JPH04117505U - 畦塗装置 - Google Patents

畦塗装置

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JPH04117505U
JPH04117505U JP952391U JP952391U JPH04117505U JP H04117505 U JPH04117505 U JP H04117505U JP 952391 U JP952391 U JP 952391U JP 952391 U JP952391 U JP 952391U JP H04117505 U JPH04117505 U JP H04117505U
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JP952391U
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前 健 介 大
石 武 白
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ヤンマー農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】畦整形板(26)をバイブレータ(28)に固
設させ、該バイブレータ(28)をバネ(32)を介し
て支持させる畦塗装置において、本機側に連結させる前
記バネ(32)上端側を固定させると共に、前記バイブ
レータ(28)に連結させるバネ(32)下端側を半自
由動としたものである。 【効果】所定範囲内で揺振させるようにバネ(32)の
変形を規制するから、バネ(32)の共振を防いで耐久
性を向上させることができると共に、高回転使用が可能
になり、畦整形板(26)のたたき回数を増加させて畦
の仕上りを向上させることができ、また車速を上げて作
業能率の向上を図ることができるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水田において畦を機械的に作る畦塗装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、元畦表面の雑草などを除去した後、畦整形板によって泥を塗着させて新 畦を形成する畦塗作業を行わせる技術があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術は、畦整形板を設けるバイブレータをバネによって支持させてい たが、前記バネの上下の共振点が通常作業振動数の上下周辺に存在するから、バ イブレータにバネ下端側をベアリングによって自由に変形させるように連結する 構造では、作業負荷によるエンジン回転低下または誤操作による高回転使用によ って前記バネが共振し、疲労または異常変形などによって前記バネが折損し易い 等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るに、本考案は、畦整形板をバイブレータに固設させ、該バイブレータをバ ネを介して支持させる畦塗装置において、本機側に連結させる前記バネ上端側を 固定させると共に、前記バイブレータに連結させるバネ下端側を半自由動とした ことを特徴とするもので、所定範囲内で揺振させるようにバネの変形を規制する から、バネの共振を防いで耐久性を向上させ得ると共に、高回転使用が可能にな り、畦整形板のたたき回数を増加させて畦の仕上りを向上させ得、また車速を上 げて作業能率の向上を図り得るものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は要部の説明図、図2 は全体平面図、図3は正面図、図4は背面図である。
【0006】 トラクタのロワーリンク(1)(1)及びトップリンク(2)に畦塗機本体ケ ース(3)を連結させ、トラクタによって牽引させると共に、前記本体ケース( 3)に支軸(4)を介して前処理駆動ケース(5)基部を揺動自在に取付け、元 畦を崩すナタ爪形前処理爪(6)を前記駆動ケース(5)先端部前側に設け、正 面視反時計方向に回転させる前処理爪(6)前側を前処理ケース(7)で覆い、 前処理ケース(7)を駆動ケース(5)に固設させるもので、図3の如く、元畦 法面及び田面に対し略平行になるように傾斜形成した前処理ケース(7)の機外 側面及び下面側に前処理爪(6)を突出させ、元畦の上面及び法面に前処理爪( 6)を作用させて雑草除去など前処理を行うように構成している。
【0007】 また、前処理爪(6)の後方に配置させるロータリ爪(8)及びロータリブレ ード(9)を前記本体ケース(3)の前後幅内に設け、同軸上に取付けるロータ リ爪(8)及びロータリブレード(9)を正面視時計方向に回転させ、畦の法面 から上面方向にロータリ爪(8)を移動させて元畦を削ると共に、畦の上面上方 に泥カバー(10)を配置させ、ロータリ爪(8)後側で回転させるロータリブ レード(9)から飛散する泥を泥カバー(10)の案内によって畦上面に落下さ せるように構成している。
【0008】 さらに、図5にも示す如く、電動モータ(11)を有する電動シリンダ(12 )を備え、該シリンダ(12)を前記本体ケース(3)にブラケット(13)を 介して取付けると共に、L形パイプ(14)を介して角パイプガイド体(15) を前記本体ケース(3)に固設させ、樹脂製ブッシュ(16)を介してガイド体 (15)に角パイプスライダ(17)中間を摺動自在に挿通させ、前記シリンダ (12)のピストン(18)先端とスライダ(11)下端を軸(19)によって 連結固定させるもので、前記シリンダ(12)とスライダ(11)を略平行に配 設させている。
【0009】 また、操作レバー(20)を有するコントロールボックス(21)を備え、前 記本体ケース(3)またはトラクタのフェンダなどに永久磁石(22)を介して 着脱自在にコントロールボックス(21)を接着させ、前記レバー(20)操作 によってモータ(11)を正逆転させてシリンダ(12)を作動制御するもので 、トラクタの運転席近くにコントロールボックス(21)を固定させて畦塗作業 を行い、運転席の作業者がシリンダ(12)の遠隔操作を行えるように構成して いる。
【0010】 また、前記スライダ(17)上端に昇降フレーム(22)を一体連設させ、ス ライダ(17)及びフレーム(22)にパイプフレーム(23)の一端側を固定 し、元畦上面に吊下げる高さセンサ(24)をパイプフレーム(23)他端に取 付けると共に、前記パイプフレーム(23)に泥カバー(10)を固設させ、本 体ケース(3)に固定した斜板(25)を泥カバー(10)上面側に常に重合せ るように延設させ、本体ケース(3)と昇降自在な泥カバー(10)の上方間隔 を斜板(25)によって閉塞し、上方への泥飛散を防ぐように構成している。
