JPH04113006A - 錠止可能な液圧シリンダ - Google Patents

錠止可能な液圧シリンダ

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JPH04113006A
JPH04113006A JP2404937A JP40493790A JPH04113006A JP H04113006 A JPH04113006 A JP H04113006A JP 2404937 A JP2404937 A JP 2404937A JP 40493790 A JP40493790 A JP 40493790A JP H04113006 A JPH04113006 A JP H04113006A
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JP
Japan
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locking
piston
chamber
ball
working
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Application number
JP2404937A
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English (en)
Inventor
Georg Koch
ゲオルク・コッホ
Wolfgang Traupe
ウオルフガング・トラウペ
De Poel Frank Van
フランク・ヴアン・デル・ポエル
Kurt Schaible
クルト・シヤイブレ
Holger Seel
ホルゲル・ゼール
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Pacoma Hydraulik GmbH
Original Assignee
Pacoma Hydraulik GmbH
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices
    • F15B15/26Locking mechanisms
    • F15B15/261Locking mechanisms using positive interengagement, e.g. balls and grooves, for locking in the end positions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は、少なくとも一つの圧力接続部を有するケーシ
ングと、このケーシングの中をシールされて案内されか
つピストンロッドを有する摺動可能な作動ピストンと、
錠止ばねに支持された錠止ピストンと、ボールを有する
ボールロック機構とを備え、このボールが保持器内で、
錠止位置において錠止溝内へ移動可能であるかまたは解
除位置において逃げ溝内へ移動可能であり、圧力接続部
からの圧力媒体により、作動室に関連して作動ピストン
の作動作用面が付勢可能であり、かつ解除室に関連して
錠止ピストンの解除作用面が付勢可能である錠止可能な
液圧シリンダに関する。 [0002]
【従来の技術】
このような錠止可能な液圧シリンダは、例えば蓋、レバ
ーまたはその他の部品からなる消費部を操作するために
使用される。消費部は作動ピストンのピストンロッドに
枢着され、作動ピストンの圧力付勢によって操作可能で
ある。液圧シリンダの作動ピストンは片側から操作して
もよいし、両側から操作してもよい。差動回路による運
転も可能である。本発明はこれらのすべての例に依存し
ない。作動ピストンの出発個所が機械的に形状補完的に
錠止可能であり、無圧状態のときすなわち圧力接続部か
ら圧力付勢をしないときに錠止可能であるこが重要であ
る。錠止位置は、作動ピストンがその出発位置に戻ると
きにも確実に達成可能でなければならない。これは、複
動型の液圧シリンダの場合に、ピストンロッド側を圧力
付勢することによっておよびまたは例えば消費部の重力
をピストンロッドに作用させることによっても可能であ
る。 [0003] 冒頭に述べた種類の錠止可能な液圧シリンダはドイツ連
邦共和国特許第2911071号明細書およびドイツ連
