JP2002107998A - 現像剤及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

現像剤及びこれを用いた画像形成装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】帯電性及び保存性が良好で、画像形成時に、キ
ャリア付着、機体内汚染、画像上の黒点を生じることな
く、定着特性かつ再現性の良い優れた画像を形成し得る
現像剤を得る。 【解決手段】表面粗さRzが1.0以下の感光体と、着
色剤、バインダー樹脂を含むトナー粒子と、シリカ粒子
と、金属石鹸とを含有するトナーを含み、該金属石鹸に
対するシリカ粒子の重量比が10ないし60倍である現
像剤とを組み合わせて画像形成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電記録方式、及
び電子写真方式等の画像形成装置及びこれに用いられる
現像剤に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機及びプリンタの高速化、及び定着
器のオイルレス化に対応する為、近年、トナー中のワッ
クス含有量は多くなってきている。ワックス含有量が多
くなると、現像剤内で遊離ワックスが増え、トナーとキ
ャリアの摩擦帯電を阻害するため、帯電がゼロ側にシフ
トするため、感光体へのキャリア付着が生じ、また、ロ
ングライフになると、キャリアのコート剤の剥がれが生
じ、剥がれたところにワックスが付着し、帯電性を損ね
ることから、キャリアの劣化による画質劣化などが発生
していた。その防止策として、無機酸化物をトナー粒子
と混合してトナー粒子表面に付着させることが一般的で
あった。このような無機酸化物としては、帯電性向上や
長期保存時の安定性、コストに優れることから、例えば
シリカ粒子が広く使用されていた。
【0003】シリカ粒子のみを混合した場合、帯電性及
びトナー流動性は向上し得るが、添加量が多い場合や、
トナー粒子への付着強度が低い場合には、感光体上に付
着したトナーがやがて固着し、固着したトナーが原因で
画像上に黒点となって現れていた。このような現象は、
感光体の表面粗さが大きく寄与し、よりRzの小さい感
光体では黒点の発生が軽微となる。
【0004】また、感光体表面の摩擦抵抗を低減させる
為に金属石鹸を添加することも非常に有効であり、また
金属石鹸の添加はクリーニングブレードとの摩擦抵抗も
低減することから感光体の長寿命化にも有効である。し
かしながら、金属石鹸の添加はキャリア汚染の原因にも
なるため、必要最小限に抑える必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、その第1の目的は、帯電性及び
保存性が良好で、画像形成時に、キャリア付着、機体内
汚染、画像上の黒点を生じることなく、定着特性かつ再
現性の良い優れた画像を形成し得る現像剤を提供するこ
とにある。
【0006】本発明の第2の目的は、キャリア付着、機
体内汚染、画像上の黒点を生じることなく、定着特性か
つ再現性の良い優れた画像を形成し得る画像形成装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、表面
粗さRzが1.0以下の像担持体に適用される現像剤で
あって、着色剤、バインダー樹脂を含むトナー粒子と、
シリカ粒子と、金属石鹸とを含有するトナーを含み、該
金属石鹸に対するシリカ粒子の重量比が10ないし60
倍である現像剤を提供する。
【0008】本発明は、第2に、1.0以下の表面粗さ
Rzを有する像担持体と、該像担持体に対向して設けら
れ、着色剤、バインダー樹脂を含むトナー粒子と、シリ
カ粒子と、金属石鹸とを含有するトナーを含み、該金属
石鹸に対するシリカ粒子の重量比が10ないし60倍で
ある現像剤を収容し、該像担持体上に形成された静電潜
像を現像して現像剤像を形成するための現像器と、該現
像剤像を被転写材上に転写するための転写器と、加熱部
材を有し、該被転写材上に転写された現像剤像を定着す
るための定着器とを具備する画像形成装置を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の現像剤は、表面粗さRz
が1.0以下の像担持体に適用される現像剤であって、
着色剤、バインダー樹脂を含むトナー粒子と、シリカ粒
子と、金属石鹸とを含有するトナーを含み、金属石鹸に
