JP2728554B2 - 情報担体のチェック装置 - Google Patents
情報担体のチェック装置Info
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- JP2728554B2 JP2728554B2 JP2234019A JP23401990A JP2728554B2 JP 2728554 B2 JP2728554 B2 JP 2728554B2 JP 2234019 A JP2234019 A JP 2234019A JP 23401990 A JP23401990 A JP 23401990A JP 2728554 B2 JP2728554 B2 JP 2728554B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 情報担体のチェック装置に関し、 判定種別の異なる複数のチェック項目全体についての
判定を高速かつ正確に行なうことを目的とし、 情報担体に関しての、判定種別が異なる複数の項目そ
れぞれのチェック処理を行ない、当該チェック処理の結
果により前記情報担体の良否を判定するチェック装置に
おいて、前記項目数に対応したビット数からなる判定用
データの初期値を設定する初期値設定手段と、前記判定
用データ中の、前記各項目に対応するビットのデータ
を、当該各項目のチェック処理結果データとの論理演算
で、それぞれ更新していく判定用データ更新手段と、す
べての更新処理が終了した後の前記判定用データと、こ
れに対応したビット数からなる照合用データとを比較し
て前記判定を行なう判定手段とを備えたものである。
判定を高速かつ正確に行なうことを目的とし、 情報担体に関しての、判定種別が異なる複数の項目そ
れぞれのチェック処理を行ない、当該チェック処理の結
果により前記情報担体の良否を判定するチェック装置に
おいて、前記項目数に対応したビット数からなる判定用
データの初期値を設定する初期値設定手段と、前記判定
用データ中の、前記各項目に対応するビットのデータ
を、当該各項目のチェック処理結果データとの論理演算
で、それぞれ更新していく判定用データ更新手段と、す
べての更新処理が終了した後の前記判定用データと、こ
れに対応したビット数からなる照合用データとを比較し
て前記判定を行なう判定手段とを備えたものである。
本発明は、情報担体に関しての、判定種別が異なる複
数の項目のチェック装置、特に紙幣,株券,債権,小切
手,宝くじ券,身分証明書等の真偽等を判別するための
チェック装置に関する。
数の項目のチェック装置、特に紙幣,株券,債権,小切
手,宝くじ券,身分証明書等の真偽等を判別するための
チェック装置に関する。
一般に、紙幣,株券,債権,小切手,宝くじ券,身分
証明書等の情報担体においては、その有価性,重要性の
ため、偽造されたものでないかの判定が各種のチェック
項目について慎重に行なわれており、その態様は、例え
ば第3図のようになっている。すなわち、ホッパ10に収
容された未判定のシート・カード状の情報担体18は1枚
ずつ送出し、装置11により駆動用ローラ12の方へ送ら
れ、搬送路13上をスタッカ15,16の方へ搬送されてい
く。この搬送路13の途中には光学センサ等の各種センサ
17が設けられており、搬送されてきたシート・カード状
の情報担体18の形状、表面パターンなとに関する各種デ
ータがこのセンサ17から取り出され、これらの各種デー
タは二値化されてメモリに格納される。そして、この格
納データを用いて、各種のチェックプログラムA,B,C・
・・Nに基づくチェック処理が行なわれ、更にすべての
チェック処理についての結果が「OK」であるかどうかの
判定がなされる。ここで、すべての項目のチェック処理
について「OK」の判定となった場合、すなわち搬送され
てきたシート・カード状の情報担体18が正常なものであ
った場合にはその旨の出力信号を出すとともに、当該情
報担体が第1のスタッカ15に収容されるように搬送路切
替部14を制御している。また、すべての項目のチェック
処理について「OK」の判定とならなかった場合、すなわ
ち搬送されてきたシート・カード状の情報担体18が正常
なものでなかった場合にはその旨の出力信号を出すとと
もに、当該情報担体が第2のスタッカ16に収容されるよ
うに搬送路切替部14を制御している。
証明書等の情報担体においては、その有価性,重要性の
ため、偽造されたものでないかの判定が各種のチェック
項目について慎重に行なわれており、その態様は、例え
ば第3図のようになっている。すなわち、ホッパ10に収
容された未判定のシート・カード状の情報担体18は1枚
ずつ送出し、装置11により駆動用ローラ12の方へ送ら
れ、搬送路13上をスタッカ15,16の方へ搬送されてい
く。この搬送路13の途中には光学センサ等の各種センサ
17が設けられており、搬送されてきたシート・カード状
の情報担体18の形状、表面パターンなとに関する各種デ
ータがこのセンサ17から取り出され、これらの各種デー
タは二値化されてメモリに格納される。そして、この格
納データを用いて、各種のチェックプログラムA,B,C・
・・Nに基づくチェック処理が行なわれ、更にすべての
