JPH04114800U - フアンモータ制御装置 - Google Patents

フアンモータ制御装置

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JPH04114800U
JPH04114800U JP1991003807U JP380791U JPH04114800U JP H04114800 U JPH04114800 U JP H04114800U JP 1991003807 U JP1991003807 U JP 1991003807U JP 380791 U JP380791 U JP 380791U JP H04114800 U JPH04114800 U JP H04114800U
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cycle
control
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久郎 原
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ダイニチ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 安価で、設計の自由度が向上したファンモー
タ制御装置を得る。 [構成] サイクルセレクト方式によりファンモータ5
の回転数を変化させる回転制御部2に、特定制御手段6
を設ける。この特定制御手段6は、スイッチング素子7
がオフする特定サイクルのときに動作して、位相制御に
よりファンモータ5に小電力を供給する。ファンモータ
5は、小電力供給により急激に脱力せず、振動等を発生
することなく回転を継続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は温風暖房機に係り、特にサイクルセレクト方式により、温風を機外 に排出させるファンモータの回転数を制御するファンモータ制御装置の改良に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から石油ファンヒータに代表される温風暖房機においては、小燃焼時にお ける冷風の排出防止ならびに送風音の低減等を図るために、燃焼量に応じてファ ンモータの回転数を変化させるファンモータ制御装置が備えられている。その一 例を、実開昭61−81560号公報に開示された図4を用いて説明すると、燃 焼量出力手段1より燃焼量が回転制御部2に出力される。回転制御部2において は、大燃焼時にスイッチング素子7を常時オンしてファンモータ5に商用電源3 を連続供給し、また、大燃焼でないときは、図5に示す如く、商用電源3の特定 サイクルTの電流を制限するサイクルセレクト方式に基づき、燃焼量の減少に応 じてスイッチング素子7のオフ割合を高めて、ファンモータ5への平均供給電力 を低下させる。
【0003】 そして図5の特定サイクルTにおいて、完全に通電を遮断すると、ファンモー タ5が急激に脱力することに伴って振動や騒音が容易に発生する。よってこれを 防止するために、スイッチング素子7がオフのときは、セメント抵抗8で降圧し た低電圧をファンモータ5に供給するように構成されている。
【0004】 またこの他、燃焼量に応じてスイッチング素子7の導通角を変化させる位相制 御も、前記と同様に、ファンモータ5の回転数を変化させ得る方法として広く知 られているところである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、前記したファンモータ制御装置に関し、前者はセメント抵抗8を要 する分コストが高くつき、加えてセメント抵抗8は発熱し高温となるために、基 板等の取付板から浮かせる必要があり、取付位置も他の電装部品に及ぼす熱的影 響を考慮して選定しなければならない等、種々の点で設計をしづらくする欠点が あった。他方後者は、ファンモータ5への供給電力を半分程度まで減少させたと きに、電圧変化が大きくノイズが発生することから、家庭用の機器には採用しに くい。 この考案は前記した課題に鑑みなされたもので、サイクルセレクト方式と位相 制御を組合わせて、前記欠点を解消したファンモータ制御装置を提供することを 目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために本考案は、温風を機外に排出させるファンモー タの通電路にスイッチング素子が介設すると共に、サイクルセレクト方式に基づ く特定サイクル時の電流を制限してファンモータの回転数を変化させる回転制御 部を備えたものにおいて、該特定サイクルのとき、位相制御によりファンモータ に小電力を供給する特定制御手段を前記回転制御部に設けた構成としたものであ る。
【0007】
【作用】
係る構成とすれば、特定サイクルは、位相制御によりファンモータに低電力が 供給されるので、ファンモータが急激に脱力することを防止できて振動等を生じ るようなことがなく、しかもセメント抵抗が不要となって安価に構成できると共 に、設計の自由度も向上する。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を添付図により詳細に説明する。図1において、燃 焼量出力手段1は、室温と使用者により設定された設定温度とを用いて温風暖房 機の燃焼量を演算し、その結果を出力する。係る燃焼量が入力する回転制御部2 には、サイクルセレクト方式により商用電源3の特定サイクルを決定する主制御 手段4、ならびに該特定サイクルのときに位相制御によりファンモータ5に小電 力を供給する特定制御手段6等が構成されている。そしてファンモータ5には、 これと直列に回転制御部2からの信号によりオンオフするスイッチング素子とし てのフォトトライアックカプラ7が接続している。
