JPH04112759A - 炊飯米用改質剤、炊飯米、改質米および炊飯米の製法 - Google Patents

炊飯米用改質剤、炊飯米、改質米および炊飯米の製法

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JPH04112759A
JPH04112759A JP2229694A JP22969490A JPH04112759A JP H04112759 A JPH04112759 A JP H04112759A JP 2229694 A JP2229694 A JP 2229694A JP 22969490 A JP22969490 A JP 22969490A JP H04112759 A JPH04112759 A JP H04112759A
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fatty acid
water
acid compound
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JP2229694A
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Toshiki Kameyama
亀山 俊樹
Michiyo Shibata
柴田 実千代
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Original Assignee
Terumo Corp
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    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/196Products in which the original granular shape is maintained, e.g. parboiled rice
    • A23L7/1963Products in which the original granular shape is maintained, e.g. parboiled rice coated with a layer

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は炊飯米用改質剤、炊飯米、改質米および炊飯米
の製法に関するものである。特に、本発明は、炊飯時に
添加することにより、従来の炊飯米に比へて消化・吸収
の緩やかな炊飯米を作ることができる炊飯米用改質剤、
改質された炊飯米、改質米ならびに炊飯米の製法に関す
るものである。
(従来の技術) 近年、先進社会においては、食生活の豊潤化により肥満
症患者か急増している。肥満度の高い人は、正常体重の
人に比べて糖尿病、動脈硬化症、心臓病等に2.3倍か
かりやすく、また痛風や手術後の合併症、胆石症、腰痛
症、肝臓病等肥満と関係の深い病気は増加の一途である
このように肥満症は健康管理上重大な問題になりつつあ
る。
このような肥満症の治療および予防の手段としては、従
来は、例えば摂取カロリーを低減させることか考えられ
ていた。しかしなから、摂取食物量を単に低減させたた
けては、強い飢餓感、空腹感により長続きしないので、
同時に以下の方法かとられている。
その一つは、少量の食物摂取によっても胃に機械的伸展
刺激か加わるように、胃内に風船を留置するが、胃の大
部分を閉塞して胃容積を著しく狭める方法である。しか
し、これらの手法は、手術を必要とする恒久的な処置で
あり、しかも副作用等が懸念されるため望ましくない。
もう一つの方法は、食物繊維等の増量剤、増粘剤を単独
または他の食品に混合して摂取させる方法である。これ
は、食物繊維か難消化性であることを利用し、単位重量
あたりのカロリーを低下させたものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしなから、食物繊維は、味、食感か好ましくないた
め、単独での大量摂取は困難であり、食品に添加したも
のであっても、多くの場合、味、食感か著しく低下する
という欠点を有している。また、大量の食物繊維の摂取
は、他の有益な栄養素の吸収を阻害したり、下痢や便秘
を起こす等の副作用かあり好ましくない。さらに、日本
人のように、米を主食とする民族にとって、」二連のよ
うな食物繊維を添加したものを、主食とすることは食生
活上困難である。
そこで、本発明の目的は、主食として通常の方法で摂取
可能てあり、かつ、消化・吸収か緩やかであり、上記の
ような低カロリー化によらなくとも、効果的な肥満の防
止または改善か行え、さらに、摂取後の血糖値の嘗激な
上昇を抑制でき、糖尿病患者なとに有効な炊飯米用改質
剤、炊飯米、改質米および炊飯米の製法を提供するもの
である。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するものは、少なくとも摂取可能な両親
媒性の脂肪酸化合物および摂取可能な保水性物質を含有
し、前記脂肪酸化合物と前記保水性物質の含有比が、重
量比にして1001O〜200である炊飯米用改質剤で
ある。
また、前記脂肪酸化合物は、グリセリン脂肪酸エステル
類、ソルビタン脂肪酸エステル類、リン脂質類から選ば
れた少なくとも一種のものであることか好ましい。そし
て、前記保水性物質は、ゼラチン、コラーゲン、デキス
トリン、デンプン、グアガム、キサフタ/カム、ローカ
ストビーンガム、ペクチン、カラキーナン、アルギン酸
、寒天から選ばれた少なくとも一種のものであることか
好ましい。
また、上記目的を達成するものは、少なくとも摂取可能
な両親媒性の脂肪酸化合物、摂取可能な保水性物質およ
びグリセリントリ脂肪酸エステルを含有し前記脂肪酸化
合物、保水性物質、グリセリントリ脂肪酸エステルの含
有比が、重量比にして100:10〜2003〜300
0である炊飯米用改質剤である。
そして、前記グリセリントリ脂肪酸エステルは、食用油
脂であることか好ましい。さらに、前記食用油脂は、オ
リーブ油、ヤン浦、なたネ油、フーン油、大豆油、米糠