【0011】 さらに、新畦を形成する畦整形板(26)を備え、該整形板(26)を前記泥 カバー(10)後方に配設させると共に、フレキシブルワイヤ(27)を介して 駆動するバイブレータ(28)に前記整形板(26)を固設させ、バイブレータ (28)によって整形板(26)を振動させ、ロータリブレード(9)及び泥カ バー(10)からの泥を整形板(26)の畦塗り作用によって整形して新畦を形 成するように構成している。
【0012】 また、前記昇降フレーム(22)に平行リンク(29)(30)を介して整形 フレーム(31)を連結させ、整形フレーム(31)に振動吸収用のバネ(32 )…を介してバイブレータ(28)を取付け、平行リンク(29)(30)を介 してフローティング状態(遊動自在)に整形板(26)を支持させ、半乾乃至半 湿田においてフローティング状態の整形板(26)によって強い圧力で畦の法面 を締固めるように構成している。
【0013】 また、昇降フレーム(22)にロックアーム(33)を固設し、一方の平行リ ンク(29)にロックアーム(33)を係止ピン(34)によって係脱自在に連 結固定させ、平行リンク(29)(30)を一定姿勢に固定させてフローティン グ作用を中止するもので、フローティング状態に比べて整形板(26)の締付圧 力を低減させ、湿田など高水分で軟弱な泥による畦作りを安定して行わせるよう に構成している。
【0014】 さらに、図3に示す如く、前記高さセンサ(24)下端に樹脂パイプ製マーカ (35)上端側を嵌着させ、前記センサ(24)の上下及び前後変位並びにマー カ(35)の伸縮連結により、マーカ(35)下端を左右上下前後に位置調節自 在に取付け、元畦上面に近接させてマーカ(35)下端を対設支持させ、元畦に 対する前処理爪(6)の支持高さをマーカ(35)によって判断するように構成 している。
【0015】 さらに、図1、図6及び図7に示す如く、整形フレーム(31)に上バネ座( 36)及びボルト(37)を介して前記バネ(32)上端側を連結固定させると 共に、前記バネ(32)下端側に下バネ座(38)を設け、バイブレータ(28 )に一体固定する支軸(39)にベアリング(40)を介して下バネ座(38) を軸支させている。
【0016】 また、前記支軸(39)にボルト(41)を介して板体(42)を固定し、該 板体(42)によってベアリング(40)を支軸(39)に支持させると共に、 前記板体(42)に振れ止め体(43)を一体形成し、所定角度以上の回転で下 バネ座(38)側面を振れ止め体(43)に当接させ、前記バイブレータ(28 )に連結させるバネ(32)下端側を半自由動とし、所定範囲内で揺振させるよ うにバネ(32)の変形を規制し、バネ(32)の共振を防ぐように構成してい る。
【0017】 さらに、図8に示す如く、泥カバー(10)後側端と畦整形板(26)前側端 の間にゴムカバー板(44)を張設固定させ、泥カバー(10)と畦整形板(2 6)の間に形成される空間をゴムカバー板(44)によって閉塞し、泥カバー( 10)から排出される土をゴムカバー板(44)によって徐々に畦の形に整形し 乍ら畦整形板(26)に送込むもので、畦整形板(26)外側に土が逃げるのを 防ぎ、畦仕上りを良好にすると共に、隣りの田に盛土が落ちるのを防ぎ、畦整形 板(26)への土供給損失を少なくするように構成している。
【0018】
【考案の効果】
以上実施例から明らかなように本考案は、畦整形板(26)をバイブレータ( 28)に固設させ、該バイブレータ(28)をバネ(32)を介して支持させる 畦塗装置において、本機側に連結させる前記バネ(32)上端側を固定させると 共に、前記バイブレータ(28)に連結させるバネ(32)下端側を半自由動と したもので、所定範囲内で揺振させるようにバネ(32)の変形を規制するから 、バネ(32)の共振を防いで耐久性を向上させることができると共に、高回転 使用が可能になり、畦整形板(26)のたたき回数を増加させて畦の仕上りを向 上させることができ、また車速を上げて作業能率の向上を図ることができるもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の説明図。
【図2】全体の平面図。
【図3】全体の正面図。
【図4】全体の背面図。
【図5】電動シリンダ部の説明図。
【図6】バイブレータ部の背面図。
【図7】バイブレータ部の平面図。
【図8】畦整形板部の背面図。
【符号の説明】
(26) 畦整形板 (28) バイブレータ (32) バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畦整形板をバイブレータに固設させ、該
    バイブレータをバネを介して支持させる畦塗装置におい
    て、本機側に連結させる前記バネ上端側を固定させると
    共に、前記バイブレータに連結させるバネ下端側を半自
    由動としたことを特徴とする畦塗装置。
JP1991009523U 1991-01-31 1991-01-31 畦塗装置 Expired - Lifetime JP2558081Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62205703A (ja) * 1986-03-04 1987-09-10 ヤンマー農機株式会社 振動式整畦機における起振動装置
JPS6356202A (ja) * 1986-08-25 1988-03-10 五十嵐 久夫 振動式整畦機における起振動装置
JPH037501A (ja) * 1989-06-06 1991-01-14 Hisao Igarashi 振動式整畦機における整畦板保持装置

Patent Citations (3)

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JPH037501A (ja) * 1989-06-06 1991-01-14 Hisao Igarashi 振動式整畦機における整畦板保持装置

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JP2558081Y2 (ja) 1997-12-17

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