JPH04108555U - カテ−テル用ガイドワイヤ− - Google Patents

カテ−テル用ガイドワイヤ−

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JPH04108555U
JPH04108555U JP9042090U JP9042090U JPH04108555U JP H04108555 U JPH04108555 U JP H04108555U JP 9042090 U JP9042090 U JP 9042090U JP 9042090 U JP9042090 U JP 9042090U JP H04108555 U JPH04108555 U JP H04108555U
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wire
guide wire
catheter
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寛幸 浅野
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株式会社パイオラツクス
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」
本発明は、血管、尿管、気管などにカテーテル
を挿入する際に用いられるカテーテル用ガイドワ
イヤーに関する。
「従来の技術」
近年、心臓カテーテル検査などでは、血管を切
開することなく、経皮的にカテーテルを挿入し、 血管に造影剤などの薬剤を投与する技術が多く採
用されている。
この経皮的にカテーテルを挿入する手順を動脈
穿刺を例に第9図に従って説明する。
まず、穿刺針1で動脈2を穿刺し(a)、次い
で、この穿刺針1にガイドワイヤ3を挿通し、こ
のガイドワイヤ3を動脈2内に残して上記穿刺針
1を抜く(b)。
次いで、上記ガイドワイヤ3に拡張器4を挿通
し、この拡張器4の先端を上記ガイドワイヤ3に
沿って滑らせて動脈2の中へ押込む(c)。そし
て、拡張が終了したら上記拡張器4を抜去
し(d)、その後、カテーテル5を上記ガイドワ
イヤ3に沿って滑らせて(e)、このカテーテル
5を動脈2内へ挿入する(f)。
そして、上記カテーテル5が上記動脈2の所定
の位置まで挿入されたら、上記ガイドワイヤ3を
抜き、次いで、カテーテル5を介して動脈2へ造
影剤などの薬液を投与する。
このように、カテーテル5の挿入に際しては、 これをガイドするガイドワイヤー3が用いられて
いる。なお、カテーテル5は、上記のような血管
の検査、治療ばかりでなく、尿管、気管などの人
体のあらゆる管状器官の検査、治療に用いられて
いる。
上記のガイドワイヤーとしては、ステンレス、 形状記憶合金等の金属からなる細い線材をコイル
状にして柔軟性をもたせたもの、上記のような金
属からなる線材を芯線にしてその外周を合成樹脂
膜などで覆ったもの、など各種のものが提案され
ている。ガイドワイヤーの操作性は、その先端部
の柔軟性に左右されることが多い。
特開昭61−106173号には、形状記憶合
金(TiNi合金)からなる芯線の先端部を細く
して、その外周を合成樹脂膜で覆ってなるガイド
ワイヤーが提案されている。このガイドワイヤー
は、形状記憶合金の超弾性によりしなやかさをも
たすとともに、芯線の先端部を細くして先端部を
更に柔軟にした点に特徴がある。
「発明が解決しようとする課題」
血管や気管にガイドワイヤーを挿入する場合、 これらはところどころで分岐しているため、ガイ
ドワイヤーの先端を、分岐点で目指す管内に導く
必要がある。このため、ガイドワイヤーを挿入す
るとき、その先端を患者に合わせてその場で適宜
くせ付けすることが行なわれている。
しかしながら、上記のように芯線を形状記憶合
金で形成した場合、その先端部を細くして柔軟性
をもたせても、形状記憶合金の超弾性により塑性
変形せず、先端部を所望の方向に曲げてくせ付け
することができなかった。
このため、本出願人は、形状記憶合金からなる
芯線の先端部を所定長さ細く形成するとともに、 この先端部を熱処理して曲げやすくしたカテーテ
