JPS6332192Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332192Y2 JPS6332192Y2 JP14647181U JP14647181U JPS6332192Y2 JP S6332192 Y2 JPS6332192 Y2 JP S6332192Y2 JP 14647181 U JP14647181 U JP 14647181U JP 14647181 U JP14647181 U JP 14647181U JP S6332192 Y2 JPS6332192 Y2 JP S6332192Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- support shaft
- locking body
- mounting plate
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、産業車両たとえばトラクタシヨベ
ルなどの油圧駆動機器に対するバルブ操作レバー
の係止装置に関する。
ルなどの油圧駆動機器に対するバルブ操作レバー
の係止装置に関する。
トラクタシヨベルなどにおいては、一般に、運
転席に設けられたバルブ操作レバーでコントロー
ルバルブを操作することによりバケツトやブーム
などの油圧駆動機器を上下に動かしたり任意の位
置に停止させたりするが、車両の整備点検などを
行なう場合、誤つてバルブ操作レバーに触れたと
きにバケツトやブームが下動し、不慮の事故を生
じる危険性がある。このような問題を解決するた
めに種々のバルブ操作レバー係止手段がとられて
いるが、構造が複雑で、そのうえ操作がしにくい
という欠点がある。
転席に設けられたバルブ操作レバーでコントロー
ルバルブを操作することによりバケツトやブーム
などの油圧駆動機器を上下に動かしたり任意の位
置に停止させたりするが、車両の整備点検などを
行なう場合、誤つてバルブ操作レバーに触れたと
きにバケツトやブームが下動し、不慮の事故を生
じる危険性がある。このような問題を解決するた
めに種々のバルブ操作レバー係止手段がとられて
いるが、構造が複雑で、そのうえ操作がしにくい
という欠点がある。
この考案は、上記の実情に鑑みてなされたもの
であつて、構造が簡単で操作が容易であり、かつ
係止を確実に行ないうるバルブ操作レバー係止装
置を提供することを目的とする。
であつて、構造が簡単で操作が容易であり、かつ
係止を確実に行ないうるバルブ操作レバー係止装
置を提供することを目的とする。
以下この考案を実施例を示す図面を参照して説
明する。
明する。
図面はトラクタシヨベルの運転席の一部を示
し、外面が水平方向より若干上側を向くように垂
直状態より若干傾斜したレバー取付板１の内面
に、ほぼ水平な支持軸２が左右のブラケツト３を
介して取付けられ、この支持軸２にバケツト駆動
用およびブーム駆動用のバルブ操作レバー４がそ
れぞれ回動自在に取付けられている。各レバー４
は略Ｌ字形をなし、下部短辺部４Ａの中央部分
に、支持軸２が貫通するボス部４Ｂが設けられ、
短辺部４Ａの先端にはフオーク状の中間リンク連
結金具５がピン６により回動自在に取付けられて
いる。図示は省略したが、車体にはバケツトやブ
ームを駆動するためのコントロールバルブが一体
的または集合的に設けられ、一端がこのバルブに
連結された各中間リンク７の他端が各レバー４の
連結金具５にそれぞれ連結されている。各レバー
４の長辺部４Ｃ側は、取付板６に設けられた開口
８から外側に上向きに突出しており、レバー４が
上方（第２図の時計方向）に回動することにより
バケツトおよびブームが上動し、レバー４が下方
（第２図の反時計方向）に回動することによりバ
ケツトおよびブームが下動するようになつてい
る。
し、外面が水平方向より若干上側を向くように垂
直状態より若干傾斜したレバー取付板１の内面
に、ほぼ水平な支持軸２が左右のブラケツト３を
介して取付けられ、この支持軸２にバケツト駆動
用およびブーム駆動用のバルブ操作レバー４がそ
れぞれ回動自在に取付けられている。各レバー４
は略Ｌ字形をなし、下部短辺部４Ａの中央部分
に、支持軸２が貫通するボス部４Ｂが設けられ、
短辺部４Ａの先端にはフオーク状の中間リンク連
結金具５がピン６により回動自在に取付けられて
いる。図示は省略したが、車体にはバケツトやブ
ームを駆動するためのコントロールバルブが一体
的または集合的に設けられ、一端がこのバルブに
連結された各中間リンク７の他端が各レバー４の
連結金具５にそれぞれ連結されている。各レバー
４の長辺部４Ｃ側は、取付板６に設けられた開口
８から外側に上向きに突出しており、レバー４が
上方（第２図の時計方向）に回動することにより
バケツトおよびブームが上動し、レバー４が下方
（第２図の反時計方向）に回動することによりバ
ケツトおよびブームが下動するようになつてい
る。
バルブ操作レバー４下方の取付板１外面に、レ
バー係止体９が取付部材１０を介して取付けられ
ている。取付部材１０は、溝形状よりなり、その
両フランジ部１０Ａにあけられた孔１１の中心を
結ぶ軸線Ｌが支持軸２とほぼ平行になるようにボ
ルト１２により取付板１に固定されている。レバ
ー係止体９は丸棒によりＣ字形に形成され、その
両端部９Ａが取付部材フランジ部１０Ａの孔１１
に回動自在に嵌められている。レバー係止体９の
回動側には、その回動中心軸線Ｌおよび支持軸２
とほぼ平行な直線状のレバー係止部９Ｂが形成さ
れ、その長さの中央部分にリング状のゴム製緩衝
部材１３が嵌め止められている。そして、レバー
係止体９が上側に回動したときに、中立位置にあ
る各レバー４の短辺部４Ａの下側に係止部９Ｂが
当接して各レバー４が下方に回動しないようにな
されている。
バー係止体９が取付部材１０を介して取付けられ
ている。取付部材１０は、溝形状よりなり、その
両フランジ部１０Ａにあけられた孔１１の中心を
結ぶ軸線Ｌが支持軸２とほぼ平行になるようにボ
ルト１２により取付板１に固定されている。レバ
ー係止体９は丸棒によりＣ字形に形成され、その
両端部９Ａが取付部材フランジ部１０Ａの孔１１
に回動自在に嵌められている。レバー係止体９の
回動側には、その回動中心軸線Ｌおよび支持軸２
とほぼ平行な直線状のレバー係止部９Ｂが形成さ
れ、その長さの中央部分にリング状のゴム製緩衝
部材１３が嵌め止められている。そして、レバー
係止体９が上側に回動したときに、中立位置にあ
