JPH04116547A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH04116547A
JPH04116547A JP23640490A JP23640490A JPH04116547A JP H04116547 A JPH04116547 A JP H04116547A JP 23640490 A JP23640490 A JP 23640490A JP 23640490 A JP23640490 A JP 23640490A JP H04116547 A JPH04116547 A JP H04116547A
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JP
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silver halide
photographic
emulsion
silver
present
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JP23640490A
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English (en)
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Ichizo Totani
戸谷 市三
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は現像進行が速くかつ乾燥速度の速いハロゲン化
銀写真感光材料に関するものである。
(従来の技術) 近年ハロゲン化銀写真感光材料(以下に感材と記す)の
現像処理工程は処理時間を大巾に短縮するようになって
きている。その傾向は命にかかわる医療分野に於いて顕
著である。現像時間を短くする方法としては従来現像液
中の現像主薬や、補助現像主薬の量を増したり、現像液
のPHをあげたり、処理温度を高めたりしてきた。しか
しながらこれらの方法はいずれも処理液の安定性を損な
い問題であった。また感材では膜の硬膜度を下げること
が考えられるがこれは後工程の乾燥速度を下げることに
つながり問題である。このことは処理工程中にゲルター
ルアルデヒド、Affi”イオンなどのゼラチン硬膜剤
を含まないときにはなおさらである。
その他でも感材の膜厚を下げることは現像進行も乾燥速
度も速くする点で有効であるが、外からの圧力により黒
化したり、減感したりしやすくなる欠点をもっている。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は乾燥速度を損なわず現像進行が速く、ま
た外からの圧力に対して強い感材を提供することにある
(問題点を解決するための手段) 本発明の上記の目的は支持体上に少なくとも1層のハロ
ゲン化銀乳剤層を有する感材において該乳剤層の存在す
る側の表面のpHが7.0以上であることを特徴とする
感材によって達成された。
本発明で乳剤層のある側の表面のpHを7.0以上にす
る手段としては該乳剤層用塗布液、表面保護層用塗布液
、その他の写真層用塗布液の少なくとも1つの塗布液中
に塩基性の物質を添加すればよい。例えば水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、などである。
本発明に於ては、ハロゲン化銀乳剤層のある側の表面の
pHの値は7.0以上であることが特徴であるが、特に
pH7,0〜8. 0であることが好ましい。
次に本発明における感材表面のpHの測定方法について
記載する。
感材表面のPHの測定法は温度25℃、相対湿度90%
の空気雰囲気中に試料を30分放置し、その後東亜電波
工業株式会社製ガラス電極式水素イオン濃度計(HM・
12A)を使用し、センサ一部を試料の表面に存在して
いる水にあてて3分後の表示値を読み取ってそれを感材
表面pHの値とする。
次に、本発明に用いるハロゲン化銀粒子について説明す
る。
本発明の平板状ハロゲン化銀粒子はその直径/厚みの比
(アスペクト比)が3以上であり、より好ましくは5以
上50以下、特に好ましくは5以上20以下である。
ここにハロゲン化銀粒子の直径とは、粒子の投影面積に
等しい面積の円の直径をいう0本発明に於て平板状ハロ
ゲン化銀粒子の直径は0.5〜5゜0μ、好ましくは0
. 5〜2. 0μである。
−iに、平板状ハロゲン化銀粒子は、2つの平行な面を
存する平板状であり、従って本発明に於ける「厚み」と
は平板状ハロゲン化銀粒子を構成する2つの平行な面の
距離で表わされる。
本発明の平板状ハロゲン化銀粒子を含をする乳剤層中に
は全ハロゲン化銀粒子の50%以上(投影面積で)がア
スペクト比が3以上の平板状粒子であり、好ましくは7
0%以上、特に好ましくは90%以上がアスペクト比3
以上の平板状粒子である。
平板状ハロゲン化銀粒子のハロゲン組成としては、臭化
銀及び沃臭化銀であることが好ましく、特に沃化銀含量
が0〜30モル%である沃臭化銀であることが好ましい
