JPH04119230A - 方向性トルク機構 - Google Patents
方向性トルク機構Info
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- JPH04119230A JPH04119230A JP23947990A JP23947990A JPH04119230A JP H04119230 A JPH04119230 A JP H04119230A JP 23947990 A JP23947990 A JP 23947990A JP 23947990 A JP23947990 A JP 23947990A JP H04119230 A JPH04119230 A JP H04119230A
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- JP
- Japan
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- roller
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- fixed member
- gap
- torque
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims description 22
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/064—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by rolling and having a circular cross-section, e.g. balls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
E産業上の利用分野コ
本発明は、駆動力に抗してトルクを発生するトルク機構
に関し、特に駆動力の方向によって発生するトルクが興
なる方向性トルク機構に関する。
に関し、特に駆動力の方向によって発生するトルクが興
なる方向性トルク機構に関する。
E従来の技術]
鍵盤楽器の鍵盤蓋等ある程度の重量を有し、重心から外
れた位1で回転自在に支持されているものは、回転角度
によって重力による回転モーメントを大きく変化させる
。
れた位1で回転自在に支持されているものは、回転角度
によって重力による回転モーメントを大きく変化させる
。
蓋が回転軸上に直立している状態では、回転モーメント
は零であるが、蓋が倒れるにしたがって、回転モーメン
トは大きくなり、水平位置で最大となる。このため、不
注意に蓋を閉めようとすると、回転モーメントが大きく
なって、手から滑って衝撃的に落下したりする。
は零であるが、蓋が倒れるにしたがって、回転モーメン
トは大きくなり、水平位置で最大となる。このため、不
注意に蓋を閉めようとすると、回転モーメントが大きく
なって、手から滑って衝撃的に落下したりする。
そこで、回転角度に応じて何らかのトルクを与えること
が好ましい。
が好ましい。
第2図に、実公昭62−46219号公報に提案されて
いる、従来の技術による鍵盤楽器の蓋開閉機構を示す。
いる、従来の技術による鍵盤楽器の蓋開閉機構を示す。
m1llは、本体とヒンジ12によって結合されており
、奥に向って延在するステー上にピン13を有している
6M11が閉められる時、ピン13は一点破線のような
軌跡を描く、このピン13の軌跡上に、軸15の周りに
回転する連動板14が待ち構えている。連動板14は、
スロット状の切込みを有し、ピン13が回転してきた時
、そのピン13と係合し、滑り係合を保ちながら軸15
の周囲に回転する。この連動板14は、バネ16によっ
て反時計方向の力を与えられている。したがって、ふた
11が閉められる時、この閉められる動作に抗する力を
発揮する。
、奥に向って延在するステー上にピン13を有している
6M11が閉められる時、ピン13は一点破線のような
軌跡を描く、このピン13の軌跡上に、軸15の周りに
回転する連動板14が待ち構えている。連動板14は、
スロット状の切込みを有し、ピン13が回転してきた時
、そのピン13と係合し、滑り係合を保ちながら軸15
の周囲に回転する。この連動板14は、バネ16によっ
て反時計方向の力を与えられている。したがって、ふた
11が閉められる時、この閉められる動作に抗する力を
発揮する。
さらに、軸15の回転は、摩擦を有する摩擦回転とされ
ている。たとえば、軸15は粘性の大きいトルクグリー
スを用いて軸受けと係合している。
ている。たとえば、軸15は粘性の大きいトルクグリー
スを用いて軸受けと係合している。
このため、ピン13が連動板14と係合した後は、蓋を
