JP2000214636A - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
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- JP2000214636A JP2000214636A JP1648199A JP1648199A JP2000214636A JP 2000214636 A JP2000214636 A JP 2000214636A JP 1648199 A JP1648199 A JP 1648199A JP 1648199 A JP1648199 A JP 1648199A JP 2000214636 A JP2000214636 A JP 2000214636A
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Abstract
くし、連続使用に際して、経時的に画質の変化の少ない
カラー画像を安定して得ることができる画像形成方法を
提供する。 【解決手段】 少なくとも潜像担持体上に形成された潜
像をイエロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナ
ーを用いて現像し、可視化する画像形成方法であって、
各トナーの体積平均粒子径が7μm以下であり、各トナ
ーの圧縮比が0.43以下であり、イエロートナー、マ
ゼンタトナーおよびシアントナーの圧縮比の差が0.0
3以内であり、かつ、イエロートナー、マゼンタトナー
およびシアントナーの帯電量の最小と最大の比が1.0
0〜1.15であり、キャリアの平均粒子径が20〜5
0μmの範囲であり、プロセススピードが200mm/
sec以上である。
Description
ー、ファクシミリ等に適する多色画像形成方法に関す
る。
めの現像剤として、トナーとキャリアからなる2成分現
像剤がしばしば使用される。2成分現像剤におけるキャ
リアとしては、種々のもが用いられており、例えば、酸
化鉄粉をはじめとする導電性キャリアとコート系の絶縁
性キャリアとが代表的なものとしてあげられる。
しては、熱可塑性樹脂に着色剤を混合したものが一般的
なものとしてあげられる。さらに、流動性、帯電性、ク
リーニング性等を向上して、プロセス適合性を有するよ
うにするために、外添剤として種々の無機および有機微
粉末を添加することが知られており、例えばシリカ、酸
化チタン、アルミナ、酸化錫等を使用することが提案さ
れている。また、酸化チタン微粉末は環境依存性と電荷
交換性およびトナー外部に添加した際の流動性の良さか
ら、近年頻繁に用いられるようになっている。
ナーとキャリア間の非静電的付着力を低下させ、トナー
によるキャリアの汚染を防止するために、キャリア表面
をフッ素含有樹脂で被覆したものを用いることが提案さ
れており、現像剤の長寿命化が図られている。また、近
年高画質の要求が高まってきており、複写機および現像
剤ともにさまざまな改善が計られてきている。複写工程
には現像、転写、クリーニング、定着の各工程が含まれ
るが、特に現像工程において現像剤の帯電劣化に伴う画
質の悪化を改善すること、さらには連続複写における画
質の安定性を改善することが望まれている。
における上記種々の問題を解決することを目的としてな
されたものである。すなわち、本発明の目的は、現像剤
の帯電劣化による画質への影響を小さくし、経時的に画
質の変化の少ない安定したカラー画像を得ることができ
る画像形成方法を提供することにある。
記の条件を満たす画像形成方法を採用することによって
達成することができる。すなわち、本発明の画像形成方
法は、少なくとも潜像担持体上に形成された潜像をイエ
ロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナーを用い
て現像し、可視化するものであって、各トナーの体積平
均粒子径が7μm以下であり、各トナーの圧縮比が0.