る各レバー４の短辺部４Ａの下側に係止部９Ｂが
当接して各レバー４が下方に回動しないようにな
されている。
上記において、車両の整備点検時などには、通
常は下方に垂下しているレバー係止体９を手で持
つて図面に実線で示されているように上側に回動
させ、係止部９Ｂを中立位置にある各レバー４に
当接させることにより、レバー係止状態とするこ
とができる。この状態では、前述のように、各レ
バー４を誤つて下方に押しても動くことがなく、
したがつて、ブームやバケツトが下動しないので
安心して作業することができる。そして、レバー
係止状態を解除するときは、レバー係止体９を手
で持つて下側に回動させ、第２図に鎖線で示され
ているように係止部９Ｂを下方に垂下させて緩衝
部材１３を取付板１外面に接触させておけばよ
い。
常は下方に垂下しているレバー係止体９を手で持
つて図面に実線で示されているように上側に回動
させ、係止部９Ｂを中立位置にある各レバー４に
当接させることにより、レバー係止状態とするこ
とができる。この状態では、前述のように、各レ
バー４を誤つて下方に押しても動くことがなく、
したがつて、ブームやバケツトが下動しないので
安心して作業することができる。そして、レバー
係止状態を解除するときは、レバー係止体９を手
で持つて下側に回動させ、第２図に鎖線で示され
ているように係止部９Ｂを下方に垂下させて緩衝
部材１３を取付板１外面に接触させておけばよ
い。
レバー係止体９は、その回動中心軸線すなわち
支持軸２とほぼ平行な係止部を有するものであれ
ばよく、上記実施例のものに限らない。すなわ
ち、レバー係止体は、たとえば幅の広い略Ｕ字
形、四角形、Ｔ字形など任意の形状とすることが
でき、かつ一体に構成されてもよいし、複数の部
品から構成されてもよい。また、レバー係止部９
Ｂのレバー４と当接する部分に必要に応じて溝な
どが設けられてもよい。
支持軸２とほぼ平行な係止部を有するものであれ
ばよく、上記実施例のものに限らない。すなわ
ち、レバー係止体は、たとえば幅の広い略Ｕ字
形、四角形、Ｔ字形など任意の形状とすることが
でき、かつ一体に構成されてもよいし、複数の部
品から構成されてもよい。また、レバー係止部９
Ｂのレバー４と当接する部分に必要に応じて溝な
どが設けられてもよい。
以上のように、この考案によるバルブ操作レバ
ー係止装置は、レバー取付板１に取付けられたレ
バー係止体９により構成される簡単なもので部品
点数が少なく、製作が容易で安価であり、既存の
産業車両にも簡単に取付けることができる。ま
た、係止操作が簡単で作動が確実であり、車両の
整備点検時などに誤つてバルブ操作レバーに触れ
てもブームやバケツトが下動するおそれがなく、
安心して作業ができ、係止解除操作も極めて簡単
である。
ー係止装置は、レバー取付板１に取付けられたレ
バー係止体９により構成される簡単なもので部品
点数が少なく、製作が容易で安価であり、既存の
産業車両にも簡単に取付けることができる。ま
た、係止操作が簡単で作動が確実であり、車両の
整備点検時などに誤つてバルブ操作レバーに触れ
てもブームやバケツトが下動するおそれがなく、
安心して作業ができ、係止解除操作も極めて簡単
である。
図面はこの考案の実施例を示し、第１図は正面
図、第２図は第１図−線にそう断面図であ
る。 １……レバー取付板、２……支持軸、４……バ
ルブ操作レバー、９……レバー係止体、９Ｂ……
レバー係止部。
図、第２図は第１図−線にそう断面図であ
る。 １……レバー取付板、２……支持軸、４……バ
ルブ操作レバー、９……レバー係止体、９Ｂ……
レバー係止部。
Claims (1)
- 産業車両の油圧駆動機器に対するバルブ操作レ
バー４がレバー取付板１のほぼ水平な支持軸２に
回動自在に取付けられ、レバー４下方の取付板１
外面にレバー係止体９が支持軸２とほぼ平行な軸
線を中心として回動自在に取付けられ、レバー係
止体９の回動側に支持軸２とほぼ平行なレバー係
止部９Ｂが形成され、係止体９が上側に回動した
ときに係止部９Ｂがレバー４の下側に当接してレ
バー４が下方に回動しないようになされている。
産業車両用バルブ操作レバーの係止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14647181U JPS5850164U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 産業車両用バルブ操作レバ−の係止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14647181U JPS5850164U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 産業車両用バルブ操作レバ−の係止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5850164U JPS5850164U (ja) | 1983-04-05 |
| JPS6332192Y2 true JPS6332192Y2 (ja) | 1988-08-29 |
Family
ID=29939376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14647181U Granted JPS5850164U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 産業車両用バルブ操作レバ−の係止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850164U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10697643B2 (en) | 2015-08-26 | 2020-06-30 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Cooker |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP14647181U patent/JPS5850164U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5850164U (ja) | 1983-04-05 |
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