JPH0541618A - 直流オフセツトの補正回路 - Google Patents

直流オフセツトの補正回路

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JPH0541618A
JPH0541618A JP3219147A JP21914791A JPH0541618A JP H0541618 A JPH0541618 A JP H0541618A JP 3219147 A JP3219147 A JP 3219147A JP 21914791 A JP21914791 A JP 21914791A JP H0541618 A JPH0541618 A JP H0541618A
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transistor
collector
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transistors
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Hitoshi Tomiyama
均 富山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 差動アンプと、その負荷用のカレントミラー
回路とを有するアンプにおいて、直流オフセットを補正
する。 【構成】 差動アンプの定電流源用のトランジスタの出
力電流を取り出す第1のトランジスタと、この第1のト
ランジスタに接続されてカレントミラー回路のベース電
流に対応した電流を出力する第2のトランジスタと、別
のカレントミラー回路とを設ける。この別のカレントミ
ラー回路の出力側のトランジスタのコレクタを、差動ア
ンプ及びカレントミラー回路の出力側のトランジスタの
コレクタに接続する。第2のトランジスタの出力電流を
別のカレントミラー回路に供給して直流オフセット電流
を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アンプの直流オフセ
ットの補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】AMラジオ受信機を、1チップIC化す
る場合、その検波回路から出力アンプまでの低周波回路
を、例えば図2に示すように構成して1チップIC化す
ることができる。
【0003】すなわち、図2において、鎖線で囲った部
分10が1チップIC化されたAMラジオ受信機の低周
波回路を示し、T11〜T14はその外部端子ピンで、ピン
T12は電源端子ピン、ピンT14は接地端子ピンである。
【0004】そして、検波回路11において中間周波信
号がAM検波され、その検波出力としてオーディオ信号
Ss 及び中間周波信号のレベルに対応したレベルの直流
電圧V11が取り出される。そして、この検波出力(Ss+
V11)が、抵抗器R12及びコンデンサC1 を有するロー
パスフィルタ12に供給されて直流電圧V11が取り出さ
れ、この直流電圧V11が、バッファアンプ13を通じて
中間周波アンプ(図示せず)にAGC電圧として供給さ
れる。なお、この場合、コンデンサC1 は、端子ピンT
11を通じてIC10に外付けされる。
【0005】また、トランジスタQ11、Q12のエミッタ
が、定電流源用のトランジスタQ16のコレクタに共通接
続されて電源端子ピンT12を基準電位点とする差動アン
プ14が構成される。さらに、トランジスタQ11、Q12
のコレクタに、トランジスタQ13、Q14のコレクタが接
続され、これらトランジスタQ13、Q14により、端子ピ
ンT14を基準電位点としてカレントミラー回路15が構
成される。また、トランジスタQ16に、トランジスタQ
15が接続され、このトランジスタQ15を入力側とし、か
つ、端子ピンT12を基準電位点としてカレントミラー回
路16が構成されるとともに、このトランジスタQ15に
可変電流源Q10が接続される。こうして、差動アンプ1
4及びカレントミラー回路15、16により、プリアン
プ17が構成される。
【0006】そして、検波回路11の検波出力(Ss+V
11)がトランジスタQ11のベースに供給されるととも
に、ローパスフィルタ12からの直流電圧V11がトラン
ジスタQ12のベースに供給される。
【0007】さらに、トランジスタQ12、Q14のコレク
タが、パワーアンプ18の反転入力に接続されるととも
に、このアンプ18の出力端が、端子ピンT13及びカッ
プリングコンデンサC2 を通じてスピーカSPに接続され
る。
【0008】このような構成によれば、トランジスタQ
11のベースに、オーディオ信号Ss及び直流電圧V11が
供給されるとともに、トランジスタQ12のベースに直流
電圧V11が供給されるので、トランジスタQ11、Q12の
コレクタには互いに逆相の信号Ss が取り出される。そ
して、このとき、カレントミラー回路15が差動アンプ
14の負荷として働き、トランジスタQ11、Q12からの