油、トウモロコシ油、米油、サフラワー浦、ひまわり油
、小麦胚芽油、パーム油からなる群から選ばれた少なく
とも一種のものであることか好ましい。
また、上記目的を達成するものは、糊化された米粒に、
摂取可能な両親媒性の脂肪酸化合物か結合し、さらに、
該脂肪酸化合物か結合した前記米粒に摂取可能な保水性
物質か付着している炊飯米である。
そして、前記米粒に結合している前記脂肪酸化合物と前
記保水性物質との重量比が、100:10〜200であ
ることか好ましい。
上記目的を達成するものは、米粒に、摂取可能な両親媒
性の脂肪酸化合物が結合し、さらに、該脂肪酸化合物が
結合した前記米粒に摂取可能な保水性物質およびグリセ
リントリ脂肪酸エステルが付着している炊飯米である。
そして、前記米粒に結合している前記脂肪酸化合物、前
記米粒に付着している前記保水性物質および前記グリセ
リントリ脂肪酸エステルの重量比が、100:IO〜2
00:3〜3000であることが好ましい。さらに、前
記炊飯米は、両親媒性の脂肪酸化合物による、アミロー
ス占有率か10%以上であることか好ましい。
また、上記目的を達成するものは、米粒に、摂取司能な
両親媒性の脂肪酸化合物および摂取可能な保水性物質か
付着している改質米である。
そして、前記米粒に付着している前記脂肪酸化合物と前
記保水性物質との重量比が、too:10〜200であ
ることか好ましい。
また、上記目的を達成するものは、米粒に、摂取可能な
両親媒性の脂肪酸化合物、摂取司能な保水性物質および
グリセリントリ脂肪酸エステルが付着している改質米で
ある。
そして、前記米粒に付着している前記脂肪酸化合物、前
記保水性物質および前記グリセリントリ脂肪酸エステル
の重量比が、100:10〜2003〜3000である
ことか好ましい。
また、上記目的を達成するものは、米粒100重量部、
水100〜250重量部および上記の改質剤を当該改質
剤中の両親媒性の脂肪酸化合物が、01〜5重量部にな
るように配合し、得られた配合物を少なくとも前記米粒
に前記改質剤中の両親媒性の脂肪酸化合物か結合しうる
温度以上に加熱する消化・吸収の緩やかな炊飯米の製法
である。
以下、本発明の炊飯米用改質剤を実施例を用いて説明す
る。
本発明の炊飯米用改質剤は、少なくとも摂取可能な両親
媒性の脂肪酸化合物および摂取可能な保水性物質を含有
し、脂肪酸化合物と保水性物質の含有比が、重量比にし
て100・lO〜200となっている。
食品用材料にあっては、食品用材料か含水率が低い状態
で摂取することを目的とするもの、例えば、ンリアル等
において、脂肪酸化合物(例えば、グリセリンモノ脂肪
酸エステル)を添加しても、その風味、食感にあまり問
題が生じない。しかし、含水率か高い状態で摂取するこ
とを目的とする、例えば、炊飯米等の場合においては、
澱粉質と結合された脂肪酸化合物が、食品用材料か含有
する水の存在により味覚を刺激し、風味、食感が損なわ
れことかある。
本発明の改質剤では、改質剤中の脂肪酸化合物が米に結
合することにより、通常の方法にて炊飯した炊飯米を摂
取しても、消化・吸収が緩やかであり、肥満の防止およ
び改善さらには摂取後の急激な血糖値の上昇を抑制でき
、さらに摂取可能な保水性物質が、米に結合した脂肪酸
化合物をマスキングするため、脂肪酸化合物の添加に起
因する風味、食感の低下を抑制し、さらに、適度な保水
状態を付与するので、脂肪酸化合物の添加に起因する炊
飯米のバサッキをも低下させることができる。
本発明の改質剤に使用される摂取可能な両親媒性の脂肪
酸化合物を構成する脂肪酸としては、カプリル酸、ペラ
ルゴン酸、カプリン酸、ウンデンル酸、ラウリン酸、ト
リデシル酸、ミリスチン酸、ヘプタデシル酸、バルミチ
ン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン酸、ノナテカン酸、
アラキン酸、ヘヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、
エライジン酸、セトレイン酸、エルカ酸、グラ/ジン酸
、リノール酸、リルン酸、アラキドン酸などのような炭
素数8〜22のものが好ましい。脂肪酸塩としては、上
記のような脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩、マグネ
シウム塩などがある。また、脂肪酸化合物としては脂肪
酸エステルが好ましく、エステルのためのアルコール供
与体としては、グリセリン、プロピレングリフールない
しポリプロピレングリコール類、ンヨ糖およびマルトー
スなとの糖類、ソルビット、マンニット、エリトリット
、アラヒ゛ノドなどの糖アルコール類、グリセロリン酸
などがある。摂取可能な両親媒性の脂肪酸化合物を具体
的に示すと、例えば、デカグリセリルモノラウレート、
デカグリセリルモノミリステート、ヘキサグリセリルモ
ノステアレート、デカグリセリルモノステアレート、モ
ノグリセリルモノステアレート、デカグリセリルンステ
アレート、デカグリセリルトリステアレート、デカグリ
セリルモノオレエート、デカグリセリルトリオレエート
、ヘキサグリセリルモノオレエート、デカグリセリルペ
ンタオレエートなどのグリセリン脂肪酸エステル類、ン
目糖ステアレート、ショ糖パルミテート、ショ糖オレエ
ート、ショ糖ラウレート、ショ糖ベヘネートなどのンヨ
糖脂肪酸エステル類、ソルビタンモノラウレート、ソル
ビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレエートな
とのVルビタン脂肪酸エステル類、レシチン、リゾレシ
チンなどのリン脂質類が挙げられる。なお、このような
脂肪酸エステルのHL B (Hydorophili
c Lipophilic Ba1ance)はいずれ
の領域のものを用いてもよい。
本発明の改質剤に含有されている両親媒性の脂肪酸化合
物は、澱粉質のアミロース・部分に結合するものと考え
られており、結合したアミロースは、酵素との複合体を
形成しにくい構造となるため澱粉質かアミラーゼ等の消
化酵素による作用を受けにくくなり、このため、l消化
・吸収が緩やかになるものと考えられる。
