JPH04122164U - クレセント錠 - Google Patents

クレセント錠

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JPH04122164U
JPH04122164U JP3690591U JP3690591U JPH04122164U JP H04122164 U JPH04122164 U JP H04122164U JP 3690591 U JP3690591 U JP 3690591U JP 3690591 U JP3690591 U JP 3690591U JP H04122164 U JPH04122164 U JP H04122164U
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JP
Japan
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cam
crescent
pedestal
handle
linear spring
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JP3690591U
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JP2571049Y2 (ja
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久幸 坂口
憲一郎 伊藤
Original Assignee
美和ロツク工業株式会社
ワイケイケイアーキテクチユラルプロダクツ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 台座を薄くできるようにする。 【構成】 台座本体2と蓋3で台座1とし、この台座本
体1に支軸15を回転自在に支承し、この支軸15の非
円形部16にクレセント17の非円形孔18とカム19
の非円形孔20を嵌合して取付け、前記台座本体2内に
設けた線状スプリング33の両端部33b,33bを前
記カム19の相対向したカム面に圧接して線状スプリン
グ33とカム19でクレセント17を施錠位置と解錠位
置に保持できる。 【効果】 線状スプリング33を用いているからその取
付けスペースを小さくして台座本体2を薄くして台座1
を薄くできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、引違い戸等における一方に取着した係止金具に係脱可能に係合する クレセント錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
実公昭59−18038号公報に示すように、下部台座と上部台座をビス止め した台座内にクレセント及びそのクレセントを回転させるハンドルを設け、その ハンドルを台座より突出して、ハンドルによってクレセントを施錠状態と解錠状 態に回転させるクレセント錠が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかるクレセント錠であればクレセントを台座に内蔵したから見栄えが良くな るが、クレセントを施錠状態と解錠状態で保持するためにコイルスプリングを台 座内に設けているので、台座内にコイルスプリングを収納する上下のスペースが 必要であるから、台座全体が厚くなり、引違い戸等に取付けた時に台座が取付面 より著しく突出した状態となって目立つから見栄えが悪くなる。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたクレセント錠を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
台座本体2に支軸15を回転自在に支承し、この支軸15にクレセント17と カム19を取付けると共に、クレセント17にハンドル28を設け、前記カム1 9を相対向した一対の第1カム面26,26と第2カム面27,27を有する形 状とし、前記台座本体2内に取付けた線状スプリング33の両端部33b,33 bを前記カム19の相対向したカム面に圧接したクレセント錠。
【0006】
【作 用】
カム19と線状スプリング33でクレセント17を施錠位置と解錠位置とに保 持しているから、線状スプリング33を取付けるスペースが小さくて良く、台座 本体2を薄くして台座全体を薄くできる。
【0007】
【実 施 例】
本考案の実施例を図1ないし図5に基づいて説明する。 台座1は台座本体2とカバー3と蓋4で空洞部を有する矩形中空形状となり、台 座本体2は矩形板状の表面壁5の周縁に相対向した長尺の一対の第1突出壁6, 6と矩尺の一対の第2突出壁7,7を一体的に設けた略矩形皿形状となり、その 表面壁5の長手方向中央部に支持筒8が一体的に設けられて表裏面側に開口した 軸支承孔9を構成し、一方の第1突出壁6の長手方向中間部には切欠部10が形 成され、かつその切欠部10の長手方向両端縁と連続してストッパとなる突出壁 11が斜めに一体的にそれぞれ形成され、各突出壁11と連続して筒状突出壁1 2が一体的に形成されて表裏面に開口した挿通孔13を構成し、他方の第1突出 壁6の長手方向中間部に略L字状の切欠部14が形成してある。 前記軸支承孔9には支軸15が回転自在に支承され、この支軸15の軸支承孔 9より裏面側に突出した部分が非円形部16となり、この非円形部16にクレセ ント17の非円形孔18とカム19の非円形孔20が嵌合して取付けてあり、そ のクレセント17は非円形孔18を有する略半円形の基板21と、その基板21 の周縁一部に一体的に設けた円弧状の突片22より成り、その突片22が前記略 L字状の切欠部14より外方に突出する。前記カム19は非円形孔20を有する 取付板23とカム面を有する筒体24とフランジ25を備え、筒体24には相対 向した一対の第1カム面26,26と相対向した一対の第2カム面27,27が 形成され、その第1カム面26と第2カム面27は90度と異なる角度となって いる。 