JPH04118458A - 積層防音床材 - Google Patents
積層防音床材Info
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- JPH04118458A JPH04118458A JP23817890A JP23817890A JPH04118458A JP H04118458 A JPH04118458 A JP H04118458A JP 23817890 A JP23817890 A JP 23817890A JP 23817890 A JP23817890 A JP 23817890A JP H04118458 A JPH04118458 A JP H04118458A
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上に利用分野)
本発明は、マンション等の防音床材に関し、特に250
Hz以下の低周波音を効果的に制振する木質系防音床材
に関するものである。
Hz以下の低周波音を効果的に制振する木質系防音床材
に関するものである。
(従来技術)
ホテルやマンションでは、特に上階の部屋での人に歩行
や子供の跳びはね音、椅子を移動させる時に発生する個
体音等騒音が居住性の悪化を招く大きな要因となってい
る。上記騒音の原因はすべてが振動であり、人が歩行し
たり、跳びはねる時の振動がコンクリートスラブに伝達
されて発生するものであり、これらの音の振動波が伝わ
らないように従来からカーペットや絨Uを敷くなどの種
々な工夫がなされている。
や子供の跳びはね音、椅子を移動させる時に発生する個
体音等騒音が居住性の悪化を招く大きな要因となってい
る。上記騒音の原因はすべてが振動であり、人が歩行し
たり、跳びはねる時の振動がコンクリートスラブに伝達
されて発生するものであり、これらの音の振動波が伝わ
らないように従来からカーペットや絨Uを敷くなどの種
々な工夫がなされている。
一方近年においてはカーペットや結上に代えて木質床材
が好まれ、そのため階下への衝撃音の伝達がより顕著と
なっている。このことを考慮して建築時において床下部
分に木製または鋼製の根太を用い、その上に床材を張る
工法が実施されているが、この程度では上階の音を十分
遮音することはできない。
が好まれ、そのため階下への衝撃音の伝達がより顕著と
なっている。このことを考慮して建築時において床下部
分に木製または鋼製の根太を用い、その上に床材を張る
工法が実施されているが、この程度では上階の音を十分
遮音することはできない。
この木質床材上で発生する音の伝達を弱めるべく、例え
ば実開昭63−119740号公報にみられるように、
遮音シートを介層した合板の下面に防振ゴム層を配して
なる防音性床材が提案され実用されている。
ば実開昭63−119740号公報にみられるように、
遮音シートを介層した合板の下面に防振ゴム層を配して
なる防音性床材が提案され実用されている。
(発明が解決しようとする課M)
上記のように下面に防振ゴム層を備えた床材はオクター
ブ帯域中心周波数といわれいてる音の強さ(Hz)が5
00Hz以上の高周波音域において顕著な遮音性を発揮
するが、500 Hz以下の比較的低周波音域における
遮音性にやや難点があり、低周波音域において十分な遮
音効果をあげようとすると防振ゴム層の硬度を低下しな
ければならす、床板としての圧縮強度に影響が生じるこ
とになる。
ブ帯域中心周波数といわれいてる音の強さ(Hz)が5
00Hz以上の高周波音域において顕著な遮音性を発揮
するが、500 Hz以下の比較的低周波音域における
遮音性にやや難点があり、低周波音域において十分な遮
音効果をあげようとすると防振ゴム層の硬度を低下しな
ければならす、床板としての圧縮強度に影響が生じるこ
とになる。
かかる不都合は防振ゴム層の厚さ寸法を大きくすること
によって改善することが可能であるが、防振ゴム層を厚
くすると床板の厚さが増加し、また床板の厚さを変えず
に合板部を薄くすると床板の強度低下を招くという不都
合が生じる。
によって改善することが可能であるが、防振ゴム層を厚