本発明の改質剤に使用される摂取可能な保水性物質とは
、摂取か可能であり、米粒へのある程度の付着性、ある
程度の被覆性およびある程度の保水性を有するものか好
適であり、具体的には、ゼラチン、コラーゲン、デキス
トリン、デンプン系の結合剤、グアガム、キサンタンガ
ム、ローカストビーンガム、ペクチン等の増粘剤、カラ
ギーナン、アルギン酸、寒天等のケル化剤などが好適に
使用される。なお、このような保水性物質は、ある程度
の被覆性を有することが好ましく、被覆性を有すること
により、風味食感の低下を抑制するのみならず、脂肪酸
化合物を単独で添加した場合に比べて、アミラーゼ等の
消化酵素による作用をより抑制することができる。
そして、このような改質剤は、粉末状の両親媒性の脂肪
酸化合物に、保水性物質(例えば、ゼラチン)を添加し
混合することにより作成される。この際好ましくは、水
系の溶媒を用い、ホモジナイザー等により乳化させ、乳
化状態とすることが好ましい。
そして、本発明の改質剤中には、両親媒性の脂肪酸化合
物と保水性物質との重量比が、100:10〜200の
範囲となるように含有されている。
両親媒性の脂肪酸化合物100重量部に対して、保水性
物質が10重量部以下では、この改質剤を用いた炊飯米
中の米粒に結合した脂肪酸化合物(例えば、グリセリン
モノ脂肪酸エステル)を十分にマスキングすることがで
きず、風味等の点で問題があり、また200重量部以上
では、粘度が高くなりすぎたり、米本来の味が損なわれ
る。好ましい範囲としては、too:30〜70である
次に、本発明の第2の改質剤について説明する。
この改質剤は、少なくとも摂取可能な両親媒性の脂肪酸
化合物、摂取可能な保水性物質およびグリセリントリ脂
肪酸エステルを含有し、脂肪酸化合物、保水性物質およ
びグリセリントリ脂肪酸エステルの含有比が、重量比に
して100.50〜200:3〜3000となっている
この改質剤では、上述の改質剤に加え、グリセリントリ
脂肪酸エステルか添加されているのて、改質剤の添加に
起因する炊飯米の異味、異臭をより低減化させることが
できる。
両親媒性の脂肪酸化合物および摂取可能な保水性物質と
しては、上述のものか好適に使用できる。
本発明に使用されるグリセリントリ脂肪酸エステルとし
ては、合成により得られたもの、また、種々の油脂を精
製することにより得られた単一のグリセリントリ脂肪酸
エステル、またはそれらの混合物なども使用できるが、
奸ましくは、食用油脂である。食用油脂と・しては、例
えばオリーブ油、ヤシ油、なたね油、コーン油、大豆油
、米糠油、トウモロコシ油、米油、サフラワー油、ひま
わり油、小麦胚芽油、ノく−ム油さらにはそれらの混合
物か挙げられ、好ましくは、米糠油である。
この改質剤の製法は、粉末状の両親媒性の脂肪酸化合物
(例えばグリセリンモノ脂肪酸エステル)に、保水性物
質(例えば、ゼラチン)、グリセリントリ脂肪酸エステ
ル(例えば、米糠油)を添加し混合することにより作成
することかできる(製法例1)。この際、好ましくは、
水系の溶媒を用い、ホモジナイザー等にて、乳化するこ
とにより、乳化状態とすることか好ましい。
また、改質剤は以下の方法によっても製造することがで
きる。
例えば、油脂を水酸化アリカリ金属塩等の触媒を用いて
加水分解し、グリセリントリ脂肪酸エステル、グリセリ
ンモノ脂肪酸エステル、グリセリンジ脂肪酸エステルお
よび遊離の脂肪酸の混合物を作成し、これに保水性物質
を添加することにより、作成することかできる(製法例
2)。
また、油脂にグリセリンを添加し、水酸化アリカリ金属
塩等の触媒を用いてエステル交換を行い、グリセリント
リ脂肪酸エステル、グリセリンモノ脂肪酸エステル、グ
リセリンジ脂肪酸エステルおよび遊離の脂肪酸の混合物
を作成し、これに保水性物質を添加することにより、作
成することかできる(製法例3)。なお。この方法によ
れば、加水分解により生した遊離脂肪酸と、添加された
グリセリンとが反応してグリセリンモノ脂肪酸エステル
か生成されるので、改質剤中の遊離の脂肪酸量か低下し
、このため、製法例2により製造される改質剤より、呈
味性が良好な改質剤を製造することかできる。
また、油脂を酵素(例えば、リパーゼ)を用いて加水分
解し、グリセリントリ脂肪酸エステル、グリセリンモノ
脂肪酸エステル、グリセリンジ脂肪酸エステルおよび遊
離の脂肪酸の混合物を作成し、これに保水性物質を添加
することにより、作成することかできる(製法例4)。
また、油脂にグリセリンおよび酵素(例えば、r)バー
セ)を添加し、酵素による加水分解とエステル交換を並
行に行わせ(以下、リパーゼエステル交換)、加水分解
により生じた遊離脂肪酸を、添加されたグリセリンに結
合させグリセノンモノ脂肪酸エステルを形成させること
により、遊離の脂肪酸量が少なく、かつグリセリンモノ
脂肪酸エステル量が多い改質剤を製造することかでき(
製法例5)、この改質剤は、製法例4により製造される
改質剤より、呈味性が良好である。
上記の改質剤の製法に使用させる酵素であるリパーゼと
しては、特に制限はなく、膵臓リパーゼ、シュードモナ
スフルオレセンス[Pseud。
monas Fluorescens] 、クロモバク
テリウムビスフス[Chromobacterium 
Viscosuml 、リゾブスヤボニカス[Rh1z
opus Japonicusコ、カンシタシリンドラ
セ[CHldid、1 (:ylindracea]、
アスペルスニガー[Aspergillus Flig
ari等を用いることができる。
なお、油脂を酵素を用いて、単に加水分解する場合(製
法例4)には、油脂に対して2〜5倍量程度の乳化剤溶
液を加えて、激しく撹拌して、油脂乳化液を作成し、こ
れに、酵素を乳化液に対して002〜0.01重量部程
度添加し、35〜45°C程度で01〜60時間程度反
応させた後、保水性物質を加えることにより改質剤を作
成することかできる。また、反応時間が長くなると、グ
リセリントリ脂肪酸エステルの分解か進むとともに、グ
リセリンモノ脂肪酸エステルの生成量も増加するが、遊
離の脂肪酸の生成量も増加するので、反応時間としては
、60時間以内か好適である。