閉める運動に対して反対方向の力と、運動に対する摩擦
力とが働く。
閉める運動に対して反対方向の力と、運動に対する摩擦
力とが働く。
1ullを図示の状態から閉めようとすると、菩11の
重心かヒンジ12の上部にある間は、Wllに働く回転
モーメントは極めて小さい0M11が次第に傾くにした
がって、重心がヒンジ12から左方向にずれ、回転モー
メントが大きくなる。
重心かヒンジ12の上部にある間は、Wllに働く回転
モーメントは極めて小さい0M11が次第に傾くにした
がって、重心がヒンジ12から左方向にずれ、回転モー
メントが大きくなる。
この時、ピン13か連動板14と係合を始める。
1111が重力にしたがって落下しようとする力に対し
て、バネ16の引張り力か対抗し、合力は小さなものと
なる。さらに、軸15の回転に対しては、摩擦力が働く
ので、1111の急激な運動は抑制される。このように
して、蓋11は自由落下させられた場合にも、静かに閉
まる。
て、バネ16の引張り力か対抗し、合力は小さなものと
なる。さらに、軸15の回転に対しては、摩擦力が働く
ので、1111の急激な運動は抑制される。このように
して、蓋11は自由落下させられた場合にも、静かに閉
まる。
[発明が解決しようとする課題]
第2図に示すような従来の技術によれは、対象物の運動
の方向によらず、摩擦力が働く、すなわち、蓋を閉めよ
うとする時に摩擦力が働き、蓋が靜かに閉まるのは好ま
しいが、蓋を開けようとする時にも同様の摩擦力が働き
、蓋が重く感じられる。好ましくは、急激な運動を抑制
する時には、摩擦力が働き、軽く動いて欲しい時には、
摩擦力が働かないようなトルク機構が望まれる。
の方向によらず、摩擦力が働く、すなわち、蓋を閉めよ
うとする時に摩擦力が働き、蓋が靜かに閉まるのは好ま
しいが、蓋を開けようとする時にも同様の摩擦力が働き
、蓋が重く感じられる。好ましくは、急激な運動を抑制
する時には、摩擦力が働き、軽く動いて欲しい時には、
摩擦力が働かないようなトルク機構が望まれる。
本発明の目的は、運動の方向によって、異なる大きさの
トルクを発生する方向性トルク機構を提供することであ
る。
トルクを発生する方向性トルク機構を提供することであ
る。
本発明の他の目的は、簡単な構成で、所望の方向に対象
物が運動する時に、所望のトルクを発生することのでき
る方向性トルク機構を提供することである。
物が運動する時に、所望のトルクを発生することのでき
る方向性トルク機構を提供することである。
[課題を解決するための手段]
本発明の方向性トルク機構は、一定の軸を中心にして回
転自在な、周面を有する回転部材と、回転部材の周面と
の間に単調に変化する間隙を形成する固定部材と、間隙
に配置され、回転部材および固定部材に接触するローラ
と、間隙の狭くなる方向にローラを押す押圧手段とを含
む。
転自在な、周面を有する回転部材と、回転部材の周面と
の間に単調に変化する間隙を形成する固定部材と、間隙
に配置され、回転部材および固定部材に接触するローラ
と、間隙の狭くなる方向にローラを押す押圧手段とを含
む。
[作用コ
回転部材の周面と固定部材とがこの間に単調に変化する
間隙を形成する。この間隙にローラ(円柱または球体)
が係合することにより、回転部材が所定方向に回転する
時にはローラが食込むようになり、摩擦力が大きくなっ
て大きなトルクが発生するが、回転部材か逆方向に回転
する時には、ローラが排出される方向に動き、摩擦力が
小さくなって発生するトルクは極めて小さくなる。
間隙を形成する。この間隙にローラ(円柱または球体)
が係合することにより、回転部材が所定方向に回転する
時にはローラが食込むようになり、摩擦力が大きくなっ
て大きなトルクが発生するが、回転部材か逆方向に回転
する時には、ローラが排出される方向に動き、摩擦力が
小さくなって発生するトルクは極めて小さくなる。
[実施例]
第1図(A)、(B)、(C)に、本発明の実施例によ
る方向性トルク機構の基本的形態を示す。
る方向性トルク機構の基本的形態を示す。
第1図(A)において、回転部材1は軸2の周囲に回転
し、円周面3を有する、たとえば円筒型の部材である。
し、円周面3を有する、たとえば円筒型の部材である。
この回転部材1と対抗して、平面状の固定部材4が配置
されている。この回転部材1の周面3と、固定部材4と
の間に形成される間隙に、その間隙よりも大きな径を有
するローラ8が係合している。このローラ8には、間隙
のより狭い方向に向かうような力が加えられている。
されている。この回転部材1の周面3と、固定部材4と
の間に形成される間隙に、その間隙よりも大きな径を有
するローラ8が係合している。このローラ8には、間隙
のより狭い方向に向かうような力が加えられている。
回転部材1が反時計方向に回転すると、ローラ8も回転