くすると床板の厚さが増加し、また床板の厚さを変えず
に合板部を薄くすると床板の強度低下を招くという不都
合が生じる。
本発明は防振部の厚さ寸法を大きくすることなく上記難
点が改善された防音性床材を提供するものである。
点が改善された防音性床材を提供するものである。
(課題を解決するための手段)
本発明者は、上記した床材基板の下面に配される吸音制
振材とコンクリートスラブ面との接触面積を小さくして
コンクリートスラブとの間に空間を形成するするととも
に吸音制振材部に空気を介在させることによって吸音制
振効果が向上し得ることに着目し、上記難点を改善した
。
振材とコンクリートスラブ面との接触面積を小さくして
コンクリートスラブとの間に空間を形成するするととも
に吸音制振材部に空気を介在させることによって吸音制
振効果が向上し得ることに着目し、上記難点を改善した
。
即ち本発明の積層防音床材は、底面側に位置する弾性材
料の防振材層の下面に多数の短柱状突起を設けてコンク
リートスラブとの間に空間を形成し、該防振材層の上面
側に目付が50〜200g/m2の不織布を貼り合わせ
て該防振材層と該不織布とによって構成した吸音制振部
に空気を介在させ、該吸音制振部の不織布上に、木質板
と中間遮音シートと木質化粧板とが一体化された木質床
材基板を貼り合わせて積層防音床材を構成してなる。
料の防振材層の下面に多数の短柱状突起を設けてコンク
リートスラブとの間に空間を形成し、該防振材層の上面
側に目付が50〜200g/m2の不織布を貼り合わせ
て該防振材層と該不織布とによって構成した吸音制振部
に空気を介在させ、該吸音制振部の不織布上に、木質板
と中間遮音シートと木質化粧板とが一体化された木質床
材基板を貼り合わせて積層防音床材を構成してなる。
上記防振材層は天然ゴム、合成ゴム、発泡ゴム、発泡合
成樹脂の成形物の単独または異種成形物の貼り合わせ材
が用いられ、柔軟過ぎると床沈みが発生し、また硬すぎ
ると衝撃エネルギーの緩和効果が低下することからその
硬度は25〜65度(ショアー計)が望ましい。その下
面の突起は高さ2〜5mmの円柱形、角柱形、円錐台形
、角錐台形等の短柱形状をなし、これらは間隔をおいて
多数−体的に形成され、全突起の底面とコンクリートス
ラブとの接触面積の割合は15〜50%、好ましくは2
0〜35%である。コンクリートスラブとの接触面積割
合が50%以上となると、荷重による単位面積当たり伸
縮変形量が小さくなり、床材上に加えられた衝撃エネル
ギーを緩和する効果と空間による吸音効果が少なくなっ
てコンクリートスラブ側への衝撃音の伝達抑止性が低下
する。また15%以下の場合は、衝撃音の伝達抑止性が
向上するが、荷重による単位面積当たり伸縮変形量が過
大となり床沈みが生じ、床材として不適当となる。
成樹脂の成形物の単独または異種成形物の貼り合わせ材
が用いられ、柔軟過ぎると床沈みが発生し、また硬すぎ
ると衝撃エネルギーの緩和効果が低下することからその
硬度は25〜65度(ショアー計)が望ましい。その下
面の突起は高さ2〜5mmの円柱形、角柱形、円錐台形
、角錐台形等の短柱形状をなし、これらは間隔をおいて
多数−体的に形成され、全突起の底面とコンクリートス
ラブとの接触面積の割合は15〜50%、好ましくは2
0〜35%である。コンクリートスラブとの接触面積割
合が50%以上となると、荷重による単位面積当たり伸
縮変形量が小さくなり、床材上に加えられた衝撃エネル
ギーを緩和する効果と空間による吸音効果が少なくなっ
てコンクリートスラブ側への衝撃音の伝達抑止性が低下
する。また15%以下の場合は、衝撃音の伝達抑止性が
向上するが、荷重による単位面積当たり伸縮変形量が過
大となり床沈みが生じ、床材として不適当となる。
家な一つの突起のコンクリートスラブ面との接触面積は
3〜100m112、好ましくは7〜50mm2であり
、かかる突起の多数によって上記した15%以上50%
以下の接触面積が保持されている。
3〜100m112、好ましくは7〜50mm2であり
、かかる突起の多数によって上記した15%以上50%
以下の接触面積が保持されている。
