JPH04111018U - 信号記録再生装置 - Google Patents

信号記録再生装置

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JPH04111018U
JPH04111018U JP1977491U JP1977491U JPH04111018U JP H04111018 U JPH04111018 U JP H04111018U JP 1977491 U JP1977491 U JP 1977491U JP 1977491 U JP1977491 U JP 1977491U JP H04111018 U JPH04111018 U JP H04111018U
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signal
circuit
tape
output
audio signal
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JP1977491U
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English (en)
Inventor
浩章 近藤
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータを駆動制御する電気信号の種類を音で
判別できるようにすること。 【構成】 電気信号S1,S4の判別を行う信号判別回
路5と、この信号判別回路5の出力信号S2,S3でモ
ータ7の駆動を制御する駆動制御回路6と、前記信号判
別回路5の出力信号S2,S3夫々に対応して夫々異な
る周波数で発振する発振器8a,8bで構成される発振
回路8と、この発振回路8の出力信号と音声信号とを混
合する音声信号混合回路11とを備えることにより、前
記電気信号S1,S4に対応した発振周波数の出力信号
が音声信号と共に再生される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気信号により駆動源の駆動制御を行う信号記録再生装置、例えば 一般に用いられる電子コントロール式テープレコーダ等に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば従来の電子コントロール式テープ再生装置、所謂ヘッドホンステレオで は、本体に設けたスイッチでこのヘッドホンステレオを操作する他、ヘッドホン と前記ヘッドホンステレオとを接続する信号線の途中に駆動制御部(以下、リモ コンと記す。)を設け、前記ヘッドホンステレオをリモコンで操作するようにし たものが多かった。即ち、前記本体及びリモコンには例えばスタート・ストップ スイッチや正転・反転切換えスイッチが設けられ、使用者は手元の前記スイッチ を操作することにより、前記ヘッドホンステレオのテープの進行方向を選んで再 生するようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこのようなヘッドホンステレオを操作する場合、使用者はリモコン等 に設けたスイッチを目で確認しながら押すというよりもヘッドホンから聞えてく る音楽等を目安にしてスイッチを操作する場合が多かった。従って、例えばテー プを正転又は反転した時、指定の方向にテープが回ったかどうかを確認するため に前記ヘッドホンステレオ本体を取り出して目で確かめなければならないことが あり、このような場合不便であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案は、電気信号により駆動源の駆動制御を行う 信号記録再生装置において、前記電気信号の種類を判別する信号判別回路と、こ の信号判別回路の出力信号により前記駆動源の駆動を制御する駆動制御回路と、 前記信号判別回路の出力信号夫々に対応して夫々異なる周波数で発振する発振回 路と、この発振回路の出力信号と音声信号とを混合する音声信号混合回路とを備 えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
入力された電気信号の種類を信号判別回路で判別すると、判別された信号は前 記信号判別回路から駆動制御回路に入力され、前記駆動源を前記判別された信号 に従って駆動制御する。一方、前記判別された信号は発振回路にも入力され前記 信号判別回路の出力信号夫々に対応して夫々異なる周波数で発振回路を発振させ る。更に、この発振回路の出力信号は音声信号混合回路に入力され音声信号と混 合される。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について添付図面を参照しながら説明する。尚、実施例 ではヘッドホンステレオの一例について説明するが、例えば録音機能を備えた装 置や画像の録画再生機能を備えた装置やディスク等の再生装置等でも同様に実施 できることは云うまでもない。又、ヘッドホンの代りにスピーカ等の音声変換器 を用いてもよい。更に、モータを駆動制御する電気信号としてテープの進行方向 を正転又は反転させる2つの信号を本実施例では用いるが、この2つの信号に限 定されるものではなく、例えばスタートとストップの電気信号を用いてもよい。
