JPH11231576A - 反転現像用キャリア - Google Patents

反転現像用キャリア

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JPH11231576A
JPH11231576A JP5013498A JP5013498A JPH11231576A JP H11231576 A JPH11231576 A JP H11231576A JP 5013498 A JP5013498 A JP 5013498A JP 5013498 A JP5013498 A JP 5013498A JP H11231576 A JPH11231576 A JP H11231576A
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JP
Japan
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carrier
emu
saturation magnetization
parts
magnetic powder
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JP5013498A
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Takayuki Sano
隆之 佐野
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Tomoegawa Co Ltd
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Tomoegawa Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像濃度が十分あり、地カブリが少なく、且
つ多数枚プリントしても何等問題のない新規な反転現像
用キャリアを提供すること。 【解決手段】 磁性粉が含有されたコート剤をコア材粒
子の表面に被覆した反転現像用キャリアであって、前記
コア材粒子の飽和磁化をAσsemu/g及び平均粒子
径をAdμm、前記磁性粉の飽和磁化をBσsemu/
g及び平均粒子径をBdμmとした場合、下記(1)及
び(2)式を満足する反転現像用キャリア。 Bσs−Aσs≧15emu/g ・・・(1) Ad/Bd≧50 ・・・(2)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真法、静電記
録法あるいは静電印刷法等で形成した静電像を現像する
のに用いる反転現像用キャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真用複写機においては、原
稿像と同じ像を感光体上に形成する正転現像法が使用さ
れている。しかしながら、近年、原稿像に対して反転し
た反転画像を感光体上に形成する反転現像法も使用され
るようになり、この方法は主にプリンターに採用されて
いる。一般に反転現像法を使用した負極性トナーは次の
ようにして現像される。まず、メインチャージャーによ
って感光体表面に負極性の電荷を一様に帯電させ、その
感光体表面をレーザー光等を画線状に照射することによ
り照射部の電荷を除去し、潜像電位を低下させる。この
ようにして、井戸型ポテンシャルの潜像を形成し、現像
機に負極性の現像バイアスを印加することによって露光
された井戸型ポテンシャルの潜像部に負極性トナーを現
像せしめるものである。このような原理に基づいた反転
プリンターでは、感光体上の現像電位を大きくとること
が難しいため、画像濃度が出難く、原稿像の非画像部に
対応した部分の感光体表面上にトナーが現像し、その結
果地カブリの多いプリント画像となってしまうという根
本的な問題を有するものであった。特にこの問題は多く
の枚数をプリントすると顕著に現れる問題である。
【0003】従来は上記問題を改善するため、トナーと
摩擦帯電させるためのキャリアに着目し、キャリアの粒
径を小さくしたり高抵抗キャリアを用いる方法が一般的