上記吸音制振部の構成材料の一つである不織布としては
、太さが1〜20デニール、の熱可塑性繊維の単独また
はセルロース繊維が混合された目付が50〜200g/
m2のニートルパンチング不織布が好適であり、500
g/m2以下では250 H2の振動音の吸音効果が乏
しく、また200g/m2以上となると床板全体の厚さ
が過大となる。その他木質板と中間シートおよび木質化
粧板とが一体化された木質床材基板には、市販の床材が
使用することができる。
、太さが1〜20デニール、の熱可塑性繊維の単独また
はセルロース繊維が混合された目付が50〜200g/
m2のニートルパンチング不織布が好適であり、500
g/m2以下では250 H2の振動音の吸音効果が乏
しく、また200g/m2以上となると床板全体の厚さ
が過大となる。その他木質板と中間シートおよび木質化
粧板とが一体化された木質床材基板には、市販の床材が
使用することができる。
(作用)
本発明の積層防音床材は、化粧木質板上で発生した衝撃
音の振動をゴム系の制振材で吸収減衰しさらに、その下
部に配設されるニードルパンチング不織布ゾーンと、さ
らにその下部に配設された防振材層で振動を吸収減衰さ
せ、コンクリートスラブへの振動伝達を緩和する。
音の振動をゴム系の制振材で吸収減衰しさらに、その下
部に配設されるニードルパンチング不織布ゾーンと、さ
らにその下部に配設された防振材層で振動を吸収減衰さ
せ、コンクリートスラブへの振動伝達を緩和する。
即ち、吸音制振材構成材料の一つであるニードルパンチ
を施した不織布は、125〜2000Hz間の振動減衰
に役立ち、防振材層とその下面の突起並びに空間は防振
並びに衝撃音のコンクリートスラブへの伝達緩和を行い
、63〜2000H2の騒音を顕著に減衰させる。
を施した不織布は、125〜2000Hz間の振動減衰
に役立ち、防振材層とその下面の突起並びに空間は防振
並びに衝撃音のコンクリートスラブへの伝達緩和を行い
、63〜2000H2の騒音を顕著に減衰させる。
(実施例)
図面は本発明の積層防音床材(10)の代表的な実施例
を示しているものであり、(1)は防振材層、(2)は
該防振材層(1)の下面に形成された突起、(3)は不
織布、(4)は該防振材層(1)と該不織布(3)とに
よる吸音割振部、(5)は木質板、(6)は中間遮音シ
ート、(7)は木質化粧板、そして(8)は該木質板(
5)と該遮音シート(6)および該木質化粧板(7)と
により構成された木質床材基板である。
を示しているものであり、(1)は防振材層、(2)は
該防振材層(1)の下面に形成された突起、(3)は不
織布、(4)は該防振材層(1)と該不織布(3)とに
よる吸音割振部、(5)は木質板、(6)は中間遮音シ
ート、(7)は木質化粧板、そして(8)は該木質板(
5)と該遮音シート(6)および該木質化粧板(7)と
により構成された木質床材基板である。
本実施例においては、防振材層(1)には天然ゴム60
部とスチレンブタジェンゴム40部とを混合し発泡剤を
添加して3倍に発泡した弾性材料が用いられ、成形手段
により厚さ2mmの平板部(IA)とその下面に高さ4
m+aの突起(2)が形成されている。
部とスチレンブタジェンゴム40部とを混合し発泡剤を
添加して3倍に発泡した弾性材料が用いられ、成形手段
により厚さ2mmの平板部(IA)とその下面に高さ4
m+aの突起(2)が形成されている。
第1図の実施例における突起(2)は直径4+amの短
円柱形をなし、10cl!12当たり231個がほぼ均
等に分布され、コンクリートスラブとの接触面積率が2
9%となっている。そして該平板部(IA)の上面側に
は、太さ10デニールのポリエステル樹脂繊維からなる
目付が130 g/m2、見掛けの厚さ約1■のニード
ルパンチ不縁布(4)が接着され、上記防振材層(1)
とこの不織布(3)とによって厚さ約6.5mmの吸音
制振部(5)が構成されている。
円柱形をなし、10cl!12当たり231個がほぼ均
等に分布され、コンクリートスラブとの接触面積率が2
9%となっている。そして該平板部(IA)の上面側に
は、太さ10デニールのポリエステル樹脂繊維からなる
