JPH04121226U - 破損防止用包装体 - Google Patents

破損防止用包装体

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JPH04121226U
JPH04121226U JP3289891U JP3289891U JPH04121226U JP H04121226 U JPH04121226 U JP H04121226U JP 3289891 U JP3289891 U JP 3289891U JP 3289891 U JP3289891 U JP 3289891U JP H04121226 U JPH04121226 U JP H04121226U
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JP
Japan
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cardboard
outer box
bottles
bottle
plate
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Application number
JP3289891U
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Inventor
英介 山根
淳一 赤尾
雅伸 高寺
Original Assignee
徳山石油化学株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス製試薬瓶12〜20本を入れて消防庁
によって規定されたテストに合格する包装体。 【構成】 外箱と、底板と、底抜固定板と、天板と、天
抜固定板、或いは外箱と、胴枠と、仕切りとを有する破
損防止用包装体。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、500mlのガラス製試薬瓶を12〜20本収容して、破損するこ となく輸送運搬できる、ダンボール製の破損防止用包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来薬液が充填された、ガラス製試薬瓶は、ダンボール製の直方体でで内部の 高さが瓶とほぼ同じ箱に、碁盤目状の仕切を設け各セクションに瓶を入れて、割 れるのを防止して、運搬、輸送を行なっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、近時消防法が改正され、試薬の危険性の等級に応じて、瓶を収 容したダンボール箱を120cm、或いは180cmの高さから、図1に示すよ うに包装体の天、地、側面、褄、地角、天角をそれぞれ下に向けてコンクリート 床に落下させ、収納された瓶が破損しない包装体を用いることが必要となった。
【0004】 そのため、包装の対象となるガラス瓶の種類、本数は、(a)500ml:1 2〜20本、(b)1リットル:6〜10本、(c)3リットル:2本とした。 本考案においてはこれらのうち、500mlのガラス瓶を対象とし、ダンボール は、JIS規格K200×SP125×K220のものを使用した。
【0005】 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、500mlのガラス試薬瓶20 本を収納して180cmの高さから所定方向の落下テストを行ない、瓶が破損し ない破損防止用包装体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る破損防止用包装体においては、打抜成形された一枚のダンボール 紙を折曲してつくられた直方形の外箱と、この外箱の内底面に固定された、内底 面とほぼ同じ面積のダンボール製の底板と、底板の上面に面を当接して固定され 、上記収容されるガラス瓶の底部が嵌合する孔が設けられている4枚以上のダン ボールを重ね合わせた底抜固定板と、上記底抜固定板の孔に底部を嵌合して収納 された瓶の口部が嵌合する孔が設けられ、これらの孔にガラス瓶の各口部を挿入 した場合、外箱の内周面に外周が接する、ダンボール4枚以上を重ね合わせた天 抜固定板と、上記瓶の上に載置され、瓶の口部上面を押えるダンボール製の天板 とを有すること。
【0007】 或いは打抜成形された一枚のダンボール紙を折曲してつくられた直方形の外箱 と、この外箱の内底面に固定された、内底面とほぼ同じ面積のダンボールよりな る底板と、上記外箱の内側面を覆って取付けられた上記ダンボール製胴枠と、こ の胴枠内に設けられた上記ダンボール板を2枚以上重ね合わせた板によってつく られ、個々に上記瓶を入れるための碁盤目状に組まれた仕切りと、仕切りに入れ た瓶の栓上面を押える天板とを有することを問題解決の手段とした。
【0008】
【実施例】
図2ないし図7は本考案の一実施例を示すもので、図中符号1は直方形の外箱 である。外箱1は、周知のように形抜きされたダンボール板2を、折曲加工し、 かつ一部接着して組立てられている。すなわち、側部3は舌片3aを糊付けされ て形成され、底部4は底板形成部4a〜4dを組合わせて形成され、蓋部5はそ れぞれ対向する内蓋5aおよび外蓋5bによって形成されている。この外箱1の 開口部は長方形となっており、通常外蓋5b同志は、先端が当接し、内蓋5a同 志の先端は間隔が設けられるようになっている。
【0009】 上記組立られた外箱1の底部4の内面には、この内面とほぼ同じ面積のダンボ ールよりなる底板6が載置され、側面部3によって挾持固定されている。
【0010】 この底板6の上面には、4枚以上のダンボールを重ね合わせ、収容されるガラ ス製試薬瓶7の外底部がきつく嵌合する円形孔8aが形成されている底抜固定板 8が面を当接して取付けられている。
【0011】 上記底抜固定板8の円形孔8aには、瓶7が底部を嵌合して立てられる。この 立てられた瓶7の口部7aは、4枚以上のダンボールを重ね、上記立てられた瓶 7の口部7aを挿通する孔9aが穿設されている天抜固定板9の各孔に挿込まれ る。この状態で、天抜固定板9の外周は、外箱1内周に当接挾持される。
【0012】 次いで、外箱1の開口部と同じ面積で、ダンボール製の天板10を上記瓶7の 口部7a上面に載置し、外箱1の内蓋5aを閉じる。この場合内蓋5a、5aの 先端には間隙が設けられる。
【0013】 この間隙には、埋板11が入れられ、この部分の上面位置を内蓋5aと同じに して、外蓋5bを閉じ、密閉する。
【0014】 上記構成の破損防止用包装体によって20本の液を充填した瓶を包装し、上記 規定の6方向を下にして180cmの高さより、落下させたが瓶の破損は認めら れなかった。
【0015】 しかし、底抜固定板を3枚重ね、天抜固定板を2枚重ねとした場合には、側面 を下にしたテストで、破損が認められた。
【0016】 また図8ないし図9は本考案の他の実施例を示すもので、前実施例と同一部分 には同一符号を付してその説明を省略する。
【0017】 この実施例においては、外箱1の内底面に底板6が取付けられており、この底 板6より上の外箱1の内側全面には胴枠21が取付けられている。この胴枠21 内には、2枚以上のダンボールを重ね合わせてつくられた、上記瓶7がきつく嵌 合する碁盤目状の仕切り22が取付けられている。この仕切22内に瓶7が入れ られる。その際、瓶7の口部7aの上面は、仕切りの上面と同じか、僅か出てい る。
【0018】 この上に前実施例と同様天板及び埋板を載置し、外箱1を密閉した。この包装 体は、6方向をそれぞれ下にして落下させる試薬に供したが、瓶の破損は認めら れなかった。
【0019】 しかし、仕切22の一方をダンボール1枚とすると、瓶の破損が認められ、ま た胴枠21を設けない場合には、破損はさらに増大した。
【0020】 なお上記、底抜固定板8および天抜固定板9を用いる方法、胴枠21および仕 切22を用いる方法のいずれを用いても瓶の破損は防止されるが、作製、組立は 前者の方が簡単である。
【0021】 以上説明したように本考案に係る500mlのガラス製試薬瓶の包装体は、規 定された落下試験に合格し、安心して使用出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装体の試験方法の説明図である。
【図2】外箱の斜視図である。
【図3】外箱の展開図である。
【図4】底抜固定板の平面図である。
【図5】図4のV−V線矢視図である。
【図6】天抜固定板の平面図である。
【図7】底抜固定板、天抜固定板を用いた包装体に50
0mlガラス製試薬瓶を収納した状態を示す縦断面図で
ある。
【図8】外箱に胴枠、仕切りをセットした状態を示す平
面図である。
【図9】仕切りを用いた包装体に瓶を収納した状態を示
す図8のIX−IX線矢視断面相当図である。
【符号の説明】
1 外箱 2 形抜きされたダンボール 3 側面部 3a 舌片 4 底部 4a〜4d 底板形成部 5 蓋部 5a 内蓋 5b 外蓋 6 底板 7 ガラス試薬瓶(瓶) 7a 口部 8 底抜固定板 8a 円形孔 9 天抜固定板 9a 瓶口部を挿通する孔(孔) 10 天板 11 埋板 21 胴枠 22 仕切り

