JPH04113355A - 画像形成装置の加圧装置 - Google Patents

画像形成装置の加圧装置

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Publication number
JPH04113355A
JPH04113355A JP23218090A JP23218090A JPH04113355A JP H04113355 A JPH04113355 A JP H04113355A JP 23218090 A JP23218090 A JP 23218090A JP 23218090 A JP23218090 A JP 23218090A JP H04113355 A JPH04113355 A JP H04113355A
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JP
Japan
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roller
pressure
sheet
pressure roller
image
Prior art date
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Application number
JP23218090A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Ogura
充 小倉
Yoshiaki Masuda
増田 佳昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH04113355A publication Critical patent/JPH04113355A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、光硬化材料および発色染料が収容さ
れたマイクロカプセルがコーティングされた感光性シー
トと、その発色染料と反応して発色する現像材料がコー
ティングされた受像シートを重ね合わせた状態で加圧す
ることにより画像を形成する画像形成装置において、受
像シート上に画像を形成するべく、感光性シートと重ね
合わせて加圧する加圧装置に関する。
一 =2 (従来の技術) 例えば、特開昭58−88739号公報には、光硬化材
料および発色染料か収容されたマイクロカプセルがコー
ティングされた感光性シートと、その発色染料と反応し
て発色する現像材料がコーティングされた受像シートと
を使用して画像を形成する画像形成装置が開示されてい
る。
このような画像形成装置では、次のようにして、画像が
形成される。まず、感光性シートに原稿画像を露光する
と、光が照射された部分のマイクロカプセルが選択的に
硬化して、原稿画像に対応した潜像が形成される。潜像
が形成された感光性シートは、圧力現像部である加圧装
置において、現像材料がコーティングされた受像シート
に重ねられて、両者が加圧される。これにより、感光性
シート上の未硬化のマイクロカプセルが破壊されて、そ
の内部に収容された発色染料が流出し、流出した発色染
料が受像シート上の現像材料と反応して発色する。これ
により、原稿画像に対応した画像か、受像シート上に形
成される。
(発明か解決しようとする課題) このような画像形成装置において、画像が露光された感
光性シートと受像シートとを重ね合わして加圧する加圧
装置は、通常、一対の加圧ローラを有しており、両加圧
ローラーの間に、感光性シトおよび受像シートを重ね合
わせた状態で通過させることにより、受像シート上に画
像が形成される。
各加圧ローラは、感光性シートと受像シートとを軸方向
に均一に加圧するために、それぞれ、定の外径に構成さ
れている。そして、少なくとも一方の加圧ローラを小径
化することにより、他方の加圧ローラとの接触面積を小
さくして単位面積当りの圧力が大きくされている。小径
化された加圧ローラは、通常、一対のバックアップロー
ラそれぞれに圧接されることにより、他方の加圧ローラ
へ押し付けられている。一対のバックアップローラは、
