JPH04112394A - 紙幣等の鑑別仕分け装置 - Google Patents
紙幣等の鑑別仕分け装置Info
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- JPH04112394A JPH04112394A JP2233041A JP23304190A JPH04112394A JP H04112394 A JPH04112394 A JP H04112394A JP 2233041 A JP2233041 A JP 2233041A JP 23304190 A JP23304190 A JP 23304190A JP H04112394 A JPH04112394 A JP H04112394A
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims abstract description 36
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
第2図にはこの種の紙幣等の鑑別仕分は装置の概略構成
を示す。但し従来においては後述する8の制御部が用い
られている。同図において紙幣等の検査対象物3は供給
口1に積ねで搬入されたのち、図外の搬出手段によって
1枚づつ順番に搬送路2へと供給される。このように供
給された検査対象物3は搬送路2を搬送されながら鑑別
部7によってその種類(金種)等が鑑別される。この鑑
別結果としての鑑別データ7aは、制御部8に送られ、
検査対象物3を仕分けするためのデータとなる。搬送路
2上には、検査対象物3の通過を検出するセンサとして
の発光素子4.受光素子5および対象物3の搬送経路を
切換えるゲート6が設けられ、ゲート6の先には対象物
3をその種類別に収納する収納庫9(91〜93)が設
けられている。 発光素子4.受光素子5で対象物3の通過時の変化を捉
え、センサ信号S1として制御部8へ伝達する。制御部
8では受光素子5から得られたこのセンサ信号S1より
検査対象物3の検知を行うとともに鑑別結果7aに応じ
てゲート制御信号6a(6a1〜6a3)を出力し、ゲ
ート6の制御を行い、検査対象物3の仕分けをする。 第3図は第2図の従来の制御部8の構成を示し、第4図
は検査対象物3の搬送状態を示す。 第3図において、制御部8のCPUl0はセンサ信号S
1を入力ボート13を介して読取り、検査対象物3の有
無を判定する。判定する際に鑑別結果7aをもとに対象
物3および対象物3相互の搬送間隔についての夫々の不
検知幅を決定する。その決定した不検知幅よりも対象物
3の有または無の状態が長くつづくことを確認するため
にセンサ信号S1を入カポー日3を介して読取る動作を
繰返し実行し、検査対象物3検知処理を行う。そして対
象物3を検知した時に、鑑別結果7aの対象物3の種類
に対応して出力ボート14を介しゲート制御信号6aを
出力しゲート6の開閉制御を行う。 第4図(a)に示す搬送状態は正常に搬送されていて、
検査対象物3の相互の間隔が十分に広い。他方、第4図
(b)に示す搬送状態は異常であり、検査対象物3が相
互に近接し過ぎていたり、重なっていたりしている。こ
うした異常の時には1枚づつに仕分けることができない
ので鑑別不可として搬送路2から排除することが必要で
あり、当該の対象物3の2枚を一括して1枚であると見
做してゲート制御により排除する。
を示す。但し従来においては後述する8の制御部が用い
られている。同図において紙幣等の検査対象物3は供給
口1に積ねで搬入されたのち、図外の搬出手段によって
1枚づつ順番に搬送路2へと供給される。このように供
給された検査対象物3は搬送路2を搬送されながら鑑別
部7によってその種類(金種)等が鑑別される。この鑑
別結果としての鑑別データ7aは、制御部8に送られ、
検査対象物3を仕分けするためのデータとなる。搬送路
2上には、検査対象物3の通過を検出するセンサとして
の発光素子4.受光素子5および対象物3の搬送経路を
切換えるゲート6が設けられ、ゲート6の先には対象物
3をその種類別に収納する収納庫9(91〜93)が設
けられている。 発光素子4.受光素子5で対象物3の通過時の変化を捉
え、センサ信号S1として制御部8へ伝達する。制御部
8では受光素子5から得られたこのセンサ信号S1より
