JP4608368B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オーディオ機器、空調装置、ナビゲーション装置等の各種装置を操作するための入力装置の技術に関する。
従来の入力装置としては、例えば、以下の特許文献1に記載されているものがある。特許文献1の入力装置は、オン/オフを受付けるスイッチと、利用者からの押下を受付ける押しボタンと、押しボタンに接続されている円筒形状の中間軸と、中間軸に摺動可能に取り付けられてスイッチ素子の操作端を動作させるスイッチ操作軸と、を有する。また、中間軸とスイッチ操作軸とがバネにより結合されている。そして、利用者が押しボタンを押すと中間軸が共に移動し、バネを介してスイッチ操作軸がスイッチを作動させる。
特開平9−63399号公報
ところで、入力装置では、利用者が押しボタンを強い力で押しすぎることにより、スイッチ素子に予期せぬ荷重がかかることがある。また、利用者が押しボタンに誤って触れてしまうことにより、入力装置を誤動作させてしまうことがある。そのため、入力装置には、スイッチ素子の保護および誤動作防止する機能が設けられていることが望ましい。特許文献1では、操作ボタンを押下した力がコイルばねを介してスイッチ素子に作用する。特許文献1の入力装置では、操作ボタンを押下した力がスイッチ素子に直接作用することがないため、スイッチ素子が取り付けられているプリント基板が破損されることを防ぐことができる。
しかしながら、上記特許文献1は、以下の問題を有している。具体的には、特許文献1の入力装置の操作部は、スイッチ素子を保護するために、押しボタン、中間軸、スイッチ操作軸、およびバネを有する構成を採用しているため、部品点数が多くなり、入力装置の原価を増加させてしまうという問題を有している。また、特許文献1では、バネにより中間軸とスイッチ操作軸とを結合させる面倒な作業を行う必要があり、作業コストを増加させてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、スイッチ素子を有する入力装置において、スイッチ素子の保護および誤動作防止する機能を低コストで実現することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、利用者からの操作を受付ける入力装置に適用される。
前記入力装置は、操作ノブと、プッシュスイッチと、前記操作ノブに固定されたノブ受け部材と、前記操作ノブを介して前記ノブ受け部材に加えられた力を前記プッシュスイッチに伝えるガイド部材と、を有する。そして、前記ガイド部材は、支柱部と、前記支柱部の周囲に形成され、前記操作ノブを介して前記ノブ受け部材に加えられた力を受ける弾性部と、前記支柱部および前記弾性部を支持し、前記弾性部が受けた力を前記プッシュスイッチに伝える台座部と、を有し、前記ノブ受け部材は、一端が開口し、他端に孔が設けられた壁面が形成された筒状部材であり、前記ガイド部材の支柱部が前記壁面の孔に挿入され、且つ、前記ガイド部材の弾性部の先端が前記壁面の内側と当接するように配置される。
このように本発明によれば、操作ノブに加えられる力は、ノブ受け部材を介してガイド部材の弾性部に作用し、弾性部に作用した力が、ガイド部材の台座部を介してプッシュスイッチに伝えられる。したがって、操作ノブに予期せぬ荷重がかかった場合でも弾性部が緩衝材として作用するため、プッシュスイッチを保護することができる。また、操作ノブに誤って触れてしまった場合でも、弾性部により、入力装置の誤作動を防止することができる。
また、本発明によれば、コイルばね等の部材を利用することなく、ノブ受け部材およびガイド部材により、プッシュスイッチの保護および誤動作の発生を防止している。そのため、本実施形態によれば、スイッチの保護および誤動作防止する機能を有する入力装置の部品点数を削減することができる。
以下、本発明に係る入力装置の一実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態の入力装置の外観を示した斜視図である。図示するように、入力装置は、利用者からの各種の操作を受付けるための入力操作部10と、入力操作部10を上面に配置する筐体200とを有する。入力操作部10には、操作ノブ20が設けられている。また、筐体200には、入力素子1と、この入力素子1が搭載される基板4とが収納されている(図2参照)。