信号Ss が、カレントミラー回路15により一体に合成
され、この合成された信号Ss が、トランジスタQ12、
Q14のコレクタからアンプ18に供給され、さらに、ス
ピーカSPに供給される。
【0009】また、このとき、可変電流源Q10の出力電
流を変更すると、これによりトランジスタQ15のコレク
タ電流が変化してトランジスタQ16のコレクタ電流が変
化する。そして、トランジスタQ16のコレクタ電流が変
化すると、トランジスタQ11、Q12のコレクタ電流が変
化してトランジスタQ11、Q12の相互コンダクタンスg
m が変化するので、これにより差動アンプ14の利得が
変化する。したがって、可変電流源Q10の出力電流を変
更すると、プリアンプ17の利得が変化し、スピーカSP
からの再生音の音量を調整することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のプリ
アンプ17においては、その出力に直流オフセットを生
じてしまう。すなわち、 I11〜I14:トランジスタQ11〜Q14の各コレクタ電流
(直流分) IB :トランジスタQ13、Q14の各ベース電流(直流
分) hFE:トランジスタQ11〜Q14の電流増幅率 とすると、 I11=I12 I11=IB ・hFE である。
【0011】また、トランジスタQ11のコレクタ電流I
11のうち、電流IB 、IB がトランジスタQ13、Q14の
ベースにそれぞれ流れ込み、残りがトランジスタQ13の
コレクタ電流I13となるので、 I13=I11−2IB となる。そして、このとき、トランジスタQ13、Q14は
カレントミラー回路15を構成しているので、 I14=I13 =I11−2IB となる。
【0012】したがって、 I12≠I14 となり、これら電流I12、I14の差分ΔI ΔI=I12−I14 =I12−(I11−2IB ) =2IB ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (i) が、プリアンプ17からパワーアンプ18に流れ込むこ
とになる。すなわち、プリアンプ17の出力には、直流
オフセット電流ΔIを生じてしまう。
【0013】そして、このような直流オフセット電流Δ
Iがアンプ18に流れると、アンプ18の直流動作点が
ずれてしまう。特に、このオフセット電流ΔIは、アン
プ18において、このアンプ18を構成するトランジス
タにより順に増幅されていくので、最終段のトランジス
タにおいては、直流動作点が大きくずれてしまう。この
場合、アンプ18の動作電圧VCCが、アンプ18の出力
電圧(出力信号Ss )に比べて十分に高ければ、直流動
作点が多少ずれても、無視できないこともない。
【0014】しかし、このIC10はAMラジオ用であ
り、動作電源が例えば3Vの電池なので、アンプ18の
直流動作点がずれると、出力電圧の正のピーク部分が容
易にクリップされ、再生音にクリップ歪みを生じてしま
う。
【0015】そこで、図3に示すように、トランジスタ
Q13、Q14のベース電流を、エミッタフォロワのトラン
ジスタQ17を通じて供給することが考えられる。すなわ
ち、このようにすれば、(i) 式は、 ΔI=2IB /hFE となり、このとき、直流電流増幅率hFEは十分に大きい
ので、その直流オフセット電流ΔIは十分に小さくな
り、無視することができる。
【0016】しかし、この図3の回路の場合、各トラン
ジスタのベース・エミッタ間電圧を0.7 Vとすれば、ト
ランジスタQ17のベース電位、すなわち、トランジスタ
Q11のコレクタの電位は1.4 Vとなる。ところが、トラ
ンジスタQ11、Q12のベースに供給される直流電圧V11
は、中間周波信号のレベルが小さいときには、0.3 V程
度まで低下する。したがって、この状態では、トランジ
スタQ11の電圧配分が不適切となり、トランジスタQ11
は動作できない。したがって、図3の回路を、採用する
ことはできない。
【0017】そこで、図4に示すように、トランジスタ
Q11、Q12の前段にトランジスタQ18、Q19を設けて直
流電圧をシフトすることが考えられる。すなわち、この
ようにすれば、直流電圧V11が0.3Vになってもトラン
ジスタQ11、Q12は正常な電圧配分となり、正常に動作
する。
【0018】しかし、この図4の場合には、端子ピンT
12の電池電圧が3Vから2Vまで低下しているとき、直
流電圧V11が0.8 Vまで上昇すると、トランジスタQ16
の電圧配分が不適切となり、トランジスタQ16が正常に
動作できなくなる。したがって、この図4の回路も採用
することはできない。
【0019】さらに、プリアンプ17とパワーアンプ1
8との間に、コンデンサC2 と同様のカップリングコン
デンサを直列接続することも考えられる。すなわち、そ
のようにすれば、プリアンプ17からパワーアンプ18
に直流オフセット電流ΔIが流れることがなく、したが
って、アンプ18の直流動作点がずれて出力にクリップ
を生じることがなくなる。
【0020】しかし、その場合には、カップリングコン