それぞれの各端部を加圧ローラ側に加圧することにより
、軸方向全体にわたって加圧されている。
しかしながら、加圧ローラを小径化すると、加圧ローラ
自体の剛性が低下する。このため、一対のバックアップ
ローラそれぞれの各端部を加圧することにより、小径化
された加圧ローラを加圧すれば、該加圧ローラにおける
各端部の加圧力が大きくなって、撓んだ状態になり、該
加圧ローラの軸方向中央部が他方の加圧ローラの軸方向
中央部に十分に圧接されないおそれがある。その結果、
一対の加圧ローラによっては、軸方向全体に均一な加圧
力を得ることかできず、前述のように、感光性シートと
受像シートとを重ね合わせて加圧して現像する際に、受
像シート上に形成される画像に濃度ムラが生じたり、受
像シートあるいは感光性シートにシワが寄るおそれがあ
る。
このため、各バックアップローラの周面を、軸方向の中
央部において外径が最大となった円弧状のクラウン形状
とすることが実施されている。しかしながら、各バック
アップローラの周面ば、通常、数十間程度の小径の加圧
ローラに対して100〜200 mm程度と非常に大き
な単一の曲率半径とされるために、小径の加圧ローラを
軸方向に均一に加圧することは困難である。
本発明は上記従来の問題を解決するものであり、その口
約は、画像が形成されるシートを加圧ローラにより、軸
方向全体に均一に加圧し得る画像形成装置用の加圧装置
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の画像形成装置の加圧装置は、シート上に画像を
形成する画像形成装置に使用され、画像形成のために該
シートを加圧する加圧装置であって、該シートが通過す
るように対向して配設された一対の加圧ローラと、少な
くとも一方の加圧ローラにそれぞれ圧接されており、該
加圧ローラを他方の加圧ローラへ押圧する一対のバック
アップローラと、を具備し、各バックアップローラの周
面が、軸方向中央に対して左右対称形のクラウン形状で
あって、軸方向の中央部から各端部にかけて複数の領域
に分割されており、該中央部の領域を除くそれぞれの領
域において、軸方向の端部側になるに連れて順次径方向
への突出量が小さく、軸方向位置に対する径方向への突
出量の変位が隣接する領域毎に異なっていることを特徴
としてなり、そのことにより上記目的が達成される。
好ましくは、一対のバックアップローラが、それぞれ同
様の形状である。
好ましくは、一方のバックアップローラの中央部の周面
が径方向への突出量が一定な平坦面であり、他方のバッ
クアップローラの中央部が、その中央部から各端部にか
けて順次径方向の突出量が小さくなっている。
さらに好ましくは、前記バックアップローラにおける中
央部および各領域の境界部に、全周にわたって溝部が形
成されている。
(作用) 本発明の加圧装置では、加圧ローラを加圧する一対のバ
ックアップローラが軸方向に複数の領域に分割されてお
り、それぞれの領域において、加圧ローラを均一に加圧
することに適した曲面状態とされる。その結果、一対の
バックアップローラにより加圧ローラは軸方向に均一に
加圧される。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
第4図は本発明の加圧装置を有する複写機の正面縦断面
図である。この複写機は、複写機本体1の上面に設けら
、れたガラス製の原稿載置台2を有している。この原稿
載置台2には複写画像を形成するための原稿3が載置さ
れる。複写機本体1の一方の側面の上部には、光透過性
シートに形成された画像を、複写機本体l内へ投影する
ための光透過性シート投影部4が設けられており、その
下方には手差し給紙部5及び給紙カセット6が設けられ
ている。該給紙カセット6には、例えば、酸性の現像材
料が塗布された受像シート7が収容されている。この受
像シート7は、詳しくは後述するように、感光性シート
と重ね合わされて、加圧現像されることにより、該受像
シート7上に画像が形成される。また、複写機本体1の
他方の側面には、画像が形成された後の受像シート7が
載置される排紙トレイ8が設けられている。
複写機本体lの上部には、光学系10が設けられている