43以下であり、イエロートナー、マゼンタトナーおよ
びシアントナーの圧縮比の差が0.03以内であり、イ
エロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナーの帯
電量の最小と最大の比が1.00〜1.15であり、キ
ャリアの平均粒子径が20〜50μmの範囲であり、プ
ロセススピードが200mm/sec以上であることを
特徴とする。
ーの粒度分布は、下記式(1)および下記式(2)を満
足することが好ましい。 D16/D50≦1.27 (1) (式中D16は、体積平均粒子径の大粒子側から計算した
16%目の体積平均粒子径、D50は、体積平均粒子径の
大粒子側から計算した50%目の体積平均粒子径を示
す。) P50/P84≦1.45 (2) (式中P50は、個数平均粒子径の大粒子側から計算した
50%目の個数平均粒子径、P84は、個数平均粒子径の
大粒子側から計算した84%目の個数平均粒子径を示
す。) また、キャリアに対するトナーの被覆率は、20〜70
%の範囲であることが好ましい。本発明の画像形成方法
は、トナーがキャリアと共に現像機に供給され、かつ余
剰現像剤を回収する、いわゆるトリクル現像方式のもの
に適用するのが好ましい。
に説明する。本発明は、潜像担持体上に形成された潜像
をイエロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナー
を用いて現像する画像形成方法、特に、トナーをキャリ
アと共に現像機に供給される、いわゆるトリクル現像方
式を採用する画像形成方法において、各トナーの圧縮比
および各トナーの帯電量、および好ましくはキャリアに
対するトナーの被覆率、プロセススピードを規定するこ
とに特徴を有する。
する。なお、本発明においては黒色トナーを併用するこ
とも可能である。本発明に用いるトナーは、結着樹脂と
着色剤とを主成分して構成される。使用される結着樹脂
としては、スチレン、クロロスチレン等のスチレン類、
エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等のモ
ノオレフィン類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安
息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル類、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸
フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のαーメ
チレン脂肪族モノカルボン酸のエステル類、ビニルメチ
ルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエー
テル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケトン、ビニ
ルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビ
ニルケトン類等の単独重合体および共重合体を例示する
ことができ、特に代表的な結着樹脂としてはポリスチレ
ン、スチレンーアクリル酸アルキル共重合体、スチレン
ーメタクリル酸アルキル共重合体、スチレンーアクリロ
ニトリル共重合体、スチレンーブタジエン共重合体、ス
チレンー無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリ
プロピレンをあげることができる。さらに、ポリエステ
ル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポ
リアミド、変性ロジン、パラフィンワックス等をあげる
ことができる。
リンブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウル
トラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイ
エロー、メチレンブルークロリド、銅フタロシアニン、
マラカイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ロ
ーズベンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1、
C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメン
ト・レッド57:1、C.I.ピグメント・レッド8
1:1、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.
ピグメント・イエロー12、C.I.ピグメント・イエ
ロー17、C.I.ピグメント・ブルー15:1、C.
I.ピグメント・ブルー15:3等をあげることができ
る。
あることが必要である。体積平均粒子径が7μmよりも
大きくなると、画質が低下し、特に粒状性が低下する。
(1)および(2)を満足することが好ましい。各トナ
ーの粒度分布が、前記式(1)を満足しない場合には、
粒状性が低下しやすくなり、また、上記式(2)を満足
しない場合には、現像剤寿命が低下しやすくなる。
としては、一般に無機酸化物微粒子が好ましく使用され
る。例えば、SiO2 、TiO2 、Al2 O3 、Fe2
O3、MnO、ZnO、MgO、CaO、K2 O、Na
2 O、SnO2 、ZrO2 、CaO・SnO2 、K2 O
・(TiO2 )n等の微粒子をあげることができる。さ
