JPH0411257Y2 - - Google Patents

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JPH0411257Y2
JPH0411257Y2 JP1985047114U JP4711485U JPH0411257Y2 JP H0411257 Y2 JPH0411257 Y2 JP H0411257Y2 JP 1985047114 U JP1985047114 U JP 1985047114U JP 4711485 U JP4711485 U JP 4711485U JP H0411257 Y2 JPH0411257 Y2 JP H0411257Y2
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JP
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slide shutter
disk cartridge
opening
magnetic recording
holding member
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、前記デイスクカートリツジを用いた
磁気記録又は再生装置におけるデイスクカートリ
ツジスライドシヤツタ開閉機構に関する。
〔考案の概要〕
(1) 本考案は、前記デイスクカートリツジを用い
た磁気記録又は再生装置のデイスクカートリツ
ジスライドシヤツタ開閉機構において、デイス
クカートリツジ保持部材と、該デイスクカート
リツジ保持部材に設けた開口部側壁により設定
した軌道上を自在に摺動可能なスライドシヤツ
タ開閉部材を配設する。
(2) 前記スライドシヤツタ開閉部材に、デイスク
カートリツジ押圧力および初期位置復帰力を付
与する手段として、線細工ばねを配設すること
により、構造が簡単で小型軽量化したものであ
る。
〔従来技術〕
近年、磁気記録又は再生装置に要求される特徴
として、小型、軽量、高性能および低価格等が挙
げられており、とくに、装置の小型化および低価
格化については技術革新が旺盛であり、それに伴
つて装置の各機構はより単純に、より緻密にまと
める必要がある。
第3図aは従来の磁気記録装置におけるスライ
ドシヤツタ開閉機構の略正面断面図、第3図bは
略平面図である。
スライドシヤツタ開閉部材14は、連接ピン1
2によつて磁気記録装置本体に連結したデイスク
カートリツジ保持部材13上に回転自在に配置さ
れた回転中心軸17に一端がたとえばかしめ等に
よつて結合して前記回転中心軸17を中心として
自在に回転可能な回転レバー18の他端にたとえ
ばかしめ等によつて結合している。ローラ19は
前記スライドシヤツタ開閉部材14を中心として
回動自在にたとえば先端かしめ等によつて接合さ
れている。コイルばね16は、一端がデイスクカ
ートリツジ保持部材13、他端が回転レバー18
に係止しており、回転レバー18を常時一方向へ
牽引している。
デイスクカートリツジ1はスライドシヤツタ5
を具備し、図示してはないが該スライドシヤツタ
5は付勢手段により第3図bの初期位置を保ちス
ライド可能である。
第3図bにおいて、図中矢印方向より挿入され
たデイスクカートリツジ1が、所定の位置で待機
するローラ19と接触し、挿入量の増加と伴にス
ライドシヤツタ端部5aでスライドシヤツタ開閉
部材14ところがり摩擦で摺動するローラ19に
当接したスライドシヤツタ5は、回転レバー18
の回動によるローラ19のスライドシヤツタ5の
スライド方向移動量で開放され、デイスクカート
リツジ1が所要の読取り書込み動作位置に到達す
る以前にスライドシヤツタ開放量は読み書き可能
状態に達する。
デイスクカートリツジ1を抜去後は、コイルば
ね16のばね力によりローラ19は回転レバー1
8の回動により第3図bに表わされた初期位置へ
復帰する。
〔考案が解決しようとする問題点及び目的〕
以上のような構造の従来のスライドシヤツタ開
閉機構を用いた装置では、 (1) 部品数が多く、構造が複雑である。
(2) 組立が複雑であり、トータルコストが高い。
(3) 該開閉機構部品の占有体積が大きく装置全体
として重量も大きくなる。
等の問題点があつた。
そこで本考案は以上のような問題点を解決する
もので、その目的とするところは、構造が簡単で
小型・ローコストなスライドシヤツタ開閉機構を
有する磁気記録又は再生装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の前記デイスクカートリツジを用いた磁
気記録又は再生装置におけるスライドシヤツタ開