。該光学系10は、複写機本体1上面の原稿載置台3上
に載置された原稿3へ光を照射する一対の光源11およ
び12を有しており、これらの光源11および12が、
矢印Cで示す方向および反対方向への往復移動可能にな
っている。両光源11および12から照射されて原稿3
から反射された光は、両光源11および12と一体とな
って移動するミラー13により、矢印Cで示す方向とは
反対方向へ反射される。該ミラー13により反射された
光は、ミラーケース14内の一対の反射ミラー15およ
び16により、その進行方向が反転される。一対のミラ
ー15および16により進行方向を反転された光は、レ
ンズユニット17を通った後に、ミラー18により反射
されて、複写機本体1のほぼ中央部に設けられた露光板
30へ向けて照射される。
光学系10には、一対の光源11および12を冷却する
ための冷却ファン65が取り付けられており、該冷却フ
ァン65が、両光#11および12と一体となって往復
移動する。
ミラーケース14の下方には、感光性シート用パケット
20が配設されている。該感光性シート用パケット20
には、遮光性材料のケースにより覆われたカートリッジ
21が装着される。このカートリッジ21は、内部の供
給軸22に巻き付けられて収容されたロール状の感光性
シート23を有する。該感光性シート23は、金属、合
成樹脂等のベースシート上に、ロイコ染料等の発色染料
および光硬化性物質が内包された粒径lO〜20μm程
度の感光感圧材料であるマイクロカプセルがコーティン
グされている。
該感光性シート23の幅方向両側縁部には、その長手方
向に沿って、感光性シート23を感光性シート用パケッ
ト20から、順次、繰り出す際に使用される位置決め孔
(図示せず)が設けられており、この位置決め孔がトラ
クタローラ24に、順次、嵌合される。該トラクタロー
ラ24は、クラッチ(図示せず)を介して動力が伝達さ
れており、該トラクタローラー24により感光性シート
23が、感光性シート用パケット20から繰り出されて
露光板30へ搬送される。
露光板30は、光学系10におけるミラー18により反
射された光と直交するように配置されており、そのミラ
ー18との対向面に沿って、感光性シート23か搬送さ
れる。該露光板30における感光性シート23が搬送さ
れる面とは反対側の面には、ヒーター31が取り付けら
れており、このヒータ31により露光板30が所定温度
に保温されて、該露光板30に沿って搬送される感光性
シート23が所定温度とされる。これにより、感光性シ
ート23の感度が所定状態に維持される。
該露光板30に沿って搬送される感光性シート23には
、前記光学系10により原稿3の反射光が照射される。
これにより、該感光性シート23上のマイクロカプセル
が選択的に光硬化されて、該感光性シート23に原稿画
像に対応した潜像が形成される。
また、複写機本体1の側面に設けられた光透過性ンート
投影部4は、露光板30と対向した状態になっており、
光透過性シートの画像を複写する場合には、光学系10
におけるミラー18を移動させて、該光透過性シート投
影部4から投影される光が、直接、露光板30に沿って
搬送される感光性シート23に照射されるようになって
いる。
露光板30の下端部近傍には、ガイドローラ32および
バッファローラ33が、感光性シート23の搬送方向に
沿って順番に設けられている。ガイドローラ32は、搬
送される感光性シート23のマイクロカプセルがコーテ
ィングされた表面に対向した状態で配設されている。バ
ッファローラ33は、感光性シー1・23の背面に対向
したホームポジションから、露光板30とは直交する矢
印A方向へ移動可能になっている。露光板30に沿って
搬送される感光性シート23は、該バッファローラ33
に巻き掛けられて、その方向を感光性シート用パケット
20側に向けられている。バッファローラ33に巻き掛
けられた感光性シート23は加圧装置50を通過されて
、前記感光性シート用パケット20の巻取軸25に巻き
取られている。
バッファローラ33は正逆両方向に回転可能になってお
り、前述のホームボシッションから矢印六方向に移動さ