また、油脂のリパーゼエステル交換を行う場合には、グ
リセリン100重量部に対して、上記のリパーゼを2〜
10重量部、水を1〜5重量部添加した後、これに油脂
を200〜1000重量部程度添加し、20〜100時
間程度反応させ、次いで、保水性物質を添加する。なお
、添加される水は、リパーゼの酵素作用を活性化させる
ために、添加されるが、5重量部以上の水を添加すると
、水が過剰に加水分解を促進することがあり、5重量部
以下とすることか好ましい。また、好ましい反応温度は
、リパーセおよび油脂の種類により相違するが、O〜5
0℃程度が好適である。
そして、改質剤には両親媒性の脂肪酸化合物、保水性物
質およびグリセリントリ脂肪酸エステル0重量比か10
010〜2003〜3oooノ範囲となるように含有さ
れている。保水性物質の添加重量については上述の通り
でありグリセリントリ脂肪酸エステルか脂肪酸化合物1
00重量部に対し3重量部以上であれば、確実に異味、
異臭を低減化することができる。一方、3000重量部
以上では、できあかった炊飯米が油っぽくなり好ましく
ない。より好ましい範囲としては3〜200重量部であ
り、保水性物質を考慮したより好ましい範囲としては、
100:10〜705〜15o1特に好ましくは、10
0:to〜7o:5〜2oである。
次に、本発明の炊飯米について説明する。
本発明の炊飯米は、糊化された米粒に、摂取可能な両親
媒性の脂肪酸化合物か結合し、さらに、上記の脂肪酸化
合物が結合した米粒に摂取可能な保水性物質か付着して
いる。
両親媒性の脂肪酸化合物および保水性物質としては、上
述のものか使用でき、好ましくは、両親媒性の脂肪酸化
合物と保水性物質との重量比が、100:10〜200
の割合て添加されていることか好ましい。また、両親媒
性の脂肪酸化合物の米粒への添加量(はぼすへてか結合
すると考えられる)、としては、米100重量部に対し
て01〜5重量部か好適である。この範囲であれば、確
実に、炊飯米の〆肖化・吸収を緩やかにする口とかでき
る。また、保水性物質の添加量(付着量)は、米100
重量部に対して01〜10重量部か好適である。この範
囲内であれば、炊飯された炊飯米の風味を確実に改善で
きるとともに、過度の検氷状態となることかない。
そして、炊飯米中の澱粉質と両親媒性の脂肪酸化合物の
結合比率は、脂肪酸化合物の種類や製造条件によっても
異なってくるが、脂肪酸化合物による澱粉質のアミロー
ス占有率か10%以上、特に40〜95%であることか
望ましい。すなわち、グリセリンモノ脂肪酸エステルに
よる澱粉質のアミロース占有率か10%以上てあれば、
消化・吸収速度を確実に遅延化させることかできる。な
お、ここでいう[脂肪酸化合物による澱粉質のアミロー
ス占有率]とは、電流滴定法を用いたヨウ素親和力ぐア
ミロースとヨウ素の結合量)の測定値より算出されたも
のである。
すなわち、ヨウ素親和力は、ヨウ素か澱粉中の主として
アミロースと結合して複合体を形成することを利用して
アミロース含量を推定するものであるが、本発明の改質
米のように脂肪酸化合物で澱粉質を処理した場合には、
脂肪酸化合物と結合したアミロース(ヨウ素を結合しな
い)の割合だけ未処理の澱粉質よりもヨウ素親和力が小
さくなる。従って、未処理の澱粉質のヨウ素親和力から
処理した澱粉質のヨウ素親和力を差し引いた値を、未処
理の澱粉質のヨウ素親和力で割った値に100をかけた
ものが、脂肪酸化合物による澱粉質のアミロース占有率
(%)である。
(脂肪酸化合物によるアミロース占有率・%)−(未処
理の澱粉質のヨウ素親和力) 次に、本発明の第2の改質米について説明する。
この炊飯米は、糊化された米粒に、摂取可能な両親媒性
の脂肪酸化合物が結合し、さらに、上記脂肪酸化合物が
結合した米粒に摂取可能な保水性物質およびグリセリン
トリ脂肪酸エステルが付着している。
この炊飯米は、上述の第1の炊飯米にさらにグリセリン
トリ脂肪酸エステルか付着しているので、より風味が向
上している。
摂取可能な両親媒性の脂肪酸化合物、保水性物質および
グリセリントリ脂肪酸エステルとしては、上述のものが
使用でき、好ましくは、改質米に添加されている脂肪酸
化合物、保水性物質およびグリセリントリ脂肪酸エステ
ルの重量比が、100:50〜2003〜300oであ
ることが好ましい。
さらに、上述のように炊飯米は、脂肪酸化合物によるア
ミロース占有率か10%以上であることが好ましい。
そして、本発明の改質炊飯米は、通常の炊飯米と比較し
てアミラーゼによる酵素消化率か低減されたものである
から、生体における消化・吸収速度は有意に緩やかなも
のとなり、抗肥満性食品として、あるいは、糖尿病患者
用食品として好適に使用される。そして、上記炊飯米を
用いた抗肥満性食品および、糖尿病患者用食品の食品形
態としては、レトルトご飯、ピラフ、おかゆ等が考えら
れる。また、上記炊飯米をさらに加工したものとして、
凍結乾燥米、レトルト米等の加工米飯が考えられる。さ
らに、本発明に関する食品用材料は、ヒト用のみてなく
、ヒト以外の動物用としても用いることができるもので
ある。
次に、本発明の炊飯米の製法について説明する。
この製法は、米粒100重量部、水50〜1000重量
部および上述の改質剤を当該改質剤中の両親媒性の脂肪
酸化合物か01〜5重量部となるように配合し、得られ
た配合物を少なくとも米粒に改質剤中の両親媒性の脂肪
酸化合物が結合しうる温度以上に加熱するものである。
具体的には、まず、米粒とを上述のような両親媒性の脂
肪酸化合物および保水性物質さらに、必要によってはグ
リセリントリ脂肪酸エステルを含有する改質剤とを水の
存在下に接触させる。
この工程は、例えば、米粒に、予め水に溶解あるいは分
散させたグリセリンモノ脂肪酸エステルを添加し、澱粉
質とグリセリンモノ脂肪酸エステルを水の存在下に接触
させる操作により行うことができる。また、水の量は、
両親媒性の脂肪酸化合物および、水の種類によっても左
右されるが、米粒100重量部に対し50〜200重量
部であることが望まれる。
そして、次に、米粒に両親媒性の脂肪酸化合物を結合さ
せるために、加熱処理することにより炊飯を行う。加熱
温度としては、60℃前後〜70°C前後以上が好まし
