JPH04136937A - 画像形成装置の加圧装置 - Google Patents

画像形成装置の加圧装置

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Publication number
JPH04136937A
JPH04136937A JP26148190A JP26148190A JPH04136937A JP H04136937 A JPH04136937 A JP H04136937A JP 26148190 A JP26148190 A JP 26148190A JP 26148190 A JP26148190 A JP 26148190A JP H04136937 A JPH04136937 A JP H04136937A
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JP
Japan
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rollers
sheet
pressure
image
roller
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JP26148190A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Ogura
充 小倉
Yoshiaki Masuda
増田 佳昭
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、光硬化材料および発色染料が収容さ
れたマイクロカプセルがコーティングされた感光性シー
トと、その発色染料と反応して発色する現像材料がコー
ティングされた受像シートを重ね合わせた状態で加圧す
ることにより画像を形成する画像形成装置において、受
像シート上に画像を形成するべく、感光性シートと重ね
合わせて加圧する加圧装置に関する。
(従来の技術) 例えば、特開昭58−88739号公報には、光硬化材
料および発色染料が収容されたマイクロカプセルがコー
ティングされた感光性シートと、その発色染料と反応し
て発色する現像材料がコーティングされた受像シートと
を使用して画像を形成する画像形成装置が開示されてい
る。
このような画像形成装置では、次のようにして、画像が
形成される。まず、感光性シートに原稿画像を露光する
と、光が照射された部分のマイクロカプセルが選択的に
硬化して、原稿画像に対応した潜像が形成される。潜像
が形成された感光性シートは、圧力現像部である加圧装
置において、現像材料がコーティングされた受像シート
に重ねられて、両者が加圧される。これにより、感光性
シート上の未硬化のマイクロカプセルが破壊されて、そ
の内部に収容された発色染料が流出し、流出した発色染
料が受像シート上の現像材料と反応して発色する。これ
により、原稿画像に対応した画像が、受像シート上に形
成される。
(発明が解決しようとする課題) このような画像形成装置において、画像が露光された感
光性シートと受像シートとを重ね合わせて加圧する加圧
装置は、通常、一対の加圧ローラを有しており、両加圧
ローラーの間に、感光性シートおよび受像シートを重ね
合わせた状態で通過させることにより、受像シート上に
画像が形成される。
各加圧ローラは、感光性シートと受像シートとを軸方向
に均一に加圧するために、それぞれ、定の外径に構成さ
れている。そして、少なくとも一方の加圧ローラを小径
化することにより、他方の加圧ローラとの接触面積を小
さくして単位面積当りの圧力が大きくされている。小径
化された加圧ローラは、通常、一対のバックアップロー
ラそれぞれに圧接されることにより、他方の加圧ロラヘ
押し付けられている。一対のバックアップローラは、そ
れぞれの各端部を加圧ローラ側に加圧することにより、
軸方同全体にわたって加圧されている。
しかしながら、加圧ローラを小径化すると、加圧ローラ
自体の剛性が低下する。このため、一対のバックアップ
ローラそれぞれの各端部を加圧することにより、小径化
された加圧ローラを加圧すれば、該加圧ローラにおける
各端部の加圧力が大きくなって、撓んだ状態になり、該