目付が130 g/m2、見掛けの厚さ約1■のニード
ルパンチ不縁布(4)が接着され、上記防振材層(1)
とこの不織布(3)とによって厚さ約6.5mmの吸音
制振部(5)が構成されている。
上記吸音制振部(5)の上面に用いられる木質床材基板
(8)には、厚さ5mmの合板タイプの木質板(5)と
厚さ3mmの木質化粧板(7)との間に厚さ約1 mm
のゴム質の遮音シート(6)が介在してなる市販の防音
性床板が適用され、この木質床基板(8)の裏面に上記
吸音制振部(5)の不織布(3)の上面を接着して積層
防音材(10)が構成されている。
(8)には、厚さ5mmの合板タイプの木質板(5)と
厚さ3mmの木質化粧板(7)との間に厚さ約1 mm
のゴム質の遮音シート(6)が介在してなる市販の防音
性床板が適用され、この木質床基板(8)の裏面に上記
吸音制振部(5)の不織布(3)の上面を接着して積層
防音材(10)が構成されている。
第2図は上記防振材層(1)の突起(2)を直径の異な
る2種の短円柱状突起(2A)<2B)となした態様を
示している。即ち直径5■の突起(2A)と直径311
+の突起(2B)とを1:2〜1:3の割合で分布させ
て該両突起(2A)(2B>の底面のコンクリートスラ
ブとの接触面積率を30%となし、該平板部(IA)と
コンクリートスラブとの間に50%以上の空間が形成さ
れるようになしたものである。
る2種の短円柱状突起(2A)<2B)となした態様を
示している。即ち直径5■の突起(2A)と直径311
+の突起(2B)とを1:2〜1:3の割合で分布させ
て該両突起(2A)(2B>の底面のコンクリートスラ
ブとの接触面積率を30%となし、該平板部(IA)と
コンクリートスラブとの間に50%以上の空間が形成さ
れるようになしたものである。
この実施例によれば、小径の突Q (2B)により制振
効果を向上させることができ、大径の突起(2A)は荷
重による沈みを防止することができる。
効果を向上させることができ、大径の突起(2A)は荷
重による沈みを防止することができる。
また第3図は上記防振材層(1)の突起(2)を、短円
柱状突起(2A)と、底面部に細径小突起(9)を備え
た分銅型突起(2C)との2種の突起となした態様を示
している。即ち高さ4mm 、直径5mmの短円柱状突
起(2A)と、直径が5ff1m、高さが2.5mmの
大径部(9A)の下面側に、直径が3m+n 、高さが
1.5mmの小突起(9)を備えた分銅型突起(2c)
とにより構成したものである。
柱状突起(2A)と、底面部に細径小突起(9)を備え
た分銅型突起(2C)との2種の突起となした態様を示
している。即ち高さ4mm 、直径5mmの短円柱状突
起(2A)と、直径が5ff1m、高さが2.5mmの
大径部(9A)の下面側に、直径が3m+n 、高さが
1.5mmの小突起(9)を備えた分銅型突起(2c)
とにより構成したものである。
この実施例によれば、細径の小突起(9)により制振効
果を向上させることができるとともに大径部(9A)は
過荷重による小突起(9)の破損を防止し、短柱状突起
(2A)は荷重による床材の沈みを防止するという効果
を奏する。
果を向上させることができるとともに大径部(9A)は
過荷重による小突起(9)の破損を防止し、短柱状突起
(2A)は荷重による床材の沈みを防止するという効果
を奏する。
一方第4図に示したごとく、中間遮音シート(6)を介
して木質板(5)と木質化粧板(7)とが貼り合わされ
た上記と同じ木質床基板(8)の裏面に、底面にエンボ
ス加工されたゴム層(11)を設けてなるJIS−A−
1418による遮音等級L−50の床材を入手し、上記
本発明の床材(10)とその遮音性を比較した。その結
果は次表のごとくであった。
して木質板(5)と木質化粧板(7)とが貼り合わされ
た上記と同じ木質床基板(8)の裏面に、底面にエンボ
ス加工されたゴム層(11)を設けてなるJIS−A−
1418による遮音等級L−50の床材を入手し、上記
本発明の床材(10)とその遮音性を比較した。その結
果は次表のごとくであった。
なお遮音性の比較は、衝撃により発生する各周波数の音