である。この方法によれば、高抵抗キャリアを使用する
ことで非画像部のトナー付着をなくし、更に粒径の小さ
なキャリアを使用することで現像剤中のトナー濃度を高
くし、画像濃度を高くするということが行われていた。
しかしながら、このような従来の方法では転写紙上へキ
ャリアが転写される現象(以下、キャリア現像と称す)
が発生しやすくなり、更にトナー濃度が高くなるため、
現像機周辺のトナー飛散が発生する等の問題があった。
また、飽和磁化値が大きなキャリアを使用することも試
みられているが、この場合は画像が荒れて画像品質が劣
るという問題を有するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑みてなされたものであり、画像濃度が十分あり、地カ
ブリが少なく、且つ多数枚プリントしても何等問題のな
い新規な反転現像用キャリアを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の概要は、磁性粉
が含有されたコート剤をコア材粒子の表面に被覆した反
転現像用キャリアであって、前記コア材粒子の飽和磁化
をAσsemu/g及び平均粒子径をAdμm、前記磁
性粉の飽和磁化をBσsemu/g及び平均粒子径をB
dμmとした場合、次の式を満足することを特徴とする
反転現像用キャリアである。
【数3】 Bσs−Aσs≧15emu/g ・・・(1)
【数4】 Ad/Bd≧50 ・・・(2)
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明の反転現像用キャリアは、磁性粉が含有されたコー
ト剤をコア材粒子の表面に被覆していなければならな
い。コア材粒子としては、フェライト粒子、マグネタイ
ト粒子、鉄粉等が挙げられる。フェライト粒子としては
MeO−Fe23の混合焼結体が本発明に使用される。
この場合のMeとはMn、Zn、Ni、Ba、Co、C
u、Li、Mg、Cr、Ca、V等であり、そのいずれ
か1種又は2種以上用いれらる。また、マグネタイト粒
子としてはMeO−Fe34の混合焼結体が使用され
る。この場合のMeは上記フェライト粒子の場合と同様
である。
【0007】磁性粉としては、前記コア材粒子と同様の
組成のものが挙げられる。また、コア材粒子と磁性粉と
は、同じ組成のものを組み合わせてもよいし、別の組成
のものを組み合わせて使用してもよい。磁性粉を含有さ
せるためのコート剤用の樹脂は、例えばスチレン−アク
リル共重合体樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体樹
脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等
が挙げられる。磁性粉は、樹脂100重量部に対して4
0〜80重量部含有させることが好ましく、40重量未
満では磁性粉添加の効果があらわれにくく、またコア材
粒子表面に磁性粉を均一に分散させることが困難となり
やすい。一方、80重量部より多い場合はコア材粒子へ
のコート剤の被覆が困難となりやすい。コア材粒子の表
面に磁性粉が含有されたコート剤を形成するには、例え
ば樹脂をトリクロルエチレン、トリクロルメタン、トル
エン、メチルエチルケトン等の溶液で希釈させた樹脂溶
液中に磁性粉を含有させ、該磁性粉を含有させた樹脂溶
液中にコア材粒子を分散浮遊させ、これを50〜70℃
の雰囲気中にスプレー乾燥し冷却することにより得るこ
とができる。
【0008】また、コア材粒子表面へのコート剤の被覆
量は、下記で述べる磁気特性を満足するように磁性粉の
量をコントロールして適宜きめればよいが、例えばコア
材粒子表面とコート剤との合計中0.1〜10重量%の
量で被覆させることが好ましい。コート剤の被覆量が
0.1重量%より少ない場合は本発明の目的を達成しに
くく、10重量%より多い場合ではトナー粒子の摩擦帯
電性を阻害する問題が生じやすい。
【0009】本発明の反転現像用キャリアでは、前記コ
ア材粒子の飽和磁化をAσsemu/g及び平均粒子径