加圧ローラの軸方向中央部が他方の加圧ローラの軸方向
中央部に十分に圧接されないおそれがある。その結果、
対の加圧ローラによっては、軸方向全体に均一な加圧力
を得ることができず、前述のように、感光性シートと受
像シートとを重ね合わせて加圧することにより現像する
際に、受像シート上に形成される画像に濃度ムラが生じ
たり、受像シートあるいは感光性シートにシワが寄るお
それがある。
このため、各バックアップローラの周面を、軸方向の中
央部において外径が最大となった円弧状のクラウン形状
とすることが実施されている。しかしながら、各バック
アップローラの周面ば、通常、数十間程度の小径の加圧
ローラに対して100〜200mm程度と非常に大きな
単一の曲率半径とされるために、小径の加圧ローラを軸
方向に均一に加圧することは困難である。
本発明は上記従来の問題を解決するものであり、その目
的は、画像が形成されるシートを加圧ローラにより、軸
方向全体に均一に加圧し得る画像形成装置用の加圧装置
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の画像形成装置の加圧装置は、シート上に画像を
形成する画像形成装置に使用され、画像形成のために該
シートを加圧する加圧装置であって、 該シートが通過するように対向して配設された一対の加
圧ローラと、 少なくとも一方の加圧ローラにそれぞれ圧接されており
、該加圧ローラを他方の加圧ローラへ押圧する一対のバ
ックアップローラと、を具備し、各バックアップローラ
の周面は、各側部が、端部側になるにつれて順次小径と
なった軸方向中央に対する左右対称形のクラウン形状で
あって、軸方向の中央部が、クラウン形状になった各側
部の周面の軸心方向中央部側への延長線における外径よ
りも大きな一定の外径であることを特徴としてなり、そ
のことにより上記目的が達成される。
(作用) 本発明の加圧装置では、加圧ローラを加圧する一対のバ
ックアップローラが軸方向に複数の領域に分割されてお
り、それぞれの領域において、加圧ローラを均一に加圧
することに適した曲面状態とされる。その結果、一対の
バックアップローラにより加圧a−ラはす1h方向に均
一に加圧される。
(実施例) =6= 以下に本発明を実施例について説明する。
第2図は本発明の加圧装置を有する複写機の正面縦断面
図である。この複写機は、複写機本体1の上面に設けら
れたガラス製の原稿載置台2を有している。この原稿載
置台2には複写画像を形成するための原稿3が載置され
る。複写機本体1の一方の側面の上部には、光透過性シ
ートに形成された画像を、複写機本体l内へ投影するた
めの光透過性シート投影部4が設けられており、その下
方には手差し給紙部5及び給紙カセット6が設けられて
いる。該給紙カセット6には、例えば、酸性の現像材料
が塗布された受像シート7が収容されている。この受像
シート7は、詳しくは後述するように、感光性シートと
重ね合わされて、加圧現像されることにより、該受像シ
ート7上に画像が形成される。また、複写機本体1の他
方の側面には、画像が形成された後の受像シート7が載
置される排紙トレイ8が設けられている。
複写機本体1の上部には、光学系10が設けられている
。該光学系10は、複写機本体1上面の原稿載置台3上
に載置された原稿3へ光を照射する対の光源11および
12を有しており、これらの光源11および12か、矢
印Cで示す方向および反対方向への往復移動可能になっ
ている。両光源11および12から照射されて原稿3か
ら反射された光は、両光源11および12と一体となっ
て移動するミラー13により、矢印Cで示す方向とは反
対方向へ反射される。該ミラー13により反射された光
は、ミラケース14内の一対の反射ミラー15および1
6により、その進行方向が反転される。一対のミラー1
5および16により進行方向を反転された光は、レンズ
ユニット17を通った後に、ミラー18により反射され
て、複写機本体1のほぼ中央部に設けられた露光板30
へ向けて照射される。
光学系lOには、一対の光源11および12を冷却すル
タメの冷却ファン65が取り付けられており、該冷却フ
ァン65が、両光源11および工2と一体となって往復
移動する。
ミラーケース■4の下方には、感光性シート用パケット