対するシリカ粒子の重量比が10ないし60倍である。
【0010】本発明の画像形成装置は、上述の現像剤を
使用した装置であって、1.0以下の表面粗さRzを有
する像担持体と、該像担持体に対向して設けられ、着色
剤、バインダー樹脂を含むトナー粒子と、シリカ粒子
と、金属石鹸とを含有するトナーを含み、該金属石鹸に
対するシリカ粒子の重量比が10ないし60倍である現
像剤を収容し、該像担持体上に形成された静電潜像を現
像して現像剤像を形成するための現像器と、該現像剤像
を被転写材上に転写するための転写器と、加熱部材を有
し、該被転写材上に転写された現像剤像を定着するため
の定着器とを具備する。
【0011】本発明によれば、1.0以下の表面粗さR
zを有する像担持体に適用する現像剤に、添加剤とし
て、シリカ粒子及び金属石鹸を、その重量比が下記式を
満足するように配合することにより、キャリア汚染及び
トナーの感光体への固着による黒点を生じることなく、
かつ帯電性及びトナー流動性を良好にし、優れた画像を
形成することができる。
【0012】10≦シリカ粒子/金属石鹸≦60 このようにして、本発明では、キャリア付着、帯電性向
上、保存性確保に有用であるが、像担持体の黒点の原因
となるシリカと、黒点防止効果のある金属石鹸とを効果
的に併用することができる。
【0013】本発明に用いられる表面粗さRzは、十点
平均粗さをいう。その測定方法について以下に述べる。
【0014】図1は、表面粗さRzの測定方法を説明す
るための図を示す。
【0015】図示するように、粗さ曲線100は、例え
ば針やセンサを直接測定物に接触させて測定を行う接触
式、及び非可視光線を測定物に当てて測定する非接触式
表面粗さ計により計測された粗さ曲線から、平均線ln
の方向に基準長さlだけ抜き取ったものである。この抜
き取り部分の最も高い山頂から5番目の山頂の標高Yp
1,Yp2,Yp3,Yp4,Yp5の平均値と、最も低い谷底
から、5番目の谷底の深さYv1,Yv2,Yv3,Yv4,Y
v5平均値との和を表面粗さRz(μm)とする。
【0016】表面粗さRzが1を越えると、黒点が発生
する。
【0017】シリカ粒子を含まない場合には、トナーの
流動性及び帯電性が極端に悪くなり、その結果、機体内
汚染、画質低下及びキャリア付着が発生する。
【0018】また、金属石鹸を含まない場合には、感光
体のRzに関わらず、感光体にトナーが付着しやすくな
り、その結果、黒点が発生する。
【0019】金属石鹸は、トナー中に0.008ないし
0.01重量%含まれていることが好ましい。金属石鹸
の含有量が0.01重量%を越えると、トナーの帯電性
が悪化し、画像濃度低下や画像劣化、機体内汚染が起こ
りやすくなる傾向があり、0.008重量%未満である
と、黒点が発生しやすくなる傾向がある。
【0020】シリカ粒子は、トナー中に0.08ないし
0.6重量%含まれることが好ましい。シリカ粒子の含
有量が0.6重量%を越えると、トナーの帯電量が高く
なり、低温低湿下での画像濃度低下を生じる傾向があ
り、0.08重量%未満であると、機体内汚染、画質低
下及びキャリア付着が発生しやすくなる傾向がある。
【0021】トナー粒子は、好ましくは7重量%以下さ
らに好ましくは5ないし7重量%のワックスをさらに含
有し得る。
【0022】ワックスを添加することにより、トナーの
定着性能を良好にすることができる。
【0023】本発明の現像剤は、さらにキャリアを添加
することができる。
【0024】キャリアとしては、シリコーン被覆キャリ
アを使用することが好ましい。シリコーン被覆キャリア
を使用することにより、現像器内でトナーと摩擦され、
その摩擦帯電により感光体にキャリアそのものが付着
し、感光体表面を傷つけるような問題が起きず、トナー
を現像するのに十分な帯電量を得ることが可能となる。
【0025】図2は、本発明の画像形成装置の一例の構
成を表す概略図である。
【0026】図示するように、表面粗さRzが1以下で
あり、矢印aの方向に回転可能な感光体1には、帯電装
置2により一様に−500〜800Vの表面電位が付与
されている。露光装置3により感光体1上に静電潜像が
形成される。現像装置4で負帯電したトナーにより、こ
の静電潜像が可視化される。このとき使用される現像剤
は、着色剤、バインダー樹脂を含むトナー粒子と、シリ
カ粒子と、金属石鹸とを含有するトナーを含み、金属石
鹸に対するシリカ粒子の重量比が10ないし60倍であ