ル用ガイドワイヤーを既に提案している(実願平
1−84365号参照)。しかし。このガイドワ
イヤーにおいては、芯線の先端部全体を熱処理す
るため、曲げやすくなるものの、先端部の剛性が
高くなってしまい、柔軟性が十分に得られないこ
とがわかった。
したがって、本発明の目的は、全体的にしなや
かな弾性を有し、先端部に十分な柔軟性が付与さ
れるとともに、先端部をくせ付けしやすくした、 操作性のよいカテーテル用ガイドワイヤーを提供
することにある。
「課題を解決するための手段」
上記目的を達成するため、本発明は、形状記憶
合金からなる芯線の外周に合成樹脂膜を被覆して
なるカテーテル用ガイドワイヤーにおいて、前記
芯線の先端部を所定長さ細く形成するとともに、 この先端部の途中を部分的に曲げやすい物性にし
たことを特徴とする。
本発明の好ましい態様においては、前記芯線は
その先端部の途中で、部分的に超弾性特性を劣化
され、塑性変形しやすい物性にされている。
本発明の別の好ましい態様においては、前記芯
線は、その先端部の途中で、部分的に変態点を上
昇させられ、双晶変形する物性にされている。
「作用」
本発明のカテーテル用ガイドワイヤーにおい
は、芯線として形状記憶合金を用いたので、形状
記憶合金の超弾性により、全体としてしなやかな
弾性が付与される。また、芯線の先端部を細く形
成するとともに、この先端部の途中を部分的に曲
げやすい物性にしたので、先端部を患者の適用箇
所に合わせて所望の方向に曲げてくせ付けしやす
くなる。更に、芯線の先端部の途中を部分的に曲
げやすい物性にしたので、先端部の他の部分にお
いては形状記憶合金の超弾性が維持され、柔軟性
が損なわれることが防止される。
本発明の好ましい態様の一つにおいて、芯線の
先端部の途中で、部分的に超弾性特性を劣化させ
ると、その部分が塑性変形しやすくなり、した
がつて曲げやすい物性となる。超弾性特性を劣化
させる方法としては、後述するように熱処理によ
る方法や強加工による方法などが採用される。
本発明の好ましい態様のもう一つにおいて、芯
線の先端部の途中で、部分的に変態点を上昇させ
ると、その部分がマルテンサイト相となり、双晶
変形するため、曲げやすい物性となる。変態点を
上昇させる方法としては、後述するように所定の
温度で析出時効処理する方法が採用される。
「実施例」
第1図には本発明によるカテーテル用ガイドワ
イヤーの一実施例が示されている。
このガイドワイヤー11は、形状記憶合金から
なる芯線12と、その外周を被覆する合成樹脂膜
13とから構成されている。芯線12の先端部
12aは、テーパ状に細く形成されている。
芯線12の形状記憶合金としては、TiNi合
金が好ましく用いられる。芯線12の線材は、例
えば形状記憶合金を線状に成形し、この線を加熱
炉に入れて所望の太さになるまで引き伸ばすこと
によって製造できる。これによって、線材は所定
の変態点を有するように形状記憶される。なお、 芯線12は、少なくとも体温下でしなやかな超弾
性が得られるようにするため、形状記憶合金の変
態点を体温以下に設定することが好ましい。
そして、この線材を所望の長さで切断し、先端
部をテーパ状に加工する。このような加工は、例
えば先端部をエッチング液に浸漬して徐々に引き
上げるというようなエッチングによる方法、切削
研磨、スエージング、圧延加工などの機械的加工
方法によって行なうことができる。
こうして芯線12を加工した後、その先端部
12aの途中箇所12bを部分的に曲げやすい物
性に変化させる。この方法としては、大きく分け
て、超弾性特性を劣化させて塑性変形しやすい
物性にする方法と、変態点を上昇させて双晶変
形する物性にする方法とが採用される。上記の
方法としては、更に再結晶温度以上、好ましく
は600℃以上に加熱する方法、800℃以上に加
熱した後、析出時効処理する方法、強加工する
方法が好ましく採用される。
上記−の方法について説明すると、芯線
12の先端部12aの途中箇所12bを600℃以
上で好ましくは数分〜数十分加熱処理し、これを
空気中て放冷する。この結果、途中箇所12bの
