JP2541881B2 - 車両通風装置用の新鮮な空気供給システム - Google Patents

車両通風装置用の新鮮な空気供給システム

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JP2541881B2
JP2541881B2 JP3113841A JP11384191A JP2541881B2 JP 2541881 B2 JP2541881 B2 JP 2541881B2 JP 3113841 A JP3113841 A JP 3113841A JP 11384191 A JP11384191 A JP 11384191A JP 2541881 B2 JP2541881 B2 JP 2541881B2
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トルーベ ハンス
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/24Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant
    • B60H1/26Ventilating openings in vehicle exterior; Ducts for conveying ventilating air
    • B60H1/28Ventilating openings in vehicle exterior; Ducts for conveying ventilating air the openings being situated directly in front of vehicle front window

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本願請求項1の前提項
に述べたタイプの車両の通風装置用の新鮮な空気の供給
システムに関する。
【0002】この種の新鮮な空気供給システムはすでに
ドイツ特許2,242,107によって公知である。こ
こではその新鮮な空気ダクトは先ず車両本体の端壁のオ
ーバーフロー開口の所まで斜め後方の下方に向かって伸
びており、ここでボンネット側のダクト部分は終ってい
る。
【0003】このボンネットが閉じられた時この第1の
ダクト部分を端壁の他の側に設けられている第2のダク
ト部分に気密に接続するために弾性材料からなるシール
プロフィールが、オーバーフロー開口を取り囲む第2の
ダクト部分のシールフランジとこの第2のフランジと共
働する第1のダクト部分のシールフランジ間に配置され
ている。
【0004】この公知例に記載の新鮮な空気の供給シス
テムはボンネットが開けられると旋回して持ち上げられ
たダクト部分の下方に位置している総ての装置について
自由にアクセスできるという事実によって特徴づけられ
ている。
【0005】しかしながら、ボンネットが開けられた後
にアクセスできる新鮮な空気ダクトのこの領域になんら
かの手段が講じられていないと、このシステムは水から
保護されねばならない設置位置を必要とする装置には適
さないという事実がこのシステムの欠点となっている。
【0006】水から保護されねばならないこれらの装置
の例はファンモーター、ダストフィルターあるいはこれ
らの要素の複合体である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、水から保護されねばならない設置位置を必要とする
通風システムに属する装置がボンネットを開けた後アク
セスできる新鮮な空気ダクトの領域になんら影響を与え
ることなく配置できるような車両の通風装置用の一般的
なタイプの新鮮な空気供給システムを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるこの目的の
解決手段は請求項1の特徴事項の主題であり、それによ
って水が第1のダクト部分から第2のダクト部分に通り
抜けるのを確実に阻止することができる。従って第2の
ダクト部分中でシールフランジの近傍に通風システムに
属するこれらの装置を水から保護するように配置するこ
とが可能となり、またこの配置はシールフランジがほぼ
水平面にのびているのでこれらの装置に簡単にアクセス
出来るようになっている。
【0009】その他の請求項からはこの発明の有利な展
開例が得られる。
【0010】十分な垂直方向のオーバーラップと合わせ
て第1のダクト部分の構造をできるだけ平坦にするため
に、オーバーフロー開口が上部シールフランジの通路断
面を通して上方に突出している接続部材の上方領域に配
置される。
【0011】この第1のダクト部分のシールフランジの
位置が排水装置の配置によって決まるこのダクト部分の
排水レベルより高い位置にきめられるならばこれは同様
に有効である。その結果、このシールフランジはこのダ
クト部分の最も低い領域に一時的に溜まる水の圧力の影
響を受けることがない。