れて、破線で示す引出し位133aとされる。バッファ
ローラ33がこの引出し位置33aへ移動されることに
より、感光性シート23は、所定の長さだけ引き出され
る) 圧力現像部である加圧装置50には、複写機本体1の側
部に設けられた手差し給紙部5または給紙カセット6か
ら、搬送機構40によって搬送される受像シート7が送
給される。該受像ンート23は、露光板30に沿って搬
送される間に露光されることにより潜像が形成された感
光シート23に同期して、搬送機構40により、該加圧
装置50へ供給される。
加圧装置50では、受像シート7と画像が露光された感
光性シート23とが重ね合わせられた状態で加圧され、
上述したように、光によって硬化されていない未硬化の
マイクロカプセルだけが破壊されて、感光性ンート23
から受像シート7ヘロイコ染料等の発色染料が流出し、
該発色染料と受像ンート7の現像材料とが反応して、該
受像シート7上に画像を形成する。このようにして、加
圧装置50により現像された受像ンート7は、光沢化装
置60へ搬送され、該光沢化装置60によって加熱され
ることにより、画像に光沢が付与される。光沢が付与さ
れた受像シート7は、該光沢化装置60により、複写機
本体1の排紙トレイ8上に排出される。
加圧装置50は、第1図に示すように、複写機本体1に
固定された下部ホルダー51と、感光性シート23の搬
送方向下流側に設けられた支持軸57によって該下部ホ
ルダー51に対して上下方向への回動可能に連結された
上部ホルダ52とを有している。
下部ホルダ51には、例えば、直径が50mの下部加圧
ローラ53が回転可能に支持されている。また、上部ホ
ルダ52には、例えば直径が20胴の上部加圧ローラ5
4が回転可能に支持されており、該上部加圧ローラ54
は、その上方に設けられた一対のバックアップローラー
55および55により、下部加圧ローラ53へ押し付け
られるように、圧接されている。
各バックアップローラ55は、第2図に示すように、軸
心方向の中央に対して、左右対称形になっており、軸方
向の中央部55aは、外径が一定の平坦面になっている
。各バックアップローラ55は、軸方向の中央に対して
左右対称形をしており、中央部55aから軸方向の端部
になるに連れて順次外径が小さくなったクラウン形状を
している。各バックアップローラ55の周面は、軸方向
の中央部55aにそれぞれ隣接する一対の第1領域55
bおよび55b1 各第1領域55bの外側にそれぞれ
隣接する一対の第2領域55cおよび55C1各第2領
域55cの外側にそれぞれ隣接する一対の第3領域55
dおよび55d1  さらに各第3領域の外側にそれぞ
れ降接する最外側の一対の第4領域55eおよび55e
に分割されており、第1〜第4領域55b〜55eにお
ける周面は、それぞれ軸方向の中央部側から各端部側に
なるに連れて、径方向への突出量が順次小さくなってい
る。そして、各領域55b〜55eにおける周面の軸方
向位置に対する径方向への突出量の変位は、第3図に示
すように、それぞれ、なだらかな曲線状に連続している
が、隣接する各領域毎に異なっている(第3図において
は、径方向への突出量の変位は、軸方向の長さに対して
拡大して示されている)。従って、相互に隣接する領域
の境界部分では、周面部分は円滑に連続していない。
このような形状の一対のバックアップローラ55により
く上部加圧ローラ54が下部加圧ローラ53へと押し付
けられており、両加圧ローラ54および53の間を感光
性シート23が通過している。また、両加圧ローラ54
および53の間を、必要に応じて、感光性シート23に
重ね合わされた状態で受像シート7が通過される。
上部ホルダ52と下部ホルダ51とを回動可能に支持す
る支持軸57の近傍には、小径のガイドローラ59が上
部ホルダ51に支持されている。該ガイドローラ59に
は、上部加圧ローラ54と下部加圧ローラ53との間を
通過する感光性シート23が巻き掛けられており、該ガ
イドローラ59は、該感光性シート23を感光性シート
用パケット20の巻き取り軸25に向けて案内している
上部ホルダ52における受像シート7の供給側の側部に
は、水平な板状のカムフォロア58が設けられている。