みが塑性変形(すべり変形)しやすくなり、した
がって曲げやすくすることができる。
また、上記−の方法について説明すると、 芯線12の先端部12aの途中箇所12bを800
℃以上に加熱処理して、その部分を均一化(容体
化)し、これを空気中で放冷する。その後、この
途中箇所12bを再び300〜550℃に加熱して析
出時効処理を行なう。この処理によって、途中箇
所12bは、次のような物性となる。
第8図は、形状記憶合金の線材の応力とひずみ
の関係を示した図であり、図において、曲線aは
形状記憶合金の線材の加熱処理前の特性を示し、 曲線bは形状記憶合金の線材を900℃に加熱処理
した後の特性を示し、曲線cは形状記憶合金の線
材を900℃に加熱処理した後、再び400℃に加熱
して析出時効処理を行なった場合の特性を示して
いる。
曲線bに示されるように、900℃に加熱処理す
ると、除荷後の永久ひずみが残りやすくなり、塑
性変形しやすくなるが、立ち上がり部分の応力と
ひずみの関係、すなわち剛性(ヤング率)は初期
に比べて高くなる。これは、900℃に加熱したこ
とにより、均一化された線材の径も細いため、加
熱後、急冷されて変態点が低下したことに起因す
ると考えられる。このことは、芯線の先端部を加
熱処理すると、剛性が高まり、柔軟性が損なわれ
てしまうことを意味する。
そこで、900℃に加熱処理した後、再び400℃
に加熱して析出時効処理を行なうと、最初の加熱
処理により低下した変態点が再び上昇して、曲線
cに示されるように、剛性も低く、塑性変形しや
すいという、本発明においてより好ましい特性を
付与することができる。
更に、上記−の方法について説明すると、 強加工としては、例えば繰り返しの曲げや、ハン
マリング、ホーニング、ショットピーニングなど
の各種の加工処理を採用することができ、この強
加工によつて形状記憶合金の超弾性特性が消失す
るので、その部分を塑性変形しやすい、すなわち
曲げやすい物性にすることができる。
また、上記の方法について説明すると、芯線
12の先端部12aの途中箇所12bを300〜
550℃に加熱して析出時効処理を行なうと、その
部分でTi3Ni4が析出し、母相におけるNi
濃度が低下して変態点が上昇する。こうして、芯
線12の先端部12aの途中箇所12bの変態点
を好ましくは体温以上に設定すると、常温から体
温の操作環境温度下において、途中箇所12bが
マルテンサイト相に保たれるので、その部分が双
晶変形して曲げやすくすることができる。
一方、芯線12に被覆する合成樹脂膜13とし
ては、例えばシリコン樹脂、フッ素樹脂、ポリエ
チレン樹脂、形状記憶樹脂、親水性樹脂などの各
種の樹脂が用いられる。これらの樹脂は、例えば
芯線12にコーティングしたり、樹脂のチューブ
を芯線12に被せて熱収縮させたり、芯線12と
一体にモールディングしたりする方法で芯線12
に被覆させ、合成樹脂膜13を形成することがで
きる。合成樹脂膜13の厚さは、芯線12の柔軟
性に悪影響を与えない程度の範囲で適宜設定され
る。なお、芯線12の最先端において、合成樹脂
膜13の先端は丸く形成されていることが好まし
い。
このガイドワイヤー11は、前述のように芯線
12の先端部12aの途中箇所12bが曲げやす
い物性に形成されているので、先端部12aを患
者の適用箇所に合わせて所望の方向に曲げてくせ
付けしやすくなる。更に、芯線12の先端部12
aの途中箇所12bだけを曲げやすくし、先端部
12aの他の部分は、形状記憶合金の超弾性が維
持されるようにしたので、柔軟性が損なわれるこ
とが防止される。
第2図には、本発明によるカテーテル用ガイド
ワイヤーの他の実施例が示されている。
このガイドワイヤー21は、前記実施例と同じ
く形状記憶合金からなる芯線22と、その外周を
被覆する合成樹脂膜23とから構成されている。
ただし、この実施例では芯線22の先端部22a
が段部22bをなして縮径された形状をなしてい
る。先端部22aの途中箇所22cは、前記と同
じく曲げやすい物性とされている。
第3図には、本発明によるカテーテル用ガイド
ワイヤーの更に他の実施例が示されている。
このガイドワイヤー31は、形状記憶合金から
