JPH04119005A - 演算増幅回路 - Google Patents

演算増幅回路

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JPH04119005A
JPH04119005A JP2238142A JP23814290A JPH04119005A JP H04119005 A JPH04119005 A JP H04119005A JP 2238142 A JP2238142 A JP 2238142A JP 23814290 A JP23814290 A JP 23814290A JP H04119005 A JPH04119005 A JP H04119005A
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Akira Seshimoto
明 瀬志本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、デジタル処理回路等として集積回路化されて
用いられる演算増幅回路の構成に関する。
[従来の技術] 従来から、論理回路やその他の基本的な回路の構成部材
として演算増幅回路(オペアンプ)が用いられており、
この演算増幅回路は、二つの入力端子と一つの出力端子
を有し、上記入力端子間に加えられた電圧を増幅する一
種の差動増幅回路として構成される。
第2図には、従来の演算増幅回路が示されており、この
回路は正転アンプであり、差動増幅動作をする二つのト
ランジスタQl、Q2には、定電流源1がエミッタ端子
に接続されると共に、カレントミラー構成のトランジス
タQ3 、Q4を介して二段目の増幅を行うNPN型の
増幅用トランジスタQ5が設けられている。
また、上記トランジスタQ2のベース側には、利得を決
定するための抵抗R1,R2が接続され、この抵抗R1
の他端には上記トランジスタQ5がダイオードD1を介
して接続されており、この接続点Bから増幅(電流)出
力が得られることになる。
なお、上記トランジスタQl、Q2のコレクタ側にはト
ランジスタQ3.Q4を介して電圧Vccが電源4から
加えられ、エミッタ側には定電流源1を介して電圧Ve
eが電源5から与えられ、また上記出力点Bと電源5と
の間には定電流源2が介挿される。
このような演算増幅回路によれば、入力端子Aから差動
トランジスタQ1に信号を入力すると、二つの差動トラ
ンジスタQl 、Q2のコレクタ間に電流差が増幅出力
として現れるが、この差動増幅電流はトランジスタQ5
により更に増幅されることになり、B点から増幅電流を
出力することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の演算増幅回路では、差動トラ
ンジスタQl 、Q2の差動増幅出力において、アーリ
ー効果により、直流増幅回路の場合はオフセットが生じ
、交流増幅回路の場合は信号に歪が生じるという問題が
あった。すなわち、上記差動トランジスタQ1のコレク
タ電圧VC1は、上記・電源電圧Vccで与えられる電
圧をV“とじ、トランジスタQ3のベース−エミッタ間
電圧をVBE3 とすると、 VC1=V” −VBE3          ・・(
1)となり、一方差動トランジスタQ2のコレクタ電圧
VC2は、増幅用トランジスタQ5のベース−エミッタ
間電圧をV BH3、ダイオードD1の端子間電圧をV
DIとし、B点(出力)の電圧をVoutとすると、 VC2= Vout+ VD1+ VBE5     
− (2)となる。
従って、上記(1)式においては、電源電圧Vccの変
動によりVCIが変化し、(2)式では、Voutの変
化によりVC2が大きく変化することが分かる。
そして、アーリー効果によれば、第4図の曲線100に
示されるように、コレクターエミッタ間電圧VCEが上
昇すると、コレクタ電流Icが増加することになる。一
般に、曲線200のように、電圧VCEが上昇しても電
流Icが一定となるのが好ましいが、入力信号が入力さ
れた場合や電源電圧Vccの変動があった場合には、差
動トランジスタQ1とQ2のコレクタ電圧が変化し、コ
レクタ電流Icが増加する。従って、差動増幅出力に直
流回路ではオフセットが生じ、交流回路にあっては信号
に歪が生じることになる。
そこで、従来では上記のアーリー効果による影響を防止
するために、第3図に示される構成を採用することが考
えられる。
すなわち、第3図では、第2図で用いている二段目増幅
用のNPN型トランジスタQ5の代りに、トランジスタ
Q1のコレクタ側に接続してPNP型のトランジスタQ
6を設けると共に、位相補償回路としてコンデンサC1
を上記トランジスタQ6のベース−コレクタ間に接続す
る。そうすると、差動トランジスタQ1のコレクタ電圧
VCIは、VC1=V” −VBE6        