20が配設されている。該感光性シート用バケラト20
には、遮光性材料のケースにより覆われたカートリッジ
21が装着される。このカートリッジ21は、内部の供
給軸22に巻き付けられて収容されたロール状の感光性
シート23を有する。該感光性シート23は、金属、合
成樹脂等のベースシート上に、ロイコ染料等の発色染料
および光硬化性物質が内包された粒径10〜20μm程
度の感光感圧材料であるマイクロカプセルがコーティン
グされている。
該感光性シート23の幅方向両側縁部には、その長手方
向に沿って、感光性シート23を感光性シート用パケッ
ト20から、順次、繰り出す際に使用される位置決め孔
(図示せず)が設けられており、この位置決め孔がトラ
クタローラ24に、順次、嵌合される。該トラクタロー
ラ24は、クラッチ(図示せず)を介して動力が伝達さ
れており、該トラクタローラー24により感光性シート
23が、感光性シート用パケット20から繰り出されて
露光板30へ搬送される。
露光板30は、光学系10におけるミラー18により反
射された光と直交するように配置されており、そのミラ
ー18との対向面に沿って、感光性シート23が搬送さ
れる。該露光板30における感光性シート23が搬送さ
れる面とは反対側の面には、ヒーター31か取り付けら
れており、このヒータ31により露光板30が所定温度
に保温されて、該露光板3oに沿って搬送される感光性
シート23が所定温度とされる。これにより、感光性シ
ート23の感度が所定状態に維持される。
該露光板30に沿って搬送される感光性シート23には
、前記光学系10により原稿3の反射光が照射される。
これにより、該感光性シート23上のマイクロカプセル
が選択的に光硬化されて、該感光性シート23に原稿画
像に対応した潜像が形成される。
また、複写機本体1の側面に設けられた光透過性シート
投影部4は、露光板30と対向した状態になっており、
光透過性シートの画像を複写する場合には、光学系10
におけるミラー18を移動させて、該光透過性シート投
影部4から投影される光が、直接、露光板30に沿って
搬送される感光性シート23に照射されるようになって
いる。
露光板30の下端部近傍には、ガイドローラ32および
バッファローラ33が、感光性シート23の搬送方向に
沿って順番に設けられている。ガイドローラ32は、搬
送される感光性シート23のマイクロカプセルがコーテ
ィングされた表面に対向した状態で配設されている。バ
ッファローラ33は、感光性シート23の背面に対向し
たホームポジションから、露光板30とは直交する矢印
入方向へ移動可能になっている。露光板30に沿って搬
送される感光性シート23は、該バッファローラ33に
巻き掛けられて、その方向を感光性シート用パケット2
0側に向けられている。バッファローラ33に巻き掛け
られた感光性シート23は加圧装置50を通過されて、
前記感光性シート用パケット20の巻取軸25に巻き取
られている。
バッファローラ33は正逆両方向に回転可能になってお
り、前述のホームポジションから矢印A方向に移動され
て、破線で示す引出し位置33aとされる。バッファロ
ーラ33がこの引出し位置33aへ移動されることによ
り、感光性シート23は、所定の長さだけ引き出される
圧力現像部である加圧装置50には、複写機本体1の側
部に設けられた手差し給紙部5または給紙カセット6か
ら、搬送機構40によって搬送される受像シート7が送
給される。該受像シート23は、露光板30に沿って搬
送される間に露光されることにより潜像が形成された感
光シート23に同期して、搬送機構40により、該加圧
装置50へ供給される。
加圧装置50では、受像シート7と画像が露光された感
光性シート23とが重ね合わせられた状態で加圧され、
上述したように、光によって硬化されていない未硬化の
マイクロカプセルだけが破壊されて、感光性シート23
から受像シート7ヘロイコ染料等の発色染料が流出し、
該発色染料と受像シート7の現像材料とが反応して、該
受像/−ドア上に画像を形成する。このようにして、加
圧装置50により現像された受像シート7は、光沢化装
置60へ搬送され、該光沢化装置60によって加熱され
ることにより、画像に光沢が付与される。光沢が付与さ
れた受像シート7は、該光沢化装置60により、複写機