なる2本の芯線32、33を用い、そのうちの一
本の芯線33の先端部33aを伸ばして、芯線全
体として先端部を細くしたものである。芯線33
の先端部33aの途中箇所33bは、前記と同じ
く曲げやすい物性とされている。また、2本の芯
線32、33は、束ねられてそれらの外周を合成
樹脂膜34で被覆されている。
このように、芯線の先端部を細くする構造とし
ては、各種の構造を採用できる。しかし、最も好
ましい態様は、第1図に示したように、芯線の先
端部をテーパ状に細くした形状である。なお、芯
線は、丸線でも角線でもよいが、あらゆる方向に
均等に曲がりやすくするためには、丸線が最も好
ましい。
また、ガイドワイヤー全体の長さ、ガイドワイ
ヤー及び芯線の太さ、芯線の先端部の長さなど
は、目的とする適用箇所によってそれぞれ都合が
よいように適宜定められる。
第4図には、本発明によるカテーテル用ガイド
ワイヤーの更に他の実施例が示されている。
このガイドワイヤー41は、形状記憶合金から
なる芯線42と、その外周を被覆する合成樹脂膜
43とから構成されている。芯線42の先端部
42aは、テーパ状に細く形成されている。そし
て、この実施例では、芯線42の先端部の途中の
2つの箇所42b、42cが曲げやすい物性に形
成されている。このように、芯線の先端部におけ
る曲げやすい物性を有する部分は、複数箇所に設
けることもできる。
次に、第4図に示したカテーテル用ガイドワイ
ヤー41を例として、本発明のガイドワイヤーの
使用方法について説明すると、第5図に示すよう
に、ガイドワイヤー41の先端を芯金44に巻き
付けると、第6図に示すように、先端が円弧状に
曲がった形にくせ付けすることができる。このよ
うに、先端の形状をくせ付けすることによつて、 ガイドワイヤー41の挿入がしやすくなる。
すなわち、第7図は血管にガイドワイヤーを導
く状態を示している。ここで、ガイドワイヤー
41を挿入する血管45は、その先方が枝管
46、47に分岐し、更に枝管47の先方が枝管
48、49に分岐している。そして、目的とする
検査又は治療箇所が枝管49にあるとき、ガイド
ワイヤー41の先端を図に示すようにくせ曲げし
ておくことにより、図の矢印に沿ってガイドワイ
ヤー41の先端を移動して目的とする枝管49に
容易に導くことができる。
「発明の効果」
以上説明したように本発明によれば、芯線の先
端部の途中箇所を部分的に曲げやすい物性にした
ので、先端部を患者の適用箇所に合わせて所望の
形状にくせ曲げすることができ、しかも先端部の
他の部分は形状記憶合金の超弾性特性が維持され
るので、柔軟性が損なわれることもない。した
がって、全体としてしなやかな弾性を有し、先端
部が極めて柔軟で、しかも先端部をくせ曲げでき
る、操作性のよいガイドワイヤーを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカテーテル用ガイドワイ
ヤーの一実施例を示す部分断面図、第2図は本発
明によるカテーテル用ガイドワイヤーの他の実施
例を示す部分断面図、第3図は本発明によるカテ
ーテル用ガイドワイヤーの更に他の実施例を示す
部分断面図、第4図は本発明によるカテーテル用
ガイドワイヤーの更に他の実施例を示す部分断面
図、第5図はガイドワイヤーの先端部をくせ曲げ
する状態を示す図、第6図は上記のようにしてく
せ曲げされたガイドワイヤーの先端を示す図、第
7図はガイドワイヤーを分岐した血管の枝管に導
く状態を示す説明図、第8図は形状記憶合金の線
材を熱処理したときの応力とひずみの関係を示す
図、第9図a、b、c、d、e、fはカテーテル
挿入手順を示す説明図である。 図中、11、21、31、41はガイドワイヤ
ー、12、22、32、33、42は芯線、12
a、22a、33a、42aは先端部、12b、 22c、33b、42b、42cは先端部の途中
箇所、13、23、34、43は合成樹脂膜であ
る。
補正 平4.5.14
考案の名称を次のように補正する。 O考案の名称 カテーテル用ガイドワイヤー
実用新案登録請求の範囲、図面の簡単な説明を
次のように補正する。 o実用新案登録請求の範囲