操作ノブ20は、矢印Aの方向に押下できるように構成されている。また、操作ノブ20は、中立状態(図1に示す状態)から複数の方向に倒れた傾倒状態に変位可能に構成されている。利用者は、操作ノブ20を矢印Aの方向への押下し、或いは、操作ノブ20を倒すことにより入力装置に対して各種の操作要求を行う。
この入力装置は、例えば、車両内に配置されるカーナビゲーション装置等の情報提供装置の入力手段として利用され、2つの前席の間等に配置される。このような利用形態が予想される入力装置では、急ブレーキで荷物等が崩れたときや、子供の悪戯等で予期せぬ荷重がかかることがある。また、入力装置の操作ノブ20に誤って触れてしまうこともある。そこで、本実施形態は、このような予期せぬ荷重から入力素子1を保護するとともに、操作ノブ20に誤って触れてしまった場合の誤入力を防止することを目的としている。
続いて、本実施形態の入力装置の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態の入力装置の断面図である。
筐体200には、入力素子1を搭載した基板4が収納されていて、上面に基板4を覆う基板カバー15が設けられている。入力素子1は、素子本体3と、この素子本体3から突出している操作端2とを有している。この入力素子1の操作端2は、素子本体3に対して直立している中立状態(図2に示す状態)と、中立状態から素子本体側に押し込まれた押下状態(図4(b)および図5(b)に示す状態)と、中立状態から素子本体3に対して倒れた傾倒状態(図6に示す状態)とに変位可能である。なお、本実施形態では、操作端2は、中立状態から8方向に倒すことができるものとする(図7参照)。すなわち、操作端2は、傾倒状態として8つの形態が可能である。そして、入力素子1は、押下状態、および8方向の傾倒状態を検知する。
入力操作部10は、操作ノブ20と、ノブ受け部材40と、入力素子1の操作端2に接続されているガイド部材30と、を有する。利用者は、操作ノブ20を押下し(例えば、矢印Aの方向に押すことにより)、或いは倒すことにより(例えば、矢印Bの方向に押すことにより)、各種操作要求を行う。利用者が操作ノブ20に加えた力は、ノブ受け部材40およびガイド部材30を介して、入力素子1に作用する。
ここで、ガイド部材30およびノブ受け部材40の構成を図3に示す。図3は、本実施形態のガイド部材30およびノブ受け部材40の斜視図である。
ガイド部材30は、支柱部31と、支柱部31の周囲に形成され、操作ノブ20を介してノブ受け部材40に加えられた力を受ける弾性部35と、支柱部31および弾性部35を支持し、弾性部35に加えられた力を入力素子1の操作端2に伝える台座部32と、を有する。なお、以下の説明では、支柱部31が略円柱形状に形成され、弾性部35が支柱部31の外周に配置され且つ支柱部31の断面と同心円の断面を持つ円筒形状に形成されている場合を例にするがこれは例示に過ぎない。例えば、支柱部31は、他の形状(角柱状、円錐柱状、角錐柱状等)に形成されていてもよい。また、弾性部35は、円筒形状ではなく他の形状に形成されていてもかまわない。
台座部32は、一方の端部(弾性部35および支柱部31と接合している面の反対側の端部)に、入力素子1の操作端2が挿入される操作端嵌入穴33(図2参照)が形成されている。また、支柱部31には、一方の端部(台座部32と接合している面と反対側の端部)に、ネジ穴34が形成されている。
また、ガイド部材30は、弾性を有し、支柱部31、台座部32、および弾性部35が一体の部品として形成されていている。なお、本実施形態は、ガイド部材30の具体的な構成について特に限定しないが、例えば、エラストマー等の弾性を有する材料を用いるようにするとよい。
ノブ受け部材40は、ガイド部材30の支柱部31の外周に内周面が摺接する円筒状のノブ受け本体41(図2参照)と、円筒状のノブ受け本体41の一方の端部に形成されているフランジ部42とを有する。なお、ノブ受け部材40の軸方向の長さyは、ガイド部材30の軸方向の長さxに比べて短いものとする。