らに上記成分のほかに、必要に応じて帯電制御剤、離型
剤(ワックス類)、クリーニング助剤を含有させること
ができる。本発明で用いる無機酸化物微粒子の粒径は3
nm〜1μmの範囲のもの、好ましくは5nm〜100
nmの範囲のものが使用される。
てもよく、他の無機酸化物微粒子等と併用してもよい。
また、有機物微粒子も使用することができるが、単体で
用いた場合、粉体流動性が悪化し搬送不良を生じさせる
場合があるので、無機酸化物微粒子と併用するのが好ま
しい。本発明では、特にTiO2 、SiO2 が好ましく
用いられる。
は、0.43以下であって、かつイエロートナー、マゼ
ンタトナー、シアントナーの圧縮比の差が0.03以内
であることが必要である。すなわち、トナーとキャリア
を同時に供給する場合に各色毎のキャリアの供給のされ
方の差を小さく制御するため、および現像機へのトナー
の供給のされ方の差を小さく制御するために、上記の範
囲にあることが必要である。圧縮比が0.43よりも高
い場合には、トナーカートリッジから現像機への搬送性
が悪化する。上記三色のトナーの圧縮比の差が0.03
を越えると、キャリアの供給のされ方の差が大きくなっ
て帯電量が変動し、また、同様に各トナーの供給量が変
動して、帯電量およびトナー濃度が変動する。これらの
変動が各色毎に大きいとカラーバランスの悪い画質とな
ってしまう。特に連続プリントの際、一枚目から数十枚
の間で同じオリジナル画像であるにもかかわらず、濃
度、色の異なる複写物が生じるようになる。なお、本発
明においてトナーの圧縮比は、ホソカワミクロン社製パ
ウダーテスターを用いて、ゆるみ見掛比重と固め見掛比
重とを測定し、ゆるみ見掛比重と固め見掛比重との比を
圧縮比とした。
ナーに対する被覆率を制御することによって、0.43
以下の所定の値に制御することができる。そのために
は、トナーに対する外添剤の被覆率は、20%以上であ
ることが必要であり、好ましくは30%以上である。な
お、被覆率は、トナーおよび外添剤を球形と仮定して近
似的に算出することができる。また、本発明において、
トナーの圧縮比は各カラートナーにおいて0.03以内
のほぼ同じレベルであることが必要であるが、そのため
には、各カラートナーについて、同じ外添剤を同量添加
し、さらに同じ被覆率、同じ強さで混合/付着させるこ
とが必要である。
ー、マゼンタトナーおよびシアントナーの帯電量の最小
と最大の比が1.00〜1.15であることが必要であ
る。一般に、2成分現像剤の場合、トナー濃度の制御に
より帯電量を同一にし、任意の現像量を得る。しかしな
がら、トナー濃度の差が大きくなると現像剤の抵抗が変
化し、静電潜像への現像性が変化したり、低電位部への
現像性が低下することがある。この現像性が各カラート
ナーによって異なると、やはりカラーバランスの悪い画
像が得られるようになる。したがって、この現像性の差
が大きくならないように帯電量の最小と最大の比を上記
の範囲にすることが必要なのである。
されるキャリアとしては、フェライト、マグネタイト、
鉄粉等の磁性粒子を被覆材料で被覆した、いわゆるコー
トキャリアが望ましい。キャリアの平均粒子径は、20
〜50μmの範囲であることが必要である。平均粒子径
が50μmを超えると、現像機内ストレスにより被覆層
の剥がれが生じ、キャリア抵抗が低下する。逆に20μ
mよりも低くなると、キャリアがコピー上に移行するB
COと呼ばれるトラブルが発生しやすくなったり、トナ
ーインパクションが発生して、現像剤抵抗が上昇する。
これらの現象はキャリア一粒当りの重量に起因している
ものと推定される。
は、3000エルステッドにおける飽和磁化が50em
u/g以上であるのが好ましく、より好ましくは60e
mu/g以上である。飽和磁化が50emu/gより低
い磁力の磁性粒子の場合は、キャリアがトナーとともに
感光体上に現像されてしまう。
帯電性を付与するための帯電付与樹脂およびトナー成分
のキャリアへの移行を防止するための低表面エネルギー
材料が用いられ、被覆樹脂層の抵抗制御のために導電粉
を用いてもよい。
与樹脂としては、アミノ系樹脂、例えば尿素−ホルムア
ルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、
ユリア樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂等があげら
れる。またポリビニルおよびポリビニリデン系樹脂、例
えばアクリル樹脂、ポリメチルメタアクリレート樹脂、
ポリアクリロニトリル樹脂、ポリビニルアセテート樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂等も使用できる。さらにエチ
ルセルロース樹脂等のセルロース系樹脂等があげられ
る。またトナーに正帯電性を付与するための帯電付与樹
脂としては、ポリスチレン樹脂、スチレンアクリル共重
合樹脂のようなポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル等
のハロゲン化オレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂等のポリエ
ステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等があげられ
る。
ための低表面エネルギー材料としては、ポリスチレン樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリ弗化ビニル樹脂、ポリ弗化