(1)形状記憶合金からなる芯線の外周に合成樹脂
膜を被覆してなるカテーテル用ガイドワイヤー
において、前記芯線の先端部を所定長さ細く形
成するとともに、この先端部の途中を部分的に
曲げやすい物性にしたことを特徴とするカテー
テル用ガイドワイヤー。 (2)前記芯線の先端部の途中で、部分的に超弾性
特性を劣化させ、塑性変形しやすい物性にした
請求項1記載のカテーテル用ガイドワイヤー。 (3)前記芯線の先端部の途中で、部分的に変態点
を上昇させ、双晶変形する物性にした請求項1
記載のカテーテル用ガイドワイヤー。 図面の簡単な説明
第1図は本発明によるカテーテル用ガイドワイ
ヤーの一実施例を示す部分断面図、第2図は本発
明によるカテーテル用ガイドワイヤーの他の実施
例を示す部分断面図、第3図は本発明によるカテ
ーテル用ガイドワイヤーの更に他の実施例を示す
部分断面図、第4図は本発明によるカテーテル用
ガイドワイヤーの更に他の実施例を示す部分断面
図、第5図はガイドワイヤーの先端部をくせ曲げ
する状態を示す図、第6図は上記のようにしてく
せ曲げされたガイドワイヤーの先端を示す図、第
7図はガイドワイヤーを分岐した血管の枝管に導
く状態を示す説明図、第8図は形状記憶合金の線
材を熱処理したときの応力とひずみの関係を示す
図、第9図a、b、c、d、e、fはカテーテル
挿入手順を示す説明図である。 図中、11、21、31、41はガイドワイヤ
ー、12、22、32、33、42は芯線、12
a、22a、33a、42aは先端部、12b、 22c、33b、42b、42cは先端部の途中
箇所、13、23、34、43は合成樹脂膜であ
る。 3、発明の詳細な説明
「産業上の利用分野」
 本発明は、血管、尿管、気管などにカテーテル
を挿入する際に用いられるカテーテル用ガイドワ
イヤーに関する。 「従来の技術」
近年、心臓カテーテル検査などでは、血管を切
開することなく、経皮的にカテーテルを挿入し、 血管に造影剤などの薬剤を投与する技術が多く採
用されている。 この経皮的にカテーテルを挿入する手順を動脈
穿剌を例に第9図に従って説明する。 まず、穿刺針1で動脈2を穿刺し(a)、次い
で、この穿刺針1にガイドワイヤ3を挿通し、こ
のガイドワイヤ3を動脈2内に残して上記穿刺針
1を抜く(b)。 次いで、上記ガイドワイヤ3に拡張器4を挿通
し、この拡張器4の先端を上記ガイドワイヤ3に
沿って滑らせて動脈2の中へ押込む(c)。そし
て、拡張が終了したら上記拡張器4を抜去
し(d)、その後、カテーテル5を上記ガイドワ
イヤ3に沿って滑らせて(e)、このカテーテル
5を動脈2内へ挿入する(f)。 そして、上記カテーテル5が上記動脈2の所定
の位置まで挿入されたら、上記ガイドワイヤ3を
抜き、次いで、カテーテル5を介して動脈2へ造
影剤などの薬液を投与する。 このように、カテーテル5の挿入に際しては、 これをガイドするガイドワイヤー3が用いられて
いる。なお、カテーテル5は、上記のような血管
の検査、治療ばかりでなく、尿管、気管などの人
体のあらゆる管状器官の検査、治療に用いられて
いる。 上記のガイドワイヤーとしては、ステンレス、 形状記憶合金等の金属からなる細い線材をコイル
状にして柔軟性をもたせたもの、上記のような金
属からなる線材を芯線にしてその外周を合成樹脂
膜などで覆ったもの、など各種のものが提案され
ている。ガイドワイヤーの操作性は、その先端部
の柔軟性に左右されることが多い。 特開昭61−106173号には、形状記憶合
金(TiNi合金)からなる芯線の先端部を細く
して、その外周を合成樹脂膜で覆ってなるガイド
ワイヤーが提案されている。このガイドワイヤー
は、形状記憶合金の超弾性によりしなやかさをも
たすとともに、芯線の先端部を細くして先端部を
更に柔軟にした点に特徴がある。 「発明が解決しようとする課題」
血管や気管にガイドワイヤーを挿入する場合、 これらはところどころで分岐しているため、ガイ
ドワイヤーの先端を、分岐点で目指す管内に導く
必要がある。このため、ガイドワイヤーを挿入す
るとき、その先端を患者に合わせてその場で適宜
くせ付けすることが行なわれている。 しかしながら、上記のように芯線を形状記憶合