をAdμm、磁性粉の飽和磁化をBσsemu/g及び
平均粒子径をBdμmとした場合、次の式を満足してい
なければならない。
【数5】 Bσs−Aσs≧15emu/g ・・・(1)
【数6】 Ad/Bd≧50 ・・・(2) 飽和磁化の測定は、外部磁化14000エルステッドに
おける飽和磁化を測定したものであり、東英工業社製の
商品名:VSMP−1Sによって測定することができ
る。また、平均粒子径はレーザー回析式粒度分析計(日
機装社製 商品名:マイクロトラック)を用いて測定す
ることができる。Bσs−Aσsが15emu/gより
小さい場合は、トナー粒子への摩擦帯電性が悪いため
に、短時間のうちにトナー粒子に十分な摩擦帯電量を与
えることができず、摩擦帯電量が低いトナー粒子が生じ
るため多数枚プリント後に画像濃度が低く、地カブリが
多い画像となる。また、Ad/Bdが50より小さい場
合は、スリーブ表面上の磁気ブラシの穂が乱雑となり穂
が均一でないため画像が荒れて良好な細線再現性が得ら
れず画像品質が劣るという問題を有する。コア材粒子の
飽和磁化Aσsは60〜90emu/g、磁性粉の飽和
磁化Bσsは80〜100emu/gが好ましく、飽和
磁化Aσsが60emu/gより低いか、又は飽和磁化
Bσsが80emu/gより低い場合は転写紙表面上へ
のキャリア現像が生じやすく、飽和磁化Aσsが90e
mu/gより高いか、又は飽和磁化Bσsが100em
u/gより高い場合は画像が荒れて画像品質が悪くなり
やすい。
【0010】コア材粒子及び磁性粉の飽和磁化を前記の
関係に満足させる手段としては、フェライト粒子やマグ
ネタイト粒子の場合は組成、焼成温度、焼成雰囲気(酸
素量)等の条件を適宜組み合わせることにより調製する
ことができる。例えば、フェライト粒子の場合は、Fe
23のモル比が多くなると、飽和磁化が高くなりやす
く、焼成温度が高い場合は飽和磁化も高くなりやすい。
また焼成時において酸素量が多い雰囲気下において焼成
した場合は飽和磁化が低くなりやすいので、このような
組成比や製造条件等により飽和磁化をコントロールする
ことが可能である。
【0011】また、コア材粒子の平均粒子径Adは60
〜80μm、磁性粉の平均粒子径Bdは0.1〜2μm
が好ましく、平均粒子径Adが60μmより小さいか、
又は平均粒子径Bdが0.1μmより小さい場合は転写
紙表面上へのキャリア現像が生じやすく、平均粒子径A
dが80μmより大きいか、又は平均粒子径Bdが2μ
mより大きい場合は画像が荒れて画像品質が悪くなりや
すい。
【0012】
【実施例】以下、実施例および比較例に基づき本発明を
説明する。ただし、本発明はこれらに限定されるもので
はない。なお、以下の部とは重量部を示す。 <実施例1>トリクロルメタン200部、シリコーン樹
脂10部及びマグネタイトからなる磁性粉(飽和磁化
(Bσs):90emu/g、平均粒子径(Bd):
1.2μm)4部を磁性ボールミルに入れ30分間回転
させ磁性粉を含有させた樹脂溶液を得た。次に上記樹脂
溶液100部を流動造粒乾燥機に入れ、これに更にトリ
クロルエチレンを300部添加した後、フェライトから
なるコア材粒子(飽和磁化(Aσs):74emu/
g、平均粒子径(Ad):60μm)を入れ、流動層で
コア材粒子を樹脂溶液に混合した後、スプレー乾燥する
ことにより本発明の反転現像用キャリアを得た。なお、
この反転現像用キャリアは、Bσs−Aσsは16em
u/gでAd/Bdは50である。
【0013】<実施例2>トリクロルメタン200部、
シリコーン樹脂10部及びマグネタイトからなる磁性粉
(飽和磁化(Bσs):98emu/g、平均粒子径
(Bd):1μm)4部を磁性ボールミルに入れ30分
間回転させ磁性粉を含有させた樹脂溶液を得た。次に上
記樹脂溶液100部を流動造粒乾燥機に入れ、これに更
にトリクロルエチレンを300部添加した後、マグネタ
イトからなるコア材粒子(飽和磁化(Aσs):80e
mu/g、平均粒子径(Ad):70μm)を入れ、流
動層でコア材粒子を樹脂溶液に混合した後、スプレー乾
燥することにより本発明の反転現像用キャリアを得た。