が階下へどの程度伝わるかをJIS−A−1418に準
じて測定した。
が階下へどの程度伝わるかをJIS−A−1418に準
じて測定した。
表
なお本発明による上記吸音制振部(4)の一部が繊維で
構成されているため、長期間の使用中にダニやカビ等の
微生物が発生する恐れがある。この間瓶点は吸音制振部
(4)を構成している不織布(3)少なくとも1部に長
期の抗菌防臭能に優れた銅イオンを担持させた繊維を用
いるとよい、銅イオンの繊維への担持量は0.5重量%
以上が7埜しく、銅イオンの担持に適した繊維としては
セルロース系繊維を挙げることができる。
構成されているため、長期間の使用中にダニやカビ等の
微生物が発生する恐れがある。この間瓶点は吸音制振部
(4)を構成している不織布(3)少なくとも1部に長
期の抗菌防臭能に優れた銅イオンを担持させた繊維を用
いるとよい、銅イオンの繊維への担持量は0.5重量%
以上が7埜しく、銅イオンの担持に適した繊維としては
セルロース系繊維を挙げることができる。
(発明の効果)
このように本発明の積層防音床材(10)は、底面側に
位置する弾性材料の防振材層(1)の下面に多数の短柱
状突起(2)が形成され、該防振材層(1)の上面側に
目付が50〜200g/n2の不織布(3)が貼り合わ
されて該防振材層(1)と該不織布(3)とにとによっ
て吸音制振部(4)が構成され、該吸音制振部(4)の
不織布上(3)に、木製板(5)と中間遮音シート(6
)と木質化粧板(7)とが一体化された木質床材基板(
8)が貼り合わされてなるものであるから、敷設した該
床材(10)の木質化粧板(7)上で発生した衝撃音の
振動は、まずゴム系の中間遮音シート(6)で吸収減衰
されたのちその下部に配設されているニードルパンチン
グ不織布(3)と防振材層(1)とからなる吸音制振部
(4)において振動が大幅に吸収減衰され、コンクリー
トスラブへの振動伝達を緩和する。 即ち、吸音制振材
構成材料の一つであるニードルパンチを施した不織布(
3)は、125〜2000Hz間の振動減衰に役立ち、
また防振材層(1)の下面が多数の突起(2)によって
形成されているため、コンクリートスラブとの接触面積
が従来よりも著しく小さくかつ多量の空気が介在してい
ることから効果的な振動減衰作用をなし、63〜200
0Hzの騒音を顕著に減衰させて優れた防音性を発揮す
る。さらにこの優れた防音性は上表の通り吸音制振材(
5)の厚さを増大することなく達成され、JIS−A−
1418に規定された床衝撃音レベルの測定法における
等級L−45クラスの床板を得ることができる。
位置する弾性材料の防振材層(1)の下面に多数の短柱
状突起(2)が形成され、該防振材層(1)の上面側に
目付が50〜200g/n2の不織布(3)が貼り合わ
されて該防振材層(1)と該不織布(3)とにとによっ
て吸音制振部(4)が構成され、該吸音制振部(4)の
不織布上(3)に、木製板(5)と中間遮音シート(6
)と木質化粧板(7)とが一体化された木質床材基板(
8)が貼り合わされてなるものであるから、敷設した該
床材(10)の木質化粧板(7)上で発生した衝撃音の
振動は、まずゴム系の中間遮音シート(6)で吸収減衰
されたのちその下部に配設されているニードルパンチン
グ不織布(3)と防振材層(1)とからなる吸音制振部
(4)において振動が大幅に吸収減衰され、コンクリー
トスラブへの振動伝達を緩和する。 即ち、吸音制振材
構成材料の一つであるニードルパンチを施した不織布(
3)は、125〜2000Hz間の振動減衰に役立ち、
また防振材層(1)の下面が多数の突起(2)によって
形成されているため、コンクリートスラブとの接触面積
が従来よりも著しく小さくかつ多量の空気が介在してい
ることから効果的な振動減衰作用をなし、63〜200
0Hzの騒音を顕著に減衰させて優れた防音性を発揮す
る。さらにこの優れた防音性は上表の通り吸音制振材(
5)の厚さを増大することなく達成され、JIS−A−
1418に規定された床衝撃音レベルの測定法における
等級L−45クラスの床板を得ることができる。
第1図は本発明の実施例を示した部分破断裏面斜視図、