デンサとして容量が数μFのコンデンサを接続しなけれ
ばならず、そのようなコンデンサはIC10に一体にI
C化できないので、IC10に外付けしなければなら
ず、IC10の端子ピンが2本も増加するとともに、外
付け部品も増加することになり、好ましくない。
【0021】また、パワーアンプ18の負帰還抵抗器R
18の値を小さくしてアンプ18の負帰還量を多くし、こ
れによりクリップ歪みを小さくすることも考えられる
が、抵抗器R18及びコンデンサC18の時定数が、アンプ
18の高域カットオフ周波数を決定しているので、抵抗
器R18の値を小さくしたときには、コンデンサC18の値
を大きくしなければならず、IC化ができなくなってし
まう。
【0022】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、定電流源用のトランジスタQ16のコレクタに、第1
及び第2のトランジスタQ11、Q12のエミッタが共通接
続されて差動アンプ14が構成されるとともに、入力側
となる第3のトランジスタQ13及び出力側となる第4の
トランジスタQ14によりカレントミラー回路15が構成
され、第3及び第4のトランジスタQ13、Q14のコレク
タが、第1及び第2のトランジスタQ11、Q12のコレク
タにそれぞれ接続され、差動アンプ14に入力された信
号Ss の増幅出力が、第2のトランジスタQ12のコレク
タと、第4のトランジスタQ14のコレクタとの接続点か
ら出力されるアンプ17において、定電流源用のトラン
ジスタQ16と等しいベースバイアスが供給されて定電流
源用のトランジスタQ16のコレクタ電流I16に対応した
コレクタ電流I23を出力する第5のトランジスタQ23
と、この第5のトランジスタQ23のコレクタ電流が供給
されて第3及び第4のトランジスタQ13、Q14のベース
電流に対応したベース電流IB を出力する第6のトラン
ジスタQ24と、第7及び第8のトランジスタQ21、Q22
により構成された別のカレントミラー回路21とを設け
る。そして、さらに、第8のトランジスタQ22のコレク
タを、第2のトランジスタQ12のコレクタと、第4のト
ランジスタQ14のコレクタとの接続点に接続し、第6の
トランジスタQ24から出力されるベース電流IB を第7
のトランジスタQ21に供給し、第8のトランジスタQ22
のコレクタに、第2のトランジスタQ12のコレクタ電流
と、第4のトランジスタQ14のコレクタ電流との差分Δ
Iを流すようにしたものである。
【0024】
【作用】差動アンプ14及びカレントミラー回路15に
おいて生じる直流オフセット電流ΔIが、トランジスタ
Q23、Q24及びカレントミラー回路21によりキャンセ
ルされ、次段に直流オフセット電流ΔIの流れることが
ない。
【0025】
【実施例】図1において、トランジスタQ21、Q22によ
り、トランジスタQ21を入力側とし、かつ、端子ピンT
14を基準電位点としてカレントミラー回路21が構成さ
れる。また、カレントミラー回路16に別の出力用のト
ランジスタQ23が接続され、このトランジスタQ23のコ
レクタが、トランジスタQ24のエミッタに接続されると
ともに、このトランジスタQ24のベースがトランジスタ
Q21のコレクタに接続され、トランジスタQ22のコレク
タがトランジスタ12、Q14のコレクタに接続される。
【0026】さらに、この例においては、各トランジス
タは、トランジスタQ16、Q22を除いて等しい特性とさ
れるとともに、トランジスタQ16、Q22のベース・エミ
ッタ間の接合面積がトランジスタQ15のベース・エミッ
タ間の接合面積の2倍とされ、トランジスタQ16、Q22
の電流増幅率は、他のトランジスタの電流増幅率hFEの
2倍の値2hFEとされる。
【0027】このような構成によれば、検波回路11か
らのオーディオ信号Ss は、上述のように差動アンプ1
4及びカレントミラー回路15を通じてアンプ18に供
給され、さらに、スピーカSPに供給される。
【0028】そして、この場合、差動アンプ14及びカ
レントミラー回路15については、上述の(i) 式がその
まま成立するので、 ΔI=2IB であり、この電流ΔIがトランジスタQ12のコレクタか
らアンプ18側に流れ出る。
【0029】また、この場合、 I0 +IB :トランジスタQ15のコレクタ電流(直流分) I0 +IB =IB ・hFE I16 :トランジスタQ16のコレクタ電流(直流分) とすれば、トランジスタQ15、Q16はカレントミラー回
路16を構成しているとともに、トランジスタQ16の電
流増幅率は値2hFEなので、 I16=2(I0 +IB ) となる。そして、このコレクタ電流I16がトランジスタ
Q11、Q12に二分されるので、トランジスタQ11、Q12
のエミッタ電流IE 、IE は、両方とも IE =I0 +IB となり、トランジスタQ11、Q12のコレクタ電流I11、
I12は、 I11=I12 =I0 となる。
【0030】また、このとき、 I23:トランジスタQ23のコレクタ電流(直流分) とすれば、カレントミラー回路16により、 I23=I0 +IB となり、このコレクタ電流I23がトランジスタQ24のエ
