JPH04114171A - 電子写真用負帯電性シアントナー - Google Patents

電子写真用負帯電性シアントナー

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JPH04114171A
JPH04114171A JP2234906A JP23490690A JPH04114171A JP H04114171 A JPH04114171 A JP H04114171A JP 2234906 A JP2234906 A JP 2234906A JP 23490690 A JP23490690 A JP 23490690A JP H04114171 A JPH04114171 A JP H04114171A
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Toru Kusumoto
楠本 徹
Hideaki Iwanaga
岩永 秀明
Hiromitsu Shimazaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、カラー電子写真に用いられる電子写真用負
帯電性シアントナーに関する。
従来の技術 電子写真用カラートナーとして、結着樹脂中に各種の染
料や顔料を分散させたトナーが広く使用されている。こ
れらのカラートナーのうち、電子写真用シアントナーの
着色剤としては、一般にフタロシアニン顔料が用いられ
ている。この顔料は、シアン色を表現するのに最も適し
ている。換言すれば、L″a’b”表色系で表した時に
、L”〜40〜60  a’=o 〜−20b”=−4
0〜−60の色味を表現するには、フタロシアニン顔料
以外の着色剤では困難だということである。また、C,
1,ピグメントブルー15−3に分類される顔料が色味
の点で最も適している。
発明が解決しようとする課題 しかし、フタロシアニンは、本質的にプラスに帯電する
傾向を有しており、負帯電性トナーに用いると、経時的
に画像品質の劣下、特に非画像部の汚れを招き易い。こ
れは、逆帯電トナーが発生し易いからだと考えられる。
これを防止する方法として、トナー組成物として、負帯
電性荷電剤を結着樹脂中に多量に内添する方法や負帯電
性微粉末を多量にトナーに外添する方法、あるいはその
両者を併用する方法がある。だが、荷電剤を多量に内添
する場合は、結着樹脂中に分散しきれない余分な荷電剤
が単独でトナー粉末中に存在し易くなる。そのため耐環
境性が劣り、非画像部が汚れるカブリ現象が発生する。
特に、高温高湿時にその劣下度合が大きい。これは、ト
ナー粉末中に中独に存在する荷電剤が水分を抱き込み、
トナーの帯電性が落ち、逆帯電トナーが発生し易くなる
ためだと考えられる。また、荷電剤は高価であるため、
多量に使うとトナーのコストが上がる。微粉末を多量に
外添する場合は、トナーの紙への定着性が低下する。ま
た、耐環境性も劣り、画像濃度低下が起き易くなる。特
に、低温低湿時にその劣下度合が大きい。これは、低湿
のため、外添剤の作用によるトナーの帯電性が異常に上
がるためだと考えられる。
また、キャリアと呼ばれる鉄粉やフェライト粉にトナー
を一定割合で混合し、両者を摩擦帯電させて使用する二
成分現像剤では、キャリア表面を正帯電性樹脂でコート
し、トナーの帯電性を上げ逆帯電トナーの発生を抑える
方法もある。しかし、この方法は、コート量を多くしな
ければ画像品質を良くする効果が小さい。コート量を多
くすると、経時的にコート剤がはがれる可能性が高くな
り、はがれると現像剤中でトナーと混ざり、トナーの帯
電量を落し、逆帯電トナーが発生し易くなり、カブリの
原因となる。
本発明は、上記従来技術の欠点を改善し、最適なシアン
色を表現し、負帯電荷電剤を多量にトナー中に内添しな
くても、また多量の帯電微粉末を外添しなくても帯電安
定性に優れ、画像濃度の低下やカブリの発生を防止でき
る電子写真用負帯電性シアントナーを提供することを目
的としている。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、フタロシアニン顔料の表面
を酸化アルミニウム微粒子かまたは酸化チタンの少なく
とも一方によって被覆した。
作    用 この構成により、酸化アルミニウム微粒子及び酸化チタ
ン微粒子は、導電性を有するので、この微粒子で顔料の
表面を被覆することにより、顔料自身がプラスに帯電す
るのを抑制できるとともにトナーの極性に、顔料が影響
を与えることがなくなる。
