 (2) 前記テーパ部の締付け状態を解除して平板部を前記
嵌合部から引き抜くだけで、バケットを掘削アーム及び
バケットリンクの先端部から取り外すことができる。従
って、バケットを容易かつ迅速に脱着することができ
る。 (3) 掘削時の荷重等により平板部のテーパ部が摩耗した
場合でも、平板部のテーパ部を嵌合部のテーパ部に対し
て増し締めすることにより、ブラケットと取付け部材と
の間でガタツキが生じるのを防止することができるの
で、良好な耐久性を確保することができる。 (4) 取付け部材の平板部をブラケットの嵌合部に嵌合す
る構造であるので、従来と同様なバケットの動きとな
り、操作に違和感が生じるのを防止することができる。 (5) 取付け部材の平板部をブラケットの嵌合部に嵌合す
る構造であるので、掘削アームの格納時において当該掘
削アームの全高が高くなるのを抑制することができ、車
両の通行が妨げられる虞れがない。 (6) 取付け部材の平板部をブラケットの嵌合部に嵌合す
る構造であり、しかも、平板部及び嵌合部自体に締付け
用のテーパ部を形成しているので、構造を簡素にするこ
とができ、ひいては製造コストを安くすることができ
る。 (7) 袋構造部分がないので、土砂が付着しにくく、取付
け部材がブラケットに取付けにくくなる虞れがない。
の効果を奏する。請求項1記載のバケット取付け構造に
よれば、 (1) 取付け部材の平板部を、ブラケットの嵌合部に嵌合
し、当該平板部のテーパ部を締付け部材によって嵌合部
のテーパ部に締付けるだけで、バケットを掘削アーム及
びバケットリンクの先端部に確実に取付けることができ
る。 (2) 前記テーパ部の締付け状態を解除して平板部を前記
嵌合部から引き抜くだけで、バケットを掘削アーム及び
バケットリンクの先端部から取り外すことができる。従
って、バケットを容易かつ迅速に脱着することができ
る。 (3) 掘削時の荷重等により平板部のテーパ部が摩耗した
場合でも、平板部のテーパ部を嵌合部のテーパ部に対し
て増し締めすることにより、ブラケットと取付け部材と
の間でガタツキが生じるのを防止することができるの
で、良好な耐久性を確保することができる。 (4) 取付け部材の平板部をブラケットの嵌合部に嵌合す
る構造であるので、従来と同様なバケットの動きとな
り、操作に違和感が生じるのを防止することができる。 (5) 取付け部材の平板部をブラケットの嵌合部に嵌合す
る構造であるので、掘削アームの格納時において当該掘
削アームの全高が高くなるのを抑制することができ、車
両の通行が妨げられる虞れがない。 (6) 取付け部材の平板部をブラケットの嵌合部に嵌合す
る構造であり、しかも、平板部及び嵌合部自体に締付け
用のテーパ部を形成しているので、構造を簡素にするこ
とができ、ひいては製造コストを安くすることができ
る。 (7) 袋構造部分がないので、土砂が付着しにくく、取付
け部材がブラケットに取付けにくくなる虞れがない。
【0022】請求項2記載のバケット取付け構造によれ
ば、平板部のテーパ部が、嵌合部への挿入方向先端側に
設けられているので、平板部が先細り形状となり、当該
平板部を嵌合部に挿入し易くなる。請求項3記載のバケ
ット取付け構造によれば、前記締付け部材が、バケット
又はブラケットと取付け部材との間に架設したボルトで
あるので、締付け部材の構造を簡素にすることができ
る。請求項4記載のバケット取付け構造によれば、前記
嵌合部が、基板の側縁に沿って設けられた凹溝であるの
で、嵌合部を簡単に構成できる。
ば、平板部のテーパ部が、嵌合部への挿入方向先端側に
設けられているので、平板部が先細り形状となり、当該
平板部を嵌合部に挿入し易くなる。請求項3記載のバケ
ット取付け構造によれば、前記締付け部材が、バケット
又はブラケットと取付け部材との間に架設したボルトで
あるので、締付け部材の構造を簡素にすることができ
る。請求項4記載のバケット取付け構造によれば、前記
嵌合部が、基板の側縁に沿って設けられた凹溝であるの
で、嵌合部を簡単に構成できる。
【図1】本発明の一実施形態に係る掘削機のバケット取
付け構造を示す一部破断斜視図である。
付け構造を示す一部破断斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】ブラケットの一部破断平面図である。
【図4】取付け部材をブラケットから取り外した状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】従来のバケット取付け構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】従来のバケット取付け構造を示す斜視図であ
る。
る。
1 ブラケット 11 基板 13 凹溝(嵌合部) 13a テーパ部 2 取付け部材 21 平板部 21a テーパ部 3 バケット 4 掘削アーム 5 バケットリンク 7 ボルト(締付け部材)
Claims (4)
- 【請求項1】バケットの背面に設けたブラケットに、掘
削アーム及びバケットリンクに取付けた取付け部材を着
脱自在に取付ける掘削機のバケット取付け構造におい
て、 前記取付け部材が、バケットの開口側に向かって漸次幅
が狭くなるように少なくとも一側縁にテーパ部を有する
平板部を備え、 前記ブラケットが、前記平板部の平面を沿わせる基板を
備えるとともに、前記テーパ部に合致するテーパ部を有
しかつ前記平板部を基板に沿って抜き差し自在に嵌合す
る嵌合部を備え、 前記平板部をブラケットの嵌合部に嵌合した状態で、当
該平板部のテーパ部を締付け部材によって嵌合部のテー
パ部に対して増し締め可能に締付けていることを特徴と
する掘削機のバケット取付け構造。 - 【請求項2】前記平板部のテーパ部が、嵌合部への挿入
方向先端側に設けられている請求項1記載の掘削機のバ
ケット取付け構造。 - 【請求項3】前記締付け部材が、バケット又はブラケッ
トと取付け部材との間に架設したボルトである請求項1
記載の掘削機のバケット取付け構造。 - 【請求項4】前記嵌合部が、基板の側縁に沿って設けら
れた凹溝である請求項1記載の掘削機のバケット取付け