−(3)となり、一方差動トランジスタQ2のコレクタ
電圧VC2は、 VC2=V”−V BF2          ・・・
(4)となる。
ここで、VBE6 #VBE4となるから、コレクタ電
圧VC1”FVC2となってコレクタ電圧かほぼ同一と
なるので、アーリー効果によるオフセット電圧は生じな
い。
しかし、第3図の回路では、周波数特性による回路の安
定性を確保するために位相補償回路、すなわちコンデン
サC1が必要となるので、IC回路においてはコンデン
サ形成のための面積が大きくなり、回路の小型化が図れ
ないという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、位相補償回路としてのコンデンサを設けること
なく、アーリー効果による影響を有効に防止することが
できる演算増幅回路を提供することにある。
[課題を解決しようとする手段] 上記目的を達成するために、本発明は、差動増幅回路を
形成する二つの差動トランジスタを有する演算増幅回路
において、上記の一方の差動トランジスタのコレクタ側
に接続し、このコレクタ電圧をシフトするためのコレク
タ電圧変換用トランジスタと、他方の差動トランジスタ
の出力電圧の変化を取り出し、上記コレクタ電圧変換用
トランジスタのベース側に人力するフィードバック回路
と、を備え、上記コレクタ電圧変換用トランジスタによ
り両差動トランジスタのコレクタ電圧が同一となるよう
に制御したことを特徴とする。
[作用] 上記の構成によれば、例えば基準電圧が入力されている
他方の差動トランジスタの出力電圧の変化は、フィード
バック回路によりコレクタ電圧変換用トランジスタのベ
ースに与えられ、このトランジスタのベース電圧の変化
により、入力信号が入力される一方の差動トランジスタ
のコレクタ電圧が変化することになる。ここで、差動ト
ランジスタの出力電圧の変化はこの差動トランジスタの
コレクタ電圧の変化であり、結局一方のトランジスタの
コレクタ電圧は他方のトランジスタのコレクタ電圧と見
掛は土間−となるように制御される。
従って、一方のトランジスタのベースに入力信号が人力
し、あるいは電源電圧が変動して、両者のトランジスタ
のコレクタ電圧に差が生じたとしても、その差は解消さ
れ、アーリー効果の影響を受けることなく、良好な増幅
動作が行われることになる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図には、実施例に係る演算増幅回路の構成が示され
ており、実施例の場合も従来と同様に、差動増幅回路を
形成する二つの差動トランジスタQl、Q2が設けられ
、一方の差動トランジスタQ1のベースには入力信号を
入力しており、他方の差動トランジスタQ2のベースに
は利得制御用の抵抗R1,R2が設けられている。また
、カレントミラー構成のトランジスタQ3.Q4、二段
目の増幅を行うトランジスタQ5、ダイオードD1が設
けられており、このダイオードD1は、出力スイングに
よりトランジスタQ2が飽和するのを防ぐ役目をしてい
る。
そして、実施例では、上記の一方の差動トランジスタQ
1のコレクタ側にコレクタ電圧変換用トランジスタQ7
のエミッタを接続する。また、このトランジスタQ7の
エミッタ電位を定めるためにトランジスタQ8ダイオー
ドD2、トランジスタQ9及び定電流源3を設けており
、出力B点に上記トランジスタQ9のベースを接続し、
上記定電流源3により上記トランジスタQ7 、Q8、
Q9にバイアスが与えられる。
実施例は以上の構成からなり、以下にその作用を説明す
る。
まず、入力端子Aから差動トランジスタQ1のベースに
の信号が入力されると、もう一方の差動トランジスタQ
2のベース電圧との差の電圧が差動電流出力としてトラ
ンジスタQ5のベースに注入される。そして、このベー
ス電流は、二段目のトランジスタQ5により更に増幅さ
れた後に、ダイオードD1を介してB点から出力される
この場合、上記B点の出力電圧(電位)はトランジスタ
Q9に与えられており、この上記入力信号により出力電
圧の変化があると、トランジスタQ9、ダイオードD2
を介してトランジスタQ8のエミッタ電圧を変化させる
。従って、トランジスタQ8のベース電圧の変化により
、コレクタ電圧変換用トランジスタQ7のベース電圧も
変化し、これにより、上記出力電圧の変化に応じた分だ
け差動トランジスタQ1のコレクタ電圧を変化させるこ
とになる。
この差動トランジスタQlのコレクタ電圧の変化は、出
力側のトランジスタQ2のコレクターエミッタ間の電圧
変化と等しくなり、結局アーリー効果の影響を除去して
オフセットを解消した状態で差動増幅が行われることに
なる。
すなわち、上記実施例における差動トランジスタQ1の
コレクタ電圧VCIは、トランジスタQ7゜Q8.Q9
のコレクターエミッタ間電圧をVBE7゜VBE8. 