チェック処理についての結果が「OK」であるかどうかの
判定がなされる。ここで、すべての項目のチェック処理
について「OK」の判定となった場合、すなわち搬送され
てきたシート・カード状の情報担体18が正常なものであ
った場合にはその旨の出力信号を出すとともに、当該情
報担体が第1のスタッカ15に収容されるように搬送路切
替部14を制御している。また、すべての項目のチェック
処理について「OK」の判定とならなかった場合、すなわ
ち搬送されてきたシート・カード状の情報担体18が正常
なものでなかった場合にはその旨の出力信号を出すとと
もに、当該情報担体が第2のスタッカ16に収容されるよ
うに搬送路切替部14を制御している。
そして、前記のチェック・判定処理においては主プロ
グラムから複数のチェック処理用サブルーチンをコール
し、それぞれのチェック処理を行なっており、その処理
結果の判定に際しては、 ″チェック処理用サブルーチンを実行するごとに、そ
の結果の良否を判定する。
グラムから複数のチェック処理用サブルーチンをコール
し、それぞれのチェック処理を行なっており、その処理
結果の判定に際しては、 ″チェック処理用サブルーチンを実行するごとに、そ
の結果の良否を判定する。
″チェック処理用サブルーチンを実行するごとに、そ
の結果を(良否を判定することなしに)記憶しておい
て、すべての項目についてのチェック処理が終了してか
ら、すべての結果の良否を判定する。
の結果を(良否を判定することなしに)記憶しておい
て、すべての項目についてのチェック処理が終了してか
ら、すべての結果の良否を判定する。
などの手法が用いられている。
以上のように、従来の複数のチェック処理用サブルー
チンそれぞれの処理結果に対する判定においては前記の
″,″の手法が用いられているが、それぞれ、同じ
判定をチェック処理用サブルーチンの個数回だけ実行す
る必要があるため処理時間がかかるといった問題(″
の手法の場合)や、チェック処理用サブルーチンの個数
分の判定結果をすべての項目についてのチェック処理が
終了するまで記憶しておく必要があるためメモリ領域の
無駄が多くなるという問題(″の手法の場合)があっ
た。
チンそれぞれの処理結果に対する判定においては前記の
″,″の手法が用いられているが、それぞれ、同じ
判定をチェック処理用サブルーチンの個数回だけ実行す
る必要があるため処理時間がかかるといった問題(″
の手法の場合)や、チェック処理用サブルーチンの個数
分の判定結果をすべての項目についてのチェック処理が
終了するまで記憶しておく必要があるためメモリ領域の
無駄が多くなるという問題(″の手法の場合)があっ
た。
そこで、本発明では、複数のチェック処理用サブルー
チンの実行結果に対する良否判定を行なうための判定用
データを設け、先ず初期値を設定し、続いてこの判定用
データを、前記実行結果を示す結果データとの論理演算
で順次更新し、すべてのチェック処理用サブルーチンの
実行が終了したときの前記判定用データを照合用データ
と比較することにより、判定種別の異なるチェック項目
全体についての高速かつ正確な良否判定を行なえるよう
にすることを目的とする。
チンの実行結果に対する良否判定を行なうための判定用
データを設け、先ず初期値を設定し、続いてこの判定用
データを、前記実行結果を示す結果データとの論理演算
で順次更新し、すべてのチェック処理用サブルーチンの
実行が終了したときの前記判定用データを照合用データ
と比較することにより、判定種別の異なるチェック項目
全体についての高速かつ正確な良否判定を行なえるよう
にすることを目的とする。
第1図は、本発明における、紙幣,株券,債権,小切
手,宝くじ券,身分証明書等の情報担体の良否判定を行
なうチェック装置の原理説明図であり、1は初期値設定
手段、2は判定用データ更新手段、3は判定手段をそれ
ぞれ示している。
手,宝くじ券,身分証明書等の情報担体の良否判定を行
なうチェック装置の原理説明図であり、1は初期値設定
手段、2は判定用データ更新手段、3は判定手段をそれ
ぞれ示している。
そして、このチェック装置が実行する情報担体の良否
判定の処理手順は次のようになっている。
判定の処理手順は次のようになっている。
判定用データAの初期値A0(例えば第2図に示すよ
うな8ビットデータ「00000000」)を設定する。
うな8ビットデータ「00000000」)を設定する。
第1のチェック処理を行ない、その処理結果を示す
結果データA1(例えば第2図に示すように「OK」のとき
は1ビット目だけを「1」とする「00000001」、「NG」
のときは「00000000」)を求める。
結果データA1(例えば第2図に示すように「OK」のとき
は1ビット目だけを「1」とする「00000001」、「NG」
のときは「00000000」)を求める。
前記初期値A0と前記結果データA1との論理演算、例
えば論理和演算を行ない、 A←A1∨A0とする。
えば論理和演算を行ない、 A←A1∨A0とする。
第2のチェック処理を行ない、その処理結果を示す
結果データA2(例えば「OK」のときは「00000010」、
「NG」のときは「00000000」)を求める。