閉機構は、デイスクカートリツジ保持部材と、該
デイスクカートリツジ保持部材に設けた開口部側
壁により設定した軌道上を自在に摺動可能なスラ
イドシヤツタ開閉部材からなる。
〔作用〕
本考案の上記構成によれば、デイスクカートリ
ツジのスライドシヤツタはデイスクカートリツジ
挿入に伴うスライドシヤツタ開閉部材がデイスク
カートリツジ保持部材に配置した開口部側壁に沿
う移動から生じるスライドシヤツタのスライド方
向偏位量で容易に開放され、デイスクカートリツ
ジの抜去後は、スライドシヤツタ開閉部材は線細
工ばねのばね力により速やかに初期位置へ復帰で
きる。
〔実施例〕
第1図aは、本考案によるスライドシヤツタ開
閉機構の実施例の略正面断面図、第1図bは略平
面図である。
1はスライド可能な5スライドシヤツタを具備
し、図示してないが第1図bの初期位置にもどす
付勢手段を有したデイスクカートリツジ、2は連
動する機構に連結する連接ピン、3はデイスクカ
ートリツジ保持部材で前記デイスクカートリツジ
1をガイドする為の略板金折曲げ溝を有してい
る。4はスライドシヤツタ開閉部材で、デイスク
カートリツジ保持部材3に設置したデイスクカー
トリツジ1のスライドシヤツタ5を所要の量だけ
開閉するに必要な量を移動せしめる軌跡を有する
開口部3aに嵌合し回動自在である。6は線細工
ばねである。
スライドシヤツタ開閉部材4は、連接ピン2に
よつて磁気記録装置本体に連結されたデイスクカ
ートリツジ保持部材3に設けた開口部側溝3bよ
り落とし組み、開口部3aへ嵌め込み移動せしめ
ることによつてデイスクカートリツジ保持部材3
と嵌合し、開口部3aで規制される範囲を自在に
運動できる。
線細工ばね6は、デイスクカートリツジ保持部
材3の一部を、たとえば部材の曲げおこし等によ
り腕状突起3cに引掛け配置することにより一端
を固定され、他端はスライドシヤツタ開閉部材4
と摺動可能に係合し、スライドシヤツタ開閉部材
4を常時一方向に圧していて、第1図bが初期位
置である。
第2図はデイスクカートリツジとスライドシヤ
ツタの概略図である。スライドシヤツタ5は、図
示してはないがデイスクカートリツジ1に内蔵さ
れるばねによつて常に図の位置に居留しており、
第2図のスライドシヤツタ左下端に近接したカー
トリツジ溝部1aに図中破線で示したスライドシ
ヤツタ開閉部材4を配設し、図中矢印方向へ移動
せしめることにより、前記スライドシヤツタ開閉
部材4とスライドシヤツタの一端5aが接触しな
がら図中2点鎖線で表わした読み書き可能位置へ
開放され、前記スライドシヤツタ開閉部材4とス
ライドシヤツタの接触5aを解くことによつて前
記内蔵ばねにより初期位置へと復帰する。
第1図bにおいて、図中矢印方向より挿入され
たデイスクカートリツジ1は、デイスクカートリ
ツジ保持部材開口部側壁3dの一辺に線細工ばね
6のばね力により押圧され初期位置を保つている
スライドシヤツタ開閉部材4と第2図中1aなる
位置で当接する。さらにデイスクカートリツジ1
を挿入することにより、線細工ばね6のばね力に
より終始デイスクカートリツジ1に接触している
スライドシヤツタ開閉部材4は、デイスクカート
リツジ1を介して伝達されるカートリツジ挿入力
を受けて開口部側壁の一辺3dに当接し、その摩
擦によつて自転しながら摺動する。
さらに挿入が進めば、スライドシヤツタ開閉部
材4は第2図中スライドシヤツタの一端5aと当
接し、スライドシヤツタ5は前記開閉部材4の運
動に伴つて開放される。
第1図cは、デイスクカートリツジ1を所要の
読取り書込み動作位置まで挿入した状態を示す図
であり、この時既にスライドシヤツタ5は必要量
の開放を終了している。
この間、線細工ばね6とスライドシヤツタ開閉
部材4との当接関係は、前記開閉部材の運動に伴
つて6aの位置から6bの位置へと移動すること
となり、第1図c中の角度θを選択することによ
り、装置の操作性として重要となるデイスクカー
トリツジ挿入感に大きく影響を及ぼすスライドシ
ヤツタ5の開放負荷に深く寄与するスライドシヤ
ツタ開閉部材4のデイスクカートリツジ押圧力
を、前記開閉部材4のストロークに渡つて低く抑
えることができる。
デイスクカートリツジ保持部材3から、デイス
クカートリツジ1が抜去される場合、スライドシ
ヤツタ5は、スライドシヤツタの一端5aにおけ
るスライドシヤツタ開閉部材4との当接が外れ次
第前記のデイスクカートリツジ内蔵ばねのばね力
により第2図に示す位置へ復帰し、スライドシヤ
ツタ開閉部材4は、線細工ばね6のばね復帰力に
より設定軌道上を自転・摺動し速やかに初期位置
へ帰来することになる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、前記開口部