部材1/)回転にしたがって、回転を始める。この回転
方向は、ローラ8と固定部材4とが静止摩擦によって係
合していると、ローラ8が右方向に移動するように働く
、すなわち、ローラ8は、より間隙の狭い方向移動しよ
うとし、摩擦力はさらに大きくなる。ローラ8と、回転
部材1および固定部材4との間の摩擦係数を適当に調整
しておくことにより、ローラ8は固定部材4上で滑り係
合しながら、回転部材1の回転に逆トルクを与える。
部材1/)回転にしたがって、回転を始める。この回転
方向は、ローラ8と固定部材4とが静止摩擦によって係
合していると、ローラ8が右方向に移動するように働く
、すなわち、ローラ8は、より間隙の狭い方向移動しよ
うとし、摩擦力はさらに大きくなる。ローラ8と、回転
部材1および固定部材4との間の摩擦係数を適当に調整
しておくことにより、ローラ8は固定部材4上で滑り係
合しながら、回転部材1の回転に逆トルクを与える。
第1図(A)の形態においては、固定部材4は平坦な表
面を有していた4回転部材と固定部材との間に形成され
る間隙の変化は、所望の目的に応じて、種々に変化させ
てもよい。
面を有していた4回転部材と固定部材との間に形成され
る間隙の変化は、所望の目的に応じて、種々に変化させ
てもよい。
第1図(B)は、固定部材5が凹面を有する場合を示す
0回転部材1の周面と、固定部材5の表面とが同じ方向
に変化する曲面で形成されるため、間隙の変化は緩かな
ものとなる。
0回転部材1の周面と、固定部材5の表面とが同じ方向
に変化する曲面で形成されるため、間隙の変化は緩かな
ものとなる。
第1図(C)は、間隙の変化か急激なものとなる形態の
例を示す、固定部材6は、回転部材14に対して凸な表
面を形成している。このため、第1図(A)に示す場合
よりも間隙の変化は激しくなる。
例を示す、固定部材6は、回転部材14に対して凸な表
面を形成している。このため、第1図(A)に示す場合
よりも間隙の変化は激しくなる。
なお、回転部材として、円周面を有する場合を説明した
が、回転部材1の周面が楕円形等、他の形態であっても
構わない。
が、回転部材1の周面が楕円形等、他の形態であっても
構わない。
回転部材が回転する時、ローラかそれに伴って回転する
が、その回転方向にしなかって、摩擦力が強くなったり
、弱くなったりする。このようにして、運動の方向に依
存してトルクが変化する方向性トルク機構が得られる。
が、その回転方向にしなかって、摩擦力が強くなったり
、弱くなったりする。このようにして、運動の方向に依
存してトルクが変化する方向性トルク機構が得られる。
第3図は、本発明の実施例による電子楽器の蓋部分を示
す側面図である。
す側面図である。
蓋21は、回転軸22によって回転自在に支持されてお
り、ピン23を奥に向って延在するステー24上に備え
ている。蓋21を閉めると、ピン23は一点鎖線25で
示す軌跡上を移動する。この軌跡上に連動板27の開口
スロット28が待ち構えている。ピン23か開口スロッ
ト28に達すると、連動板27はピン23に押されて連
動する。
り、ピン23を奥に向って延在するステー24上に備え
ている。蓋21を閉めると、ピン23は一点鎖線25で
示す軌跡上を移動する。この軌跡上に連動板27の開口
スロット28が待ち構えている。ピン23か開口スロッ
ト28に達すると、連動板27はピン23に押されて連
動する。
連動板27は、回転軸29の周囲に回転自在に支持され
ている。M21が閉められるにしたがって、ピン23は
一点鎖線の軌跡上を右方向に移動し、この移動に件って
連動板27も反時計方向に回転する。蓋21が閉められ
た時、連動板27およびピン23は破線で示す位置とな
る。この連動板27の軸29か、第1図で説明したよう
な方向性トルク機構によって軸受けされている。
ている。M21が閉められるにしたがって、ピン23は
一点鎖線の軌跡上を右方向に移動し、この移動に件って
連動板27も反時計方向に回転する。蓋21が閉められ
た時、連動板27およびピン23は破線で示す位置とな
る。この連動板27の軸29か、第1図で説明したよう
な方向性トルク機構によって軸受けされている。
第4図、第5図は、トルク機構の側面図と正面図を示す
。
。
連動板27は、軸29の周囲に回転可能に支持されてい
る。この軸29の軸受は部は、第4図に示すように、回
転部材31を備えている。この回転部材31に対抗して
固定部材33が配置されており、その間に間隙を形成し
ている。この間隙にローラ32が入込んで回転部材31
と固定部材33に接触している。
る。この軸29の軸受は部は、第4図に示すように、回
転部材31を備えている。この回転部材31に対抗して
固定部材33が配置されており、その間に間隙を形成し
ている。この間隙にローラ32が入込んで回転部材31
と固定部材33に接触している。