【0012】第1のダクト部分からの延長断面を出来る
だけ小さくするために、オーバーフロー開口が空気流入
口と部分的にオーバーラップするような手段が取られて
いる。このオーバーラップ領域において空気流入口を通
して水がオーバーフロー開口中に直接したたり落ちるこ
とがないように、収集チャンネルとして構成された偏向
プロフィールが設けられており、これはその3側面が立
ち上がった壁によって取り囲まれており4番目の側面に
は下方に角度の付けられたオーバーフローリムが取り付
けられている。このような構成においては、この偏向プ
ロフィールによって捕集された水の大部分はこの偏向プ
ロフィールの排水接続部を介して別個に放出され一方残
りの部分は第1のダクト部分の最も低い領域にオーバー
フローリムを介して流れ出す。水の量が多くなるとそれ
に応じて第1のダクト部分に水が溜まる危険性は著しく
大きくなる。
【0013】第1のダクト部分中に溜まった水がそのシ
ールフランジの部分を濡らすのを阻止するために、その
シールフランジ上に整流壁が設けられている。
【0014】狭い断面の水収集ボックスを使っているの
で第1のダクト部分をコンパクトな形状とすることが出
来るのでこの新鮮な空気供給システムは、特に、幅が狭
くて同時に長く伸びる空気導入口に適している。
【0015】その長さ方向の大半にわたる第1のダクト
部分の狭い断面にも係らず大型のダストフィルターが第
2のダクト部分の流れを交差して配置出来るようにする
ために、第1のダクト部分をその端部領域において広げ
ることが行われている。その結果その部分は全体として
ほぼL字型の基本的な断面を有する。
【0016】空気が接続部材を通過する際にその空気の
ながれに関して低抵抗偏向を可能にするために、オーバ
ーフロー開口が空気の流入方向に対してそれを横断する
ように配置されている。偏向プロフィールの下方では流
入空気はほぼ水平方向に導かれるので、従って空気は接
続部材中にオーバーフロー開口を通して横方向から流入
しなくてはならない。その結果オーバーフロー断面はシ
ールフランジの通路断面に比べて著しく小さくなる。第
2のダクト部分へのアクセスが通路の断面全部を使って
行えるようにするために、接続部材はカラーを有してお
りそれはカバーのように対向する支持フランジと共働し
かつそれに取り外し容易な形で接続されている。かくし
てこのカラーとフランジは一緒になって第2のダクト部
分のシールフランジを形成する。本発明の例示的な実施
例が以下に図面を参照してさらに詳細に説明される。
【0017】
【実施例】第1図の平面図には、自動車1のフロント部
分が示されている、このなかには通常のように閉じたボ
ンネット2によってその上方部がカバーされるエンジン
ルームが位置している。ボンネット2はその後領域にお
いて車体枠に旋回可能に取り付けられており、その旋回
軸は自動車1の横方向に水平に伸びている。従って、ボ
ンネットのロックが解かれると、ボンネットは後側に旋
回され、その後エンジンルームは上方からアクセス出来
ることになる。
【0018】ボンネットの後端の近くに、空気導入開口
3がボンネットに開けられており、それを通して自動車
1の通風あるいは暖房装置のための新鮮な空気が外部か
ら引き入れられる。
【0019】この空気導入口3は、これはボンネット2
の表面に位置しておりそれを通して空気が流れるのだ
が、ボンネット2の後端に平行でかつそれを横断するよ
うに伸びる比較的広いスロットから構成されており、少
しアーチ状に曲がっておりかつボンネット2の横方向端
から所定の横方向距離をもった両側面で終わっている。
【0020】新鮮な空気ダクトが、これはエンジンルー
ムから気密にシールされているのだが、空気導入口3を
介して流れ込んだ空気を導くためにボンネット2の下側
に設けられている。
【0021】この新鮮な空気ダクトはボンネット2にし
っかりと接続されている第1のダクト部分4および図か
らは解らないが、車体枠のフロント壁にしっかりと接続
されかつ従って動かないように保持されている第2のダ
クト部分を含んでいる。
【0022】ポンネットが閉じられた時この第1のダク
ト部分4を第2のダクト部分に強制的に気密状態を作
るように接続するために第1のダクト部分4は周辺シー
ルフランジ6で終わっており、これはボンネット2の閉
成動作を通して合同のシールフランジ上に引き下げられ
る、この合同のシールフランジ7は第2のダクト部分5
の始まりの領域にほぼ水平面に配置されている。シール
フランジ6および7の互いに対向する面間の距離が短く
なる最後の段階においては、シールフランジ6の下側に
取り付けられている周辺部弾性シール8がここでは圧縮
される。
【0023】シールフランジ7はボンネットそれ自身
によってカバーされているので、かくして第2のダクト
部分5はボンネット2が開けられると上からアクセスで
きるようになる。
【0024】この新鮮な空気の流れが空気導入開口3か
らシールフランジ6まで総ての側面で確実に包囲される