本体1の排紙トレイ8上に排出される。
加圧装置50は、第3図に示すように、複写機本体1に
固定された下部ホルダー51と、感光性シート23の搬
送方向下流側に設けられた支持軸57によって該下部ホ
ルダー51に対して上下方向への回動可能に連結された
上部ホルダ52とを有している。
下部ホルダ51には、例えば、直径が50醒の下部加圧
ローラ53が回転可能に支持されている。また、上部ホ
ルダ52には、例えば直径が20mmの上部加圧ローラ
54が回転可能に支持されており、該上部加圧ローラ5
4は、その上方に設けられた一対のバックアップローラ
ー55および55により、下部加圧ローラ53へ押し付
けられるように、圧接されている。
各バックアップローラ55は、第1図に示すように、軸
心方向の中央部55aと、該中央部55aの各側方にそ
れぞれ溝部55dおよび55dを介して隣接する一対の
連設部55bおよび55bと、各連設部55bにそれぞ
れ溝部55eおよび55eを介して隣接した一対の側部
55cおよび55cとを有している。各ツマ、クア、プ
ローラ55の各側部55cは、各連設部55b側の端部
から側端部にかけて外径が順次小さくなった、軸心方向
の中央に対する左右対称のクラウン形状になっている。
各連設部55bは、各側部55cの最大外径よりも小さ
な一定の外径になっており、これに対して、中央部55
aの外径は、各側部55cの外径よりも太き(、さらに
は、各側部55cのクラウン形状になっている曲線状の
周面の延長線における外径よりも、さらに、10〜20
μm程度、大きな一定の外径になついる。
各バックアップローラ55は、第1図に寸法を記入した
ように、全長が318.0mm、各側部55cの軸心方
向の長さが123.5mm、各連設部の長さが26.5
mm、中央部55aの軸心方向の長さが26.5mmと
なっており、各側部55cは、各側縁部の面取りされた
部分に連設する部分が、例えば、34.050mmの外
径とされ、連設部55b側の端部においては、34.9
77mmの外径になるように、順次外径が変更されてお
り、その周面ば、軸心方向に沿って曲線状になっている
。各連設部55bは、各側部55cの最大外径よりも小
さく、例えば、34.929mmになっている。これに
対して、中央部55aの外径は、各側部55cの外径よ
りも大きく、例えば、35.048mmになっている。
このような形状の一対のバックアップローラ55により
、上部加圧ローラ54が下部加圧ローラ53へと押し付
けられており、両加圧ローラ54および53の間を感光
性シート23が通過している。また、両加圧ローラ54
および53の間を、必要に応じて、感光性シート23に
重ね合わされた状態で受像シート7が通過される。
上部ホルダ52と下部ホルダ51とを回動可能に支持す
る支持軸57の近傍には、小径のガイドローラ59が上
部ホルダ51に支持されている。該ガイドローラ59に
は、上部加圧ローラ54と下部加圧ローラ53との間を
通過する感光性シート23が巻き掛けられており、該ガ
イドローラ59は、該感光性シート23を感光性シート
用パケット20の巻き取り軸25に向けて案内している
上部ホルダ52における受像シート7の供給側の側部に
は、水平な板状のカムフォロア58が設けられている。
該カムフォロア58は一対のバックアップローラ55お
よび55に連結されている。各バックアップローラ55
は、図示しない適当な付勢手段により、それぞれの各端
部が下方へ付勢された状態になっている。該カムフォロ
ア58の下方には、下部ホルダ51に支持された偏心カ
ム56が設けられている。該偏心カム56は、その回動
により、カムフォロア58から離れた状態と、該カムフ
ォロア58全体を上方へ押し上げた状態になる。偏心カ
ム56がカムフォロア58から離れた状態になると、カ
ムフォロア58に連結された各バックアップローラ55
の各端部が付勢手段により下方へ付勢されて、上部加圧
ローラ54が下部加圧ローラ53を軸方向の全長にわた
って押圧した加圧状態になる。偏心カム56がカムフォ
ロア58に対して離れた状態から、第3図に矢印りで示
す方向へ角度θだけ回動されると、該偏心カム56はカ
ムフォロア58を上方へ押圧した状態になる。このよう
な状態になると、カムフォロア58に連結された各バッ
