JP3047895U - 試験管保持具及びその輸送箱 - Google Patents

試験管保持具及びその輸送箱

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JP3047895U
JP3047895U JP1997005518U JP551897U JP3047895U JP 3047895 U JP3047895 U JP 3047895U JP 1997005518 U JP1997005518 U JP 1997005518U JP 551897 U JP551897 U JP 551897U JP 3047895 U JP3047895 U JP 3047895U
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JP1997005518U
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好夫 中村
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好夫 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集団検査等のために、試薬を入れた試験管を
多量に医療機関に運搬するに当たり使用する箱等の用具
の組み立てを簡単にし、作業の効率化と運搬用具の製作
費用を削減することである。 【解決手段】 長四角の箱の底部(1)は閉塞した構造
で、上部に蓋(2)を設け、蓋以外の上部の3辺に長片
フラップ(5)及び短辺フラップ(6)、(7)を設け
た輸送箱(8)を作る。輸送箱の短辺の両側に脚
(9)、(10)を設け、上面と下面が垂直にぴったり
と重なる一対の円形の試験管保持口(11)、(12)
を箱の両方の面に格子状に等間隔に設けた試験管保持具
(13)を作る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 【考案の属する技術分野】
本考案は、試薬を入れた試験管を使用目的の説明が印刷された化粧箱に入れて 病院等の医療機関へ運搬する際に、試験管が破損しないように保管、管理する容 器及びその輸送用の箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーテション(組み立て仕切り)や発砲スチロールの穴の開いた成形品 、紙に穴を開けた組み立て台紙があった。 パーテション(組み立て仕切り)は、切り込みを入れた紙又はシート状樹脂板 を組み立てるのに手間がかかり、試験管の出し入れにも不便だった。 発砲スチロールの穴の開いた成形品は金型が高価であり、使用の廃棄処理に問 題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は、次のようなことである。 ・集団検査等のために、試薬を入れた試験管を多量に医療機関に運搬するに当 たり使用する箱等の用具の組み立てを簡単にし、作業の効率化と運搬用具の製作 費用を削減することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における輸送箱(8)は、長四角の箱の底 部(1)は貼り合わせて閉塞した構造とし、上部に蓋(2)を設け、蓋に折り込 み片(3)及び開口部(4)を設け、蓋以外の上部の3辺には同じ高さを持つ長 片フラップ(5)及び短辺フラップ(6)、(7)を設けて作る。
【0005】 試験管保持具(13)は、輸送箱(8)の底部の内面と同じ形及び同じ面積を 持つキヤラメル箱状の箱の短辺の両側に脚(9)、(10)を設け、この場合脚 の高さは輸送箱の短辺及び長辺のフラップの高さとこの脚の高さの合計が輸送箱 の側面内側の高さと同じになるようにし、上面と下面の二つが垂直にぴったりと 重なる一対の円形の試験管保持口(11)、(12)を箱の上面と下面の両方の 面に格子状に等間隔に設けたものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態について図面を参照して説明する。 図面1において、輸送箱は、たとえば、厚さ0.5mmほどの1枚の紙を用い て、長四角の箱の底部(1)は貼り合わせて閉塞した構造とし、上部に蓋(2) を設け、蓋に折り込み片(3)及び開口部(4)を設け、蓋以外の上部の3辺に は同じ高さを持つ長片フラップ(5)及び短辺フラップ(6)、(7)を設けて 作る。
【0007】 図面1において、試験管保持具は、たとえば、厚さ0.5mmほどの1枚の紙 を用いて、キヤラメル箱状の箱の側面の片側を糊付けした上で、短辺の両側に脚 (1)、(2)を設ける。それから、上面と下面を一対とし二つが垂直にぴった りと重なる円形の試験管保持口(11)、(12)を箱の上面と下面の両方の面 に格子状に等間隔に設けたものである。
【0008】 本考案の輸送箱と試験管保持具を用いるときは、輸送箱の蓋、短辺フラップ及 び長辺フラップを折り曲げない状態で試験管保持具を輸送箱に入れ、次に、試験 管を試験管保持口に輸送箱の底部に達するように挿入し、短辺フラップ及び長辺 フラップを箱の側面内側に重なるように折り曲げ、輸送箱の折り込み片(5)を 折り曲げて箱に挿入し蓋をする。
【0009】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次のような効果がある。 試験管保持具に設ける試験管保持口の口径を試験管の口径と同一にすることに より、保持する穴が上下2か所で一対になっているため、試験管を試験管保持口 に挿入したときにしっかりと垂直に固定できるので、試験管は輸送中も垂直を保 つことができる。
【0010】 試験管保持口が等間隔に設けられるため、試験管と試験管がぶつかることによ る破損の心配がない。
【0011】 輸送箱に設けた短辺フラップ及び長辺フラップが試験管保持具を上から押さえ るため、試験管保持具をしっかりと固定することができる。
【0012】 本考案は、紙製のため使用前は、試験管保持具、輸送具共に平らな状態で保管 できるため収納場所のスペースが少なくて済むし、使用後の廃棄も容易、かつ、 リサイクル可能であり、組み立ても特別の工具を用いることなく簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 輸送箱及び試験管保持具の斜視図
【符号の説明】
(1)は底部 (2)は蓋 (3)は折込み片 (4)は開口部 (5)は長片フラップ (6)は短片フラップ (7)は短片フラップ (8)は輸送箱 (9)は脚 (10)は脚 (11)は試験管保持口 (12)は試験管保持口 (13)は試験管保持具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長四角の箱の底部(1)は貼り合わせて
    閉塞した構造とし、上部に蓋(2)を設け、蓋に折り込
    み片(3)及び開口部(4)を設け、蓋以外の上部の3
    辺には同じ高さを持つ長片フラップ(5)及び短辺フラ
    ップ(6)、(7)を設けた輸送箱(8)を作り、輸送
    箱の底部の内面と同じ形及び同じ面積を持つキヤラメル
    箱状の箱の短辺の両側に脚(9)、(10)を設け、こ
    の場合脚の高さは輸送具の短辺及び長辺のフラップの高
    さとこの脚の高さの合計が輸送具の側面内側の高さと同
    じになるようにし、上面と下面の二つが垂直にぴったり
    と重なる一対の円形の試験管保持口(11)、(12)
    を箱の上面と下面の両方の面に格子状に等間隔に設けた
    試験管保持具(13)とからなる試験管保持具及びその
    輸送箱
JP1997005518U 1997-05-26 1997-05-26 試験管保持具及びその輸送箱 Expired - Lifetime JP3047895U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06270854A (ja) * 1993-03-17 1994-09-27 Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The 弾性クローラ
CN114104457A (zh) * 2021-09-29 2022-03-01 惠州城市职业学院(惠州商贸旅游高级职业技术学校) 一种应用于荔枝常温运输的保鲜包装箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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