邦共和国特許出願公開第3732561号明細書によっ
て知られている。ドイツ連邦共和国特許第291107
1号明細書記載の液圧シリンダは、ケーシングの中を案
内される作動ピストンを備えている。この作動ピストン
は作動室と関連して、作動作用面を有する。この作動作
用面はケーシングの圧力接続部から直接液圧を加えるこ
とができる。作動ピストンの突出部はボールロック機構
のボールのための保持器として形成され、スリーブ状の
錠止ピストンによって取り囲まれている。この錠止ピス
トンは背室側が錠止ばねに支持されている。錠止ピスト
ンの解除作用面は解除室に関連して、同様に圧力接続部
から分岐管路を経て付勢可能である。従って、作動室と
解除室内での圧力上昇は同時に行われる。作動ピストン
はまだその出発位置から出ることができない。なぜなら
、ボールロック機構がまだ錠止位置にあるがらである。 錠止ピストンが錠止ばねの力に抗して錠止位置から解除
位置へ移動した後で初めて、ボールロック機構のボール
が錠止溝から逃げ溝へ半径方向外方へ移動し、続いて作
動ピストンがその行程運動を行うことができる。しかし
、圧力接続部からの圧力付勢時に作動ピストンの作動作
用面を直ちに付勢すると、ボールロック機構のボールは
ボールロック機構の錠止位置に強く付勢され、幾分締め
付けられる。なぜなら、作動ピストンがボールを介して
引張り力を伝達するからである。しかし、その出発位置
からまだ出ることはできない。錠止ピストンの解除作用
面全体が急激に圧力付勢されることにより、錠止ピスト
ンが加速されて解除位置へ移動し、ボ・ルロック機構の
ボールは急に衝撃的に半径方向外方へ跳ねる。従って、
作動ピストンも同様に急激に移動する。これは多くの場
合不所望であるかまたは消費部にとって不利である。更
に、錠止ばねを設けた、錠止ピストンの背室が排気され
ないという欠点がある。排気されないと、例えば液圧媒
体が錠止ピストンの漏れるシールから背室に流れ、背室
に充満するときに、ボールロック機構が液圧的にロック
するという危険がある。この場合、ボールロック機構は
液圧的にもはや解錠できない。従って、液圧シリンダ全
体の作動が停止する。 [0004] ドイツ連邦共和国特許出願公開第3732561号明細
書記載の液圧シリンダの場合にもこれらの欠点が生じる
。なぜなら、この場合にも作動シリンダの作動室と錠止
シリンダの解除室が圧力接続部から同時に液圧的に付勢
されるからである。この場合も、錠止ばねを設けた、錠
止ピストンの背室が、閉鎖形成されている。ボールロッ
ク機構のボールが作動ピストンの延長スリーブ内で保持
器に収容されるように配置されているときには、次のよ
うな他の欠点が生じる。すなわち、作動ピストンの行程
運動時に、このボールがケーシングの円筒状壁と摩擦し
、それによって生じる損傷により、作動シリンダのシー
ル部が漏れるという欠点が生じる。これに対して、ボー
ルロック機構のボールが使用場所で定置されて支承され
、かつ作動ピストンの軸方向移動を受は持たないときに
は、上記の欠点はなくなるが、作動室と解除室が同時に
液圧付勢されるので、圧力付勢時およびボールロック機
構が解錠された後で、作動ピストンが急激に移動する。 [0005]
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、圧力付勢時の作動ピストンの急激な滑
り出しを阻止し、出発位置からの作動ピストンのスムー
スな滑り出しを達成することである。 [0006]
【課題を解決するための手段】
この課題は本発明に従い、圧力接続部と作動ピストンの
作動室との間に、時間的に遅れて絞り機能を停止可能な
絞りが設けられ、錠止ピストンの解除室が圧力接続部か
らの圧力媒体によって絞らずに付勢可能であり、それに
よって圧力接続部からの圧力媒体による付勢時に先ず錠
止ピストンが錠止位置から出て、それに続いて作動室に
圧力が込められることによって解決される。 [0007] それによって、圧力接続部からの圧力付勢時に先ず、解
除室内で圧力が絞られずに上昇することができ、作動ピ
ストンの作動室内での圧力上昇は絞りを介して時間的に
遅れて行われる。従って、錠止ピストンがその錠止位置
を出る時点で、まだ引張り力がボールロック機構のボー
ルに作用している。すなわち、ボールは締め付けられて
いないで、自由に動くことができ、しかも錠止ピストン
