JP4371904B2 - ヒンジレス及びガイドレス運動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、パーソナル・コンピュータのディスプレイ部等の分野における、ヒンジレス回転運動機構とガイドレス直線運動機構に関する。
従来の技術としてユニット固定機構について説明する(例えば、特許文献1参照。)。
図6(A)は、パーソナル・コンピュータの本体36と、これにヒンジ機構32,33,34,35,37によって取付けられるディスプレイ部31との取付け前の要部の斜視図であり、図6(B)は、ヒンジ機構の断面図である。
ディスプレイ部31の回転軸32は、本体36の軸孔37にはめ込まれる。ディスプレイ部31には、スプリングガイド33が形成され、スプリングガイド33に圧縮コイルスプリング34がはめられる。ディスプレイ部31のヒンジ機構には、蓋付円筒状の押付部材35が、配設されて、圧縮コイルスプリング34によって本体36側へ押圧されている。
押付部材35が押付けられる本体36の円弧面には、ギザギザ形状面38とスムーズ面39とが連続して形成される。
ディスプレイ部31が本体36に対して閉鎖された位置から図6(A),(B)に示される開放された位置まで回転するとき、最初に押付部材35の先端の湾曲面は、スムーズ面39に接触するため、摩擦抵抗が小さい。したがって、ディスプレイ部31は、小さい回転力によって回転する。続いて、押付部材35の先端の湾曲面は、ギザギザ形状面38に接触するため、摩擦抵抗が大きい。したがって、ディスプレイ部31は、小さい回転力によっては回転しない。
特開平5−35363号公報(第2頁第2欄第40行−第3頁第3欄第22行、図1,2)
前記従来のユニット固定機構は、ヒンジ機構を有するため、構造が複雑である。また、ディスプレイ部が開放位置にあるとき、過大な回転力を作用されると、ディスプレイ部は無用に回転する。
そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点を改良し、ディスプレイ部等の回転部材が本体(支持台)に取付けられる構造が簡素で、しかも、回転部材が開放位置にあるとき、過大な回転力を作用されても、回転部材は無用に回転しないヒンジレス回転運動機構、及び、更に拡張してガイドレス直線運動機構を提供しようとするものである。
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採用する。
1.円弧状面を有する支持台と、前記円弧状面に沿って回転可能な回転部材と、前記支持台にねじ構造を介して取り付けられた圧接力調整ダイヤルと、前記圧接力調整ダイヤルのねじ回転によってスライドする断面が台形状の第1スライドこまと、前記第1スライドこまにスライド接触する一対の第2スライドこまと、前記各第2スライドこまから突出した軸と、前記各軸に遊嵌されるワッシャならびに前記回転部材の可動範囲に対応した長さの長孔部を持つ圧接部材とから構成され、前記各圧接部材は前記回転部材に固定され、前記圧接力調整ダイヤルを操作することにより、前記第1スライドこまおよび前記各第2スライドこまを経て前記各ワッシャを前記各圧接部材に圧接することによって、前記回転部材前記支持台に対する回転が固定されることを特徴とするヒンジレス回転運動機構。
.前記第1スライドこまが前記圧接力調整ダイヤル側にばねにより付勢される前記1記載のヒンジレス回転運動機構。
.平面を有する支持台と、前記平面に沿って直線運動可能な直線運動部材と、前記支持台にねじ構造を介して取り付けられた圧接力調整ダイヤルと、前記圧接力調整ダイヤルによってスライドする断面が台形状の第1スライドこまと、前記第1スライドこまにスライド接触する一対の第2スライドこまと、前記各第2スライドこまから突出した軸と、前記各軸に遊嵌されるワッシャならびに前記直線運動部材の可動範囲に対応した長さの長孔部を持つ圧接部材とから構成され、前記各圧接部材は前記直線運動部材に固定され、前記圧接力調整ダイヤルを操作することにより、前記第1スライドこまおよび前記各第2スライドこまを経て前記各ワッシャを前記各圧接部材に圧接することによって、前記直線運動部材前記支持台に対する直線運動が固定されることを特徴とするガイドレス直線運動機構。