結果データA2(例えば「OK」のときは「00000010」、
「NG」のときは「00000000」)を求める。
前記論理演算値Aと前記結果データA2との論理演
算、例えば論理和演算を行ない、 A←A2∨Aとする。
算、例えば論理和演算を行ない、 A←A2∨Aとする。
第nのチェック処理を行ない、その処理結果を示す
結果データAnを求める。
結果データAnを求める。
A←An∨Aの論理和演算を行なう。
所定の照合用データと比較することにより、この判
定用データ「A]の判定を行なう。
定用データ「A]の判定を行なう。
の手順によって、前記シート・カード状の情報担体に対
する第1〜第nのチェック処理を実行し、最後に、例え
ばすべてのチェック処理の結果が「OK」の範囲に入って
いるかどうかをを判定している。
する第1〜第nのチェック処理を実行し、最後に、例え
ばすべてのチェック処理の結果が「OK」の範囲に入って
いるかどうかをを判定している。
ここで、前記論理演算は特定の演算に限定されるもの
ではなく、例えば論理和演算を行なう場合には、前記初
期値A0を「0」,各チェック処理において「OK」の範囲
の結果データを「0」とし、いずれかのチェック処理で
「OK」の範囲にならなかったとき、すなわち結果データ
が「1」となったときの論理演算値が「1」となるよう
にすればよい。また、論理積演算を行なう場合には、前
記初期値A0を「1」,各チェック処理において「OK」の
範囲の結果データを「1」とし、いずれかのチェック処
理で「OK」の範囲にならなかったとき、すなわち結果デ
ータが「0」となったときの論理演算値が「0」となる
ようにすればよい。
ではなく、例えば論理和演算を行なう場合には、前記初
期値A0を「0」,各チェック処理において「OK」の範囲
の結果データを「0」とし、いずれかのチェック処理で
「OK」の範囲にならなかったとき、すなわち結果データ
が「1」となったときの論理演算値が「1」となるよう
にすればよい。また、論理積演算を行なう場合には、前
記初期値A0を「1」,各チェック処理において「OK」の
範囲の結果データを「1」とし、いずれかのチェック処
理で「OK」の範囲にならなかったとき、すなわち結果デ
ータが「0」となったときの論理演算値が「0」となる
ようにすればよい。
また、前記情報担体の形状はシート・カード状に限定
されるものではない。
されるものではない。
本発明においては、以上のように、前記ステップ、
の手順を各チェック処理用サブルーチンについて繰り
返し行ない、チェック項目数に対応したビット数からな
る判定用データ中の、各項目に対応するビットのデータ
を、当該各項目のチェック処理結果データとの論理演算
で、それぞれ更新していき、すべてのチェック処理が終
了したときの判定用データを照合用データと一回だけ比
較することにより、種別の異なる複数のチェック項目を
持つ情報担体の良否判定を行なっている。
の手順を各チェック処理用サブルーチンについて繰り
返し行ない、チェック項目数に対応したビット数からな
る判定用データ中の、各項目に対応するビットのデータ
を、当該各項目のチェック処理結果データとの論理演算
で、それぞれ更新していき、すべてのチェック処理が終
了したときの判定用データを照合用データと一回だけ比
較することにより、種別の異なる複数のチェック項目を
持つ情報担体の良否判定を行なっている。
すなわち、当該サブルーチンの処理ごとに、その結果
データを判定するといった処理や、その結果データをメ
モリに格納するといった処理を行なっていない。そのた
め、全処理時間の短縮化、必要なメモリ領域の縮小化、
プログラム効率の改善を図ることができる。
データを判定するといった処理や、その結果データをメ
モリに格納するといった処理を行なっていない。そのた
め、全処理時間の短縮化、必要なメモリ領域の縮小化、
プログラム効率の改善を図ることができる。
また、全処理工程の途中に判定処理がない、すなわち
プログラムの途中に分岐命令がないため、プログラム構
造は簡単であり、時間的に後のデータが前のデータを追
い越してしまうようなことはなく、本発明のように複数
のチェック処理を順次行なう場合に適している。そし
て、この分岐命令がないことは、特にデータフロー型CP
Uにおいて効果的である。
プログラムの途中に分岐命令がないため、プログラム構
造は簡単であり、時間的に後のデータが前のデータを追
い越してしまうようなことはなく、本発明のように複数
のチェック処理を順次行なう場合に適している。そし
て、この分岐命令がないことは、特にデータフロー型CP
Uにおいて効果的である。
また、当然のことながら照合用データの内容に対応し
て、情報担体の判定がOKとなる態様が異なったものとな
る。
て、情報担体の判定がOKとなる態様が異なったものとな
る。
第2図を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図は、紙幣鑑別処理の際のチェック方式であり、
その手順は次のようになっている。
その手順は次のようになっている。
すなわち、 ′チェック項目の種類、例えば8種類に対応した8ビ
ットの判定用データを設け、その初期値を例えば「0000