が錠止位置から出て、ボールが錠止溝から逃げ溝に入る
ことができる程度に自由に動くことができる。同時に、
作動室では絞りを経て絞られた状態で圧力が上昇する。 従って、作動ピストンはその出発位置から、絞られたま
たは低下した圧力で付勢され、スムースな始動によって
出発位置から出る。これに合わせて、絞りの絞り機能を
停止可能である。すなわち、絞り作用を取り除くことが
できる。それによって、消費部の操作に必要とされるよ
うな、圧力接続部からの全圧力を、作動室に込めて作用
させることができる。絞りの軸方向の長さによって、絞
り機能を停止する時点を、ストロークに依存して定める
ことができる。しかも、錠止ピストンの対応するストロ
ークに依存して定めることができる。それによっていか
なる場合でも、錠止ピストンが実際にその錠止位置を出
たときに初めて絞り機能が解除される。錠止ピストンが
その完全解除位置に達するまでに、絞り機能は停止され
る。これは、ボールロック機構の移動幾何と移動速度に
合わせて行われる。それによって、ボールロック機構の
ボールが作動ピストンによる引張り力をそれほど受けず
に係止位置から出ることができ、作動室内の圧力上昇が
先ず絞られ、続いて絞られずに行われ、・それによって
作動ピストンはスムースな始動運動で、しかも消費部の
操作にとって必要とされるような操作力で、その行程運
動を開始するかまたは行う。 [0008] 錠止ピストンは段付ピストンとして形成され、カリピス
トンの一方の側に解除作用面のほかに、第2の作用面を
備え、この作用面は作動室内の圧力によって付勢可能で
ある。解除作用面はいかなる場合でも、次のように形成
しなければならない。すなわち、圧力接続部からの圧力
付勢を絞らないときに、錠止ばねの力に打ち勝ち、錠止
ピストンがこの付勢によって錠止位置から解除位置へ確
実に移動するように、形成しなければならない。錠止ピ
ストンは第2の作用面を備えていてもよい。この作用面
を介して、錠止ピストンが作動室から付勢されるので、
作動ピストンの前進行程運動中に錠止ピストンが確実に
解除位置に保持される。段付ピストンの段は同時に、ボ
ールロック機構の機能の一部をなすために利用可能であ
る。 [0009] 作動室と圧力接続部との間に逆止弁を設けることができ
、この逆止弁は圧力接続部の方向に開放し、かつ絞りを
架橋する管路内に配置されている。この管路は圧力接続
部または解除室と作動室とを接続し、絞りを架橋する。 逆止弁は圧力接続部の方向に開放し、出発位置への作動
ピストンの後退運動中、作動室内の液圧媒体を圧力接続
部に逆流させる働きをする。その際、作動ピストンはそ
の錠止された出発位置に移動し、予め停止された絞りの
絞り機能は再び作用する。従って液圧媒体は作動室から
開放した逆止弁を経て加速されて圧力接続部とそれに接
続された制御管路に流れる。逆上弁はこの機能が所望さ
れるときにのみ必要である。絞りを経て行われる逆流で
充分であるほど、液圧シリンダの作動ピストンの速度が
遅い場合には、逆止弁を省略することができる。逆止弁
とそれに所属する迂回管路は、作動ピストンがその錠止
された出発位置に達するようにするために、作動室から
の液圧媒体の移動の絞りが所望されるときにも不必要で
ある。このような特殊な場合には、絞りの復帰する絞り
機能を、この第2の機能のために有意義に使用可能であ
る。逆止弁は錠止ピストン内に配置可能である。一般的
に、充分な場所が供される。特に錠止ピストンが、円環
状横断口を有するスリーブ状錠止ピストンと異なり、円
形横断面を有するピストンとして形成されているときに
、充分な場所が供される。当然他方では、迂回管路をケ
ーシング側に配置可能である。この迂回管路は圧力接続
部を作動室に接続し、絞りを架橋し、そして逆止弁を含
んでいる。 [0010] 時間的に遅れて絞り機能を停止可能な絞りは、錠止ピス
トンの円筒部分とケーシングまたはケーシング内に定置
された部品の孔との間の絞り隙間によって形成可能であ
る。それによって、時間的に遅れて絞り機能を停止可能
な絞りを形成するために、特別な部品を必要としない。 所望の時間的な遅れのみに対応して、円筒部分と孔の重
なりの長さが決められる。すなわち、錠止ピストンの対
応する行程運動のときに円筒部分が孔から完全に出る時
点が決められる。円筒部分が孔から完全に出ると、絞り