クアップローラー55が付勢手段に抗して上方へ押圧さ
れ、上部加圧ローう54が下部加圧ローラ53から離れ
た状態になる。
このような構成の複写機の動作は次の通りである。感光
性シート用パケット20にカートリッジ21が装着され
て、内部の感光性シート23がトラクタローラ24に巻
き掛けられる。そして、感光性シート23は、露光板3
0に沿った状態とされ、さらに、ガイドローラ32およ
びバッファローラ33に巻き掛けられて、加圧装置50
を通過される。該加圧装置50を通過された感光性シー
ト23は、巻き取り軸25に巻取られる。
このように、感光性シート23が複写機本体1に装着さ
れた状態で、例えば、原稿載置台2上の原稿3の複写が
行われる。原稿3を複写する場合には、該原稿3が露光
される。この露光時には、感光性シート23の先端が巻
き付けられた巻き取り軸25は、回転しないようにロッ
クされるとともに、感光性シート23が巻き付けられた
供給軸22が、ある程度の抵抗を有した状態で回転し得
る状態とされる。
このような状態で、原稿3が光学系10により露光され
る。光学系10による原稿3の露光に際して、該光学系
10による原稿3の露光走査に同期して、バッファロー
ラ33は、ホームポジションから、原稿3の反射光の照
射方向とは反対方向である矢印Aで示す方向へ移動され
る。これにより、露光板30上の感光性シート23は、
順次、移動されつつ、原稿3の画像がスリット露光され
る。
このようにして、原稿画像が感光性シート23に露光さ
れると、バッファローラ33は、引出し位置33aに達
する。その後に、供給軸22をロックして回転しない状
態とするとともに、巻き取り軸25を回転させつつ、バ
ッファローラ33を矢印B方向へ所定速度で移動させる
。このとき、巻き取り軸25は、負荷が加わることによ
り駆動源に対してスリップするようになっているために
、該感光性シート23は、常に一定のテンゾョンが付与
された状態で、バッファローラ33の移動と同期して、
加圧装置50へ送給される。
他方、バッファローラ33が矢印B方向へ移動を開始し
てから所定時間が経過すると、搬送機構40[8 が動作して、手差し給紙部5または給紙カセット6から
、受像シート7が、感光性シート23の移動に同期して
、該加圧装置50へ向かつて搬送される。
そして、受像シート7の先端が加圧装置50に達したと
きに、バッファローラ33の移動および巻き取り軸25
の回転を停止させて感光性シート23の搬送を停止する
とともに、搬送機構40の搬送動作を停止させて受像シ
ート7の搬送を一旦停止する。このような状態では、感
光性シート23の露光部分が、加圧装置50には達して
いない。その後に供給軸22は回転可能な状態に復帰さ
れて、加圧装置50による加圧現像動作が開始される。
該加圧装置50は、加圧現像動作が開始されない状態で
は、偏心カム56は、カムフォロア58に当接して、該
カムフォロア58を上方へ押圧しており、上部加圧ロー
ラ54が下部加圧ローラ53から離れた状態になってい
る。そして、加圧現像動作が開始されると、偏心カム5
6が所定角度θだけ回動されて、カムフォロア58から
離れた状態にされる。これにより、一対のバックアップ
ローラ55および55の各端部が所定の付勢手段により
下方へ加圧された状態になり、両バックアップローラ5
5に圧接された上部加圧ローラ54が、下部加圧ローラ
53へと押し付けられる。
このとき、各バックアップローラ55の各端部に加圧力
が作用すると、各バックアップローラ55による上部加
圧ローラ54に対する加圧力は、各端部において太き(
、軸方向の中央部55aにおいて最小となる。しかしな
がら、各バックアップローラ55は、軸方向の中央部5
5aが一定径になっており、しかも、該中央部55aの
周面ば、クラウン形状の各側部55cの曲線状になった
周面の軸方向中央側への延長線よりも外方へ突出するよ
うに、その外径が設定されている。従って、各バックア
ップローラ55における中央部55aにおいて、上部加
圧ローラ54を強固に押圧することになり、各バックア
ップローラ55は、上部加圧ローラ54を軸方向に均一
に加圧する。
このような状態で、下部加圧ローラ53が所定速度で回
転駆動されると、感光性シート23が、順次、上部加圧