金で形成した場合、その先端部を細くして柔軟性
をもたせても、形状記憶合金の超弾性により塑性
変形せず、先端部を所望の方向に曲げてくせ付け
することができなかった。 このため、本出願人は、形状記憶合金からなる
芯線の先端部を所定長さ細く形成するとともに、 この先端部を熱処理して曲げやすくしたカテーテ
ル用ガイドワイヤーを既に提案している(実願平
1−84365号参照)。しかし、このガイドワ
イヤーにおいては、芯線の先端部全体を熱処理す
るため、曲げやすくなるものの、先端部の剛性が
高くなってしまい、柔軟性が十分に得られないこ
とがわかった。 したがって、本発明の目的は、全体的にしなや
かな弾性を有し、先端部に十分な柔軟性が付与さ
れるとともに、先端部をくせ付けしやすくした、 操作性のよいカテーテル用カードワイヤーを提供
することにある。 「課題を解決するための手段」
上記目的を達成するため、本発明は、形状記憶
合金からなる芯線の外周に合成樹脂膜を被覆して
なるカテーテル用ガイドワイヤーにおいて、前記
芯線の先端部を所定長さ細く形成するとともに、 この先端部の途中を部分的に曲げやすい物性にし
たことを特徴とする。 本発明の好ましい態様においては、前記芯線は
その先端部の途中で、部分的に超弾性特性を劣化
され、塑性変形しやすい物性にされている。 本発明の別の好ましい態様においては、前記芯
線は、その先端部の途中で、部分的に変態点を上
昇させられ、双晶変形する物性にされている。 「作用」
本発明のカテーテル用ガイドワイヤーにおい
は、芯線として形状記憶合金を用いたので、形状
記憶合金の超弾性により、全体としてしなやかな
弾性が付与される。また、芯線の先端部を細く形
成するとともに、この先端部の途中を部分的に曲
げやすい物性にしたので、先端部を患者の適用箇
所に合わせて所望の方向に曲げてくせ付けしやす
くなる。更に、芯線の先端部の途中を部分的に曲
げやすい物性にしたので、先端部の他の部分にお
いては形状記憶合金の超弾性が維持され、柔軟性
が損なわれることが防止される。 本発明の好ましい態様の一つにおいて、芯線の
先端部の途中で、部分的に超弾性特性を劣化させ
ると、その部分が塑性変形しやすくなり、した
がって曲げやすい物性となる。超弾性特性を劣化
させる方法としては、後述するように熱処理によ
る方法や強加工による方法などが採用される。 本発明の好ましい態様のもう一つにおいて、芯
線の先端部の途中で、部分的に変態点を上昇させ
ると、その部分がマルテンサイト相となり、双晶
変形するため、曲げやすい物性となる。変態点を
上昇させる方法としては、後述するように所定の
温度で析出時効処理する方法が採用される。 「実施例」
第1図には本発明によるカテーテル用ガイドワ
イヤーの一実施例が示されている。 このガイドワイヤー11は、形状記憶合金から
なる芯線12と、その外周を被覆する合成樹脂膜
13とから構成されている。芯線12の先端部
12aは、テーパ状に細く形成されている。 芯線12の形状記憶合金としては、TiNi合
金が好ましく用いられる。芯線12の線材は、例
えば形状記憶合金を線状に成形し、この線を加熱
炉に入れて所望の太さになるまで引き伸ばすこと
によって製造できる。これによって、線材は所定
の変態点を有するように形状記憶される。なお、 芯線12は、少なくとも体温下でしなやかな超弾
性が得られるようにするため、形状記憶合金の変
態点を体温以下に設定することが好ましい。 そして、この線材を所望の長さで切断し、先端
部をテーパ状に加工する。このような加工は、例
えば先端部をエッチング液に浸漬して徐々に引き
上げるというようなエッチングによる方法、切削
研磨、スエージング、圧延加工などの機械的加工
方法によって行なうことができる。 こうして芯線12を加工した後、その先端部
12aの途中箇所12bを部分的に曲げやすい物
性に変化させる。この方法としては、大きく分け
て、超弾性特性を劣化させて塑性変形しやすい
物性にする方法と、変態点を上昇させて双晶変
形する物性にする方法とが採用される。上記の
方法としては、更に再結晶温度以上、好ましく
