JPH07322559A - モータのブラケット構造 - Google Patents

モータのブラケット構造

Info

Publication number
JPH07322559A
JPH07322559A JP12991694A JP12991694A JPH07322559A JP H07322559 A JPH07322559 A JP H07322559A JP 12991694 A JP12991694 A JP 12991694A JP 12991694 A JP12991694 A JP 12991694A JP H07322559 A JPH07322559 A JP H07322559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
motor
brush
attached
strength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12991694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Taniguchi
義章 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP12991694A priority Critical patent/JPH07322559A/ja
Publication of JPH07322559A publication Critical patent/JPH07322559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を低減するべくブラケットを合成樹
脂化してモータ付属電気部品をブラケットを介してモー
タに一体化した場合のブラケットの強度低下を防止す
る。 【構成】 モータケーシング1の開口端面に取り付けら
れる合成樹脂製ブラケット2に、ブラケット2を介して
取り付けられるトルクセンサユニット6に接続されるセ
ンサ用給電線10をモールドして設ける。給電線10
を、導電性板状体により形成し、かつ軸受取付孔2aの
近傍を横切るように延在させる。 【効果】 ブラケット樹脂化により低下する強度をリー
ド線をモールドする構造により防止し、特に軸受取付孔
回りの強度を向上できるため、軸受部の十分な強度を確
保し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータのブラケット構
造に関し、特に、モータケーシングの開口端に取り付け
られかつブラシを支持するブラケットの外方にモータ付
属電気部品を取り付けられたモータのブラケット構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラシを用いたDCモータにあっ
ては、モータケーシングの開口端に取り付けられるブラ
ケットにブラシホルダを取り付け、そのブラシホルダに
よりブラシを支持するようにしたものがある。そのよう
なブラケットにあっては、例えば実開昭57−1953
50号公報に開示されているように合成樹脂製にしたも
のがある。
【0003】このようにブラケットを合成樹脂製にする
ことにより、ブラシホルダ及びブラシホルダステーを一
体成形により形成して、部品点数を削減できる効果があ
る。しかしながら、金属製のブラケットに比べて強度が
低下してしまうという問題があった。
【0004】また、上記モータの出力軸に回転検出器や
トルクセンサなどのモータ付属電気部品を連結するよう
にしたモータ装置がある。そのような場合、モータ付属
電気部品をブラケットを介してモータに一体化して、モ
ータ付属電気部品の付属品用リード線をモータ装置の外
方に引き出すことになるが、そのための配線溝や孔など
をブラケットに設けると、さらに強度が低下してしまう
という問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、部品点数を低減す
るべくブラケットを合成樹脂化してモータ付属電気部品
をブラケットを介してモータに一体化した場合のブラケ
ットの強度低下を防止し得るモータのブラケット構造を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、モータケーシングの開口端に取り付けられ
かつ中央部に軸受部を有するブラケットを合成樹脂材に
より形成し、前記ブラケットの前記モータケーシングと
は相反する外方にモータ付属電気部品を取り付けるよう
にしたモータのブラケット構造であって、前記モータ付
属電気部品に接続される付属電気部品用リード線が、導
電性板状体からなりかつ前記軸受部の近傍を概ね外囲す
るようにブラケット内に一体的にモールドされているこ
とを特徴とするモータのブラケット構造を提供すること
により達成される。
【0007】
【作用】このようにすれば、ブラケットを合成樹脂化し
てブラシホルダ及びブラシホルダステーを一体成形する
ことができ、部品点数を削減し得ると共に、ブラケット
に取り付けられたモータ付属電気部品のリード線が導電
性板状体からなりかつ軸受部の近傍を概ね外囲するよう
にブラケットに一体的にモールドされており、軸受部回
りの強度を向上することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明が適用された永久磁石界磁
形モータの部分分解斜視図である。図1に於いて、有底
筒状のヨークとしてのモータケーシング1の内周面上に
各円弧状をなす複数の永久磁石(図示せず)が配設され
ており、モータケーシング1内に受容されている図示さ
れないロータ軸が、モータケーシング1の図に於ける左
側の開口端の軸線方向外方に突出する。
【0010】モータケーシング1の開口端面には、その
開口を遮蔽するように絶縁性合成樹脂材からなる円板状
ブラケット2が取り付けられる。ブラケット2には、従
来別部品で構成されていたブラシホルダ及びブラシホル
ダステーが一体成形により形成されていると共に、ブラ
ケット2の中央部には軸受取付孔2aが開設されてい
る。軸受取付孔2aには金属製の軸受ホルダ3が同軸的
に固着されており、その軸受ホルダ3にはロータ軸の一
端を枢支するための図示されない玉軸受が装着される。
本実施例では、ブラケット2のモータケーシング1側に
は、図に示されるように軸受ホルダ3を間にして互いに
対向する一対のブラシホルダ4が上記したように一体成
形されて設けられていると共に、各ブラシホルダ4の側
方近傍にそれぞれ柱状のブラシスプリング支持軸5が一
体成形により立設状態に形成されている。
【0011】また、本モータ装置では、ブラケット2の
モータケーシング1側とは相反する端面に、モータ付属
電機部品としての例えばトルクセンサユニット6が取り
付けられるようになっており、そのトルクセンサユニッ
ト6のブラケット2側端面には例えば一対の板状の端子
6aがロータ軸の軸線に沿って所定長延出している。ブ
ラケット2には、トルクセンサユニット6を取り付けた
際に各端子6aの先端部をモータケーシング1側に臨ま
せるべく、各端子6aをそれぞれ貫通状態に受容するた
めの孔7が設けられている。
【0012】図2はブラシ8を組み込んだ状態を示すブ
ラケット2の平面図であり、図3は、図2の矢印III−I
II線に沿って見た断面図である。図2及び図3に併せて
示されるように、ブラケット2には、ブラシ用リード線
9及びセンサ用給電線10がモールドされている。各リ
ード線9・10は導電性板状体により各2本ずつ形成さ
れており、それらの一端部は、ブラケット2の外周面の
一部に並列にまとめられて露出しており、モータ実装時
にコネクタ接続部となり、外部給電コネクタと接続され
る。ブラシ用リード線9の他方の端部9aは、ブラケッ
ト2のブラシホルダ4に至る手前の位置でモータケーシ
ング1側に曲折して露出しており、ブラシ8のピグテー
ル8aと接続されている。なお、ブラシ8は、コンミテ
ータに摺接するブラシ面を弾発的に突出させるように、
ブラシスプリング支持軸5に装着されたねじりコイルば
ね状ブラシスプリング11により後端面を付勢されてい
る。
【0013】付属電気部品用リード線としての上記2本
のセンサ用給電線10は、ブラケット2の中を、上記軸
受取付孔2aの近傍を迂回して通って上記各孔7内に達
し、両センサ用給電線10により軸受取付孔2aを略外
囲するように曲成されている。センサ用給電線10の孔
7内に達した端部10aは、孔7内にてモータケーシン
グ1側に曲折され、それぞれ軸線に沿うように所定長延
出している。
【0014】ブラケット2を合成樹脂材により成形する
ことにより強度が低下しても、強度を必要とする軸受取
付孔2aの回りを導電性金属板材からなるセンサ用給電
線10により好適に補強することができる。特に本実施
例のように2本のセンサ用給電線10を一対のブラシホ
ルダ4の下を通るように軸受部回りに設けると、ロー多
軸を中心としたブラシホルダ4の前後方向の撓みに対し
ての補強となる。そのため、車輌の上下方向の振動に本
モータ装置の上述した一対のブラシホルダ4の上下位置
を合わせるように取り付けることにより、車輌の上下振
動に追従可能となり耐久性も向上する。
【0015】このようにして構成された本モータ装置に
あっては、トルクセンサユニット6が、図1に示される
ようにモータケーシング1にブラケット2を介してねじ
止めされて取り付けられる。その際にトルクセンサユニ
ット6の端子6aが、孔7を介してブラケット2のモー
タケーシング1側に所定量突出し、センサ用給電線10
の端部10aと隣接する。そのため、ブラケット2にト
ルクセンサユニット6を取り付けた状態で、モータケー
シング1側から端子6aとセンサ用給電線10との半田
付けなどによる結合作業を行うことができる。また、端
子6a及び端部10aの各突出量を半田付けが可能な程
度に必要最小限とすることにより、導電部分の長さを極
力短くでき、モータケーシング1などに接触する虞を排
除でき、絶縁部材を省略することができる。
【0016】また、本実施例では、ブラシ用リード線9
の端部9aもブラケット2のケーシング1側端面に露出
するようにされており、トルクセンサユニット6の取付
側とは相反する側に端部9aが設けられていることか
ら、ブラシ用リード線9の端部9aへのピグテール8a
の結合作業も、トルクセンサユニット6の取付後に上記
センサ用給電線10との半田付け作業と同時に行うこと
ができ、配線結合作業性が良い。そして、モータケーシ
ング1の開口端部の外向フランジ部にブラケット2の対
応する耳部を図示されないねじにより共締めして、本モ
ータ装置が組み立てられる。なお、本実施例では軸受と
して玉軸受を用いたが、例えば焼結含油メタル軸受であ
っても良く、また軸受ホルダを用いずに軸受を直接ブラ
ケットに装着するようにしても良い。
【0017】
【発明の効果】このように本発明によれば、ブラケット
を樹脂化してブラシホルダ類の一体化による部品点数の
削減を達成すると共に、モータ付属電気部品に接続され
る導電性板状体からなる付属品用リード線を軸受部の近
傍を横切るようにモールドして設けたことから、リード
線を導くための配線溝などを設ける必要がなく、また剛
性を高めるための補強材を別途用意することなく、樹脂
化により軸受部の強度が低下することを防止して、軸受
部の十分な強度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された永久磁石界磁形モータの要
部分解斜視図。
【図2】本発明が適用されたモータのブラケットを示す
平面図。
【図3】図2の矢印III−III線に沿って見た断面図。
【符号の説明】
1 モータケーシング 2 ブラケット 2a 軸受取付孔 3 軸受ホルダ 4 ブラシホルダ 5 ブラシスプリング支持軸 6 トルクセンサユニット 6a 端子 7 孔 8 ブラシ 8a ピグテール 9 ブラシ用リード線 9a 端部 10 センサ用給電線 10a 端部 11 ブラシスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータケーシングの開口端に取り付けら
    れかつ中央部に軸受部を有するブラケットを合成樹脂材
    により形成し、前記ブラケットの前記モータケーシング
    とは相反する外方にモータ付属電気部品を取り付けるよ
    うにしたモータのブラケット構造であって、 前記モータ付属電気部品に接続される付属電気部品用リ
    ード線が、導電性板状体からなりかつ前記軸受部の近傍
    を概ね外囲するようにブラケット内に一体的にモールド
    されていることを特徴とするモータのブラケット構造。
JP12991694A 1994-05-20 1994-05-20 モータのブラケット構造 Pending JPH07322559A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12991694A JPH07322559A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 モータのブラケット構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12991694A JPH07322559A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 モータのブラケット構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07322559A true JPH07322559A (ja) 1995-12-08

Family

ID=15021574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12991694A Pending JPH07322559A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 モータのブラケット構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07322559A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998054820A1 (fr) * 1997-05-26 1998-12-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Porte-balais
WO2001037402A1 (fr) * 1999-11-18 2001-05-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif d'amenee de courant pour dispositifs a soupapes de recyclage des gaz d'echappement
KR100346580B1 (ko) * 1999-11-22 2002-08-03 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 부러시 지지장치
JP2003164113A (ja) * 2001-11-21 2003-06-06 Mabuchi Motor Co Ltd ウォーム減速機付小型モータの回転検出装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998054820A1 (fr) * 1997-05-26 1998-12-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Porte-balais
US6246145B1 (en) 1997-05-26 2001-06-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Brush holder
WO2001037402A1 (fr) * 1999-11-18 2001-05-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif d'amenee de courant pour dispositifs a soupapes de recyclage des gaz d'echappement
EP1154547A1 (en) * 1999-11-18 2001-11-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Current feeding device for egr valve devices
US6357425B2 (en) 1999-11-18 2002-03-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Current-carrying device for EGR valve device
US6422534B1 (en) * 1999-11-18 2002-07-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Current-carrying device for motor
EP1154547A4 (en) * 1999-11-18 2007-05-02 Mitsubishi Electric Corp CURRENT MECHANISM DEVICE FOR EXHAUST GAS RECYCLING VALVE DEVICES
KR100346580B1 (ko) * 1999-11-22 2002-08-03 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 부러시 지지장치
JP2003164113A (ja) * 2001-11-21 2003-06-06 Mabuchi Motor Co Ltd ウォーム減速機付小型モータの回転検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5280932B2 (ja) モータ
US6851509B2 (en) Easy-to-assemble structure of electric power steering device
US6759783B2 (en) Electric motor, in particular for raising and lowering disks in motor vehicles
US4748356A (en) Electric fuel pump
US7973448B2 (en) Brush holder and method for manufacturing brush holder
JPH10327566A (ja) 小型モータ
US5598045A (en) Miniature motor
JP3523546B2 (ja) 小型モータ
JPH07322559A (ja) モータのブラケット構造
US6025710A (en) Connection arrangement between a sensor and connection leads
KR100876070B1 (ko) 전기기계의 하나 또는 다수의 기능소자를 포함하는 하우징
JP4738861B2 (ja) モータ
JP2017208945A (ja) 直流モータ
JP4705415B2 (ja) 電動モータ
JP2004215368A (ja) モータ
US6954012B2 (en) Permanent electric motor with a speed sensor
JP2001251808A (ja) モータ
EP1478078A3 (en) Electric motor
JP2003079109A (ja) ブラシホルダ及び電動モータ
JP3351728B2 (ja) 直流モータ
JP4549582B2 (ja) モータ及びモータの中間コネクタ製造方法
JP2011125191A (ja) モータ
JPH089598A (ja) 電装用モータのリード線接続部構造
JP2003164098A (ja) モータの電力供給構造
JPH03207234A (ja) 回転電機のブラシ装置