JPH04117172U - 自動車の吸気装置 - Google Patents
自動車の吸気装置Info
- Publication number
- JPH04117172U JPH04117172U JP2944791U JP2944791U JPH04117172U JP H04117172 U JPH04117172 U JP H04117172U JP 2944791 U JP2944791 U JP 2944791U JP 2944791 U JP2944791 U JP 2944791U JP H04117172 U JPH04117172 U JP H04117172U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- upper frame
- radiator support
- air outlet
- support upper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のエアクリーナ内への水滴の浸入を防
止する。 【構成】 ランプユニット3上に間隙8を隔てて横架さ
れたダクト状のラジエータサポートアッパフレーム6内
にはエア流路7を密閉状に形成するとともに、ラジエー
タサポートアッパフレーム6にはエアクリーナ1のエア
入口1aに吸入ダクト11を介して連通されたエア出口
12と、このエア出口12に対して食い違い位置に配設
された吸込口14とを開口し、吸込口14を路面から離
れた高い位置に配設するとともに、エア流路7のエア流
を水切りした状態でエア出口12を通じて吸入ダクト1
1内へ流入させる。
止する。 【構成】 ランプユニット3上に間隙8を隔てて横架さ
れたダクト状のラジエータサポートアッパフレーム6内
にはエア流路7を密閉状に形成するとともに、ラジエー
タサポートアッパフレーム6にはエアクリーナ1のエア
入口1aに吸入ダクト11を介して連通されたエア出口
12と、このエア出口12に対して食い違い位置に配設
された吸込口14とを開口し、吸込口14を路面から離
れた高い位置に配設するとともに、エア流路7のエア流
を水切りした状態でエア出口12を通じて吸入ダクト1
1内へ流入させる。
Description
【0001】
この考案は自動車のエアクリーナへエアを導入するための吸気装置に関するも
のである。
【0002】
従来のこの種の吸気装置では図4に示すようにラジエータサポートアッパフレ
ームrの下方でランプlの後側に配設された吸込口d1を有する吸入ダクトdに
よってエアクリーナa内へエアを導入したり、図5に示すようにラジエータサポ
ートアッパフレームrの前方でランプlとフードfとの間に配設された吸込口d
2を有する吸入ダクトdによってエアをエアクリーナa内へ導入していた。
【0003】
エアをランプlの後側から吸入ダクトd内へ取入れる場合には地面から吸込み
口d1までの高さが低くなるので、自動車の走行時に路面からはね上げられた水
滴が吸込口d1を通じてエアクリーナa内及びエンジン内へ侵入し易い問題点が
あり、またエアをランプlの上方から吸入ダクトd内へ取入れる場合には吸込口
d2の回りが減圧されるので、フードfの下面に付着した水滴が吸込口d2を通
じてエアクリーナa内へ吸込まれる問題点がある。
本考案は上記問題点を解消してエアクリーナへの水滴の流入防止効果を高める
ことを課題とするものである。
【0004】
本考案の自動車の吸気装置はランプユニット上に間隙を隔てて横架されて内部
にエア流路を有するダクト状のラジエータサポートアッパフレームにはエアクリ
ーナのエア入口に吸入ダクトを介して連通されたエア出口を開口するとともに、
前記ラジエータサポートアッパフレームには前記エア出口に対して食い違い位置
に配設された吸込口をエアが前記間隙から前記ラジエータサポートアッパフレー
ム内へ流入するように開口した構成を有する。
【0005】
エアクリーナへ取入れるエアを、エアクリーナのエア入口に吸入ダクトを介し
て連通されたエア出口と、このエア出口に対して食い違い位置に配設された吸込
口とが開口されかつランプユニット上に横架されたダクト状のラジエータサポー
トアッパフレームと、前記ランプユニットとの間隙から前記ラジエータサポート
アッパフレーム内のエア流路へ前記吸込口を通じて吸込み、前記エア出口を通じ
て前記吸入ダクト内へ流入させる。
【0006】
本考案は前記したように構成してあるので、吸込口を路面に対して高い位置に
配設して路面からはね上げられる水滴が吸込口を通じて流入する不具合を排除す
ることができる。
また、吸込口をエア出口に対して食い違い位置に配設してあるので、水滴を含
むエア流が吸込口を通じて前記エア流路に流入しても、このエア流中の水滴をラ
ジエータサポートアッパフレームの上板に衝突及び付着させて滴下させ、エア流
を水切りした状態で前記エア流路からエア出口を通じて吸入ダクト内へ流入させ
ることができる。
従って、ラジエータサポートアッパフレームを有効に活用してエアクリーナ内
への水滴の浸入を適確に防止することができる。
【0007】
次に、本考案の実施例を図1〜図3に従って説明する。
自動車のエンジンルーム内にはエンジンへ供給するエアを清浄化するためのエ
アクリーナ1が設置されるとともに、ラジエータサポートサイドフレーム2上に
はエアクリーナ1の前方に配設されたランプユニット3が設置され、ランプユニ
ット3のハウジングの上面3aの前端縁とフード4の先端縁との間にはエアを流
入させる間隙5がスリット状に形成されている。
【0008】
ランプユニット3の若干上方には底板6aと上板6bと前壁6cと後壁6dと
によって全周が閉塞された閉断面形状を有し、内部にエア流路7が密閉状に形成
されたダクト状のラジエータサポートアッパフレーム6が車幅方向に沿って横架
されている。このラジエータサポートアッパフレーム6はランプユニット3から
その上方へ間隙8を隔てた位置に設置されている。
【0009】
ラジエータサポートアッパフレーム6とフード4との間隙5はフード4の先端