平板状ハロゲン化銀粒子の製法としては、当業界で知ら
れた方法を適宜、組合せることにより成し得る。
平板状ハロゲン化銀乳剤は、フナツク(Cugnac)
およびシャト(Chateau)  r物理熟成時の臭
化銀結晶の形態学の進展(イボルージョン・オブ・ザ。
モルフオルジ−ニオブ・シルバー・ブロマイド・クリス
タルズ・デユアリング・フィジカル・ライブニング)」
サイエンス・工・インダストリエ・フォトグラフィー、
33巻、Nα2 (1962)、pp、121−125
、ダフィン([1uffin)著「フォトグラフィック
・エマルジジン・ケミストリー(Photograph
ic Emulsion Chemistry)Jフォ
ーカル・プレス(Focal Press) 、ニュー
ヨーク、1966年、p、66〜p、72、A、P、I
+、 トリヘリ(τrivellt) 、W、P、スミ
ス(Sm i th)フォトグラフィー ジャーナル(
Photographic Journal) 、80
S、285頁(1940年)等に記載されているが特開
昭58−127,921、特開昭58−113.927
、特開昭58−113,928に記載された方法等を参
照すれば容易に調製できる。
また、pBrl、3以下の比較的低pBr値の雰囲気中
で平板状粒子が重量で40%以上存在する種晶を形成し
、同程度のpBr値に保ちつつ銀及びハロゲン溶液を同
時に添加しつつ種晶を成長させることにより得られる。
この粒子成長過程に於て、新たな結晶核が発生しないよ
うに銀及びハロゲン溶液を添加することが望ましい。
平板状ハロゲン化銀粒子の大きさは、温度調節、溶剤の
種類や量の選択、粒子成長時に用いる銀塩、及びハロゲ
ン化物の添加速度等をコントロールすることにより調整
できる。
本発明の平板ハロゲン化銀粒子の製造時に、必要に応し
てハロゲン化銀溶剤を用いることにより、粒子サイズ粒
子の形状(直径/厚み比など)、粒子のサイズ分布、粒
子の成長速度をコントロールできる。
例えば溶剤の使用量の増加とともに粒子サイズ分布を単
分散化し、成長速度を速めることが出来る。一方、溶剤
の使用量とともに粒子の厚みが増加する伸開もある。
本発明で用いることができるハロゲン化銀溶剤としては
、米国特許第3,271,157号、同第3,531,
289号、同第3,574,628号、特開昭54−1
019号、同54−158917号等に記載された(a
)を機チオエーテル類、特開昭53−82408号、同
55−77737号、同55−2982号等に記載され
た(b)チオ尿素誘導体、特開昭53−144319号
に記載された(c)酸素または硫黄原子と窒素原子とに
はさまれたチオカルボニル基を有するハロゲン化銀溶剤
、特開昭54−100717号に記載された(d)イミ
ダゾール類1、(e)亜硫酸塩、(f)チオンアネート
等が挙げられる。
後掲の第1表にこれらの具体的化合物を示す。
特に好ましい溶剤上しては、チオシア茅−トおよびテト
ラメチルチオ尿素がある。また用いられる溶剤の量は種
類によっても異なるが、例えばチオシアネートの場合、
好ましい量はハロゲン化銀1モル当りlXl0−’モル
以上lXl0−2以下である。
第1表 (a) HO(CHi)z  5−(C)It)z  S  (
CHz)z  01lCHz  NHCOCLCHzC
OOHCHz   S  GHzC)IzSCz)Is
(b) (c) CH。
(e)     に2S03 (f )      N)1.SCN SCN 本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の製造時に、粒子成長
を速める為に添加する銀塩溶液(例えばAgN0.水溶
液)とハロゲン化物溶液(例えばKBr水溶液)の添加
速度、添加量、添加濃度を上昇させる方法が好ましく用
いられる。
これらの方法に関しては例えば英国特許第1゜335.
925号、米国特許第3,672,900号、同第3,
650,757号、同第4,242.445号、特開昭
55−142329号、同55−158124号、同5
8−113927号、同58−113928号、同5B
−111934号、同5B−111936号等の記載を
参考にすることが出来る。
ハロゲン化銀粒子の結晶構造は内部まで−様なものであ
っても、また内部と外部が異質の層状構造をしたもの、
好ましくはKlを添加して外部のハロゲン変換をしたも
の、英国特許635,841号、米国特許3,622.
318号に記載されているような、いわゆるコンバージ
ョン(ハロゲン変換)型のものであってもよい。平板状
粒子の表面をKItW液等によりコンバージョン処理す
ると粒子表面への増感色素の吸着が良化し、写真感度が
増大するメリットを存するが逆にスリキズが発生し易い
という欠点を有している。
しかしながら本発明においてはかかるコンバージョン処
理した平板状粒子を用いてもスリキズの発生を著しく少
なくすることができる。
従って本発明においてはコンバージラン型平板状粒子を
好ましく用いることができる。コンバージ式ンはに!溶
液のみでなくAgl微粒子添加することにより行っても
よい。
本発明の乳剤は、セレン増感することができる。