第5図は、トルク機構の正面図であり、第6図は、連動
板27を取り除いた状態でトルク機構を正面から見た構
成図である。
板27を取り除いた状態でトルク機構を正面から見た構
成図である。
回転部材31に対抗して平板状の固定部材33か配置さ
れ、その間に変化する間隙を形成している。この間隙に
円筒状のローラ32がバネ35によって、間隙の小さく
なる方向に押付けられている。バネ35は固定部材で支
持されており、この固定部材は微調整用ネジ36によっ
てその位置を調節し、押圧力を制御できる。ローラ32
はバネ35で押されることにより、間隙のより狭い方向
に押付けられている。このため、ローラ32から回転部
材31および固定部材33にある程度の押付は力が与え
られる。第3図に示す蓋21を閉める場合には、回転部
材31は第7図(A>に示す方向に回転しようとする。
れ、その間に変化する間隙を形成している。この間隙に
円筒状のローラ32がバネ35によって、間隙の小さく
なる方向に押付けられている。バネ35は固定部材で支
持されており、この固定部材は微調整用ネジ36によっ
てその位置を調節し、押圧力を制御できる。ローラ32
はバネ35で押されることにより、間隙のより狭い方向
に押付けられている。このため、ローラ32から回転部
材31および固定部材33にある程度の押付は力が与え
られる。第3図に示す蓋21を閉める場合には、回転部
材31は第7図(A>に示す方向に回転しようとする。
このため、ローラ32は時計方向に回転し、固定部材3
3上を右方向に進もうとする。しかしながら、右方向に
移動すると間隙が狭くなり、ローラ32は移動すること
ができない、このため、ローラ32は滑り係合を始め、
一定の摩擦力を回転部材31の回転運動に対して与える
。
3上を右方向に進もうとする。しかしながら、右方向に
移動すると間隙が狭くなり、ローラ32は移動すること
ができない、このため、ローラ32は滑り係合を始め、
一定の摩擦力を回転部材31の回転運動に対して与える
。
一方、1121を開けようとする時は、回転部材31は
第7図(B)に示す矢印方向に回転する。
第7図(B)に示す矢印方向に回転する。
この時は、ローラ32は反時計方向に回転しようとし、
このため固定部材33上で左方向に移動しようとする。
このため固定部材33上で左方向に移動しようとする。
左方向に移動する時は、回転部材31と固定部材33の
間の間隙が拡がるため、ローラ32から回転部材31に
与える摩擦力は小さなものとなる。なお、ローラ32は
バネ35によって右方向に押付けられているため、第7
図(B)の状態においてもローラ32が左方向に移動し
てしまうことはない、また、前述のように微調整ネジ3
6を操作することで、i!21を開ける時に働く摩擦力
を調節することができる。
間の間隙が拡がるため、ローラ32から回転部材31に
与える摩擦力は小さなものとなる。なお、ローラ32は
バネ35によって右方向に押付けられているため、第7
図(B)の状態においてもローラ32が左方向に移動し
てしまうことはない、また、前述のように微調整ネジ3
6を操作することで、i!21を開ける時に働く摩擦力
を調節することができる。
このように、回転部材が回転する時、その回転方向によ
って高いトルクが発生したり、低いトルクが発生したり
する。この方向性トルク機構は、楽器の蓋等に限ること
はなく、広く利用することができる。たとえば、ドアに
この方向性トルク機構を備えることにより、ドアを閉め
る時にはトルクが高くなり、ドアを開ける時にはトルク
の軽いドアを実現することができる。なお、この場合、
ドアを閉める方向に一定の力を与えるようなバネ等を併
用するのか好ましい。
って高いトルクが発生したり、低いトルクが発生したり
する。この方向性トルク機構は、楽器の蓋等に限ること
はなく、広く利用することができる。たとえば、ドアに
この方向性トルク機構を備えることにより、ドアを閉め
る時にはトルクが高くなり、ドアを開ける時にはトルク
の軽いドアを実現することができる。なお、この場合、
ドアを閉める方向に一定の力を与えるようなバネ等を併
用するのか好ましい。
以上実施例に沿って本発明を説明したか、本発明はこれ
らに制限されるものではない、たとえば、種々の変更、
改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろ
う。
らに制限されるものではない、たとえば、種々の変更、
改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろ
う。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、回転部材と固定
部材の形成する可変間隙にローラを係合させることによ