実施例 以下、本発明を実施例により更に具体的に説明する。
本実施例に使用する酸化アルミニウム微粉子としては、
10〜1100nの白色微粒子がよい。
この微粒子としては、A1ui+inum 0xide
 C(日本アエロジル(株))のようなものがある。
フタロシアニン顔料としては、シアン色としての色味の
点で、C,1,ピグメントブルー15−3に属する顔料
がよい。この顔料としては、シアニンブルー4938 
 (大日精化工業(株))、モナストラル・ブルーBG
(ICI)、ホスタベルム・ブルーBG(ヘキスト)、
スミカブリント・シアニンブルーGN−0−3(住人化
学工業(株))、リオノール・ブルーGLA (東洋イ
ンキ製造(株))、KETブルー104、KETブルー
111(大日本インキ化学工業(株))などがあげられ
る。
顔料の表面を酸化アルミニウム微粒子で被覆する方法は
、ヘンシェルミキサやスーパーミキサに顔料:酸化アル
ミニウム微粒子=100+ 0.1〜100:  10
の重量比で、より好ましくは100: 3〜100ニア
で仕込み、高速回転により行う。
本実施例に使用する上記顔料のトナー組成物としての添
加量は、樹脂100重量部に対して0゜1〜10重量部
が望ましい。更に望ましくは2゜O〜4.0重量部であ
る。0.1重量部以下であると発色特性が得られず十分
な画像濃度が確保できなくなり、10重量部以下である
と顔料の樹脂に対する分散が低下し、帯電特性が劣下す
る。
トナーの帯電制御は、結着樹脂、顔料自体で行ってもよ
いが、必要に応じて、色再現上問題の生しないような帯
電制御剤を併用してもよい。例えば、含金染料の金属キ
レート類、酸性もしくは電子吸引性の有機物質などを用
いることができる。
なお、本発明の結着樹脂としては、公知のものが全て使
用可能である。例えば、ポリスチレン、ポリ・αメチル
スチレン、クロロポリスチレン、スチレン・クロロスチ
レン共重合体、スチレン・プロピレン共重合体、スチレ
ン・ブタジェン共重合体、スチレン塩化ビニル共重合体
、スチレン酢酸ビニル共重合体、スチレン・マレイン酸
共重合体、スチレン・アクリル酸エステル共重合体、ス
チレン・メタクリル酸エステル共重合体、スチレン・α
クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン・アクリロ
ニトリル・アクリル酸エステル共重合体などのスチレン
系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体
または共重合体)、エポキシ樹脂、ウレタン変性エポキ
シ樹脂、シリコン変性エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂
、塩化ビニル樹脂、スチレン酢酸ビニル共重合体、ロジ
ン変性マレイン酸樹脂、フェニル樹脂、ポリエチレン、
ポリプロピレン、アイオマー樹脂、ポリウレタン樹脂、
シリコン樹脂、ケトン樹脂、エチレン・エチルアクリレ
ート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール樹
脂、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族または脂環
族炭化水素樹脂などが単独または混合されて使用できる
。特に本事例に好ましいものとしては、スチレン・アク
リル酸エステル系樹脂、スチレン・メタクリル酸エステ
ル系樹脂、ポリエステル樹脂がある。
また、キャリアとしては公知のものが使用できる。例え
ば、表面酸化または未酸化の鉄または鉄とニッケル、銅
、亜鉛、コバルト、マンガン、クロム、希土類などの金
属およびそれらの合金、酸化物およびフェライトなどが
使用できる。また、これらの表面を種々の樹脂などでコ
ーティングしたものも使用できる。
そして、必要に応じてコロイダルシリカなどの流動性改
質剤をトナーに対して0.01〜6.00重量%、より
好ましくは、0.1〜1.0重量%添加してもよい。
以下、具体的な例を挙げて説明する。なお配合の部数に
ついての内容は全て重量部数であり、これらの実施例に
限定されるものではない。
実施例1 ・結着樹脂 スチレン・アクリル酸エステル系樹脂 100部 (商品名 ハイマーTBL−500:三洋化成工業(株
)製) ・ワックス ポリプロピレン         4部(商品名 ビス
コール550−P:三洋化成工業(株)製) ・荷電剤             4部(商品名 カ
ヤチャージN−3二日本化薬(株)製) ・着色剤 3部 C01,ピグメントブルー15−3 〔上記顔料に対して5重量%の酸化アルミニウム微粒子
