JPH04111714U - トランス - Google Patents

トランス

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JPH04111714U
JPH04111714U JP2242791U JP2242791U JPH04111714U JP H04111714 U JPH04111714 U JP H04111714U JP 2242791 U JP2242791 U JP 2242791U JP 2242791 U JP2242791 U JP 2242791U JP H04111714 U JPH04111714 U JP H04111714U
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JP
Japan
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transformer
type
bobbin
circuit board
pins
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JP2242791U
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JPH064572Y2 (ja
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茂夫 藤澤
和彦 丸茂
隆 森林
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スタンレー電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一のピン構造で、面実装タイプ及びディス
クリートタイプの双方に兼用することができる、トラン
スを提供する。 【構成】 トランス本体22の両側にトランスボビン2
3が装着され、各トランスボビン23に基板に実装する
ための複数のピンを挿入した伏せ型形状タイプのトラン
ス21において、上記各トランスボビン23に下方に向
かって屈曲した複数のL字状ピン24を横方向から挿入
した構成でなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は伏せ型形状タイプのトランスに係り、特にトランスボビンに設けられ たピンの形状を改良したトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8乃至図11に示されているように、この種のトランスとしては、面実装タ イプとディスクリートタイプとが知られている。 先ず、図8に示されている面実装タイプのトランス1は、トランス本体2の両 側にトランスボビン3が装着され、各トランスボビン3にプリント基板4に実装 するための複数の直状ピン5を横方向から挿入し、張り出させたものである。 また、上記面実装タイプのトランス1を実装するプリント基板4は、予め図9 に示されているように形成されている。図示されているように、プリント基板4 には、上記トランスボビン3を装着したトランス本体2を落とし込むための矩形 の開口部4aが形成されており、この開口部4aの両側縁部には上記トランスボ ビン3に挿入された直状ピン5と同数のランド6が形成されている。 そして、面実装タイプのトランス1の上記プリント基板4への実装は、該プリ ント基板4の開口部4a内に上記トランスボビン3を装着したトランス本体2を 落とし込んで、上記ランド6に上記トランスボビン3に挿入された直状ピン5を 当接させ、クリーム半田を加熱炉で溶融させる、いわゆるリフロー等により半田 接続してなされる。
【0003】 次に、図10に示されているディスクリートタイプのトランス11は、トラン ス本体12の両側にトランスボビン13が装着され、各トランスボビン13にプ リント基板14に実装するための複数の直状ピン15を下方向から挿入し、垂下 させたものである。 また、上記ディスクリートタイプのトランス11を実装するプリント基板14 は、予め図11に示されているように形成されている。図示されているように、 プリント基板14には、上記トランスボビン13から垂下した直状ピン15を挿 通させるための同数のスルーホール16が形成されている。 そして、ディスクリートタイプのトランス11の上記プリント基板14への実 装は、該プリント基板14のスルーホール16に上記トランスボビン13から垂 下された直状ピン15を挿通すると共に、該トランスボビン13の下面を上記プ リント基板14に当接させ、上記スルーホール16を通過した直状ピン15を該 プリント基板14の裏面で半田付けしてなされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来、この種のトランス1,11にあっては、面実装タイプとディ スクリートタイプとで、上記直状ピン5,15をトランスボビン3,13に設け た場合のピン構造が異なるため、該トランス1,11を面実装タイプ及びディス クリートタイプの双方に兼用することができず、各タイプの用途に応じてそれぞ れのタイプのトランスを用意しなければならなかった。