ミッタ電流となるので、トランジスタQ24のベース電流
も値IB となる。
【0031】そして、このトランジスタQ24のベース電
流IB がカレントミラー回路21に供給されるととも
に、トランジスタQ22の電流増幅率は値2hFEなので、
トランジスタQ22のコレクタは、電流2IB を吸い込む
ことになる。
【0032】したがって、トランジスタQ12のコレクタ
から流れ出た電流ΔI(=2IB )は、そのままトラン
ジスタQ22のコレクタに吸い込まれることになり、パワ
ーアンプ18には供給されなくなる。
【0033】こうして、この発明によれば、プリアンプ
17から直流オフセット電流ΔIが出力されても、この
オフセット電流ΔIはトランジスタQ22により吸収され
るので、次段のパワーアンプ18に供給されることがな
い。したがって、パワーアンプ18において、オーディ
オ信号Ss にクリップを生じることがない。
【0034】しかも、そのための構成は、トランジスタ
Q21〜Q24を一体にIC化するだけでよく、外部端子ピ
ンや外付け部品の増えることがないので、IC10にと
って特別の負担になることもなく、簡単に実行できる。
【0035】また、端子ピンT12の電池電圧やトランジ
スタQ11、Q12のベースに供給される直流電圧V11によ
ってトランジスタQ21〜Q24の動作が影響されることが
なく、したがって、オフセット電流ΔIを常に正しく補
償することができる。
【0036】さらに、パワーアンプ18の負帰還抵抗器
R18の値を変更する必要もなく、したがって、パワーア
ンプ18は本来の必要な特性とすることができる。
【0037】なお、上述において、I23=I16としてト
ランジスタQ24のベース電流を値2IB とするととも
に、カレントミラー回路21の入力電流と出力電流とを
等しくすることもできる。すなわち、一般的には、 I23=k・I16 k:比例定数(k≠0) とするとともに、カレントミラー回路21の出力電流を
その入力電流の1/k倍とすることもできる。また、検
波回路11がFM検波回路の場合には、直流電圧V11を
AFC電圧として使用できる。
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、プリアンプ17から
直流オフセット電流ΔIが出力されても、このオフセッ
ト電流ΔIはトランジスタQ22により吸収されるので、
次段のパワーアンプ18に供給されることがない。した
がって、パワーアンプ18において、オーディオ信号S
s にクリップを生じることがない。
【0039】しかも、そのための構成は、トランジスタ
Q21〜Q24を一体にIC化するだけでよく、外部端子ピ
ンや外付け部品の増えることがないので、IC10にと
って特別の負担になることもなく、簡単に実行できる。
【0040】また、端子ピンT12の電池電圧やトランジ
スタQ11、Q12のベースに供給される直流電圧V11によ
ってトランジスタQ21〜Q24の動作が影響されることが
なく、したがって、オフセット電流ΔIを常に正しく補
償することができる。
【0041】さらに、パワーアンプ18の負帰還抵抗器
R18の値を変更する必要もなく、したがって、パワーア
ンプ18は本来の必要な特性とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す接続図である。
【図2】オーディオアンプの一例を示す接続図である。
【図3】図2の一部の他の例を示す接続図である。
【図4】図2の一部のさらに他の例を示す接続図であ
る。
【符号の説明】
10 1チップIC 11 AM検波回路 12 ローパスフィルタ 13 バッファアンプ 14 差動アンプ 15 カレントミラー回路 16 カレントミラー回路 17 プリアンプ 18 パワーアンプ SP スピーカ Q10 可変定電流源 Q11〜Q24 トランジスタ T11〜T14 外部端子ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定電流源用のトランジスタのコレクタ
    に、第1及び第2のトランジスタのエミッタが共通接続
    されて差動アンプが構成されるとともに、 入力側となる第3のトランジスタ及び出力側となる第4
    のトランジスタによりカレントミラー回路が構成され、 上記第3及び第4のトランジスタのコレクタが、上記第
    1及び第2のトランジスタのコレクタにそれぞれ接続さ
    れ、 上記差動アンプに入力された信号の増幅出力が、上記第
    2のトランジスタのコレクタと、上記第4のトランジス
    タのコレクタとの接続点から出力されるアンプにおい
    て、 上記定電流源用のトランジスタと等しいベースバイアス
    が供給されて上記定電流源用のトランジスタのコレクタ
    電流に対応したコレクタ電流を出力する第5のトランジ
    スタと、 この第5のトランジスタの上記コレクタ電流が供給され
    て上記第3及び第4のトランジスタのベース電流に対応
