JPH04118807U - 自動車のドア用ワイヤーハーネス - Google Patents

自動車のドア用ワイヤーハーネス

Info

Publication number
JPH04118807U
JPH04118807U JP3046191U JP3046191U JPH04118807U JP H04118807 U JPH04118807 U JP H04118807U JP 3046191 U JP3046191 U JP 3046191U JP 3046191 U JP3046191 U JP 3046191U JP H04118807 U JPH04118807 U JP H04118807U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
wire harness
door panel
wiring
waterproof sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3046191U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2600074Y2 (ja
Inventor
英治 壱岐尾
Original Assignee
古河電気工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 古河電気工業株式会社 filed Critical 古河電気工業株式会社
Priority to JP1991030461U priority Critical patent/JP2600074Y2/ja
Publication of JPH04118807U publication Critical patent/JPH04118807U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2600074Y2 publication Critical patent/JP2600074Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本考案のドア用ワイヤーハーネス21は、絶縁
シート23と、ドア内配線用の所定のパターンに形成され
た箔状導体25とが一体化されたFPCよりなり、絶縁シ
ート23がドアパネル11の内側に張り付けられる防水シー
トの形に形成されている。箔状導体25の所定箇所にはド
アパネル11内の補機を接続するためのコネクタ27が取り
付けてある。 【効果】 防水シートを兼用しているため、これをドア
パネルに取り付けることによりワイヤーハーネスの組み
付けと防水シートの張り付けを同時に行うことができ
る。ドアパネル内の配線が少なくなるため、可動部によ
る電線の損傷、配線スペース確保の問題が解消される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のドア用ワイヤーハーネスに関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】
従来の自動車用ドアの構造を図3に示す。図において、11はドアパネル、13は 防水シート、15はドアトリム、17はドア用ワイヤーハーネス、19はブチルゴムよ りなるひも状接着材である。 この自動車用ドアを組み立てる場合には、まずドアパネル11にワイヤーハーネ ス17を組み付け、次にドアパネル11にひも状接着材19を介して防水シート13を張 り付け、その後ドアトリム15を取り付ける、という手順がとられる。
【0003】 従来のドア用ワイヤーハーネスは上記のようにドアパネル内に組み付ける構造 が一般的であるが、これには次のような問題がある。すなわちドアパネル内は窓 ガラスが上下動するなど可動部分が多く、ワイヤーハーネスが損傷するおそれが ある。また組み付け作業はドアパネル内側に穴をあけておいて、そこからワイヤ ーハーネスを引き込んだり、引き出したりすることになるため組み付け作業がや りにくい。さらにワイヤーハーネスの配線スペースを確保するためドアパネルの 厚さが厚くなる。
【0004】 このためワイヤーハーネスをフラット化してドアトリム(図3の15)側に取り 付けることも提案されている(実開昭62-140831 号公報) 。しかしこの構造では ドアトリム側のワイヤーハーネスとドアパネル内の補機とが防水シートにより隔 離されるため、この両者をいかに接続するかが問題となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような課題を解決したドア用ワイヤーハーネスを提供するもの で、その構成は、絶縁シートと、ドア内配線用の所定のパターンに形成された箔 状導体とが一体化されたFPC(フレキシブルプリント配線板)よりなり、前記 絶縁シートがドアパネルの内側に張り付けられる防水シートの形に形成されてい ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案のドア用ワイヤーハーネスは防水シートを兼用しているため、これをド アパネルに取り付けることによりワイヤーハーネスの組み付けと防水シートの張 り付けを同時に行える。またドアパネル内の配線も少なくて済み、ワイヤーハー ネスの損傷や配線スペースの問題も解消できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図1および図2において、21は本考案の一実施例に係るドア用ワイヤーハーネ スを示す。このドア用ワイヤーハーネス21は、絶縁シート23と、ドア内配線用の 所定のパターンに形成された箔状導体25とが一体化されたFPCより構成されて おり、前記絶縁シート23がドアパネル11の内側に張り付けられる防水シートの形 に形成されているものである。
【0008】 箔状導体25の所定箇所にはコネクタ27が取り付けられている。このコネクタ27 には、ドアパネル11内の補機(パワーウインドモーター等)およびドアトリム( 図示せず)側の補機(パワーウインドスイッチ等)がリード線を介して接続され る。
【0009】 このドア用ワイヤーハーネス21は以上のような構造であるから、ドアの組立に 際しては、ドアパネル11内の補機との接続を行った後、ひも状接着材19によりド アパネル11に接着固定することにより、ワイヤーハーネスの組み付けと防水シー トの張り付けを同時に行えるものである。
【0010】 本考案のドア用ワイヤーハーネスは次のようにして製造することができる。一 つの方法は、まず絶縁シートの片面に銅箔を張り合わせた複合シートを作り、そ の銅箔をパターンエッチングして所定の配線パターンに形成し、その上にもう1 枚の絶縁シートを張り合わせた後、防水シートの形に切断するという方法である 。他の方法は、まず銅箔を打抜き加工あるいはパターンエッチングにより所定の 配線パターンに形成し、その両面に絶縁シートを張り付けた後、防水シートの形 に切断するという方法である。なお箔状導体は絶縁シートを介して多層に形成す ることも可能である。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るドア用ワイヤーハーネスは、防水シートを兼 用しているため、これをドアパネルに取り付けることによりワイヤーハーネスの 組み付けと防水シートの張り付けを同時に行うことができ、ドアの組立作業が大 幅に簡素化できる利点がある。またドアパネル内の配線も大幅に少なくなるため 、配線に余裕ができ、可動部による電線の損傷をなくすことができると共に、配 線スペース確保のためにドアパネルの厚さを厚くする必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係るドア用ワイヤーハー
ネスをドアパネルと共に示す斜視図。
【図2】 図1のA−A線における断面図。
【図3】 従来の自動車用ドアの構造を示す分解斜視
図。
【符号の説明】
11:ドアパネル 19:ひも状接着材 21:ドア用ワ
イヤーハーネス 23:絶縁シート 25:箔状導体 27:コネクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁シートと、ドア内配線用の所定のパ
    ターンに形成された箔状導体とが一体化されたFPC
    (フレキシブルプリント配線板)よりなり、前記絶縁シ
    ートがドアパネルの内側に張り付けられる防水シートの
    形に形成されていることを特徴とする自動車のドア用ワ
    イヤーハーネス。
JP1991030461U 1991-04-05 1991-04-05 自動車のドア用ワイヤーハーネス Expired - Lifetime JP2600074Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991030461U JP2600074Y2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 自動車のドア用ワイヤーハーネス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991030461U JP2600074Y2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 自動車のドア用ワイヤーハーネス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04118807U true JPH04118807U (ja) 1992-10-23
JP2600074Y2 JP2600074Y2 (ja) 1999-09-27