0000」に設定する。ここで、1ビット目のデータは後述
のように第1のチェック項目に関するサブルーチンの実
行結果を示すためのものであり、また、n(n=2〜
8)ビット目のデータは第nのチェック項目に関するサ
ブルーチンの実行結果を示すためのものである。
ットの判定用データを設け、その初期値を例えば「0000
0000」に設定する。ここで、1ビット目のデータは後述
のように第1のチェック項目に関するサブルーチンの実
行結果を示すためのものであり、また、n(n=2〜
8)ビット目のデータは第nのチェック項目に関するサ
ブルーチンの実行結果を示すためのものである。
′第1のチェック項目、例えば「形状」についてのチ
ェック処理用サブルーチンを呼び出して実行し、その結
果データを求める。例えば、このサブルーチンの実行結
果が「OK」の範囲であるときは結果データを「1」、
「NG」の範囲であるときは結果データを「0」とする。
ェック処理用サブルーチンを呼び出して実行し、その結
果データを求める。例えば、このサブルーチンの実行結
果が「OK」の範囲であるときは結果データを「1」、
「NG」の範囲であるときは結果データを「0」とする。
′この結果データと前記判定用データとの論理和演算
を行なう。したがって、第1のチェック項目についての
チェック結果が「OK」の範囲であるときは、判定用デー
タは「00000001」に更新される。
を行なう。したがって、第1のチェック項目についての
チェック結果が「OK」の範囲であるときは、判定用デー
タは「00000001」に更新される。
′以下、第2〜第8のチェック項目、例えば「破
れ」,「表面の模様」、「厚み」などについてのチェッ
ク処理用サブルーチンを順次呼び出して実行し、それぞ
れの結果データと判定用データとの論理和演算を行な
い、当該判定用データを順次更新していく。
れ」,「表面の模様」、「厚み」などについてのチェッ
ク処理用サブルーチンを順次呼び出して実行し、それぞ
れの結果データと判定用データとの論理和演算を行な
い、当該判定用データを順次更新していく。
′最後のチェック項目の結果データによる前記更新が
終了した後の判定用データを用いて情報担体の良否につ
いての判定を行なう。
終了した後の判定用データを用いて情報担体の良否につ
いての判定を行なう。
すなわち、この判定用データと、照合用データの例え
ば「11111111」とを比較して両者が一致するかどうかを
判断し、「YES」の場合は実紙幣と認識し、「NO」の場
合は偽造券と認識する。
ば「11111111」とを比較して両者が一致するかどうかを
判断し、「YES」の場合は実紙幣と認識し、「NO」の場
合は偽造券と認識する。
の手順により、紙幣鑑別処理を実行している。
本発明は、各項目に対する個々のチェック処理の際に
はその結果データと判定用データとの論理演算(更新)
を実行するだけで当該結果データについての判定処理を
一切行なわずに、すべての項目に対するチェック処理お
よび更新処理が終了した後に初めて判定用データを照合
用データと比較するようにしたものであり、次のような
効果を奏している。
はその結果データと判定用データとの論理演算(更新)
を実行するだけで当該結果データについての判定処理を
一切行なわずに、すべての項目に対するチェック処理お
よび更新処理が終了した後に初めて判定用データを照合
用データと比較するようにしたものであり、次のような
効果を奏している。
特定項目のチェック結果が「良」でなくてもその情報
担体をOKとするといったように、良否判定のいわば閾値
に任意性を持たせることができる。
担体をOKとするといったように、良否判定のいわば閾値
に任意性を持たせることができる。
判定用データと照合用データとが一致せずに「不良」
の判定となった場合、どのドットが不一致かを調べるこ
とによって当該「不良」の原因項目を求めることができ
る。
の判定となった場合、どのドットが不一致かを調べるこ
とによって当該「不良」の原因項目を求めることができ
る。
途中での判定処理を行なっていないので、従来、複数
の項目のチェック処理のたびにその判定結果を格納して
いたメモリ領域が不要となり、全処理時間の短縮化やプ
ログラム構造の簡単化を図ることができる。
の項目のチェック処理のたびにその判定結果を格納して
いたメモリ領域が不要となり、全処理時間の短縮化やプ
ログラム構造の簡単化を図ることができる。
また、判定処理時の分岐にともなうバグの発生可能性
がないため、プログラムの動作確認が容易であり、万一
故障が発生した場合のプログラムの進行を確認するには
1つのパスについてのみ追跡してどこまで処理が進んで
いるかを調べればよく、プログラム管理を効率的なもの
にすることができる。
がないため、プログラムの動作確認が容易であり、万一
故障が発生した場合のプログラムの進行を確認するには
1つのパスについてのみ追跡してどこまで処理が進んで
いるかを調べればよく、プログラム管理を効率的なもの
にすることができる。
ある項目についてのチェック結果データは判定用デー
タとの論理演算が終了した後は不要となり、すべての項
目についてのチェックが終了するまで当該データをメモ