作用が解除され、続いて作動室が絞り作用を受けずに圧
力付勢される。絞り隙間を採寸することによって、作動
室内の絞られた圧力上昇に対して影響を与えることがで
きる。 [0011] 錠止ピストンの錠止ばねは大気に連通ずる室内に設けら
れていることが可能である。それによって、この室の排
気が達成され、錠止ピストンのシールを経て漏洩が可能
であり、もはやポールロック機構の液圧的なロックが生
じない。従って信頼性が高まる。他方では、ポールロッ
ク機構がそのロック位置がら確実に出ることができ、作
動ピストンがその規則的な行程運動を確実に行うことが
できる[0012] 錠止ピストンはが作動ピストンと反対の側に、突出部を
備えることができる。 この突出部上で、錠止ピストンは機械的に力を加えるこ
とにより錠止位置から解除位置へ摺動可能である。多く
の用途の場合、液圧が降下したときに、手動で力を加え
ることによって液圧シリンダの錠止位置を解除すること
が必要であるがまたは望まれる。例えば消費部の手動操
作により、液圧が生じないにもがかわらず所定の操作を
行うことができる。そのために先ず、ボールロック機構
を解錠しなければならない。錠止ピストンの突出部は機
械的な力を作用させる働きをする。 この力の作用によって、錠止ピストンはその錠止位置か
ら解除位置へ移動する。 この場合、ボールロック機構が解除され、作動ピストン
が移動可能になる。 [0013] 錠止ピストンは作動ピストンに対して反対方向に移動可
能に設けられ、錠止ピストンの第2の作用面は作動室に
接続し、錠止ばねは排気される室と共に、錠止ピストン
の他方の側に設けられている。この好ましい実施形の場
合には、錠止ばねを内蔵する室を、非常に簡単に大気に
接続することができる。突出部にはいかなるシールも設
ける必要はない。他の実施形の場合には、例えば錠止ピ
ストンが作動ピストンと同じ方向に錠止位置から解除位
置へ移動可能であるときに、−法的に、排気は幾分困難
である。しかし、この場合にも、排気は作動ピストンに
よって行うことができる。更に、背室と作動ピストンの
背室との連通も可能である。その際、液圧シリンダを差
動回路で運転しないようにすべきである。なぜならさも
ないと、ボールロック機構が解除不可能であるからであ
る。これに対して液圧シリンダが差動回路で運転される
と、錠止ピストンの背室の排気は他の方向、例えばピス
トンロッド内の長い孔によって行うべきである。 [0014] 錠止ピストンの突出部は機械的に力を加えるための、外
部からアクセス可能な溝を備えていてもよい。それによ
って、錠止ピストンを錠止位置から解除位置へ移動させ
ることができる。 [0015] 作動ピストンはボールロック機構のボールを収容するた
めの延長スリーブを備えていてもよい。この場合、ケー
シング内に、錠止溝を有する錠止ブツシュが定置されて
設けられている。錠止ブツシュを半径方向に採寸するこ
とにより、作動ピストンがその行程運動を行うときに、
ボールロック機構のボールはケーシングの円筒状孔を擦
過しない。 [0016]
【実施例】
二つの好ましい実施例に基づいて本発明を更に説明する
。 [0017] 図1と図2の液圧シリンダはケーシング1を備えている
。このケーシングの孔2内て゛、作動ピストン3が摺動
可能に案内され、かつシール4と実間リング5によって
滑動し、シールされている。作動ピストン3にはピスト
ンロッド6が例えばねじ込みによって固定されている。 このピストンロッドの図示していない他端はケーシング
1から外へ案内され、そこで消費部(操作すべき機器)
に作用連結されている。これにより、消費部が操作され
る。 [0018] ケーシングには圧力接続部7が設けられている。この圧
力接続部には、特に作動ピストン3の操作に必要とされ
るような圧力媒体用制御導管が接続可能である。本実施
例では圧力接続部7が1個だけ示してあり、作動ピスト
ン3は単動型である。本発明にとって、複動型構造のピ
ストンと、これに対応する、圧力媒体用の複数個の接続
部を設けることは不利ではない。ケーシング1内におい
て孔2の段差部には、錠止(固定保持)ブツシュ8が定
置されて支承され、かつシール9によって外部に対して
シールされている。錠止ブツシュ8はケーシング1に挿
入された蓋部材10によって保持されている。この場合
、蓋部材10は他の態様で形成可能であり、場合によっ
