JP3357455B2 - 検知器の検査装置 - Google Patents

検知器の検査装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器に具備される
検知器の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器に設けられた検知器が正常に作
動しているか否かは、その検知器から出力される検知信
号を調べることによって検査されるのが一般的である。
ところで、複写機等から搬入された用紙を搬送し、用紙
を複数のビンに仕分けるソーター等の電子機器において
は、用紙の搬送位置を検知するための検知器が多数設け
られているのが普通である。このような検知器は、それ
ぞれ搬送路上の特定の位置に配置されており、その位置
に用紙が搬送されてきた際に用紙を検知して検知信号を
出力するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したソーター等の
ように多数の検知器を具備する電子機器においても、保
守作業等の際に、個々の検知器が正常に動作しているか
否かを検査する必要がある。従来は、個々の検知器の検
知信号を調べて検査を行っている。しかしながら、この
ような電子機器には多数の検知器が設けられているの
で、どの検知器が正常で、どの検知器が異常かを、個々
の検知器を特定しながら行う必要があるため、検知器の
検査が繁雑で時間を要し、検査コストがかかってい
た。本発明は、このような事情に基づいてなされたもの
で、その目的は、多数の検知器を具備する電子機器であ
っても、検知器の検査を個々の検知器を特定しながら
にでき、かつ、検査コストの低減が可能な検知器の検
査装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の検知器の検査装
置は、図1に示すように、電子機器に設けられた検知器
14-1〜14-nの検査を行うものであって、次の各手段
を有することを特徴としている。 (a)検知器14-1〜14-nが正常である際に出力すべ
き基準データと、検知器14-1〜14-nに対応する識別
データとを格納する記憶手段30。 (b)識別データを表示する表示手段26。 (c)記憶手段30から読出した検知器14-1〜14-n
の基準データと、検知器14-1〜14-nの検知データと
を比較し、その比較結果に基づいて検知器14-1〜14
-nが正常か異常かを判定する判定手段18A。 (d)判定手段18Aにより異常と判定された検知器1
4-1〜14-nに対応する識別データを、記憶手段30か
ら読出し、表示手段26に表示させる表示制御手段18
B。
【0005】そして、上記記憶手段30は、検知器14
-1〜14-nに対応する識別データを、検知器14-1〜1
4-nに予め割り当てられた優先順位に従って格納し、
表示制御手段18Bは、判定手段18Aにより異常と
判定された検知器14-1〜14-nに対応する識別データ
を、上記優先順位に従って記憶手段30から読出して表
示手段26に表示することを特徴としている。
【0006】
【作用】図1に示すように、判定手段18Aは、記憶手
段30から読出した検知器14の基準データと、検知器
14の検知データとを比較し、その比較結果に基づいて
検知器14が正常か異常かを判定する。表示制御手段1
8Bは、判定手段18Aにより異常と判定された検知器
14に対応する識別データを記憶手段30から読出して
表示手段26に表示する
【0007】判定手段18Aにより異常と判定された検
知器14-1〜14-nに対応する識別データが、表示制御
手段18Bによって、優先順位に従って記憶手段30か
ら読出されて表示手段26に表示される。したがって、
各検知器14が正常か否かを容易に知ることができ、し
かも、上記優先順位に従って検知器14-1〜14-nの異
常を知ることができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図2は、本発明の検知器の検査装置を設
けたソーターの一実施例を示す概略構成図である。用紙
Pは、搬送路10上に対設され矢印方向に回転駆動する
複数の搬送ローラ対12によって挟持され矢印F方向に
搬送される。用紙検知器14-1〜14-n(以下、一括し
て検知器14ということがある)は、用紙Pを収納する
ための収納ビン16-1〜16-n(以下、一括して収納ビ
ン16ということがある)に対応して縦搬送路10Aに
配設されている。この検知器14は、用紙Pを検知する
と、検知信号s1〜sn(以下、一括して検知信号sと