【0007】 図1は本考案に係るヘッドホンステレオの一例の構成図である。ヘッドホンステ レオ1は、このヘッドホンステレオ1の再生を行う本体2と本体2を外部から操 作するリモコン3と、このリモコン3を介して前記本体2より入力された音声信 号を音に変換するヘッドホン4とにより構成される。
【0008】 更に、前記本体2は前記リモコン3及び本体2に夫々設けたスイッチP1,P 2から送られる電気信号S1,S4を判別する信号判別回路5と、この信号判別 回路5から出力されるテープ正転信号S2及びテープ反転信号S3を入力する駆 動制御回路6と、この駆動制御回路6の出力信号により駆動制御されるモータ7 と、前記テープ正転信号S2が入力されると周期250μsのパルスで発振する 低周波発振器8a及び前記反転駆動信号S3が入力されると周期500μsのパ ルスで発振する低周波発振器8bとにより構成される低周波発振回路8と、テー プに記録された音声信号を再生する再生ヘッド9と、この再生した音声信号を増 幅する音声信号増幅回路10と、この音声信号増幅回路10の出力信号と前記低 周波発振回路8の出力信号とを混合する音声信号混合回路11とにより構成され る。更に、この音声信号混合回路11の出力信号は前記リモコン3に設けられ音 声信号のレベルを調節する半固定抵抗器3aを介してヘッドホン4に入力される 。尚、前記低周波発振回路8は1つの発振回路で構成することもでき、例えば前 記信号判別回路5の出力信号によりコンデンサと抵抗の定数を切換えて発振周波 数を変えるようにしてもよい。又、発振周波数についても実施例で用いた周波数 に限らず任意の音声周波数を用いることができることは云うまでもない。又、雑 音低減回路等の付属回路を設けるようにしてもよい。
【0009】 次に、動作について説明する。リモコン3の操作スイッチP1及び本体2の操 作スイッチP2は夫々1つの押しボタンスイッチ(以下、1キーと記す。)等で 構成され1回押す毎にスタートとストップの動作を交互に繰返し、前記1回押す 時間に比べやや長い時間、例えば1秒位押し続けるとテープの進行方向を正転か ら反転に、又は反転から正転に切換えるよう構成されている。即ち、前記信号判 別回路5は、前記電気信号S1の入力される時間を測ってこの信号がスタート・ ストップ信号なのか又はテープ進行方向を変える信号なのかを判別し前記駆動制 御回路6及び前記低周波発振回路8にテープ正転信号S2又はテープ反転信号S 3を出力する。尚、前記1キーは、更に2回押し、3回押し等を設定して早送り 、巻戻し等を行わせるよう構成してもよい。
【0010】 図2は本考案に係る低周波発振回路の動作を示すタイミングチャートである。 同図(A)は前記テープ正転信号S2が入力されると発振する低周波発振器8a の波形で周期250μsの低周波のパルス信号を、同図(B)は前記テープ反転 信号S3が入力されると発振する低周波発振器8bの波形で周期500μsの低 周波のパルス信号を示す。
【0011】 尚、テープの進行方向は前記1キーを操作する直前の方向が常に図示しないメ モリー等に記憶されるよう構成されている。いまテープの進行方向が正転方向に 記憶されていて、且つテープが停止している場合について説明する。まず、前記 スイッチP1又はP2を1回押す毎に同図(C)に示すようなパルス幅t1の前 記電気信号S1が発生し、この電気信号S1は前記信号判別回路5に入力される 。前記信号判別回路5は前記電気信号S1がスタート・ストップ信号であること を判別し、前記図示しないメモリーの内容に従って前記駆動制御回路6にテープ 正転信号S2を出力する。このテープ正転信号S2を入力された前記モータ7は 、回転し前記テープを正転方向に進行させる。
【0012】 一方、前記信号判別回路5から出力されたテープ正転信号S2は、この信号S 2に対応して接続された前記低周波発振器8aにも入力され、同図(D)に示す ように前記電気信号S1の立ち下がり時と略同時に周期250μsのパルス信号 を40ms継続して発生し、更に一定時間t2経過後に再度周期250μsのパ ルス信号を40ms発生する。この2度にわたる250μsのパルス信号は、前 記音声信号増幅回路より出力された音声信号とともに前記音声信号混合回路11 に入力されて混合され、この混合された信号は前記リモコン3を介して前記ヘッ ドホン4に入力される。そして、このヘッドホン4から前記混合された信号が再 生される。尚、前記電気信号S1の立上がり時に前記パルス信号が発生するよう にしてもよい。又、前記パルス信号の継続時間についても40msに限定するも のではなく前記ヘッドホン4から音を確認できる長さであればよい。
【0013】 即ち、このヘッドホン4からは音声信号とともに前記250μsの低周波のパ ルス信号が使用者の耳に入ることになる。従って、使用者はこの低周波信号の音 程が前記500μsのパルス信号に比べて高いことを検知してテープが正転方向 に進行し始めたことを確認できる。