で表面被覆しである〕 (商品名C,1,ピグメントブルー15−3: KET
  Blue−111 大日本インキ化学工業(株)製 酸化アルミニウム微粒子 : Aluminum  0xide  C日本アエロ
ジル(株)製) 上記材料を、ヘンシェルミキサで均一に分散し、分散物
を二軸押出機などで溶融混練し、冷却後、ジェットミル
などで微粉砕し、分級機にて平均粒径11μmの分級品
を得た。この分級品に0.3重量%の疎水性シリカ(商
品名   R−972日本アエロジル(株)製)をヘン
シェルミキサで、外添混合し、本発明のシアントナーを
得た。
実施例2 実施例1における結着樹脂を以下のものに変えた以外は
、実施例1と同様にしてシアントナーを得た。
・結着樹脂 飽和ポリエステル樹脂 100部 (商品名 ポリエスタ−HP−300: 日本合成化学
工業(株)製) 実施例3 実施例1における結着樹脂を以下のものに変えた以外は
、実施例1と同様にしてシアントナーを得た。
・結着樹脂 スチレン・アクリル酸系樹脂 100部 (商品名 ZSR−1008:藤倉化成(株)製) 実施例4 実施例1における顔料を以下のものに変えた以外は、実
施例1と同様にしてシアントナーを得・着色剤 C01,ピグメントブルー15−3 3部 (商品名 KET  Blue−104:大日本インキ
化学工業(株)製) なお、上記顔料の表面処理は実施例1と同様である。
又比較例1〜4として、実施例1〜4における顔料を酸
化アルミニウム微粒子で表面処理していないほかは、そ
れぞれ実施例1〜4と同様な材料及び製法によってシア
ントナーを得た。
これらのトナーを各々、フェライトキャリア(商品名 
FL−150パウダーチック社製)と混合し、現像剤と
した。これらの現像剤を用いてレーザープリンタ(商品
名 KX−P4450松下電器産業(株)製)で連続2
0,000枚印宇金行ってその所定枚数ごとのカブリ濃
度を測定したこの結果を第1表に示す。
(以  下  余  白  ) 第 表  カブリ濃度の推移(x)0 ) カブリ濃度測定はマクベス濃度計を用いた。
(以下余白) 第1表かられかるように実施例1〜4のトナーは、連続
印字時において良好な画像品質であった。即ち、画像濃
度はプリント初期〜20,000枚において変化が小さ
く安定しており、その値は満足できるものであった。カ
ブリについても同様に満足できるものであった。
比較例1〜4のトナーは、画像濃度は比較的良好であっ
たが、カブリがプリントランニング途中より目たち始め
、ついには使用に耐えない印字品質となった。
以上の様にフタロシアニン顔料の表面を酸化アルミニウ
ムで被覆したことにより、二成分現像剤として用いた場
合は逆帯電トナーの発生を抑え、優れた経時劣化性を有
するシアントナーを得る事ができる。従って、長期にわ
たり、印字品質の良好なシアン色の画像を提供できる。
また、負帯電性−成分トナーとしても長期にわたり、印
字品質の良好なシアントナーを提供できる。
次に酸化チタンによって被覆したときの他の実施例につ
いて説明する。
他の実施例に使用する酸化チタン微粉子としては、10
〜1100nの白色微粒子がよい。この微粒子としては
、Titanium Dioxide P25 (日本
アエロジル(株))、5TT−300(チタン工業(株
))、TTO−55,ET−500W (6原産業(株
))のようなものがある。
フタロシアニン顔料としては、シアン色としての色味の
点で、C,1,ピグメントブルー15−3に属する顔料
がよい。この顔料としては、シアニンブルー4938 
 (大日精化)、モナストラル・ブルーBG (ICI
)、ホスタベルム・ブルーBG (ヘキスト)、スミカ
ブリント・シアニンブルーGN−0−3(住人化学)、
リオノール・ブルーGLA (東洋インキ)、KETブ
ルー104、KETブルー111 (大日本インキ)な
どがあげられる。
顔料の表面を酸化チタン微粒子で被覆する方法は、ヘン
シェルミキサやスーパーミキサに顔料二酸化チタン微粒
子=100: 0.1〜100:10の重量比で、より
好ましくは100二 3〜100: 7で仕込み、高速
回転により行う。
本発明に使用する上記顔料のトナー組成物としての添加
量は、樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部が
望ましい。更に望ましくは2.0〜4.0重量部である
。0.1重量部以下であると発色特性が得られず十分な
画像濃度が確保できなくなり、10重量部以下であると