VBE9とし、ダイオードD2の端子間電圧をVD2と
すると、 VC1=Vout +VBE9 +VD2 +VBE8
−VBE74Vout +VBE9 +VD2 (なぜなら、VBE8 #VBE7であるから)・・・
(5) となり、一方差動トランジスタQ2のコレクタ電圧VC
2は、上記(2)式と同様に、 VC2=Vout +VD1+VBE5     ・(
6)となる。
従ッテ、上記式におイテ、VD1#VD2、V BE5
崎V BH3であるから、VCI崎VC2となり、一定
のコレクタ電圧の下に増幅作用が行われる。この結果、
差動トランジスタQ1とQ2のアーリー効果によるオフ
セットを防止することができ、また交流回路の場合は信
号の歪がなくなる。
上記実施例では、入力信号を差動トランジスタQ1に与
える場合について説明したが、本実施例は、電源電圧V
ccが変動する場合も同様に作用する。
上記実施例では、フィードバック回路をトランジスタQ
9やダイオードD7等で構成したが、これに限らず、そ
の他の回路、例えば出力(B点)電圧の変化に応じた電
圧をコレクタ電圧変換用トランジスタQ7のベースに与
えることかできる電圧源のようなものをフィードバック
回路として用いることができる。
また、上記実施例は差動トランジスタロ2側の出力電圧
を取り出しているか、差動トランジスタQ1の出力電圧
を取り出して差動トランジスタQ2のコレクタ電圧をシ
フトさせることも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、一方の差動トラ
ンジスタのコレクタ側に接続されたコレクタ電圧変換用
トランジスタと、他方の差動トランジスタの出力変化を
上記コレクタ電圧変換用トランジスタのベース側に入力
するフィードバック回路と、を備え、上記コレクタ電圧
変換用トランジスタにより両差動トランジスタのコレク
タ電圧が同一となるようにしたので、アーリー効果の影
響が除去され、直流回路においてはオフセットがなくな
り、交流回路では信号の歪が防止される。
また、位相補償回路であるコンデンサを用いる必要がな
いので、IC回路の小型化の支障となることがないとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る演算増幅回路の構成を示
す回路図、第2図は従来における演算増幅回路の構成を
示す回路図、第3図は従来においてアーリー効果の影響
を除去した場合の回路構成を示す図、第4図はアーリー
効果を説明するためのグラフ図である。 1.2.3・・・定電流回路、 Ql、Q2・・・差動トランジスタ、 Q3.Q4.Q8.Q9・・・トランジスタ、Q5・・
・増幅用トランジスタ(NPN型)、Q6・・・増幅用
トランジスタ(PNP型)、Q7・・・コレクタ電圧変
換用トランジスタ、DI、D2 ・・・ダイオード、 R1,R2・・・抵抗。 特許出願人 新日本無線株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)差動増幅回路を形成する二つの差動トランジスタ
    を有する演算増幅回路において、上記の一方の差動トラ
    ンジスタのコレクタ側に接続し、このコレクタ電圧をシ
    フトするためのコレクタ電圧変換用トランジスタと、他
    方の差動トランジスタのコレクタ電圧の変化を取り出し
    、上記コレクタ電圧変換用トランジスタのベース側に入
    力するフィードバック回路と、を備え、上記コレクタ電
    圧変換用トランジスタにより両差動トランジスタのコレ
    クタ電圧が同一となるように制御したことを特徴とする
    演算増幅回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077336A (ja) * 1993-06-15 1995-01-10 Nec Corp 差動増幅器
US6316998B1 (en) 1997-11-12 2001-11-13 Nec Corporation Differential amplifier and a method of compensation
US7259631B2 (en) 2004-07-09 2007-08-21 Sharp Kabushiki Kaisha Photoreceptor amplifier circuit and optical pickup

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60119110A (ja) * 1983-11-30 1985-06-26 Mitsubishi Electric Corp オペアンプ回路

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