JPH0674565U - 車両における前進方向及び後退方向の簡易表示装置 - Google Patents

車両における前進方向及び後退方向の簡易表示装置

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JPH0674565U
JPH0674565U JP1148592U JP1148592U JPH0674565U JP H0674565 U JPH0674565 U JP H0674565U JP 1148592 U JP1148592 U JP 1148592U JP 1148592 U JP1148592 U JP 1148592U JP H0674565 U JPH0674565 U JP H0674565U
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JP1148592U
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盛征 綿貫
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盛征 綿貫
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車両のハンドルに設置することにより、進行
角度、後退角度を表示、初心者等の発進時のミス等を減
少させる。 【構成】 装置下部に位置する表示用減速歯車12の重
量を、装置上部に位置する表示用歯車13に対して増加
させる、そのことにより重量を下部に集中させ、ハンド
ル8の回転に対して装置を静止状態にする。更に装置を
固定板9により、車両のハンドルの軸心房に固定する。
固定板を、ケース1,2に対して回転自在に一端を装着
させることにより、ハンドルの動きと同調した固定板の
回転は、ケース内に設置した歯車に回動伝達される、更
にその回転はケースに設置した二本の軸5,6のうちの
1つに回転自由に固定された表示減速歯車に噛合させる
ことにより、減速されつつ伝達され、更に残った軸に回
転自由に固定された表示歯車に噛合させることにより伝
達される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一般的な自動車などのハンドル操作により、前進方向および、後退方 向の、簡易表示装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、運転者、特に初心者にとって停止位置からの車両の後退、発進を行なう 場合、進行させたい方向に対してタイヤがどちらに向いているかを車内から確認 することは容易ではなく、発進、または後退時にドライバーが意図しない方向に 操向移動することもある。以上のようなハンドルの操作ミスによる衝突、もしく は脱輪等の事故は、かなり多い事が現状である。
【0003】 上記問題点を解消すべき従来技術として、例えば特公平1−17903号公報に 開示されているものが存在している、しかし、この機構は単にハンドルの回転角 度を検出し、指針による数値の表示を行なうものであり、実際の車両の発進角度 を視覚的に認識するためには、かなりのなれが必要で、進行方向を瞬時に判断す ることは容易ではない。
【0004】 またウェイトと表示盤を可動させるために組み合わせた構造は、指示盤を挟み込 むため、非常に複雑な構造となっており、ギアおよびピニオンを可動させるため の軸が、ケースから別の独立した構造である必要がある。
【0005】 そのため部品点数が多くなり組み立てにも手間がかかり、生産性が悪く結果とし てコスト上昇にもつながってしまう。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前進時の車両の向きや後退時の進行方向を用意に運転者にしめし、なおかつ廉 価にて製造可能な、車両における前進方向および後進方向の簡易表示装置を提供 せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における簡易表示装置は、装置を固定板に より、車両のハンドルの軸心房に固定する。固定板を、ケースに対して回転自在 に一端を装着させる、そのことにより、ハンドルの動きと同調した固定板の回転 は、ケース内に設置した歯車に回動伝達される。
【0008】 更にその回転はケースに設置した二本の軸のうちの1つに回転自由に固定され た表示減速歯車に噛合させることにより、減速されつつ伝達され、更に残った軸 に回転自由に固定された表示歯車に噛合させることにより伝達される。
【0009】 上記の2つの歯車は同径であるそのため、表示される角度は歯車上部に表示さ れた図等により、左右に同角度で相対的にケース上面に表示される。
【0010】 以上の構成により、ケースに対する固定用板の相対回転移動量を、前記の表示 用減速歯車と表示歯車の角度変位量に変換せしめ、表示用減速歯車は前進時の車 両進行角度を図示し表示用歯車は後進時の車両進行角度を図示する。
【0011】 上記の構造から、表示はかならずしも図である必要はない。歯車上部全面を露 出せずに、ピン等のみを露出させることにより車のミニチュア等乗せることもで きる。
【0012】 上記の作用により、ハンドルと連動する前進時進行方向と後退時進行方向を表示 する。
【0013】
【作用】
作用について図面を参照して説明する。 ハンドルの回動に対してケースは、方向表示減速歯車12の重量のために、常に 静止状態にある。
【0014】 ハンドルの回動が始まり、それに応じて固定板9が回転すると、固定板9の固 定板回転伝達軸10に固定された歯車11が、ケースの静止状態に相対して回転 を行い、噛合した方向表示減速歯車12を回動させる。
【0015】 その動きは方向表示減速歯車12に噛合した表示歯車13に伝達される。方向 表示減速歯車12と表示歯車13の径は同径のため回転は逆むきに同角度で伝達 される。
【0016】 方向表示減速歯車12は後退時の車両角度を図示し、表示歯車13は車両前進 時の角度表示が図示される。上記の作用によりハンドルの左右の回動による、車 両の前進時の進行方向ならびに後退時の進行方向を運転者に対して知らしめるこ とになる。
【0017】
【実施例】
実施例を図面にしたがって説明する。第1図は車両における前進方向および後 退方向の簡易表示装置の実施例をしめすものである。
【0018】 装置は、たとえばスチロール樹脂等のプラスチックの材料をもちいて、射出成形 により形成されている。