顔料の樹脂に対する分散が低下し、帯電特性が劣下する
トナーの帯電制御は、結着樹脂、顔料自体で行ってもよ
いが、必要に応じて、色再現上問題の生じないような帯
電制御剤を併用してもよい。例えば、含金染料の金属キ
レート類、酸性もしくは電子吸引性の有機物質などを用
いることができる。
なお、本実施例の結着樹脂としては、酸化アルミニウム
を用いた実施例と同じ樹脂を用いる事ができる。例えば
、ポリスチレン、ポリ・αメチルスチレン、グロロボリ
スチレン、スチレン・クロロスチレン共重合体、スチレ
ン・プロピレン共重合体、スチレン・ブタジェン共重合
体、スチレン塩化ビニル共重合体、スチレン酢酸ビニル
共重合体、スチレン・マレイン酸共重合体、スチレン・
アクリル酸エステル共重合体、スチレン・メタクリル酸
エステル共重合体、スチレン・αクロルアクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン・アクリロニトリル・アクリル酸
エステル共重合体などのスチレン系樹脂(スチレンまた
はスチレン置換体を含む単重合体または共重合体)、エ
ポキシ樹脂、ウレタン変性エポキシ樹脂、シリコン変性
エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ス
チレン酢酸ビニル共重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂
、フェニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイ
オマー樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、ケトン
樹脂、エチレン・エチルアクリレート共重合体、キシレ
ン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、テルペン樹脂、フ
ェノール樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素樹脂などが
単独または混合されて使用できる。特に本事例に好まし
いものとしては、スチレン・アクリル酸エステル系樹脂
、スチレン・メタクリル酸エステル系樹脂、ポリエステ
ル樹脂がある。
また、本トナーを二成分用トナーとして使用する場合、
キャリアとしては公知のものが使用できる。例えば、表
面酸化または未酸化の鉄または鉄とニッケル、銅、亜鉛
、コバルト、マンガン、クロム、希土類などの金属およ
びそれらの合金、または酸化物およびフェライトなどが
使用できる。またこれらの表面を種々の樹脂などでコー
ティングしたものも使用できる。
また、必要に応じてコロイダルシリカなどの流動性改質
剤をトナーに対して 0.01〜6.00重量%、より好ましくは、0゜1〜
1.0重量%添加してもよい。
なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。以下、配合の部数についての内容は全て重量部数で
ある。
実施例5 ・結着樹脂 スチレン・アクリル酸エステル系樹脂 100部 (商品名 ハイマーTBL−500:三洋化成社製) ・ワックス ポリプロピレン 4部 (商品名 ビスコール550−P:三洋化成社製) ・荷電剤 4部 (商品名 カヤチャージN−3= 日本化薬社製) ・着色剤 3部 C,1,ピグメントブルー15−3 〔上記顔料に対して5重量%の酸化チタン微粒子で表面
被覆しである〕 (商品名 C,1,ピグメントブルー15−3: KE
T  Blue−111 大日本インキ社製 酸化チタン微粒子 :  T itanium D 1oxide P 2
5日本アエロジル社製) 上記材料を、ヘンシェルミキサで均一に分散し、分散物
を二軸押出機などで溶融混練し、冷却後、ジェットミル
などで微粉砕し、分級機にて平均粒径11μmの分級品
を得た。この分級品に0.3重量%の疎水性シリカ(商
品名   R−972日本アエロジル社製)をヘンシェ
ルミキサで、外添し、本発明のシアントナーを得た。
実施例6 実施例1における結着樹脂を以下のものに変えた以外は
、実施例1と同様にしてシアントナーを得た。
・結着樹脂 飽和ポリエステル樹脂 100部 (商品名 ポリエスタ−HP−300: 日本合成化学
社製) 実施例7 実施例1における結着樹脂を以下のものに変えた以外は
、実施例1と同様にしてシアントナーを得た。
・結着樹脂 スチレン・アクリル酸系樹脂 100部 (商品名 ZSR−1008:藻食化成社製) 実施例8 実施例1における顔料を以下のものに変えた以外は、実