いうことがある)を能動状態にして制御手段18に与え
る。検知器14は、例えばリミットスイッチや光センサ
等によって構成されるものであって、ON及びOFF、
あるいは、“1”及び“0”のデータの検知信号sを出
力するものであればよい。
【0009】周知の偏向爪20-1〜20-n(以下、一括
して偏向爪20ということがある)は、支点22を中心
に回動自在に支持されており、図示しない付勢手段によ
基準姿勢に保持されるように常時付勢される。また、
偏向爪20は、制御手段18から与えられる駆動信号d
1〜dnに応じて駆動される、例えばソレノイド等を有
して構成される駆動手段24-1〜24-nによって上記
準姿勢から偏向姿勢に回動されるようになっている。図
2において、偏向爪20-2は、偏向姿勢に回動された状
態を示している。これに対して、偏向爪20-1,20-
3,20-nは、付勢手段によって基準姿勢に保持された
状態を示している。すなわち、縦搬送路10A上を矢印
F方向に搬送される用紙Pは、基準姿勢に保持されてい
る偏向爪20-n〜20-3の部分はそのまま通過し、偏向
姿勢に回動されている偏向爪20-2によって用紙Pの進
行方向が収納ビン16-2の方向に偏向される。その結
果、用紙Pは、収納ビン16-2内に導入される。
【0010】次に、用紙Pを収納ビン16-2に収納する
場合の動作を例にとって説明する。図2に示すように用
紙Pが矢印F方向に搬送されてくると、縦搬送路10A
に沿って設けられた検知器14-n,…,14-3は、用紙
Pの先端によって押圧されることにより順次検知信号s
n,…,s3を能動状態にして制御手段18に送出す
る。制御手段18は、用紙Pを収納する収納ビン16-2
に対応する検知器14-2が用紙を検知して検知信号s2
を受けると、当該収納ビン16-2に対応する偏向爪20
-2を偏向姿勢に回動させるように駆動信号d2を駆動手
段24-2に与えてこれを駆動させる。この結果、用紙P
は、上述したような動作によって、収納ビン16-2内に
導入される。その後、制御手段18は、用紙Pの後端が
検知器14-2の位置から離間してその検知信号が非能動
状態となったことを認識すると、駆動手段24-2を非作
動状態にさせることにより偏向爪20-2を基準姿勢に復
帰させて収納動作を完了する。なお、検知器14は、上
述した用紙Pに接触してこれを検知する形式のものに限
られるものではなく、例えば、光センサ等のように用紙
Pを非接触で検知する形式のものでもよいことはもちろ
んである。
【0011】上述したようなソーターには、10段以上
の収納ビン16が設けられているのが普通である。した
がって、検知器14も収納ビン16と同数配設される。
また、図2には示されていないが、搬送路10上の用紙
Pの搬送状態を検知する目的で、あるいは、用紙Pを検
知する以外の目的で多数の検知器が具備されている。し
たがって、このようなソーターを保守する際には、上述
した多数の検知器を漏れなく検査することが必要であ
る。
【0012】図3は、本発明の検知器の検査装置の一実
施例を示す概略ブロック図である。制御手段18は、I
/Oポート18a、中央処理制御装置であるCPU18
b、及びCPU18bの制御プログラムを格納するプロ
グラムROM18cを有している。また、制御手段18
は、図1に示されている判定手段18A及び表示制御手
段18Bに相当するものである。
【0013】表示手段26は、ソーターに既設されてい
るものでもよく、例えば、4桁程度のLED表示器等か
ら構成されており、数字や英字等からなる限られた量の
表示情報を使用者に視認させるためのものであってもよ
い。入力手段28は、ソーターに設けられている、例え
ばテンキーパッド等から構成されるものであり、数字や
英字等の入力情報を入力するためのものである。表示手
段24に対する表示情報の出力動作と、入力手段28か
らの入力情報の入力動作とは、上記I/Oポート18a
を介してCPU18bによって行われる。また、検知器
14からの検知信号sの入力動作と、駆動手段24に対
する駆動信号dの出力動作とに関しても上述と同様にI
/Oポート18aを介してなされる。
【0014】データROM30は、図1に示されている
記憶手段30を構成するものであって、後述するよう
に、検知器14が正常である際に出力すべき基準データ
と、検知器14のそれぞれに対応する識別データとを対
応して格納する。一方、ワークRAM32は、検知器1
4の検知信号sの示す検知データを一時的に格納するも
のである。
【0015】図4は、データROM30に格納されてい