る。現像装置の下流では、感光体1にベルト5が押し当
てられ、ベルト5と感光体1との間に被転写体である紙
Pを介在させ、さらに、高圧電源9によりベルトに印加
された例えば+300〜5kVのバイアス電圧によって
感光体1上のトナー像が紙Pに転写される。ベルト5
は、例えば体積抵抗が10e8 〜1012Ω・cmの弾性
ベルトからなり、複数のローラで支持されている。うち
一本のローラ7を駆動することで、ベルト5は感光体と
ほぼ同じ面移動速度で回動させることができる。給電部
材としては、体積抵抗10e2 〜10e8 Ωcmの導電
性弾性ローラ8を用い、感光体1とベルト5とが接触し
た領域のベルト背面から給電を行なうことができる。通
常の印字では、ベルト5と感光体1が離間した状態でそ
れぞれが駆動され、両者がほぼ同じ面速度になった後に
当接される。転写バイアスが給電ローラ8に印加される
と同時に、被写体である紙Pが搬送され、転写ニップ領
域に至る。感光体1及び給電ローラ8間の転写ニップを
通過した紙は、ベルト5上に静電的に吸着しているが、
ベルト5の駆動ローラ7の曲率が大きいため、ベルトユ
ニット最下流側で、紙Pの先端がベルトから離れ、ガイ
ド部材を通って定着器11へと搬送され得る。
【0027】転写ニップの下流では、クリーニング手段
13により余分なトナーを除去した後、除電手段14に
より除電が行なわれる。
【0028】定着器11では、ヒートローラ15と加圧
ローラ10により、160ないし190℃の定着温度で
定着が行われる。ここで使用される定着器11は、オイ
ル補給機構が設けられていないオイルレス型である。
【0029】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明
する。
【0030】実施例1 下記組成のトナー粒子材料を用意した。
【0031】 スチレン/アクリル樹脂(三井化学製:CPR−600B) 89重量部 カーボンブラック(三菱化学製:MA−100) 5重量部 帯電制御剤(保土ヶ谷化学製:TRH) 1重量部 ポリプロピレンワックス(三洋化成工業製:ビスコール550P)5重量部 上記トナー粒子材料を均一に予備混合し、その後、加圧
ニーダにて溶融混練した。得られた混練物を、ハンマー
ミルで粗粉砕した。さらに、得られた粗粉砕物をジェッ
ト粉砕機で微粉砕した後、気流分級機で分級し、平均粒
径10μmの黒色トナー粒子を得た。
【0032】この黒色トナー粒子100重量部に対し、
シリカ微粉末(日本アエロジル製:R972)0.4重
量部、金属石鹸(ジンクステアレート)を、シリカ/金
属石鹸の添加量比が40になるように、0.01重量部
ヘンシェルミキサに混合し、黒色トナーを得た。
【0033】このトナー6重量部を、シリコーン樹脂コ
ートキャリア94重量部と混合し、得られた現像剤を図
2と同様の構成を有する東芝製デジタル複写機プリマー
ジュ251の現像器内に収容し画像を形成した。なお、
使用された感光体のRzは0.7であった。
【0034】このようにして得られた現像剤、装置、及
び画像について、下記試験、及び評価を行った。
【0035】定着性能 東芝製定着評価用チャートで画出しし、画出し後、堅牢
度試験器にて、ハーフトーン部のパッチを擦り、擦る前
と擦り後の濃度差から定着残存率を算出する。 擦り後/擦り前×100=定着残存率 その結果、定着残存率が75%以上である場合を○、7
0%以上75%未満である場合を△、70%未満である
場合を×として評価した。
【0036】機体内汚染 東芝製複写機プリマージュ251の現像ユニットを取り
出し、トナー落ち等による機体内部の汚れ度合いを目視
で確認した。
【0037】その結果、良好である場合を○、やや悪い
場合を△、悪い場合を×として評価した。
【0038】高湿下の画質 東芝製画像評価チャートを用い、東芝製複写機プリマー
ジュ251で画出しを行い、画像中央部の細線再現用パ
ッチをルーペで確認した。
【0039】細線再現性が良好である場合を○、やや悪
い場合を△、悪い場合を×として評価した。
【0040】保存特性 得られたトナー20gをプラスチック容器に入れ、50
℃/8時間放置した。その後トナーをホソカワミクロン
製パウダーテスタを使用して、42メッシュで10秒篩
を行い、メッシュ上のトナー残量を測定した。
【0041】トナー残量が1g以下の場合を○、1gよ
り多く5g以下の場合を△、5gを越える場合を×とし
て評価した。
【0042】キャリア付着 東芝製複写機プリマージュ251で黒ベタ画像を画出し