【0014】 同様にして、テープの進行方向が反転方向に記憶されていて、且つテープは停 止している場合の動作は、同図(E)に示すように同図(C)と同様の電気信号 S1の立ち下がり時と略同時に前記低周波発振器8bより500μsのパルス信 号が40msずつ2回前記発振器8aと同様に前記音声信号混合回路に対して出 力される。従って、前記ヘッドホン4からは音声信号とともに前記500μsの 低周波信号が2度使用者の耳に入ることになり、この低周波信号の音程が前記2 50μsのパルス信号に比べて低いことを検知して使用者はテープが反転方向に 進行し始めたことを確認できる。
【0015】 次に、既に回転しているテープの進行方向を変える動作について説明する。前 述のようにテープの進行方向を変える場合は、前記1キーを押す時間をスタート ・ストップ時に比べてやや長めにする。即ち、t1<t3となるように時間を設 定すればよい。目安としてt3は1秒位でよい。同図(G)はパルス幅t3の前 記1キーの電気信号S4を示す。
【0016】 いま、テープが正転方向に進行しているとする。前記電気信号S4が前記信号判 別回路5に入ると、この信号判別回路5は略t3秒後に前記駆動制御回路6にテ ープの進行方向を切換える前記テープ反転信号S3を入力する。一方、前記発振 回路8においては前記電気信号S4の立ち下がり時に同図(H)に示すように、 まず前記低周波発振器8aから正転方向を示す250μsのパルス信号を出力し 、次にt2秒経過後に前記発振器8bから反転方向を示す500μsのパルス信 号を出力する。従って、250μsの低周波信号に続いて500μsの低周波信 号が使用者の耳に入り、使用者はテープの回転が正転から反転に移ったことを音 で確認することができる。
【0017】 同様にして、テープが反転方向に進行している場合は、同図(I)に示す前記 電気信号S4の立ち下がり時に同図(J)に示すように、まず500μsのパル ス信号を出力し、次に250μsのパルス信号を出力する。従って、500μs の低周波信号に続いて250μsの低周波信号が使用者の耳に入り、使用者はテ ープの回転が反転から正転に移ったことを音で確認することができる。
【0018】 以上説明したように、本考案によればテープの進行方向等を音で確認できるの で、誤操作の発見が容易になる。又、従来のヘッドホンステレオに一般に用いら れる発振回路及び音声信号混合回路を追加するだけで構成でき、発振回路にマル チバイブレータを用いれば一般に用いられるゲートIC等の使用ができるので費 用の低減を図ることができ、更にこのゲートIC中の未使用のゲート等が利用で きれば費用を更に低減させることができる。
【0019】
【考案の効果】
信号判別回路の出力信号に対応して夫々異なる周波数で発振する発振器と、こ の発振器の出力信号と音声信号とを混合する音声信号混合回路とを備えたので、 前記信号判別回路の出力信号を音で判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヘッドホンステレオの一例の構成
図である。
【図2】同低周波発振回路の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1…ヘッドホンステレオ、2…本体、3…リモコン、4
…ヘッドホン、5…信号判別回路、8…低周波発振回
路、8a,8b…低周波発振器、11…音声信号混合回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号により駆動源の駆動制御を行う
    信号記録再生装置において、前記電気信号の種類を判別
    する信号判別回路と、この信号判別回路の出力信号によ
    り前記駆動源の駆動を制御する駆動制御回路と、前記信
    号判別回路の出力信号夫々に対応して夫々異なる周波数
    で発振する発振回路と、この発振回路の出力信号と音声
    信号とを混合する音声信号混合回路とを備えたことを特
    徴とする信号記録再生装置。
JP1977491U 1991-03-06 1991-03-06 信号記録再生装置 Pending JPH04111018U (ja)

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JP1977491U JPH04111018U (ja) 1991-03-06 1991-03-06 信号記録再生装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928264A (ja) * 1982-08-05 1984-02-14 Sony Corp テ−プレコ−ダ
JPH0212400A (ja) * 1988-06-29 1990-01-17 Meidensha Corp 警告音設定装置
JPH0330143A (ja) * 1989-06-28 1991-02-08 Pioneer Electron Corp テープレコーダの動作モード識別装置
JPH03120650A (ja) * 1989-10-04 1991-05-22 Olympus Optical Co Ltd リバース機能付テープレコーダ

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