ては溶接または他の方法でケーシング1に連結すること
ができる。錠止ブツシュ8には、錠止ピストン11が制
限された範囲内で摺動可能に支承され、シール12によ
ってシールされて案内されている。錠止ピストン11の
摺動はストッパーによって制限されている。錠止ピスト
ン11と錠止ブツシュ8の間には解除室13が形成され
ている。この解除室は圧力接続部7と常に連通している
。解除室13に隣接して、錠止ピストンは解除作用面1
4を備えている。この解除作用面は図示のように、円環
状面として形成されている。錠止ピストンは更に、円筒
部分15を備えている。この円筒部分には、錠止ブツシ
ュ8の孔16が付設されている。適当に採寸された絞り
隙間の形をした絞り17が円筒部分15と孔16の間に
形成されている。この絞り隙間の半径方向の幅と軸方向
の長さは絞り機能に合わせて定められている。絞り17
は解除室13と作動室18との間の接続である。作動室
18は錠止ピストン11と作動ピストン3の間に形成さ
れている。解除室13がらの、圧力媒体、ひいては圧力
接続部7がらの圧力媒体は、絞り17だけを通って作動
室18に達することができる。作動ピストン3は作動室
18に接続して作動作用面19を備えている。液圧媒体
による作動作用面19の付勢は実質的に、作動ピストン
3のストロークを決定する。 [0019] しかし、錠止ピストン11は解除作用面14だけでなく
、同じ側の端面側に、作動室18に接続してかつ絞り1
7の向こう側に、第2の作用面20を備えている。この
作用面は円形作用面として形成され、半径方向において
ほぼ絞り17まで延びている。この範囲において、錠止
ピストンはロック円筒21と逃げ溝22を備えている。 この逃げ溝は作用的にはボールロック機構23に所属す
る。このボールロック機構により、作動ピストン3は図
1に示す出発位置(圧力接続部7が無圧)に機械的にロ
ックされている。ボールロック機構23には保持器状の
延長スリーブ24が所属する。この延長スリーブはボー
ル25を収容および案内する働きをする。ボールは複数
個設けられ、延長スリーブ24の周囲に分配されて、対
応する半径方向の円錐状凹部に支持されている。この支
持は、ボール25が延長スリーブ24に対して制限され
て半径方向に移動できるように行われている。錠止ブツ
シュ8には錠止溝26が形成されている。この錠止溝は
錠止位置においてボール25を収容するためのものであ
る。図1に示したこの錠止位置では、ボール25が錠止
溝26に入り、かつ錠止ピストン11の図示の相対位置
によってロック円筒21を介して、半径方向内方への逃
げが阻止される。 [0020] 錠止ピストン11内には逆止弁27が設けられている。 この逆止弁は図示のように、ばねで支持された閉鎖ボー
ルを備えている。この閉鎖ボールは錠止ピストン11に
ねじ込まれたシート28に対して閉鎖位置に押しつけさ
れる。半径方向の孔29と軸方向の通路30は共に、逆
止弁27を設けた管路29,30を形成する。管路29
,30は作動室18と解除室13を接続し、この両室の
間の、絞り17を経る他の接続部を架橋する。逆止弁2
7の組み込み方向により、圧力媒体が管路29,30を
経て作動室18から解除室13、ひいては圧力接続部7
へ戻るようにし、逆方向には決して流れないようにする
ことが保証される。 [0021] 錠止ピストン11はシール12の他の側に、突出部31
を備えている。この突出部は他のシールを用いずに、蓋
部材10の中を通って案内され、凹部32の範囲で終わ
っている。外部からこの凹部を経て、突出部31に設け
られた溝33ヘアクセス可能である。それによって、錠
止ピストン11の突出部31に対して外部から機械的な
力を加えることができる。従って、例えば圧力媒体が圧
力接続部7を経て完全に排出されるとき、あるいは供さ
れないときにも、錠止ピストン11をその軸方向移動可
能性に相応して摺動させることができる。錠止ピストン
11の背後において、ケーシング側に室34が形成され
ている。この室はシールされていない突出部31を経て
常に大気に連通し、排気される。この室34または蓋部
材10には、錠止ばね35のケーシング側が支持されて
いる。錠止ばねは錠止ピストン11を付勢し、ボールロ
ック機構23を錠止位置にもたらす。この場合、ロック
円筒21は、ボール25が錠止溝26から半径方向内方