り、回転部材の回転方向に依存して発生するトルクの変
化する方向性トルク機構か提供される。
部材の形成する可変間隙にローラを係合させることによ
り、回転部材の回転方向に依存して発生するトルクの変
化する方向性トルク機構か提供される。
第1図(A)、(B)、(C)は、本発明の実施例によ
る方向性トルク機構の基本的形態を示す概念図、 第2図は、従来の技術による電子楽器の蓋開閉機構を示
す概略図、 第3図は、本発明の実施例による電子楽器の蓋部分を示
す側面図、 第4図、第5図は、第3図の電子楽器におけるトルクt
IAWAの側面図および正面図、第6図は、第5図の状
態から連動板等を除去した状態の正面図、 第7図(A)、(B)は、第6図に示すトルク機構の動
作を説明するための概略図である。 図において、 4.5.6 11.21 12.22 13.23 14.27 15.29 回転部材 固定部材 ローラ 蓋 回転軸(ヒンジ) ピ ン 連動板 回転軸 回転部材 ローラ 固定部材
る方向性トルク機構の基本的形態を示す概念図、 第2図は、従来の技術による電子楽器の蓋開閉機構を示
す概略図、 第3図は、本発明の実施例による電子楽器の蓋部分を示
す側面図、 第4図、第5図は、第3図の電子楽器におけるトルクt
IAWAの側面図および正面図、第6図は、第5図の状
態から連動板等を除去した状態の正面図、 第7図(A)、(B)は、第6図に示すトルク機構の動
作を説明するための概略図である。 図において、 4.5.6 11.21 12.22 13.23 14.27 15.29 回転部材 固定部材 ローラ 蓋 回転軸(ヒンジ) ピ ン 連動板 回転軸 回転部材 ローラ 固定部材
Claims (2)
- (1)、一定の軸を中心にして回転自在な、周面を有す
る回転部材と、 前記回転部材の周面との間に単調に変化する間隙を形成
する固定部材と、 前記間隙に配置され、前記回転部材および前記固定部材
に接触するローラと、 前記間隙の狭くなる方向に前記ローラを押す押圧手段と を含む方向性トルク機構。 - (2)、さらに、回転軸の周囲に回動する対象物と、前
記対象物上に設けられた係合ピンと、 前記回転部材に固定され、前記対象物が所定角度まで回
転した時、前記係合ピンを受けて滑り係合する連動板と を有する方向性トルク機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23947990A JPH04119230A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 方向性トルク機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23947990A JPH04119230A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 方向性トルク機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119230A true JPH04119230A (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=17045387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23947990A Pending JPH04119230A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 方向性トルク機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04119230A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4026401Y1 (ja) * | 1965-02-22 | 1965-09-08 | ||
JPS6246219U (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-20 |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP23947990A patent/JPH04119230A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4026401Y1 (ja) * | 1965-02-22 | 1965-09-08 | ||
JPS6246219U (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-20 |
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