【0005】 本考案の目的は、上記課題に鑑み、単一のピン構造で、面実装タイプ及びディ スクリートタイプの双方に兼用することができる、トランスを提供することにあ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案のトランスにあっては、トランス本体の両側にトランスボ ビンが装着され、各トランスボビンに基板へ実装するための複数のピンを挿入し た伏せ型形状タイプのトランスにおいて、上記各トランスボビンに下方に向かっ て屈曲した複数のL字状ピンを横方向から挿入したことにより、達成される。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、伏せ型形状タイプのトランスは、トランス本体の両側にト ランスボビンが装着され、各トランスボビンに基板へ実装するための複数のピン を挿入して形成される。 このように形成するトランスにおいて、上記各トランスボビンに下方に向かっ て屈曲した複数のL字状ピンを横方向から挿入したので、各ピンは水平部分と、 該水平部分から垂下された鉛直部分とを有する構造を呈していることになる。
【0008】 本考案に係るトランスを面実装タイプとして使用する場合には、予め上記基板 に矩形の開口部を形成すると共に、該開口部の両側縁部にピンと同数のスルーホ ールを形成し、上記開口部とスルーホールとの間にピンと同数のランドを形成す る。このように形成された基板への本考案に係るトランスの実装は、上記開口部 内に上記トランスボビンを装着したトランス本体を落とし込み、上記スルーホー ルにL字状ピンの鉛直部分を挿通し、該L字状ピンの水平部分を上記ランドに当 接させて、クリーム半田を加熱炉で溶融させる、いわゆるリフロー等により半田 接続してなされる。
【0009】 そして、本考案に係るトランスをディスクリートタイプとして使用する場合に は、予め上記基板にピンと同数のスルーホールを形成する。このように形成され た基板へのトランスの実装は、上記スルーホールにL字状ピンの鉛直部分を挿通 し、該L字状ピンの先端部を基板の裏面で半田付けしてなされる。
【0010】 従って、本考案に係るトランスは、単一のピン構造で、面実装タイプ及びディ スクリートタイプの双方に兼用し得るものである。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の好適な一実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本実施例に係るトランス21を示す概略正面図である。 図示されているように、本実施例のトランス21は伏せ型形状タイプのトラン スであり、直方体状のトランス本体22の両側には正面がL字形状を呈するトラ ンスボビン23が装着されている。すなわち、各トランスボビン23は上記トラ ンス本体22から両側に張り出すように装着されている。このトランス本体22 は、上記トランスボビン23の下面が平面上に位置したときに、該平面との間に 隙間を有するように高さ設定されている。
【0012】 各トランスボビン23の張出部23aの側面には、下方に向かって屈曲した複 数のL字状ピン24が横方向から挿入されている。該L字状ピン24は、各トラ ンスボビン23の張出部23aにそれぞれ同数個設けられており、これらL字状 ピン24は各トランスボビン23の幅方向に沿って等間隔で設けられている。各 L字状ピン24は下方に向かって屈曲しているので、水平部分24aと、該水平 部分24aから垂下された鉛直部分24bとを有する構造を呈している。このL 字状ピン24の水平部分24aは上記トランスボビン23の下面よりも上方に位 置されており、鉛直部分24は上記トランスボビン23の下面よりも下方に垂下 されている。
【0013】 本実施例のトランス21は以上のように構成されており、これを面実装タイプ 及びディスクリートタイプのトランスとして使用する場合には、ぞれぞれ以下の ようにプリント基板を形成する必要がある。 面実装タイプに適用するプリント基板25aは、図2に示されているように、 トランスボビン23を装着したトランス本体22を落とし込むための矩形の開口 部26が形成されると共に、この開口部26の両側縁部に上記L字状ピン24と 同数のスルーホール27aが形成されている。そして、上記開口部26とスルー ホール27aとの間には、上記L字状ピン24と同数のランド28が形成されて いる。すなわち、図9に示した従来の面実装タイプ用のプリント基板4のランド 6の両側に、該ランド6と同数の上記スルーホール27aを穿設して、改良した ものである。
【0014】 また、ディスクリートタイプに適用するプリント基板25bには、図3に示さ れているように、所定の間隔を隔てて上記L字状ピン24と同数のスルーホール 27bが形成されている。すなわち、図11に示した従来のディスクリートタイ プ用のプリント基板14と同様の構造に形成されている。
【0015】 次に、上記実施例における作用を述べる。 本実施例によれば、伏せ型形状タイプのトランス21は、トランス本体22の 両側にトランスボビン23が装着され、各トランスボビン23に基板へ実装する ための、下方に向かって屈曲した複数のL字状ピン24を挿入して形成されてい るので、各L字状ピン24は水平部分24aと、該水平部分24aから垂下され た鉛直部分24bとを有する構造を呈している。
【0016】 このようなピン構造を呈する本実施例のトランス21を面実装タイプとして使 用する場合、図4及び図5に示されているように、その実装は、前述のように予 め形成した面実装タイプ用のプリント基板25aの開口部26内に、上記トラン スボビン23を装着したトランス本体22を落とし込み、スルーホール27aに L字状ピン24の鉛直部分24bを挿通させ、これらL字状ピン24の水平部分 24aを各ランド28にそれぞれ当接させて、ランド28上に塗ったクリーム半 田を加熱炉で溶融させる、いわゆるリフロー等により半田接続してなされる。