い。
さらに、このように米粒に脂肪酸化合物を結合させる際
において、上記作業において残留する水は、必要に応じ
て、例えば凍結乾燥、減圧乾燥、風乾なとの各種の乾燥
方法によって除去される。
また、本発明の改質米の製法は、予め水に分散させた米
粒に改質剤を添加して、米粒と脂肪酸化合物を水の存在
下に接触させて結合させてもよく、あるいは、米粒と改
質剤を同時に水に添加して、これらを水に溶解あるいは
分散させ、米粒と脂肪酸化合物を水の存在下に接触させ
て結合させてもよい。
次に、本発明の改質米について説明する。
本発明の改質米は、米粒に摂取可能な両親媒性の脂肪酸
化合物および摂取可能な保水性物質が付着している。
そして、この改質米は、炊飯されることにより、糊化し
た米粒に脂肪酸化合物が結合すると共に、炊飯された米
粒に保水性物質が付着した状態となる。
両親媒性の脂肪酸化合物および保水性物質としては、上
述のものが使用でき、好ましくは、両親媒性の脂肪酸化
合物と保水性物質との重量比が、100:10〜200
の割合で添加されていることが好ましい。また、両親媒
性の脂肪酸化合物の米粒への添加量(炊飯することによ
りほぼすべてが結合すると考えられる)としては、米1
00重量部に対して0.1〜5重量部が好適である。
この範囲であれば、確実に、この改質米を用いた炊飯米
は消化・吸収かを緩やなものとすることができる。また
、保水性物質の添加量(付着量)は、米100重量部に
対して01〜10重量部か好適である。この範囲内であ
れば、作成された炊飯米の風味を確実に改善できるとと
もに、過度の保水状態となることがない。
また、本発明の第2の改質米は、米粒に、摂取可能な両
親媒性の脂肪酸化合物、摂取可能な保水性物質およびグ
リセリントリ脂肪酸エステルが付着している。
この改質米は、上述の第1の改質米にさらにグリセリン
トリ脂肪酸エステルが付着しているので、この改質米を
用いた炊飯米はより風味が向上している。
摂取可能な両親媒性の脂肪酸化合物、保水性物質および
グリセリントリ脂肪酸エステルとしては、上述のものが
使用でき、好ましくは、改質米に添加されている脂肪酸
化合物、保水性物質およびグリセリントリ脂肪酸エステ
ルの重量比が、100・50〜200:3〜3000で
あることが好ましい。
また、本発明の改質米の製法は、あらかじめ溶媒に乳化
分離させた改質剤中に米粒を浸漬し、所定時間後に引き
上げ乾燥させることによって米粒表面に脂肪酸化合物、
保水性物質、必要によってはグリセリントリ脂肪酸エス
テルが付着した改質米を作成することができる。
具体的には、まず、米粒とを上述のような両親媒性の脂
肪酸化合物および保水性物質さらに、必要によってはグ
リセリントリ脂肪酸エステルを含有する改質剤とを溶媒
の存在下に接触させる。この工程は、例えば、米粒に、
予め溶媒に溶解あるいは分散させたグリセリンモノ脂肪
酸エステルを添加し、澱粉質とグリセリンモノ脂肪酸エ
ステルを溶媒の存在下に接触させる操作により行うこと
ができる。使用される溶媒は、米粒と両親媒性の脂肪酸
化合物を均一に効率よく接触させるために添加するが、
米粒になじみ易い親水性の溶媒であり、かつ両親媒性の
脂肪酸化合物を均一に分散させる溶媒であることか望ま
しい。具体的には、水、アルコール、グリセリン、アル
キレングリコール、アセトンのいずれか1つまたは2つ
以上の混合物を、両親媒性の脂肪酸化合物の性状によっ
て適宜選択して用いればよい。また、溶媒の量は、両親
媒性の脂肪酸化合物および、溶媒の種類によっても左右
されるが、米粒100重量部に対し50〜200重量部
であることが望まれる。さらに、このように米粒に改質
剤を付着させた後、米粒に残留している溶媒は、必要に
応じて、例えば凍結乾燥、減圧乾燥、風乾などの各種の
乾燥方法によって除去される。
また、本発明の改質米の製法は、予め溶媒に分散させた
米粒に改質剤を添加して、米粒と脂肪酸化合物を溶媒の
存在下に接触させて付着させてもよく、あるいは、米粒
と改質剤を同時に溶媒に添加して、これらを溶媒に溶解
あるいは分散させ、米粒と脂肪酸化合物を溶媒の存在下
に付着させてもよい。
[実施例] (実施例1) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名エマルジ
ーMS、理研ビタミン株式会社製)10009に、ゼラ
チン(商品名El−1017、ニッピ株式会社製)50
09を混合し、本発明の改質剤(実施例1)を得た。
(実施例2) グリセリンモノステアリン酸エステル(Ii品名エマル
ジーMS、理研ビタミン株式会社製)1000gに、ゼ
ラチン(商品名El−1017、ニノピ株式会社製) 
10009を混合し、本発明の改質剤(実施例2)を得
た。
(実施例3) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名エマルジ
ーMS、理研ビタミン株式会社製)1000 f/ ニ
、ゼラチン(商品名El−1017、= ノビ株式会社
製)1109を混合し、本発明の改質剤(実施例3)を
得た。
(実施例4) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名エマルジ
ーMS、理研ビタミン株式会社製)1000 gl、:
、ゼラチン(商品名El−1017、二’yビ株式会社
製)19009を混合し、本発明の改質剤(実施例4)
を得た。
(実施例5) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名エマルジ
ーMS、理研ビタミン株式会社製)toooy+=、ゼ
ラチン(商品名El−1017、ニッピ株式会社製) 
500g、精製米糠油(不二製油株式会社製) 100
gを混合し、本発明の改質剤(実施例5)を得た。
(実施例6) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名エマルジ
ーMS、理研ビタミン株式会社製)10009に、ゼラ
チン(商品名El−1017、ニノビ株式会社製) 1
0009、精製米糠油10(foilを混合し、本発明
の改質剤(実施例6)を得た。