ようにするために、ダクト部分4はカウルを有してお
り、このカウルはその周辺で閉じられておりかつその平
面図で見ると全体的にL字型の形状をしている。ここで
ダクト部分4の長い方の脚は空気導入開口3の下に横た
わっておりかつ空気導入開口3の右側の端部領域で短い
方の脚と合流している、この短い方の脚は前方に角度が
付けられて曲げられておりかつ長い方の脚からの矩形の
幅広部分によって形成されている。長い方の脚からの
広端部領域の断面はここでは全体として矩形のシールフ
ランジ6の中空出口断面とマッチしている、この出口断
面はかくして空気導入口3の右側端部領域の下方に部分
的に直交して横たわっている。
【0025】第4図および第2図から解るように、ダク
ト部分4の長い方の脚は水収集ボックスとしてシールフ
ランジ6から空気導入開口3の左側端部の背後にまで伸
びておりほぼ台形の中空断面を有している。この水ボッ
クスの壁は一定の間隔を保ってその上に位置している空
気導入開口3の長手方向部分を包囲しており、かつボン
ネット2の下側に上部リムを使って水密的に取り付けら
れている。ここで、このダクト部分4の水ボックスはそ
の長手方向から見た時その断面巾は本質的に一定であ
り、それは空気導入開口3の巾の複数倍に相当してお
り、その断面高さはシールフランジ6に向かって連続的
増加している。この傾斜の結果、このシールフランジ6
にすぐ隣接する所でこの水ボックスは最も深くなってお
り、水ボックスの底はこの点でシールフランジ6それ自
身よりも明らかに低い位置になっている。
【0026】空気導入口3を介してダクト部分4の水ボ
ックス中に入り込んだ水を完全に取り除くことができる
ようにするために、排水接続部9は、これを通して水が
再び放出されるのだが、この水ボックスの最も低い点に
形成されている。クリップ11によって固着されている
排水ホース10は排水接続部9に押し込まれている。こ
の排水ホース10は、そこに流れ込んだ水をエンジンル
ームの外側に導き出すように図示はされていないが配置
されている。このシールフランジ6の上側でかつ空気導
入開口3の直ぐ下に偏向プロフィール12が配置されて
おり、これによってこのプロフィールの下方に横たわり
かつ第2のダクト部分5につながっているオーバーフロ
ー開口13が、空気導入開口3から直接落下する水から
保護されている。この板状の偏向プロフィール12はダ
クト部分4の長い方の脚の巾とマッチしておりかつこの
ダクト部分4の右側側壁から空気導入開口3のほぼ長手
方向中央まで連続して伸びており、かくしてシールフラ
ンジ6から所定の横方向距離を隔てて終っている。偏向
プロフィール12の正面は横方向にほんの少し湾曲して
いるボンネット2とほぼ平行に伸びている、その結果こ
の表面はダクト部分4の側壁に対して傾斜を持ってい
る。上方に曲げられかつ互いに気密状態に接続された壁
が偏向プロフィール12上に前方、後方および右側端に
沿って形成されており、その結果偏向プロフィール12
は3つの側面を持つボックス型の収集チャンネルとして
構成される。偏向プロフィール12の第4番目の壁は、
この壁は左側端部に沿って形成されているのだが、立ち
上げられるのではなく斜め左の方向に下方に曲げられて
いる、その結果オーバーフローリム14が形成され、こ
こを通って水はダクト部分4の水ボックスに流れ込むこ
ととなる。偏向プロフィール12によって捕集された総
ての水がダクト部分4の低い部分にオーバーフローリム
14を通って集まることがないように、偏向プロフィー
ル12の反対側の壁にもう1つの排水接続部15が形成
されており、その接続部の壁はダクト部分4の右側側壁
に取り付けられており、その排水接続部はダクト部分4
の右側側壁を通して連通している。この排水接続部15
の中空断面は偏向プロフィール12の底面の直ぐ上に配
置されており、従って偏向プロフィールを完全に空にす
ることができる。水を外部に導き出すことができる排水
ホース16がダクト部分4の外側からまたこの排水接続
部15に押し込まれている。これら排水ホース16およ
び同様に排水ホース10を配置する際には、このホース
接続にも係らずボンネット2を開ける動作を可能にでき
るように余分な長さを取っておかなくてはならない。
【0027】矢印で示したように、偏向プロフィール1
2のこのような配置によって空気導入開口3の右半分か
ら侵入してきた空気はオーバーフロー開口13には直接
到達することができない;そうしてその下方に向かう流
れは偏向プロフィール12を通過するためには水平方向
に変更されねばならない。
【0028】この行程中に、図3と共に見ると解るよう
に、この流れの一部は前方に偏向される。そしてこの流
れは偏向プロフィール12の前方壁と、このプロフィー
ルに関して垂直方向に離間して伸びているボンネット2
の下側との間の空間を第2のダクト部分5の水平方向オ
ーバーフロー開口17に向かって流れる、このオーバー
フロー開口は偏向プロフィール12の下方に近接して横
