JPH04112442U - リモートコントロール式回路遮断器の端子装置 - Google Patents
リモートコントロール式回路遮断器の端子装置Info
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- JPH04112442U JPH04112442U JP1682891U JP1682891U JPH04112442U JP H04112442 U JPH04112442 U JP H04112442U JP 1682891 U JP1682891 U JP 1682891U JP 1682891 U JP1682891 U JP 1682891U JP H04112442 U JPH04112442 U JP H04112442U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】遠隔操作用電磁石の発熱により加熱された配線
空間部の放熱を良好にできるとともに、端子板の折曲部
の両側の膨れを考慮した器台の余分なスペースを省略す
ることができるリモートコントロール式回路遮断器の端
子装置を提供する。 【構成】遠隔操作用電磁石1を収納する器台9の収納部
66の側部に端子設置部60を設け、収納部60の上部
に配線空間部70を形成し、収納部60の側部に沿って
配線空間部70に連通する端子板密通部71を形成し、
端子板密通部71に貫通して先端の折曲部72を配線空
間部70に延出した端子板63を有する端子41を端子
設置部60に設置した端子装置において、配線空間部7
0の熱を放熱させる切欠73を端子板63の折曲部72
の両側に形成したものである。
空間部の放熱を良好にできるとともに、端子板の折曲部
の両側の膨れを考慮した器台の余分なスペースを省略す
ることができるリモートコントロール式回路遮断器の端
子装置を提供する。 【構成】遠隔操作用電磁石1を収納する器台9の収納部
66の側部に端子設置部60を設け、収納部60の上部
に配線空間部70を形成し、収納部60の側部に沿って
配線空間部70に連通する端子板密通部71を形成し、
端子板密通部71に貫通して先端の折曲部72を配線空
間部70に延出した端子板63を有する端子41を端子
設置部60に設置した端子装置において、配線空間部7
0の熱を放熱させる切欠73を端子板63の折曲部72
の両側に形成したものである。
Description
【0001】
この考案は、リモートコントロール式回路遮断器の端子装置に関するものであ
る。
【0002】
従来のリモートコントロール式回路遮断器の端子装置は、第7図に示すように
、可動接触子100を操作する遠隔操作用電磁石101と、この遠隔操作用電磁
石101を収納する収納部102を有するとともに前記収納部102の側部に端
子設置部103を有しさらに前記収納部102の上部に配線空間部104を形成
しかつ前記収納部102の側部に沿って前記配線空間部104に連通する端子板
密通部105を有する器台106と、前記端子板密通部105を貫通して先端の
折曲部107が前記配線空間部104に延出した端子板108を有して前記端子
設置部103に配設された端子109とを備えていた。110は遮断用可動接触
子、111はその開閉・トリップ機構である。
【0003】
ところが、このリモートコントロール式回路遮断器の端子装置は、遠隔操作用
電磁石101より発生する熱が配線空間部104に伝熱されて熱がたまり器台1
06が温度上昇するという欠点があった。また端子板108の折曲部107の両
側にその曲げ加工時に膨れが発生するため、端子板108の幅に対して余裕をも
って器台106を形成する必要があり、そのため余分なスペースを形成する必要
があった。
【0004】
したがって、この考案の目的は、配線空間部の放熱を良好にできるとともに、
端子板の折曲部の両側の膨れを考慮したスペースを省略することができるリモー
トコントロール式回路遮断器の端子装置を提供することである。
【0005】
この考案のリモートコントロール式回路遮断器の端子装置は、可動接触子を操
作する遠隔操作用電磁石と、この遠隔操作用電磁石を収納する収納部を有すると
ともに前記収納部の側部に端子設置部を有しさらに前記収納部の上部に配線空間
部を形成しかつ前記収納部の側部に沿って前記配線空間部に連通する端子板密通
部を有する器台と、前記端子板密通部を貫通して前記可動接触子に接続される先
端の折曲部が前記配線空間部に延出した端子板を有して前記端子設置部に配設さ
れた端子とを備え、前記配線空間部の外部通気路を形成する切欠を前記端子板の
前記折曲部の両側に形成したことを特徴とするものである。
【0006】
この考案の構成によれば、端子と器台の内部の可動接触子とは配線空間部を通
して接続され、遠隔操作用電磁石を遠隔信号により操作すると可動接触子が開閉
される。遠隔操作用電磁石の発熱が配線空間部に伝熱されると対流熱が端子板の
切欠を通して端子板密通部より外部に放熱される。このように端子板の折曲部の
両側に切欠を形成したため、配線空間部の放熱を良好にできるとともに、端子板
の折曲部の両側の膨れを考慮した器台の余分なスペースを省略することができる