該カムフォロア58は一対のバックアップローラ55お
よび55に連結されている。各バックアップローラ55
は、図示しない適当な付勢手段により、それぞれの各端
部が下方へ付勢された状態になっている。該カムフォロ
ア58の下方には、下部ホルダ51に支持された偏心カ
ム56が設けられている。該偏心カム56は、その回動
により、カムフォロア58から離れた状態と、該カムフ
ォロア58全体を上方へ押し上げた状態になる。偏心カ
ム56がカムフォロア58から離れた状態になると、カ
ムフォロア58に連結された各バックアップローラ55
の各端部が付勢手段により下方へ付勢されて、上部加圧
ローラ54が下部加圧ローラ53を軸方向の全長にわた
って押圧した加圧状態になる。偏心カム56がカムフォ
ロア58に対して離れた状態から、第1図に矢印りで示
す方向へ角度θだけ回動されると、該偏心カム56はカ
ムフォロア58を上方へ押圧した状態になる。このよう
な状態になると、カムフォロア58に連結された各バッ
クアップローラー55が付勢手段に抗して上方へ押圧さ
れ、上部加圧ローラ54が下部加圧ローラ53から離れ
た状態になる。
このような構成の複写機の動作は次の通りである。感光
性シート用パケット20にカートリッジ21が装着され
て、内部の感光性シート23がトラクタローラ24に巻
き掛けられる。そして、感光性シート23は、露光板3
0に沿った状態とされ、さらに、ガイドローラ32およ
びバッファローラ33に巻き掛けられて、加圧装置50
を通過される。該加圧装置50を通過された感光性シー
ト23は、巻き取り軸25に巻取られる。
このように、感光性シート23が複写機本体1に装着さ
れた状態で、例えば、原稿載置台2上の原稿3の複写が
行われる。原稿3を複写する場合には、該原稿3が露光
される。この露光時には、感光性シート23の先端が巻
き付けられた巻き取り軸25は、回転しないようにロッ
クされるとともに、感光性シート23が巻き付けられた
供給軸22が、ある程度の抵抗を有した状態で回転し得
る状態とされる。
このような状態で、原稿3が光学系10により露光され
る。光学系10による原稿3の露光に際して、該光学系
10による原稿3の露光走査に同期して、バッファロー
ラ33は、ホームポジションから、原稿3の反射光の照
射方向とは反対方向である矢印Aで示す方向へ移動され
る。これにより、露光板30上の感光性シート23は、
順次、移動されつつ、原稿3の画像がスリット露光され
る。
このようにして、原稿画像が感光性シート23に露光さ
れると、バッファローラ33は、引出し位置33aに達
する。その後に、供給軸22をロックして回転しない状
態とするとともに、巻き取り軸25を回転させつつ、バ
ッファローラ33を矢印B方向へ所定速度で移動させる
。このとき、巻き取り軸25は、負荷が加わることによ
り駆動源に対してスリップするようになっているために
、該感光性シート23は、常に一定のテンションが付与
された状態で、バッファローラ33の移動と同期して、
加圧装置5゜へ送給される。
他方、バッファローラ33が矢印B方向へ移動を開始し
てから所定時間が経過すると、搬送機構4゜か動作して
、手差し給紙部5または給紙カセット6から、受像シー
ト7が、感光性シート23の移動に同期して、該加圧装
置50へ向かって搬送される。
そして、受像シート7の先端が加圧装置50に達したと
きに、バッファローラ33の移動および巻き取り軸25
の回転を停止させて感光性シート23の搬送を停止する
とともに、搬送機構40の搬送動作を停止させて受像シ
ート7の搬送を一旦停止する。このような状態では、感
光性シート23の露光部分が、加圧装置50には達して
いない。その後に供給軸22は回転可能な状態に復帰さ
れて、加圧装置50による加圧現像動作が開始される。
該加圧装置50は、加圧現像動作が開始されない状態で
は、偏心カム56は、カムフォロア58に当接して、該
カムフォロア58を上方へ押圧しており、上部加圧ロー
ラ54が下部加圧ローラ53から離れた状態になってい
る。そして、加圧現像動作が開始されると、偏心カム5
6が所定角度θだけ回動されて、カムフォロア58から