図2に戻り説明を続ける。ガイド部材30は、操作端嵌入穴33に入力素子1の操作端2が嵌入されることで、操作端2に対して固定される。また、ガイド部材30の支柱部31が、ノブ受け部材40のノブ受け本体41の円筒形状の内側に摺動可能に挿入され、ノブ受け部材40のフランジ部42にガイド部材30の弾性部35が嵌合される。ガイド部材30のネジ穴34には、ノブ受け部材40がガイド部材30から抜けるのを防止するために、抜け止めネジ51が捩じ込まれる。
操作ノブ20には、第1、第2当接面21、22が形成されている。各当接面21、22は、操作ノブ20の中心軸を中心として、内側から第1当接面21、第2当接面22の順で、それぞれ環状に形成されている。この操作ノブ20は、入力素子1の操作端2の延長線上に、自身の中心軸が存在するように、ノブ受け部材40に固定される。すなわち、この操作ノブ20は、操作端2に接続されるガイド部材30、このガイド部材30の支柱部31に摺動可能なノブ受け部材40を介して、操作端2に取り付けられる。また、操作ノブ20には、ノブ受け部材40に嵌合されているガイド部材30の弾性部35の外周に、弾性部35が弾性変形をできるようにするための隙間部60が形成されている。
基板カバー15には、入力素子1の操作端2を基板カバー15から露出させるための入力素子用孔14が形成されていると共に、この入力素子用孔14の回りに、内側から順に、操作ノブ20の第1当接面21が接触する第1ストッパ11、第2当接面22が接触する第2ストッパ12が同心円状に形成されている(図7に示す)。
次に、本実施形態の入力装置の動作について図4および図5を用いて説明する。
図4は、本実施形態の入力装置の中立状態から押下状態への変位の動作を説明するための図であり、(a)図に中立状態を示し、(b)図に押下状態を示す。図5は、本実施形態の入力装置が中立状態から押下状態への変位した場合における、ガイド部材30の弾性部35の形状を説明するための図であり、(a)図に中立状態を示し、(b)図に押下状態を示す。
図4(a)に示すように、入力素子1の操作端2が中立状態の際には、操作ノブ20の第1当接面21と第1ストッパ11とは、距離(d+α)離れており、弾性部35は、最も伸びた状態(弾性変形していない状態)で、その長さはmである。なお、ここでは、入力素子1の操作端2が中立状態から押下状態へ移動する際の移動距離、つまり規定ストロークはdで、素子本体3は、操作端2が中立状態から素子本体側へ距離d移動する直前で押下状態を検知するものとする。
利用者が、操作ノブ20を中立状態から押下状態の方向(以下、押下方向Aとする)へ押すと、操作ノブ20と共に、この操作ノブ20に固定されているノブ受け部材40、このノブ受け部材40のフランジ部42に押されるガイド部材30の弾性部35、弾性部35に押されるガイド部材30の台座部32、台座部32に接続されている入力素子1の操作端2が、それぞれ押下方向Aに移動する(図5参照)。
入力素子1の操作端2は、距離d移動すると、この距離dが操作端2の規定ストロークであるため、この位置からさらに押下方向Aに移動できなくなる。この状態から、操作者がさらに操作ノブ20を押下方向Aへ押すと、入力素子1の操作端2及びガイド部材30は、その位置に留まる一方で、図5(b)の35aに示すように弾性部35が弾性変形して縮んで(隙間部60において弾性変形する)、操作ノブ20及びノブ受け部材40が押下方向Aに移動する。
そして、図4(b)および図5(b)に示すように、操作ノブ20の第1当接面21が第1ストッパ11に接触し、この時点で、これ以上、操作者が押下方向Aに操作ノブ20を押しても移動できなくなる。なお、このとき、弾性部35の長さは(m−α)になる。