検査対象物3の検知を行うとともに鑑別結果7aに応じ
てゲート制御信号6a(6a1〜6a3)を出力し、ゲ
ート6の制御を行い、検査対象物3の仕分けをする。 第3図は第2図の従来の制御部8の構成を示し、第4図
は検査対象物3の搬送状態を示す。 第3図において、制御部8のCPUl0はセンサ信号S
1を入力ボート13を介して読取り、検査対象物3の有
無を判定する。判定する際に鑑別結果7aをもとに対象
物3および対象物3相互の搬送間隔についての夫々の不
検知幅を決定する。その決定した不検知幅よりも対象物
3の有または無の状態が長くつづくことを確認するため
にセンサ信号S1を入カポー日3を介して読取る動作を
繰返し実行し、検査対象物3検知処理を行う。そして対
象物3を検知した時に、鑑別結果7aの対象物3の種類
に対応して出力ボート14を介しゲート制御信号6aを
出力しゲート6の開閉制御を行う。 第4図(a)に示す搬送状態は正常に搬送されていて、
検査対象物3の相互の間隔が十分に広い。他方、第4図
(b)に示す搬送状態は異常であり、検査対象物3が相
互に近接し過ぎていたり、重なっていたりしている。こ
うした異常の時には1枚づつに仕分けることができない
ので鑑別不可として搬送路2から排除することが必要で
あり、当該の対象物3の2枚を一括して1枚であると見
做してゲート制御により排除する。
しかしながら前述した紙幣等の鑑別仕分は装置では検査
対象物3の有無信号をCPUl0が入力ボート13を介
して読込み判定する動作を繰返し行い、前記検知処理を
しているが、CP UIOはその他の処理も行っている
ため、前記検知処理を精度よくできず、検査対象物3の
枚数の計数やゲート6の制御が確実に行われないことが
あり、ジャムが発生し、装置が停止してしまう問題があ
った。 そこで本発明はこの問題を解消できる紙幣等の鑑別仕分
は装置を提供することを課題とする。
対象物3の有無信号をCPUl0が入力ボート13を介
して読込み判定する動作を繰返し行い、前記検知処理を
しているが、CP UIOはその他の処理も行っている
ため、前記検知処理を精度よくできず、検査対象物3の
枚数の計数やゲート6の制御が確実に行われないことが
あり、ジャムが発生し、装置が停止してしまう問題があ
った。 そこで本発明はこの問題を解消できる紙幣等の鑑別仕分
は装置を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために請求項1)の鑑別仕分は装
置は、r紙幣等の検査対象物(3など)を1枚づつ搬送
する搬送路(2など) この搬送路上に設けられ搬送される前記検査対象物の種
類、その相互の搬送間隔等を識別する鑑別手段(m割部
7など)、 同じく前記搬送路上に前記検査対象物の種類毎に設けら
れ、当該の種類の検査対象物を前記搬送路から対応する
収納庫(9など)へ取込むゲート(6など)を備えた紙
幣等の鑑別仕分は装置であって・ 前記搬送路上に前記の各ゲートに対応して設けられ、こ
の搬送路に搬送される前記検査対象物が自身の前面に存
在することを検出する通過検出手段(発光素子4.受光
素子5など)と、同じく前記の各ゲート毎に設けられ、
対応する前記通過検出手段の検出信号(センサ信号31
など)を用いて、当該の検査対象物が前記鑑別手段の当
該の検査対象物に関わる鑑別データ (7aなど)によ
って定まる第1の長さ以上の長さをもって通過したのち
、この通過後の前記搬送間隔が同じく当該の前記鑑別デ
ータによって定まる第2の長さ以上あることを検出する
対象物通過完了検出手段(20など)と、この対象物通
過完了検出手段の検出信号(検知信号19aなど)を用
いて対応する前記ゲートの開閉を(ゲート制御信号6a
などを出力して)制御する手段(CP UIOなと)と
を備えたJものとする。 また請求項2)の鑑別仕分は装置は、前記請求項1)の
鑑別仕分は装置において、前記対象物通過完了検出手段
が、 「当該の前記鑑別データによって定まる設定値(計数初
期値14aなど)を設定され、所定周期のクロック(C
LKなと)を計数して計数満了信号(マスク信号17a
など)を出力するカウント回路(17など)と、 前記通過検出手段に基づ(検査対象物有の信号によって
前記カウント回路の動作を行わせたのち、同じく前記通
過検出手段に基づ(検査対象物無の信号によって再び前
