JPH04116284U - 車輪方向表示装置 - Google Patents
車輪方向表示装置Info
- Publication number
- JPH04116284U JPH04116284U JP2778091U JP2778091U JPH04116284U JP H04116284 U JPH04116284 U JP H04116284U JP 2778091 U JP2778091 U JP 2778091U JP 2778091 U JP2778091 U JP 2778091U JP H04116284 U JPH04116284 U JP H04116284U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed shaft
- rotation
- handle
- wheel
- driven gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
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- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ハンドルの操作角に応じた車輪の方向をリアル
タイムで表示する。 【構成】ハンドルHの回転に応じて、固定板1、固定軸
2および駆動歯車5が回転し、この駆動歯車5の回転に
応じて従動歯車8が回転する。従動歯車8の回転が駆動
ピン9および長溝12の係合によって指示針10に伝達
され、この指示針10によって車輪の方向が示される。
この場合、指示針10の方向と車輪の方向とを一致させ
るために、ハンドルHの車輪操作のための減速比と駆動
歯車5および従動歯車8の減速比とはそれぞれ一致させ
てある。
タイムで表示する。 【構成】ハンドルHの回転に応じて、固定板1、固定軸
2および駆動歯車5が回転し、この駆動歯車5の回転に
応じて従動歯車8が回転する。従動歯車8の回転が駆動
ピン9および長溝12の係合によって指示針10に伝達
され、この指示針10によって車輪の方向が示される。
この場合、指示針10の方向と車輪の方向とを一致させ
るために、ハンドルHの車輪操作のための減速比と駆動
歯車5および従動歯車8の減速比とはそれぞれ一致させ
てある。
Description
【0001】
この考案は、自動車の前車輪の方向(向き)をハンドル、すなわちステアリン
グホイールの中央部において表示する車輪方向表示装置に関するものである。
【0002】
従来、自動車には速度、燃料、エンジンオイルなどの表示や警告表示は的確に
行なわれるようになっているが、前車輪の方向についての表示は行なわれていな
い。
【0003】
前車輪の方向は自動車が動いているときには自動車の進む方向で運転者にすぐ
分かるが、自動車が止まっているときには分からない。
【0004】
そのため、初心者には車庫入れや縦列駐車が非常に難しいものとなる。また、
止まっている状態から自動車を動かし始めたとき、前車輪の方向によっては思っ
てもいない方向に自動車が動き出し、事故が発生することもある。
【0005】
この考案は、このような従来からの状況に鑑みてなされたもので、その目的は
、運転席に座った状態で自動車の前車輪の方向を目視で確認できるように表示す
る車輪方向表示装置を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するため、この考案に係る車輪方向表示装置は、自動車のハン
ドルの回転中心部に同ハンドルとともに回転するように立設される固定軸と、同
固定軸に固着される駆動歯車と、上記固定軸に対して常に一定の回転位置に保持
されるように取付けられる表示板と、上記駆動歯車に噛合するように上記表示板
に回動自在に取り付けられる従動歯車と、上記固定軸に回転自在に取付けられた
指示針と、上記従動歯車の回転を上記指示針に伝達する回転力伝達手段とを備え
ている。
【0007】
上記構成によると、ハンドルの回転に応じて固定軸および駆動歯車が回転し、
この駆動歯車の回転に応じて従動歯車が回転する。
【0008】
この従動歯車の回転によって指示針が固定軸に遊嵌された部分を中心に回動し
、これにより指示針が前車輪の方向を示すことになる。
【0009】
なお、指示針の方向と前車輪の方向と一致させるためには、ハンドルの回転比
と駆動歯車および従動歯車の減速比を合わせておく必要がある。
【0010】
図1はこの考案の実施例に係る車輪方向表示装置の概略構成を示す断面図であ
り、図2は例えば運転席に座った状態から見た同装置の正面図である。
【0011】
これによると、この車輪方向表示装置は、ハンドルHの中央部に例えば両面粘
着テープなどによって取り付けられる固定板1を備えている。この固定板1の中
央部には、固定軸2が同固定板1とともに回転するように垂直に立てられている
。
【0012】
この固定軸2には、軸受3を介して表示板4が回転可能に取り付けられている
。また、この固定軸2には、駆動歯車5が表示板4の上方位置において同固定軸
2と一体に回転するように取付けられている。
【0013】
表示板4には回転軸7が植設されており、同回転軸7には駆動歯車5によって
回転させられる従動歯車8が回転自在に支持されている。この従動歯車8には駆
動ピン9が立設されている。
【0014】
固定軸2の駆動歯車5よりも上方位置には、指示針10が軸受11を介して回
転可能に取付けられている。ここで、図4を参照すると、指示針10の一端(下
端側)には、上記駆動ピン9と係合する長溝12が形成されている。
【0015】
固定板1が図1のようにハンドルHのほぼ中央部に所定の傾きをもって取付け
られると、表示板4は、それに取付けられている従動歯車8の重さによって固定
軸2の回動にかかわらず、図2および図3に示されているように、同従動歯車8
の回転軸7が固定軸2を通る垂直線X−X上に位置するように保持される。なお
、この実施例では表示板4が常にこの回転位置に保持されるのを確実にするため
、上記回転軸7の下方にはスタビライザとしての重り13が設けられている。
【0016】
また、上記駆動ピン9は前車輪が真っ直ぐな方向に向いている時、上記垂直線