側壁によりスライドシヤツタ開閉部材のスライド
シヤツタを開放するに要する運動軌道を設定し、
前記の負荷されるべき力として線細工ばねのばね
力を供給することにより、スライドシヤツタ開閉
機構を、部品数を少なくして、しかも極めて単純
な構造にでき、磁気記録又は再生装置を、組立て
が容易で低価格かつ小型軽量化できる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、本考案のスライドシヤツタ開閉機
構の実施例を示す略正面断面図、第1図bは略平
面図であり、第1図cは、デイスクカートリツジ
を所要の位置まで挿入した状態図である。第2図
は、デイスクカートリツジとスライドシヤツタの
概略図である。第3図aは、従来のスライドシヤ
ツタ開閉機構を示す略正面断面図、第3図bは略
平面図である。 1……デイスクカートリツジ、3……デイスク
カートリツジ保持部材、4……スライドシヤツタ
開閉部材、5……スライドシヤツタ、6……線細
工ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気記録再生の可能な磁気媒体を堅固な殻で覆
    い、前記磁気媒体を磁気記録又は再生装置と接触
    可能にする開口部と、該開口部を被覆するスライ
    ドシヤツタを備えて成るデイスクカートリツジを
    用い、前記スライドシヤツタを移動させることに
    より前記開口部を開閉せしめ記録又は再生を行う
    磁気記録又は再生装置において、 前記デイスクカートリツジの挿入受入手段を有
    するデイスクカートリツジ保持部材と、 該デイスクカートリツジ保持部材に設けた前記
    スライドシヤツタを開閉せしめる所要の軌道を有
    した案内開口と、 前記デイスクカートリツジの挿入に伴つて前記
    案内開口で設定した軌道を摺動しながら前記スラ
    イドシヤツタを移動させるスライドシヤツタ開閉
    部材と、 一端が固定され他端が前記スライドシヤツタ開
    閉部材に摺動可能に係合し、該スライドシヤツタ
    開閉部材に初期位置復帰力を付勢する線細工ばね
    とを備えたことを特徴とする磁気記録又は再生装
    置。
JP1985047114U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0411257Y2 (ja)

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JP1985047114U JPH0411257Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP1985047114U JPH0411257Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JPS61163366U JPS61163366U (ja) 1986-10-09
JPH0411257Y2 true JPH0411257Y2 (ja) 1992-03-19

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JP1985047114U Expired JPH0411257Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58102361A (ja) * 1981-12-14 1983-06-17 Sony Corp 記録再生装置におけるデイスクカセツトの摺動蓋開閉装置
JPS6070568A (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 Hitachi Ltd ディスク収納ケ−ス

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58102361A (ja) * 1981-12-14 1983-06-17 Sony Corp 記録再生装置におけるデイスクカセツトの摺動蓋開閉装置
JPS6070568A (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 Hitachi Ltd ディスク収納ケ−ス

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JPS61163366U (ja) 1986-10-09

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