なお、この反転現像用キャリアは、Bσs−Aσsは1
8emu/gでAd/Bdは70である。
【0014】<実施例3>トリクロルメタン200部、
シリコーン樹脂10部及びマグネタイトからなる磁性粉
(飽和磁化(Bσs):98emu/g、平均粒子径
(Bd):1.2μm)4部を磁性ボールミルに入れ3
0分間回転させ磁性粉を含有させた樹脂溶液を得た。次
に上記樹脂溶液100部を流動造粒乾燥機に入れ、これ
に更にトリクロルエチレンを300部添加した後、マグ
ネタイトからなるコア材粒子(飽和磁化(Aσs):6
2emu/g、平均粒子径(Ad):60μm)を入
れ、流動層でコア材粒子を樹脂溶液に混合した後、スプ
レー乾燥することにより本発明の反転現像用キャリアを
得た。なお、この反転現像用キャリアは、Bσs−Aσ
sは36emu/gでAd/Bdは50である。
【0015】<比較例1>トリクロルメタン200部、
シリコーン樹脂10部及びマグネタイトからなる磁性粉
(飽和磁化(Bσs):90emu/g、平均粒子径
(Bd):1.5μm)4部を磁性ボールミルに入れ3
0分間回転させ磁性粉を含有させた樹脂溶液を得た。次
に上記樹脂溶液100部を流動造粒乾燥機に入れ、これ
に更にトリクロルエチレンを300部添加した後、マグ
ネタイトからなるコア材粒子(飽和磁化(Aσs):7
2emu/g、平均粒子径(Ad):60μm)を入
れ、流動層でコア材粒子を樹脂溶液に混合した後、スプ
レー乾燥することにより比較用の反転現像用キャリアを
得た。なお、この反転現像用キャリアは、Bσs−Aσ
sは18emu/gでAd/Bdは40である。
【0016】<比較例2>トリクロルメタン200部、
シリコーン樹脂10部及びマグネタイトからなる磁性粉
(飽和磁化(Bσs):82emu/g、平均粒子径
(Bd):1.3μm)4部を磁性ボールミルに入れ3
0分間回転させ磁性粉を含有させた樹脂溶液を得た。次
に上記樹脂溶液100部を流動造粒乾燥機に入れ、これ
に更にトリクロルエチレンを300部添加した後、フェ
ライトからなるコア材粒子(飽和磁化(Aσs):68
emu/g、平均粒子径(Ad):70μm)を入れ、
流動層でコア材粒子を樹脂溶液に混合した後、スプレー
乾燥することにより比較用の反転現像用キャリアを得
た。なお、この反転現像用キャリアは、Bσs−Aσs
は14emu/gでAd/Bdは53.8である。
【0017】<比較例3>トリクロルメタン200部、
シリコーン樹脂10部及びマグネタイトからなる磁性粉
(飽和磁化(Bσs):90emu/g、平均粒子径
(Bd):1.5μm)4部を磁性ボールミルに入れ3
0分間回転させ磁性粉を含有させた樹脂溶液を得た。次
に上記樹脂溶液100部を流動造粒乾燥機に入れ、これ
に更にトリクロルエチレンを300部添加した後、フェ
ライトからなるコア材粒子(飽和磁化(Aσs):78
emu/g、平均粒子径(Ad):60μm)を入れ、
流動層でコア材粒子を樹脂溶液に混合した後、スプレー
乾燥することにより比較用の反転現像用キャリアを得
た。なお、この反転現像用キャリアは、Bσs−Aσs
は12emu/gでAd/Bdは40である。
【0018】次に下記組成によりトナーを作製した。 上記の配合比からなる原料をスーパーミキサーで混合
し、加圧ニーダーで120℃で熱溶融混練後、ジェット
ミルで粉砕し、その後乾式気流分級機で分級し、分級品
100重量部に対し疎水性シリカ(日本アエロジル社製
商品名:R−972)1重量部をヘンシェルミキサー
で混合して体積平均径が10μmのトナーを得た。
【0019】次に前記各実施例及び比較例のキャリア1
00重量部とトナー6重量部とを混合して現像剤を作製
した。そして、これらの現像剤を反転現像法を用いた市
販のプリンター(松下電器社製 商品名:パピルス P
D−3018)に設置し50000枚までの連続プリン
トを行った。表1に初期及び50000枚後のトナーの
摩擦帯電量、画像濃度、地カブリ及び感光体上の地カブ
リの結果を示した。ここで、摩擦帯電量は東芝ケミカル
社製のブローオフ帯電量測定装置を使用し、画像濃度は