Family

ID=31914063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991030461U Expired - Lifetime JP2600074Y2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 自動車のドア用ワイヤーハーネス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2600074Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004224168A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Yazaki Corp 車両ドア用防水シート
WO2021241178A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール
WO2021241160A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126648A (ja) * 1984-07-16 1986-02-05 Denki Kagaku Kogyo Kk スチレン−ジエン系ブロツク共重合体組成物
JPS62140832U (ja) * 1986-02-27 1987-09-05
JPS6346945A (ja) * 1986-08-14 1988-02-27 Yazaki Corp 自動車用ワイヤ−ハ−ネス装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126648A (ja) * 1984-07-16 1986-02-05 Denki Kagaku Kogyo Kk スチレン−ジエン系ブロツク共重合体組成物
JPS62140832U (ja) * 1986-02-27 1987-09-05
JPS6346945A (ja) * 1986-08-14 1988-02-27 Yazaki Corp 自動車用ワイヤ−ハ−ネス装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004224168A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Yazaki Corp 車両ドア用防水シート
WO2021241178A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール
WO2021241160A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2600074Y2 (ja) 1999-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1157892B1 (en) Wire harness joint
US4869670A (en) Wire harness arrangement for automotive vehicle
EP2385910B1 (en) Headliner with integral wire harness
JPH09308042A (ja) 電線のシールド構造
US4818236A (en) Wire harness for automotive vehicle
JPH04118807U (ja) 自動車のドア用ワイヤーハーネス
EP0791494B1 (en) A vehicle door assembly
JP2744957B2 (ja) フラットワイヤハーネス及びその製造方法
JPH0130826Y2 (ja)
JP2726879B2 (ja) ワイヤーハーネスユニット
JP3313842B2 (ja) フラットケーブルの接続構造
JP2598639B2 (ja) ダツシユボード内の配線構造
JP2002203431A (ja) フラットハーネス
JP3637580B2 (ja) シールドフラット電線
JPH08148037A (ja) ワイヤハーネス
CN214312691U (zh) 一种前端留胶的ffc
JP2977238B2 (ja) 段付きテープ電線の製造方法
JPH0581910U (ja) ワイヤハーネス
JPH0664324U (ja) フラット・ハーネスおよび該フラット・ハーネスの固定構造
JP2005135823A (ja) フラットハーネスの分岐構造及びその製造方法
JP3659689B2 (ja) 車両用配線装置
US20230269870A1 (en) Flexible interconnect circuits and methods of fabrication thereof
JP2002359915A (ja) Fpcによる配索構造
JP3949394B2 (ja) フラット回路体の接続構造及びフラット回路体の接続方法
JP3794851B2 (ja) 太陽電池パネル構造体及びユニット

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term