そして、前記クレセント17の基板21にカム19の取付板23が接し、支軸 15の端部をカシメて抜け止めしてある。 前記クレセント17の基板21にはハンドル28の取付け部29が連結され、 この取付部29に一体的に設けたハンドル部30が前記切欠部10より外方に突 出している。前記台座本体2に一体的に設けた支持突起32に線状スプリング3 3の中間円形交差部33aが嵌め込まれて抜止め片34で保持され、その線状ス プリング33の両端部33b,33bは直線状となってカム19の相対向した一 対のカム面を挟持している。 図4に示すように実施例では第1カム面26と第2カム面27とのなす角が約 75度であり、これは台座1に内蔵されたハンドル28の回動角度とほぼ等しく なっている。このため線状スプリング33はクレセント錠の施錠位置と解錠位置 とで確実に相対向した一対の第1・第2カム面26,27を挾圧保持する。この ような構造にすれば台座1にハンドル28が内蔵されてハンドル28の回動角度 に規制を受けた場合でも第1カム面26と第2カム面27のなす角度を変えるこ とにより任意のハンドル回動角に対応することができる。 40はストッパー片、41は施錠釦、42はカム片であり、そのストッパー片 40はスプリング43でカム片42のカム面44に押し付け保持され、クレセン ト17を施錠位置とした状態で施錠釦41を台座本体2の一方の第2突出壁7の 長溝45に沿って摺動してカム片42の高部カム面44aでストッパー片40を 押すとクレセント17の突片22の端部22aと係合してクレセント17の解錠 方向への回転を阻止してクレセント17を施錠位置でロックできるようにしてあ る。 46はハンドル28の取付け部29と台座本体2の裏面との間に配設されたス ペーサであり、このスペーサ46には2色の着色が施されハンドル28の回転と 共に回動するようになっている。そして、施錠状態では台座本体2とカバー3を 連通して設けた窓孔47から一方の色が表示され、解錠状態では他方の色が表示 されてクレセント錠の施解錠状態を目視できるようになっている。
【0008】 次に作動を説明する。 図示の状態はクレセント17が施錠位置でロックされた状態であり、ハンドル 28のハンドル部30が台座本体2の一方の斜め突出壁11に当接して回転位置 決めされると共に、線状スプリング33の両端部33b,33bがカム19の一 対の第1カム面26,26に圧接している。 前述の状態から、施錠釦41を前述と反対方向に操作してストッパ片40をス プリング43で移動してロックを外し、ハンドル28を矢印方向に回転すると支 軸15と共にクレセント17とカム19が回転し、ある程度回転するとカム19 の一対の第2カム面27,27が線状スプリング33の両端部33b,33bに 接してスプリング力でカム19を介して支軸15とクレセント17、ハンドル2 8を矢印方向に回転付勢してハンドル28が台座体2の他方の斜め突出壁11に 当接すると共に、カム19の一対の第2カム面27,27に線状スプリング33 の両端部33b,33bが圧接し、クレセント17が台座本体2内に収納される 。
【0009】
【考案の効果】
カム19と線状スプリング33でクレセント17を施錠位置と解錠位置とに保 持しているから、線状スプリング33を取付けるスペースが小さくて良く、台座 本体2を薄くして台座全体を薄くできる。 したがって、引違い戸等に取付けた時に取付面からあまり突出せずに目立つこと がなく見栄えを良くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレセント錠の正面図である。
【図2】クレセント錠の右側面図である。
【図3】クレセント錠の左側面図である。
【図4】クレセント錠のカバーを外した背面図である。
【図5】クレセント錠の断面図である。
【符号の説明】
1 台座、2 台座本体、3 蓋、15 支軸、17
クレセント、19 カム、26 第1カム面、27 第
2カム面、28 ハンドル、33 線状スプリング、3
3b 両端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座本体2と蓋4より成る中空形状の台
    座1内にクレセント17とハンドル28を設けたクレセ
    ント錠において、前記台座本体2に支軸15を回転自在
    に支承し、この支軸15にクレセント17とカム19を
    取付けると共に、クレセント17にハンドル28を設
    け、前記カム19を相対向した一対の第1カム面26,
    26と第2カム面27,27を有する形状とし、前記台
    座本体2内に取付けた線状スプリング33の両端部33
    b,33bを前記カム19の相対向したカム面に圧接し
    たことを特徴とするクレセント錠。
JP1991036905U 1991-04-24 1991-04-24 クレセント錠 Expired - Fee Related JP2571049Y2 (ja)

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JPH04122164U true JPH04122164U (ja) 1992-11-02
JP2571049Y2 JP2571049Y2 (ja) 1998-05-13

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5024475U (ja) * 1973-06-26 1975-03-19
JPH0453420U (ja) * 1990-09-05 1992-05-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5024475U (ja) * 1973-06-26 1975-03-19
JPH0453420U (ja) * 1990-09-05 1992-05-07

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