へ逃げないようにする。 [0022] 図1には、ボールロック機構23が錠止された状態の作
動ピストン3の普通の出発位置または静止位置を示して
いる。液圧媒体が圧力下で図示していない制御管路と圧
力接続部7を経て導かれると、解除室13内で圧力が上
昇する。一方、圧力による作動室18の付勢は絞り17
によって阻止される。錠止ピストン11の解除作用面1
4に作用する力により、錠止ピストン11は錠止ばね3
5の力に打ち勝って錠止位置から解除位置(図2)へ移
動する。この場合、錠止ピストンはストッパーとして機
能する蓋部材10に接触する。液圧媒体の圧力が適当な
絞り作用を有する絞り17によって比較的に少ししか上
昇しないので、この時点で作動ピストン3またはその作
動作用面19にはあまり大きな圧力は作用しない。 従って、ボールロック機構23のボール25は錠止ピス
トン11の運動の途中で逃げ溝22がボール25に対向
するや否や、直ちに錠止溝26から出る。それによって
、ボールロック機構23と作動ピストン3の機械的な錠
止部が解除され逃げ溝22に対応して半径方向内方へ逃
げる。その直ぐ後に、あるいはこの工程と重複して、錠
止ピストン11の円筒部分15が錠止ブツシュ8の孔1
6から出るので、絞り17の絞り機能が停止する。狭い
横断面が取り除かれ、作動室18内には、液圧媒体の全
制御圧力が生じて作用する。上記の時間的な順序によっ
て、先ずボールロック機構23が解除され、続いて全制
御圧力が作動ピストン3の作動作用面に作用するので、
作動ピストン3はボールロック機構23を解放した後、
スムースな滑りだしで移動する。しかし、絞り17の絞
り作用が停止するや否や、全制御圧が作動ピストン3に
作用するので、作動ピストンはその設計に対応して、接
続された消費部を操作することができる。図2は、作動
ピストン3は部分ストロークだけ後退した後の前記状態
を示している。作動ピストン3の前進ストロークの間、
錠止ピストン11は錠止ばね35を圧縮しながらその解
除位置(図2)に保持される。ボール25は保持器状に
形成されているので半径方向内方へ向かって作動室18
内に落ち込むことはない。第2の実施例に基づいて説明
するような、付加的な特別手段を講じてもよい。この手
段は半径方向内方または外方へのボール25の移動を阻
止する。 [0023] 消費部が作動ピストンの所定のストロークに相応して操
作され、例えばレバーが摺動または揺動させられ、この
消費部は再び機能しなくなった後で、制御管路ひいては
圧力接続部7内の制御圧力が低下するので、消費部の手
付勢力や重量は作動ピストン3をその出発位置に戻すの
に充分である。勿論、液圧シリンダを複動作用するよう
に形成し、これに関連して作動ピストン3をピストンロ
ッド6側から付勢してもよい。両者の場合、作動ピスト
ン3の戻り行程運動が行われる。この場合、先ず圧力接
続部7の圧力が低下した後、錠止ばね35が制御ピスト
ン11を先ず図1に示す出発位置に戻し、ボール25は
まだその錠止位置に達しない。ボールは作動ピストン3
の戻り運動時に延長スリーブ24によって連行される。 ボールは作動ピストン3の戻り行程の最後の範囲で逃げ
溝22に接触し、錠止ばね35の力に抗して後方へ錠止
ピストン11を摺動させる。この摺動は、ボールが定置
された錠止ブツシュ8の錠止溝26に隣接する位置に達
するまで行われる。この位置に達するや否や、ボール2
5は半径方向内方へ逃げ、錠止ばね35は錠止ピストン
11を図1の錠止位置まで摺動させる。それによって、
作動ピストン3の出発位置が機械的に錠止される。この
戻り運動時に、円筒部分15が孔16に入り、この両部
品が絞り隙間を形成しながら重なると、絞り17の絞り
作用が再び発生する。この時点から、絞り17を経て行
われる作動室18内の圧力媒体の排出が限定される。そ
のために、逆止弁17がそのとき開放し、作動室18か
ら解除室13ひいては圧力接続部7への液圧媒体の溢れ
と圧力低下が管路29,30と開放した逆止弁27を経
て行われる。作動ピストン3の後退運動を非常にスムー
スにゆっくり行うときには、逆止弁27と管路29,3
0は当然省略される。 [0024] 例えば圧力接続部を経て圧力を加えることができないよ
うな故障が生じたときには、突出部31の溝33に対し
て機械的に力を加えることによって、ポールロック機構
23を解除することができる。その際、錠止ピストン1