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10275600A JP2000104276A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 掘削機のバケット取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10275600A JP2000104276A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 掘削機のバケット取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000104276A true JP2000104276A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17557710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10275600A Pending JP2000104276A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 掘削機のバケット取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000104276A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1353011A1 (de) * | 2002-03-27 | 2003-10-15 | Rädlinger Maschinen- und Anlagenbau GmbH | Kopplungsvorrichtung zur lösbaren Kopplung eines Arbeitsgeräts mit einer Baumaschine |
JP2004108099A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Kubota Corp | フロントローダのアタッチメント装着装置 |
WO2013007885A1 (fr) * | 2011-07-12 | 2013-01-17 | Klac Industrie | Dispositif de sécurité pour attaches rapides permettant de fixer un outil à l'extrémité du bras d'une pelle hydraulique. |
US20180038062A1 (en) * | 2016-06-23 | 2018-02-08 | Adam Weaver | Versatile adaptor for excavator tools and associated systems and methods |
JP2018172884A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 日立建機株式会社 | 油圧ショベルのブッシュ抜け止め装置 |
US10301791B2 (en) * | 2015-03-17 | 2019-05-28 | Giovanni Andrina | Assembly composed of a tool, a handling apparatus and a quick coupling device between tool and apparatus |
JP2021179109A (ja) * | 2020-05-13 | 2021-11-18 | 株式会社ササキコーポレーション | 着脱機構及び着脱機構を備えた作業機 |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP10275600A patent/JP2000104276A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1353011A1 (de) * | 2002-03-27 | 2003-10-15 | Rädlinger Maschinen- und Anlagenbau GmbH | Kopplungsvorrichtung zur lösbaren Kopplung eines Arbeitsgeräts mit einer Baumaschine |
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WO2013007885A1 (fr) * | 2011-07-12 | 2013-01-17 | Klac Industrie | Dispositif de sécurité pour attaches rapides permettant de fixer un outil à l'extrémité du bras d'une pelle hydraulique. |
FR2977903A1 (fr) * | 2011-07-12 | 2013-01-18 | Klac Industrie | Dispositif de securite pour attaches rapides permettant de fixer un outil a l'extremite du bras d'une pelle hydraulique |
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JP2021179109A (ja) * | 2020-05-13 | 2021-11-18 | 株式会社ササキコーポレーション | 着脱機構及び着脱機構を備えた作業機 |
JP7370063B2 (ja) | 2020-05-13 | 2023-10-27 | 株式会社ササキコーポレーション | 着脱機構及び着脱機構を備えた作業機 |
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