第2図および第3図は他の実施例を示した部分破断裏面
斜視図、そして第4図は比較例の防音性床板の断面図で
ある。 (1)は防音材層、(IA)は平板部、(2)は短柱状
突起、(3)は不織布、(4)は吸音制振部、(5)は
木質板、(6)は中間遮音シート、(7)は木質化粧板
、(8)は木質床材基板、(10)は積層防音床材。
第2図および第3図は他の実施例を示した部分破断裏面
斜視図、そして第4図は比較例の防音性床板の断面図で
ある。 (1)は防音材層、(IA)は平板部、(2)は短柱状
突起、(3)は不織布、(4)は吸音制振部、(5)は
木質板、(6)は中間遮音シート、(7)は木質化粧板
、(8)は木質床材基板、(10)は積層防音床材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)底面側に位置する弾性材料の防振材層の下面に多数
の短柱状突起が形成され、該防振材層の上面側に目付が
50〜200g/m^2の不織布が貼り合わされて該防
振材層と該不織布とによつて吸音制振部が構成され、該
吸音制振部の不織布上に、木質板と中間遮音シートと木
質化粧板とが一体化された木質床材基板が貼り合わされ
ていることを特徴とする積層防音床材。 2)上記吸音制振部の不織布を形成している繊維の少な
くとも一部に銅イオンが担持されている請求項1記載の
積層防音床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23817890A JPH04118458A (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | 積層防音床材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23817890A JPH04118458A (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | 積層防音床材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118458A true JPH04118458A (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=17026337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23817890A Pending JPH04118458A (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | 積層防音床材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04118458A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100539654B1 (ko) * | 2002-02-05 | 2005-12-30 | 주식회사 에이텍종합건축사사무소 | 소음, 진동 차단용 바닥재의 제조방법 |
JP2018087443A (ja) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 東リ株式会社 | 床材 |
-
1990
- 1990-09-06 JP JP23817890A patent/JPH04118458A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100539654B1 (ko) * | 2002-02-05 | 2005-12-30 | 주식회사 에이텍종합건축사사무소 | 소음, 진동 차단용 바닥재의 제조방법 |
JP2018087443A (ja) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 東リ株式会社 | 床材 |
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