記カウント回路の動作を行わせる手段(ラッチ回路15
.セレクト回路16.AND回路18.う・ソチ回路1
9など)とを備えた」ものとする。
置は、r紙幣等の検査対象物(3など)を1枚づつ搬送
する搬送路(2など) この搬送路上に設けられ搬送される前記検査対象物の種
類、その相互の搬送間隔等を識別する鑑別手段(m割部
7など)、 同じく前記搬送路上に前記検査対象物の種類毎に設けら
れ、当該の種類の検査対象物を前記搬送路から対応する
収納庫(9など)へ取込むゲート(6など)を備えた紙
幣等の鑑別仕分は装置であって・ 前記搬送路上に前記の各ゲートに対応して設けられ、こ
の搬送路に搬送される前記検査対象物が自身の前面に存
在することを検出する通過検出手段(発光素子4.受光
素子5など)と、同じく前記の各ゲート毎に設けられ、
対応する前記通過検出手段の検出信号(センサ信号31
など)を用いて、当該の検査対象物が前記鑑別手段の当
該の検査対象物に関わる鑑別データ (7aなど)によ
って定まる第1の長さ以上の長さをもって通過したのち
、この通過後の前記搬送間隔が同じく当該の前記鑑別デ
ータによって定まる第2の長さ以上あることを検出する
対象物通過完了検出手段(20など)と、この対象物通
過完了検出手段の検出信号(検知信号19aなど)を用
いて対応する前記ゲートの開閉を(ゲート制御信号6a
などを出力して)制御する手段(CP UIOなと)と
を備えたJものとする。 また請求項2)の鑑別仕分は装置は、前記請求項1)の
鑑別仕分は装置において、前記対象物通過完了検出手段
が、 「当該の前記鑑別データによって定まる設定値(計数初
期値14aなど)を設定され、所定周期のクロック(C
LKなと)を計数して計数満了信号(マスク信号17a
など)を出力するカウント回路(17など)と、 前記通過検出手段に基づ(検査対象物有の信号によって
前記カウント回路の動作を行わせたのち、同じく前記通
過検出手段に基づ(検査対象物無の信号によって再び前
記カウント回路の動作を行わせる手段(ラッチ回路15
.セレクト回路16.AND回路18.う・ソチ回路1
9など)とを備えた」ものとする。
受光素子5のセンサ信号を用い、当該の検査対象物3が
この対象物3についての識別データによって定まる所定
長さ以上存在したことを検出したのち、当該の検査対象
物3が同じく当該の識別データによって定まる所定長以
上存在しなかった(つまり該所定長以上の搬送間隔を後
続の検査対象物3に対して保持している)ことを検出す
る、CPUl0とは別のハード回路としての対象物通過
完了検出手段20を各ゲート別に設け、この手段20の
検出信号を用いて当該のゲート6の開閉を制御する。
この対象物3についての識別データによって定まる所定
長さ以上存在したことを検出したのち、当該の検査対象
物3が同じく当該の識別データによって定まる所定長以
上存在しなかった(つまり該所定長以上の搬送間隔を後
続の検査対象物3に対して保持している)ことを検出す
る、CPUl0とは別のハード回路としての対象物通過
完了検出手段20を各ゲート別に設け、この手段20の
検出信号を用いて当該のゲート6の開閉を制御する。
第1図は本発明の実施例としての新たな制御部8Aの構
成例を示す。同図においては第3図の制御部8に対象物
通過完了検出手段20が付加され、受光素子5からのセ
ンサ信号S1はこの検出手段20に人力される。 次に第2図を参照しつつ第1図の構成と動作を説明する
。搬送路2に設けたセンサ(受光素子)5の出力信号ロ
ジックレベルに変換したセンサ信号S1がラッチ回路1
5に入力される。このラッチ回路15でクロックCLK
に同期化し、センサ信号Slをラッチしてなる非反転信
号15aと反転信号15bを作り、この2つの信号15
a、 15bをセレクト回路16に入力する。セレクト
回路16では与えられた選択信号に応じ、非反転信号1
5aと反転信号15bとのどちらか一方が選ばれて、カ
ウント回路17へのカウント制御信号16aとなる。な
おセレクト回路16への選択信号としては、ラッチ回路
19の出力としての後述の検知信号19aが入力される
。 選択信号19aが「0」の時は非反転信号15aが選ば
れ、「1」の時は反転信号15bが選ばれる。 今検査対象物3がセンサ5の部分に接近して来たものと
する。ここで最初に選ばれるのは非反転信号15aであ