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ500mlのガラス製試薬瓶12〜
    20本を収容運搬するJIS規格K220×SP125
    ×K220ダンボール製の破損防止用包装体であって、
    打抜成形された一枚のダンボール紙を折曲してつくられ
    た直方形の外箱と、この外箱の内底面に固定された、内
    底面とほぼ同じ面積のダンボール製の底板と、底板の上
    面に面を当接して固定され、上記収容されるガラス瓶の
    底部が嵌合する孔が設けられている4枚以上のダンボー
    ルを重ね合わせた底抜固定板と、上記底抜固定板の孔に
    底部を嵌合して収納された瓶の口部が嵌合する孔が設け
    られ、これらの孔にガラス瓶の各口部を挿入した場合、
    外箱の内周面に外周が接する、ダンボール4枚以上を重
    ね合わせた天抜固定板と、上記瓶口部の上に載置され、
    瓶の口部上面を押えるダンボール製の天板とを有するこ
    とを特徴とする破損防止用包装体。
  2. 【請求項2】 ほぼ500mlのガラス製試薬瓶12〜
    20本を収容運搬するJIS規格K220×SP125
    ×K220ダンボール製の破損防止用包装体であって、
    打抜成形された一枚のダンボール紙を折曲してつくられ
    た直方形の外箱と、この外箱の内底面に固定された、内
    底面とほぼ同じ面積のダンボールよりなる底板と、上記
    外箱の内側面を覆って取付けられたダンボール製胴枠
    と、この胴枠内に設けられた上記ダンボール板を2枚以
    上重ね合わせた板によってつくられ、個々に上記瓶を入
    れるための碁盤目状に組まれた仕切りと、仕切りに入れ
    た瓶の口部上面を押える天板とを有することを特徴とす
    る破損防止用包装体。
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970930