るデータの模式図である。検知器14-1〜14-8に対応
して付されている識別データID1〜ID8(以下、一
括して識別データIDということがある)と、検知器1
4-1〜14-8が用紙Pを検知していない状態において出
力すべき基準データD0(ビットデータa1〜a8)と
が格納されている。
【0016】識別データIDは、個々の検知器14に対
して同一の識別データIDを割り当てない限り任意に設
定すればよい。図4では、識別データID1〜ID8に
対して“01h”〜“08h”が設定されているが、数
字あるいは英字等を示す任意のコードデータを割り当て
ればよいことはもちろんである。
【0017】一方、基準データD0を構成する8桁のビ
ットデータa1〜a8には、それぞれ8個の検知器14
-1〜14-8が割り当てられており、その検知器14が正
常であるときに出力すべきデータから構成されている。
このビットデータa1〜a8は、個々の検知器14-1〜
14-8におけるアクティブロウ、アクティブハイに対応
して、“1”又は“0”のいずれか一方の論理値とな
る。なお、上記基準データD0は、検知器14が用紙P
を検知していない状態での値を採用すればよい。
【0018】CPU18bは、それぞれの検知器14に
対応するアドレスを上記データROM30に対して指定
することにより、上記識別データIDを読み出し、それ
ぞれの検知器14に対応するビット位置を上記データR
OM30に対して指定することにより基準データD0を
構成する各ビットデータを読み出す。
【0019】図5Aは、データROM30からCPU
18bのレジスタに読み出された基準データD0の一例
を示す説明図である。検知器14-1〜14-8が正常であ
る際に出力する検知信号s1〜s8に対応して、基準デ
ータD0(ビットデータa1〜a8)として格納され
る。
【0020】図5Bは、検知器14の検知信号sに対
応する検知データD1が、ワークRAM32に格納され
た状態の一例を示す説明図である。検知器14-1〜14
-8の検知信号s1〜s8に対応する検知データD1(ビ
ットデータb1〜b8)が格納される。図5Bと
を比較して判るように、基準データD0と一致しないの
は、検知データD1のビットデータb2,b4である。
【0021】図5Cは、CPU18bが、上記図5
Bに示した基準データD0及び検知データD1を論
理演算した結果を示す説明図である。すなわち、基準デ
ータD0及び検知データD1の排他的論理和(EX−O
R)の論理演算が各ビットデータ毎になされて、判定デ
ータD2(ビットデータc1〜c8)が得られる。
【0022】周知のとおり、2つの論理値の排他的論理
和をとると、両者が一致するときは“0”が得られ、両
者が不一致であるときは“1”が得られる。したがっ
て、検知データD1の内、基準データD0と一致しない
ビットデータc2,c4が“1”となり、その他のビッ
トデータは“0”となる。この結果、ビットデータc
2,c4に対応する検知器14が異常であり、それ以外
の検知器14は、正常であることが示される。したがっ
て、判定データD2をビット毎に最下位ビットから最上
位ビットの順(c1,c2,c3,…,c8)、又はそ
の逆順(c8,c7,c6,…,c1)で順次読み出す
ことにより、検知器14の正常あるいは異常が判定され
る。
【0023】すなわち、制御手段18は、基準データD
0及び検知データD1の排他的論理和を演算して判定デ
ータD2を得ることにより、上記基準データD0と検知
データD1との比較結果を得ている。なお、上記両デー
タD0及びD1を1ビットづつ比較することも可能であ
るが、CPU18bの処理が短時間で済むので、本実施
例のように両データの排他的論理和を演算することによ
り両データの比較結果を得るようにした方が好ましい。
【0024】なお、図5Cから明らかなように、
各データD0,D1,D2の8桁のビット位置のそれぞ
れに対して検知器14-1〜14-8が割り当てられている
が、その順番が検知器14の優先順位となっている。す
なわち、最下位ビットから最上位ビットの順で、あるい
はその逆順で基準データD0のビットデータを順次読み
出すので、上記検知器14のビット位置に対する割り当
てが優先順位となる。
【0025】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て検知器の検査装置の動作について説明する。入力手段
28に対して所定の操作を行うことにより検査モードに
設定する(ステップP1)。制御手段18は、上記操作
によってプログラムROM18cの検査プログラムを起
