JPH04112182U - クローラ型運搬車 - Google Patents
クローラ型運搬車Info
- Publication number
- JPH04112182U JPH04112182U JP2440791U JP2440791U JPH04112182U JP H04112182 U JPH04112182 U JP H04112182U JP 2440791 U JP2440791 U JP 2440791U JP 2440791 U JP2440791 U JP 2440791U JP H04112182 U JPH04112182 U JP H04112182U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- crawler
- transport vehicle
- type transport
- engine
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 13
- 238000012986 modification Methods 0.000 abstract 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 abstract 1
- 235000021419 vinegar Nutrition 0.000 description 1
- 239000000052 vinegar Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
〔目的〕 クローラ型運搬車の駆動系の構成を簡単にす
る。 〔構成〕 中央に遊動輪18、前部に従動輪10、後上
部に駆動輪20を設け、これら遊動輪、従動輪および駆
動輪にクローラ22を巻き掛けたクローラ型運搬車にお
いて、前記遊動輪付近にエンジン24を、前記駆動輪付
近にミッション26をそれぞれ配置する。
る。 〔構成〕 中央に遊動輪18、前部に従動輪10、後上
部に駆動輪20を設け、これら遊動輪、従動輪および駆
動輪にクローラ22を巻き掛けたクローラ型運搬車にお
いて、前記遊動輪付近にエンジン24を、前記駆動輪付
近にミッション26をそれぞれ配置する。
Description
【0001】
この考案は、クローラ型運搬車に関するものである。
【0002】
中央に遊動輪、前部に従動輪、後上部に駆動輪を設け、これら遊動輪、従動輪
および駆動輪にクローラを三角形状に巻き掛けたクローラ型運搬車はよく見受け
られる。
【0003】
このような構造の運搬車では、エンジンやミッションを車体の中央部に配置す
る関係から、中央の遊動輪を駆動するのがもっとも駆動系を簡単にできるが、中
央の遊動輪ではクローラの巻掛け角度が小さく、それは無理である。したがって
、中央の遊動輪から駆動用のチェンケース等を前部の従動輪か後部の駆動輪まで
延設しなければならなかった。
この考案は、このような課題を解決するものであって、エンジンやミッション
を配置を考慮して駆動系を簡単にしたものである。
【0004】
このような課題の下に、この考案は、中央に遊動輪、前部に従動輪、後上部に
駆動輪を設け、これら遊動輪、従動輪および駆動輪にクローラを巻き掛けたクロ
ーラ型運搬車において、前記遊動輪付近にエンジンを、前記駆動輪付近にミッシ
ョンをそれぞれ配置したことを特徴としたものである。
【0005】
以上の手段をとることにより、ミッションと駆動輪は近接して設けられるから
、駆動系の構成が簡単になる。
【0006】
図1はクローラ型運搬車の側面図、図2は平面図であるが、運搬車は前下がり
に斜設される荷台フレーム10を車台フレーム12で支持し、車台フレーム12
に連設されるトラックフレーム14の前後に従動輪16と遊動輪18とを、この
遊動輪18が車体中央部に位置する配置で取り付ける。さらに、遊動輪18の後
上方位置の車台フレーム12に駆動輪20を取り付け、このような配置の従動輪
16、遊動輪18および駆動輪20にクローラ22を巻き掛ける。
【0007】
駆動輪20を駆動するためには原動機であるエンジン24や変速用のミッショ
ン26等が必要であるが、この場合、エンジン24は中央部の遊動輪18の付近
に、ミッション26は駆動輪20の付近にそれぞれ設置する。こうすることによ
り、エンジン24とミッション26の連結は単にベルト28を張り掛けるだけで
よく、また、ミッション26の出力軸30をそのまま駆動輪20を駆動する駆動
軸にできる。
【0008】
なお、この運搬車は開閉するキャッチアーム32を縦フレーム34で支持し、
この縦フレーム34を油圧シリンダ36を伸縮させることによって車台フレーム
12に連設される回動支点軸38の回りに傾起させるキャッチャーを有するもの
である。そして、油圧シリンダ36への圧油供給はエンジン24の前方に設置さ
れ、エンジン24で駆動される油圧ポンプ40によって行う。
【0009】
荷台フレーム10の後部は操縦ハンドル42に構成され、この操縦ハンドル4
2にはクラッチの断続を行うデッドマン方式のクラッチレバー44、縦フレーム
34の傾起とキャッチアーム32の開閉を制御するキャッチレバー46、前後進
切換えレバー48および速度調整レバー50等が取り付けられている。
【0010】
以上により、キャッチアーム32で運搬物52を把持し、縦フレーム34を荷
台フレーム10上に傾倒して目的地まで運ぶ。このとき、駆動輪20と遊動輪1
8には段差Hがあるから、進行方向に階段等の障害物があっても、これを登って
行く(作業者の安全のため、階段等の昇降は後ろ向きで進む)。目的地に着いた
なら、縦フレーム34を起こし、キャッチアーム32を開いて運搬物42を降ろ
す。
【0011】
以上、この考案は前記したものであるから、次のような効果が期待できる。
a)ミッションは駆動輪付近に設けられるから、その出力軸を直接駆動軸にでき
る等駆動系の構成が簡単である。
b)ミッションは操縦ハンドルに近い後部に設けられるから、操作系の構成も容
易になる。
c)振動源であるエンジンと操縦ハンドルとは離されて設置されるから、振動、
騒音が少ない。
d)中央にエンジン、その前後に油圧ポンプやミッションが配置されるから、車
体の重量バランスが良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラ型運搬車の側面図である。
【図2】クローラ型運搬車の平面図である。
16 従動輪
18 遊動輪
20 駆動輪
22 クローラ
24 エンジン
26 ミッション
Claims (1)
- 【請求項1】 中央に遊動輪(18)、前部に従動輪
(16)、後上部に駆動輪(20)を設け、これら遊動
輪(18)、従動輪(16)および駆動輪(20)にク
ローラ(22)を巻き掛けたクローラ型運搬車におい
て、前記遊動輪(18)付近にエンジン(24)を、前
記駆動輪(20)付近にミッション(26)をそれぞれ
配置したクローラ型運搬車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2440791U JPH04112182U (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | クローラ型運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2440791U JPH04112182U (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | クローラ型運搬車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112182U true JPH04112182U (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=31909379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2440791U Pending JPH04112182U (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | クローラ型運搬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04112182U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58167262A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-03 | Hitachi Ltd | 走行車 |
JPS59114171A (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-02 | Nozawa Seisakusho:Kk | 階段走行車両 |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP2440791U patent/JPH04112182U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58167262A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-03 | Hitachi Ltd | 走行車 |
JPS59114171A (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-02 | Nozawa Seisakusho:Kk | 階段走行車両 |
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