ビニリデン樹脂、ポリトリフルオロエチレン樹脂、ポリ
ヘキサフルオロプロピレン樹脂、および弗化ビニリデン
とアクリル単量体との共重合体、弗化ビニリデンと弗化
ビニルとの共重合体、テトラフルオロエチレンと弗化ビ
ニリデンと非弗化単量体とのターポリマー等のフルオロ
ターポリマー、およびシリコーン樹脂等が使用できる。
ク、酸化チタン、酸化錫、酸化亜鉛等が使用できる。こ
れらの導電粉は、平均粒子径1μm以下のものが好まし
い。平均粒子径が1μmよりも大きくなると電気抵抗の
制御が困難になる。
させてもよく、相溶しない場合は相分離構造でもよい。
また低表面エネルギー材料中に電付与樹脂を微粒子状に
分散してもよい。上記被覆層を磁性粒子上に形成させる
方法としては、被覆層形成用原料溶液(溶剤中に帯電付
与樹脂、低表面エネルギー材料、導電粉等を含む)を用
いればよい。具体的には、磁性粒子表面に被覆層形成原
料溶液を噴霧、脱溶剤を行うスプレードライ法、ニーダ
ーコーターの中で磁性粒子と被覆層形成原料溶液とを混
合し、脱溶剤を行うニーダーコーター法があげられる。
ナーと組み合わせて現像剤として用いることができる
が、特にフルカラー現像剤として用いるのが好ましい。
の被覆率(カバレッジ)は、20〜70%にすることが
好ましい。被覆率が20%を下回ると現像剤の抵抗が下
がりすぎ、キャリア自体が現像されたり、ブラシマーク
と呼ばれる現像剤のブラシ筋が画像に生じる。また、被
覆率が70%を越えると、現像剤の抵抗が上がりすぎ、
低電位部への現像性が低下してしまう等の画質欠陥が生
じる。この現象はプロセススピード200mm/sec
以上、特に220mm/sec以上にした時に顕著であ
る。
ドが200mm/sec以上であることを特徴とする。
現像性は、プロセススピードを速くすると悪化するの
で、遅くすることによって改善させることができるが、
その場合はプリントの生産性が低下するという問題があ
る。しかしながら、本発明によれば、上記の要件を満足
することによって、プロセススピードが200mm/s
ec以上においても、良好な現像性を維持することが可
能であり、プリントの生産性を低下させることなく、良
好な画質の画像を形成することが可能になる。本発明は
特にプロセススピードが220mm/sec以上の時
に、より効果的である。
がキャリアと共に現像機に供給されるトリクル現像方式
によって現像されるのが好ましい。すなわち、トナーカ
ートリッジに適量のキャリアをトナーとともに投入して
おき、トナーが消費されることによりトナー供給ととも
に一定のキャリアが現像機に供給され、一方で余剰現像
剤を回収し、常に現像剤の帯電レベルを一定に保つよう
にすればよい。一般に二成分現像剤ではトナーは常に消
費され新しく入れ替わるが、キャリアは現像器内に残留
し、トナー成分による汚染にさらされ、いずれ寿命に至
る。この寿命は主にトナー消費量に対応し、消費量が多
いほど早く寿命が尽きるのである。したがって、トナー
消費量に対応してキャリアを供給する上記の現像方式は
効果的であり、キャリアの供給比率をコントロールする
ことにより、現像剤寿命を飛躍的に長くすることが可能
になる。
粉砕、風力分級して体積平均粒子径6.7μmの着色粒
子を得た。この着色粒子に、下記の材料を添加し、ヘン
シェルミキサーで混合してマゼンタトナーを得た。 シリカ(処理前比表面積50m2 /g、 1重量部 ジメチルシリコーンオイル、100cs) チタニア(イソブチルシラン30重量%処理) 0.7重量部
料(C.I.ピグメント・イエロー17 7.5重量
部)、シアン顔料(C.I.ピグメント・ブルー15:
3 4.5重量部)を使用した以外は、上記と同様にし
てイエロートナーおよびシアントナーを作製した。各ト
ナーの圧縮比は、マゼンタトナー:0.38、イエロー
トナー:0.38、シアントナー:0.39であった。
また、各トナーの粒度分布は、D16/D50=1.22、
P50/P84=1.41。
散し、被覆層形成液を作製した。この被覆層形成液とフ
ェライト粒子とを真空脱法型ニーダに入れ、60℃で3
0分間攪拌した後、脱溶媒してキャリアを得た。上記の
キャリアにおいて、メラミン樹脂微粒子の量を、0.1
重量部、0.2重量部および0.5重量部に変更した以
外は同様にしてキャリアを作製した。
重量部を添加したキャリアを、マゼンタトナーにおいて
は、メラミン樹脂微粒子0.5重量部を添加したキャリ
アを、シアントナーにおいては、メラミン樹脂微粒子
0.3重量部を添加したキャリアを使用し、それぞれト
ナー濃度8重量%になるように配合してVブレンダーを
用いて混合して現像剤を調製した。
6:1の割合(トナー300重量部に対してキャリア6
0重量部)でトナーカートリッジに投入した。なお、キ
ャリアとしては、メラミン樹脂微粒子を0.5重量部含
有するキャリアを用いた。トナーカートリッジにトナー
と共に入れたキャリアは、現像機中のトナーの消費に伴
い現像機に供給される。このときキャリアは消費されず
に現像機内に残るが、一定容積になったところで、現像
機より排出されるように改造してテストを行った。この
ようなシステムにすることにより、常に新しいキャリア
を供給でき、安定した帯電量が得られる。
ロックス社製A color635改造機にて1万枚の
コピーテストを実施した。実験条件は28℃、85%の
環境下で行った。各現像剤の性状および評価結果を表1
に示す。
ン処理量50重量%のチタニアを用い、その添加量を1
割減らした以外は、実施例1と同様にして各トナーを調
製し、同様にして現像剤を作製した。各トナーの圧縮比
は、マゼンタトナー:0.38、イエロートナー:0.