【0009】 前記した構成における動作を、商用電源3のゼロクロス毎になされる図2のフ ローチャートを併用して説明する。 初めに、S1において、温風暖房機が最大で燃焼しているか否かが調査される 。そして大燃焼のときは、回転制御部2からの信号出力によりフォトトライアッ クカプラ7がオンするので(S2)、ファンモータ5に商用電源3が連続供給さ れる。一方、大燃焼でないときは、回転制御部2からの信号出力を停止して、ゼ ロクロス時にフォトトライアックカプラ7をオフさせる(S3)。そして、主制 御手段4が後述するカウンタを調査し(S4)、カウンタ≠0のときにカウント ダウンを実行し(S5)、再びカウンタを調査する(S6)。さらに、係る再調 査においてカウンタ≠0のときは、信号出力がなされてフォトトライアックカプ ラ7がオンすることから(S2)、ファンモータ5に商用電源3が供給される。
【0010】 次に、前記したS5を介する一連のフローを繰り返してついにカウンタ=1に なると、S5に続くS6でカウンタ=0となるので、特定制御手段6が動作する 。即ち、タイマが始動すると共に(S7)、該タイマが一定時間を計測してタイ ムアップすると(S8)、フォトトライアックカプラ7がオンし(S2)、図3 のT1間に示す位相制御により、小電力がファンモータ5に供給されることとな る。なお、該位相制御における導通角は、従来例で述べたセメント抵抗とほぼ同 等な電力量を確保し得るに足る一定値である。従って、フォトトライアックカプ ラ7がオンしたときの電圧変化が小であるために、位相制御に伴うノイズは無視 できる程度に抑制される。
【0011】 さらに、次のゼロクロス時においてカウンタ=0である。故にS4からS9へ 制御が移行するため、回転制御部2への入力燃焼量に応じ、特定サイクルの介挿 割合を定めるサイクル数がカウンタにセットされる。そして、前述したS7、S 8、S2の順に制御が進行して、図3のT2間に示す小電力がファンモータ5に 供給される。
【0012】 このように、カウンタが1および0のときに、サイクルセレクション方式によ り介挿される特定サイクル、即ちT1+T2間は、小電力の供給によりファンモ ータ5が急激に脱力することが防止される。よって、叙上の装置を備えた温風暖 房機は、振動や騒音等を生じることがなく、快適な暖房を行うことができるので ある。
【0013】
【考案の効果】
以上に説明したとおり、温風暖房機に好適に用いられる本考案のファンモータ 制御装置は、サイクルセレクト方式に基づく特定サイクルのときに、位相制御に よりファンモータに小電力を供給する特定制御手段を回転制御部に設けてなる構 成なので、回転数が低い大燃焼以外のときにファンモータから振動や騒音等が発 生せず、さらにセメント抵抗が不要なためコストが低減し、基板等を設計すると きの自由度も大幅に向上するといった顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のファンモータ制御装置を説明
する要部の回路図である。
【図2】同装置の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】同装置がファンモータに供給する電圧の波形図
である。
【図4】従来のファンモータ制御装置を説明する図であ
る。
【図5】同装置がファンモータに供給する電圧の波形図
である。
【符号の説明】
2・・・・・・回転制御部 5・・・・・・ファンモータ 6・・・・・・特定制御手段 7・・・・・・スイッチング手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】温風を機外に排出させるファンモータの通
    電路にスイッチング素子が介設すると共に、サイクルセ
    レクト方式に基づく特定サイクル時の電流を制限してフ
    ァンモータの回転数を変化させる回転制御部を備えたも
    のにおいて、該特定サイクルのとき、位相制御によりフ
    ァンモータに小電力を供給する特定制御手段を前記回転
    制御部に設けたことを特徴とする温風暖房機のファンモ
    ータ制御装置。
  2. 【請求項2】位相制御の導通角は、一定であることを特
    徴とする請求項1記載のファンモータ制御装置。
JP1991003807U 1991-01-14 1991-01-14 温風暖房機のファンモータ制御装置 Expired - Lifetime JP2573934Y2 (ja)

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JPH04114800U true JPH04114800U (ja) 1992-10-09
JP2573934Y2 JP2573934Y2 (ja) 1998-06-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5765291A (en) * 1980-10-09 1982-04-20 Sharp Corp Controller for operation of blower

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5765291A (en) * 1980-10-09 1982-04-20 Sharp Corp Controller for operation of blower

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JP2573934Y2 (ja) 1998-06-04

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