X−X上に立設され、この位置がハンドルHの回転角が0の状態、言い換えれば
ハンドルHの回転角がハンドルHの回転可能な角度の中心にある状態と対応して
いる。
【0017】
表示板4には、図2および図3に示されているように、前車輪駆動範囲14が
示されており、駆動歯車5と従動歯車8の減速比と、ハンドルHの車輪操作の減
速比とを同じにすることにより(例えば減速比約8:1)、ハンドルHの角度と
表示板4上での指示針10の角度とを1:1に対応させることができる。
【0018】
なお、上記軸受3としては、表示板4を固定軸2の軸方向にずれることがなく
、軸周りには回転自在に支持可能なものが使用される。また、表示板4の直径は
ハンドルHの中心部に設置する関係で、約30ないし50mm程度の大きさとさ
れる。
【0019】
図5には、指示針10の異なる取付け状態が例示されている。すなわち、この
例では指示針10に長孔15を形成し、同長孔15に固定軸2を遊嵌させるとと
もに、同指示針10の下端側に上記駆動ピン9を軸受16を介して回転可能に挿
通する。
【0020】
これによると、図3に示すようにハンドルHが大きな角度をもって回転操作さ
れたときに、指示針10が従動歯車8の回転によって円周方向に移動するが、こ
の移動は長孔15によって許容され、従動歯車8の回転角に応じて傾く。
【0021】
なおこの実施例では、ハンドルHの中心部に固定板1を取リ付けてハンドルの
回転を取り出すような後付けの構成を開示しているが、最初からハンドルHにこ
の種の表示装置を組み込んでおくこともできる。その場合には、ハンドルHの回
転軸の中心に回転しない固定軸を設けておき、減速歯車群を使用して、この固定
軸と回転軸との間の相対的な回転角度の相違からハンドルHの中心に設けた表示
板に車輪の方向を示したり、ダッシュボード側にハンドルHの回転軸からの回転
を減速歯車群を介してハンドルHの回転を導いて、計器板に車輪の方向を表示す
ることも可能である。
【0022】
以上説明したように、この考案によれば、操作時のハンドルの位置に対応する
車輪の方向が指示針の方向によって簡単かつ確実に目視で確認できる。これによ
り、自動車のハンドル操作も簡単になり、事故の発生を未然に防止することが可
能になる。
【図1】この考案の実施例に係る車輪方向表示装置をハ
ンドルの中央部に取付けた状態を示す断面図。
ンドルの中央部に取付けた状態を示す断面図。
【図2】ハンドルに取り付けられた車輪方向表示装置が
ほぼ真っ直ぐな車輪の方向を表示している状態を示す正
面図。
ほぼ真っ直ぐな車輪の方向を表示している状態を示す正
面図。
【図3】ハンドルに取り付けられた車輪方向表示装置が
右に切られた車輪の方向を表示している状態を示す正面
図。
右に切られた車輪の方向を表示している状態を示す正面
図。
【図4】指示針と固定軸および支軸との関係を示す要部
拡大図。
拡大図。
【図5】指示針と固定軸および支軸との関係を示す他の
実施例に係る要部拡大図。
実施例に係る要部拡大図。
1 固定板
2 固定軸
4 表示板
5 駆動歯車
7 回転軸
8 従動歯車
9 駆動ピン
10 指示針
11 軸受
12 長溝
13 重り
15 長孔
16 軸受
H ハンドル
Claims (1)
- 【請求項1】自動車のハンドルの回転中心部に同ハンド
ルとともに回転するように立設される固定軸と、同固定
軸に固着される駆動歯車と、上記固定軸に対して常に一
定の回転位置に保持されるように取付けられる表示板
と、上記駆動歯車に噛合するように上記表示板に回動自
在に取り付けられる従動歯車と、上記固定軸に回転自在
に取付けられた指示針と、上記従動歯車の回転を上記指
示針に伝達する回転力伝達手段とを備えていることを特
徴とする車輪方向表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2778091U JPH04116284U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車輪方向表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2778091U JPH04116284U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車輪方向表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04116284U true JPH04116284U (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=31912005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2778091U Pending JPH04116284U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車輪方向表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04116284U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58170673A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-07 | Niles Parts Co Ltd | 車輛におけるタイヤ方向表示装置 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP2778091U patent/JPH04116284U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58170673A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-07 | Niles Parts Co Ltd | 車輛におけるタイヤ方向表示装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960130 |