。
【0007】
この考案の一実施例を第1図ないし第6図により説明する。すなわち、このリ
モートコントロール式回路遮断器の端子装置は、遠隔操作用電磁石1と、器台9
と、端子41とを有する。
遠隔操作用電磁石1は、可動接触子4を操作するものであるが、双安定型有極
であり、コイル6を巻装したコイル枠55と、その両側部に配置された一対の内
ヨーク57と、内ヨーク57の外側に磁極の一方(NまたはS)を吸着させた一
対の永久磁石13と、永久磁石13の外側の磁極(SまたはN)に吸着させた一
対の外ヨーク58と、コイル枠55を摺動自在に貫通する可動部5と、可動部5
の両端部で内ヨーク57と外ヨーク58の両端部間に位置する一対の接極子59
とを有している。16はコイル6のリード線である。第1図および第4図が各安
定状態であり、接極子59がいずれの場合も内ヨーク57および外ヨーク58に
接近して永久磁石13の閉磁路を形成している。そして、各状態でコイル6をあ
る方向に励磁することにより可動部5を駆動する。
【0008】
器台9は、遠隔操作用電磁石1を収納する収納部66を有するとともに、収納
部66の側部に端子設置部60を有し、さらに収納部66の上部に配線空間部7
0を形成し、かつ収納部66の側部に沿って配線空間部70に連通する端子板密
通部71を有する。収納部66の端子設置部60と反対側に遮断部収納部72を
有し、遮断部収納部72に可動接触子4、遮断用可動接触子20、開閉・トリッ
プ機構21等が配設されている。
【0009】
端子41は、端子板密通部71を貫通して可動接触子4に接続される先端の折
曲部72が配線空間部70に延出した端子板63を有して端子設置部60に配設
され、配線空間部70の外部通気路を形成する切欠73を端子板63の折曲部7
2の両側に形成している。実施例の端子41は電源側端子であり、器台9の端子
設置部60に収納されるナット61と、ナット61に整合する貫通孔62を有す
る銅製の端子板63と、貫通孔62を通してナット61にねじ込まれる端子ねじ
65と、端子ねじ65に嵌合された座金64とを有する。そして端子板63は端
子板密通部71に保持されて端子41が固定される。
【0010】
この実施例によれば、端子41と器台9の内部の可動接触子4とは配線空間部
70を通して接続され、遠隔操作用電磁石1を遠隔信号により操作すると可動接
触子4が開閉される。遠隔操作用電磁石1の発熱が配線空間部70に伝熱される
と対流熱が端子板63の切欠73を通して端子板密通部71より外部に放熱され
る。このように端子板63の折曲部72の両側に切欠73を形成したため、配線
空間部70の放熱を良好にできるとともに、端子板63の折曲部72の両側の膨
れを考慮した器台9の余分なスペースを省略することができる。
【0011】
第1図、第4図ないし第6図に示すリモートコントロール式回路遮断器におい
て、遠隔操作用電磁石1に操作される可動接触子4はL字形の接触子保持体7を
介して可動部5に連結されている。すなわち、接触子保持体7の屈曲部が固定軸
8により器台9に軸支され、接触子保持体7の一片側の端部が可動部5に軸11
により連結され、可動接触子4の中間部を他片側に軸支部10により軸支すると
ともに接点圧ばね12により可動接触子4に接点圧を付与している。15は可動
接点である。第1図は可動接触子4をオンの位置に保持した状態であり、第4図
はコイル6を励磁して可動部5を上方に移動させ、可動接触子4をオフに駆動し
た状態であり、各状態がそれぞれ電磁石1の永久磁石13により保持される。
【0012】
スイッチ3は、絶縁体2の押圧部14に対向配置され可動部5の動作により押
圧部14に押圧されて、コイル6の極性を切り換える。このスイッチ3はマイク
ロスイッチを実施例とし、コイル6の極性切換用スイッチ3aと可動接触子4の
状態表示出力を行う補助接点用スイッチ3bからなる。17は基板、50はスイ
ッチ3の操作片である。可動部5の動作に連動する極性切換用スイッチ3aの切
換動作によりコイル6は通電が停止し、反対向きの通電が可能になる。極性切換
用スイッチ3aの動作より遠隔操作用電磁石1は瞬時励磁される。
【0013】
可動接触子4に対向して遮断用可動接触子20が対向配置され、開閉・トリッ
プ機構21に保持されて、可動接点15に接離する可動接点24を有する。遮断
用可動接触子20は中間部が固定軸22に軸支されている。開閉・トリップ機構
21は遮断用可動接触子20に軸25により一端が連結されたリンク23と、リ
ンク23の他端に設けられた可動軸26と、可動軸26を摺動自在に支持するス
リット27を形成したラッチリンク28と、このラッチリンク28を軸支する固
定軸29に軸支されたハンドル30と、このハンドル30に設けた軸31と可動
軸26とを連結する反転リンク32と、遮断用可動接触子20を開極する開極ば
ね33とを有する。またラッチリンク28はトリップリンク34の係止部35に
係止し、トリップリンク34は固定軸36に軸支されて復帰ばね37により復帰
付勢され、バイメタル38および短絡検出器39に対向している。40は消弧装
置、42は負荷端子、43はアーク走行板である。