以上のように、本実施形態では、押下方向Aの荷重が作用した場合、操作ノブ20が第1ストッパ11で受けられるので、利用者が必要以上に強く操作ノブ20を押しても、入力素子1の操作端2には、弾性部35の弾性力分しかからない。そのため、本実施形態によれば、押下方向Aの必要以上の荷重に対して、入力素子1を保護することができる。また、本実施形態では、利用者は、操作ノブ20に力を加えた場合、弾性部35の弾性作用による反発力を受ける。そのため、利用者は、入力装置に操作要求をする場合、操作ノブ20をある程度の力で操作する必要がある。その結果、本実施形態によれば、操作ノブ20に誤って触れてしまった場合等の誤入力を防止することができる。
また、本実施形態では、入力素子1の保護および誤入力の防止を簡単な構成により実現している。具体的には、本実施形態では、コイルばね等の部材を利用することなく、ノブ受け部材40およびガイド部材30により、すなわち、ガイド部材30に弾性部35を設けることにより、入力素子1を保護するとともに、操作ノブ20に誤って触れてしまった場合等の誤入力を防止している。その結果、本実施形態では、入力素子の保護および誤動作を防止するために必要な部品点数を削減することができ、原価および生産コストを削減することができる。このように、本実施形態によれば、入力素子の保護および誤動作を防止する機能を有する入力装置のコストを低減することができる。
ところで、本実施形態のように、操作端2の規定ストロークがdであり、操作端2が中立状態から素子本体側へ距離d移動する直前で、素子本体3により押下状態が検知される場合、中立状態での第1当接面21と第1ストッパ11との間の距離がdであれば、基本的に問題はない。しかしながら、入力装置の組立誤差や、入力装置を構成する各部品の寸法誤差等により、中立状態での第1当接面21と第1ストッパ11との間の距離を正確にdにすることは極めて難しい。そのため、仮に、操作ノブ20と操作端2とが直結されており、しかも、中立状態での第1当接面21と第1ストッパ11との間の距離がdより僅かに長くなってしまった場合には、操作端2を規定ストローク以上に移動させてしまう可能性があり、逆に、中立状態での第1当接面21と第1ストッパ11との間の距離がdより僅かに短くなってしまった場合には、第1ストッパ11に接触させるまで操作ノブ20を移動させても、素子本体3で押下状態を検知できない可能性がある。
そこで、本実施形態では、押下方向Aにおける操作ノブ20の移動量、つまり、中立状態での第1当接面21と第1ストッパ11との間の距離を、操作端2の規定ストロークdより長い、(d+α)にして、+α分を弾性部35で吸収することで、入力装置の組立誤差や各部品の寸法誤差があっても、操作端2を規定ストローク以上に移動させることなく、しかも、確実に押下状態を検知できるようにしている。すなわち、本実施形態では、押下状態に近い状態になると、操作ノブ20にかかる荷重に関係なく、弾性部35の弾性力のみで操作端2を押すようにすることで、以上の不具合を解決している。
次に、入力素子1の操作端2が、図1に示す中立状態から、図6に示す傾倒状態に変位する際の動作について説明する。
操作者が、操作ノブ20を中立状態から押下方向Aに対して垂直な方向(以下、横方向Bとする)へ押すと、操作ノブ20と共に、ノブ受け部材40、ガイド部材30、入力素子1の操作端2が、それぞれ、操作端2の基部を中心として揺動する。そして、操作端2の傾倒状態が素子本体3に検知された後、図6に示すように、操作ノブ20の最外周に形成されている第2当接面22が第2ストッパ12と接触した時点で、操作ノブ20及び操作端2等は、これ以上揺動できなくなる。なお、このとき、環状の第2当接面22の全面のうち一部のみが第2ストッパ12と接触しており、第1当接面21と第1ストッパ11とは接触していない。また、本実施形態の入力素子1は、操作端2の傾倒状態が素子本体3に検知されてからの揺動ストロークが、操作端2の押下状態が素子本体3に検知されてからの押下ストロークよりも大きいため、この揺動動作に関しては、入力装置の組立誤差等を吸収するためにスプリング等を設けていない。
以上のように、本実施形態では、横方向Bの荷重に関しては、操作ノブ20が第2ストッパ12で受けられるので、横方向Bの必要以上の荷重に対して、入力素子1を保護することができる。