り、「0」が検査対象物3の無の状態で、「1」が対象
物有の状態を表わしている。 カウント回路17は、カウント制御信号16aが「0」
(従ってこの場合、検査対象物3が未到着)の時は、出
力ボート14に記憶されている計数初期値14aを取込
み、カウント制御信号16aが「1」(この場合、検査
対象物3が通過中)になると、クロックCLKを前記計
数初期値14aに加算累計する。そしてこの累計値がこ
のカウント回路17について予め定められている計数満
了値に達すると、検査対象物3の有の状態が所定時間以
上連続しているとして(つまり検査対象物3の幅がカウ
ント17の前記の計数条件で定まる長さ以上であるとし
て)対象物検知用マスク信号17aを出力する。このマ
スク信号17aはAND回路18に入力される。 AND回路18はクロックCLKとこのマスク信号17
aとの論理積をとり、この論理積信号をラッチ回路19
へのトリガ信号18aとする。ラッチ回路19は、この
トリガ信号18aにより、自身が出力する検知信号19
aを「0」から「1」へと変化させる。 この検知信号19aは、前記セレクト回路16への選択
信号になる。この選択信号19aによりセレクト回路1
6では、今まで非反転信号15aが選ばれていたのが、
反転信号15bへと変わる。そしてこの反転信号15b
がカウント回路17へのカウント制御信号16aとなる
ので、今度はこのカウント制御信号16aが「Ojの時
が検査対象物3の有の状態を表わし、「1」の時が対象
物3の無の状態を表わす。 現時点では対象物3が有、つまりまだ通過中であるもの
とすると、カウント制御信号16aは「0」である。そ
こでカウント回路17は再び出力ボート14に記憶され
ている計数初期値14aを取込み、カウント制御信号1
6aが「1」 (従ってこの場合、対象物3の通過終了
)になると、クロックCLKを前記計数初期値14に加
算累計する。そしてこの累計値がカウント回路17の計
数満了値に達すると検査対象物検知用のマスク信号17
aを出力する。 このマスク信号17aが出力されることは、検査対象物
3無の状態が所定時間以上連続していた(つまり検査対
象物30通過後、後続の検査対象物3までの搬送間隔が
カウント回路17の前記の計数条件で定まる長さ以上で
ある)ことを表わす。マスク信号17aはAND回路1
8に入力され、これによりAND回路18から出力され
るトリガ信号18aによりラッチ回路19は検知信号を
「1」から「0」へと変化させる。これで1枚分の検査
対象物3の検知動作が終る。 この対象物3の検知信号19aは、CPUl0に対して
割込み要求を発生する。そしてこの割込み処理において
、CPUl0による枚数カウントやゲート6の制御が実
行される。検査対象物3の仕分けを行うゲート6の制御
を行うのに、CPUl0は鑑別部7で鑑別された結果と
しての鑑別データ7aを前もって読込んでおく。鑑別結
果7aの中には、当該の対象物3の種類のほかに、当該
の対象物3についての後続の対象物3に対する搬送間隔
などが含まれている。この対象物3相互の搬送間隔デー
タによってCPUl0はカウント回路17への計数初期
値14aを決める。 即ちこの初期設定値14aによって検査対象物3、また
は検査対象物3の相互の搬送間隔についての不検知幅を
可変するのである。つまり計数処置値14aを大きくす
ればカウント回路17が計数満了するまでの計数値が少
なくなって不検知幅が狭くなり、小さな検査対象物また
は小さな搬送間隔であってもその通過を検出する。逆に
計数初期値14を小さくすれば不検知幅が広くなり、大
きな検査対象物または大きな搬送間隔でなければその通
過を検出しない。 このようにして小さな対象物3を正しい1枚の対象物3
として検知しないように対象物3に対する不検知幅を広
くしたり、対象物3が互に近接し過ぎている場合や、重
なっている場合には、2枚の対象物3として対象物個別
の仕分けができないので、対象物3の間隔に対する不検
知幅を広くして1枚の対象物3であるとして検知して、
ゲート6を制御し、鑑別不可の対象物として搬送路から
排除する。 例えば第2図において収納庫91をこの排除用の収納庫
とし、この収納庫91に対するゲート6は鑑別部7が異
常な対象物3を検出したとき、予め開けたままにして置
く。次に鑑別部7が正常な対象物3を検出したときは、
