JPH04113482U - 束線保持機構 - Google Patents

束線保持機構

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JPH04113482U
JPH04113482U JP2436791U JP2436791U JPH04113482U JP H04113482 U JPH04113482 U JP H04113482U JP 2436791 U JP2436791 U JP 2436791U JP 2436791 U JP2436791 U JP 2436791U JP H04113482 U JPH04113482 U JP H04113482U
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JP
Japan
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movable unit
fixed
wire
holding mechanism
bundled
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Pending
Application number
JP2436791U
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English (en)
Inventor
智 順 武
Original Assignee
岩崎通信機株式会社
岩通データシステム株式会社
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Publication date
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定ユニットの回路基板と可動ユニットの回
路基板との間を接続する束線の保持部材数の削減、この
削減された保持部材の組立に要した工数の節減およびこ
れの不要に伴う筐体内の省スペ−ス化。 【構成】 筐体6に固設され、水平方向に2分割されて
これらをねじ15の締着で一体構造となる可動ユニット
9の軸受11a、 11bを設け、この軸受11a、 11bの中空部に
収納するコア12内に固定基板1と可動基板13とを接
続する導線群の束線3を挿通して保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、固定ユニットと、これに固設された軸受を支点として回動する可動 ユニットのそれぞれの回路間を接続する導線群の束線(以下束線という)の保持 機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の束線の保持機構は、一般に可動ユニットの回動時に束線に作用する曲 げ、捩り応力が少なくなるように、保持位置、束線の長さや形状等を配慮し、配 設の容易性とともに、導線の金属疲労による短寿命化の防止を要点として構成さ れている。
【0003】 図3は従来の束線保持機構の略図的分解図であり、符号1は固定ユニット側の 回路基板(以下固定基板という)で、これに固設されたコネクタ2から伸びる束 線3は、固定基板1面にバンド4によって捲回されたコア5の中空部に挿通され 、固定ユニットの筐体(以下筐体という)6に設けた穴7を貫通し、筐体6上に 固設した軸受部8を中心として回動する可動ユニット9の回路基板(図示なし) に接続される。
【0004】 また、図4は他の従来の束線保持機構の断面図であり、固定基板1に一端を固 設されたコネクタ2よりの束線3は、筐体6の下面に固設したフック10に支持 されたコア5aの中空部に挿通、捲回されて穴7に貫通され、可動ユニット9の 回路基板(図示なし)に接続される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の各束線保持機構では、束線3は固定ユニ ット内に設けたコア5,5aに挿通あるいは捲回されて配設の途中で保持される ので、コア5,5aやこれを支持する部材数が多く、取付工数が要求され、固定 ユニット内を占有する位置、容積によっては装置のコンパクト化が妨げられる原 因ともなるなどの問題があった。 本考案の目的は、上述したような従来の束線保持機構の問題に鑑み、部品点数 が少なく、簡単に組み付けることができ、コンパクト化された束線保持機構を得 るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係わる束線保持機構は、固定ユニットと可動ユニットのそれぞれの回 路間を束線によって接続し、上記可動ユニットが上記固定ユニット側に設けた支 持手段を中心として回動する装置にであって、円筒体が水平方向に2分割されか つ結合手段により結合されて一体構造となる上記可動ユニットの軸受と、この軸 受の中空部に収納するコアとを備え、上記導線群の束線が上記コア内に挿通され た構造を提案するものである。
【0007】
【実施例】
以下、図1および図2について本考案の実施例の詳細を説明する。 図1、図2において、符号1は固定ユニットの回路基板(以下固定基板という )、2は固定基板1の回路素子等に接続するコネクタ、3はコネクタ2の複数の 端子のそれぞれに接続する導線でなる束線、6は固定ユニットの筐体(以下筐体 という)、9は可動ユニット、11a は筐体6に一体成型された下部軸受、11b は 上部軸受をそれぞれ示し、同上部軸受11b は下部軸受11a と一対となって可動ユ ニット9を支持し、可動ユニット9の回動運動の中心部となる。 また、符号12は円筒断面の上下をそれぞれ半分割し、切欠部12a の嵌合によ って軸方向の位置決めをする円筒状のコア、13は可動ユニット9の回路基板( 以下可動基板という)、14は可動基板13の回路素子等に接続するコネクタ、 15は上、下部軸受11b、 11aを締着するねじである。
【0008】 図示実施例による束線保持機構は、上述したような構造であるから、束線保持 処理を行うには、次のような手順とすればよい。即ち、2分割状態のコア12の 中空部に束線3を所定長さの位置で収納し、図2に示すようにコア12を切欠部 12a を嵌合して一体化し、図1に示すように可動ユニット9の軸部9aを軸受11 a, 11bに嵌入させて、ねじ15により上部軸受11b を締着すればよい。つまり、 この状態では、筐体6上の上、下部軸受11b、 11aによって支持される可動ユニッ ト9が回動しても、この回動のほぼ軸心部に収納されている束線3に対しては、 上記回動に伴う外力(曲げ、捩り)が殆んど働くことはない。 また、図示構造では、筐体6内に素線3を保持する部材の設置場所の必要がな くなるので、この部位に他の部材を設置することができ、省スペ−ス化が可能と なる。
【0009】 なお、上記実施例では、下部軸受11a が筐体と一体に成型された構成として述 べたが、必ずしも一体成型にしなくてもよく、ねじ15による上部軸受11b の締 着によって下部軸受11a を筐体に固定する構造としてもよい。 また、上、下軸受の結合手段はねじ15の締着によって行うものに限定される ものではなく、引掛爪とその受部を構成する等しくて結合してもよいことは明ら かである。
【0010】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、固定ユニットと可動ユニッ トとの回路間を接続する束線を、固定基板により直接可動ユニットの回動中心と なる軸受内に収納するように構成したので、束線を保持する部材およびこれらの 取付工数を節減ができ、従来では必要であった保持部材が不要となるため、省ス ペ−ス化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による束線保持機構の要部断面図。
【図2】同束線保持機構の分解図。
【図3】従来の束線保持機構の略図的分解図。
【図4】他の従来の束線保持機構の断面図。
【符号の説明】
1 固定基板 2 コネクタ 3 束線 6 筐体 9 可動ユニット 11a 下部軸受 11b 上部軸受 12 コア 13 可動基板 14 コネクタ 15 ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ユニットと可動ユニットのそれぞれ
    の回路間を導線群の束線によって接続し、上記可動ユニ
    ットが上記固定ユニット側に設けた支持手段を中心とし
    て回動する装置にであって、円筒体が水平方向に2分割
    されかつ結合手段により結合されて一体構造となる上記
    可動ユニットの軸受と、この軸受の中空部に収納するコ
    アとを備え、上記導線群の束線が上記コア内に挿通され
    ていることを特徴とする束線保持装置。
JP2436791U 1991-03-19 1991-03-19 束線保持機構 Pending JPH04113482U (ja)

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JP2436791U JPH04113482U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 束線保持機構

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JP2436791U JPH04113482U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 束線保持機構

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JPH04113482U true JPH04113482U (ja) 1992-10-05

Family

ID=31909346

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JP2436791U Pending JPH04113482U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 束線保持機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032092A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Kyocera Corp 携帯情報端末

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032092A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Kyocera Corp 携帯情報端末
JP4679460B2 (ja) * 2006-07-27 2011-04-27 京セラ株式会社 携帯情報端末

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