ここでセレン増感とは、従来公知の方法にて、実施され
る。すなわち、通常、不安定型セレン化合物および/ま
たは非不安定型セレン化合物を添加して、高温、好まし
くは40°C以上で乳剤を一定時間攪拌することにより
行なわれる。特公昭44−15748号に記載の不安定
セレン増悪剤を用いるセレン増感が好ましく用いられる
。具体的な不安定セレン増感剤としては、アリルイソセ
レノシアネートの如き脂肪族インセレノシアネート類、
セレノ尿素類、セレノケトン類、セレノアミド類、セレ
ノカルボン酸類およびエステル類、セレノフォスフェー
ト1がある。特に好ましい不安定セレン化合物は以下に
示される。
■、コロイド状金金属セレ ン、有機セレン化合物(セレン原子が共有結合により有
機化合物の炭素原子に2重結合しているもの) a イソセレノシア名−ト類 例えば、アリルイソセレノシアネートの如き脂肪族イソ
セレノシアフート b セレノ尿素I!(エノール型を含む)例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ヘキシ
ル・オクチル、ジオクチル、テトラメチル、N−(β−
カルボキシエチル)−N’ 、N’−ジメチル、N。
N−ジメチル、ジエチル、ジメチル等の脂肪族セレノ尿
素;フェニル、トリル等の芳香族基を1個又はそれ以上
もつ芳香族セレノ尿素;ピリジル、ベンゾチアゾリル等
の複素環式基をもつ複素環式セレノ尿素 Cセレノケトン類 例えば、セレノアセトン、セレノアセトフェノン、アル
キル基が〉C=Seに結合したセレノケトン、セレノヘ
ンシフエノン等、d セレノアミド類 例えば、セレノアセトアミド等 e セレノカルボン酸およびエステル類例えば、2−セ
レノプロピオン酸、3−セレノ酪酸、メチル3−セレノ
ブチレート等■、その他 a セレナイド類 例えば、ジエチルセレナイド、ジエチルセレナイド、ト
リフェニルフォスフインセレナイド等 b セレノフォスフェート類 例えば、トリーP−)リルセレノフォスフェート、トリ
ーn−ブチルセレノフォスフェート等 不安定型セレン化合物の好ましい類型を上に述べたがこ
れらは限定的なものではない、当業技術者には写真乳剤
の増悪剤としての不安定型セレン化合物といえば、セレ
ンが不安定である限りに於て該化合物の構造はさして重
要なものではなく、セレン増感剤分子の有機部分はセレ
ンを担持し、それを不安定な形で乳剤中に存在せしめる
以外何らの役割をもたぬことが一般に理解されている。
本発明に於いては、かかる広範な概念の不安定セレン化
合物が有利に用いられる。
特公昭46−4553号、特公昭52−34492号お
よび特公昭52−34491号に記載の非不安定型セレ
ン増感剤を用いるセレン増感も用いられる。非不安定型
セレン化合物には例えば亜セレン酸、セレノシアン化カ
リ、セレナゾール類、セレナゾール類の4級アンモニウ
ム塩、ジアリールセレニド、ジアリールジセレニド、2
−チオセレナゾリジンジオン、2−セレノオキゾリジン
チオンおよびこれらの誘導体等が含まれる。
特公昭52−38408号に記載の非不安定型セレン増
悪剤、チオセレナゾリジンジオン化合物も有効である。
これらのセレン増感剤は水またはメタノール、エタノー
ルなどの有機溶媒の単独または混合溶媒に溶解し化学増
感時に添加される。好ましくは化学増感開始前に添加さ
れる。使用されるセレン増感剤は1種に限られず上記セ
レン増感剤の2種以上を併用して用いることができる。
不安定セレン化合物と非不安定セレン化合物の併用は好
ましい。
本発明に使用されるセレン増感剤の添加量は、用いるセ
レン増感剤の活性度、ハロゲン化銀の種類や大きさ、熟
成の温度および時間などにより異なるが、好ましくは、
ハロゲン化銀1モル当りlXl0−8モル以上である。
より好ましくはlXl0−?モル以上1x1o−’モル
以下である。セレン増感剤を用いた場合の化学熟成の温
度は好ましくは45°C以上である。より好ましくは5
0°C以上、80°C以下である。PAgおよびpHは
任意である0例えばPHは4から9までの広い範囲で本
発明の効果は得られる。
セレン増感は、ハロゲン化銀溶剤の存在下で行うことに
より、より効果的である。
本発明のハロゲン化銀写真乳剤は、化学増感においてイ
オウ増感および/または金増感を併用することによりさ
らに高感度、低かぶりを達成することができる。
イオウ増感は、通常、イオウ増感剤を添加して、高温、
好ましくは40°C以上で乳剤を一定時間攪拌すること
により行なわれる。
また、金増感は、通常、金増感剤を添加して、高温、好
ましくは40°C以上で乳剤を一定時間撹、拌すること
により行なわれる。
上記のイオウ増感には硫黄増悪剤として公知のものを用
いることができる0例えばチオ硫酸塩、アリルチオカル
バミドチオ尿素、アリルイソチアシアネート、シスチン
、P−1ルエンチオスルホン酸塩、ローダニンなどが挙
げられる。その他米国特許第1,574,944号、同
第2,410゜689号、同第2,278.947号、
同第2゜728.668号、同第3,501,313号
、同第3,656,955号各明細書、ドイツ特許1.