収納庫91に対応する対象物通過完了検出手段20の検
知信号19aが一旦「1」から「0」に変化したことを
検出した(つまり異常な対象物3の排除が終った)のち
に当該のゲート6を閉じ、正常な対象物3が収納庫91
に対応するゲート6を通過して、下流側の収納庫9に収
納(仕分け)できるようにする。
成例を示す。同図においては第3図の制御部8に対象物
通過完了検出手段20が付加され、受光素子5からのセ
ンサ信号S1はこの検出手段20に人力される。 次に第2図を参照しつつ第1図の構成と動作を説明する
。搬送路2に設けたセンサ(受光素子)5の出力信号ロ
ジックレベルに変換したセンサ信号S1がラッチ回路1
5に入力される。このラッチ回路15でクロックCLK
に同期化し、センサ信号Slをラッチしてなる非反転信
号15aと反転信号15bを作り、この2つの信号15
a、 15bをセレクト回路16に入力する。セレクト
回路16では与えられた選択信号に応じ、非反転信号1
5aと反転信号15bとのどちらか一方が選ばれて、カ
ウント回路17へのカウント制御信号16aとなる。な
おセレクト回路16への選択信号としては、ラッチ回路
19の出力としての後述の検知信号19aが入力される
。 選択信号19aが「0」の時は非反転信号15aが選ば
れ、「1」の時は反転信号15bが選ばれる。 今検査対象物3がセンサ5の部分に接近して来たものと
する。ここで最初に選ばれるのは非反転信号15aであ
り、「0」が検査対象物3の無の状態で、「1」が対象
物有の状態を表わしている。 カウント回路17は、カウント制御信号16aが「0」
(従ってこの場合、検査対象物3が未到着)の時は、出
力ボート14に記憶されている計数初期値14aを取込
み、カウント制御信号16aが「1」(この場合、検査
対象物3が通過中)になると、クロックCLKを前記計
数初期値14aに加算累計する。そしてこの累計値がこ
のカウント回路17について予め定められている計数満
了値に達すると、検査対象物3の有の状態が所定時間以
上連続しているとして(つまり検査対象物3の幅がカウ
ント17の前記の計数条件で定まる長さ以上であるとし
て)対象物検知用マスク信号17aを出力する。このマ
スク信号17aはAND回路18に入力される。 AND回路18はクロックCLKとこのマスク信号17
aとの論理積をとり、この論理積信号をラッチ回路19
へのトリガ信号18aとする。ラッチ回路19は、この
トリガ信号18aにより、自身が出力する検知信号19
aを「0」から「1」へと変化させる。 この検知信号19aは、前記セレクト回路16への選択
信号になる。この選択信号19aによりセレクト回路1
6では、今まで非反転信号15aが選ばれていたのが、
反転信号15bへと変わる。そしてこの反転信号15b
がカウント回路17へのカウント制御信号16aとなる
ので、今度はこのカウント制御信号16aが「Ojの時
が検査対象物3の有の状態を表わし、「1」の時が対象
物3の無の状態を表わす。 現時点では対象物3が有、つまりまだ通過中であるもの
とすると、カウント制御信号16aは「0」である。そ
こでカウント回路17は再び出力ボート14に記憶され
ている計数初期値14aを取込み、カウント制御信号1
6aが「1」 (従ってこの場合、対象物3の通過終了
)になると、クロックCLKを前記計数初期値14に加
算累計する。そしてこの累計値がカウント回路17の計
数満了値に達すると検査対象物検知用のマスク信号17
aを出力する。 このマスク信号17aが出力されることは、検査対象物
3無の状態が所定時間以上連続していた(つまり検査対
象物30通過後、後続の検査対象物3までの搬送間隔が
カウント回路17の前記の計数条件で定まる長さ以上で
ある)ことを表わす。マスク信号17aはAND回路1
8に入力され、これによりAND回路18から出力され
るトリガ信号18aによりラッチ回路19は検知信号を
「1」から「0」へと変化させる。これで1枚分の検査
対象物3の検知動作が終る。 この対象物3の検知信号19aは、CPUl0に対して
割込み要求を発生する。そしてこの割込み処理において
、CPUl0による枚数カウントやゲート6の制御が実
行される。検査対象物3の仕分けを行うゲート6の制御
を行うのに、CPUl0は鑑別部7で鑑別された結果と