動して、以下この検査プログラムに従って制御動作を実
行する(ステップP2)。
【0026】各検知器14の検知信号sに対応する検知
データD1がI/Oポート18aを介してCPU18b
を経由してワークRAM32に格納される。この際、上
記検知信号sに対応する論理値は、予め各検知器14に
割り当てられた優先順位に従ってビット順に格納される
(ステップP3)。
【0027】基準データD0がデータROM30からC
PU18bのレジスタに格納されるとともに、検知デー
タD1がワークRAM32からCPU18bのレジスタ
に格納される。次いで、両者の排他的論理和が演算され
て判定データD2が求められる(ステップP4)。
【0028】CPU18bは、判定データD2を調べて
異常な検知器14の有無を判定する(ステップP5)。
ステップP5で否定、すなわち判定データD2が全て
“0”であれば、全ての検知器14が正常である旨の表
示を表示手段26に表示して(ステップP6)、動作を
終了する。
【0029】一方、ステップP5で肯定、すなわち判定
データD2に1つ以上の“1”が存在すれば、異常な検
知器14があると判断し、その検知器14に対応する識
別データIDをデータROM30から読出す(ステップ
P7)。
【0030】次いで、表示手段26に上記識別データI
Dを表示する。前述したように、表示手段26が、限ら
れた情報量、例えば、検知器14に割り当てられた識別
データIDを1個分しか表示できない場合には、優先順
位に従って検知器14を表示し(ステップP8)、動作
を終了する。
【0031】したがって、使用者は、表示手段26に表
示された識別データIDに基づいて、異常と判定された
検知器14を容易に特定することができるので、その検
知器14をすぐに修理あるいは交換できる。
【0032】上述した図6の動作を繰り返す度に、その
時点で異常と判定された検知器14に対応する識別デー
タIDが上記優先順位に従って逐次表示される。したが
って、全ての検知器14が正常である旨の表示が表示手
段26に表示されるまで同様の修理作業及び検査作業を
行えばよい。
【0033】上述した優先順位は、効率よく保守作業を
進める点からみて、保守作業の手順に従って割り当てる
ことが好ましい。すなわち、検知器14の設置位置に対
応する順番、例えば、用紙Pの搬送方向の上流から下流
に向かう順番に従って割り当ててもよい。
【0034】なお、上述のように、異常であると判定さ
れた検知器14に対応する識別データIDを表示手段2
6に優先順位に従って逐次表示させるようにした場合
は、表示手段26の表示情報量が検知器14の個数に比
較して限られていても、表示すべき識別データIDを表
示させることができる利点がある。一方、表示手段26
が大量の情報を表示し得る場合には、異常であると判定
された全ての検知器14の識別データIDを優先順位に
従って一度に表示させればよく、逐次表示させる必要が
ないことはもちろんである。
【0035】図7は、他の実施例を示すデータの模式図
であり、上述した図5に対応するものである。この場合
には、図7Aに示すように、基準データD0のビット
データa8に対応する検知器14が実装されていない状
態(例えば拡張用としてデータ領域のみが確保されてい
る)を示しており、ビットデータa8に対応するビット
データには不定データ(“X”)が示されている。した
がって、図7Bに示すように、検知データD1におい
ても同様にビットデータb8が不定である。このような
場合は、上記不定データ“X”が“0”あるいは“1”
のいずれになるかが確定されないので、その不定データ
“X”の影響を無視して、判定データD2を正確に示す
ようにデータ処理を行う必要がある。次に、これについ
て説明する。
【0036】すなわち、図7Cに示すように、不定デ
ータ“X”に対応するビットが“0”に設定され、か
つ、上記不定データ“X”以外のビットに対応するビッ
トが“1”に設定されたマスクデータDM(ビットデー
タm1〜m8)を予めデータROM30に格納してお
く。そして、図5で説明したと同様に、基準データD0
及び検知データD1の排他的論理和の演算結果を求め
る。次いで、その演算結果と、上記マスクデータDMと
の論理積を求める。これが判定データD2となる。この
ようにマスクデータDMで不定データ“X”をマスクす
ることにより、例えば、検知器14が拡張用として未実
装であっても、制御プログラムを変更せずに、同様な演
算処理を実行することができる利点がある。
【0037】なお、上述の実施例では、検知器14の数