422,869号、特公昭56−24937号、特開昭
55−45016号公報等に記載されている硫黄増感剤
も用いることができる。硫黄増感剤の添加量は、乳剤の
感度を効果的に増大させるのに十分な量でよい、この量
は、pH1温度、ハロゲン化銀粒子の大きさなどの種々
の条件の下で相当の範囲にわたって変化するが、ハロゲ
ン化銀1 モ/l/当りI X 10−’モル以上、5
X10−’モル以下が好ましい。
上記の金増感の金増感剤としては金の酸化数が+1価で
も+3価でもよく、金増感剤として通常用いられる金化
合物を用いることができる0代表的な例としては塩化金
酸塩、カリウムクロロオーレート、オーリックトリクロ
ライド、カリウムオーリンクチオシアネート、カリウム
ヨードオーレート、テトラシアノオーリックアシド、ア
ンモニウムオーロチオシアネート、ピリジルトリクロロ
ゴールドなどが挙げられる。
金増感剤の添加量は種々の条件により異なるが、目安と
してはハロゲン化S艮1モル当りI X 10−’モル
以上5X10−’モル以下が好ましい。
化学熟成に際して、ハロゲン化銀溶剤およびセレン増感
剤またはセレン増感剤と併用することができるイオウ増
感剤および/または金増感剤等の添加の時期および順位
については特に制限を設ける必要はなく、例えば化学熟
成の初期(好ましくは)または化学熟成進行中に上記化
合物を同時に、あるいは添加時点を異にして添加するこ
とができる。また添加に際しては、上記の化合物を水ま
たは水と混合し得る有m溶媒、例えばメタノール、エタ
ノール、アセトン等の単波あるいは混合液に溶解せしめ
て添加させればよい。
本発明の平板状ハロゲン化銀粒子を含有する層中には、
該平板状粒子が核層の全ハロゲン化銀粒子に対して重量
比で40%以上、特に60%以上存在することが好まし
い。
平板状ハロゲン化銀粒子を含有する層の厚さは0.3〜
5.0μ、特に0.5〜4.0μであることが好ましい
又、平板状ハロゲン化銀粒子の塗布量(片側について)
は0.5〜6g/rrr、特に1〜4g/rrfである
ことが好ましい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料の乳剤層には、平板
状ハロゲン化銀粒子以外に、通常のハロゲン化銀粒子(
例えば球状粒子)を含有させることができる。これらは
、ピー・ゲラフキデス(P。
Glafkides )著「シミー・工・フィジーク・
フオトグラフィーク (Chimie et Phys
ique Phot。
graphique) J  (ポール・モンテルPa
ul MonLe1社刊、1967年)、ジー・エフ・
デュフィン(G。
F、Duffin)著「フォトグラフィク・エマルジョ
ン・ケミストリー(Photographic Ea+
ulsion Chemistry)  J(ザ フォ
ーカルプレスThe Focal Press社刊、1
966年)、ヴイ・エル・ツエリクマンら(V。
L、Zalikman at al)著「メイキング・
アンド・コーティング・フォトグラフィク・エマルジョ
ン(Making and Coating Phot
ographic Emulsion) J(フォーカ
ル・プレスThe Focal Press社刊、19
64年)などに記載された方法を用いて調製することが
できる。
ハロゲン化銀としては、臭化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀
、塩臭化銀、塩化銀などいずれのものでもよい。
ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の過程において、
カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、ロジウム塩、イリジウム
塩またはその錯塩、ロジウム塩またはその錯塩、鉄塩ま
たは鉄錯塩などを共存させてもよい、また、必要により
、平板状ハロゲン化銀粒子と同じように化学増感をする
ことができる。
本発明に用いられる写真乳剤(例えば平板状粒子を含有
した乳剤)には、感光材料の製造工程、保存中あるいは
写真処理中のカブリを防止しあるいは写真性能を安定化
させる目的で、種々の化合物を含有させることができる
。すなわちアゾール類たとえばベンゾチアゾリウム塩、
ニトロインダゾール類、ニトロベンズイミダゾール類、
クロロベンズイミダゾール類、ブロモベンズイミダゾー
ル類、メルカプトチアゾール類、メルカプトベンゾチア
ゾール類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプト
チアジアゾール類、アミノトリアゾール類、ベンゾトリ
アゾール類、ニトロヘンソトリアゾール類、メルカプト
テトラゾール類(特にl−フェニル−5−メルカプトテ
トラゾール)など;メルカプトピリミジン頻;メルカプ
トトリアジン類;たとえばオキサゾリンチオンのような
チオケト化合物;アザインデン類、たとえばトリアザイ
ンデン類、テトラアザインデン類(特に4−ヒドロキシ
NWA (1,3,3a、?) テ1−yfインデン類
)、ペンタアザインデン類など;ベンゼンチオスルフォ
ン酸、ベンゼンスルフィン酸、ベンゼンスルフオン酸ア
ミド等のようなカプリ防止剤または安定剤として知られ
た多くの化合物を加えることができる0例えば米国特許
3.954474号、同3.982,947号、特公昭
52−28.660号に記載されたものを用いることが
できる。
本発明に用いられる平板状ハロゲン化銀粒子は増感色素