【0017】 また、本実施例のトランス21をディスクリートタイプとして使用する場合、 図6及び図7に示されているように、その実装は、前述のように予め形成したデ ィスクリートタイプ用のプリント基板25bに穿設されたスルーホール27bに L字状ピン24の鉛直部分24bを挿通させ、上記トランスボビン23の下面を 該プリント基板25b上に当接させて、該L字状ピン24の先端部を基板の裏面 で半田付けしてなされる。
【0018】 従って、本実施例のトランス21は、各トランスボビン23に下方に向かって 屈曲した複数のL字状ピン24を挿入するという、単一のピン構造で面実装タイ プ及びディスクリートタイプの双方に兼用使用することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案に係るトランスによれば、単一のピン構造で、面実 装タイプ及びディスクリートタイプの双方に兼用することができる、という優れ た効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るトランスの一実施例を示す概略側
面図である。
【図2】本考案に係るトランスの一実施例において、面
実装タイプに適用するプリント基板を示す概略平面図で
ある。
【図3】本考案に係るトランスの一実施例において、デ
ィスクリートタイプに適用するプリント基板を示す概略
平面図である。
【図4】本考案に係るトランスを面実装タイプとして使
用する場合の実装状態を示す概略平面図である。
【図5】本考案に係るトランスを面実装タイプとして使
用する場合の実装状態を示す概略正面図である。
【図6】本考案に係るトランスをディスクリートタイプ
として使用する場合の実装状態を示す概略平面図であ
る。
【図7】本考案に係るトランスをディスクリートタイプ
として使用する場合の実装状態を示す概略正面図であ
る。
【図8】従来の面実装タイプのトランスを示す概略正面
図である。
【図9】従来の面実装タイプのトランスを実装するプリ
ント基板を示す概略平面図である。
【図10】従来のディスクリートタイプのトランスを示
す概略正面図である。
【図11】従来のディスクリートタイプのトランスを実
装するプリント基板を示す概略平面図である。
【符号の説明】
21・・・トランス、 22・・・トランス本体、 23・・・トランスボビン、 23a・・トランスボビンの張出部、 24・・・L字状ピン、 24a・・L字状ピンの水平部分、 24b・・L字状ピンの鉛直部分、 25a,25b・・・プリント基板、 26・・・開口部、 27a,27b・・・スルーホール、 28・・・ランド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランス本体の両側にトランスボビンが
    装着され、各トランスボビンに基板へ実装するための複
    数のピンを挿入した伏せ型形状タイプのトランスにおい
    て、上記各トランスボビンに下方に向かって屈曲した複
    数のL字状ピンを横方向から挿入したことを特徴とす
    る、トランス。
JP1991022427U 1991-03-15 1991-03-15 トランス Expired - Lifetime JPH064572Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991022427U JPH064572Y2 (ja) 1991-03-15 1991-03-15 トランス

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991022427U JPH064572Y2 (ja) 1991-03-15 1991-03-15 トランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04111714U true JPH04111714U (ja) 1992-09-29
JPH064572Y2 JPH064572Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=31907929

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JP1991022427U Expired - Lifetime JPH064572Y2 (ja) 1991-03-15 1991-03-15 トランス

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035217U (ja) * 1983-08-19 1985-03-11 矢崎総業株式会社 計器用指針

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035217U (ja) * 1983-08-19 1985-03-11 矢崎総業株式会社 計器用指針

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JPH064572Y2 (ja) 1994-02-02

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