(実施例7) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名エマルジ
ーMS、理研ビタミン株式会社製)10009に、ゼラ
チン(商品名El−1017、ニノビ株式会社製) 2
000g、精製米糠油500gを混合し、本発明の改質
剤(実施例7)を得た。
(実施例8) ショ糖ステアリン酸エステル(商品名リョートーンニガ
ーエステルS−1570,三菱化成株式会社製) 50
09を混合し、本発明の改質剤の(実施例9)を得た。
(実施例9) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名 エマル
ンーMS、理研ビタミン株式会社製)1ooogにカラ
ギーナン(商品名ソアキーナyv −iol、三菱アセ
テート株式会社製) 500yを混合し、本発明の改質
剤(実施例9)を得た。
(実施例10) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名 エマル
シーMS、理研ビタミン株式会社製)iooogに、グ
アガム(商品名グアパックPN−1パック、ニッポンイ
ンクストリーズリミテノド製) 500g混合し、本発
明の改質剤(実施例10)を得た。
(実施例11) グリセリン(水分含量0.6%。和光純薬株式会社[)
 2849に、リパーゼ(/ユードモナスオレセンス、
アマノ株式会社製)14.2g、水8.8gヲ加え、撹
拌した。これに市販の米糠油13.079を添加し、3
0 ’Cで45時間反応させた。この反応物の組成は以
下の通りであった。
グリセリントリ脂肪酸エステル 20.3%グリセリン
ジ脂肪酸エステル  41.3%グリセソンモノ脂肪酸
エステル 32,9%遊離脂肪酸          
 3.1%その他             24%さ
らに、その反応物にゼラチン(商品名El−1017、
ニッピ株式会社製) 530gを添加して混合し、本発
明の改質剤(実施例11)を作成した。
なお、この改質剤の組成は、以下の通りであった。
グリセリントリ脂肪酸エステル 152%グリセリンジ
脂肪酸エステル  310%グリセリンモ/脂肪酸エス
テル 24.7%遊離脂肪酸           2
.3%ゼラチン           250%その他
              18%なお、リパーゼ反
応物の組成比の測定は、以下の方法で行った。
反応物0.5RQに5峠のクロロホルムを加え、十分に
撹拌した後、遠心分Ill (30GOrpm、 20
分間)し、クロロホルム層を窒素気流で乾燥させる。そ
して、残留物をクロロホルム3112に再溶解させ、こ
れを薄層自動検出装置(商品名イアトロスキャン、ヤト
ロン株式会社製)を用いて、組成比を測定した。
(実施例12) リパーゼとして、シュードモナスオレセンスの代わりに
、コロモバクテリウムビスコス(東洋醸造株式会社製)
を用いた以外は、実施例11と同様にして、リパーゼ加
水分解を行った。
この反応物の組成は以下の通りであった。
グリセリントリ脂肪酸エステル 198%グリセリンジ
脂肪酸エステル  407%グリセリンモ/脂肪酸エス
テル 336%遊離脂肪酸           3,
3%その他             26%さらに、
その反応物にゼラチン(商品名El −1017、ニノ
ビ株式会社製) 530gを添加して混合し、本発明の
改質剤(実施例12)を作成した。
なお、この改質剤の組成は、以下の通りであった。
グリセリントリ脂肪酸エステル 14.9%グリセリン
ジ脂肪酸エステル グリセリンモノ脂肪酸エステル 遊離脂肪酸 ゼラチン その他 (実施例13) 市販のオリーブ油24gに、1%ショ糖ステアリン酸エ
ステル(商品名リョートーシュカーエステル3−157
0、三菱化成株式会社製)溶液769を加え、これをデ
ィスバイザーで激しく株式会社(8000rpa+、 
 3分間)し、油脂乳化液を作成した。これに0.1M
リン酸緩衝液(pH7,0) 15gを加え、さらにリ
ゾプス系リパーゼ(商品名リパーゼF「アマノJAP1
5、アマノ株式会社製)を59加え、40°C40時間
反応させた。反応終了後、沸騰水浴で10分間加熱し、
リパーゼを失活させ、室温まで冷却した。このリパーゼ
分解物の組成比を測定したところ、以下の通りであっ3
0.5 % 25.2 % 2 5 % 25.0 % 1.9 % た。
グリセリントリ脂肪酸エステル 533%グリセリンジ
脂肪酸エステル  17.5%グリセリンモノ脂肪酸エ
ステル  28%遊離脂肪酸          26
3%その(*              0.1%さ
らに、その反応物にゼラチン(商品名El −1017
、ニノピ株式会社製)4gを添加して混合し、本発明の
改質剤(実施例13)を作成した。
なお、この改質剤の組成は、以下の通りであった。
グリセリントリ脂肪酸エステル 51.6%グリセリン
ジ脂肪酸エステル  17.0%グリセリンモノ脂肪酸
エステル  2.7%遊離脂肪酸          
25.5%ゼラチン            3.2%
その他             0.0%(実施例1
4) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名 エマル
ジーMS、理研ビタミン株式会社製)109、ゼラチン
(商品名El−1017、ニツピ株式会社製)59を水
10100Oに溶解・分離させた。この溶液に予め洗浄
した精白米10009を加え30°Cで1時間撹拌しな
がら浸漬した後、凍結乾燥機にて乾燥し、本発明の改質
米(実施例14)を得た。
(実施例15) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名エマルジ
ーMS、理研ビタミン株式会社製)tol)、ゼラチン
(商品名El−1017、ニノピ株式会社製)0.1g
を水100[1mlに溶解・分離させた。
この溶液に予め洗浄した精白米10009を加え30℃
で1時間撹拌しながら浸漬した後、凍結し真空凍結乾燥
機にて乾燥し、本発明の改質米(実施例15)を得た。
(比較例1) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名エマルジ
