JP2926438B2 - 燃焼器の運転制御装置 - Google Patents

燃焼器の運転制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は燃焼器の運転制御装置の操作部である押釦ス
イッチの信号発生回路に改良を加えたものである。
従来の技術 従来、この種の操作部には押釦スイッチ(オンオフス
イッチ)が用いられ、スイッチの数が少ない場合には抵
抗器を介して電源に接続し、抵抗の切替え結果をマイコ
ンに入力していた。(例えば実開昭61-57719号公報)。
スイッチのオンオフによってマイコンの入力レベルが
ハイおよびロウに切り替わり、どのスイッチが操作され
たかがマイコンによって判定される仕掛けである。
このようにして作動した押釦スイッチを判定するもの
をスタティック方式と呼ぶ。この方式では、配線本数が
スイッチの数プラス1本必要となる。スイッチの数が多
い場合にはスイッチのマトリックスを組み、マイコンの
出力ポートからは多相のパルス信号を出力し、それをマ
イコンの複数の入力ポートへ入力し、どの入力ポートが
ハイレベルになったかを読み取ってどのスイッチが押さ
れたかを判定している。この方式をダイナミック方式と
呼ぶ。
このダイナミック方式の場合は、配線本数はスイッチ
で使用する出力ポート数プラス入力ポート数となる。
発明が解決しようとする課題 前述のスタティック方式はパルスを扱うものではない
ので、ノイズに対して強いのであるが、配線本数がかな
り多くなるという問題がある。
他方ダイナミック方式では配線本数は少なくて済むの
であるが、パルス動作であるためにノイズに対して弱い
という問題がある。
このダイナミック方式の問題点を解決するためにパル
スコンデンサー等を挿入することが行なわれることもあ
るが、しかし波形がなまってしまい、信号を正確に伝送
できない場合が生じるという問題が残る。
課題を解決するための手段 本発明は、電源に複数の抵抗を並列または直列に接続
し、それら各抵抗にスイッチを直列または並列に接続
し、この並列または直列接続に更に分圧電圧発生用の抵
抗を接続し、発生する分圧電圧をマイコンのアナログポ
ートへ接続する。マイコンに対してアナログ電圧として
読み込ませると同時に、多重押しに対する優先順位をつ
ける。つまり、多重押しが生じたときに電圧が高くなる
場合にはそれを優先させるようにする。
作用 上述したように、パルスを扱っていないので、ノイズ
に対して強い回路動作が実現される。また、極めて少な
い配線本数で回路動作が行なわれる。基本的には2本あ
れば実現できる。
実施例 本発明の一実施例を図面とともに説明する。
この図において、1は商用電源で、灯油気化器を加熱
するヒータ2、灯油供給ポンプ3、バーナ点火器4、温
風ファンモータ5、マイコン6用トランス7等へ電源を
供給する。トランス7の出力はブリッジダイオード8に
よって整流され、コンデンサ9によって平滑されて電源
13となり、レギュレータ10、コンデンサ11によって定電
圧化されて電源14となる。15〜18は押釦スイッチで、夫
々「切」(運転停止)、「運転」、「タイマー運転」、
「クリーニング」動作に対応したものである。これら押
釦スイッチのうち「切」スイッチ15については、マイコ
ン6は優先的に認知するようにしている。抵抗60〜64は
電源電圧を分圧するものである。抵抗値の大きさの順位
は抵抗60<抵抗61<抵抗62<抵抗63のようにしておく。
こうしておくことにより、押釦スイッチ15が押された時
と押釦スイッチ16が押された時に抵抗64とによって生じ
る分圧電圧を異ならせる。なお、二点鎖線によって囲ま
れた部分はスイッチ操作部分であり、配線は2本で済
む。第2図はこの部分の他の実施例の配線図である。
この分圧電圧値はマイコン6の出力ポート6-1、6-2、
6-3、6-4、入力ポート6-5、抵抗19〜26、コンパレータ2
7に加えられてA/D変換され、マイコン6内部で処理され
る。マイコン6の出力ポート6-6〜6-10はドライバ28-1
〜28-5を介してホトトライアック29、リレー30、ホトカ
プラ31、リレー32、ホトトライアック33を制御する。抵
抗34〜36は制限抵抗であり、ダイオード37〜38はフライ
ホイルダイオードである。ホトトライアック12は抵抗39
を介してトライアック40に接続し、トライアック40を介
してヒータ2を制御する。リレー30の接点はブリッジダ
イオード41を接続し、制限抵抗42を介してコンデンサ43
を接続し、ポンプ3用の直流電源を制御する。抵抗44〜
50、ツェナダイオード51、コンデンサ52、53、SCR54、5
5、ダイオード56、57、58、ダイアック59によってワン
ショットマルチバイブレータを構成し、ポンプ3を駆動
する。このワンショットマルチバイブレータはホトカプ
ラ31によってオンオフ制御される。すなわち、ホトカプ
ラ31がオンするとSCRがオンし、ホトカプラ31がオフす
ると一定時間経過後SCR54がオフする。ポンプ3に電源
が供給される時間はホトカプラ31のオン時間と上述一定
時間の和となる。ホトカプラ31のオンオフ制御はマイコ
ンのプログラムで行ない、その時間を約1msecとし、周
波数としては7〜22Hzになるようにしてある。ある一定
時間を規定するのは抵抗47、48、コンデンサ53による充
電時間とダイアック59のブレークオーバー電圧と、抵抗