.前記第1スライドこまが前記圧接力調整ダイヤル側にばねにより付勢される前記記載のガイドレス直線運動機構。
明細書の説明から明らかなように、本発明は、次の効果を奏する。
1.固定機構は、圧接力調整ダイヤルと、第1スライドこまと、一対の第2スライドこまと、一対の軸と、一対のワッシャと、一対の圧接部材とから構成されるので、構造が簡素である。
2.一対のワッシャが一対の圧接部材に圧接するので、回転部材又は直線運動部材が支持台に確実に、しかも、スムーズに固定される。
本発明の二つの実施例のヒンジレス回転運動機構とガイドレス直線運動機構について説明する。
本発明の実施例1のヒンジレス回転運動機構について図1〜図4を参照して説明する。
ヒンジレス回転運動機構の模式的斜視図を図1に示す。図1において、支持台1の円弧状面1a上に、略半円筒状の回転部材2が回転可能に支持されている。図1(A)の状態において、回転部材2が回転軸Cを中心として若干の角度左回転すると、図1(B)に示される状態に至る。この状態で、回転部材2は、支持台1に後述する手段によって固定される。
図2はヒンジレス回転運動機構の三面図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図を、それぞれ示す。図3(A)は図2(A)における線A−Aによる断面図、図3(B)は図3(A)における略半円筒状の回転部材2が支持台1に対して若干の角度左方向に回転した状態の断面図を、それぞれ示す。図4(A)は図2(C)における線B−Bによる断面図、図4(B)は図4(A)における支持台1の内部の拡大断面図を、それぞれ示す。
左右対称形状の図4(B)に示されるように、支持台1の下部中央には、断面が台形状の第1スライドこま3が上下方向にスライド可能に配設され、第1スライドこま3の下面に圧接力調整ダイヤル4が当接する。圧接力調整ダイヤル4は、図3(A)に示されるように、雄ねじであり、支持台1の雌ねじ部にねじ込まれる。第1スライドこま3は、一対のモールドばね5によって下方へ押圧されている。圧接力調整ダイヤル4を支持台1に対してねじ込むと、第1スライドこま3は圧接力調整ダイヤル4の頭部によって押し上げられて上方へスライドし、圧接力調整ダイヤル4をゆるめると、第1スライドこま3は下方へスライドする。
第1スライドこま3の左右両側には、第2スライドこま6がスライド可能に配設されている。第1スライドこま3の両側の斜面と各第2スライドこま6の斜面とは、それぞれスライド接触する。
各第2スライドこま6には、軸7が固定され、各軸7にワッシャ8と回転部材2に固定される圧接部材2aがはめ込まれる。各圧接部材2aには、図3(A),(B)に示されるように、回転部材2が回転できるように、円弧状孔2a1が形成される。
回転部材2を支持台1に対して固定する方法について説明する。図3(A)に示される状態から回転部材2を左回転して図3(B)に示される状態まで至らせる。この状態において、圧接力調整ダイヤル4を図4(B)の一方向に手指によって回転すると、第1スライドこま3が矢印方向にスライドするので、各第2スライドこま6はそれぞれ矢印方向にスライドする。すると、各軸7及び各ワッシャ8もそれぞれ同方向に移動するので、各ワッシャ8はそれぞれ各圧接部材2aに圧接する。したがって、回転部材2は、回転を阻止される。なお、図4(B)に示される構造では、各軸7の先端が各圧接部材2aから若干突出するが、各軸7の先端は、移動しても、支持台1の内面に設けられた凹部(図示せず)に進入するため、各ワッシャ8と各圧接部材2aとの圧接に支障を及ぼさない。
このようにして、回転部材2は、支持台1に対して所望の角度位置に固定される。
本発明の実施例2のガイドレス直線運動機構について模式的斜視図の図5を参照して説明する。
実施例2についての説明は、実施例1と同様な点の説明を省略し、相違する点のみの説明を行う。
実施例1における「支持台1」、「円弧状面1a」、「回転部材2」は、実施例2では、図5に示されるように、それぞれ「支持台11」、「平面11a」、「直線運動部材12」に代替する。