ベタ画像部をマクベス反射濃度計RD−914で測定
し、地カブリは日本電色工業社製の測色色差計MODEL Z1
001DPでプリント前後の非画像部を測定し、前後の測定
値の差を値とした。感光体上の地カブリは、転写紙に転
写されないで感光体上に残存した非画像部上のトナーを
透明なテープに貼着し、該テープを白紙に貼りつけて透
明テープ面から上記マクベス反射濃度計でテープ上のト
ナーの濃度を測定した値である。また、表1中のキャリ
ア現像とは50000枚プリント後の転写紙表面上にキ
ャリアが転写されているか否かを目視にて判別し、キャ
リアが画像表面上に転写されていないものを○、転写さ
れているものを×とした。また、画質とは電子写真学会
のテストチャートN01−Tをプリントし、50000
枚プリント後の画像上の細線0.1mmラインが再現さ
れているか、又は黒ベタ画像にムラがあるか否かを目視
にて判別し、細線が途切れていなく、且つ黒ベタ画像に
ムラがないものを○、細線が途切れているか、又は黒ベ
タ画像にムラがあるものを×とした。
【0020】
【表1】
【0021】表1の結果から明かなように実施例におけ
る本発明の反転現像用キャリアを用いた現像剤では、初
期と50000枚後の摩擦帯電量がほとんど変化なく安
定しており、その結果画像濃度は1.4以上であって、
地カブリも0.72以下及び感光体上の地カブリも0.
03以下という実用上問題ない範囲で50000枚後ま
でプリントできることが確認された。また、キャリア現
像及び画質も問題がなかった。これに対し、比較例1で
は50000枚後の摩擦帯電量が初期に比べて高いため
に画像濃度が低く、地カブリが多く実用上問題が生じ
て、キャリア現像及び画質も問題があることが確認され
た。また、比較例2ではキャリアの摩擦帯電量が低下
し、低帯電性トナー粒子が蓄積されることで50000
枚後では地カブリが多く実用上問題が生じ画質も問題が
あることが確認された。また、比較例3では50000
枚後の摩擦帯電量が初期に比べて高いために画像濃度が
低く、地カブリが多く実用上問題が生じて、キャリア現
像及び画質も問題があることが確認された。
【0022】
【発明の効果】本発明の反転現像用キャリアは、感光体
上の現像電位を大きくとることができない反転現像法を
用いた現像システムにおいて、多数枚プリントしてもト
ナーの摩擦帯電量が安定しており十分な画像濃度を得る
ことができ、地カブリや感光体上の地カブリ等を実用上
問題のない範囲で維持しながら長期間プリントすること
ができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性粉が含有されたコート剤をコア材粒
    子の表面に被覆した反転現像用キャリアであって、前記
    コア材粒子の飽和磁化をAσsemu/g及び平均粒子
    径をAdμm、前記磁性粉の飽和磁化をBσsemu/
    g及び平均粒子径をBdμmとした場合、下記(1)及
    び(2)式を満足することを特徴とする反転現像用キャ
    リア。 【数1】 Bσs−Aσs≧15emu/g ・・・(1) 【数2】 Ad/Bd≧50 ・・・(2)
  2. 【請求項2】 Aσsが60〜90emu/g、Bσs
    が80〜100emu/gであることを特徴とする請求
    項1記載の反転現像用キャリア。
  3. 【請求項3】 Adが60〜80μm、Bdが0.1〜
    2μmであることを特徴とする請求項1記載の反転現像
    用キャリア。
JP5013498A 1998-02-16 1998-02-16 反転現像用キャリア Pending JPH11231576A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11105437A (ja) * 1997-10-02 1999-04-20 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写シートおよび印画物
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