は600℃以上に加熱する方法、800℃以上に加
熱した後、析出時効処理する方法、強加工する
方法が好ましく採用される。 上記−の方法について説明すると、芯線
12の先端部12aの途中箇所12bを600℃以
上で好ましくは数分〜数十分加熱処理し、これを
空気中で放冷する。この結果、途中箇所12bの
みが塑性変形(すべり変形)しやすくなり、した
がって曲げやすくすることができる。 また、上記−の方法について説明すると、 芯線12の先端部12aの途中箇所12bを800
℃以上に加熱処理して、その部分を均一化(容体
化)し、これを空気中で放冷する。その後、この
途中箇所12bを再び300〜550℃に加熱して析
出時効処理を行なう。この処理によって、途中箇
所12bは、次のような物性となる。 第8図は、形状記憶合金の線材の応力とひずみ
の関係を示した図であり、図において、曲線aは
形状記憶合金の線材の加熱処理前の特性を示し、 曲線bは形状記憶合金の線材を900℃に加熱処理
した後の特性を示し、曲線cは形状記憶合金の線
材を900℃に加熱処理した後、再び400℃に加熱
して析出時効処理を行なった場合の特性を示して
いる。 曲線bに示されるように、900℃に加熱処理す
ると、除荷後の永久ひずみが残りやすくなり、塑
性変形しやすくなるが、立ち上がり部分の応力と
ひずみの関係、すなわち剛性(ヤング率)は初期
に比べて高くなる。これは、900℃に加熱したこ
とにより、均一化された線材の径も細いため、加
熱後、急冷されて変態点が低下したことに起因す
ると考えられる。このことは、芯線の先端部を加
熱処理すると、剛性が高まり、柔軟性が損なわれ
てしまうことを意味する。 そこで、900℃に加熱処理した後、再び400℃
に加熱して析出時効処理を行なうと、最初の加熱
処理により低下した変態点が再び上昇して、曲線
cに示されるように、剛性も低く、塑性変形しや
すいという、本発明においてより好ましい特性を
付与することができる。 更に、上記−の方法について説明すると、 強加工としては、例えば繰り返しの曲げや、ハン
マリング、ホーニング、ショットピーニングなど
の各種の加工処理を採用することができ、この強
加工によつて形状記憶合金の超弾性特性が消失す
るので、その部分を塑性変形しやすい、すなわち
曲げやすい物性にすることができる。 また、上記の方法について説明すると、芯線
12の先端部12aの途中箇所12bを300〜
550℃に加熱して析出時効処理を行なうと、その
部分でTi3Ni4が析出し、母相におけるNi
濃度が低下して変態点が上昇する。こうして、芯
線12の先端部12aの途中箇所12bの変態点
を好ましくは体温以上に設定すると、常温から体
温の操作環境温度下において、途中箇所12bが
マルテンサイト相に保たれるので、その部分が双
晶変形して曲げやすくすることができる。 一方、芯線12に被覆する合成樹脂膜13とし
ては、例えばシリコン樹脂、フッ素樹脂、ポリエ
チレン樹脂、形状記憶樹脂、親水性樹脂などの各
種の樹脂が用いられる。これらの樹脂は、例えば
芯線12にコーティングしたり、樹脂のチューブ
を芯線12に被せて熱収縮させたり、芯線12と
一体にモールディングしたりする方法で芯線12
に被覆させ、合成樹脂13を形成することがで
きる。合成樹脂膜13の厚さは、芯線12の柔軟
性に悪影響を与えない程度の範囲で適宜設定され
る。なお、芯線12の最先端において、合成樹脂
膜13の先端は丸く形成されていることが好まし
い。 このガイドワイヤー11は、前述のように芯線
12の先端部12aの途中箇所12bが曲げやす
い物性に形成されているので、先端部12aを患
者の適用箇所に合わせて所望の方向に曲げてくせ
付けしやすくなる。更に、芯線12の先端部12
aの途中箇所12bだけを曲げやすくし、先端部
12aの他の部分は、形状記憶合金の超弾性が維
持されるようにしたので、柔軟性が損なわれるこ
とが防止される。 第2図には、本発明によるカテーテル用ガイド
ワイヤーの他の実施例が示されている。 このガイドワイヤー21は、前記実施例と同じ
く形状記憶合金からなる芯線22と、その外周を