なお、本発明は以上で説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態で説明したノブ受け部材40の形状を図8に示す形状にしてもかまわない。図8は、本実施形態の入力装置の変形例を説明するための図であり、(a)図に入力装置の断面図を示し、(b)図にノブ受け部材の断面図を示し、(c)図にノブ受け部材の外観図を示す。
図示するように、変形例におけるノブ受け部材40aは、一端が開口420し、他端に孔400が設けられた壁面410が形成された筒状部材として構成されている。そして、ガイド部材30の支柱部31が壁面410の孔400に挿入され、且つ、ガイド部材30の弾性部35の先端が壁面410の内側410aと当接するように配置される。このように構成しても、操作ノブ20への力は、ノブ受け部材40aを介してガイド部材30の弾性部35に作用する。そして、弾性部35に作用した力は、ガイド部材30の台座部32を介して入力素子1に伝えられる。すなわち、上記変形例によっても、操作ノブ20に加えられた力は、弾性部35を経由して入力素子1に伝えられることとなり、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、例えば、上記実施形態で説明したガイド部材30の形状を図9に示す形状にしてもかまわない。図9は、本実施形態の入力装置の変形例を説明するための図であり、(a)図にガイド部材の上面図を示し、(b)図にガイド部材の正面図を示し、(c)図にガイド部材の底面図を示す。
図示するように、ガイド部材300は、柱状の支柱310、支柱部310の周囲に配置され、前記操作ノブを介して前記ノブ受け部材に加えられた力を受ける柱状の弾性部350a〜dと、支柱部310および弾性部350a〜dを支持し、弾性部350に加えられた力を入力素子1に伝える台座部320と、を有する。なお、図示する例では、弾性部350a〜dが4つ形成されているが、弾性部350の数は例示に過ぎない。また、支柱部310および弾性部350a〜dが円柱形状に形成されているがこれは例示に過ぎない。支柱部350および弾性部350a〜dが他の形状(例えば、角柱状、円錐柱状、角錐柱状)に形成されていてもよい。また、支柱部350の一方の端部には、上述した実施形態と同様、ネジ孔34が設けられている。また、台座部320は、上述した実施形態と同様、入力素子1の操作端2が挿入される操作端嵌入穴33(図2参照)が形成されている。
ガイド部材300は、上述した実施形態と同様、操作端嵌入穴33に入力素子1の操作端2が嵌入されることで、操作端2に対して固定される。また、ガイド部材300の支柱部310がノブ受け部材40のノブ受け本体41の円筒形状の内側に挿入され、ノブ受け部材40のフランジ部42にガイド部材30の弾性部350a〜dが嵌合される。ガイド部材30のネジ穴34には、ノブ受け部材40がガイド部材30から抜けるのを防止するために、抜け止めネジ51が捩じ込まれる。このように構成しても、上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、本実施形態の入力装置のガイド部材30およびノブ受け部材40を図8および図9に示すガイド部材300およびノブ受け部材400の形状にしてもかまわない。この場合は、ガイド部材300の支柱部310がノブ受け部材400の壁面410の孔400に挿入され、且つ、ガイド部材300の弾性部350a〜dの先端が壁面410の内側410aと当接するように配置される。このように構成しても、上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記の説明では、ガイド部材30全体が弾性を有する材料で構成されている場合を例にしたが、特にこれに限定するものではない。ガイド部材30の中で、少なくとも、弾性部35が弾性を有する材料により構成されていればよい。
また、本実施形態では、押下状態、および8方向の傾倒状態を検知する入力装置を例にしたが特にこれに限定するものではない。入力装置は、押下状態だけを検知するタイプのものであってもよい。
