JPH04118417A - 地中壁の構築方法 - Google Patents

地中壁の構築方法

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JPH04118417A
JPH04118417A JP23708190A JP23708190A JPH04118417A JP H04118417 A JPH04118417 A JP H04118417A JP 23708190 A JP23708190 A JP 23708190A JP 23708190 A JP23708190 A JP 23708190A JP H04118417 A JPH04118417 A JP H04118417A
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underground wall
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wall
underground
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芳賀 孝成
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茂 青木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、地中壁の構築方法に関する。
(発明の背景) 地下構造物を構築する際の土留壁の構築方法の一種とし
て、連続地中壁工法が知られている。
この種の連続地中壁工法は、地上から所定深度まで溝孔
を掘削し、この溝孔内にコンクリートなどの硬化性泥状
物を充填し、硬化性泥状物が硬化することにより、所定
の地中壁が構築される。
この場合、構築される地中壁の壁厚は、地中壁に要求さ
れる強度の最大値で設計し、池中壁の全長に亘って同じ
壁厚になっており、一般的には、その強度が200〜3
00kg/c−に設定されていた。
ところが、近時、都市部では地下の高騰が激しく、土地
の有効利用を考慮すると、地中壁の壁厚は、可能なかぎ
り薄くすることが望ましい。
地中壁の壁厚を薄くする方法としては、例えば、地中壁
の単位面積当たりの強度を大きくすれば、その壁厚を低
減させることができる。
しかしながら、例えば、地中壁を構成する硬化性泥状物
のコンクリート強度を大きくしてその壁厚を低減させた
場合には、以下の問題がある。
すなわち、地中壁は、通常その深度方向の全長に亘って
同じ強度は必要とされない。
ところが、従来の単位面積当たりの強度が200〜30
0)cg/c−程度の場合には、強度が必要な部分と、
それ程強度を必要としない部分との差があまり大きくな
いのでさほど問題とならないが、地中壁の強度を大きく
してその壁厚を低減させた場合には、これらの部分での
差が極めて大きくなり、経済的な面で不利益が大きくな
り過ぎる。
この発明は、このような背景に鑑みてなされたものであ
り、土地の有効利用を考慮して地中壁を構築する際に、
壁厚を低減しても経済的に構築できる地中壁の構築方法
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、地上から溝孔を
掘削し、この溝孔内に硬化性泥状物を充填して、前記泥
状物を硬化させることにより形成される地中壁の構築方
法において、前記溝孔の所定深度から以深の部分を低強
度とし、前記所定深度から思残の部分を高強度とするこ
とを特徴とする。
低強度と高強度との境目になる上記所定深度は、上記地
中壁の縦方向のモーメントがほぼ零になる深度が望まし
い。
(発明の作用効果) 上記構成の池中壁の構築方法によれば、所定深度以深を
挾んでその下部側が低強度で、かつ、その上部側が高強
度になっているので、これを全長に亘って高強度とした
場合よりも、経済的な面で有利になり、特に、硬化性泥
状物のコンクリート強度を大きくして、地中壁の壁厚を
低減させる場合により経済的な有利性が大きくなる。
(実施例) 以下、この発明の好適な実施例について添付図面を参照
にして詳細に説明する。
第1図は、この発明にかかる地中壁の構築方法の一実施
例を示している。
同図に示す地中壁の構築方法は、本発明を連続地中壁工
法に適用した場合であり、連続地中壁10の構築方法と
しては、まず、地上から泥水を満たしながら溝孔を掘削
形成し、その後溝孔内に鉄筋篭を必要に応じて建込み、
しかる後に、溝孔内にコンクリートなどの硬化性泥状物
を充填し、この硬化性泥状物を硬化させることにより、
連続した土留用の地中壁10を構築する方法であり、こ
のような基本的な構成は従来のこの種の連続地中壁工法
と同じである。
そして、地中壁が構築された後に、その内部を根切りし
て、根切りされた掘削面12上に地下構造物14を構築
することも従来の工法と同じである。
ところで、以上の方法で構築される地中壁10は、一般
的には、根切り掘削面12よりも深い深度まで到達する
ように構築され、地中壁10の下部側の部分は、外荷重
に耐える強度を必要としない部分であって、この部分は
、施工範囲外への影響(沈下、濁水)を防止し、ボイリ
ング、パイピングの防止などを目的にしている。
そこで、この実施例では、地中壁10の下部側の部分で
は、止水性が確保されれば、その強度が必要でないこと
に看目し、第1図(B)に示すように、地中壁10の縦
方向のモーメントがほぼ零になる深度りから以深の部分
を低強度部分Aとし、深度りから思残の部分を高強度部
分Bとしている。
このときの地中壁10の高強度部分Bの壁厚は、縦方向
モーメントの最大値に対応させている。
また、強度を上述の如く深度方向で変更する具体的な手
段としては、例えば、低強度部分Aの鉄筋量の削減ない
しは低強度部分Aには全く配筋を行わないことにより強
度を調整するか、または、低強度部分Aに充填する硬化
性泥状物のセメント量を低減させるなどの強度調整方法
が採用される。
なお、上記実施例では、地中壁10の強度を2段階で変
化させる場合を例示したが、この発明の実施はこれに限
られることはなく、3段階ないしはこれ以上の段階で変
化させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明にかかる地中壁の構築方法の一実
施例の説明図、第1図(B)は同図(A)の地中壁にか
かる縦方向モーメントの説明図である。 10・・・・・・地中壁 A・・・・・・低強度部分 B・・・・・・高強度部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地上から溝孔を掘削し、この溝孔内に硬化性泥状
    物を充填して、前記泥状物を硬化させることにより形成
    される地中壁の構築方法において、前記溝孔の所定深度
    から以深の部分を低強度とし、前記所定深度から以浅の
    部分を高強度とすることを特徴とする地中壁の構築方法
  2. (2)上記所定深度は、上記地中壁の縦方向のモーメン
    トがほぼ零になる深度であることを特徴とする請求項1
    記載の地中壁の構築方法。
JP2237081A 1990-09-10 1990-09-10 地中壁の構築方法 Expired - Lifetime JP2567979B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07138948A (ja) * 1993-11-18 1995-05-30 Elf:Kk 場所打ち杭工法
JP2018084060A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 新日鐵住金株式会社 壁体構成部材、壁体、及び、壁体の施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07138948A (ja) * 1993-11-18 1995-05-30 Elf:Kk 場所打ち杭工法
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