図5において、支持台11の平面11a上に、直方体状の直線運動部材12がスライド可能に支持されている。図5(A)の状態において、直線運動部材12が左方向へ若干スライドすると、図5(B)に示される状態に至る。この状態で、直線運動部材12は、支持台11に固定される。
本実施例では、圧接力調整ダイヤル4は、支持台1にねじ構造により保持されるが、クリップ・ストップ等の他の手段により保持されるように設計変更することができる。
また、本実施例では、圧接部材2aが回転部材2に固定されるが、両部材2,2aは一体成形することができる。
本発明の実施例1のヒンジレス回転運動機構の模式的斜視図であり、(A)は回転前の状態、(B)は回転後の状態を、それぞれ示す。 同ヒンジレス回転運動機構の三面図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図を、それぞれ示す。 (A)は図2(A)における線A−Aによる断面図、(B)は(A)における回転部材が支持台に対して若干の角度左方向に回転した状態の断面図を、それぞれ示す。 (A)は図2(C)における線B−Bによる断面図、(B)は(A)における支持台の内部の拡大断面図を、それぞれ示す。 本発明の実施例2のガイドレス直線運動機構の模式的斜視図であり、(A)は移動前の状態、(B)は移動後の状態を、それぞれ示す。 従来のユニット固定機構であり、(A)はディスプレイ部がパーソナル・コンピュータの本体に取付けられる前の要部の斜視図、(B)はヒンジ機構の断面図を、それぞれ示す。
符号の説明
1 支持台
1a 円弧状面
2 回転部材
2a 圧接部材
2a1 円弧状孔
3 第1スライドこま
4 圧接力調整ダイヤル
5 モールドばね
6 第2スライドこま
7 軸
8 ワッシャ
11 支持台
11a 平面
12 直線運動部材

Claims (4)

  1. 円弧状面を有する支持台と、
    前記円弧状面に沿って回転可能な回転部材と、
    前記支持台にねじ構造を介して取り付けられた圧接力調整ダイヤルと、
    前記圧接力調整ダイヤルのねじ回転によってスライドする断面が台形状の第1スライドこまと、
    前記第1スライドこまにスライド接触する一対の第2スライドこまと、
    前記各第2スライドこまから突出した軸と、
    前記各軸に遊嵌されるワッシャならびに前記回転部材の可動範囲に対応した長さの長孔部を持つ圧接部材とから構成され、
    前記各圧接部材は前記回転部材に固定され、
    前記圧接力調整ダイヤルを操作することにより、前記第1スライドこまおよび前記各第2スライドこまを経て前記各ワッシャを前記各圧接部材に圧接することによって、前記回転部材前記支持台に対する回転が固定されることを特徴とするヒンジレス回転運動機構。
  2. 前記第1スライドこまが前記圧接力調整ダイヤル側にばねにより付勢されることを特徴とする請求項1記載のヒンジレス回転運動機構。
  3. 平面を有する支持台と、
    前記平面に沿って直線運動可能な直線運動部材と、
    前記支持台にねじ構造を介して取り付けられた圧接力調整ダイヤルと、
    前記圧接力調整ダイヤルによってスライドする断面が台形状の第1スライドこまと、
    前記第1スライドこまにスライド接触する一対の第2スライドこまと、
    前記各第2スライドこまから突出した軸と、
    前記各軸に遊嵌されるワッシャならびに前記直線運動部材の可動範囲に対応した長さの長孔部を持つ圧接部材とから構成され、
    前記各圧接部材は前記直線運動部材に固定され、
    前記圧接力調整ダイヤルを操作することにより、前記第1スライドこまおよび前記各第2スライドこまを経て前記各ワッシャを前記各圧接部材に圧接することによって、前記直線運動部材前記支持台に対する直線運動が固定されることを特徴とするガイドレス直線運動機構。
  4. 前記第1スライドこまが前記圧接力調整ダイヤル側にばねにより付勢されることを特徴とする請求項記載のガイドレス直線運動機構。
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