本発明の実施形態の入力装置の外観を示した斜視図である。 本発明の実施形態の入力装置の中立状態における断面図である。 本発明の実施形態のガイド部材およびノブ受け部材の斜視図である。 本発明の実施形態の入力装置の中立状態から押下状態への変位の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態の入力装置が中立状態から押下状態への変位した場合における、ガイド部材の形状を説明するための図である。 本発明の実施形態における斜めに荷重がかかった場合の入力装置の断面図である。 本発明の実施形態における基板カバーの平面図である。 本発明の本実施形態の入力装置の変形例を説明するための図である。 本発明の本実施形態の入力装置の変形例を説明するための図である。
符号の説明
1…入力素子、2…操作端、3…素子本体、4…基板、10…入力操作部、11…第1ストッパ、12…第2ストッパ、20…操作ノブ(操作部材)、21…第1当接面、22…第2当接面、30…ガイド部材、31…支柱部、32…台座部、35…弾性部、40…ノブ受け部材、41…ノブ受け本体、42…フランジ部

Claims (5)

  1. 利用者からの操作を受付ける入力装置であって、
    操作ノブと、
    プッシュスイッチと、
    前記操作ノブに固定されたノブ受け部材と、
    前記操作ノブを介して前記ノブ受け部材に加えられた力を前記プッシュスイッチに伝えるガイド部材と、を有し、
    前記ガイド部材は、
    支柱部と、
    前記支柱部の周囲に形成され、前記操作ノブを介して前記ノブ受け部材に加えられた力を受ける弾性部と、
    前記支柱部および前記弾性部を支持し、前記弾性部が受けた力を前記プッシュスイッチに伝える台座部と、を有し、
    前記ノブ受け部材は、
    一端が開口し、他端に孔が設けられた壁面が形成された筒状部材であり、前記ガイド部材の支柱部が前記壁面の孔に挿入され、且つ、前記ガイド部材の弾性部の先端が前記壁面の内側と当接するように配置され
    前記ガイド部材の弾性部は、
    一端が開口した円筒形状に形成され、該開口した一端が前記壁面の内側と当接するように配置されること
    を特徴とする入力装置。
  2. 請求項に記載の入力装置であって、
    前記ノブ受け部材の筒形状の筒内には、
    前記壁面の前記孔の周辺部に、前記ガイド部材の支柱部の外周に内周面が摺接する円筒状の部材が設けられていること
    を特徴とする入力装置。
  3. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記ガイド部材の弾性部は、複数の柱形状の部材として形成されていること
    を特徴とする入力装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の入力装置であって、
    前記ガイド部材は、エラストマーにより形成されていること
    を特徴とする入力装置。
  5. 利用者からの操作を受付ける入力装置であって、
    プッシュスイッチと、
    操作ノブと、該操作ノブを固定するノブ受け部材と、前記操作ノブを介して前記ノブ受け部材に加えられた力を前記プッシュスイッチに伝えるガイド部材と、を有する操作部と、を備え、
    前記ガイド部材は、
    略円柱形状の支柱部と、
    前記支柱部の周囲に配置され、且つ前記支柱部の断面と同心円の断面を持つ略円筒状の弾性部と、
    前記支柱部および前記弾性部を支持する台座部と、を有し、
    前記ノブ受け部材は、
    前記ガイド部材の支柱部の外周に内周面が摺接する円筒状のノブ受け本体部と、
    前記ノブ受け本体部の一方の端部に形成されているフランジ部と、を有し、
    前記ノブ受け部材のノブ受け本体部の円筒形状の筒内に前記ガイド部材の支柱部が摺動可能に挿入され、かつ前記ノブ受け部材のフランジ部に前記ガイド部材の弾性部が嵌合され、
    前記ガイド部材の弾性部は、前記操作ノブを介して前記ノブ受け部材に加えられた力を受け、該受けた力を前記台座部を介して前記プッシュスイッチに伝えること
    を特徴とする入力装置。
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