リに保持しておく必要もない。
タとの論理演算が終了した後は不要となり、すべての項
目についてのチェックが終了するまで当該データをメモ
リに保持しておく必要もない。
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
を示す説明図、第3図は従来の情報担体チェック方式を
示す説明図である。 第1図において、 1……初期値設定手段 2……判定用データ更新手段 3……判定手段 ……判定用データの初期値設定ステップ ……チェック処理ステップ ……論理演算ステップ ……判定ステップ
を示す説明図、第3図は従来の情報担体チェック方式を
示す説明図である。 第1図において、 1……初期値設定手段 2……判定用データ更新手段 3……判定手段 ……判定用データの初期値設定ステップ ……チェック処理ステップ ……論理演算ステップ ……判定ステップ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−108188(JP,A) 特開 平2−10482(JP,A) 特開 昭62−241094(JP,A) 特開 平1−9588(JP,A) 特開 昭63−191296(JP,A) 特公 昭50−33880(JP,B2)
Claims (2)
- 【請求項1】情報担体に関しての、判定種別が異なる複
数の項目それぞれのチェック処理を行ない、当該チェッ
ク処理の結果により前記情報担体の良否を判定するチェ
ック装置において、 前記項目数に対応したビット数からなる判定用データの
初期値を設定する初期値設定手段と、 前記判定用データ中の、前記各項目に対応するビットの
データを、当該各項目のチェック処理結果データとの論
理演算で、それぞれ更新していく判定用データ更新手段
と、 すべての更新処理が終了した後の前記判定用データと、
これに対応したビット数からなる照合用データとを比較
して前記判定を行なう判定手段と、 を備えたことを特徴とする情報担体のチェック装置。 - 【請求項2】前記情報担体が紙幣であることを特徴とす
る請求項1記載の情報担体のチェック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2234019A JP2728554B2 (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | 情報担体のチェック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2234019A JP2728554B2 (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | 情報担体のチェック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04113491A JPH04113491A (ja) | 1992-04-14 |
| JP2728554B2 true JP2728554B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=16964287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2234019A Expired - Fee Related JP2728554B2 (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | 情報担体のチェック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2728554B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62241094A (ja) * | 1986-04-14 | 1987-10-21 | 沖電気工業株式会社 | 紙葉類真偽判別方式 |
| JPS63191296A (ja) * | 1987-02-04 | 1988-08-08 | 沖電気工業株式会社 | 紙幣真偽判別方式 |
| JPS649588A (en) * | 1987-07-02 | 1989-01-12 | Toshiba Corp | Identifier for printed matter |
| JPH0210482A (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-16 | Toshiba Corp | 紙葉類のパターン識別装置 |
| JPH0814861B2 (ja) * | 1988-10-18 | 1996-02-14 | 沖電気工業株式会社 | 紙葉類判別方法 |
-
1990
- 1990-09-04 JP JP2234019A patent/JP2728554B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04113491A (ja) | 1992-04-14 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |