JPH11121120A - 電気配線部 - Google Patents

電気配線部

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Publication number
JPH11121120A
JPH11121120A JP9279265A JP27926597A JPH11121120A JP H11121120 A JPH11121120 A JP H11121120A JP 9279265 A JP9279265 A JP 9279265A JP 27926597 A JP27926597 A JP 27926597A JP H11121120 A JPH11121120 A JP H11121120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus bar
printed circuit
relay terminal
circuit board
board
Prior art date
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Pending
Application number
JP9279265A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Sato
雅也 佐藤
Jutaro Mukai
重太郎 向井
Shoji Hara
昇司 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP9279265A priority Critical patent/JPH11121120A/ja
Publication of JPH11121120A publication Critical patent/JPH11121120A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板とバスバーとを中継端子で接続
する際に、中継端子の接続用溝がこじられることがな
く、スムーズに挿着することのできる組み立て易い、比
較的薄型の電気配線部を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明の電気配線部は、所定の回路パタ
ーンを構成したバスバーと、電子部品が搭載されたプリ
ント基板とを、一方の端部にバスバー接続用溝が設けら
れ、他方の端部に前記バスバー接続用溝と90度方向を
違えた接続用溝が設けられた中継端子で接続してなる点
に特徴がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、家電等の
電気配線に用いられる電気配線部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の内部配線に用いるワイヤーハー
ネスは、その中間部分に多数の分岐回路が必要となる。
そこでワイヤーハーネスの分岐回路に対応した電気分配
回路をバスバーの配設によって配線板に集約し、ワイヤ
ーハーネスの電線を接続して所要の分岐回路を集中的に
構成するワイヤーハーネスの電気接続箱がある。そし
て、近年の自動化に伴って、電気接続箱のそれぞれの分
岐回路に、リレー、ダイオード、コンデンサー、ヒュー
ズ等の多数の機能部品を組み入れる必要がある。そのた
め、電気接続箱は所要の電気分配回路をバスバー配線に
よって集中的に形成した配線板と、その分岐回路に必要
な機能部品を集中的に配列した単一のプリント基板との
組み合わせからなる。そのプリント基板のプリント配線
の端部と配線板のバスバーの端部とを中継端子を介して
接続し、バスバーの電気分配回路の中間部分に必要な機
能部品回路を組み込むようにした電気配線部が、実公平
3−47265号公報で知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気配線部は、中継端子の一端の溝にプリント配線の端
部を挟持固定させてから、前記プリント配線に対して直
角に位置する中継端子の他端の溝にバスバーを挿着し
て、プリント配線とバスバーとを電気的に接続してい
る。プリント配線の端部は、プリント基板の側縁部にあ
るため、端子接続作業の際にプリント配線の端部を支点
にプリント基板が傾けられることもある。この時に、溝
がプリント基板にこじられ、スムーズに挿着できないこ
とがあった。
【0004】また、実公平3−47265号公報記載の
実施例は、電気分配回路を形成したバスバーと重なるよ
うにプリント基板が配置されているので、比較的厚みの
ある電気配線部となり、近年の車載装備品増加に伴い狭
くなった車載空間に、このような電気配線部または前記
電気配線部を備える装置を設置するのが困難となってき
た。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たもので、プリント基板とバスバーとを中継端子で接続
する際に、中継端子の溝がプリント基板にこじられるこ
とがなくスムーズに挿着することのできる組み立て易
い、しかも薄型の電気配線部を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の電気配線部は、所定の回路パターンを構成
したバスバーと、電子部品が搭載されたプリント基板と
を、一方の端部にバスバー接続用溝が設けられ、他方の
端部に前記バスバー接続用溝と90度方向を違えた基板
接続用溝が設けられた中継端子で接続してなることを特
徴とするものである。
【0007】このような構成の電気配線部は、一方の端
部にバスバー接続用溝が設けられ、他方の端部に前記バ
スバー接続用溝と90度方向を違えた基板接続用溝が設
けられた中継端子で接続してなるので、複数のプリント
基板をわずかな間隔で重ねるように並べて任意のバスバ
ーに接続することができる。これにより、複数のプリン
ト基板を高密度に内蔵する装置(例えば電気接続箱等)
を作製することができる。また、プリント基板の側縁部
に設けたプリント配線の端部に中継端子の基板接続用溝
を接続してから、他端のバスバー接続用溝をバスバーに
接続する場合、バスバーに対して斜め方向から差し込ん
でも接続できる。また、バスバーに中継端子が接続され
た後に、プリント基板に傾く方向に力が加わっても、中
継端子は、バスバーを挟持しながらスムーズに移動する
ことができる。すなわち、中継端子は、挟持する対象物
に対し横滑りできるようになっているので、接触部分に
おける、こじりや負荷が加わり損傷を被ることはない。
近年、装置の小型化に伴い実装スペースも混んでおり、
プリント基板をバスバーに接続する際に、プリント基板
を傾けてスムーズに差し込んでから所定の位置に戻すこ
とができることは、組み立て易くて好ましい電気配線部
といえる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る電気
接続箱内に収納された電気配線部の実施の形態を示す部
分切開斜視図である。同図に示すように、電気接続箱1
は、バスバー収納ケース61に所定の回路パターンが構
成されたバスバー10が収納されている。一方、プリン
ト基板収納ケース62には電子部品が搭載されたプリン
ト基板20が収納されている。なお、バスバー収納ケー
ス61およびプリント基板収納ケース62は、一体に形
成されているように図示されているが、それぞれ独立に
形成されたものでもよい。これらのバスバー10とプリ
ント基板20は、中継端子30を介して相互に接続さ
れ、並設配置することができる。また、本実施の形態
は、バスバー10の接続端部が、プリント基板20に向
くように、かつ、前記プリント基板20の面に垂直方向
に延びるように両者を配置している。詳細は後述するが
中継端子30は、一端に前記バスバー10が接続される
バスバー接続用溝を設け、他端に前記バスバー接続用溝
と90°方向を違えた前記プリント基板20に接続され
る基板接続用溝を設けている。
【0009】図2は、本発明の電気配線部の実施の形態
を示す部分分解斜視図である。なお、図2において、図
1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。本
実施の形態は、所定の回路パターンを構成したバスバー
10と、電子部品が搭載されたプリント基板20とを、
一方の端部にバスバー接続用溝31が設けられ、他方の
端部に前記バスバー接続用溝31と90度方向を違えた
基板接続用溝33が設けられた中継端子30で接続して
なることを特徴とする。
【0010】中継端子30は、図示するように、例えば
導電板(例えば錫メッキされた黄銅板等)を略中空に矩
形角棒状に折り曲げて本体35を形成し、その本体35
の一方の端部から略折り曲げ線に沿って適当長さにわた
り切り込みを入れ、1つ置きの切り込み間を切り取って
対向する自由端を形成し、自由端の約半分をお互いに内
側に折り曲げて弾性接触片34を形成すると共に基板接
続用溝33を形成する。一方本体35の他端にも同様に
切り込みを入れて自由端を形成し、この自由端を折り曲
げてバスバー接続用溝31を形成するが、本発明は、こ
の溝31、33の方向が90°相違するように自由端を
形成し、溝31、33を形成する。なお、中継端子30
は、その大きさやその数等は、適宜選定されるものであ
る。
【0011】図中40は、端子ホルダーで、このホルダ
ーには2段の各段に並設された複数の端子収納室(図示
せず)が設けられている。端子ホルダー40には、スリ
ット41が2段形成されており、スリット41に差し込
まれるプリント配線22の端部22Aが端子収納室に収
納された中継端子30に接続されるように構成されてい
る。
【0012】中継端子30は、まず、図に示す矢印aの
方向に向けて端子ホルダー40の各端子収納室に収納保
持される。次に、端子ホルダー40は、図に示す矢印b
の方向に向けて各スリット41が複数のプリント基板2
0の側縁部21に差し込まれる。その際に、中継端子3
0の一端の基板接続用溝33がプリント基板20の端部
21に挟持されると共にプリント配線22の端部22A
に弾性接触片34が接触される。次に、中継端子30が
収納された端子ホルダー40を、図に示す矢印cの方向
に向けて移動し中継端子30のバスバー接続用溝31を
平板状のバスバー10に挟み込むと中継端子30の弾性
接触片32がバスバー10を弾性的に挟持する。バスバ
ー10に中継端子30を挟み込む際にバスバー10側縁
部に対する中継端子30の進入角度は直角でなくてもよ
い。また、バスバー10に挟持される中継端子30がバ
スバー10の平面部に沿って移動する方向の力が加わっ
ても中継端子30がバスバー10上を横滑りするだけな
ので、中継端子30に負荷が加わって悪影響をおよぼす
ことはない。
【0013】図3は、本発明の電気配線部の第2の実施
の形態を示す部分分解断面図である。なお、図3におい
て、図1および図2と同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。図3に示すように、電子部品50等が実
装された2枚のプリント基板20の任意の面を向き合わ
せて接近させ、端子ホルダー40に収納された中継端子
30にプリント基板20の側縁部21を矢印bの方向に
向けてそれぞれ差し込む。次に、前記中継端子30は、
プリント基板20の面に対して垂直方向に延在するバス
バー10にすなわち、矢印c方向へ向けて差し込み接続
される。このように、2枚のプリント基板20のプリン
ト配線22を中継端子30を介してバスバー10に接続
することができる。
【0014】
【発明の効果】以上、説明した如く、本発明の電気配線
部によれば、所定の回路パターンを構成したバスバー
と、電子部品が搭載されたプリント基板とを、一方の端
部にバスバー接続用溝が設けられ、他方の端部に前記バ
スバー接続用溝と90度方向を違えた接続用溝が設けら
れた中継端子で接続したので、プリント基板とバスバー
とを中継端子で接続する際に、中継端子の溝がこじられ
ることがなくスムーズに挿着することのできる組み立て
易い、しかも薄型の電気配線部を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気接続箱内に収納された電気配
線部の実施の形態を示す部分切開斜視図である。
【図2】図1の部分分解斜視図である。
【図3】図1の部分分解断面図である。
【符号の説明】
10 バスバー 20 プリント基板 30 中継端子 31 バスバー接続用溝 33 基板接続用溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の回路パターンを構成したバスバー
    と、電子部品が搭載されたプリント基板とを、一方の端
    部にバスバー接続用溝が設けられ、他方の端部に前記バ
    スバー接続用溝と90度方向を違えた基板接続用溝が設
    けられた中継端子で接続してなることを特徴とする電気
    配線部。
JP9279265A 1997-10-14 1997-10-14 電気配線部 Pending JPH11121120A (ja)

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JP9279265A JPH11121120A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 電気配線部

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JP9279265A JPH11121120A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 電気配線部

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Family

ID=17608765

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JP9279265A Pending JPH11121120A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 電気配線部

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018037568A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 Kyb株式会社 電子装置
WO2020071078A1 (ja) * 2018-10-03 2020-04-09 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ及び基板ユニット

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JP2018037568A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 Kyb株式会社 電子装置
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