たわっている。
【0029】かくして第2のオーバーフロー開口17も
また明らかにダクト部分4の排水レベルより上に配置さ
れており、そうしてその部分は表面に穴の開けられてい
ないボンネットの領域によってカバーされておりかつ従
って水の直接の進入から保護されるように配置されてい
る。
【0030】偏向プロフィール12はその後部の長手方
向側面を通してダクト部分4の後側壁に支持されている
ので、偏向プロフィール12によって偏向された空気流
の残りの部分はそれが偏向プロフィール12のオーバー
フローリム14に到達するまでボンネット2の巾の中央
に向かって流れ出す。オーバーフローリム14を通過し
た後、それは次に偏向プロフィール12の下方を反対の
方向にオーバーフロー開口13に向かって流れる、この
オーバーフロー開口13は偏向プロフィール12とシー
ルフランジ6の間で急峻に傾斜した面内に横たわってい
る。オーバーフロー開口13のこの配置のために、オー
バーフロー開口13はシールフランジ6よりもほんの少
し高い位置に横たわっている。ダクト部分4の排水接続
部9の前方に溜った水がオーバーフロー開口部13中に
流れ込むことがないようにするために、整流壁18がシ
ールフランジ6上に一体に形成されており、この整流壁
はその断面図から解るように左に向かって斜め上方に伸
びすなわちオーバーフローリム14の方向に伸びてい
る。
【0031】両方のオーバーフロー開口部13および1
7は接続部材19から切り出されており、この接続部材
19はシールフランジ6の通路断面を通してダクト部分
4の内側に上方に向かって突出している。帽子型に形成
されているこの接続部材19はその下方端部に外周カラ
ー7aが設けられておりこのカラーはカバーのように向
かい合うそして同様な周辺部支持フランジ7b上に載置
されておりかつその支持フランジに例えばスプリングク
リップあるいはその他の通常の容易に取り外しができる
締め付け手段によって接続されている。
【0032】この支持フランジ7bはダクト部分5にし
っかりと接続されておりかつこのカラー7aは支持フラ
ンジ7bに気密に接続されているので、シール8はカラ
ー7aの上側に支持され、支持フランジ7bおよびカラ
ー7aは従って両者でシールフランジ7を形成する。
【0033】そこを通して流れが生じている第2のグク
ト部分5の断面部分で、シールフランジ7より幾分下方
にファン20が配置されており、このファン20は運ば
れてきた空気をこのダクト部分の長手方向領域(図面に
は最早表われてはいないが)を通して自動車1の内部に
運ぶ。その結果ファン20の上流側横たわっているダ
クト部分5の長手方向領域は接続部材19の中空空間と
共にファンの空気取り入れ空間を形成する。このファン
の空気取り入れ空間中にこの空気の流れの方向を横切る
ようにダストフィルター21が取り付けられている、こ
のダストフィルター21は交差流れフィルターとして構
成されており公知の方法で新鮮な空気から粒子、花粉あ
るいは同様なものを分離するのに役立つ。ダストフィル
ター21の周囲はここではダクト部分5の内周とマッチ
しており、その結果総ての空気にフィルターが掛けられ
る。このダストフィルター21がその設置位置に確実に
固定されるようにするために、このダストフィルターは
ダクト部分5の内周から全体にわたって突出している支
持リム22上にその周囲が載置されている。その上側は
接続部材19の内周から突出している対向して配置され
た環状のウェッブ23によって押えられている。この接
続部材19が取り除かれると、このダストフィルター2
1はその結果として簡単に持ち上げられかつ取り除くこ
とができる。従ってサービス中にこのダストフィルター
21を特に迅速に交換することが可能となる。さらにこ
のダストフィルター21を簡単に取り除くことができる
のでその下方に配置されているファン20にも何の問題
もなくアクセスすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】新鮮な空気ダクトをカバーしている自動車のボ
ンネット部分の平面図である。
【図2】図1の線II−IIに沿った新鮮な空気ダクトの垂
直断面図である。
【図3】図1の線III −III に沿った新鮮な空気ダクト
の垂直断面図である。
【図4】図1の線IV− IV に沿った部分の垂直断面図で
ある。
【符号の説明】
2 ボンネット 3 空気導入開口 4 第1のダクト部分 5 第2のダクト部分 6、7 シールフランジ 9 排水接続部 12 偏向プロフィール 13、17 オーバーフロー開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス アロルド ドイツ連邦共和国7032 ジンデルフイン ゲン ニコラウス−レナウ−プラツツ 23 (72)発明者 ハンス トルーベ ドイツ連邦共和国7033 ヘーレンベルク ブリユールシユトラーセ 17/1 (72)発明者 ゲルノト カリオト ドイツ連邦共和国7032 ジンデルフイン ゲン ウイルヘルム−ハスペルシユトラ ーセ 62