38、シアントナー:0.41であった。
重量部を添加したキャリアを、マゼンタトナーにおいて
は、メラミン樹脂微粒子0.2重量部を添加したキャリ
アを、シアントナーにおいては、メラミン樹脂微粒子
0.2重量部を添加したキャリアを使用し、それぞれト
ナー濃度8重量%になるように配合してVブレンダーを
用いて混合し、その他は実施例1と同様にして各現像剤
を調製した。
重量部を添加したキャリアを、マゼンタトナーにおいて
は、メラミン樹脂微粒子0.5重量部を添加したキャリ
アを、シアントナーにおいては、メラミン樹脂微粒子
0.5重量部を添加したキャリアを使用し、それぞれト
ナー濃度8重量%になるように配合してVブレンダーを
用いて混合し、その他は実施例1と同様にして各現像剤
を調製した。
外は、実施例1と同様にしてトナーを調製し、同様に現
像剤を作製した。各トナーの圧縮比は、マゼンタトナ
ー:0.38、イエロートナー:0.38、シアントナ
ー:0.43であった。 比較例2 イエロートナーにおいては、メラミン樹脂微粒子0.5
重量部を添加したキャリアを、マゼンタトナーにおいて
は、メラミン樹脂微粒子0.5重量部を添加したキャリ
アを、シアントナーにおいては、メラミン樹脂微粒子
0.3重量部を添加したキャリアを使用し、それぞれト
ナー濃度8重量%になるように配合してVブレンダーを
用いて混合し、その他は実施例1と同様にして各現像剤
を調製した。
なるように変更した以外は、実施例1と同様にして現像
剤を作製した。 比較例4 現像剤のトナー濃度が14.0%、カバレッジが75%
になるように変更した以外は、実施例1と同様にして現
像剤を作製した。 比較例5 トナーの粒子径を7.5μmにしたこと以外は、実施例
1と同様にして現像剤を作製した。
施例1と同様にして現像剤を作製した。 比較例7 キャリアに用いるフェライト粒子の平均粒子径を20μ
mにしたこと以外は、実施例1と同様にして現像剤を作
製した。 比較例8 キャリアに用いるフェライト粒子の平均粒子径を60μ
mにしたこと以外は、実施例1と同様にして現像剤を作
製した。 比較例9 プロセススピードを180mm/secにしたこと以外
は、実施例1と同様にして現像剤を作製した。
び評価結果を表1に、比較例1〜9における各現像剤の
性状および評価結果を表2に示す。
いからG5悪いまでを5段階の見本により評価したもの
であり、G2まではそれぞれ許容レベルであり、G3以
上は許容範囲外のものである。以上の評価結果が示すよ
うに、実施例の現像剤は優れた画質を提供することがで
きる。
有するから、現像剤の帯電劣化による画質への影響が小
さくなり、連続使用に際して、経時的に画質の変化の少
ないカラー画像を安定して得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも潜像担持体上に形成された潜
像をイエロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナ
ーを用いて現像し、可視化する画像形成方法において、
各トナーの体積平均粒子径が7μm以下であり、各トナ
ーの圧縮比が0.43以下であり、イエロートナー、マ
ゼンタトナーおよびシアントナーの圧縮比の差が0.0
3以内であり、イエロートナー、マゼンタトナーおよび
シアントナーの帯電量の最小と最大の比が1.00〜
1.15であり、キャリアの平均粒子径が20〜50μ
mの範囲であり、プロセススピードが200mm/se
c以上であることを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1648199A JP2000214636A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1648199A JP2000214636A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000214636A true JP2000214636A (ja) | 2000-08-04 |
JP2000214636A5 JP2000214636A5 (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=11917489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1648199A Pending JP2000214636A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000214636A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002131987A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷像現像剤、キャリアの再利用方法、および、現像剤カートリッジ |
JP2003140402A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成方法、該方法に用いる補給用トナーおよびその製造方法、並びにキャリア含有トナーカートリッジ |
JP2016071346A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給カートリッジ |
-
1999
- 1999-01-26 JP JP1648199A patent/JP2000214636A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002131987A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷像現像剤、キャリアの再利用方法、および、現像剤カートリッジ |
JP2003140402A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成方法、該方法に用いる補給用トナーおよびその製造方法、並びにキャリア含有トナーカートリッジ |
JP2016071346A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給カートリッジ |
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