付近の裏面に取付けられてラジエータサポートアッパフレーム6の前壁6cに弾
接されたシール部材9によって密閉され、ランプユニット3の回りの間隙はラジ
エータサポートサイドフレーム2の上端縁とランプユニット3との間及びラジエ
ータサポートアッパフレーム6の底板6aとランプユニット3との間にそれぞれ
挟み込まれた熱風防止用のシール部材10によって密閉されている。
【0010】
ラジエータサポートアッパフレーム6の上板6bにはエアをラジエータサポー
トアッパフレーム6内からエアクリーナ1へ導入するための吸入ダクト11が接
続されたエア出口12が開口され、このエア出口12は吸入ダクト11を介して
エアクリーナ1のエア入口1aに連通されている。エア出口12の開口縁にはエ
ア流路7内へ突入された水切り縁13が環状に突出形成されている。
【0011】
ラジエータサポートアッパフレーム6の底板6aにはエア出口12の真下から
それぞれ離れた位置でエア出口12に対して食い違い位置に配設された適数個の
吸込口14がエアを間隙8内からラジエータサポートアッパフレーム6内へ流入
させるためにそれぞれ開口されている。
【0012】
車外から前記間隙5、間隙8及び各吸込口14を通じてラジエータサポートア
ッパフレーム6内へ吸込まれたエアはエア出口12を通じて吸入ダクト11内へ
流入し、吸入ダクト11内を流動してエアクリーナ1内へ導入される。
【0013】
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明する。
本例ではランプユニット3上に間隙8を隔てて横架されて内部にエア流路7を
有するダクト状のラジエータサポートアッパフレーム6にはエアクリーナ1のエ
ア入口1aに吸入ダクト11を介して連通されたエア出口12を開口するととも
に、ラジエータサポートアッパフレーム6にはエア出口12に対して食い違い位
置に配設された吸込口14をエアが前記間隙8からラジエータサポートアッパフ
レーム6内へ流入するように開口してある。
【0014】
このため、吸込口14を路面に対して高い位置に配設して路面からはね上げら
れる水滴が吸込口14を通じて流入する不具合を排除することができる。
【0015】
また、吸込口14をエア出口12に対して食い違い位置に配設してあるので、
水滴を含むエア流が吸込口14を通じてエア流路7に流入しても、このエア流中
の水滴をラジエータサポートアッパフレーム6上板に衝突及び付着させて滴下さ
せ、エア流を水切りした状態でエア流路7からエア出口14を通じて吸入ダクト
11内へ流入させることができる。
【0016】
従って、ラジエータサポートアッパフレーム6を有効に活用してエアクリーナ
内への水滴の浸入を適確に防止することができる。
【図1】本考案の吸気装置の1実施例を示すもので、図
2のX1−X1線断面図である。
2のX1−X1線断面図である。
【図2】自動車のランプ付近の正面図である。
【図3】図1のX2−X2線拡大断面図である。
【図4】従来の吸気装置を示す縦断面図である。
【図5】従来の吸気装置を示す縦断面図である。
1 エアクリーナ
3 ランプユニット
6 ラジエータサポートアッパフレーム
7 エア流路
8 間隙
12 エア出口
14 吸込口
Claims (1)
- 【請求項1】 ランプユニット上に間隙を隔てて横架さ
れて内部にエア流路を有するダクト状のラジエータサポ
ートアッパフレームにはエアクリーナのエア入口に吸入
ダクトを介して連通されたエア出口を開口するととも
に、前記ラジエータサポートアッパフレームには前記エ
ア出口に対して食い違い位置に配設された吸込口をエア
が前記間隙から前記ラジエータサポートアッパフレーム
内へ流入するように開口したことを特徴とする自動車の
吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2944791U JPH04117172U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 自動車の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2944791U JPH04117172U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 自動車の吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04117172U true JPH04117172U (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=31913308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2944791U Pending JPH04117172U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 自動車の吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04117172U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016050497A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車の吸気装置の吸気口配置構造 |
-
1991
- 1991-04-01 JP JP2944791U patent/JPH04117172U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016050497A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車の吸気装置の吸気口配置構造 |
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