ーMS、理研ビタミン株式会社製)1000gに、ゼラ
チン(商品名El−1017、ニソピ株式会社製) l
ogを混合し、比較例の改質剤(比較例1)を得た。
(比較例2) グリセリンモノステアリン酸エステル(商品名エマルジ
ーMS、理研ビタミン株式会社製)10009に、ゼラ
チン(商品名El−1017、ニッピ株式会社製) 3
0009を混合し、比較例の改質剤(比較例2)を得た
[実験] 市販の白米500gを水でよくといだ後、30分間風乾
させた。これを電気炊飯器に移し、さらに実施例1ない
し13、比較例1および2の改質剤をそれぞれの改質剤
中の脂肪酸化合物が白米に対して5重量部となるように
添加し、さらに、水8007入れ、よく混合した後、常
法で炊飯し試料1ないし13(実施例16〜25の炊飯
米)、および試料X、Yを作成した。また、実施例1の
改質剤を3.59(脂肪酸化合物の白米に対する重量が
2.3重量部)となるように添加した以外は、上記と同
様の方法によって炊飯した試料16(実施例26)およ
び改質剤の代わりに、グリセリンモノステアリン酸エス
テル(商品名エマルジーMS、理研ビタミン株式会社製
)5重量部を添加し、上述と同様に炊飯した試料2(比
較例3)を作成した。また、実施例14.15の改質米
を常法に従って、炊飯し試料14.15を作成した。
試料1〜16およびX、Y、Zのそれぞれ301?を協
力者20名に食させ、その風味をモニターした結果は、
第1表ないし第4表に示す通ってあった。また、試料1
〜16およびX、Y、Zのそれぞれ309のアミラーゼ
消化性およびアミロース含有率を測定したところ、第5
表に示す通りであった。
第4表(おいしさ) 第5表 アミロース占有率およびアミラーゼ消化性は以下の方法
により測定した。
(アミロース占有率) 各試料0.19をアルカリ糊化させるために、20肩Q
の0.5Nの水酸化カリウム加え完全に塊がなくなるま
で、よく撹拌した後、精製水150+yCを加え、さら
に、INの塩酸を20mQ添加して中和させ、総液量を
190肩Qとした。このようにして調整した試料液95
1を水冷しなから、0.4Nのヨウ素酸カリウムを加え
25mVの電圧をかけながら、0.00157Nのヨウ
素酸カリウムて毎分0.5zf!の速度て滴定し、電流
の変化を測定する。電流か急激に上昇し始める点を変曲
点とし、その時の滴定量を滴定値とする。一方、同試料
019の全糖量をフェノール・硫酸法により別々に測定
しておく。これらの滴定値および全糖量より下記式に基
づき各試料のヨウ素親和力を算出し、さらに以下の式に
より各試料のアミロース占有率を算出した。
(ブタ膵臓α−アミラーセ(PPA)による消化性)各
試料059を取り、これに50zMのリン酸緩衝液(p
 H6,9) 49mQ、を加え、次いて37℃に調整
した振とう恒温槽中で30分間放置した。そして、PP
A(シグマ株式会社製)をリン酸緩衝液にて50μU 
/mQに希釈した酵素液1s+Qを上記の試料液に添加
し、反応させた。反応開始から、0 20.40.60
分後に反応液を021Qずつ各2本、0.1Nの水酸化
ナトリウム381が注入されている試験管に入れ、酵素
を失活させ、酵素反応を停止させた。PPAにゆる消化
により生起した還元糖の定量は、ソモギー不ルソン法に
より行った。なお、試料をあらかじめ糊化する場合には
、リン酸緩衝液を加えたあと、沸騰湯浴中で30分間加
熱することにより糊化させた。
[発明の効果] 本発明の炊飯米用改質剤は、少なくとも摂取可能な両親
媒性の脂肪酸化合物と摂取可能な保水性物質とを含有し
、前記脂肪酸化合物と前記保水性物質の含有比が、重量
比にしてtoo:10〜200となっているので、改質
剤中の摂取可能な両親媒性の脂肪酸化合物が米に結合す
ることにより、消化・吸収を緩やかにし、さらに、摂取
可能な保水性物質が、米に結合した摂取可能な両親媒性
の脂肪酸化合物をマスキングするため、摂取可能な両親
媒性の脂肪酸化合物の添加に起因する風味、食感の低下
を抑制し、さらに、適度な保水状態を付与するので、脂
肪酸エステルを添加したことに起因する炊飯米のバサツ
キをも低下させることができる。
また、本発明の炊飯米用改質剤は、少なくとも摂取可能
な両親媒性の脂肪酸化合物、摂取可能な保水性物質およ
びグリセリントリ脂肪酸エステルを含有し、前記脂肪酸
化合物、前記保水性物質、前記グリセリントリ脂肪酸エ
ステルの含有比が、重量比にして100:to〜200
:3〜3000であり、特にグリセリントリ脂肪酸エス
テルが添加されているので、上述の改質剤より、より風
味の改善が良好となる。
また、本発明の炊飯米は、糊化された米粒に、摂取可能
な両親媒性の脂肪酸化合物が結合し、さらに、前記脂肪
酸化合物が結合した前記米粒に摂取可能な保水性物質が
付着しているものであるので、炊飯米は、消化・吸収が
緩やかであり、グリセリンモノ脂肪酸エステルに起因す
る風味、食感の低下、炊飯米のパサッキを少なく、通常
の方法により、摂取しても、肥満の防止、改善さらには
、摂取後の急激な血糖値の上昇がない。
また、本発明の改質剤は、糊化された米粒に、摂取可能
な両親媒性の脂肪酸化合物か結合し、さらに、該脂肪酸
化合物物か結合した米粒番こ摂取可能な保水性物質およ
びグリセリントリ脂肪酸エステルが付着しているもので
あり、特に、グリセリントリ脂肪酸エステルが付着して
いるので、上記炊飯米より、より良好な風味を有してい
る。
また、本発明の改質米は、米粒に、摂取可能な両親媒性
の脂肪酸化合物および摂取可能な保水性物質が付着して
いるものであるので、この改質米を用いて作成される炊
飯米は、消化・吸収が緩やかであり、グリセリン七)脂
肪酸エスチルに起因する風味、食感の低下、炊飯米の、
ifサツキを少なく、通常の方法により、摂取しても、
肥満の防止、改善さらには、摂取後の急激な血糖値の上
昇かない。
また、本発明の改質米は、米粒に、摂取可能な両親媒性
の脂肪酸化合物、摂取可能な保水性物質およびグリセリ
ントリ脂肪酸エステルが付着しているおり、特に、グリ
セリントリ脂肪酸エステルが付着しているので、この改
質米を用いて作成される炊飯米は、上記改質米を用いた