施例1と同様にしてシアントナーを得た。
・着色剤 C,1,ピグメントブルー15−3 3部 (商品名 KET  Blue−104:大日本インキ
社製) なお、上記顔料の表面処理は実施例1と同様。
実施例9 実施例1における酸化チタン微粒子を以下のものに変え
た以外は、実施例1と同様にしてシアントナーを得た。
・着色剤 C,1,ピグメントブルー15−3 3部 顔料への酸化チタン微粒子の添加量は実施例1と同様で
ある。
(商品名 酸化チタン微粒子: ET−500W 5原
産業社製) 比較例5〜8として実施例5〜8における顔料を酸化チ
タン微粒子で表面処理していないほかは、それぞれ実施
例5〜8と同様にしてシアントナーを得た。
これらのトナーを各々、フェライトキャリア(FL−1
50パウダーチック社製)と混合し、現像剤とした。こ
れらの現像剤を用いてレーザープリンタ(商品名 KX
−P4450  払下電器産業社製)で連続20.00
0宇金字を行い、所定枚数ごとのカブリ濃度の測定を行
なった。
第2表 カブリ濃度の推移(XIO) (以下余白) カブリ濃度測定1はマタベヌ濃度計を用Ll、’、=。
(以下余白) 実施例5〜9のトナーは、連続印字時において良好な画
像品質であった。即ち、画像濃度はプリント初期〜 2
0,000枚において変化が小さく安定してお町、その
値は満足できるものであった。カブリについても同様に
満足できるものであった。
比較例5〜8のトナーは、画像濃度は比較的良好であっ
たが、カブリがプリントランニング途中より目たち始め
、ついには使用に耐えない印字品質となった。
以上の様にフタロシアニン顔料の表面を酸化チタンで被
覆したことにより、逆帯電トナーの発生を抑え、優れた
維持劣化性を有する負帯電性トナーを得る事ができる。
よって長期にわたり、印字品質の良好なシアン色の画像
を提供する事ができる。また、負帯電性−成分シアント
ナーとしても広く使用出来る。
なお本実施例において、フタロシアニン顔料の表面を酸
化チタン及び酸化アルミニウムそれぞれ単独で被覆した
けれども、酸化チタン及び酸化アルミニウムを混合した
ものを被覆しても同様の効果を得る事ができる。
発明の効果 本発明は、フタロシアニン顔料の表面を酸化アルミニウ
ム微粒子かまたは酸化チタンの少なくとも一方によって
被覆した事により、酸化アルミニウム微粒子及び酸化チ
タン微粒子は、導電性を有するので、この微粒子で顔料
の表面を被覆することにより、顔料自身がプラスに帯電
するのを抑制できるとともにトナーの極性に、顔料が影
響を与えることがなくなるので、最適なシアン色を表現
し、負帯電荷電剤を多量にトナー中に内添しなくても、
また多量の帯電微粉末を外添しなくても帯電安定性に優
れ、画像濃度の低下やカブリの発生を防止できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)着色剤および結着樹脂を主成分とし、前記着色剤
    が酸化アルミニウム微粒子で表面を被覆したフタロシア
    ニン顔料である事を特徴とする電子写真用負帯電性シア
    ントナー。(2)着色剤および結着樹脂を主成分とし、
    前記着色剤が酸化チタン微粒子で表面を被覆したフタロ
    シアニン顔料である事を特徴とする電子写真用負帯電性
    シアントナー。 (3)着色剤および結着樹脂を主成分とし、前記着色剤
    が酸化アルミニウム微粒子及び酸化チタン微粒子の双方
    で表面を被覆したフタロシアニン顔料である事を特徴と
    する電子写真用負帯電性シアントナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009139638A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Tomoegawa Paper Co Ltd 静電荷像現像用トナー製造方法
CN109557780A (zh) * 2017-09-26 2019-04-02 富士施乐株式会社 静电图像显影用色调剂及其应用、图像形成装置及方法

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CN109557780B (zh) * 2017-09-26 2023-12-05 富士胶片商业创新有限公司 静电图像显影用色调剂及其应用、图像形成装置及方法

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