1は錠止ばね35の力に抗して解除位置に後退させられ
る。従って、作動ピストン3が解錠され例えば消費部ま
たはピストンロッド6に更に力を加えることによって、
作動ピストン3の緊急行程運動を行うことができる。行
程運動が終了した後で、作動ピストン3をその出発位置
に再び戻すことができる。この場合にも、機械的な錠止
がボールロック機構23を介して行われる。 [0025] 図3と図4の実施例は少なくとも機能的な観点からは基
本的には同じように形成されている。従って、同じ部品
または機能が同じ部品には同じ参照符号が付けである。 図1と図2の実施例では、作動ピストン3と錠止ピスト
ン11が液圧でに反対方向に操作可能であったが、図3
と図4の実施例の場合にはこの両部品は同じ方向に操作
可能である。従って、錠止ばね35を設けた室34は他
方側に、すなわち作動ピストン3寄りに設けられている
。この場合、ピストンが単動の場合には、排気は通路3
6からピストンロッド側の部屋へ行うことができる。こ
れに対して液圧ピストンが複動操作される場合には、室
34の排気を他の方法で、例えばピストンロッド6を経
て行わなければならない。 [0026] 錠止ピストン11の突出部31の代わりに、蓋部材10
にはピン37がシール38によってシールされて支承さ
れている。このピンは手動で押し込むことができ、その
とき錠止ピストン11に当たり、錠止ピストンを錠止位
置から解除位置へ移動させる。ボール25は延長スリー
ブ24内で制限的に半径方向へ移動できるように支承す
る必要はない。ボールは延長スリーブ24の切り欠き内
で自由に動くことができるように支承可能である。ボー
ルは一方では錠止ピストン11とその円筒部分15によ
って解除位置で落下しないように保持されている。他方
3は、すなわち半径方向外方においては、保護スリーブ
40が設けられている。この保護スリーブはばね39に
支持され、作動ピストン3の前進および後退行程運動の
ときに、ボール25が延長スリーブ24の切り欠きから
半径方向外方へ出ないようにする。 [0027] 図3と図4の液圧シリンダの機能は同じである。制御圧
力が圧力接続部7からケーシング側に導入され、この圧
力が解除室13に達すると、先ず錠止ピストン11が錠
止位置から解除位置へ移動する。その際、ボールロック
機構23が解除される。この時間の間、作動室18内に
は、時間的に遅れてカリ絞られて圧力が上昇する。錠止
ピストン11の円筒部分15が蓋部材10によって形成
された孔16から出た後で初めて、絞り17の絞り作用
が停止し、作動室18内の圧力が絞られないで上昇する
。それによってこの場合も、作動ピストン3は錠止位置
からゆっくりと滑りだし、その作動行程運動を開始する
。この場合にも、機械的な解錠が可能であり、かつ出発
位置に再び達するや否や機械的な錠止が行われる。 [0028]
【発明の効果】
以上説明したように本発明の液圧シリンダは、錠止位置
における作動ピストンの確実な錠止ど共に、錠止位置か
らの作動ピストンのゆっくりした滑り出しを可能にする
【図面の簡単な説明】
【図1】 錠止位置にある液圧シリンダの第1の実施例の断面図で
ある。
【図2】 作動シリンダが部分行程運動状態にある、図1の液圧シ
リンダの断面図である
【図3】 錠止位置にある液圧シリンダの第2の実施例の断面図で
ある。
【図4】 作動シリンダが部分行程運動状態にある、図3の液圧シ
リンダの断面図である
【符号の説明】
1   ケーシング 2孔 3   作動ピストン 4   シール 5   案内リング 6   ピストンロッ 7   圧力接続部 8   錠止ブツシュ 9   シール 10  蓋部材 11  錠止ピストン 12  シール 13  解除室 14  解除作用面 15  円筒部分 16孔 17   絞り 18  作動室 19  作動作用面 20  作用面 21  ロック円筒 22  逃げ溝 ド ポールロック機構 延長スリー7 ボール 錠止溝 逆止弁 シート 孔 通路 突出部 凹部 溝 室 錠止ばね 通路 ピン シール ばね 保護スリーブ
【書類芯】
【図1】 図面
【図2】
【図3】
【図4】 0発 0発 ル・ボニル タルト・シャイブレ ホルゲル ゼール トラーセ、あ ドイツ連邦共和国、 り、n ドイツ連邦共和国、 セ、37 アイトリンゲン3、 アイトリンゲン1、 フィンケンウェー ゲーテストラー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】少なくとも一つの圧力接続部を有するケ