ローラ54と下部加圧ローラ53との間へ供給される。
同時に、搬送機構40から受像シート7が該加圧装置5
0へ搬送され、感光性シート23の画像露光部に該受像
シート7が重ね合わされた状態で、両シートが上部加圧
ローラ54と下部加圧ローラ53との間へ送給される。
このとき、バッファローラ33が下部加圧ローラ53の
回転速度よりも、若干、遅い速度でホームポジションに
向かって移動されるために、感光性シト23は、テンシ
ョンが掛かった状態になっており、該感光性シート23
にしわがよることが防止される。
このようにして、感光性シート23が受像シート7に重
ね合わされた状態で、両前圧ローラ53および54の間
を通過している間に、バッファローラ33がホームポジ
ションに復帰すると、該バソファロラ33の移動が停止
され、それ以後は、下部加圧ローラ53の回転により感
光性シート23が受像シート7とともに搬送される。
相互に重ね合わされた状態で加圧装置50に搬送された
感光性シート23および受像シート7は、該加圧装置5
0の両前圧ローラ54および53にて加圧されることに
より、感光性シート23の未硬化のマイクロカプセルが
破壊されて、内部の発色染料が受像シート7上の現像材
料と反応して発色する。これにより画像が形成される。
受像シート7が、両前圧ローラ54および53の間を通
過すると、両前圧ローラ54および53の加圧状態を解
除すべく、偏心カム56が回動され、一対のバックアッ
プローラ55および55による上部加圧ローラ54の押
圧が徐々に解除される。これにより、それぞれの周面同
士が軸方向の全長にわたって接触した状態から、上部加
圧ローラ54の各端部が下部加圧ローラの各端部から離
れた状態を経て、両前圧ローラ54および53が完全に
離れた状態になる。
該加圧装置50から排出された感光性シート23は巻き
取り軸25に、順次、巻き取られる。他方、発色像が形
成された受像シート7は、光沢化装置60へ搬送され、
該光沢化装置60にて加熱されて、光沢処理及び発色処
理された後に、排紙トレイ8上へ排出される。
(発明の効果) 本発明の画像形成装置に使用される加圧装置は、このよ
うに、一対のバックアップローラが、軸方向の中央部に
おける外径が、各側部のクラウン形状の延長線よりも外
方へ突出した一定の外径になっているために、各バック
アップローラにより加圧ローラの軸心方向の中央部が強
固に押圧され、従って加圧ローラは、軸方向にほぼ均一
に加圧される。
4、′   の、 な:日 第1図は本発明の加圧装置に使用されるバックアップロ
ーラの側面図、第2図はその加圧装置の断面図、第3図
は本発明の加圧装置が使用される複写機の内部の構成図
である。
1・・・複写機本体、3・・・原稿、7・・・受像シー
ト、IO・・・光学系、23・・・感光性シート、30
・・・露光板、50・・・加圧装置、53・・・下部加
圧ローラ、54・・・上部加圧ローラ、55・・・バン
クアップローラ、55a・・・中央部、55b・・・連
設部、55c・・・側部、55d、 55e・・・溝部
、56・・・偏心カム、 58・・・カムフォロア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シート上に画像を形成する画像形成装置に使用され
    、画像形成のために該シートを加圧する加圧装置であっ
    て、 該シートが通過するように対向して配設された一対の加
    圧ローラと、 少なくとも一方の加圧ローラにそれぞれ圧接されており
    、該加圧ローラを他方の加圧ローラへ押圧する一対のバ
    ックアップローラと、を具備し、各バックアップローラ
    の周面は、各側部が、端部側になるにつれて順次小径と
    なった軸方向中央に対する左右対称形のクラウン形状で
    あって、軸方向の中央部が、クラウン形状になった各側
    部の周面の軸心方向中央部側への延長線における外径よ
    りも大きな一定の外径であることを特徴とする加圧装置
JP26148190A 1990-09-28 1990-09-28 画像形成装置の加圧装置 Pending JPH04136937A (ja)

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