によって分光増感されている。
用いられる色素には、シアニン色素、メロシアニン色素
、 複合シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポ
ーラ−シアニン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素
およびヘミオキソノール色素が包含される。特にを用な
色素は、シアニン色素、メロシアニン色素、および複合
メロシアニン色素に属する色素である。これらの色素類
には、塩基性異節環核としてシアニン色素類に通常利用
される核のいずれをも適用できる。すなわち、ビロリン
核、オキサプリン核、チアゾリン核、ピロール核、オキ
サゾール核、チアゾール核、セレナゾール核、イミダゾ
ール核、テトラゾール核、ピリジン核など;これらの核
に脂環式炭化水素環が融合した核;及びこれらの核に芳
香族炭化水素環が融合した核、即ち、インドレニン核、
ベンズインドレニン核、インドール核、ベンズオキサド
ール核、ナフトオキサゾール核、ベンゾチアゾール核、
ナフトチアゾール核、ベンゾセレナゾール核、ベンズイ
ミダゾール核、キノリン核などが適用できる。
これらの核は炭素原子上に置換されていてもよい。
メロシアニン色素または複合メロシアニン色素にはケト
メチレン構造を有する核として、ビラプリン−5−オン
核、チオヒダントイン核、2−チオオキサゾリジン−2
,4−ジオン核、チアゾリジン−2,4−ジオン核、ロ
ーダニン核、チオバルビッール酸核などの5〜6員異節
環核を適用することができる。
具体的には、リサーチディスクロージャー第176巻R
D−17643(1978年12月号)第23頁、米国
特許4,425.425号、同4゜425,426号に
記載されたものを用いることができる。
これらの増感色素は単独に用いてもよいが、それらの組
合せを用いてもよく、増悪色素の組合せは特に、強色増
感の目的でしばしば用いられる。
増感色素とともに、それ自身分光増感作用をもたない色
素あるいは可視光を実質的に吸収しない物質であって、
強色増感を示す物質を乳剤中に含んでもよい、たとえば
含チッ素異節環基で置換されたアミノスチルベン化合物
(たとえば米国特許2.933,390号、同3,63
5,721号に記載のもの)、芳香族有機酸ホルムアル
デヒド縮金物(たとえば米国特許3,743,510号
に記載のもの)、カドミウム塩、アザインデン化合物な
どを含んでもよい。米国特許3,615゜613号、同
3,615.641号、同3,617.295号、同3
,635,721号に記載の組合モは特に有用である。
増悪色素の使用量としては、平板状ハロゲン化銀粒子1
モルあたり、100〜1000■が好ましく、200〜
600uが特に好ましい。
本発明に用いられる増悪色素は水溶液や水に混合可能(
miscible)の有m溶剤、たとえば、メタノール
、エタノール、プロピルアルコール、メチルセロソルブ
、ピリジンなどにとかした溶液としてハロゲン化銀乳剤
に加えられる。
本発明に用いられる増感色素は米国特許3,485.6
34号に記載されている超音波振動を用いて溶解しても
よい、その他に本発明の増感色素を溶解、あるいは分散
して乳剤中に添加する方法としては、米国特許3.48
2,981号、同3゜585.195号、同3,469
,987号、同3.425,835号、同3,342,
605号、英国特許1,271,329号、同1,03
8゜029号、同1,121,174号、米国特許3゜
660.101号、同3,658,546号に記載の方
法を用いることができる。
本発明に用いられる増悪色素を乳剤に添加する時期は、
乳剤を適当な支持体上に塗布される前が−C的だが、化
学熟成工程あるいはハロゲン化銀粒子形成工程であって
もよい。
本発明の感光材料の乳剤層や中間層に用いることのでき
る結合剤または保護コロイドとしては、ゼラチンを用い
るのが有利であるが、それ以外の親水性コロイドも用い
ることができる。
例えばデキストラン、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルアルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニルピロリ
ドン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニ
ルイミダゾールの単一あるいは共重合体の如き多種の合
成親水性高分子物質を用いることができる。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラ
チンや酵素処理ゼラチンを用いてもよく、また、ゼラチ
ンの加水分解物も用いることができる。
これらの中でもゼラチンとともにデキストラン及びポリ
アクリルアミドを併用することが好ましい。
塗布するバインダー量は、片面当り4 g / nT以
下が好ましく、3.7g/rrf以下が特に好ましい。
本発明の写真感光材料の写真乳剤層には色形成カプラー
を添加することもできる。すなわち、発色現像処理にお
いて芳香族1級アミン現像薬(例えば、フェニレンジア
ミン誘導体や、アミノフェノール誘導体など)との酸化
カップリングによって発色しうる化合物を例えば、アゼ
ンタカプラーとして、5−ピラゾロンカプラー、ピラゾ
ロベンツイミダゾールカプラー、シアノアセチルクマロ
ンカプラー、開鎖アシルアセトニトリルカプラー等があ
り、イエローカプラーとして、アシルアセトアミドカプ
ラー(例えばベンゾイルアセトアニリド類、ピバロイル