【0014】
第1図は遮断用可動接触子20がオンとなった状態、第5図は遮断用可動接触
子20がオフとなった状態、さらに第6図は遮断用可動接触子20のトリップ状
態である。すなわち、ハンドル30を第1図のオン状態から第5図のオフ状態に
回動すると、ラッチリンク28がトリップリンク34にラッチされた状態で反転
リンク32が反転して可動軸26がスリット27を上方に摺動するので、遮断用
可動接触子20が固定軸22を中心に開極ばね33のばね力で開極する。ハンド
ル30を反対向きに操作すると前記と反対の動作でオフ状態からオン状態となる
。またオン状態で電源側端子41と負荷側端子42間に過電流が流れた場合、バ
イメタル38がわん曲してトリップリンク34が押圧され、また短絡電流が流れ
た場合そのプランジャが動作して遮断用可動接触子20を瞬時に強制開極すると
ともにトリップリンク34を押圧する。トリップリンク34の動作によりラッチ
リンク28が引き外されると、第6図に示すように開極ばね33のばね作用によ
りラッチリンク28が回動して、遮断用可動接触子20が開極する。なお、ハン
ドル30をオフ側に倒すことによりリセットが可能である。
【0015】
この考案のリモートコントロール式回路遮断器の端子装置は、遠隔操作用電磁
石を収納する器台の収納部の側部に端子設置部を設け、収納部の上部に配線空間
部を形成し、収納部の側部に沿って配線空間部に連通する端子板密通部を形成し
、端子板密通部に貫通して先端の折曲部を配線空間部に延出した端子板を有する
端子を端子設置部に設置した端子装置において、配線空間部の熱を放熱させる切
欠を端子板の折曲部の両側に形成したため、配線空間部の放熱を良好にできると
ともに、端子板の折曲部の両側の膨れを考慮した器台の余分なスペースを省略す
ることができるという効果がある。
【図1】この考案の一実施例を適用したリモートコント
ロール式回路遮断器のオン状態の断面図である。
ロール式回路遮断器のオン状態の断面図である。
【図2】その端子装置の部分正面図である。
【図3】遠隔操作用電磁石と端子とを示す斜視図であ
る。
る。
【図4】リモートコントロール式回路遮断器の遠隔オフ
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図5】手動によるオフ状態の断面図である。
【図6】トリップ状態の断面図である。
【図7】従来例の断面図である。
1 遠隔操作用電磁石
4 可動接触子
9 器台
41 端子
60 端子設置部
63 端子板
66 収納部
70 配線空間部
71 端子板密通部
72 折曲部
73 切欠
Claims (1)
- 【請求項1】 可動接触子を操作する遠隔操作用電磁石
と、この遠隔操作用電磁石を収納する収納部を有すると
ともに前記収納部の側部に端子設置部を有しさらに前記
収納部の上部に配線空間部を形成しかつ前記収納部の側
部に沿って前記配線空間部に連通する端子板密通部を有
する器台と、前記端子板密通部を貫通して前記可動接触
子に接続される先端の折曲部が前記配線空間部に延出し
た端子板を有して前記端子設置部に配設された端子とを
備え、前記配線空間部の外部通気路を形成する切欠を前
記端子板の前記折曲部の両側に形成したことを特徴とす
るリモートコントロール式回路遮断器の端子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1682891U JPH04112442U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | リモートコントロール式回路遮断器の端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1682891U JPH04112442U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | リモートコントロール式回路遮断器の端子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112442U true JPH04112442U (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=31903699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1682891U Pending JPH04112442U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | リモートコントロール式回路遮断器の端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04112442U (ja) |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP1682891U patent/JPH04112442U/ja active Pending
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