しての鑑別データ7aを前もって読込んでおく。鑑別結
果7aの中には、当該の対象物3の種類のほかに、当該
の対象物3についての後続の対象物3に対する搬送間隔
などが含まれている。この対象物3相互の搬送間隔デー
タによってCPUl0はカウント回路17への計数初期
値14aを決める。 即ちこの初期設定値14aによって検査対象物3、また
は検査対象物3の相互の搬送間隔についての不検知幅を
可変するのである。つまり計数処置値14aを大きくす
ればカウント回路17が計数満了するまでの計数値が少
なくなって不検知幅が狭くなり、小さな検査対象物また
は小さな搬送間隔であってもその通過を検出する。逆に
計数初期値14を小さくすれば不検知幅が広くなり、大
きな検査対象物または大きな搬送間隔でなければその通
過を検出しない。 このようにして小さな対象物3を正しい1枚の対象物3
として検知しないように対象物3に対する不検知幅を広
くしたり、対象物3が互に近接し過ぎている場合や、重
なっている場合には、2枚の対象物3として対象物個別
の仕分けができないので、対象物3の間隔に対する不検
知幅を広くして1枚の対象物3であるとして検知して、
ゲート6を制御し、鑑別不可の対象物として搬送路から
排除する。 例えば第2図において収納庫91をこの排除用の収納庫
とし、この収納庫91に対するゲート6は鑑別部7が異
常な対象物3を検出したとき、予め開けたままにして置
く。次に鑑別部7が正常な対象物3を検出したときは、
収納庫91に対応する対象物通過完了検出手段20の検
知信号19aが一旦「1」から「0」に変化したことを
検出した(つまり異常な対象物3の排除が終った)のち
に当該のゲート6を閉じ、正常な対象物3が収納庫91
に対応するゲート6を通過して、下流側の収納庫9に収
納(仕分け)できるようにする。
本発明によれば、紙幣等の鑑別計数動作を行うCPUと
無関係に、ゲート毎に設けられた対象物通過完了検出手
段20を介し、検査対象物通過中の検知に続いて、検知
対象物相互の隙間<*送間隔)の通過中の検知を行うよ
うにし、かっこの際、検査対象物の一鑑別結果に応じて
、この検査対象物またはその搬送間隔についての検知可
能な最小の大きさ(不検知幅)をCPUによって可変設
定を得るようにしたので、 精度よく検査対象物の検知ができることで搬送状態が悪
く、検査対象物同志が近接している場合にも、確実なゲ
ート制御ができて、この近接した検査対象物を一括して
排除することができ、ジャムの発生などによる紙幣等の
鑑別仕分は装置の停止が少なくなり、この装置の稼動率
を高めることができる。
無関係に、ゲート毎に設けられた対象物通過完了検出手
段20を介し、検査対象物通過中の検知に続いて、検知
対象物相互の隙間<*送間隔)の通過中の検知を行うよ
うにし、かっこの際、検査対象物の一鑑別結果に応じて
、この検査対象物またはその搬送間隔についての検知可
能な最小の大きさ(不検知幅)をCPUによって可変設
定を得るようにしたので、 精度よく検査対象物の検知ができることで搬送状態が悪
く、検査対象物同志が近接している場合にも、確実なゲ
ート制御ができて、この近接した検査対象物を一括して
排除することができ、ジャムの発生などによる紙幣等の
鑑別仕分は装置の停止が少なくなり、この装置の稼動率
を高めることができる。
第1図は本発明の一実施例としての制御部の構成を示す
ブロック回路図、 第2図は本発明および従来の装置の概略構成を示す図、 第3図は第1図に対応する従来のブロック回路図、 第4図は検査対象物の搬送状態を示す図である。 1:供給口、2:搬送路、3:検査対象物、4:発光素
子、5:受光素子、Sl :センサ信号、6:ゲート、
6 a(6a1〜6a3) :ゲート制御信号、7:
鑑別部、7a :jiI別データ、8A :制御部、
9(91〜93):収納庫、10:CPU、13:入力
ボート、14:出力ポート、15,19 :ラッチ回
路、15a:非反転信号、15b二反転信号、16:セ
レクト回路、16a:カウント制御信号、17:カウン
ト回路、17a:マスク信号、18:AND回路、18
a:トリガ信号、19a:検知信号、20:対象物通過
完了検出手段。 r氏。 代理人弁理士 山 口 巖 o5−・送臭う 制イ卸部 第3図 (Q) 正常繰迭炊池 一=ツーー (b)異常:11[色状格 第4図