アセトアニリド類)、等があり、シアンカプラーとして
、ナフトールカプラーおよびフェノールカプラー、等が
ある。これらのカプラーは分子中にバラスト基とよばれ
る疎水基を有する非拡散のものが望ましい、カプラーは
銀イオンに対し4当量性あるいは2当量性のどちらでも
よい、また色補正の効果をもつカラードカプラー、ある
いは現像にともなって現像抑制剤を放出するカプラー(
いわゆるDIRカプラー)であってもよい。
またDIRカプラー以外にも、カップリング反応の生成
物が無色であって現像抑制剤を放出する無呈色DIRカ
ップリング化合物を含んでもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料の乳剤層のその他の
構成については特に制限はなく、必要に応じて種々の添
加剤を用いることができる0例えば、Re5earch
 Disclosure 176 巻22〜28頁(1
978年12月)に記載されたバインダー界面活性剤、
染料、紫外線吸収剤、硬膜剤、塗布助剤、増粘剤、など
を用いることができる。
本発明の写真材料は、その表面に、ゼラチン或いは水溶
性ポリビニル化合物又はアクリルアミド重合体などの合
成高分子物質又は天然高分子物質(例えば米国特許第3
,142,568号、同3゜193.386号、同3,
06.2,674号)を主成分とする表面保護層を有す
ることが好ましい。
表面保護層には、ゼラチン又は他の高分子物質の他に、
界面活性剤・帯電防止剤、マット剤、すべり剤、硬化剤
、増粘剤等を含存することが出来る。
本発明の写真材料は、その他、必要に応して、中間層、
フィルター石、ハレーション防止層などを有することが
できる。
本発明の写真感光材料において写真乳剤層その他の層は
、写真感光材料を通常用いられているプラスチックフィ
ルム、紙、布などの可撓性支持体に塗布される。可撓性
支持体として有用なものは、硝酸セルロース、酢酸セル
ロース、酢酸酪酸セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト等の半合成または合成高分子から成るフィルム、バラ
イタ層またはα−オレフィンポリマー(例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン/ブテン共重合体)等
を塗布またはラミネートした紙等である。支持体は染料
や顔料を用いて着色させてもよい、遮光の目的で黒色に
してもよい、これらの支持体の表面は一般に、写真乳剤
層等との接着をよくするために下塗処理される。支持体
表面は下塗処理の前または後に、コロナ放電、紫外線照
射、火焔処理等を施してもよい。
本発明に於て、支持体上に乳MN、表面保護層等を塗布
する方法としては、特に制限はないが、例えば米国特許
第2,761,418号、同第3゜508.947号、
同第2,761,791号等に記載の多層同時塗布方法
を好ましく用いることが出来る。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、具体的には、X
−レイ感光材料(間接X−レイ用、直接X−レイ用)、
リス型感光材料、黒石印画紙、黒白ネガフィルムなどの
黒白写真感光材料の他、カラーネガフィルム、カラー反
転フィルム、カラーペーパーなどのカラー写真感光材料
なども含むものである。
本発明の感光材料の写真処理には、例えばリサーチ1デ
イスクロージヤ+(Research Disclos
ure)176号第28〜30頁(RD−17643)
に記載されているような、公知の方法及び公知の処理液
のいずれをも適用することができる。この写真処理は、
目的に応じて、銀画像を形成する写真処理(黒白写真処
理)、あるいは色素像を形成する写真処理(カラー写真
処理)のいずれであってもよい、処理温度は普通18°
Cから50°Cの間に選ばれるが、18°Cより低い温
度または50°Cを越える温度としてもよい。
黒白写真処理する場合に用いる現像液は、知られている
現像主薬を含むことができる。現像主薬としては、ジヒ
ドロキシベンゼン類(たとえばハイドロキノン)、3−
ピラゾリドン類(たとえばl−フェニル−3−ピラゾリ
ドン)、アミノフェノール類(たとえばN−メチル−p
−アミノフェノールなどを単独もしくは組合せて用いる
ことができる。現像液には一般にこの他公知の保恒剤、
アルカリ剤、pHuk衝剤、カブリ防止剤などを含み、
さらに必要に応じ溶解助剤、色調剤、現像促進剤(例え
ば、4級塩、ヒドラジン、ベンジルアルコール)、界面
活性剤、消泡剤、硬水軟化剤、硬膜剤(例えば、グルタ
ルアルデヒド)、粘性付与剤などを含んでもよい。
現像処理の特殊な形式として、現像主薬を感光材料中、
たとえば乳剤層中に含み、感光材料をアルカリ水溶液中
で処理して現像を行なわせる方法を用いてもよい、現像
主薬のうち、疎水性のものは、リサーチ・ディスクロー
ジャー169号(RD−16928) 、米国特許第2
,739゜890号、英国特許第813,253号又は
西独特許第1,547,763号などに記載の種々の方
法で乳剤層中に含ませることができる。このような現像
処理は、チオシアン酸塩による銀塩安定化処理と組合せ
てもよい。
定着液としては一般に用いられる組成のものを用いるこ
とができる。定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸
塩のほか、定着剤としての効果が知られている有機硫黄
化合物を用いることができる。
