JPH04111115U - プツシユスイツチ - Google Patents

プツシユスイツチ

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Publication number
JPH04111115U
JPH04111115U JP1482091U JP1482091U JPH04111115U JP H04111115 U JPH04111115 U JP H04111115U JP 1482091 U JP1482091 U JP 1482091U JP 1482091 U JP1482091 U JP 1482091U JP H04111115 U JPH04111115 U JP H04111115U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
diaphragm
push switch
rod
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP1482091U
Other languages
English (en)
Inventor
信夫 小笠原
輝己 藤山
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1482091U priority Critical patent/JPH04111115U/ja
Publication of JPH04111115U publication Critical patent/JPH04111115U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はOA機器や映像・音響機器のデータ
入力装置に用いるプッシュスイッチのスイッチング寿命
の向上を図ることを目的とするものである。 【構成】 ダイヤフラム24を押すボタン27に設けた
ロッド26を、ダンパー材で形成することによりダイヤ
フラム24に加わるスイッチング時の衝撃を緩和してダ
イヤフラム24のスイッチング寿命の長期化を図ったも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はOA機器・映像・音響機器のデータ入力装置に用いるプッシュスイッ チに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を図3〜図4のプッシュスイッチにより説明する。同図によると、 プリント基板1の上にダイヤフラム2をテープ3で貼り付けることにより、スイ ッチユニット4を構成し、この上にヒンジ部5によりボタン6と連結部7を一体 構成した連結ボタン8を、ボタン開口部9を有するケース10により挟み込み、 ネジ11によりスイッチユニット4とケース10を固定してプッシュスイッチを 構成していた。
【0003】 図4(a)によって、上記プッシュスイッチの詳細を説明すると、絶縁基板1 上に導電体で形成された馬蹄形接点12と、その内側に隣接するように形成した 円形接点13と、この上にステンレスやばね用燐青銅等のばね性を有する金属で 形成された略皿状のダイヤフラム2を、50〜100ミクロンの厚さのポリエス テルに粘着材を片面に塗布したテープ3を用いて馬蹄形接点12と同心円上に、 かつ、接触するように貼り合わせ、その上にダイヤフラム2の中心部をボタン6 の操作により上下するロッド14を配置して構成していた。
【0004】 次に動作について説明すると、図4(a)の状態でボタン6を押下することに よりロッド14がダイヤフラム2を押し下げると、図4(b)に示すようにダイ ヤフラム2が反転し、ダイヤフラム2と円形接点13が接触することにより、馬 蹄形接点12と円形接点13が電気的に導通し、スイッチのスイッチングが行わ れる。また、ボタン6の押下力を除くと、ダイヤフラム2の戻り力により、元の 状態に復帰する。
【0005】 図5(a),(b)は他の従来のプッシュスイッチであり、プリント基板15 上に汎用品のプッシュ式スイッチ16を配置し、ロッド17を有するボタン18 をこの上に配置し、ケース19によりボタンを保持したものである。図5(a) は定常状態、図5(b)は右側のボタンをスイッチングした状態を示すものであ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構成では、ボタン6または18に加わった衝撃がロッド 14または17を介して直接ダイヤフラム2やスイッチ16に加わるため、直径 7mm程度のダイヤフラムで約20万回の寿命であり、これ以上の寿命を達成する には大きな径のダイヤフラムが必要であり、スイッチ構成面積が大きくなるもの であった。
【0007】 本考案は、かかる点に鑑み、長寿命のプッシュスイッチを提供することを目的 とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を解決するために、ロッドをダンパー材で形成したもので ある。
【0009】
【作用】
本考案は、上記構成によりボタンからの衝撃力をダンパー材で形成したロッド で緩和し、ダイヤフラムの寿命の長期化を図ったものである。
【0010】
【実施例】
以下本考案の一実施例のプッシュスイッチを図1(a),(b)により説明す る。
【0011】 同図によると、絶縁基板21上に導電体で形成された馬蹄形接点22と、その 内側に隣接するように形成した円形接点23と、この上にステンレスやばね用燐 青銅等のばね性を有する金属で形成された略皿状のダイヤフラム24を、50〜 100ミクロンの厚さのポリエステルに粘着材を片面に塗布したテープ25を用 いて馬蹄形接点22と同心円上に、かつ、接触するように貼り合わせ、その上に 、硬度が30〜80度のシリコンゴムやウレタンゴム等の各種ゴムやエラストマ ー材料により形成したダンパー材のロッド26をボタン27の底面に形成した凹 形状の接続部28にはめ込み、このボタン27をケース29のボタン開口部30 で保持してプッシュスイッチを構成したものである。
【0012】 なお、ボタン27とロッド26はボタン27の底面を凸形状とし、ロッド26 を凹形状としてはめ込んでもよく、また、2色成型によって一体化しても良い。
【0013】 次に動作について説明すると、図1(a)の状態でボタン27を押下すること により、ロッド26がテープ25を介してダイヤフラム24を押し下げると、図 1(b)に示すようにダイヤフラム24をが反転し、ダイヤフラム24と円形接 点23が接触することにより、馬蹄形接点22と円形接点23が電気的に導通し スイッチのスイッチングが行われる。このときダンパー材のロッド26によりボ タン27からの衝撃力が緩和される。次に、ボタン27の押下力を除くと、ダイ ヤフラム24の戻り力により、元の状態に復帰する。
【0014】 図2(a),(b)は本考案のプッシュスイッチの他の実施例であり、図1( a),(b)のプッシュスイッチとスイッチの構造が異なるものであり、プリン ト基板31上に汎用品のスイッチ32を配置し、ダンパー材で形成したロッド3 3を有するボタン34をこの上に配置し、ケース35によりボタンを保持したも のである。図2(a)は定常状態、図2(b)は右側のボタンをスイッチングし た状態を示すものである。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、ダンパー材にてボタンのロッドを形成する構成によりダイヤフ ラムに加わる衝撃を緩和して長寿命のプッシュスイッチを提供することができる ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案のプッシュスイッチの一実施例の
要部側断面図 (b)同スイッチング状態の要部側断面図
【図2】(a)本考案のプッシュスイッチの他の実施例
の要部側断面図 (b)同スイッチング状態の要部側断面図
【図3】従来のプッシュスイッチの分解斜視図
【図4】(a)同要部側断面図 (b)同スイッチング状態の要部側断面図
【図5】(a)他の従来技術のプッシュスイッチの要部
側断面図 (b)同スイッチング状態の要部側断面図
【符号の説明】
26 ロッド 27 ボタン 28 接続部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボタンの底面に凸または凹の接続部を設
    け、上記接続部に凹または凸の接続部を設けたダンパー
    材で形成したロッドを接続してボタンを構成したことを
    特徴としたプッシュスイッチ。
  2. 【請求項2】ボタンの底面に、ロッドをダンパー材で2
    色成型により構成したことを特徴としたプッシュスイッ
    チ。
JP1482091U 1991-03-14 1991-03-14 プツシユスイツチ Pending JPH04111115U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331917A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Xanavi Informatics Corp 入力装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331917A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Xanavi Informatics Corp 入力装置
JP4608368B2 (ja) * 2005-05-27 2011-01-12 クラリオン株式会社 入力装置

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