ものより、より良好な風味を有している。
また、本発明の炊飯米の製法は、米粒100重量部、水
50〜1000重量部および上述の改質剤を当該改質剤
中の両親媒性の脂肪酸化合物が01〜5重量部になるよ
うに配合し、得られた配合物を少なくとも前記米粒に前
記改質剤中の両親媒性の脂肪酸化合物が結合しうる温度
以上に加熱するものであるので、上述の効果を有する炊
飯米を確実かつ容易に製造することができる。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも摂取可能な両親媒性の脂肪酸化合物と
    摂取可能な保水性物質とを含有し、前記脂肪酸化合物と
    前記保水性物質の含有比が、重量比にして100:10
    〜200であることを特徴とする炊飯米用改質剤。
  2. (2)前記脂肪酸化合物は、グリセリン脂肪酸エステル
    類、ソルビタン脂肪酸エステル類、リン脂質類から選ば
    れた少なくとも一種のものである請求項1に記載の炊飯
    米用改質剤。
  3. (3)前記保水性物質は、ゼラチン、コラーゲン、デキ
    ストリン、デンプン、グアガム、キサンタンガム、ロー
    カストビーンガム、ペクチン、カラギーナン、アルギン
    酸、寒天から選ばれた少なくとも一種のものである請求
    項1または2に記載の炊飯米用改質剤。
  4. (4)少なくとも摂取可能な両親媒性の脂肪酸化合物、
    摂取可能な保水性物質およびグリセリントリ脂肪酸エス
    テルを含有し、前記脂肪酸化合物、前記保水性物質、前
    記グリセリントリ脂肪酸エステルの含有比が、重量比に
    して100:10〜200:3〜3000であることを
    特徴とする炊飯米用改質剤。
  5. (5)前記グリセリントリ脂肪酸エステルは、食用油脂
    である請求項4に記載の炊飯米用改質剤。
  6. (6)前記食用油脂は、オリーブ油、ヤシ油、なたね油
    、コーン油、大豆油、米糠油、トウモロコシ油、米油、
    サフラワー油、ひまわり油、小麦胚芽油、パーム油から
    なる群から選ばれた少なくとも一種のものである請求項
    4に記載の炊飯米用改質剤。
  7. (7)糊化された米粒に、摂取可能な両親媒性の脂肪酸
    化合物が結合し、さらに、該脂肪酸化合物が結合した前
    記米粒に摂取可能な保水性物質が付着していることを特
    徴とする炊飯米。
  8. (8)前記保水性物質は、ゼラチン、コラーゲン、デキ
    ストリン、デンプン、グアガム、キサンタンガム、ロー
    カストガム、ペクチン、カラギーナン、アルギン酸寒天
    から選ばれた少なくとも一種のものである請求項7に記
    載の炊飯米。
  9. (9)前記米粒に結合している前記脂肪酸化合物と前記
    米粒に付着している保水性物質との重量比が、100:
    10〜200である請求項7または8に記載の炊飯米。
  10. (10)糊化された米粒に、摂取可能な両親媒性の脂肪
    酸化合物が結合し、さらに、摂取可能な両親媒性の脂肪
    酸化合物が結合した前記米粒に摂取可能な保水性物質お
    よびグリセリントリ脂肪酸エステルが付着していること
    を特徴とする炊飯米。
  11. (11)前記米粒に結合している前記脂肪酸化合物、前
    記米粒に付着している保水性物質および前記グリセリン
    トリ脂肪酸エステルの重量比が、100:10〜200
    :3〜3000である請求項10に記載の炊飯米。
  12. (12)前記保水性物質は、ゼラチン、コラーゲン、デ
    キストリン、デンプン、グアガム、キサンタンガム、ロ
    ーカストビーンガム、ペクチン、カラギーナン、アルギ
    ン酸、寒天から選ばれた少なくとも一種のものである請
    求項10または11に記載の炊飯米。
  13. (13)前記炊飯米は、両親媒性の脂肪酸化合物による
    アミロース占有率が10%以上である請求項7ないし1
    2のいずれかに記載の炊飯米。
  14. (14)米粒に、摂取可能な両親媒性の脂肪酸化合物お
    よび摂取可能な保水性物質か付着していることを特徴と
    する改質米。
  15. (15)前記保水性物質は、ゼラチン、コラーゲン、デ
    キストリン、デンプン、グアガム、キサンタンガム、ロ
    ーカストビーンガム、ペクチン、カラギーナン、アルギ
    ン酸、寒天から選ばれた少なくとも一種のものである請
    求項14に記載の改質米。
  16. (16)前記改質米に付着している前記摂取可能な両親
    媒性の脂肪酸化合物と前記保水性物質との重量比が、1
    00:10〜200である請求項14または15に記載
    の炊飯米。
  17. (17)米粒に、摂取可能な両親媒性の脂肪酸化合物、
    摂取可能な保水性物質およびグリセリントリ脂肪酸エス
    テルが付着していることを特徴とする改質米。
  18. (18)前記米粒に付着している前記両親媒性の脂肪酸
    化合物、前記保水性物質および前記グリセリントリ脂肪
    酸エステルの重量比が、100:10〜200:3〜3
    000である請求項17に記載の改質米。
  19. (19)前記保水性物質は、ゼラチン、コラーゲン、デ
    キストリン、デンプン、グアガム、キサンタンガム、ロ
    ーカストビーンガム、ペクチン、カラギーナン、アルギ
    ン酸、寒天から選ばれた少なくとも一種のものである請
    求項17または18に記載の改質米。
  20. (20)米粒100重量部、水50〜1000重量部お
    よび請求項1ないし6のいずれかに記載の改質剤を当該
    改質剤中の両親媒性の脂肪酸化合物が0.1〜5重量部
    になるように配合し、得られた配合物を少なくとも前記
    米粒に前記改質剤中の両親媒性の脂肪酸化合物か結合し
    うる温度以上に加熱することを特徴とする消化・吸収の
    緩やかな炊飯米の製法。
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