離れた状態にされる。これにより、一対のバックアップ
ローラ55および55の各端部が所定の付勢手段により
下方へ加圧された状態になり、両バックアップローラ5
5に圧接された上部加圧ローラ54が、下部加圧ローラ
53へと押し付けられる。
このとき、各バックアップローラ55の各端部に加圧力
が作用すると、各バックアップローラ55による上部加
圧ローラ54に対する加圧力は、各端部において大きく
、軸方向の中央部55aにおいて最小となる。各バック
アップローラ55は、軸方向の中央部55aの周面が径
方向に最も突出したクラウン形状になっており、しかも
、軸方向に分割された各領域毎に、軸方向位置に対する
径方向への突出量の変位が、各所定領域毎において、上
部加圧ローラ54の周面を均一に押圧し得るように、そ
れぞれ異なって設定されているために、各バックアップ
ローラ55は、上部加圧ローラ54を軸方向に均一に加
圧する。
このような状態で、下部加圧ローラ53が所定速度で回
転駆動されると、感光性シート23が、順次、上部加圧
ローラ54と下部加圧ローラ53との間へ供給される。
同時に、搬送機構40から受像ンート7か該加圧装置5
0へ搬送され、感光性ンート23の画像露光部に該受像
ンート7が重ね合わされた状態で、両シートが上部加圧
ローラ54と下部加圧ローラ53との間へ送給される。
このとき、バッファローラ33が下部加圧ローラ53の
回転速度よりも、若干、遅い速度でホームポジションに
向かって移動されるために、感光性シート23は、テン
ションが掛かった状態になっており、該感光性シート2
3にしわがよることが防止される。
このようにして、感光性シート23が受像シート7に重
ね合わされた状態で、両加圧ローラ53および54の間
を通過している間に、バッファローラ33がホームポジ
ションに復帰すると、該バッファローラ33の移動が停
止され、それ以後は、下部加圧ローラ53の回転により
感光性シート23が受像シート7とともに搬送される。
相互に重ね合わされた状態で加圧装置50に搬送された
感光性シート23および受像シート7は、該加圧装置5
0の両加圧ローラ54および53にて加圧されることに
より、感光性シート23の未硬化のマイクロカプセルが
破壊されて、内部の発色染料が受像シート7上の現像材
料と反応して発色する。これにより画像が形成される。
受像シート7が、両加圧ローラ54および53の間を通
過すると、両加圧ローラ54および53の加圧状態を解
除すべく、偏心カム56が回動され、一対のバックアッ
プローラ55および55による上部加圧ローラ54の抑
圧が徐々に解除される。これにより、それぞれの周面同
士が軸方向の全長にわたって接触した状態から、上部加
圧ローラ54の各端部が下部加圧ローラの各端部から離
れた状態を経て、両加圧ローラ54および53が完全に
離れた状態になる。
該加圧装置50から排出された感光性シート23は巻き
取り軸25に、順次、巻き取られる。他方、発色像が形
成された受像シート7は、光沢化装置60へ搬送され、
該光沢化装置60にて加熱されて、光沢処理及び発色処
理された後に、排紙トレイ8上へ排出される。
なお、上記実施例では、一対のバックアップローラ55
および55を同様の形状にしたが、一方のバックアップ
ローラ55の周面を上述の実施例のような形状にして、
他方のバックアップローラ55を、第5図に示すように
、中央部55a°を、その中央にて径方向への突出量が
最大であって、各端部側になるに連れて順次径方向の突
出量が小さくなるような形状にしてもよい。この場合は
、平坦な中央部55aを有するバックアップローラ55
は、この平坦な中央部55aにおいては、上部加圧ロー
ラ54に対する加圧力が比較的小さくなるのに対して、
径方向への突出量が変位した中央部55a′を有するバ
ックアップローラ55は、その中央部55a°において
、上部加圧ローラ54に対する加圧力が大きくなる。従
って、両バックアップローラ55および55により上部
加圧ローラ54は、下部加圧ローラ53に対して、軸方
向に、より一層、均一に加圧される。
また、各バックアップローラ55は、分割された各領域
において、軸方向位置に対する径方向の突出量の変位が