し、黒ベタ上のキャリア付着(付着部の周りは少し白く
なる)の数を目視で確認した。
【0043】その結果、キャリア付着が0個の場合を
○、1ないし5個の場合を△、6個以上の場合を×とし
て評価した。
【0044】黒点 東芝製複写機プリマージュ251で白紙を画出しし、白
紙上の黒点の数及びドラム上の黒点の数を目視で確認し
た。
【0045】その結果、ドラム上及び画像上の黒点が0
個の場合を○、1個以上10個未満の場合を△、10個
以上の場合を×として評価した。
【0046】ライフエンドの画質 東芝製複写機プリマージュ251でライフ試験を行い、
ライフエンド後(150000枚通紙後)に東芝製画像
評価チャートで画出しを行った。画像中央部の細線再現
用パッチをルーペで確認した。
【0047】その結果、細線再現性が良好である場合を
○、やや悪い場合を△、悪い場合を×として評価した。
【0048】得られた結果を下記表1に示す。
【0049】下記表1から明らかなように、定着性能に
優れ、高温多湿下においても黒点、キャリア付着のない
良好な画像が得られた。また、10万枚の通紙試験後で
も良好な画像が得られ、機体内汚染は殆ど無かった。
【0050】実施例2ないし7,比較例1ないし3 ワックス量、シリカ量、シリカ/金属石鹸の重量比及び
感光体Rz値を下記表1に示すように変更する以外は実
施例1と同様にして現像剤を得た。得られた現像剤を使
用して実施例1と同様に各種試験、評価を行った。得ら
れた結果を下記表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】実施例2ないし5においては配合したワッ
クス量を変更した。ワックス量の少ない実施例4では定
着性能が多少劣り、ワックス量の多い実施例5では多少
黒点が発生した。しかしながら、実施例1ないし3につ
いては、いずれも、定着性能、黒点、キャリア付着、保
存特性、機体内汚染、高湿下及びライフエンドにおける
画質全てについて良好な結果が得られた。
【0053】比較例1及び2は、シリカ/金属石鹸の重
量比を変更した。シリカ/金属石鹸重量比が小さい比較
例1では機体内汚染がひどく、且つキャリア付着が発生
していた。シリカ/金属石鹸重量比が大きい比較例2で
は黒点が発生していた。
【0054】実施例6及び7は、シリカ粒子の添加量を
変更した。シリカ添加量が少ない実施例6では、キャリ
ア付着が多少発生しており、且つ機体内汚染がわずかに
見られ、保存特性も多少劣っていた。また、シリカ添加
量が多い実施例7では高湿下の細線再現性が多少劣って
いた。
【0055】比較例3は感光体のRz値を変更したとこ
ろ、黒点が発生した。
【0056】
【発明の効果】本発明の現像剤を用いると、定着性能、
帯電特性、及び保存特性が良好であり、機体内汚染がな
く、黒点が発生せず、感光体が長寿命になり、高湿下及
びライフエンドにおいても良好な画像を形成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面粗さRzの測定方法を説明するための図
【図2】本発明の画像形成装置の一例を表す概略図
【符号の説明】
1…感光体 2…帯電装置 3…露光装置 4…現像装置 5…ベルト 8…給電ローラ 10…加圧ローラ 11…定着器 15…ヒートローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面粗さRzが1.0以下の像担持体に適
    用される現像剤であって、着色剤、バインダー樹脂を含
    むトナー粒子と、シリカ粒子と、金属石鹸とを含有する
    トナーを含み、該金属石鹸に対するシリカ粒子の重量比
    が10ないし60倍である現像剤。
  2. 【請求項2】1.0以下の表面粗さRzを有する像担持
    体と、 該像担持体に対向して設けられ、 着色剤、バインダー樹脂を含むトナー粒子と、シリカ粒
    子と、金属石鹸とを含有するトナーを含み、該金属石鹸
    に対するシリカ粒子の重量比が10ないし60倍である
    現像剤を収容し、該像担持体上に形成された静電潜像を
    現像して現像剤像を形成するための現像器と、 該現像剤像を被転写材上に転写するための転写器と、 加熱部材を有し、該被転写材上に転写された現像剤像を
    定着するための定着器とを具備する画像形成装置。
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