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の本体に旋回可能に取り付けられて
    いるボンネットの空気取り入れ口を介して新鮮な空気が
    供給される車両の通風装置用の新鮮な空気供給システム
    であって、それはその空気取り入れ口から始まる新鮮な
    空気ダクトを有しており、その第1のダクト部分はその
    空気取り入れ口の下方でボンネットに配置されており、
    またその第2のダクト部分は車両の本体部分に不動の状
    態で配置されており、この新鮮な空気ダクトの2つのダ
    クト部分はボンネットの閉成動作によって接続位置を取
    り、この状態において第1のダクト部分の周辺シールフ
    ランジは第2のダクト部分の対応するシールフランジと
    共働するように構成されている新鮮な空気供給システム
    において、ほぼ水平面に横たわっている2つのダクト部
    分(4、5)の共働シールフランジ(6、7)はボンネ
    ット(2)によって覆われており、第1のダクト部分
    (4)は空気導入口(3)を取り囲む水収集ボックスの
    働きをしておりかつ排水装置(排水接続部9)を有して
    いること、および第1のダクト部分(4)から第2のダ
    クト部分(5)へのオーバーフロー開口(13、17)
    は第1のダクト部分(4)の排水レベルよりも上側に水
    の直接の進入を防ぐように配置されていることを特徴と
    する新鮮な空気供給システム。
  2. 【請求項2】 オーバーフロー開口(13、17)を有
    しかつシールフランジ(6)により画成された通路断面
    を通して第1のダクト部分(4)の内部に突出している
    接続部材(19)が第2のダクト部分(5)から突出し
    ていることを特とする請求項1に記載の新鮮な空気の
    供給システム。
  3. 【請求項3】 シールフランジ(6)は排水レベルに対
    して上側にずれた位置で第1のダクト部分(4)上に配
    置されていることを特徴とする請求項1あるいは2に記
    載の新鮮な空気の供給システム。
  4. 【請求項4】 オーバーフロー開口(13)は空気導入
    口(3)と一部オーバーラップしておりかつそのオーバ
    ーラップ領域において、そのオーバーフロー開口(1
    3)は水の直接の進入に対して偏向プロフィール(1
    2)によって遮蔽されていることを特徴とする請求項1
    に記載の新鮮な空気の供給システム。
  5. 【請求項5】 偏向プロフィール(12)はボックス型
    収集チャンネルとして形成されており、それはその側部
    にダクト壁に取り付けられた流出口(排水接続部15)
    をおよびその反対側にオーバーフローリム(14)を有
    することを特徴とする請求項4に記載の新鮮な空気の供
    給システム。
  6. 【請求項6】 偏向プロフィール(12)のオーバーフ
    ロー側に第1のダクト部分(4)のシールフランジ
    (6)からオーバーフローリム(14)に向かって上側
    に斜めに伸びる整流壁(18)が配置されていることを
    特徴とする請求項5に記載の新鮮な空気の供給システ
    ム。
  7. 【請求項7】 空気の流入開口(3)として、ボンネッ
    ト(2)はボンネットを横切る方向にボンネット(2)
    の後端部に近接して望ましく伸びている1つのスロット
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の新鮮な
    空気の供給システム。
  8. 【請求項8】 ボンネット(2)上に配置されているダ
    クト部分(4)はほぼL字型の基本断面を有しており、
    その基本断面の脚部分の1つはシールフランジ(6、
    7)の矩形形状によって定められていることを特徴とす
    る請求項7に記載の新鮮な空気の供給システム。
  9. 【請求項9】 接続部材(19)は周辺部カラー(7
    a)を有しており、これはカバーのように第2のダクト
    部分(5)の対向する支持フランジ(7b)上に載置さ
    れて保持されており、かくしてカラー(7a)および支
    持フランジ(7b)は共に第2のダクト部分(5)のシ
    ールフランジ(7)を構成していることを特徴とする請
    求項2に記載の新鮮な空気の供給システム。
  10. 【請求項10】 シールフランジ(7)の近傍の第2の
    ダクト部分(5)の長手方向領域に送風機(20)およ
    びダストフィルター(21)が配置されていることを特
    徴とする請求項1に記載の新鮮な空気の供給システム。
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