47、コンデンサ53の放電時間である。これを4msec位に
しておく。リレー32は点火器4を制御する。ホトトライ
アック33はファンモータ5を制御する。前述したように
抵抗値は抵抗60<抵抗61<抵抗62<抵抗63のように選ん
であるので、押釦スイッチ15「切」、押釦スイッチ16
「運転」、押釦スイッチ17「タイマー運転」、釦スイッ
チ18「クリーニング運転」を各々単独に押すと、抵抗64
の電圧(コンパレータ27の入力電圧は押釦スイッチ15押
圧による電圧>押釦スイッチ16押圧による電圧>押釦ス
イッチ17押圧による電圧>押釦スイッチ18押圧による電
圧となる。従って、押釦スイッチの押し方によってコン
パレータ27の入力電圧は決まってくる。コンパレータ27
等からなるA/D変換回路でアナログ値をデジタル値に変
換してマイコン6は読み込む。そこでどの押釦スイッチ
が押されたのかを判定する。押釦スイッチ16を押すと、
2番目に高い電圧がコンパレータ27に入力されるので、
マイコン6は運転スイッチが押されたと判断し、マイコ
ン6は運転を開始させる。マイコン6は出力ポート6-6
よりオン信号を出力し、ドライバ28-1をオンさせ、トラ
イアック29をオンさせ、トライアック40をオンさせる。
トライアックがオンすると、ヒータ2は通電状態とな
り、気化器を加熱する。気化器の温度はサーミスタ(図
示せず)によって検出する。その気化器用サーミスタが
所定温度のたとえば225℃を検出すると、マイコン6の
出力ポート6-7、6-8、6-9より点火指令(6-7がオン信
号、6-8がパルス信号、6-9が一定時間約5〜10秒オン信
号)を出力する。ドライバ28-2、リレー30はオンし、ド
ライバ28-3、ホトカプラ31はパルス的にオンするので、
ポンプ3はパルス幅5msec、周波数22Hz(点火時はこの
周波数になるようにしておく)でオンする。ポンプ3は
動作を開始し、灯油は気化器を通じてバーナ(図示せ
ず)へ供給される。ドライバ28-4、リレー32が一定時間
動作してバーナの燃焼が開始する。そして点火器は一定
時間後に停止する。気化器サーミスタの検出する温度が
たとえば280℃になると、マイコン6の出力ポート6-6は
オフ信号を出力し、ドライバ28-1、ホトトライアック1
2、トライアック40をオフさせ、ヒータ2への通電を停
止させる。以降気化器温度が一定となるよう制御され
る。また、マイコン6が点火指令を出した後の一定時間
(10〜20秒)経過後、出力ポート6-10よりオン信号を出
し、ドライバー28-5、ホトトライアック23をオンさせ
る。そしてファンモータ5が動作し、温風が出て部屋を
暖房する。
この状態で押釦スイッチ15を押すと、コンパレータ27
の入力には一番高い電圧が入力されるので、マイコン6
はA/D変換回路を介して「切」が押されたと判定しす
る。マイコン6は出力ポート6-6、6-8、6-10よりの出力
を停止する。ドライバー28-1、28-3、28-5はオフし、ホ
トトライアック12、トライアック40、リレー30、ホトカ
プラ31、ホトトライアック33はオフする。ヒータ2、ポ
ンプ3、温風ファン5は動作を停止する。押釦スイッチ
17あるいは18が押されれば、各々に対応した「タイマー
運転」、「クリーニング運転」が行なわれる。
本発明においては、すでに述べたように、押釦スイッ
チ15「切」は他の押釦スイッチと同時押しされた場合に
は優先されるようになっている。
発明の効果 以上本発明によれば、マイコンの入力はパルス処理で
はなくアナログ処理なので、ノイズに対して強く、従っ
てノイズ対策がパルス処理に比べて比較的容易である。
加えて配線本数も少なくて済む。
また、押釦スイッチの同時押しに対するソフト処理
は、タイミングに関係なくアナログ電圧だけで処理され
るので、簡単になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す配線図、第2図は操作
部の他の実施例の配線図である。 3……ポンプ、6……マイコン、15〜18……押釦スイッ
チ、60〜64……抵抗、19〜26……抵抗、27……コンパレ
ータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押釦スイッチの動作状態をマイコンで読み
    取り燃焼器の運転制御を行なうものにおいて、押釦スイ
    ッチ15、16、・・・の個々にそれぞれ対応して抵抗器6
    0、61、・・・をそれぞれ直列または並列接続するとと
    もに、押釦スイッチのなかで動作上一番重要であるスイ
    ッチから優先的に順位を決定して、その順位に従ってそ
    れぞれと対応する抵抗器の抵抗値の大きさを設定し、押
    釦スイッチと抵抗器の接続が直列接続である場合にはそ
    れらを並列接続し、他方それが並列接続である場合には
    それらを直列接続して操作部となし、この操作部に分圧
    電圧発生用の抵抗器(64)を直列接続し、この分圧回路
    により得られる分圧電圧をA/D変換してマイコン(6)
    に入力し、操作された押釦スイッチがいずれであるかを
    このマイコンにより判定して制御する燃焼器の運転制御
    装置。
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