、それぞれ異なった状態になっているために、それぞれ
の境界部において、周面部分は円滑に連続しないおそれ
がある。このために、第6図に示すように、各バックア
ップローラ55の周面における各分割領域との境界部に
、全周にわたって、溝部55fを設けるようにしてもよ
い。この場合には、各バックアップローラ55における
それぞれの境界部分によって、上部加圧ローラ54が過
度に加圧されるおそれがない。
(発明の効果) 本発明の画像形成装置に使用される加圧装置は、このよ
うに、一対のバックアップローラが、軸方向に複数の領
域に分割されており、それぞれの領域における周面が、
軸方向に対する径方向への突出量の変位がそれぞれ異な
った状態になっているために、各バックアップローラに
より加圧ローラを軸方向にほぼ均一に加圧することがで
きる。
一方のバックアップローラにおける軸方向の中央部を、
径方向への突出量が一定の平坦面にして、他方のバック
アップローラの中央部を、径方向への突出量が、その中
央部において最大にし、軸方向の各端部側になるに連れ
て順次小さくなるようにすれば、両バックアップローラ
によって加圧ローラを、軸方向に、より一層、均一に加
圧し得る。
軸方向に分割された各領域の境界部分に、溝部を全周に
わたって形成すれば、隣接する各領域の周面が、境界部
分においてスムースに連続していない場合にも、その境
界部分により加圧ローラが過度に加圧されるおそれがな
い。
4、゛  の、 な言′■ 第1図は本発明の加圧装置の断面図、第2図はその加圧
装置に使用されるバックアップローラの側面図、第3図
は第2図のバックアップローラの軸方向に対する径方向
の突出量の変位を示すグラフ、第4図は本発明の加圧装
置が使用される複写機の内部の構成図図、第5図は本発
明の他の実施例の加圧装置におけるバックアップローラ
の軸方向位置に対する径方向突出量の変位を示すグラフ
、第6図は本発明のさらに他の実施例におけるバックア
ップローラの側面図である。
l・・・複写機本体、3・・・原稿、10・・・光学系
、23・・・感光性シート、30・・・露光板、50・
・・加圧装置、53・・・下部加圧ローラ、54・・・
上部加圧ローラ、55・・・バックアップローラ、55
a・・・中央部、55f・・・溝部、56・・・偏心カ
ム、 58・・・カムフォロア。
以 上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シート上に画像を形成する画像形成装置に使用され
    、画像形成のために該シートを加圧する加圧装置であっ
    て、 該シートが通過するように対向して配設された一対の加
    圧ローラと、 少なくとも一方の加圧ローラにそれぞれ圧接されており
    、該加圧ローラを他方の加圧ローラへ押圧する一対のバ
    ックアップローラと、を具備し、各バックアップローラ
    の周面が、軸方向中央に対して左右対称形のクラウン形
    状であって、軸方向の中央部から各端部にかけて複数の
    領域に分割されており、該中央部の領域を除くそれぞれ
    の領域において、軸方向の端部側になるに連れて順次径
    方向への突出量が小さく、軸方向位置に対する径方向へ
    の突出量の変位が隣接する領域毎に異なっていることを
    特徴とする加圧装置。 2、一対のバックアップローラが、それぞれ同様の形状
    である請求項1に記載の加圧装置。 3、一方のバックアップローラの中央部の周面が径方向
    への突出量が一定な平坦面であり、他方のバックアップ
    ローラの中央部が、その中央部から各端部にかけて順次
    径方向の突出量が小さくなっている請求項1に記載の加
    圧装置。 4、前記バックアップローラにおける中央部および各領
    域の境界部に、全周にわたって溝部が形成されている請
    求項1に記載の加圧装置。
JP23218090A 1990-08-31 1990-08-31 画像形成装置の加圧装置 Pending JPH04113355A (ja)

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