【0019】 ケース上蓋1には車両の前進時、後退時の角度を表示する2つの表示窓3、4 があり、ケース底部2には、歯車固定軸5、6と軸受け孔7が形成されている。 (第2、3図参照)
【0020】 軸受け孔7には固定板9と一体に形成された固定板回転伝達軸10を貫通させ 、歯車11により固定される。歯車固定軸5には方向表示減速歯車12が回転自 由に固定され歯車11に噛合する。また、この歯車はその肉厚を増している構造 となっている。歯車固定軸6には表示用歯車13が回転自由に固定され、方向表 示減速歯車12に噛合する。また方向表示減速歯車12と表示用歯車13の径は 同径となっている。以上の減速回動伝達機構はケース底部に配置される。 第2図の外観図は表示窓3からは表示歯車13が、また表示窓4からは方向表 示減速歯車12が露出することにより構成される。以上により、車両における前 進方向および後退方向の簡易表示装置を構成する。
【0021】 上記の構成による車両における前進方向および後退方向の簡易表示装置は固定 板9をハンドルの中央位置(軸心房)に固着させて使用するものである。(第1 図、第4図参照)固着に関しては両面テープ14をで固着する。
【0022】
【考案による効果】
以上説明したように本考案は、ハンドルの動きに連動して動く車両の角度の表 示により発進時の進行方向を見ただけで即座に理解できる。又、後退時において の車両の進行方向も同時に表示されているために、運転者は車両の発進時もしく は後退時においての、操舵中の車両の進行方向が容易に判断できるようになる。
【0023】 そのため、発進時、後退時、の衝突事故や脱輪等を未然に防止できるものである 。特に初心者の使用ににおいては、未熟な車両感覚を補助する意味においても非 常に有効である。
【0024】 設置位置についてもハンドル中央部に設置するために運転中に確認がしやすく 、又、両面テープ等を使用して固定するために現行車種及び新規車種を問わず容 易に装着できる。又、操作になれて必要がなくなった場合においても容易に外す ことが可能である。
【0025】 ケースの形態は、内包される減速回動伝達機構及び表示部に対して1方向に重 量バランスを集中する事が可能であれば、どのような大きさ、形態にも設定する ことが可能であり、円形、四角形、三角形、など形態を限定しない。
【0026】 又、減速方向表示歯車は車両のミニチュアをのせることも可能であり、より視 認性の向上も可能である。
【0027】 また、当考案は部品のすべてをプラスチックの射出成形品にて制作するため、組 み立て時においても部品はすべてはめこみで組み立て可能である。
【0028】 そのことにより、軽量化、組み立てコストの軽減、良好な生産性、が確保され 、廉価な商品の提供が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】装着時の斜視図。
【図2】装置の外観図。
【図3】ケース上蓋を外した状態の正面図。
【図4】ハンドル装着時の断面図。
【符号の説明】
1ケース上蓋 2ケース底部 3表示窓 4表示窓 5歯車固定軸 6歯車固定軸 7軸受け孔 8ハンドル 9固定板 10固定板回転伝達軸 11歯車 12方向表示減速歯車 13表示歯車 14両面テープ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置下部に位置する表示用減速歯車の重
    量を、装置上部に位置する表示用歯車に対して増加させ
    る、そのことにより重量を下部に集中させ、ハンドルの
    回転に対して装置を静止状態にする。更に装置を固定板
    により、車両のハンドルの軸心房に固定する。固定板
    を、ケースに対して回転自在に一端を装着させることに
    より、ハンドルの動きと同調した固定板の回転は、ケー
    ス内に設置した歯車に回動伝達される、更にその回転
    は、ケースに設置した二本の軸のうちの1つに回転自由
    に固定された表示減速歯車に噛合させることにより、減
    速されつつ伝達され、更に残った軸に回転自由に固定さ
    れた表示歯車に噛合させることにより伝達される。以上
    の構成により、ケースに対する固定用板の相対回転移動
    量を、前記の表示用減速歯車と表示歯車の角度変位量に
    変換せしめ、表示用減速歯車は後退時の車両進行角度を
    図示し表示用歯車は前進時の車両進行角度を図示する。
    上記の2つの歯車は同径であるため、表示される角度は
    歯車上部に表示された図により、左右に同角度で相対的
    にケース上面に表示される。上記の作用により、ハンド
    ルと連動する前進時進行方向と後退時進行方向を表示す
    ることを特長とした車両における前進方向および後退方
    向の簡易表示装置。
  2. 【請求項2】 装置内部に設置した歯車等をウエイトと
    して利用することを特長とする、実用新案登録請求の範
    囲第1項載の車両における前進方向および後退方向の簡
    易表示装置。
  3. 【請求項3】 前記減速回動伝達機構が、ケース部材に
    枢着した大小の噛合歯を有する伝達歯車からなることを
    特徴とする、実用新案登録請求の範囲第1項記載の車両
    における前進方向および後退方向の簡易表示装置。
JP1148592U 1992-01-24 1992-01-24 車両における前進方向及び後退方向の簡易表示装置 Pending JPH0674565U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010114189A1 (ko) * 2009-04-02 2010-10-07 모두 트로닉스 리셋 기능이 있는 핸들 조향각 표시기
CN114608846A (zh) * 2022-05-12 2022-06-10 成都工业学院 汽车电动助力转向系统仿真测试装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010114189A1 (ko) * 2009-04-02 2010-10-07 모두 트로닉스 리셋 기능이 있는 핸들 조향각 표시기
KR101037406B1 (ko) * 2009-04-02 2011-05-30 (주)모두트로닉스 리셋 기능이 있는 핸들 조향각 표시기
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