被覆する合成樹脂膜23とから構成されている。 ただし、この実施例では芯線22の先端部22a
が段部22bをなして縮径された形状をなしてい
る。先端部22aの途中箇所22cは、前記と同
じく曲げやすい物性とされている。 第3図には、本発明によるカテーテル用ガイド
ワイヤーの更に他の実施例が示されている。 このガイドワイヤー31は、形状記憶合金から
なる2本の芯線32、33を用い、そのうちの一
本の芯線33の先端部33aを伸ばして、芯線全
体として先端部を細くしたものである。芯線33
の先端部33aの途中箇所33bは、前記と同じ
く曲げやすい物性とされている。また、2本の芯
線32、33は、束ねられてそれらの外周を合成
樹脂膜34で被覆されている。 このように、芯線の先端部を細くする構造とし
ては、各種の構造を採用できる。しかし、最も好
ましい態様は、第1図に示したように、芯線の先
端部をテーパ状に細くした形状である。なお、芯
線は、丸線でも角線でもよいが、あらゆる方向に
均等に曲がりやすくするためには、丸線が最も好
ましい。 また、ガイドワイヤー全体の長さ、ガイドワイ
ヤー及び芯線の太さ、芯線の先端部の長さなど
は、目的とする適用箇所によってそれぞれ都合が
よいように適宜定められる。 第4図には、本発明によるカテーテル用ガイド
ワイヤーの更に他の実施例が示されている。 このガイドワイヤー41は、形状記憶合金から
なる芯線42と、その外周を被覆する合成樹脂膜
43とから構成されている。芯線42の先端部
42aは、テーパ状に細く形成されている。そし
て、この実施例では、芯線42の先端部の途中の
2つの箇所42b、42cが曲げやすい物性に形
成されている。このように、芯線の先端部におけ
る曲げやすい物性を有する部分は、複数箇所に設
けることもできる。 次に、第4図に示したカテーテル用ガイドワイ
ヤー41を例として、本発明のガイドワイヤーの
使用方法について説明すると、第5図に示すよう
に、ガイドワイヤー41の先端を芯金44に巻き
付けると、第6図に示すように、先端が円弧状に
曲がった形にくせ付けすることができる。このよ
うに、先端の形状をくせ付けすることによって、 ガイドワイヤー41の挿入がしやすくなる。 すなわち、第7図は血管にガイドワイヤーを導
く状態を示している。ここで、ガイドワイヤー
41を挿入する血管45は、その先方が枝管
46、47に分岐し、更に枝管47の先方が枝管
48、49に分岐している。そして、目的とする
検査又は治療箇所が枝管49にあるとき、ガイド
ワイヤー41の先端を図に示すようにくせ曲げし
ておくことにより、図の矢印に沿ってガイドワイ
ヤー41の先端を移動して目的とする枝管49に
容易に導くことができる。 「発明の効果」
以上説明したように本発明によれば、芯線の先
端部の途中箇所を部分的に曲げやすい物性にした
ので、先端部を患者の適用箇所に合わせて所望の
形状にくせ曲げすることができ、しかも先端部の
他の部分は形状記憶合金の超弾性特性が維持され
るので、柔軟性が損なわれることもない。した
がつて、全体としてしなやかな弾性を有し、先端
部が極めて柔軟で、しかも先端部をくせ曲げでき
る、操作性のよいガイドワイヤーを提供すること
ができる。 手続補正書(方式)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】形状記憶合金からなる芯線の外周に合成樹

    膜を被覆してなるカテーテル用ガイドワイヤー
    において、前記芯線の先端部を所定長さ細く形
    成するとともに、この先端部の途中を部分的に
    曲げやすい物性にしたことを特徴とするカテー
    テル用ガイドワイヤー。
  2. 【請求項2】前記芯線の先端部の途中で、部分的に超弾

    特性を劣化させ、塑性変形しやすい物性にした
    請求項1記載のカテーテル用ガイドワイヤー。
  3. 【請求項3】前記芯線の先端部の途中で、部分的に変態

    を上昇させ、双晶変形する物性にした請求項1
    記載のカテーテル用ガイドワイヤー。
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