ブロック回路図、 第2図は本発明および従来の装置の概略構成を示す図、 第3図は第1図に対応する従来のブロック回路図、 第4図は検査対象物の搬送状態を示す図である。 1:供給口、2:搬送路、3:検査対象物、4:発光素
子、5:受光素子、Sl :センサ信号、6:ゲート、
6 a(6a1〜6a3) :ゲート制御信号、7:
鑑別部、7a :jiI別データ、8A :制御部、
9(91〜93):収納庫、10:CPU、13:入力
ボート、14:出力ポート、15,19 :ラッチ回
路、15a:非反転信号、15b二反転信号、16:セ
レクト回路、16a:カウント制御信号、17:カウン
ト回路、17a:マスク信号、18:AND回路、18
a:トリガ信号、19a:検知信号、20:対象物通過
完了検出手段。 r氏。 代理人弁理士 山 口 巖 o5−・送臭う 制イ卸部 第3図 (Q) 正常繰迭炊池 一=ツーー (b)異常:11[色状格 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)紙幣等の検査対象物を1枚づつ搬送する搬送路、 この搬送路上に設けられ搬送される前記検査対象物の種
類、その相互の搬送間隔等を識別する鑑別手段、 同じく前記搬送路上に前記検査対象物の種類毎に設けら
れ、当該の種類の検査対象物を前記搬送路から対応する
収納庫へ取込むゲートを備えた紙幣等の鑑別仕分け装置
であって、前記搬送路上に前記の各ゲートに対応して設
けられ、この搬送路に搬送される前記検査対象物が自身
の前面に存在することを検出する通過検出手段と、 同じく前記の各ゲート毎に設けられ、対応する前記通過
検出手段の検出信号を用いて、当該の検査対象物が前記
鑑別手段の当該の検査対象物に関わる鑑別データによっ
て定まる第1の長さ以上の長さをもって通過したのち、
この通過後の前記搬送間隔が同じく当該の前記鑑別デー
タによって定まる第2の長さ以上あることを検出する対
象物通過完了検出手段と、この対象物通過完了検出手段
の検出信号を用いて対応する前記ゲートの開閉を制御す
る手段とを備えたことを特徴とする紙幣等の鑑別仕分け
装置。 2)特許請求の範囲第1項に記載の鑑別仕分け装置にお
いて、前記対象物通過完了検出手段は、当該の前記鑑別
データによって定まる設定値を設定され、所定周期のク
ロックを計数して計数満了信号を出力するカウント回路
と、 前記通過検出手段に基づく検査対象物有の信号によって
前記カウント回路の動作を行わせたのち、同じく前記通
過検出手段に基づく検査対象物無の信号によって再び前
記カウント回路の動作を行わせる手段とを備えたことを
特徴とする紙幣等の鑑別仕分け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2233041A JPH04112394A (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | 紙幣等の鑑別仕分け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2233041A JPH04112394A (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | 紙幣等の鑑別仕分け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112394A true JPH04112394A (ja) | 1992-04-14 |
Family
ID=16948877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2233041A Pending JPH04112394A (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | 紙幣等の鑑別仕分け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04112394A (ja) |
-
1990
- 1990-09-03 JP JP2233041A patent/JPH04112394A/ja active Pending
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