定着液には硬膜剤として水溶性アルミニウム塩を含んで
もよい。
色素像を形成する場合には常法が適用できる。
たとえば、ネガポジ法(例えばジャーナル・オブ・ザ・
ソサエティ・オプ・モーション・ピクチャー・アンド・
テレビジョン・エンジニアズ(Journalor t
he 5ociety or Motion Pict
ure and Te1evi−sion Engin
eers) 61巻(1953年)、667〜701頁
に記載されている):黒白現像主薬を含む現像液で現像
してネガ銀像をつくり、ついで少なくとも一回の−様な
露光または他の適当なカブリ処理を行ない、引き続いて
発色現像を行なうことにより色素陽画像を得るカプラー
反転法;色素を含む写真乳剤層を露光後現像して銀画像
をつくり、これを漂白触媒として色素を漂白する銀色素
漂白法などが用いられる。
カラー現像液は、一般に発色現像主薬を含むアルカリ性
水溶液から成る0発色現像主薬は公知の一級芳香族アミ
ン現像剤、例えばフェニレンジアミン類(例えば4−ア
ミノ−N、N−ジエチルアニリン、3−メチル−4−ア
ミノ−N、N−ジエチルアニリン、4−アミノ−N−エ
チル−N−βヒドロキシュチルアニリン、3−メチル−
4−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルア
ニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β
−メタンスルホアミドエチルアニリン、4−アミノ−3
−メチル−N−エチル−N−β−メトキシエチルアニリ
ンなど)を用いることができる。
この他り、F、A、メイソン(Mason)著フtトグ
ラフィク・プロセッシング・ケミストリー(Photo
−graphic Processing CheII
Iistry)(フォーカルプレス Focal Pr
ess刊、1966年)の226〜229頁、米国特許
2,193,015号、同2゜592.364号、特開
昭48−64933号などに記載のものを用いてもよい
カラー現像液には、その他必要に応じてpHMk衝剤、
現像抑制剤、カプリ防止剤、硬水軟化剤、保恒剤、有機
溶剤、現像促進剤、カルボン酸系キレート剤などを添加
することができる。
これら添加剤の具体例は、リサーチ・ディスクロージャ
ー(RD−17643)の他、米国特許第4,083,
723号、西独公開(OLS)2゜622.950号な
どに記載されている。
(実施例) 実施例−1 (])Agl微粒子の調製 水2Il中にヨウ化カリウム0.5g、ゼラチン26g
を添加し35℃に保った溶液中へ攪拌しながら40gの
硝酸銀を含む硝M銀水溶液80ccと39gのヨウ化カ
リウムを含む水溶液80ccを5分間で添加した。この
時硝酸銀水溶液とヨウ化カリウム水溶液の添加流速は添
加開始時には各々8cc/分とし、5分間で80cc添
加終了するように直線的に添加流速を加速した。
こうして粒子を形成しおわったのち35°Cにて沈鋒法
により可溶性塩類を除去した。つぎに40°Cに昇温し
でゼラチン10.5gフェノキシエタノール2.56g
を添加し可性ソーダによりpHを6.8に調整した。得
られた乳剤は完成量が730gで平均直径0.015μ
mの単分散Agl微粒子であった。
(2)平板状乳剤の調製 水ll中に臭化カリウム9.0g、ゼラチン12g、チ
オエーテルHO(Cut)ts(CHzhS(Ct(z
)zOHの5%水溶液2.5ccを添加し45°Cに保
った容器中へ、攪拌しながら硝酸銀水溶液37cc(硝
酸銀3.43g)と臭化カリウム3.22gを含む水溶
液33ccをダブルジェット法により37秒間で添加し
た。続いて70°Cに昇温しで硝酸銀水溶液90cc(
硝酸銀8.33g)を22分間かけて添加した。ここで
25%のアンモニア水溶液9ccを添加、そのままの温
度で15分間物理熟成したのち100%酢酸溶液を8.
4cc添加した。引き続いて硝酸銀129.9gの水溶
液と臭化カリウムの水溶液をpAg8.51に保ちなが
らコントロールダブルジェット法で35分間で添加した
。こうして平均投影面積径1.02μm、厚み0. 1
80μm、変動係数16.5%の単分散平板状粒子が形
成された。
このあとAgI微粒子を0,05モル%添加したのち5
分間物理熟成して粒子表面に沃臭化銀の層を形成した。
この後、温度を35°Cに下げ沈降法により可溶性塩類
を除去した。再び40℃に昇温してゼラチン20gとフ
ェノキシエタノール2.35gおよび増粘剤としてポリ
スチレンスルホン酸ナトリウム0.8gを添加し、可性
ソーダでPH6,0に訓整した。こうして得られた乳剤
OPAgは8゜25であった。
この乳剤を攪拌しなから60°Cに保った状態で増悪色
素−1を350g添加したのちチオ硫酸ナトリウム3,
3■と塩化金酸2.6g1gおよびチオシアン酸カリウ
ム9(lagを添加し化学増感をほどこし40分後に3
5°Cに冷却した。
増感色素−1 (3)塗布試料の調製 前述の乳剤にハロゲン化銀1モルあたり下記の薬品を添
加して塗布液とした。
皇邊10LL二」」− ・ゼラチン    表1の膜厚になるよう調節・2,6
−ビス(ヒドロキ シアミノ)−4−ジエ チルアミノ−1,3゜ 5−トリアジン         72■・トリメチロ
ールプロパン       9g・デキストラン (平均分子量3.9万)    18.5g・ポリスチ
レンスルホン酸 カリウム(平均分子量 60万)            1.8g・硬膜剤 1.2−ビス(ビニル スルホニルアセドア  膨潤率を合わせミド)エタン 