    したベース電流を出力する第6のトランジスタと、 第7及び第8のトランジスタにより構成された別のカレ
    ントミラー回路とを有し、 上記第8のトランジスタのコレクタを、上記第2のトラ
    ンジスタのコレクタと、上記第4のトランジスタのコレ
    クタとの接続点に接続し、 上記第6のトランジスタから出力される上記ベース電流
    を上記第7のトランジスタに供給し、 上記第8のトランジスタのコレクタに、上記第2のトラ
    ンジスタのコレクタ電流と、上記第4のトランジスタの
    コレクタ電流との差分を流すようにした直流オフセット
    の補正回路。
  2. 【請求項2】 定電流源用のトランジスタのコレクタ
    に、第1及び第2のトランジスタのエミッタが共通接続
    されて差動アンプが構成されるとともに、 入力側となる第3のトランジスタ及び出力側となる第4
    のトランジスタによりカレントミラー回路が構成され、 上記第3及び第4のトランジスタのコレクタが、上記第
    1及び第2のトランジスタのコレクタにそれぞれ接続さ
    れ、 上記差動アンプに入力された信号の増幅出力が、上記第
    2のトランジスタのコレクタと、上記第4のトランジス
    タのコレクタとの接続点から出力されるアンプにおい
    て、 上記定電流源用のトランジスタと等しいベースバイアス
    が供給されて上記定電流源用のトランジスタのコレクタ
    電流の1/2のコレクタ電流を出力する第5のトランジ
    スタと、 この第5のトランジスタの上記コレクタ電流が供給され
    て上記第3及び第4のトランジスタのベース電流と等し
    いベース電流を出力する第6のトランジスタと、 第7及び第8のトランジスタにより構成されて入力電流
    の2倍の出力電流を提供する別のカレントミラー回路と
    を有し、 上記第8のトランジスタのコレクタを、上記第2のトラ
    ンジスタのコレクタと、上記第4のトランジスタのコレ
    クタとの接続点に接続し、 上記第6のトランジスタから出力される上記ベース電流
    を上記第7のトランジスタに供給し、 上記第8のトランジスタのコレクタに、上記第2のトラ
    ンジスタのコレクタ電流と、上記第4のトランジスタの
    コレクタ電流との差分を流すようにした直流オフセット
    の補正回路。
  3. 【請求項3】 定電流源用のトランジスタのコレクタ
    に、第1及び第2のトランジスタのエミッタが共通接続
    されて差動アンプが構成されるとともに、 入力側となる第3のトランジスタ及び出力側となる第4
    のトランジスタによりカレントミラー回路が構成され、 上記第3及び第4のトランジスタのコレクタが、上記第
    1及び第2のトランジスタのコレクタにそれぞれ接続さ
    れ、 上記差動アンプに入力された信号の増幅出力が、上記第
    2のトランジスタのコレクタと、上記第4のトランジス
    タのコレクタとの接続点から出力されるアンプにおい
    て、 上記定電流源用のトランジスタと等しいベースバイアス
    が供給されて上記定電流源用のトランジスタのコレクタ
    電流と等しいコレクタ電流を出力する第5のトランジス
    タと、 この第5のトランジスタの上記コレクタ電流が供給され
    て上記第3及び第4のトランジスタのベース電流の2倍
    のベース電流を出力する第6のトランジスタと、 第7及び第8のトランジスタにより構成されて入力電流
    と等しい出力電流を提供する別のカレントミラー回路と
    を有し、 上記第8のトランジスタのコレクタを、上記第2のトラ
    ンジスタのコレクタと、上記第4のトランジスタのコレ
    クタとの接続点に接続し、 上記第6のトランジスタから出力される上記ベース電流
    を上記第7のトランジスタに供給し、 上記第8のトランジスタのコレクタに、上記第2のトラ
    ンジスタのコレクタ電流と、上記第4のトランジスタの
    コレクタ電流との差分を流すようにした直流オフセット
    の補正回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012204942A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Akira Fukushima 音響用プッシュプル増幅装置
JP2015035683A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 新日本無線株式会社 演算増幅器

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JP2012204942A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Akira Fukushima 音響用プッシュプル増幅装置
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