    ーシングと、このケーシングの中をシールされて案内さ
    れかつピストンロッドを有する摺動可能な作動ピストン
    と、錠止ばねに支持された錠止ピストンと、ボールを有
    するボールロック機構とを備え、 このボールが保持器内で、錠止位置において錠止溝内へ
    移動可能であるかまたは解除位置において逃げ溝内へ移
    動可能であり、圧力接続部からの圧力媒体により、作動
    室に関連して作動ピストンの作動作用面が付勢可能であ
    り、かつ解除室に関連して錠止ピストンの解除作用面が
    付勢可能である錠止可能な液圧シリンダにおいて、圧力
    接続部(7)と作動ピストン(3)の作動室(18)と
    の間に、時間的に遅れて絞り機能を停止可能な絞り(1
    7)が設けられ、錠止ピストン(11)の解除室(13
    )が圧力接続部(7)からの圧力媒体によって絞らずに
    付勢可能であり、それによって圧力接続部(7)からの
    圧力媒体による付勢時に先ず錠止ピストン(11)が錠
    止位置から出て、それに続いて作動室(18)に圧力が
    込められることを特徴とする錠止可能な液圧シリンダ。
  2. 【請求項02】錠止ピストン(11)が段付ピストンと
    して形成され、かつピストンの一方の側に解除作用面(
    14)のほかに、第2の作用面(29)を備え、この作
    用面が作動室(18)内の圧力によって付勢可能である
    ことを特徴とする請求項1の液圧シリンダ。
  3. 【請求項03】作動室(18)と圧力接続部(7)との
    間に逆止弁(27)が設けられ、この逆止弁が圧力接続
    部(7)の方向に開放し、かつ絞り(17)を架橋する
    管路(29、30)内に配置されていることを特徴とす
    る請求項1の液圧シリンダ。
  4. 【請求項04】逆止弁(27)が錠止ピストン(11)
    内に設けられていることを特徴とする請求項3の液圧シ
    リンダ。
  5. 【請求項05】時間的に遅れて絞り機能を停止可能な絞
    り(17)が、錠止ピストン(11)の円筒部分(15
    )とケーシング(1、10)またはケーシング内に定置
    された部品(8)の孔(16)との間の絞り隙間によっ
    て形成されていることを特徴とする請求項1の液圧シリ
    ンダ。
  6. 【請求項06】錠止ピストン(11)の錠止ばね(35
    )が大気に連通する室(34)内に設けられていること
    を特徴とする請求項1の液圧シリンダ。
  7. 【請求項07】錠止ピストン(11)が作動ピストン(
    3)と反対の側に、突出部(31)を備え、この突出部
    上で、錠止ピストン(11)が機械的に力を加えること
    により錠止位置から解除位置へ摺動可能であることを特
    徴とする請求項1の液圧シリンダ。
  8. 【請求項08】錠止ピストン(11)が作動ピストン(
    3)に対して反対方向に移動可能に設けられ、錠止ピス
    トンの第2の作用面(20)が作動室(18)に接続し
    、錠止ばね(35)が排気される室(34)と共に、錠
    止ピストン(11)の他方の側に設けられていることを
    特徴とする請求項7の液圧シリンダ。
  9. 【請求項09】錠止ピストン(11)の突出部(31)
    が機械的に力を加えるための、外部からアクセス可能な
    溝(33)を備えていることを特徴とする請求項7また
    は8の液圧シリンダ。
  10. 【請求項10】作動ピストン(3)がボールロック機構
    (23)のボールを収容するための延長スリーブ(24
    )を備え、ケーシング(1)内に、錠止溝(26)を有
    する錠止ブッシュ(8)が定置されて設けられているこ
    とを特徴とする請求項1液圧シリンダ。
JP2404937A 1989-12-21 1990-12-21 錠止可能な液圧シリンダ Pending JPH04113006A (ja)

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