    るため調節した。
゛の゛ 表面保護層は各成分が下記の塗布量となるように調製準
備した。
盗m刀江容         豊春l ・ゼラチン    表1の膜厚になるよう調節・ポリア
クリル酸ナトリ     0.023ウム (平均分子量 40万) 0.013 ・ CIaH330+CHzCHzOすy7H0,04
5 ・ CrJzsCONCHzCH2SO3NaHI 0、 0065 、  C,FI?5OtN−(−CI(2CI(20÷
T’JC3H? 0.003 ・C3FI?5O2N+CHICH20÷T−←CHI
 )nsO3Na・ポリメチルメタクリレート 0.087 (平均粒径 3.7μm) ・プロキセル          0.0005(Na
OHで表面PHが表1のようになるよう調節) 支持体として使用した厚み183μmのポリエチレンテ
レフタレートには下記構造の染料が0゜04wt%含有
され下塗層があらかじめ塗布されているものを使用した
前記の透明支持体上に、乳剤層と表面保護層を同時押し
出し法により両面に塗布した。片面あたりの塗布銀量は
1.7g/ボになった。
こうして写真材料1〜15を得た。
本写真材料を25°C60%RH条件下で7日経時した
時点で親水性コロイド層の膨潤率を測定した。乾膜厚(
a)は切片の走査型電子顕微鏡により求めた。膨潤膜層
(b)は、写真材料を21’Cの蒸留水に3分間浸漬し
た状態を液体窒素により凍結乾燥したのち走査型電子顕
微鏡で観察することで求めた。
求めると本写真材料については225%となるように硬
膜剤をiJ!Mした。
(4)写真性能の評価 各試料を富士写真フィルム■社製のXレイオルソスクリ
ーンHR−4を使用して両側から0.05秒の露光を与
え、感度の評価をおこなった。露光後、以下の処理をお
こなった。感度は写真材料1を基準とし濃度1.0を与
える露光量の比を対数表示でしめした。
〈現像液濃縮液〉 水酸化カリウム         56.6g亜硫酸ナ
トリウム          200gジエチレントリ
アミン五酢酸    6.7g炭酸カリ       
       16.7gホウ酸          
     10gヒドロキノン           
83.3gジエチレングリコール        40
g4−ヒドロキシメチル−4= メチル1−フェニル−3− ピラゾリドン          22.0g5−メチ
ルベンゾトリアゾール     2g水でIIlとする
(p HI 0. 60に調整する)。
〈定着液濃縮液〉 チオ硫酸アンモニウム       560g亜硫酸ナ
トリウム          60gエチレンジアミン
四酢酸・ニナト リウム・三水塩          24g水で11.
とする(酢酸でP H5,10に調整する)。
現像処理をスタートするときには自動現像機の各タンク
に以下の如き処理液を満たした。
現像タンク:上記現像液ms液333d、水667d及
び臭化カリウム2gと酢酸1゜ 8gとを含むスターター10dを加 えてpHを10.2とした。
定着タンク二上記定着濃縮液250d及び水75I11 自動現像機としては富士写真フィルム■社製のFPM9
000を改造してフィルムの搬送スピードを速め、Dr
y to Dryの処理時間を30秒とした。水洗水は
1分間に31の割合でフィルムが通過している間だけ流
し、それ以外の時間は停止した。現像液および定着液の
補充および処理温度はu       m 現像  35℃  20m/10x12インチ定着  
32°C30m/10X12インチ水洗  20°C3
1!/1分間 乾燥  55℃ とした。
友W閃に優 写真性能を評価したのと同一条件で、4ツ切サイズの各
写真材料を連続処理した際のフィルムの乾燥性を触感に
より官能評価した。
フィルムは短辺が搬送方向になるようにして連続的に処
理した。
030枚目でも、フィルムは暖かく乾燥してでてくる。
まったく問題ない。
○ 30枚目でもフィルムは完全に乾燥している。され
った時の温度は室温下に放置したフィルムと同程度であ
った。
△ 30枚目で、フィルムはやや冷たいが連続処理した
フィルムは接着するようなことはなく実用的に許容レベ
ル。
× 30枚目でフィルムは湿っており未乾である。フィ
ルム同志が接着する。
の   の  Hの゛ 測定する試料を25°C190%RHの雰囲気中で30
分放置し、その後pH計を膜の表面に当て、3分後にそ
の示す値を読んだ。
のス キズ   によるカブ  の スリキズの評価は、次のような方法に従った。
前述の試料を25°C125%の条件下に1時間放置し
た後、ナイロン製タワシに100g重の力を加え、その
状態のまま試料を引いた。そのあと、ND=2.23フ
イルターと5P−15フイルターを通してEGG露光計
で10−2秒の露光を行い、RD−I[1現像処理液お
よびFuji F定着処理液(いずれも富士写真フィル
ム社U)により現像温度35°Cで90秒処理した後、
目視により現像された線状のカブリの本数を数えて、そ
の評価を行い、第1表に示すような結果を得た。
表  1 表1かられかるように本発明の試料は乾燥性、圧力性、
怒度の点ですぐれていることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を
    有する写真感光材料において該乳剤層の存在する側の表
    面のpHが7.0以上であることを特徴とするハロゲン
    化銀写真感光材料。
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