を8個とし、これに対応するデータD0,D1,D2,
DMを8ビット(1バイト)の構成としたが、本発明は
これに限られるものではなく、検知器14の個数に応じ
て、各データD0,D1,D2,DMの格納領域を記憶
手段30やRAM等に確保すればよい。また、ワークR
AM32の代わりにCPU18bのレジスタによって検
知データD1を一時的に格納するように構成してもよ
い。
【0038】また、上述の実施例では、制御手段18に
よって、異常と判定された検知器14に対応する識別デ
ータIDを、記憶手段30から読出し、表示手段26に
表示させているが、これとは逆に、正常と判定された検
知器14に対応する識別データIDを表示手段26に表
示させるようにしてもよい。
【0039】また、上述の実施例では、本発明をソータ
ーに適用した場合について説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、多数の検知器を有した電子機
器に広く適用できることはいうまでもない。
【0040】以上説明したように、上述の実施例によれ
ば、制御手段18は、データROM30から読出した検
知器14の基準データD0と、検知器14の検知データ
D1とを比較し、その比較結果に基づいて検知器14が
正常か異常かを判定する。制御手段18は、上述の判定
により異常と判定された検知器14に対応する識別デー
タIDをデータROM30から読出して表示手段26に
表示する。したがって、各検知器14が正常か否かを容
易に知ることができる。
【0041】また、制御手段18が、異常と判定された
検知器14に対応する識別データIDを、その検知器1
4に予め割り当てられた優先順位に従ってデータROM
30から読出して表示手段26に表示する場合には、保
守作業に適した優先順位を検知器14に割り当てておく
ことにより、保守作業を効率的に行うことが可能となる
利点がある。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
異常又は正常と判定された検知器の識 別データが所定の
優先順位に従って表示されるので、多数の検知器を具備
する電子機器であっても、検知器が正常か否かを個々
の検知器を特定しながら容易に判定することができ、従
って、検知器の検査コストの低減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検知器の検査装置を示す機能ブロック
図である。
【図2】本発明を適用したソーターの一例を示す概略構
成図である。
【図3】本発明を上述のソーターに適用した実施例を示
す概略ブロック図である。
【図4】データROM30に格納されているデータの模
式図である。
【図5】各データD0,D1,D2の説明図である。
【図6】検知器の検査動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】各データD0,D1,D2,DMの説明図であ
る。
【符号の説明】
14-1〜14-n 検知器 18 制御手段 18A 判定手段 18B 表示制御手段 26 表示手段 30 記憶手段 D0 基準データ D1 検知データ D2 判定データ DM マスクデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−143014(JP,A) 特開 昭58−18798(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 18/00 G06F 17/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器に設けられた検知器の検査を行
    う検査装置であって、 前記検知器が正常である際に出力すべき基準データを格
    納するとともに、前記検知器に対応する識別データを
    記検知器に予め割り当てられた優先順位に従って格納す
    る記憶手段と、 前記識別データを表示する表示手段と、 前記記憶手段から読出した前記検知器の基準データと、
    前記検知器の検知データとを比較し、その比較結果に基
    づいて前記検知器が正常か異常かを判定する判定手段
    と、 前記判定手段により異常又は正常と判定された前記検知
    器に対応する前記識別データを前記優先順位に従って
    記記憶手段から読出し、前記表示手段に表示させる表
    示制御手段とを有すること、 を特徴とする検知器の検査装置。
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